2010年9月30日木曜日

チッタゴンを艦砲射撃

初めてBombardment TFを使ってみました。目標はチッタゴン。チッタゴンはビルマ中部の日本軍飛行場爆撃の策源地の一つになっていて、前日の偵察でも戦闘機118、爆撃機101機、その他218機と報告されていました。
初めての艦砲射撃なのでBombardment TFの使い勝手がよく分からず、無難にと思ってMission Speedに設定しました。このTFはfull speedで9ヘクス移動できます。おそらくそのせいだと思うのですが、前日はチッタゴンから9ヘクスの距離のところに位置していました。この位置取りははっきりいって拙劣。できれば、艦砲射撃前日にはもう3~4ヘクス南東に位置してほしいところ。ここだとチッタゴンから近いので、連合軍のnaval searchにしっかり見つかってしまいました。
この位置にBB、CAを含んだTFをみつければ、艦砲射撃を強く疑うのが常識。なので、チッタゴンにあった飛行機はすべて他の飛行場に避難させられてしまうことは覚悟の上で艦砲射撃をしてみました。チッタゴンには開戦時からCDユニットがいて、6”Mk V/VII Gun(昭和17年6月に6”Mk XI/XII Gunにアップグレード)というrange 17の砲を装備しています。これの射程外になるように、また機雷原からもなるべく遠ざかるように、それでいて軽巡の主砲でも届くように、Min Bombard: 21と設定しました。また、弾着観測をさせようと、BBとCAに搭載されているFPは夜間のReconで目標はなし(指揮官に任せる)設定にしました。でも弾着観測したという表示はないので、してくれなかったのでしょう。


アプローチの際に、DD浜風が機雷に接触。その後の艦砲射撃ですが、飛行機のいない飛行場の艦砲射撃なので、狙っていたB-17は破壊できず、また規模9の飛行場なのでairfield damageも18%にしかならず、残念な結果でした。また触雷したDD浜風は、Sys 53, Flt 80, Eng 3のダメージ。生還の望みが全くないという値ではありませんが、今日の位置がCox’s Bazarのヘクスですから、連合軍機にやられちゃうでしょうね(追記:もう一ターン進んでもまだ浮いてます)。AIはこのDD浜風のためにEscort TFをつくって、DD萩風を護衛につけました。このままだとDD萩風も空襲でやられちゃいそうなので、分離して逃すことにしました。

艦砲射撃を終えたTFをみてみると、各艦ともSysダメージを受けていますが、これはチッタゴンへの往復がfull speedだったからでしょう。コンバットリポートには、Coastal Guns Fire Back!と表示されていますが、CDによる被害はないように思えます。また、全弾うち尽くす仕様ではないのですね。敵TFとの交戦に備えてか、主砲の弾のうちの半分は残されていました。また、BB金剛は主砲に加えて副砲もMin Bombard: 21ならチッタゴンに届くと思うのですが、副砲は艦砲射撃はしない仕様のようです。
DD一隻沈没寸前を代償に得られた教訓

  1. BB2隻とCA・CLの艦砲射撃では 規模9の飛行場を一時的にでも使用不能にすることは無理。
  2. Mission Speedは使わない方が良さそう。今回のチッタゴン砲撃でも、前夜の位置を数ヘクス南にしておけば連合軍に見つからず、飛行機も退避させられずに済んだのでは思われます。そのかわり、艦砲射撃後の位置がチッタゴンに近くなってしまいますが。
  3. Bombardment TFもやはり機雷の被害をうけますね。

AFTER ACTION REPORTS FOR Sep 26, 42
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TF 312 encounters mine field at Chittagong (55,41)

Japanese Ships
      DD Hamakaze, Mine hits 1,  heavy damage
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Night Naval bombardment of Chittagong at 55,41 - Coastal Guns Fire Back!

Japanese Ships
      BB Hiei
      BB Kongo
      CA Suzuya
      CA Mogami
      CL Yura
      CL Nagara

Allied Ships
      HDML Pennigat, Shell hits 1,  heavy damage
      AMc Patna, Shell hits 1,  heavy damage
      HDML Panji, Shell hits 1,  heavy damage
  
Allied ground losses:
      181 casualties reported
         Squads: 0 destroyed, 0 disabled
         Non Combat: 6 destroyed, 15 disabled
         Engineers: 1 destroyed, 2 disabled
      Vehicles lost 1 (1 destroyed, 0 disabled)
  
Airbase hits 7
Airbase supply hits 3
Runway hits 36

BB Hiei firing at Chittagong 
BB Kongo firing at Chittagong 
CA Suzuya firing at Chittagong Fortress
Chittagong Fortress firing at CA Suzuya
Chittagong Fortress firing at CA Mogami
CA Mogami firing at Chittagong Fortress
CL Yura firing at Chittagong 
CL Nagara firing at Chittagong 
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2010年9月29日水曜日

ビルマの空戦やられっぱなしをどうするか


相変わらずビルマの空戦ではほぼ一方的にやられっぱなしです。まだ昭和17年で連合軍側にも飛行機があふれるほどはないようで、機体の保守整備の問題からか毎日爆撃がある訳ではありません。それでも爆撃のある日はこんな感じに多数の日本機が失われています。Ki-43-Ic Oscarはしばらく前に200機ほど在庫ができたところで生産を中止したのですが、このままだと在庫がなくなりそうです。また、パイロットのKIAも多い日は10人くらいにもなるので、まずい。
空戦や地上での撃破で飛行機・パイロットが失われると、部隊のモラルが低下します。モラルが低下したままで任務にかせると、スクランブルの出撃数が減って出撃数が減る感じで数的劣勢がひどくなります。なのでモラルの下がった部隊は後方に下げて再建し、休ませた部隊を前線に送るというようにローテーションさせてはいるのですが、被害が多くて追いつかない感じです。このままだと悪循環が解消しないので、対策としてMagwe、ミートキーナ、マンダレーから連合軍の戦闘機の航続距離外の後方へ日本機をすべて撤退させ、そしてモラル・疲労がなくなりKi-44-IIa Tojoに機種変換してから数部隊まとめて前線にもどすことを考え中です。
この対策の問題点
  1. 飛行場の被害:Magwe、ミートキーナ、マンダレーは規模が5~7あるので、四発機があっても現在の爆撃機数では3つとも閉鎖する能力を連合軍空軍は持ってない感じがします。少なくとも戦闘機が継続して使用することは可能だと思います。
  2. LCUの被害:月単位でLCUが爆撃されると無視できないと思いますが、1~2週間程度なら甘受すべき程度で済むのでは。
  3. Magwe油田:Magwe、ミートキーナ、マンダレーに戦闘機を配置したい理由の一つはMagweに油田があるからです(Magweの製油所は自主的にずっと操業停止中)。日本の勢力下にある油田を改めてチェックしてみると表の通りですが、Magweはその約一割を占めています。日量3000のoilが入手できなくなるのはきついといえばきついですが、ビルマの油田は半年操業できただけでも儲け物と考えるべきなのかも。

2010年9月28日火曜日

TFの航路 Return Same Routeの設定

A few newbie questionsというこのスレ、連合軍側でWitP AEを始めたばかりの人がたくさん疑問点を挙げて、それに対してベテランプレーヤーが答えています。連合軍側newbieの疑問なので日本側の私には直接関係しないテーマが多いのですが、それでも新たに学んだことがありました。
ひとつはTFのwaypointを設定した航路のこと。ある人が”Return Same Route y/n”ラジオボタンを使う時には燃料の残量に気をつけなさいとアドバイスしています。”Return Same Route y/n”ボタンなんてあったんですね。全然知りませんでした。連合軍のSSが日本のシーレーンを脅かすようになってから、長距離を航行するタンカーTFと貨物船TFにはwaypointを設定するようにしてきました。それも、港に着くたびに設定し直していました。waypoint設定画面はこれまで何千回と見ていましたが、こんなところにこんな設定のボタンがあるなんて。見てても見えない、人間の認識の問題を浮き彫りにしてくれる好例です。
それと訓練用の飛行隊のこと。Rangeを0にするようにアドバイスしている人がいます。0にするとfatigueが貯まりにくくなって、スキルが上がりやすくなるとか。これって、どこか別のところでもちらっと読んだ記憶がありますが、信憑性があるんでしょうか。このアドバイスに対して反論は出ていないので、都市伝説の類いではなく、効果が確かにあるのかな。

2010年9月27日月曜日

スマトラのoilとfuelの動き



スマトラ島には、パレンバンとメダンに油田と精油所、DjambiとBengkalisに油田があって、日本向けのoilとfuelの主要な産地です。私のPBEMではこれまでずっとパレンバンとメダンの両方にタンカーTFを派遣し、積み出したoilとfuelはシンガポールで降ろしていました。ところが、このAARを読むとMedanのoilとfuelはパレンパンに陸上輸送されるので、タンカーTFをパレンバンとメダンの両方に送らなくてもいいと書いてありました。でも、

  1. パレンバン港は規模4(1)で拡張の余地がない。
  2. パレンバン港へは河川ヘクスサイドを通過しなければならず、15000トンより大きなタンカー(TK図南丸級)は派遣できない。
  3. パレンバン港は、resourceやサプライも積み出すTFも利用する。
つまり、最終的にスマトラ島のoilとfueがすべてパレンバンに集まるのだとしても、拡張不能で混雑しやすいパレンバン港にTFを集中させずにメダンを併用すべきですよね。でも、連合軍SSの活動がこの海域にまで及ぶようになったら、距離の短いパレンバン・シンガポール航路だけを利用しなければならなくなるのかもしれません。
AEのメインマップを見ると、スマトラ島は道路と鉄道の整備が遅れている地域です。本当にメダンのoilとfuelはパレンバンに陸上輸送されてゆくのか疑問というか不思議。でも、メダンのoilとfuelは別にして、DjambiとBengkalisのoilは当然、陸上輸送されているものとばかり考えていました。そして、今回これを書きながらスマトラの油田のある拠点をチェックしてみました。
両拠点の物資の出入りを示すこの表をみると、Bengkalisはoilの在庫量に一週間毎の規則的な変動があり、週に一度きちんと出荷されていることが分かります。しかし、Djambiの方はずっと2500のまま。ずっと2500のままということは、在庫が満杯で生産がストップしている可能性があるんでしょうか。Djambiとパレンバンとは立派な道路で結ばれているので毎日oilが出荷され、単に一日分の生産量2500が在庫のところに毎日記録されているだけですよね、きっと。



2010年9月26日日曜日

日本経済の現状 サプライ需給の逼迫



oilとfuelの供給確保は大きな問題で、将来的にはHIについても悩むことになるだろうことは知っていました。しかし、その他の部門の需給については楽観視していました。例えば、これまでサプライの生産は順調に推移して、開戦後の最も少なくなった時に比較して約二百万トンも増加しました。
しかし、このサプライの在庫量が昭和17年8月以降はほとんど横ばいで、わずかに減少する日もみられるようになりました。なんでサプライが増えなくなったかというと、

  1. 東京のrepair shipyardの規模50への拡張。これはCS千代田・千歳をCVLに改装することに備えてのもの
  2. 呉のrepair shipyardの規模150へ拡張。将来のBB大和級のアップグレードや修理を考えて拡張を始めましたが、これは必要ないのかも知れません。
  3. Ha-34エンジンの生産ライン4本の拡張
  4. Ki-49-IIa Helenの生産ライン2本の拡張
  5. Ki-44-IIa Tojoの生産ライン4本の拡張
  6. Ki-45 KAIa Nickの生産ラインの拡張。5月に数機生産して放置していたのですが、B-17などの四発爆撃機がやって来るのを見て、やはり使ってみたくなりました。本当はこんな泥縄的対応でなく、もっと早く生産を確立させておくべきでした。
  7. A6M3の生産ラインの拡張。A6M2はハリケーンなど連合軍戦闘機に比較して上昇限度が足りないので、昭和17年12月にA6M3aが生産可能になるまで、海軍機ではこのA6M3がたよりです。
泥縄的対応が今回のサプライ需給逼迫の主因ですが、今後も新型機に対応して工場の生産ラインをいじることは必要になると思います。またLCUの増援がつぎつぎとやってきますから、その面からもサプライの消費は増えるばかりです。ただまあ、サプライ在庫が減少に転じたとしても敗戦までにゼロにならなければいいとした方がいいのかも。

2010年9月25日土曜日

オホーツク海の対潜作戦


昭和17年9月21日、昨日のスコアが日本側有利だったためかビルマの空戦はお休み。かわりにオホーツク海が騒がしい。豊原・稚内航路、敷香・青森航路を守るため、ASWを実施する飛行隊を敷香、豊原、稚内に駐屯させ、二式爆雷を装備したDDをパトロールさせています。
先日のエントリーでも書いたようにsearch arcが機能していないかも知れないという情報があったので、豊原のASW部隊はrandom searchにしました。敷香と稚内のASW部隊はserach arcを設定していますが、稚内の方は180度以上になっているので、random searchにすべきかもですね。ともあれ、今日のオホーツク海には4隻の連合軍SSが見られました。今日の主役はガトー級のSS Whale。史実でも昭和17年6月竣工なので、アメリカの最新鋭艦です。
最初のDD若葉の攻撃は失敗。次のDD夕立への雷撃ははずれて、爆雷攻撃により浸水があったとリプレイで表示されました。これで一段落かと思ったのですが、撤退したわけではなく、こんどは商船を雷撃してきました。S級とは違ってこの時期にはまだ魚雷の欠陥の問題があるので、命中はしたものの幸運にも不発でした。DD夕立の二式爆雷がhits 2と表示されても、大したダメージを与えられてない様子。その後のDD春雨の攻撃では、船腹が破壊されて大きなダメージとリプレイで表示されました。ようやくこれで、なんとか四隻中の一隻は母港にお帰りいただけるのでしょう。
いまのところ、日本のシーレーンに対する潜水艦四隻体制はオホーツク海だけですが、南シナ海、黄海などに進出してくるのも時間の問題。悩み事ばかり増える感じです。
AFTER ACTION REPORTS FOR Sep 22, 42
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ASW attack near Wakkanai  at 124,48
Japanese Ships
      DD Wakaba
Allied Ships
      SS Whale
SS Whale is sighted by escort
Whale diving deep ....
DD Wakaba fails to find sub, continues to search...
DD Wakaba fails to find sub, continues to search...
DD Wakaba fails to find sub, continues to search...
DD Wakaba attacking submerged sub ....
DD Wakaba fails to find sub, continues to search...
Escort abandons search for sub
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Sub attack near Wakkanai  at 124,48
Japanese Ships
      DD Yudachi
Allied Ships
      SS Whale, hits 2
SS Whale launches 6 torpedoes at DD Yudachi
DD Yudachi fails to find sub, continues to search...
DD Yudachi attacking submerged sub ....
DD Yudachi fails to find sub, continues to search...
DD Yudachi fails to find sub, continues to search...
DD Yudachi fails to find sub, continues to search...
Escort abandons search for sub
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Sub attack near Wakkanai  at 124,48
Japanese Ships
      xAK Miyadono Maru
      xAK Naniwa Maru
Allied Ships
      SS Whale
SS Whale launches 6 torpedoes at xAK Miyadono Maru
Whale diving deep ....
Sub escapes detection
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ASW attack near Wakkanai  at 124,48
Japanese Ships
      DD Harusame
Allied Ships
      SS Whale, hits 2
SS Whale is sighted by escort
Whale diving deep ....
DD Harusame attacking submerged sub ....
DD Harusame fails to find sub, continues to search...
DD Harusame fails to find sub, continues to search...
DD Harusame fails to find sub, continues to search...
DD Harusame fails to find sub, continues to search...
Escort abandons search for sub
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2010年9月24日金曜日

艦載FPに関するTips

Floatplanes (FP)というスレで艦載水上機に関するtipsを披露されていました。
艦載FPはBombardment TFの弾着観測をすることができる。そのためには、艦載FPのmissionをReconに設定すること。また、艦砲射撃が昼になりそうか夜になりそうかで、Reconを行わせる時間帯もそれにあわせて設定しておくこと。Targetは設定しなくてもOK(艦砲射撃のtargetと同じtargetに設定する必要はない)。
Peteは脚が短いけれどもJakeにはできないことができる。それは緒戦のCAP。SwordfishやVildebeestの雷撃からTFを守るには充分な性能。また、CSにRufeを搭載するとゲーム中盤でCAPの足しになる。
BBやCAに搭載されているFP飛行隊のうちの片方を降ろして、AVやCSをつかってresizeすると、定数9機、20機、24機にまで拡張することができる。
艦砲射撃の弾着ができるなんて知りませんでした。でも、これを活用するには、艦載水偵パイロットのReconスキルを鍛えておかなければならないってことですよね。


拡張した水偵部隊は私もASW、Naval Search、Trainingに活用しています。trainingの設定によって、ASW部隊用、Naval Search部隊用、戦闘機部隊用、艦船爆撃部隊用の訓練が可能です。でもこのスレの中でもこの方法をgameyと避難するレスがついてました。

2010年9月23日木曜日

Magweにも連合軍の空襲

昭和17年9月21日、ビルマのMagweが空襲を受けました。Magweは油田がある重要な拠点なので、飛行場は規模7まで拡張し戦闘機3飛行隊でCAPを上げていました。ただCAPはその拠点だけでなく、近隣の拠点に空襲があるとそちらの対応にも少数機が出張する仕様です。そのため、このところ連日のマンダレーの空襲の際に、MagweのCAPの戦闘機も少しづつ落とされ機数と士気が低下していました。また、CAP任務の戦闘機が全機帯空中ということはなく、しかも日本のレーダーの能力の限界でスクランブルも順調にはいきません。今日も大挙してやってくる連合軍のsweeper(内訳はHurricane IIb Trop x 56、Hurricane IIc Trop x 58、P-38E Lightning x 18、P-38F Lightning x 40、P-40K Warhawk x 16)にやられっぱなし。どの戦線でもしばらく見かけなかった(おそらくASWをさせていたのでしょう)B-17まで爆撃任務に動員して、Magwe飛行場はサービス施設ダメージが31、滑走路ダメージが45。規模7の飛行場なので一回の爆撃で閉鎖されることはありませんでしたが、明日も爆撃があると閉鎖を余儀なくされそう。また、飛行機の被害も甚大。対策としては、あと3週間ほどは雨期なので、severe stormになってくれることをお祈りするしかないのかも。



雲をかこむ黒い正方形。コンバットリプレイ中に飛行機の姿が見えない表示の不具合はよく見るのですが、この正方形は初めて見ました。


AFTER ACTION REPORTS FOR Sep 20, 42
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Morning Air attack on Magwe , at 57,47
Weather in hex: Overcast
Raid spotted at 21 NM, estimated altitude 36,000 feet.
Estimated time to target is 5 minutes
Japanese aircraft
      A6M3 Zero x 3
      Ki-43-Ic Oscar x 6
Allied aircraft
      Hurricane IIb Trop x 13
Japanese aircraft losses
      A6M3 Zero: 1 destroyed
      Ki-43-Ic Oscar: 1 destroyed
Allied aircraft losses
      Hurricane IIb Trop: 1 destroyed
Aircraft Attacking:
       2 x Hurricane IIb Trop sweeping at 36000 feet
CAP engaged:
6th Ku S-1/B with A6M3 Zero (0 airborne, 2 on standby, 0 scrambling)
      2 plane(s) intercepting now.
      0 plane(s) not yet engaged, 0 being recalled, 1 out of immediate contact.
      Group patrol altitude is 36250 , scrambling fighters to 36000.
      Time for all group planes to reach interception is 41 minutes
64th Sentai with Ki-43-Ic Oscar (0 airborne, 4 on standby, 0 scrambling)
      4 plane(s) intercepting now.
      0 plane(s) not yet engaged, 2 being recalled, 0 out of immediate contact.
      Group patrol altitude is 38500 , scrambling fighters to 38000.
      Time for all group planes to reach interception is 3 minutes
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Morning Air attack on Magwe , at 57,47
Weather in hex: Overcast
Raid spotted at 23 NM, estimated altitude 17,000 feet.
Estimated time to target is 5 minutes
Japanese aircraft
      A6M3 Zero x 1
Allied aircraft
      Hurricane IIb Trop x 15
Japanese aircraft losses
      A6M3 Zero: 1 destroyed
Aircraft Attacking:
      15 x Hurricane IIb Trop sweeping at 36000 feet
CAP engaged:
6th Ku S-1/B with A6M3 Zero (0 airborne, 0 on standby, 0 scrambling)
      1 plane(s) not yet engaged, 0 being recalled, 0 out of immediate contact.
      Group patrol altitude is 36250 , scrambling fighters to 39000.
      Time for all group planes to reach interception is 41 minutes
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Morning Air attack on Magwe , at 57,47
Weather in hex: Overcast
Raid spotted at 30 NM, estimated altitude 37,000 feet.
Estimated time to target is 7 minutes
Allied aircraft
      Hurricane IIb Trop x 13
No Allied losses
Aircraft Attacking:
      13 x Hurricane IIb Trop sweeping at 36000 feet
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Morning Air attack on Magwe , at 57,47
Weather in hex: Overcast
Raid spotted at 10 NM, estimated altitude 16,000 feet.
Estimated time to target is 2 minutes
Japanese aircraft
      Ki-43-Ic Oscar x 2
Allied aircraft
      Hurricane IIc Trop x 15
No Japanese losses
Allied aircraft losses
      Hurricane IIc Trop: 1 destroyed
Aircraft Attacking:
      14 x Hurricane IIc Trop sweeping at 35600 feet *
CAP engaged:
1st Sentai with Ki-43-Ic Oscar (2 airborne, 0 on standby, 0 scrambling)
      (2 plane(s) diverted to support CAP in hex.)
      2 plane(s) intercepting now.
      Group patrol altitude is 37000
      Raid is overhead
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Morning Air attack on Magwe , at 57,47
Weather in hex: Overcast
Raid spotted at 34 NM, estimated altitude 38,000 feet.
Estimated time to target is 8 minutes
Japanese aircraft
      Ki-43-Ic Oscar x 10
Allied aircraft
      Hurricane IIb Trop x 15
Japanese aircraft losses
      Ki-43-Ic Oscar: 2 destroyed
CAP engaged:
77th Sentai with Ki-43-Ic Oscar (0 airborne, 0 on standby, 0 scrambling)
      (5 plane(s) diverted to support CAP in hex.)
      0 plane(s) not yet engaged, 5 being recalled, 0 out of immediate contact.
      Group patrol altitude is 37000
      Time for all group planes to reach interception is 5 minutes
1st Sentai with Ki-43-Ic Oscar (0 airborne, 0 on standby, 0 scrambling)
      (5 plane(s) diverted to support CAP in hex.)
      0 plane(s) not yet engaged, 4 being recalled, 1 out of immediate contact.
      Group patrol altitude is 37000
      Time for all group planes to reach interception is 43 minutes
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Morning Air attack on Magwe , at 57,47
Weather in hex: Overcast
Raid spotted at 20 NM, estimated altitude 15,000 feet.
Estimated time to target is 4 minutes
Japanese aircraft
      Ki-43-Ic Oscar x 2
Allied aircraft
      P-38F Lightning x 20
Japanese aircraft losses
      Ki-43-Ic Oscar: 1 destroyed
Aircraft Attacking:
      18 x P-38F Lightning sweeping at 36000 feet
CAP engaged:
1st Sentai with Ki-43-Ic Oscar (0 airborne, 0 on standby, 0 scrambling)
      2 plane(s) not yet engaged, 0 being recalled, 0 out of immediate contact.
      Group patrol altitude is 37000 , scrambling fighters between 37000 and 38000.
      Time for all group planes to reach interception is 20 minutes
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Morning Air attack on Magwe , at 57,47
Weather in hex: Overcast
Raid spotted at 22 NM, estimated altitude 45,000 feet.
Estimated time to target is 4 minutes
Allied aircraft
      P-38F Lightning x 20
No Allied losses
Aircraft Attacking:
      20 x P-38F Lightning sweeping at 39000 feet
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Morning Air attack on Magwe , at 57,47
Weather in hex: Overcast
Raid spotted at 19 NM, estimated altitude 15,000 feet.
Estimated time to target is 7 minutes
Japanese aircraft
      no flights
Allied aircraft
      Wellington Ic x 26
      B-17E Fortress x 26
      P-38E Lightning x 18
      P-40K Warhawk x 16
Japanese aircraft losses
      A6M3 Zero: 2 destroyed on ground
      A6M2 Zero: 5 destroyed on ground
      Ki-21-IIa Sally: 3 destroyed on ground
      Ki-43-Ic Oscar: 3 destroyed on ground
      Ki-46-II Dinah: 1 destroyed on ground
      Ki-49-IIa Helen: 1 destroyed on ground
Japanese ground losses:
      9 casualties reported
         Squads: 0 destroyed, 0 disabled
         Non Combat: 0 destroyed, 2 disabled
         Engineers: 0 destroyed, 0 disabled
Airbase hits 11
Airbase supply hits 3
Runway hits 49
Aircraft Attacking:
      13 x Wellington Ic bombing from 12000 feet
               Airfield Attack:  8 x 500 lb GP Bomb
      13 x Wellington Ic bombing from 12000 feet
               Airfield Attack:  8 x 500 lb GP Bomb
      13 x B-17E Fortress bombing from 12000 feet
               Airfield Attack:  8 x 500 lb GP Bomb
      13 x B-17E Fortress bombing from 12000 feet
               Airfield Attack:  8 x 500 lb GP Bomb
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Morning Air attack on Magwe , at 57,47
Weather in hex: Overcast
Raid spotted at 30 NM, estimated altitude 14,000 feet.
Estimated time to target is 10 minutes
Japanese aircraft
      no flights
Allied aircraft
      B-17F Fortress x 13
Japanese aircraft losses
      Ki-43-Ic Oscar: 1 destroyed on ground
      Ki-21-IIa Sally: 2 destroyed on ground
      A6M2 Zero: 1 destroyed on ground
      A6M3 Zero: 1 destroyed on ground
      Ki-46-II Dinah: 1 destroyed on ground
Airbase hits 4
Runway hits 17
Aircraft Attacking:
      13 x B-17F Fortress bombing from 12000 feet
               Airfield Attack:  8 x 500 lb GP Bomb
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Morning Air attack on Magwe , at 57,47
Weather in hex: Overcast
Raid spotted at 10 NM, estimated altitude 35,600 feet.
Estimated time to target is 2 minutes
Allied aircraft
      Hurricane IIc Trop x 13
No Allied losses
Aircraft Attacking:
      13 x Hurricane IIc Trop sweeping at 35600 feet
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Morning Air attack on Magwe , at 57,47
Weather in hex: Overcast
Raid spotted at 36 NM, estimated altitude 38,600 feet.
Estimated time to target is 8 minutes
Allied aircraft
      Hurricane IIc Trop x 15
No Allied losses
Aircraft Attacking:
      15 x Hurricane IIc Trop sweeping at 35600 feet *
--------------------------------------------------------------------------------
Morning Air attack on Magwe , at 57,47
Weather in hex: Overcast
Raid spotted at 10 NM, estimated altitude 35,600 feet.
Estimated time to target is 2 minutes
Allied aircraft
      Hurricane IIc Trop x 15
No Allied losses
Aircraft Attacking:
      15 x Hurricane IIc Trop sweeping at 35600 feet *
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2010年9月22日水曜日

Search arcが機能していない

しばらく前から、Naval Search任務の際にSearch arcを設定しない方が成績がいいという噂がフォーラムに流れていました。実際にSearch arc設定の有無で敵TFの発見率がどうなるか比較する実験をしてみた人がいて、その人がこのSearch arc statistical testというスレをたてています。彼は2度実験していて、どちらもSearch arcを設定しない方が成績が良かったと報告しています。天候がコントロールされていなかったり、また2回の実験とも症例数が少なく、また2回の成績がかなり違った印象の数値にはなっていたりなどの問題はありますが、どちらもt検定がされていて有意差ありと判定されています。
この間AARや別のスレでSearch arcが機能していないと報告するレスがけっこうあったので、実際にゲームの中でrandom serchに変更していた人も多いようで、変更後の方が良い結果が得られたとか、Search arcを設定しない方がOps lossが少ないのではといったレスがいくつかありました。
このスレは6ページにも及ぶかなり長いスレになってますが、ネットから落としたWitP AEの海賊版をつかった経験のあることをうっかり漏らしてしまった人がいて途中からその人に対する非難・忠告なんかで本題とはかなりずれて行ってしまっています。で、続きはTach Supportのsearch arcsというスレで、Devの人自身が簡単な実験をしてそれによる驚くべき発見が報告されています
arcが逆向きになっているようだ。時計回りで設定されたarcが、反時計回りになってしまっている。この問題は以前のパッチで修正されていたものだとばかり思っていたが、修正以前のコードに戻ってしまっているようだ。search arcが機能していないように見える原因はこれのようだ。
もちろんASWもこの影響を受けている。
コードに変更を加えても向き(時計回り・半時計回り)は正しいままだと思っていた。設定した角度が180度より大きくなると、誤った向きになってしまうことがあるらしい。
とのことです。とりあえず、次のパッチまではsearch arcを設定せず、random searchにしておくのが無難なのでしょうか。一つ気にかかるのは、search arcが180度以上だとおかしくなるようなことが書かれている点です。この図のGroot NatoenaやBillitonなんかは360度全周哨戒という意味でrandom searchにしても問題ないと思います。というか、もともとrandom searchに設定してあります。でも、このBalikpapanのような場合は、2部隊でASWパトロールさせていて、一飛行部隊あたりのsearch arcは180度より小さくなってます。これをrandom searchにすると半分以上は陸上を哨戒することになってしまいます。今の設定でも連合軍SSを発見してくれてるからそのままにしておいた方がいいのか悩み中。


2010年9月21日火曜日

ユニットのアイコンはどの国の色?

昨日のエントリーで疑問だったアイコンの色。やはり気になるので、フォーラムでLCUのアイコンの色がどうやって決まるのか質問してしまいました。LCU on the top of the stack(基地を選択した時に一列にずらずらと表示されるLCUのいちばん左側ということかな)の色になるとのこと。連合軍側プレーヤーには当たり前すぎて、何でこんなこと質問するのかの方が疑問だった様子。でも、これってマニュアルには記載されていないし、日本側でしかプレイしてないと日本軍も満州国軍も泰王国軍も汪兆銘主席の中華民国軍も同じ赤い色だから見当も付きませんでした。LCUならユニットのいちばん多い国の色、飛行機ならair groupのいちばん多い国の色、TFなら含まれる艦船の数が一番多い国の色になるのかと予想していたのですが、外れました。
次に気になるのは、LCU on the top of the stackは何によって決まるのか。別の言い方をすると、LCUが複数駐屯している基地を選択した時にゲーム画面の下方に一列にずらずらと表示されるLCU表示の順番は何によって決まるのでしょうか。シナリオ1を連合軍側で開いてみると、LCUのIDの順になってる感じがします。HQのIDは3桁で、ふつうのLCUのIDは4桁。Editorでみると、LCUはID順にアメリカ、オランダ、イギリス、オーストラリア、ソ連、中国となっていました。
だとすると、昆明の色がアメリカ色なのも、アメリカ軍部隊は単にaviation support一部隊くらいしかいないのかも知れません。それならそれで一安心なのですが。

2010年9月20日月曜日

LCUとサプライ空輸のルール



昭和17年8月30日、昆明には連合軍のLCUが不在とIntelが伝えてくれました。ほんとにお留守なら空挺作戦で占領してやろうと準備したのですが、その後の偵察で合計3000名くらいのLCUの存在が判明して(新たに移動してきたのかも)、空挺作戦は中止を余儀なくされました。その後も時々昆明を百式司偵で覗き見しているのですが、9月18日の偵察では兵員38480まで増強されていました。しかも注目すべきはLCUの色がアメリカ軍の色になっていること。これまでは中国軍の色だったのに。
インドから昆明までヒマラヤ山脈を越えてアメリカ軍が地上を移動するってことはないでしょうから(もしかするとあり得る??)、Ledoから中国に空輸された部隊なのでしょう。そこで、空輸について勉強してみました。マニュアルの兵員とサプライの空輸の項7.2.4には、
輸送機のNormal rangeの範囲内の敵のいる地点に、空挺部隊を降下させることができる。squadでないタイプのdeviceでload costが7より大きいものは投下することができない。
輸送機のMaximum rangeの半分までの距離の味方の基地間で、地上部隊を空輸することができる。squadでもengineerでもないタイプのdeviceでload costが9より大きいものは空輸することができない。
輸送機のNormal rangeの範囲内の基地でない地点にいる地上部隊にサプライを投下することができる。
輸送機のMaximum rangeの半分までの距離の味方の基地間で、地上部隊を空輸することができる。
と書かれています。ただ、各輸送機のMax.Loadと輸送できる量との関係については記載がありません。Air Transport load calculation というスレに、輸送機の各機種が空輸できるサプライやdeviceの量に関係について触れられていました。
基地間での部隊の輸送
a) squadでもengineerでもないタイプのdeviceでload costが9より大きいのものは空輸することができない。
空挺作戦
b) squadでないタイプのdeviceでload costが7より大きいもの、またreadyの状態にないものは投下することができない。
readyの状態のdeviceの空輸
c) aviation support:2 devicesを輸送できる。もし輸送機のmax loadが7500以上ならもう2devices余計に輸送できる。
d) squadとengineer:1 deviceを輸送できる。もし輸送機のmax loadが7500以上ならもう1device余計に輸送できる。
disabledの状態のdeviceの空輸
e) aviation support:2 devicesを輸送できる。
f) squadとengineer:1 deviceを輸送できる。もし輸送機のmax loadが7500以上ならもう1device余計に輸送できる。
サプライの空輸
空輸できるサプライの量は、その機種のmax loadを2000で割った値(端数は切り捨て)で、最小でも1を空輸できる。基地間の輸送の場合には出発地からこのサプライの量が引かれ、目的の基地に加えられる。投下の場合には目的の部隊に乱数で加工した量のサプライが加えられる。空輸する距離がextended rangeの場合には空輸できるサプライの量が半減する(やはり、端数は切り捨て)。
マニュアルや上記のスレの情報だとload costが9より大きいdeviceは運べないとのことなので、75mmクラスの野戦砲が空輸できる最大のdeviceになります。AFVは空輸不能で、ここに表示されているAFVs 26は元々中国軍が持っていたものなのでしょう。それにしても、ここに2個師団規模の部隊を集めて連合軍は何をたくらんでいるのか。香港までの距離16ヘクスなので四発機による香港爆撃がいちばん嫌です。でも、それならわざわざサプライ消費量を増やすだけのLCUを昆明に駐屯させない方が良さそうに思えます。単に昆明防衛のためにいる訳もないし、ここからさらに移動させて華南の日本軍占領地を狙うつもりでしょうか。気になる。

2010年9月19日日曜日

Tojo vs Tony その2

昨日のエントリーで紹介したスレに、Air Teamのリーダーの人からのレスが含まれていました。Devの人の考え方が分かるのと優位にある敵への対処の仕方など参考になると思うので、今日はAir Teamリーダーの人のスレだけを紹介します。
高度帯に関して。高度帯は設定通りに機能している。高度帯を設定した目的は、飛行機というものの性能にふさわしい現実的な高度で空戦が起きるように層別化し、古典的な戦闘でおきる複雑な機動を可能にすることだった。高度帯概念は素のWitPの空戦システムに新たな肉付けをした。しかし、空戦システムで機能しているのは高度帯概念だけではない。ほかにも、あなた方エンドユーザーのほとんどが気付かないような規則がたくさんあるし、またあなた方がそれに気付く必要もない。しかし、航空機の設計、技術の進歩、工業の能力(例えば冶金学)などが第二次大戦の空戦を決定した要因だった。もし、あなたの飛行機がエンジンのパワー不足や過給器がなく速度も劣っているというようにmaneuverabilityに寄与する因子がゼロに等しくなっていて、高度25kフィートでは不利だと感じるようなら、それが史実にふさわしい結論だ。私たちデザイナーはこのゲームがなるべく史実に忠実であるように努めた。私はそれを達成できたと感じている。
高度がすべてだ、というのは間違っている。P-47やP-51やコルセアが活躍するのはより高く飛べるからではなく、その他の要因も連合軍に有利になっているからだ。高度が全てと感じるのは、ゲーム内部のコードについてあなた方が知らないからで、それ自体はあなたの罪ではない。ただ、あなたの知らないことがあることも認識しておこう。
高度の有利、つまりある高度でのある機種の性能が他機種よりも優れていることが、どんな空戦でも重要になる。日本側プレーヤーは史実の三菱や中島の設計者と同様に決断を迫られる。他方、連合軍プレーヤーはノースアメリカンやVoughtやRepublicやグラマンの光輝に浴することができる。
簡単に言ってしまえば、連合軍はより優秀な飛行機を持つ点で圧倒的に優勢なので、それを享受してください。
みんなが高度について泣き言を言っているのは、日本のパイロットが昭和19年に「20kフィートより高いところでは連合軍の新型機に太刀打ちできない」と嘆いていたようなもの。連合軍は優位に立っていて、もし日本がP-47やP-38やコルセアやヘルキャットを出し抜こうとしても、優位でいられるのはごく短時間だけで、(数的優勢とより優秀な戦術を別にしても)優秀な過給器と大出力のエンジンと大きなプロペラが出会い頭の不利を挽回してくれる。高度(と出力に余力があること)が劣位を挽回するのにとても効果的だった。
高度25kでsweepする戦闘機は高度10kのCAPとは高度差が大きいので交戦する設定にすべきではないと文句を付ける人もいる。これはばかげた議論だ。20kの高度差でもわずか3マイルにしか過ぎない。もしあなたが悪漢を探していて、そいつが下の方にいるのなら、きっと見つけることができるに違いない。10マイル先の戦闘機1機をみつけるのも、訓練された視力1.2や1.0のパイロットなら可能なこと。3~4マイルしか離れていないのなら、見つけるのになんの問題もない。高度差が大きいと空戦に至らないという考え方は現実を無視しているので、取りあげるつもりは全くない。唯一考慮に値するのは天候(sweepする部隊の下方に雲)が発見を妨げることがないかどうか。天候はすでにdetection levelsに影響を与える変数として組み込まれている。
高度帯という概念は、ある機種が最善を発揮できる高度がどこかをあきらかにしてくれる。あなたの主力戦闘機が、高々度での性能に勝る敵の新型機にはりあって高度を上げてゆくと負けにつながることになる。その対策としてあなたにできることは、以下のリストの通り。
1、質的な劣勢を数的優勢でカバーする。高所からの攻撃を受け入れ、敵が降下してくるのを待つ。こうすると被害を被ることにはなるが、高所にいる敵の有利さは一時的なもので、第一撃にボーナスを与えるに過ぎない。敵の最初の攻撃から生き延びれば、もともと少数だった敵をさらに減らして航空優勢を得ることができる。しかし何事にも限界というものがある。まず、犠牲は覚悟しておかなければならない。また、数的優勢実現のために集中させた航空機が勝利を得るまでの期間に期限を設けておく必要おある。敵もやはり戦力を集中するようになり、あなたの数的な優勢がはっきりしなくなった時には敗北を認めるべきで、作戦を見直すことが必要だ。被害を少なくするために後退して、第二線での防衛を計画すべし。
2、あなたの部隊が数的な優勢を達成する準備が整うか、または敵に拮抗(シャーマン戦車対ティーゲル戦車を考えれば分かるように必ずしも敵に対する優勢を実現できる訳ではない、ここではあくまでも拮抗可能かどうかだけを問題にしている)できる新型戦闘機の生産が開始され、そして大戦緒戦の勝利の日々から温存してきた熟練パイロットをその新型機に搭乗させるようになるまでは、戦いを避けるようにしなさい。飛行機の性能とパイロットのexpと数的優勢との間には、ジャンケンのグー・チョキ・パーの関係がある。これら三つのうち二つで優っていれば、相手がそれを覆すまでは戦闘に勝利できる可能性がある。
3、私がこのゲームをする際には、高度のボーナスには拘らず、その機種が最善の性能を発揮する高度で飛ばすようにしている。また、勝利を期待する際には、優秀なパイロットを搭乗させるようにしている。日本側プレーヤーは、技術・性能的に不利な側に立たされる時がやってくる。そんな時には、あなたの航空部隊がきびしい空戦に健康な状態で望むことができるよう、大事にあつかってやることが必要だ。そして、あなたのゲーム上のゴールについて冷静になることもまた必要。
ゲームに関しては誰もが勝ち負けを問題にするが、WitP AEをプレイする多くの人は、両軍それぞれにとっての勝ちと負けとがどんなものなのかを見失っている。連合軍プレーヤーにとっては、史実と比較して領土の回復が遅れていれば負けていることになるだろうし、史実のカレンダーより早ければ勝利しつつあることになる。日本側プレーヤーにとっては、史実より速いペースで占領地を手放さなければならなければ負けていることになるし、史実より多くのダメージを連合軍に与えていれば勝っていることになるだろう。
高度は第二次大戦の空戦に最も重要な因子だ。これは、地上戦闘で高地が最重要視されるのと同様だ。”I have the high ground”は位置的な優位を示す文章で、戦闘における質的優勢・数的優勢・士気・リーダーシップなどの他の利点を大幅に減少させたり意味の無いものにしてしまう。低所にいるものがそれに打ち勝つことは困難で、それが戦闘の真実だ。
常に30kフィート以上を飛行することは現実的ではない。しかし、それはプレーヤーが犯している過ちだ。あなたは、プレーヤーが高度を自由に選択できる現在の設定をゲームから取り除いて欲しい?残念ながら、常に30kの高度で飛行させるプレーヤーの過ちを咎める人はゲーム内にはいない。じゃ、どうしたらいい?
1、高々度で長時間飛行するとパイロットが不快を感じる。疲れる。
2、航続距離が影響される。
3、飛行機は高々度を飛べるし戦闘もできるが、機動が難しくなる。これに対処するため、大きな発動機、より高い吸気圧、大きなプロペラが重要になる。もしあなたの戦闘機がそれらを装備していないならば、不利を被る。
4、現在の天候に応じて、高く昇るほど飛行と目標を見つけることが難しくなる。
高々度飛行によってops lossが多くなるようにすることもできるが、そのためにはコードを書き直す必要がある。Devチームは今のところコードの書き直しはしていない。戦闘の起きる頻度を減らすことも出来るが、そうすると代わりにどうしてうちの飛行機は戦闘してくれないのかという苦情がくるだろう。
あなたが日本側プレーヤーだとすると、昭和19年には空戦で一方的にやられっぱなしだと感じるようになるだろう。確かにその通り。でも、それは史実の指揮官たちの感じていたのと同じこと。選択できるオプションがいくつかあるという点では、あなたの方が史実の指揮官たちよりも希望が持てる状態だ。それでも、つらい登り坂を登るような経験にはなるが。
同様にあなたが連合軍プレーヤーなら、昭和16年には日本の大軍にどう対処していいのか途方にくれることだろう。頼るべき者は視力1.0の後知恵のみだが、おかげでP-40でも有利な高度を選んで巴戦をしないというように適切に使用すればゼロ戦を打ち負かすことがあることをあなたは知っている。
昭和17年段階での4発爆撃機の跳梁への対策を問われてのレス:
日本が緒戦に重視すべきは、劣位にある連合軍を数的優勢で圧倒すること。戦力を集中しなければならず、それで敵の数を削ってゆく。しかし、必ずしも敵を撃墜することだけを意味する訳ではなく、つぎ込めるものは全てつぎ込んで、相手の飛行場を攻撃しなければならない。必要なら陸軍の直協機、Nell、Bettyもそれにあてる。敵の飛行場を離陸しにくい状態にして、地上で破壊する。それに加えて空中でも撃墜する。そして、飛行隊を休ませること、天候も考慮すること、現実的な目標を設定し作戦を現実的なテンポで進めること。