2013年9月30日月曜日

ポートモレスビーに2個師団上陸


1942年2月22日、前日の水上砲戦でダメージを受けてEscort TFとして撤退中だった日英の艦船ですが、CL Achilles(6985トン、VP 28)が伊160潜の雷撃でとどめをさされました。heavy damageと表示されたxAK Sydney MaruにもSS Graylingが雷撃して魚雷1本が命中したのですが、残念なことに不発でした。その後、ポートモレスビーへの上陸が始まりました。ポートモレスビーには万が一のラッキーヒットを狙ってMTBを1隻召喚してありましたが、たった1隻でmoonlight 53%ではさすがに無理で、DD浦風に撃沈されました。その後に上陸が始まりましたが、ポートモレスビーにはまだ機雷が100個弱残っていたので期待していたのですが、触雷する艦船はありませんでした。また、沿岸砲による防御射撃も護衛の戦艦・重巡などに向かいがちで、商船で被弾したのは7隻のみ。でも、そのうちのxAK Ayatosan Maru、AK Tosan Maru、xAK Azuma Maruの3隻にはかなりのダメージを与えたようです。

昼のフェーズにはタウンスビルから4波にわたり24機のB-17E Fortressが飛来しました。零戦(A6M2 Zero) 7機がCAPしていましたが、ポートモレスビーのP-39D Airacobra 2機とP-40E Warhawk 5機が援護し、24機すべてが投弾に移ることができました。期待してアニメーションを見守ったのですが、24機全部がはずれ。高度1万1000フィートからの水平爆撃ですから、これはやむを得ないところです。上陸した部隊に対しては、 陸戦フェーズで防御側が自動的にBombardment attackで反撃する仕様です。その報告を見ると、連合軍側の素のAVが292に対し、日本側は1148とあまりの多さにびっくり。日本側は近衛師団と第21師団の2個師団を上陸させていたのでした。連合軍側から見るとポートモレスビーに2個師団は多過ぎと感じてしまいますが、日本側からすると2度目の上陸作戦だから絶対に失敗はしたくないという気分になるんでしょうね。ポートモレスビーのforiticationの規模は3で、守備隊は弱兵ぞろいですから、もしかするとShock attack1回で陥落してしまう可能性もありますね、これは。実は戦闘機3個飛行隊をそのままポートモレスビーに残してあるんですが、まずかったかも。3つともwithdrawalする予定のある飛行隊なので機体が惜しいわけではありませんが、占領により飛行隊がdestroyedになってしまうと所属しているパイロットも戦死扱いになってしまいますよね。それは非常にまずい。

ジャワ島の上陸船団は護衛の軽空母ともども西北に去ってしまいました。上陸した部隊も動き始めているのでしょうが、詳しい情報はありません。また今日は、ミンダナオ島のカガヤンが陥落しました。カガヤンはかなり持久できるのではと思い、せっせとサプライを運び込んであったのですが、想定を超える数の部隊で攻められ、陸戦3回で陥落となりました。ルソン島のバターンより早いとは... バターンの方は日本側のBombardment attackが続いています。サプライの備蓄は8474トンまで減少し、一日あたりの消費量はほぼ190トンですから、あと45日ほどで0になります。

ビルマでは、2月16日にサルウィン川を渡河した部隊(戦車聯隊6、捜索聯隊2、泰国軍2個師団)が、今日はシッタン川を渡河して、Peguが陥落しました。爆撃を受けた地上部隊は、move modeからcombat modeに自動的に変わり、移動速度が落ちます。2月16日の渡河後、日本側部隊の動きを遅らせるため、ラングーンのBlenheim IVが空襲を加えてきました。これまで日本側の部隊の上空に問題となる数のCAPはいなかったのですが、今日は零戦(A6M2 Zero) 26機と一式戦(Ki-43-Ia Oscar) 9機が待ち伏せしていました。フライングタイガースのH81-A3 15機とイギリス軍のHurricane IIb Trop 8機が護衛してましたが、Blenheim IV 5機が撃墜されてしまいました。ラングーンは放棄するつもりで守備隊の大部分を北に向かわせましたが、うっかりしていて駐兵数不足になってしまっていました。赤い!マークは駐兵数不足の表示です。

今日の両軍の飛行機損失数は、連合軍 38機に日本側が17機。連合軍はカガヤンの陥落でフィリピン軍のStearman 75Mを13機、CL Achillesの沈没でWalrus 1機を失っていますから、空戦関連のスコアは24対14と、劣勢ではあるものの昨日よりはだいぶましでした。零戦が12機も損失になっているし、B-17Eの損失が0機だったので満足です。

ハワイのはるか西方でAM Whippoorwillが伊17潜に雷撃され、沈没しました。このAM Whippoorwillは、他のAM 3隻とともにパールハーバーからシアトルに向かう戦艦ネバダSys 0, Flt 42(42), Eng 23(23)の護衛をしていました。ネバダはSys 0ですし、優秀なアメリカ海軍のダメコンをもってすれば、ふつうの浸水被害で沈むことはまあまずないだろうと思いますが、1本でも魚雷をくらえば沈没は免れません。そういう意味では自らの身を挺して戦艦をまもってくれたAM Whippoorwillは護衛にあたる小艦艇の鑑です。潜水艦が怖いので、この戦艦ネバダのTFは駆逐艦 4隻からなるASW TFをフォローしています。まだネバダはcruise speedだと5ノットしか出せないので、まだ危地を脱したとはいえず、ASW TFの駆逐艦の奮起を望みたいところです。

これまで、サンフランシスコとハワイ、サンフランシスコとオーストラリア方面を結ぶコンボイは、日本の潜水艦とほとんど遭遇していませんでした。日本海軍がハワイとシアトルを結ぶ最短航路上に潜水艦を配置したあったことを考えると、サンフランシスコにも直航させていたら、商船にも被害があったかもしれません。いまのところ、サンフランシスコに出入港するコンボイは、サンフランシスコからかなりの距離を南下して迂回する航路をとらせています。

米軍の潜水艦も時には仕事をしています。今日はウエーク島から帰る途中のxAK Totori Maru(4875トン、VP 10)をSS Sailfishが撃沈しました。ウエーク島のstacking limitの関係で、占領した日本側がサプライの輸送に貨物船を派遣することが予想されていましたが、一週間ほど前、ウエーク島に向かうコンボイを潜水艦が発見しました。ウエーク島の港の規模は小さいので、サプライの揚陸終了にはかなり時間がかかるだろうと考え、パールハーバーから駆逐艦をウエーク島に派遣してありました。その駆逐艦がウエーク島に到着する前にコンボイは出港してしまったわけです。貨物船を1隻撃沈しましたが、まだ残っているかもしれないので、予想される航路上に駆逐艦を向かわせてみました。

2013年9月29日日曜日

ジャワ海と珊瑚海の海空戦に惨敗


真珠湾攻撃によりアメリカが参戦したことを知り、これで戦争に勝ったと感じたイギリスのチャーチル首相も、マレー沖海戦の報告を報告を受けると、”In all the war, I never received a more direct shock...”と感じたのだそうです。今日のリプレイを見ながら、私も彼と同じように、今回のゲームで最悪の日だと感じてしまいました。今回のゲームでも開戦日の損害の方がもっとずっとひどいものだったのですが、あれは自分の采配が原因ではないし防げるものでもありません。それに対して、今日の結果は自分の指示が原因なわけですから。

まずはジャワ島ですが、Kalidjatiの上陸船団に対して、チラチャップから3波の空襲がありました。第1波はPBY-4 Catalina 8機ですが、今日も戦闘機は護衛についてくれず、CAPの零戦(A6M2 Zero) 28機に阻まれ雷撃できませんでした。つづく第2波は戦闘機 35機(B-339D 17, CW-21B Demon 8, 75A-7 Hawk 10)の護衛でA-24 Banshee 13機が向かいました。CAPの零戦は1機減っていて27機。CVL 龍驤とCVE 鳳翔に7機だけが急降下爆撃を敢行しましたが、命中弾はありませんでした。そして第3波は戦闘機18機(B-339D 12, CW-21B Demon 4, 75A-7 Hawk 2)の護衛でA-24 Banshee 8機。護衛の戦闘機は第2波より少なくなっていますが、CAPの零戦も9機とかなり少なくなっていたので期待してしまいました。しかし、CVE 鳳翔に急降下爆撃を実施した6機とも命中弾を与えることはできませんでした。たしかにA-24 BansheeのパイロットのNavBスキルはみんなひどいものですが、一発も当たらないとはね。このあとの陸戦フェーズでKalidjatiは無血占領されました。

ポートモレスビーの方ですが、タウンスビルから急派した水上戦闘TF(CA Pensacola, CA Canberra, CA Cornwall, CL Achilles, DD Vampire, DD Vendetta)は昼のフェーズで日本の上陸船団に遭遇しました。上陸船団の陣容はBB比叡・榛名、CA妙高・羽黒・那智、駆逐艦4隻、DMS 2隻の護衛で、AK(貨物輸送艦) 8隻、xAK(貨物船) 15隻、xAP(客船) 8隻の大船団です。アニメーション画面には昨日の偵察機の報告とは違って戦艦が2隻もいて、これは昼間の戦闘ではかなわないなと感じましたが、戦闘結果もその通り。晴天の日中にお互いを2万2000フィートで視認して戦闘が始まり、戦艦・重巡との砲戦におわれながら、多少は商船に向けての砲戦もありましたが大した戦果はありませんでした。

CA Canberra(9870トン、VP 38), CA Cornwall(9750トン、 VP 39), DD Vendetta(1294トン、VP 5)が撃沈され、CL AchillesがSys 42, Flt 64(33), Eng 7(1)の大破。この水上戦闘のあったヘクスにいるTFがこのCL Achillesとそれを護衛するDD Vampireのescort TFです。DD VampireもSys 16, Flt 0, Eng 1のダメージを受けています。もう1隻のCA PensacolaはSys 12, Flt 7(5), Eng 6(3)で28ノットを出せたので、すでにタウンズビル近くまで遁走していました。戦闘のあったヘクスにいる日本のTFは、heavy damageと報告されているxAK Sydney Maruでしょう。日本の戦闘艦への命中弾は6のみで、そのうち4が戦艦に対するものですから、ほとんど被害を受けていないことでしょう。

この戦闘結果を見ただけでも暗くなってしまうところですが、さらに敗戦の方は続きます。まずポートモレスビーから戦闘機41機(P-39D Airacobra 14, P-40E Warhawk 27)の護衛でA-24 Banshee 3機が上陸船団の南方に発見された機動部隊の攻撃に向かいました。しかし零戦(A6M2 Zero) 53機の迎撃で投弾することはできませんでした。午後になってやはりポートモレスビーから今度はHudson I 3機が護衛をともなわずに機動部隊を攻撃。当然のことながらCAPの零戦に撃退されてしまいました。なぜ、護衛戦闘機のいた午前の空襲に同行しなかったのかは謎です。最後にタウンスビルからB-17E Fortressが上陸船団に向かいます。上陸船団は水上戦闘のあったヘクスから2ヘクスポートモレスビー方向に移動していて、機動部隊からは距離2ヘクス離れています。CAPの零戦は2機だけで、B-17Eは3機とも投弾することができました。しかし、1万1000フィートからの爆撃(四発爆撃機の高度1万フィート以下での艦船攻撃を禁止するHRにしてあります)で、しかも動きの機敏な重巡衣笠が目標だったので、命中弾はありませんでした。

以上のような戦闘の結果、今日の連合軍機の損失数は54機。多数がCAPで戦闘に参加した零戦の損失数はたったの5機で、空母零戦隊パイロットのスキルの高さを実感させられた一日でした。拙劣な采配のせいで散々な目に会いましたが、水上戦闘でダメージを受けた重巡・軽巡・駆逐艦に機動部隊からの空襲がなかったことだけはラッキーでした。B-17Eの報告によると機動部隊のいるヘクスはsevere stormだったそうですから、そのおかげなのでしょう。ただ機動部隊が明日も空襲を控えてくれるとは思えませんから。大破したCL Achillesには酷な話ですが、護衛しているDD Vampireにはフルスピードでタウンスビルに向けて逃げるよう指示しました。

最後の陸戦フェーズではミンダナオ島カガヤンで日本側からDeliberate attackがありました。修正AV 294:163で、fortificationは1まで低下しました。次の戦闘でfortificationが0にされると、そのまま陥落しそうです。

2013年9月28日土曜日

ジャワ島への上陸始まる


1942年2月20日、バリクパパン上陸船団のBB伊勢が触雷したと報告されました。インフォメーション画面からSunkShipsのリストをみると、しっかりBB伊勢が載せられていましたが、さすがにこれは信用できません。というのも、昨日触雷してやはりSunkShipsのリストに載せられたBB荒潮がBB伊勢の触雷の時に一緒にいるのを目撃されているからです。heavy damegeの状態ではあったそうですが、駆逐艦が触雷で沈没しないんですから、機雷1個で戦艦が沈没するなんてね。弾薬や燃料の誘爆も目撃されていませんし。なお、バリクパパンはその後の陸戦フェーズで歩兵聯隊2個の攻撃により占領されてしまいました。

ジャワ島はSemerangではなく、Kalidjatiの方に上陸が始まりました。PBY-5 Catalina 10機が上陸船団の攻撃に向かいましたが、CAPの零戦 32機に5機が撃墜され攻撃できませんでした。チラチャップの戦闘機には護衛任務を指示してあったのですが、飛んでくれませんで。アメリカ軍のパイロットは勇敢なのに、オランダ軍の戦闘機パイロットは弱虫ばかりなのでしょう。今日のCAPには翔鳳零戦隊だけでなく、台南空も参加していました。空母は複数いるようです。また、もう上陸が始まってしまったし、護衛の水上艦隊も強力なので、スラバヤ周辺で待機していた巡洋艦TFの出番はないようです。

前ターンだけではミンダナオ島カガヤンへの上陸は済まなかったようで、今日も上陸が続き、その後の陸戦フェーズで日本側からDeliberate attackを仕掛けられました。素のAVは678:477でしたが、地形ボーナスはあるし、fortificationの規模も3なので、善戦してくれるものと期待していました。しかし日本側が工兵聯隊を2個投入したのが奏功して早くもfortificationは2に低下。修正AV 269:225、オッズ比1:1で、日本側のdevice 8個が破壊され、151個がdisabeldになったのに対し、米比軍はdevice 11個が破壊され、140個がdisabeldになりました。この感じだと次の一戦で陥落する可能性も充分にありそうです。日本側が上記の工兵聯隊2個以外に、歩兵聯隊3個、戦車聯隊1個、捜索聯隊2個と、一個師団以上を投入しているのですから、やむを得ないことなのかもしれません。

今日はBB伊勢の触雷以外にはちっとも良い報せがありませんが、さらにもう一つ凶報があります。ラバウルの南でパトロールしていたSS Graylingが2つの日本TFを目撃したのです。ひとつはBB霧島、CA那智・羽黒・妙高、駆逐艦 5隻、DMS(駆逐艦改装掃海艦) 2隻、xAP 5隻、AK 3隻、xAK 5隻からなる船団で、もう一つはCL 天龍・北上・長良と駆逐艦3隻のTFです。きっと前者はポートモレスビー上陸船団で、後者はその護衛にあたる水上戦闘TFなのでしょう。これら貨物船・客船はYusen A級貨物船など17-18ノットを出せる優秀船ばかりで、数も優に一個師団を輸送できるだけが含まれています。残念なことに、Terapoとオーストラリア北部配備の哨戒機からの目撃報告はなく見失ってしまいましたが、この船団は一日に8-9ヘクス移動できると思われるので、ニューギニア東端を通過するあたりにいるんだと思います。

さてどうするか。ジャワ島への上陸船団には航空攻撃以外の手出しをせず、おとなしく見守るだけにしました。ポートモレスビーへの上陸船団も航空攻撃で何隻かしとめたいところですが、このへんには艦船攻撃の可能な航空機がほとんどありません。数日前からラバウル周辺におかしな動きがあったので、本当なら上陸に対処できるよう準備しておけば良かったのですが、後悔先に立たず。やむを得ないので、タウンスビルで休養をとっていたCA Pensacola, Canbera, Cornwall、CL Achillesに迎撃を指示してみました。フルスピードで向かわせたので、明日の昼のフェーズに接触する予定です。相手には戦艦が含まれているので本当は明後日の夜のフェーズに接触したいところですが、それだと、接触に失敗したり、上陸に間に合わなくなるのが心配なので。上陸船団に戦艦が含まれているだけでなく、護衛の水上戦闘TFに軽巡4隻だけでなく重巡や戦艦が含まれている可能性もあります。またしばらく音信不通の機動部隊が、上陸支援のために、さらに東から接近してきている可能性もかなり高いものと思われます。いろいろと不利・不安な要素の多い攻撃で、本当はこんな無茶なことはすべきではなかったかもと思いながら、返信を待ちつつあるところです。

2013年9月27日金曜日

バリクパパンとカガヤンに日本軍が上陸


1942年2月19日、ボルネオ島バリクパパンに日本軍の上陸が始まりました。バリクパパンには開戦時、200個の機雷が敷設してありました。東南アジアの連合軍には機雷のお守りをするACMがなかったので、その後機雷の数は減ってきていましたが、昨日の時点で128個残っていました。上陸船団のDD荒潮(2000トン、VP 8)とxAK Osaka Maruが触雷し、荒潮の方は沈没しました。夜が明けてから、スラバヤのPBY-4 Catalina 9機とPBY-5 Catalina 9機がバリクパパンの日本の艦船を攻撃します。PBY-4 CatalinaはxAK Akagisan Maru(3675トン、VP 7)とxAK Iburi Maru(3675トン、VP 7)に2本ずつ魚雷を命中させ、2隻とも撃沈しました。コンバットリポートには死傷者2313名、device 106個を破壊し、53個をdisabledにしたと書かれてありますから、見事な戦果です。PBY-5 Catalina 9機の方は護衛のBB長門・陸奧に爆撃を実施して命中弾はありませんでした。雷撃でなく爆撃だったのは、私がスラバヤのAir HQの魚雷の補充を忘れていたためです。昨日のターンできちんと魚雷を補充して雷撃になっていたら、長門・陸奧の沈没シーンを見ることが出来たかも知れず、悔やまれます。

バリクパパンのBase Forceは75mm沿岸砲を4門保有しています。この沿岸砲の反撃から上陸中の兵員輸送船を守るため日本の上陸船団にはBB日向・伊勢が含まれていました。長門・陸奧とあわせると戦艦4隻ですから豪華な上陸作戦です。たった4門の沿岸砲でも貨物船3隻に合計6発を命中させ、上陸軍のdevice 2個を破壊し、21個をdisabledにしました。しかし善戦健闘もここまででしょう。バリクパパンの歩兵部隊はすべて、飛行艇でジャワ島に転進済みで残っているのはAV 0のこのBase Forseだけです。上陸したのは歩兵第56・歩兵第148の2個聯隊ですから、明日には陥落間違いありません。バリクパパンと同じく隣のSamarindaの歩兵部隊もジャワ島に転進を済ませていて、守備隊がいません。戦艦4隻に2個聯隊は豪華ですが、無駄遣いの感もあります。まあ、連合軍側としてはこういった部隊の一部を早くからビルマなどで活用されるよりはずっとありがたいことです。

ジャワ海の上陸船団の方はさらにジャワ島に接近してきました。今日の位置をみると、Kalidjatiではなく、Semerangの方に上陸するつもりかも知れません。この船団にはバタビアから139WH-3 24機、チラチャップからPBY-5 Catalina  7機が攻撃に向かいました。昨日はCAPに邪魔されずに雷撃できたので今日もまたという甘い考えでいたのですが、CAPの零戦(A6M2 Zero) 22機に粉砕されました。139WH-3は24機すべてが損失(A2Aで20、Ops loss 4)、PBY-5 Catalinaも5機(A2Aで3、対空砲火とOps loss各1)が失われ、投弾できた機はありませんでした。哨戒機によると、このヘクスにいる3つのTFの一つには、CVL 3隻、CVE 1隻がふくまれているとのことです。ただTFの保有機数はfighter 15, bomber 5, auxiliary 0と表示されるので、本当は軽空母1隻だけかも知れません。上記の空戦のコンバットリポートでもCAPは祥鳳零戦隊だけなので、きっとそうじゃないかなと思います。それにしても、今日は祥鳳零戦隊のパイロットに複数のエースが誕生したことでしょう。

今日はミンダナオ島のカガヤンにも上陸がありました。こちらの上陸船団にはBB榛名、CA最上・足柄が含まれていました。こうやってみてみると、日本もたくさんの戦艦をもってますね。カガヤンに上陸したのは15軍と25軍HQ、歩兵聯隊 2、戦車聯隊 2、偵察聯隊 2、工兵聯隊 2とBase Forse。陸戦フェーズで上陸軍に対して自動的に行われる砲撃によると、日本側の素のAVは668ということです。米比軍のAVは478で規模3のfortificationに立て籠もっていますが、工兵聯隊によりforitificationのレベルを低下させられると、わりと簡単に陥落してしまうのかも知れません。明日以降の日本側からのDeliberate attackがどうなるか、注視したいと思います。

2013年9月26日木曜日

ジャワ島への上陸船団を雷撃


以前のエントリーでふれたCommand: Modern Air / Naval Operationsですが、フォーラムでプレイしてみた人の感想をみてみると、Harpoonに似ているけどもっと上出来などなど、評判は上々です。発売開始後早々と購入した人たちの感想ですから割り引いて読むべきかも知れませんが、それでも良い作品に仕上がっているようです。またシナリオエディターも付属しているそうなので、領海内を潜航したまま通過しようとする国籍不明潜水艦のシナリオだとか、国境付近の小島に不法に上陸した外国人を排除しようとする警察行為を妨害する外国勢力だとかのシナリオをつくってくれる人が現れると、日本でも購入する人が増えるのかなと感じます。ただ問題なのはお値段の方で、ダウンロード版が8599円、ボックス版(マニュアルなんかは10月以降に発送開始だそうです)が10199円。アメリカでも88ドルはかなり高く感じられるようで、発売前に価格設定に関する要望をきくために始められたスレが、発売後に88ドルという価格に驚いた人たちのレスで既に11ページまで伸びていました。もっと円高になるか、セール(今年の年末のセールの対象にはなるのかな?)を待つべきでしょうかね。衝動買いしないようにします。

1942年2月18日、スマトラ島メダンの南東のヘクスでSS PikeがDD Oshioを雷撃し、はずしました。SS Pikeは客船 2隻も目撃していたのですが、駆逐艦が客船への雷撃を許さなかったのでしょう。はずした後は爆雷による制圧でSys 28, Flt 29(12), Eng 1のダメージを受け、セイロンに帰還することになりました。このあと日本のTFはメダンに入港したようで、メダンにはPG(本当は砲艦ではなく駆逐艦か)4隻とxAP(客船) 3隻を含む合計9隻の存在が報告されています。このTFは何をしにきているのでしょう?メダンに飛行機整備用の部隊を運んできたのか、それともスマトラ北部の平定に歩兵聯隊3個では多すぎると考えどこか他に連れ出すつもりなのか?気になります。

マカッサル海峡でパトロールしていたSS S-40が日本の水上戦闘TFに発見され、爆雷攻撃はかわしましたが、攻撃の機会を失しました。この日本のTFはBB陸奥、CL鬼怒と駆逐艦11隻を含んでいましたが、何が目的でしょう?上陸船団らしきTFは報告されていませんが、哨戒機の見落としで、実はバリクパパン方面への上陸船団が後続していて、露払いに先行している感じでしょうか。

ジャワ海西部に日本のTFが発見され、スラバヤのPBY-5 Catalina 9機が雷撃を敢行しました。雷撃用のカタリナ飛行艇は、スラバヤとチラチャップに配置してあって、遠い方のスラバヤの機体が飛んでくれたことにちょっと驚きましたが、xAK Nihonka Maruを魚雷2本命中でみごと撃沈。またxAP Kobe Maruにも魚雷が2本命中し”Massive explosion on xAP Kobe Maru”と報告されていますから、戦闘後に沈没していることを期待したいと思います。雷撃により乗船していた陸兵の被害も報告されていましたが、やはり、2月16日に偵察機が2回飛来したKalidjatiへの上陸船団でしょうか。哨戒機によるとこのヘクスには、このTFとおぼしきBB 3, PG 2, xAP 2を含む9隻のTFと、BB 2からなる2隻のTFの二つが目撃されたそうです。開戦の月にCA熊野を撃沈したカタリナ飛行艇の雷撃の威力を日本側も承知のはずで、大切なジャワ島への上陸船団にCAPがいないのはちょっと不用心な気もします。でもコンバットリポートには”Carrier support unable to supply air cover..”とあって、日本側としてもCAPを差し向ける指示はしてあったようです。天候のせいで空母から離陸できなかったのかもしれません。ところで沈没した方の貨物船のxAK Nihonka Maruという名前はちょっと日本語離れしているように感じます。本当は別の名前、例えば日本海丸とかかな。

サルウィン川渡河に成功し、Peguに向けて進軍中の日本の地上部隊に対し、ラングーンから Blenheim IV 17機が爆撃を実施しました。一式戦(Ki-43-Ia Oscar) 5機がCAPしていましたが、H81-A3 19機とHurricane IIb Trop 11機が護衛についていたので、爆撃機に被害はありませんでした。このゲームではCAPと護衛戦闘機とのオーソドックスな空戦場面が少なく、その少ない機会を数的に優勢な連合軍側がいかして一式戦を撃墜できるかと期待しましたが、そうはならず、一式戦とH81-A3が1機ずつOps lossになっただけでした。爆撃の戦果はというと、device 4つがdisabeldになっただけ。でも、爆撃を受けるとmove modeからcombat modeに強制的に変更されるので、多少は進軍を遅らせることができたのではと思います。そして、このすきにラングーン守備隊の大部分はPeguを通過して鉄道で、北部のミートキーナに向かうことができました。

2013年9月25日水曜日

スマトラのメダン陥落


1942年2月17日、スマトラ島北部東岸のメダンが陥落しました。メダンには油田があり、これで日本側はスマトラ島の油田をすべて確保したことになります。今日の攻撃に参加した日本の部隊は歩兵第20、歩兵第112、歩兵第146の3個聯隊でした。メダンの陥落でスマトラに残る主な連合軍の根拠地は、スマトラ島北端のサバンだけになりました。メダンとサバンは6ヘクス離れているので、歩兵部隊が2月中にサバンに到達することはないでしょうが、3月の早いうちには奪取されることを覚悟しておかなければなりません。

フィジーのSuvaの南西はるか沖で、サンフランシスコからシドニーに向かうコンボイのxAK Maetsuycker(4220トン)がTK Agwiworld(7150トン)に衝突しました。この衝突により、xAK MaetsuyckerはSys 2, Flt 30(25), Eng 39(27)、TK AgwiworldはSys 1, Flt 13(12), Eng 6(6)のダメージを受けましたが、前者の積み荷サプライ4175トン、後者の積み荷fuel 9430トンには被害はなかったそうです。

この2隻の所属するコンボイは護衛艦艇1隻(まだまだ護衛任務につける艦艇数が不足しているので、潜水艦に浮上攻撃されないためだけの1隻のみ)と28隻の客船・貨物船・タンカーで構成されていました。ぜんぶ29隻ですから、たまには衝突するのも仕方がないかとあきらめるべきなのかもしれませんが、実は前日16日にも衝突事故がありました。サンフランシスコに戻るコンボイのxAK Ensley City(3050トン)がxAK Steel Ranger(4620トン)に衝突し、前者がSys 3, Flt 6(3), Eng 41(41)、後者がSys 2, Flt 12(6), Eng 9(5)のダメージを受けました。この2日続けての事故により、衝突でもFltダメージよりEngダメージの方が大きくなることもあることを学べました。でもそんなことを学習できなくてもいいから、衝突せずに航海してもらいたいものです。

2013年9月23日月曜日

サルウィン川の防衛線を突破される


1942年2月16日、ボルネオ島西岸では2月11日のSingkawangに続き、その隣のSambasが占領されました。ここのBase Forceはすでに輸送機でジャワ島に後退していて無事でしたが、故障中だったPBY-5 Catalina 1機が鹵獲破壊されました。南シナ海の哨戒活動に便利な根拠地だったのですが、2月の今頃まで使わせてくれたことの方が不思議なくらいなので、諦めるしかないですね。

ジャワ島北岸東部のKalidjatiで今日は日本機の偵察行動が2回目撃されました。お相手の方は、これまで上陸前に偵察機を飛ばすことがあまりありませんでした。上陸地点や時期を気取られて、水上艦隊に待ち伏せされることを懸念してのことなのかも知れませんが、偵察が不十分だと不必要なほどの兵力を投入してしまうことの不利を先日のダバオやタラカンへの上陸で感じたのかなとも思います。さて、そうだとすると、このKalidjatiへの偵察はジャワ島への上陸侵攻の目標ということでしょうか。ご覧の通り守備隊はいないし、パレンバンから8ヘクス、Oosthavenから4ヘクスとLRCAPも可能ですしね。

ビルマでは、サルウィン川の防衛戦を突破されました。守る1st Burma Divisionの素のAV 313に対して、日本側は戦車聯隊 6、捜索聯隊 1、泰王国軍 2個師団のAV 720。ジャングルなので防御側に地形ボーナスがありますが、渡河なので攻撃側はShock attackで修正AVが2倍になります。結局修正AV 512:107、オッズ比4対1で敗退してしまいました。ビルマ師団のdeviceが220個破壊され、170個がdisabledになったのに対し、日本側は4個が破壊され68個がdisabledになっただけでした。ビルマの守備軍はまだまともな対戦車兵器をもっていないので、こんなことになるのでしょう。

サルウィン川を突破されると、Peguを経由してラングーンにもビルマ中部にも1級道路が続いていますから、ビルマの平定に移動速度の速い戦車聯隊を主力にするのは賢い作戦だと感じます。ラングーンはforitification 3で素のAV合計 218の5部隊が駐屯していますが、今日の戦闘結果を見るにとてもかなわないでしょう。ということでラングーンは放棄することに決定。また中部ビルマの平原地隊でも太刀打ちできないでしょうから、 一部は海岸道を通ってインドのアキャブに、残りは鉄道で最北部のミートキーナに移動させることにしました。鉄道を利用するためのStrategic modeになるのに一日かかるので、Pegu経由の移動は間に合わないかも知れませんが。

シンガポールの占領には歩兵師団5個が参加していましたが、すべてジャワに投入するのでしょうか?一部は海路、ビルマへの投入を計画しているのではと思っていましたが、泰王国軍まで利用して日本の歩兵の出し惜しみをしているということは、他に投入する予定があるのかも。今日の戦闘から、戦車聯隊だけでビルマの片がつきそうだと感じたら、ポートモレスビーでもインドでもダーウィンでも、好みの場所の攻略に使おうと計画を変更するかもしれません。個人的にはインドなんかに手を出してくれた方が伸びすぎになってありがたい来もしますが。

2013年9月22日日曜日

ダバオ上空で零戦に惨敗


1942年2月15日、ミンダナオ島のダバオにふたたび日本のTFが姿を現しました。カガヤンの部隊には一昨日以来Naval attackの指示を出してあるので、P-26A 6機とP-35A 10機の護衛でA-24 Banshee 11機がこのTFの攻撃に向かいました。一昨日はこれでうまくいったのですが、今日は零戦(A6M2 Zero) 18機がCAPしていました。CAPと護衛戦闘機の数はほぼ拮抗していましたが、零戦はこういった弱敵には滅法強いんです。P-26Aは6機すべて、P-35A 10機中9機が空戦で撃墜され、残りのP-35A1機もOps lossで出撃した戦闘機はすべて失われてしまいました。A-24 Bansheeも11機中10機が撃墜されたのですが、護衛戦闘機が時間を稼いでいる間に6機が投弾し、xAK Zuisyo Maruに1000ポンド爆弾1発を命中させました。25機を失い、零戦の損失は0でした。

ダバオのヘクスにTFが2つ目撃され、その一つには空母が1隻含まれているという報告がありました。コンバットリポートによると今日迎撃した零戦は大湊空の所属です。軽空母に大湊空零戦隊を搭載しているのか、それともダバオの飛行場に進出させたものか、どちらでしょう。もうひとつはBB 4隻、DMS 3隻、DM 1隻だそうですが、本当かどうか。CAPトラップを仕掛けるつもりでやって来たんでしょうかね。

今日はボルネオ島東岸のタラカンへの上陸が始まりました。はじめはBB日向と伊勢の上陸支援射撃です。開戦時のタラカンには歩兵部隊(VII KNIL Battalion)と根拠地隊(Tarakan Base Force)と沿岸砲(Tarakan Coastal Gun Battalion)の3部隊が駐屯していました。日本側が上陸船団に戦艦を同行させていたのは、沿岸砲による上陸時の反撃を恐れてのことだったと思います。しかし沿岸砲部隊は開戦後早々にインド洋のココス諸島に輸送船で移動させました。また歩兵部隊と根拠地隊の方は飛行艇でジャワ島に転進させ、残っていたのは空輸できない歩兵部隊の兵員輸送車(overvalwagon) 7輌と根拠地隊の聴音機 1機だけでした。艦砲射撃により兵員輸送車も聴音機も破壊されて、タラカン守備隊は全滅です。無人になったタラカンに上陸したのは歩兵第56聯隊と歩兵第148聯隊と海軍の第16警備隊。守備隊が開戦時のままだったとしても多すぎる感じだし、守備隊が全滅した今となってはもったいない使い方としか思えません。まあ、日本側からすると別の見え方があるのは承知していますが。いずれにせよ明日にはタラカンの無血占領となるでしょうから、その後は防備隊だけを残し、歩兵聯隊2個は乗船してボルネオ島東岸のバリクパパンへの上陸に向かうのかなと思います。

2013年9月21日土曜日

パラオ港に2日続けての空襲を実施


1942年2月14日、ミンダナオ島のダバオが無血占領されました。陸兵を運んできた輸送船団は、昨日の急降下爆撃の戦果に恐れをなしたのか、夜のうちに姿をくらましていました。ミンダナオ島のカガヤンからは昨日に引き続きパラオのBebeldaobにB-17 Fortress 5機が港湾爆撃に向かいました。昨日、爆撃で損傷させた艦船を発見することはできませんでしたが、なぜか港内に残っていたCM厳島に500ポンド爆弾2発を命中させることができました。このB-17Eの部隊には100%出撃の指示してあるのですが、昨日はコンディションのかなりいい8機のうちの7機が出撃し、今日は5機だけというように、出撃できる機数が急速に減少します。無理させるとOps lossの元なのでこれでパラオの爆撃は中止。今後はインドのレドに移動させ、中国へのサプライ輸送を主な任務にさせようかと思います。中国では燃料事情の悪化から早晩、重慶でのサプライ生産が停止するはずですから。

今日はとても落ち着いていた一日で、コンバットリポートにも他には、ウエーク島で日本が機雷39個を掃海したこと(昨日で終わったのかと思ったらまだ残っていたんですね)、ポートモレスビーを零戦 25機がsweepしたこと(CAPはいません)、華中に取り残された中国軍部隊を一式陸攻 40機が爆撃したこと、ルソン島バターンでの定例の砲撃しか載せられていません。この時期の連合軍側にとって大きな戦闘がないのはとてもありがたいことですが、日本の陸軍機の活動がみられないのがとても不思議です。ビルマ作戦に向け、前線に移動中なんでしょうか?そんなふうに考える理由のひとつが、この南シナ海をシンガポール方向に航行するCVEを含むTFの存在です。これは一昨日、スールー海にいたTFなのではと思います。ジャワ島への上陸の支援のために移動しているのか、それともマラッカ海峡を通過しアンダマン海でビルマ作戦の支援をするのか、気になります。CVEは1隻しか目撃されていませんが、本当に1隻だけなのかどうかも気になります。この搭載機数だと本当にCVEなのかもしれませんが、ほかにCVLが数隻一緒にいたりするとかなりの戦力になるので。

開戦時の真珠湾攻撃でSys 32, Flt 76(42), Eng 30(23)のダメージを受けたBB Nevadaですが、その後ずっとpiersideの修理をしてきました。Repair shipyardではなくpiersideで修理したのは、10万トン分の容量しかないパールハーバーのRepair shipyardを、2万7500トンもある旧式戦艦の修理に使いたくないからです。今日は第71ターンですが、ようやくSys 0, Flt 42(42), Eng 23(23)まで修理が進みました。残っているのはいずれもmajorなダメージばかりなので、ここからはRepair shipyardでないと修理できません。しかし前述したようにパールハーバーのRepair shipyardは使いたくないので、西海岸に回航することにします。Engダメージが23あるので最高速度は9ノットしか出せず、また浸水被害は42と大きいものの、Sysダメージがすでに0にしてありますから、西海岸までの航行に支障はないはずです。問題があるとすれば日本の潜水艦に遭遇すること。魚雷1本で沈没する可能性がかなり高いものと思います。

2013年9月20日金曜日

ダバオの上陸船団を爆撃


ウエーク島に敷設してあった機雷の掃海が昨日で終了し、1942年2月13日、ウエーク島から日本の船団が出港しました。日本側の兵員数はウエーク島のstack limitを超過していたはずですから、これはその多すぎる兵員・ユニットを運び出すための船団だと思われます。周囲には多数の潜水艦をパトロールさせて戦果を期待したのですが、まずウエーク島の南西のヘクスでSS S-18が護衛のDD天津風に発見されてしまいました。S-18には爆雷が1発命中し、Sys 19, Flt 13(6), Eng 1(0)のダメージを受けて、パールハーバーへの帰還を余儀なくされました。ついでその西側のヘクスでSS Sailfishが船団を発見し、xAK Shofuku Maruを狙って雷撃。魚雷1本が命中しましたが不発でした。残念ながら、ウエーク島防衛戦では潜水艦は全く役に立たなかったことになります。船団はそのまま姿をくらましてしまいましたが、通過したヘクスから想像するに、トラックに向かったのではないでしょうか。

ミンダナオ島のカガヤンからパラオのBabeldaobへB-17E Fortress 7機が港湾爆撃に向かいました。CAPはおらず、投錨していたAMc Takasago Maru(215トン、VP 1)を撃沈し、DD初風に500ポンド爆弾2発、AD Gyoko MaruとPB Hakata Maru #2に各1発とPort hits 1の命中弾がありました。CAPがいないと四発爆撃機の威力は絶大です。パラオはカガヤンから距離15ヘクスしかなく、四発爆撃機の行動可能範囲内の港に艦船をdisbandしてはいけないという教訓の三例目となりました。

カガヤンにこのB-17E Fortressを移動させたのは10日くらいまえだったでしょうか。しかし日本側にフィリピンのアメリカ航空部隊は活動していないと思わせ、カガヤンが攻撃されることを避けるため、攻撃任務も海上哨戒任務も指示せず訓練だけさせていました。死んだふり作戦です。しかし前日12日、ミンダナオ島の北東に上陸船団らしきものが発見され、今日13日に上陸が始まるとその船団への航空攻撃が実施され、カガヤンの死んだふりが自動的に解除されると考え、パラオの空襲にむかわせたのです。パラオは最前線から遠いので、すぐにCAPの戦闘機の手配がつくのかどうか難しいところ。今日の爆撃では駆逐艦と水雷母艦にダメージを与えただけで撃沈には至りませんでした。明日も港にいてくれるかどうかは分かりませんが、可能なら撃沈したいのでもう一度港の爆撃に向かわせようと思います。日本側はカガヤンへの爆撃作戦を継続できる適当な飛行場を近くにもっていないので空からの制圧は難しいでしょうが、カガヤンは海に面していますから艦砲射撃にはひとたまりもありません。明日もういちど空襲を実施したら、B-17Eは避難させるつもりです。

カガヤンにはA-24 Banshee 12機も以前から待機していて、ミンダナオ島への上陸が始まったら爆撃するよう指示してありました。日本の船団は北岸のButuanへの上陸を狙っているのかと思っていましたが、南のダバオへの上陸でした。今日の爆撃行にはP-26A  6機とP-35A 9機が護衛につきましたが、心配だったのは、前日スールー海にいたMini KBから零戦がCAPに派遣されていることでした。しかしCAPはいませんでした。CAPがいなかったのを幸いに午前と午後の2回、計23機のA-24 Bansheeが急降下爆撃を実施し、xAK Kiyo Maruに1000ポンド爆弾2発、xAK Havre MaruとxAK Sinkyo Maruに各1発命中させました。撃沈には至りませんでしたが、のっていた地上部隊のdevice 4つが破壊され、20個がdisabledになったと報告されています。また午前中爆撃にむかった時には、輸送船にまじってBB榛名が目撃されました。そのBB榛名をねらったA-24 Bansheeもあったのですが、1機が対空砲火で撃墜され、その他の機も命中弾を得ることはできませんでした。日本の戦艦の中で一番大切なのは、機動部隊とともに行動できる金剛級の4隻だと思います。速度の遅い輸送船とともに行動させるならBB日向・伊勢・扶桑・山城で充分で、金剛級をつかうなんてもったいないと思うのですが、このへんはプレイヤーによって意見が分かれるのでしょうね。

航空攻撃の後に上陸が始まりました。上陸したのは15th Armyと25th ArmyのHQユニット2個、 9th Infantry Rgt、11th Infantry Rgt、41st Infantry Rgtの歩兵聯隊3個、1st Tank Rgtと56th Recon Rgtの機甲ユニット2個、16th Engr Rgt、2nd Engr Rgt、15th JAAF AF Bn、93rd JAAF AF Bnの工兵・根拠地ユニット4個と、想像していたよりもずっと大軍です。上陸の際には上陸する地上部隊に多少の損害が出るものですが、この上陸でもdevice 35個がdestroyedになっていて、disabledになったものは0でした。ふつうはdisabledになるものの方が多いような気がするので、ちょっと不思議です。ともあれ、ダバオには守備隊はいない(カガヤン以外の根拠地には守備隊はいません)ので明日には無血占領となるでしょう。

ずっと動きのなかったビルマ戦線ですが、モールメンの日本軍がビルマに向かって進軍を開始しました。モールメンの日本軍は昨日までは3ユニットと報告されていましたが、7ユニットにまで増えたので動き始めたものと思われます。お相手の方はかなり堅実な戦い方をしてきていますし、またモールメンから北東に移動すると渡河→Shock attackになることは承知のはずなので、それに耐えるかなりの大軍、5個師団くらいはいるのでしょう。対岸で守っているのは1st Burma Divisionです。師団とはいってもAV 309しかなく(日本の歩兵師団は550くらい)、経験値 40、士気値 69の弱兵です。いまから動かすわけにも行かないのでこのままShock attackを待ち受けることにしますが、一撃でやられそうな気がします。そうなったら、ラングーンの部隊はビルマ北部とインド方面に撤退を始めることになりますね。

2013年9月19日木曜日

スールー海にmini KB


1942年2月12日、ボルネオ東岸のタラカンからサプライを輸送し、ミンダナオ島Zamboangaで陸揚げ中だったxAKL Nam Yong(1050トン、VP 2)が、零戦(A6M2) 13機に護衛された九九艦爆(D3A1 Val) 12機に攻撃され、250kg爆弾5発が命中して沈没しました。この九九艦爆はスールー海のTFから発進したもので、カガヤンの哨戒機は駆逐艦1隻しか目撃できなかったと報告していますが、mini KBなのは間違いないところ。mini KBが姿を現すのは久しぶりです。このmini KBは軽空母何隻から構成されているのでしょう。CVL龍驤は開戦時に九九艦爆を搭載していませんから、九七艦攻装備の飛行隊を九九艦爆装備の飛行隊と交替させたのか?それとも、CVL龍驤のほかに、九七艦爆を搭載した軽空母がいるのか?空母はなるべくまとめて運用したいところですから、きっと複数の軽空母がいるのだと思います。

今日はミンダナオ島の北東にも日本のTFの存在が報告されました。こちらはPG 3隻とDD(駆逐艦) 4隻に護衛されたAK(貨物船) 2隻で東に向けて航行しているとのことです。東に向けてというところが腑に落ちませんが、フィリピンの哨戒機パイロットの力量を考えると、東向きという点は誤りなのかも知れず、位置的にはミンダナオ島への上陸船団だと思われます。ミンダナオ島の状況はというと、地上部隊はすべて北岸のカガヤンに集結しています。ミンダナオ島の開戦時のサプライ貯蔵量は6000トンくらいではなかったかと思いますが、この間、ボルネオからせっせとサプライを輸送したのでカガヤンの今日のサプライの備蓄は11663トンになっています。カガヤンの地上部隊のAV合計は474で、fortification 2(3まで92%)ですが、山岳ヘクスで防御ボーナスがあるので多少は頑張れるはずです。でも、日本側はミンダナオ島平定を急ぐ必要はありませんから、兵糧攻めにされるとなす術無しです。

フィリピンではルソン島のバターンもまだ持ち堪えています。バターンはfortification 4、サプライ備蓄量10532トンで、地上部隊のAV合計は748。日本側の歩兵は1個師団とすこしでAVは525だけですが、多数の砲兵部隊で毎日Bombardment attackを加えています。ここ数日爆撃はありませんが、このBombardment attackに対処するだけでも一日に200トンほどのサプライを消費してしまいます。サプライが無くなると戦力がた落ちとなるので、長くてもあと50日程度でしょう。

2013年9月18日水曜日

Command: Modern Air / Naval Operations


長らく開発中だったCommand: Modern Air / Naval Operationsが、9月24日からMatrixのサイトで買えるようになるそうです。すでに、アメリカの潜水艦が北極海の氷の下でロシアの潜水艦を攻撃するシナリオや、アルカイダがソマリアのグループに派遣した使者を拉致する作戦などのAARがMatrixのサイトにあるフォーラムに載せられていました。スクリーンショットを見るとHarpoonの現代版みたいなゲームなのかなと感じますが、Bingのサイトから地域の実写マップを引用して、プレイマップのバックを実写イメージにすることもできたりして、見た目的にはHarpoonを超えています。でも、ゲームとして面白いのかどうかは不明です。それに私は特にウォーゲーム好きというわけではないので、面白いと私が感じるようなゲームなのか、発売後のフォーラムでの評判などを参考にして、購入するかどうか決めたいと思います。

2013年9月17日火曜日

蘭州とSingkawangを失う


1942年2月11日、中国では蘭州が占領されました。先日の天水の失陥で絶たれた重慶と西域の連絡の再開はまったく絶望的です。蘭州攻略に参加した日本側部隊は戦車聯隊8個です。進撃速度の速い戦車聯隊は西域の征服にぴったりなのですが、連合軍側としても戦車聯隊にはこのまま西に向かってもらった方が都合がいい気がします。西域から重慶への重油の供給を絶っただけで取って返して、重慶戦略に参加される方が嫌かなと。西安攻略後、2・3ヘクス北上した日本の歩兵の大軍は、いまのところ渡河の様子を見せていません。もしかすると、戦車聯隊が取って返すのを待っているのかも。

蘭印ではSingkawangを占領されました。中国での快進撃に比較すれば、必ずしも早い占領というわけではなく、順当なところでしょう。気になるのはこのあと日本側がどう動くかです。ふつうは1941年12月のうちに占領することの多い、タラカン、バリクパパンといったボルネオ島東岸の油田を確保するのか。それとも、そろそろジャワ島に上陸を試みるのか、またもしジャワ島ならどこに上陸するのか?ジャワ島では私はSemerangへの上陸が好きです。Semerangには規模5の港があるので、上陸戦と攻略の後、後続するBase Forceやサプライの揚陸がラクですし、飛行場の規模は1しかありませんが、すでにパレンバンやスマトラ島南端のOosthaveの飛行場があるので、その点はあまり問題にならないでしょう。またSemerangaに上陸すれば、バタビアとスラバヤの連絡を絶ち、オランダ軍の合流を阻止することも容易です。でもAARなんかではバタビアの北西(このゲームのマップ上の方位)隣りのMerakに上陸する例も多いようです。まあ、ボルネオ東岸にしてもジャワ島にしても、大した抵抗は予定していません。南方資源地帯を日本が確保しなければこのゲームは始まらないと思うので。そのかわり、ジャワ島の南西にあるクリスマス島やココス諸島に日本軍を暖かくお迎えするための準備を始めています。

2013年9月16日月曜日

ポートモレスビー上空で零戦相手に互角の戦い


1942年2月10日、ボルネオ島のSingkawangに日本軍の上陸が始まりました。ここには西ボルネオKNIL大隊とBase Forceが駐屯していましたが、前者の大部分はジャワ島に空輸していて、残っているのは空輸できない装甲車2台と車輌2台だけです。明日の陸戦ではあっさり陥落するでしょう。Singkawangには規模3の飛行場があるので、AARを読むと開戦後すぐに占領してAir HQと陸攻と零戦を配備するという戦い方をする人が多いようです。このプレイの日本軍はすでにパレンバンやジョホールバルやシンガポールの飛行場を確保していますから、陸攻の飛行場として使う意図はないはずです。しかしマップをこういう風にトリミングすると、シンガポール、パレンバン周辺の海域が日本のものになりつつあることがよく分かります。いちおう東隣のSambasにも飛行艇がいるので、南シナ海南部の哨戒飛行は可能ですが。

前日から気になっていたポートモレスビーの空戦ですが、今日は零戦(A6M2 Zero)2波61機による高度2万フィートのsweepがありました。CAPはP-39D Airacobra 21機とP-40E Warhawk 19機の合計40機。ひどく叩かれるだろうと思いながらリプレイを見ていたのですが、米軍機だけでなく零戦もけっこう落ちていました。Trackerで確認してみると、P-39D AiracobraとP-40E Warhawkの損失はともに8機(ともにA2Aで5、Ops loss 3)の合計16機に対して、零戦は13機(すべてA2Aで)の損失と報告されていました。数的には日本側の勝利だと思われますが、この時期の零戦を相手にした空戦としは充分に満足できるスコアです。パイロットの死傷もKIA 2名、WIA 3名だけで、日本側は13名がKIAまたはMIAになったであろうことを考えると、実質的には勝利かなと。心配していた陸攻による輸送船への攻撃もありませんでした。

今日の戦いの結果、P-39とP-40の可動機がともに6機まで減少してしまいました。2つの飛行隊ともに11機が修理中で、Service Rating 2の戦闘機の運用の難しさを実感させられます。さすがに明日も零戦がやってくるなんてことはないでしょうが、一日休養をとった一式戦が来る可能性は充分にあります。合計可動機12機のCAPではコンボイの安全を確保できないと考え、サプライの揚陸は完了していませんがコンボイを帰還させることにしました。今日一日だけでは3隻の輸送船に積載してあったサプライ6960トンすべてを陸揚げすることはできませんでした。しかしすでに3184トンを揚陸し、これでパプアニューギニア(ポートモレスビーとTerapo)のサプライ備蓄が36618トンに増加しました。ここ10日間のサプライ消費量は、爆撃による破壊も加えて日量400トン程度ですから、サプライ的にはまだまだ頑張れそうです。

これまでポートモレスビーの維持に関してはかなり悲観的でした。しかし今日の空戦をみて、日本側が機動部隊の護衛で一個師団程度の陸兵を輸送船で送り込むような策をとるのでなければかなり持ち堪えることができるような気がしてきました。海軍の陸攻にしても陸軍の重爆にしても爆弾搭載量が多くはないので、少なくとも現在ラバウルにいる飛行隊だけでは、ポートモレスビーの飛行場を使用不能にし続けることは難しいようです。となると、連合軍側としても連日CAPを上げ続けることはできませんが、輸送船の入港の時期に合わせて戦闘機を派遣してCAPするだけでもいいわけですものね。この次は、サプライだけでなく高射砲ユニットを一つか二つポートモレスビーに輸送できればいいなと思っています。

2013年9月15日日曜日

スマトラ島北部にも日本軍が上陸


1942年2月9日、スマトラ島東岸のTandjoengbalaiに日本軍が上陸しました。スマトラの中部・北部への上陸はこれが初めてです。ここには守備隊を配置していないので、明日には無血占領となるでしょう。2ヘクス北にはスマトラ北部の中の最重要拠点であるメダンがあり、まずはここの占領が目標でしょうが、メダンにも2ユニットしか残していないので、大きな問題なく占領できることでしょう。開戦時、スマトラ中部・北部に配置されていた部隊は北端のサバンに集結させました(スマトラは道路事情が悪いので、Tandjoengbalaiの南西のヘクスにもまだ行軍中のユニットがいます)。集結させたとはいっても大した戦力ではないのですが、マラッカ海峡からアンダマン海の哨戒飛行にはサバンが役に立つので、2月いっぱいは確保しておきたいものです。

SIGINTファイルに”Radio call sign of AV Kimikawa Maru detected at 206,148.”という報告が載せられていました。ヘクス206,148というのはどこかというと、図のミニマップの黄色い長方形の位置で分かるように、マップ南西隅に近い大海原の真っ只中で、一番近い陸地であるマルケサス諸島からも20ヘクス以上離れています。いったいここに本当に君川丸がいるのか?もしいるのなら何をしているのか?ヘクス206,148は、マップ外の拠点であるパナマのバルボアからオーストラリアのシドニーなどに向かう航路からは外れています。私は西海岸からオーストラリアのシドニーに送るコンボイが日本の空母や水上戦闘艦隊の襲撃を受けると嫌なので、途中の通過点としてマルケサス諸島・タヒチを指定し、タヒチからは真西に航海させ、シドニーに近くなったら北上する航路を指示することがほとんどです。お相手の方はそういう航路があることも念頭において、コンボイを狙いに来たのでしょうか?西海岸・シドニー間のコンボイの頻度は多くはないので、幸いこの近くを航行中のものはありません。ただ、ずっとここにいるのかどうかは不明なので、コンボイが襲われる可能性はあります。真相究明のためパールハーバーからCVサラトガとレキシントンを派遣することにしました。サラトガとレキシントンは1942年3月にアップグレードの予定があります。このアップグレードには27日間かかり、しかもこの2隻は大きいので、パールハーバーでアップグレードさせると、repairshipyardの場所ふさぎになってしまいます。そう考えて2月中に西海岸へ移動させる予定だったので、2隻にとってはちょうど良い任務です。

ニューギニア戦線では、ニューブリテン島の西にあるUmboi島が無血占領されました。その後、ラバウルから一式戦(Ki-43-Ic Oscar) 42機の護衛で九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 45機がポートモレスビーの飛行場爆撃にやってきました。ポートモレスビーにはしばらくCAPを上げていなかったので、零戦がsweepすることも久しくありません。しかし今日は久しぶりにP-39D Airacobra 23機とP-40E Warhawk 25機にCAPを指示してありました。CAP trapを狙ったわけではなく、サプライを積載した貨物船をポートモレスビーに久しぶりに入港させたので、陸攻によって雷撃されるのを防ぐことが主な目的です。コンボイはしっかり日本のMedium Bomberに目撃されましたが、今日は陸攻はやって来ませんでした。それで結果的にはCAP trapになってしまったわけですが、一式戦 4機の撃墜と九七重爆14機の損失(空戦で12、Ops loss 2)が報告されています。米軍側はP-39D Airacobra 3機が空戦で撃墜されました。CAPに妨害されて、飛行場にはAirbase hits 3とRunway hits 2の命中弾があったのみでした。

コンボイは今日は接岸したのみで、サプライの揚陸はこれからです。連合軍の台所事情は苦しく、明日も同じ飛行隊にCAPを指示することになります。明日は零戦のsweep、その後に一式戦の護衛で陸攻が雷撃に来襲し、貨物船3隻とも撃沈されるなんてことにならないといいのですが。

2013年9月14日土曜日

ウエーク島を失う


1942年2月8日、ビスマルク諸島のUmboi Islandに日本軍の上陸がありました。重要度の低そうなdot baseですが、なにが目的でしょう?ここに機雷を敷設すれば、オーストラリア東岸を根拠地とする連合軍潜水艦が中部太平洋に出かけにくくなるので、港の規模を1に拡張してACMを在泊させて機雷を敷設するつもりでしょうか?

ブナからオーエンスタンレー山脈越えの行軍中だった日本軍部隊がちょうど中間点に達していました。連合軍がこの移動に気付いたのは2月4日ですが、道なき道を踏破する行軍でかなり移動速度は遅いはずですから、もっとずっと前から行動を開始していたようです。今日の報告ではこの日本軍は1ユニットだけ。ジャングルの中の敵部隊に関する情報はあまりあてにならないのですが、本当に1ユニットだけだとすると、大軍を行動させてポートモレスビーを攻略することが目的ではないでしょう。ポートモレスビーに上陸して包囲されている日本軍部隊にサプライを供給するため、ポートモレスビーのヘクスの東側のヘクスサイドの支配権を獲得することが目的だろうと思われます。このゲームでは、ブナにサプライを揚陸しさえすれば、難なくポートモレスビーまで陸上を輸送されてゆく仕様なのです。

といった小さなできごともあったのですが、今日のメインイベントはなんといってもウエーク島です。前日の哨戒機の報告ではウエーク島周囲に兵員を輸送する貨物船・客船の存在はみとめられておらず、リプレイで機雷原の掃海作業、ついで上陸前艦砲射撃が始まった時にはびっくりしてしました。前日の時点での防御機雷の数は251個でしたが、触雷したのはxAK Cheribon Maru 1隻だけ。また掃海作業にあたったDMS W-20とDMS W-19が陸上からの砲撃で損傷したようです。

ウエーク島にはMarine Defense Battalionが3つもいることを知っていて、日本側は上陸船団にBB霧島・比叡、CA那智、CL北上・長良を組み込んでいました。上陸行動に対する砲撃は大きな艦船に集中する傾向があります。戦艦や重巡がいるとMarine Defense Battalionの155mm砲ではほとんど効果がありません。かえって艦砲射撃により守備部隊のdevice 2個を破壊され、32個がdsiabledにされました。守備側各部隊のdisruption値もかなり上昇したものと思われます。それでも、守備隊はxAK Kozan Maru, xAK Kanko Maru, xAK Hiyoshi Maruに砲弾を命中させ、載せられていた部隊のdevice 3個を破壊し、38個をdsiabledにしました。また上陸のトラブルにより日本側のdevice 21個がdestroyedになっていました。

その後、上陸を支援する機動部隊から零戦(A6M2 Zero) 53機の護衛で、 九七艦攻(B5N2 Kate) 113機と九九艦爆(D3A1 Val) 117機が飛行場と地上部隊の爆撃にやってきて、守備隊のdevice 1個が破壊され、25個がdsiabledにされました。この爆撃によりさらに守備隊のdisruption値は上昇したことでしょう。前日は九九艦爆 8機が損失になりましたが、disruption値がかなり高くなって対空砲火が甘かったためでしょう、今日は九七艦攻と九九艦爆各2機が損失になっただけでした。
また来襲した日本機のうち半分くらいは飛行場を爆撃し、Airbase hits 3、Airbase supply hits 2、Runway hits 12の命中弾がありました。占領してしまえば飛行場の修復は日本側がすることになるので、飛行場の爆撃は損なのではとも感じますが、サプライを破壊したかったのかもしれません。

そんなこんなで陸戦フェーズ。日本側の参加部隊は16th Army(Corps HQ)、陸軍の空挺部隊2個(1st Raiding Regimentと2nd Raiding Regiment)、海軍の空挺部隊2個(Yokosuka 1st SNLFと Yokosuka 3rd SNLF)、特別陸戦隊3個(Sasebo 1st SNLF、Kure 2nd SNLF、Sasebo 2nd SNLF)、特別陸戦隊の中隊5個(1st Indpt SNLF Coy、4th Indpt SNLF Coy、7th Indpt SNLF Coy、1st Sasebo SNLF Coy、 8th Indpt SNLF Coy)、海軍の警備隊2個(61st Naval Guard Unitと83rd Naval Guard Unit)、ふつうの陸軍部隊はMiura Detだけで、ぜんぶで16ユニット、1万3千名あまり。素のAVは合計で568もあります。それに対して守備隊の素のAVの合計は75でしたが、リプレイ画面に表示された守備隊のAVは強い混乱を反映してか、どれもわずかなAV値しか書かれていませんでした。結果が出るまでしばらく時間がかかるのですが、この段階で敗北を覚悟しました。

しかし混乱は日本側にもあって両軍にマイナス修正。守備側には疲労や経験不足のマイナス修正もついていました。これらの効果を加えた修正AVは77:15。オッズ比5:1となり、ウエーク島のfortificationは規模3なので、日本側がウエーク島の奪取に成功しました。しかし、守備隊の死傷者・捕虜になった数は4218名に対し、日本側の死傷者数5021名の方が多く、ウエーク島守備隊は史実の硫黄島の日本守備隊なみに健闘してくれたようです。たしかによくみると今日の戦闘はかなりの接戦です。77:15だった修正AVの数値の、米軍側の15が1だけ多い16だったら、オッズ比4:1で防衛に成功していたわけですから。

ウエーク島はatollなので上陸した側はShock attackを強制されます。しかもstack limitが6000名しかなく、上陸した日のそのShock attackに失敗するととてもとても面倒なことになります。必勝を期さなければならない日本側にとっては薄氷の勝利でした。今回の攻撃側のユニットを見ると、combat engineerを含んでいる部隊がありませんでしたが、combat engineerを同行させておれば1月31日のシンガポール攻略のようにforitificationを低下させることができるので、もっと確実に勝てたことでしょう。

それにしても、ウエーク島の失陥はかわいがっていたネコをなくしたような感じで、とてもこたえます。パレンバンやシンガポールを失った時よりずっとずっと悲しいし、きっと重慶を奪取されても、インド東部を席巻されても、オーストラリア北部で暴れ回られても、こんなにがっかりはしないだろうと思います。日本側の攻略作戦の開始があと10日遅ければfortificationの規模が4に達していて防衛できたろうとか、守備隊としてMarine Defense Battalionばかり3つではなく一つはcombat enginner部隊にしておけばforitificationの増強が早く進んですでに規模4に達していただろうとか、いろいろと悔やまれます。

2013年9月13日金曜日

ウエーク島への空襲再開


1942年2月7日、前日に日本軍の進撃してきたスマトラ島南端のOosthaven、上陸のあったシンガポールの南隣のTandjoengpinangは、ともにDeliberate attackで陥落しました。中国戦線のKungchangには漢口から九九双軽(Ki-48-Ib Lily) 33機の地上部隊爆撃があり、その後のShock attackで陥落です。中国軍5ユニットのうち4つは殲滅されましたが、1つは蘭州に向けて後退し、それを日本軍の一部部隊が追撃してきています。追撃されると蘭州への日本軍の到着が早まるので、5ユニットとも殲滅された方が良かったのかも。

今日はウエーク島に機動部隊から零戦(A6M2 Zero) 53機の護衛で九七艦攻(B5N2 Kate) 113機と九九艦爆(D3A1 Val) 130機がやって来ました。飛行場と地上部隊に対する爆撃で、地上部隊のdevice 30がdisabledになり、またAirbase hits 6、Airbase supply hits 3、Runway hits 26の命中弾がありました。前日の時点のウエーク島の施設のダメージは港に17だけだったのですが、この攻撃で飛行場サービス施設に10、滑走路に25のダメージも加わってしまいました。またサプライも5506トンから4729トンに減少です。サプライの一日消費量は14トン程度なので、爆撃によるサプライの減少は大打撃です。そのかわり、九九艦爆8機(対空砲火で5、Ops loss 5)が損失になっていました。急降下爆撃では投弾する高度が1000から3000フィートくらいで、高射砲を持たない地上部隊でも射撃することができます。そのため急降下爆撃機は対空砲火による被害を受けやすいのです。優秀な艦爆パイロットを失うのももったいないし、機動部隊でウエーク島を繰り返し空襲するなんてのは鶏を割くに牛刀をもってするの類なので、艦攻だけによる爆撃に切り替えた方がいいのかも知れません。

2013年9月12日木曜日

スマトラ島南端のOosthavenに日本軍


1942年2月6日、シンガポールの南隣りのヘクスにある蘭領リアウ諸島の首府であるTandjoengpinangに日本軍の上陸がありました。上陸したのは124歩兵大隊の3分の1、113聯隊の3分の1(3分の1というのは、一部隊を3つの部隊に分割して運用することができるルールがあるからです)の2部隊でした。ここはBase Forceが守備しているだけなので戦闘部隊なら小部隊でも楽勝と思われます。Tandjoengpinangなんてところは連合軍側からすると重要性が低そうにも思えますが、シンガポールをハブ港として安全に利用するためには、こんなところに蘭領の根拠地が残っていると心配ということなんでしょうね。

その後、シンガポールの東で駆逐艦1隻と水雷艇3隻に護衛された貨物船8隻のコンボイをSS Sharkが発見しました。対潜警戒が厳重で貨物船を狙うことができなかったためか、SS SharkはTB Hiyodoriを雷撃してはずしました。シンガポールに入港する最初のコンボイだと思われ、戦果を挙げることができず残念です。

今日はスマトラの南端のOosthavenに日本軍2部隊が到着しました。規模は不明です。昨年の12月20日にパレンバンを占領してから、その西南のPraboemoelih、ついで西海岸のBenkoelenを占領と、かなり遠回りしてからようやくOosthavenにやってきました。Oosthavenを占領すれば、スマトラ島の南部は完全に日本のものです。スマトラ島とジャワ島の間のスンダ海峡を通過するにはOosthavenのヘクスではなく、その対岸のMerakのヘクスを通過しなければなりません。Merakには機雷を敷設してあるので、Oosthavenを占領してもまだスンダ海峡を自由に出入りできるわけではありません。日本側にとってインド洋への一番の近道はこのスンダ海峡です。もう1942年2月ですからジャワ海の安全な航行は望みませんが、インド洋はもう少しこちらの自由にさせておいてほしいものです。

中国ではKunchang(昨日までこのKungchangと天水の位置を取り違えていました。この辺の地名はおぼえにくい)で日本側のDeliberate attackがありました。素のAV 491:93に、防衛側の山岳のプラス修正も加わって修正AV 352:130。fortificationを規模1から0に低下させられましたが、オッズ比2:1なので今日のところは防衛に成功です。しかし戦闘による死傷者は中国軍側1234名に対し、日本側は0。攻撃してきた日本側はすべて戦車聯隊(全部で7個)だったのに対し、中国軍部隊は対戦車兵器を装備していないからこんなことになったのでしょう。でも明日は陥落必至です。日本側がここに戦車聯隊だけでやってきたのは、ここから北上(このゲームのマップ上の方位)して西域を席巻するつもりだからだと思われます。西域の根拠地間の距離は長く、歩兵を行軍させたのではかなり時間がかかりますからね。

最後にウエーク島周辺の状況ですが、南西4ヘクスの海域に空母8隻を含むTF、西に6ヘクスの海域に戦艦5隻を含むTFの存在が報告されました。昨日のエントリーでは、日本側が機動部隊を2分割したのではと書きましたが、そう断定はできないようです。ウエーク島のPBY-5 Catalinaの飛行隊のパイロットは半数以上がNavS(哨戒)スキル 70以上の人たちなのですが、ここ数日の報告内容をふりかえると、艦種構成についてはどこまで信じていいのか、まったく分かりません。また空母がたくさんいるのにも関わらず、今日も空襲はありませんでした。空襲を実施すると、機体とともに貴重なパイロットが少数ながらも失われるので、それを惜しんでいるのかもしれません。しかし空母にはそこに存在するだけで、サプライを輸送するTFをウエーク島に接近させない効果があります。昨日まではウエーク島に向かっていたコンボイもとりあえずミッドウエイに引き返えさせました。今日はミッドウエイ島からPBY-4 Catalina 3機がサプライを空輸しましたが、たった3トンでは焼け石に水。でも遠距離を飛んでくれているパイロットの努力を考えると、ハチドリのひとしずくと思った方がいいのかも。


実はこの戦艦5隻のTFのヘクスには、SIGINTで”Heavy Volume of Radio transmissions detected at 130,98.”と報告されていました。Heavy Volume of Radio transmissionsの実態が他の情報(今回は哨戒機)で裏付けられる経験はこれが初めてです。日本側でプレイしているとこういう機会はまずないと思いますが、連合軍側だと時々経験することなんでしょうか?

2013年9月11日水曜日

中国で日本の進撃続く


1942年2月5日、中国戦線Kungchangの東の山岳ヘクスで日本側からDeliberate attackをしかけられました。16万4千名余・AV 5650の日本軍に対し、中国軍は8千名・AV 152。山岳ヘクスなので防御側に4倍のプラス修正がありますが、修正AVは4230:52、オッズ比81:1で軽く一蹴されました。今後は、北(マップ上の方位)へ向かって西域の征服を狙うのではなく、Kungchangに向けて渡河するものと思われます。天水にはすでに東側の道路を経由した7部隊が達しているので西域の征服はそちらに任せればいいはずですし、またKungchangを確保すれば西域から重慶のHI(重工業)へのfuel(重油)の供給がストップします。Kunchangのforitificationの規模は1で、駐屯している部隊もAV合計88と弱小ですから、やはり一蹴されてしまうものと思われます。Kunchang占領後は重慶に向けて南下するのではと予想しています。

今日もウエーク島への空襲はなく、そういう意味では一服できたのですが、ウエーク島の南東距離4ヘクスの海域に日本の空母TFがみとめられました。日本側は機動部隊の空母6隻をひとまとめではなく、分割して運用し始めたのではと思われます。一方がウエーク島への監視と空襲を担当している間に、もう一方が燃料・弾薬の補充や小修理のためトラックに戻るといった感じなのかなと。

1月28日にウエーク島に初めての空襲があって以来の10日間で、9693トンあったサプライが5518トンまで低下してしまいました。サプライさえあれば上陸されても日本側にある程度の被害を与えることができるとは思うのですが、サプライが切れてしまうと抵抗らしい抵抗は無理。サプライを輸送するためのTFがウエーク島に向かっていますが、空母がうろうろしているようだと接近すること自体無理です。図の3つのTFのうちウエーク島に一番近いのはAPD(駆逐艦改装高速輸送艦)4隻からなるFasttransport TFです。タイミングよく夜のうちにウエーク島に着岸し、夜のうちに揚陸が終わる保証がないとFasttransport TFでもやられちゃうでしょうね。

26ヘクス離れているミッドウエイ島からのサプライの空輸も試みてみました。空輸が可能なのはPBY-4 Catalinaだけで、新型のPBY-5 Catalinaでは航続距離が足りませんでした。でもPBY-4 Catalinaの方の生産は1941年12月で終了してしまっていて、可動機体はそれほど多くはありません。しかも、こんな自体は想定していなかったので、多くがオーストラリアやアンダマン海で哨戒飛行に従事しています。1個飛行隊をミッドウエイ島に移動させましたが、1機で一日にサプライ1トンしか空輸できないし、26ヘクスも飛ぶので休養する機体の割合をかなり高くしておかないとOsp loss頻発になってしまいますから、空輸でウエーク島を維持することも実質的には不可能です。

2013年9月10日火曜日

上海港を奇襲


1942年2月4日、まずはウエーク島周辺の状況から。今日もウエーク島への空襲はありませんでした。ウエーク島から南西へ距離11ヘクスの海域に戦艦 6、重巡 4の10隻からなるTFが西に向かって航行していると哨戒機の報告がありました。これが機動部隊でしょうか?機動部隊だとすると前日の位置から4ヘクスしか移動していないし、またいくらNavS(哨戒)スキルの低いパイロットでも空母を1隻も視認できないことがあるものでしょうか?またこれとは別に、ウエーク島とトラックとのちょうど中間あたりのヘクス119, 103にHeavy Voume of Radio Transmissionが聴取されました。これはトラック発ウエーク行きの上陸船団だったりするでしょうか?疑問だらけですが、いずれにせよしっかりした艦砲射撃TFが同行する上陸船団で、機動部隊も帰ったように見せかけて本当は支援にあてるつもりなら、ウエーク島は陥落必至です。

ニューギニアではポートモレスビーに一式戦(Ki-43-Ic Oscar) 42機の護衛で九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 51機が飛来しました。CAPを務めるべき戦闘機はすべてオーストラリア本土に後退しています。CAPに妨害されずに高度1万5000フィートからの飛行場爆撃でAirbase hits 4、Runway hits 12の命中弾がありました。この程度でも、修復作業後にサービス施設に7のダメージが残り、今日はforitification強化作業ができませんでした。fortificationは現在の規模3で、4への強化が23%進行しています。なんとか4にしたいところですが、こうやって地道に妨害されるのが困ります。

連合軍はタウンスビルから偵察も兼ねてB-17E Fortress 6機がブナへ港湾爆撃(ブナの飛行場はまだ規模0)に向かいました。ブナに日本のCAPはいなかったので、Port hits 3、Port supply hits 5の命中弾はこんなものでしょう。港のダメージの修復作業が飛行場建設作業に優先されるので、飛行場の完成を多少は遅らせることができるでしょう。でも今日の空襲にはもっと大きな戦果がありました。ブナの日本軍部隊が西に向かって行軍し始めていたそうです。日本側はポートモレスビーにさらに上陸船団を送るのではなく、オーエンスタンレー山脈越えを選択したということでしょうか。今日のB-17の報告ではブナの日本軍部隊の規模が不明なので、明日以降、偵察任務の飛行機を派遣してみようと思います。

今日は中国でも爆撃の応酬がありました。連合軍は重慶からB-17D Fortress 10機を上海の港湾爆撃に送りました。日本側はまったく予期していなかったようで、CAPはいませんでした。6000フィートと低い高度からの爆撃でしたが、Port hits 4、Port fuel hits 1に加えて
      xAK Takao Maru, Bomb hits 1,  on fire
      xAK Shirogane Maru, Bomb hits 1
      SC CHa-22, Bomb hits 1, and is sunk
      ACM Tosho Maru, Bomb hits 1,  heavy fires
      xAK Syoka Maru, Bomb hits 1,  heavy fires
      xAK Natisan Maru, Bomb hits 1,  on fire
      xAK Sydney Maru #2, Bomb hits 2,  on fire,  heavy damage
      DD Kuri, Bomb hits 1, and is sunk
と、10機の爆撃機が8隻に投弾して命中弾9発も。爆撃に送り出した連合軍の司令部でも予想していなかった高い命中率でした。沈没したのはDD Kuri(850トン、VP 3)とSC CHa-22(99トン、VP1)の2隻だけですし、炎上中の貨物船のうちの何隻が沈んだとしても、大したダメージではないでしょう。それよりも日本側にとって深刻なのは、四発爆撃機の爆撃可能な地域にある港が安全とはいえないことの方でしょう。

今日の爆撃では、四発爆撃機が強力すぎるという問題があらためて露呈した感があります。こういうのを見ると、連合軍側でプレイする身としても、ルーチンでこういった空襲を行うことが躊躇われます。実際、このての港湾爆撃は、1月21日の海南島三亜への爆撃以来2週間ぶりでした。このくらいの頻度なら許してもらえるでしょうか?特に今回は、西安の早期失陥で国民の心を失いかけている蒋介石が、アメリカ陸軍にせっついて行った苦し紛れの作戦だったわけですから。
ともあれ、こういった被害も昼間の爆撃ならある程度のCAPで防ぐことができるし、かえって四発爆撃機を多数撃墜できたりもするので、私としては許容範囲内と感じます。本当に問題なのは夜間爆撃の方で、これに関してはHRで縛るしかありません。

日本側はKungchangと川をはさんで向かいの山岳ヘクスの中国軍に対して九九双軽(Ki-48-Ib Lily) 37機で地上部隊爆撃を行い、device 10個をdisabledにしてゆきました。この山岳ヘクスには合計のAVが153にしかならない敗残の中国軍4部隊しかいません。日本側は21部隊7万3千名あまりの大軍ですし、後に続いている部隊もあるようですから、陸戦を仕掛けられればひとたまりもありません。日本側としてはこの山岳ヘクスで勝利した後、Kunchangに向けて渡河する予定なのかなと思われます。Kunchangにいる中国軍部隊も合計AVが85しかなく、ここも陥落は必至。この2つのヘクスを日本側に支配されると、重慶・成都と西域の油田製油所との連絡が絶たれることになります。



ご覧の通り、今日は両軍ともに各地でかなり多数の飛行機をつかいました。しかし驚いたことに飛行機の損失数が両軍とも0機だったのです。どの空襲にもCAPの妨害がなかったためもあるのでしょうが、穏やかな空戦模様であることはたしかですね。

2013年9月9日月曜日

1942年1月の成績


1942年2月3日、機動部隊はウエーク島からさらに遠ざかってくれました。おそらく帰途についたのだとは思うのですが、すっきりしません。というのも、前日の位置から4ヘクスしか西に移動していないからです。機動部隊は巡航で一日に8ヘクスくらいは移動できたと思うので、本当に帰るのならすでにウエーク島の哨戒圈を脱していないといけないはずです。帰ったと見せかけて、兵糧を入れようとしてウエーク島に近づくコンボイを攻撃しようと考えていたりしないかが心配です。

その他には大きな事件もなく落ち着いた一日だったので、1942年1月の成績を振り返ってみます。まず1942年1月の沈没艦船から。連合軍側は重巡2隻と軽巡1隻を失いましたが、この3隻の喪失は私のまずい采配が原因です。また爆雷で潜水艦を2隻失ったのも目立つところ。連合軍潜水艦はタフだという印象を持っていましたが、沿岸の浅海ヘクスだと爆雷にやられやすいようです。この2隻は上陸地点に近づかせたためこんな風になってしまいました。この他に、魚雷艇やモーターランチや小さな商船を合計で32隻を失っていますが、やむを得ないところかなと。

日本側の沈没艦船の多くは、ポートモレスビー上陸船団に含まれていて1月4日の珊瑚海海戦で沈んだものです。日本側の沈没艦船数が少ないのは、パレンバン、クラークフィールド、シンガポールといった最重要な目標には兵力を集中して早く攻略するがその他の地点の占領はゆっくりという、お相手の方の戦い方に由来する点が大きいと思います。例えば蘭印でも、ボルネオ島で占領されたのはMiriだけですし、蘭印東部もまだアンボンだけ。まだ連合軍の商船がバリクパパンからマカッサル海峡を北上してミンダナオ島にサプライを自由に輸送できているくらいですから。

日本側の方針のおかげで空の戦いも激戦とはいい難く、両軍の損失機数は220機と236機と少なく、ほぼ拮抗しています。また、これを集計して初めて気付いたのですが、今月は連合軍の損失機数方が日本側を下回っています。1942年前半で連合軍側の方が少ないのは珍しいんじゃないでしょうか。先日のエントリーでも触れたように、自分の戦略に沿って飛行機の生産数を調節(増加)できる日本側と違って、連合軍機の配給数はかなり低めの、史実通りの数に固定されています。連合軍側をプレイしてみると、空でも激戦を強要される方が嫌で、このゲーム程度の圧迫だったらなんとか息をつける感じかな。