2014年8月31日日曜日

巴東失陥

1942年10月27日、いつもの通り重慶には九七重爆(Ki-21-Ic Sally) 25機の空襲があり、飛行場にAirbase hits 10、Airbase supply hits 3、Runway hits 25の被害がありました。また巴東の中国軍部隊上空にも九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 194機、百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 29機が飛来し、爆撃でdevice 15個がdisabled(負傷・故障)になる被害を受けました。その後の陸戦フェーズでは戦車第一師団による Deliberate attackがあり、巴東はひとたまりもなく陥落です。

ながいこと空戦のなかった印緬国境ですが、今日はマグエからチッタゴンに二式戦(Ki-44-IIa Tojo) 41機のsweepがありました。Hurricane IIc Trop 24機とP-40E Warhawk 20機がCAPしていましたが、二式戦はこのゲームの大戦中盤最優秀戦闘機の評判通りの活躍を見せ、ハリケーン 11機(被撃墜 8、Ops loss 3)とP-40E 6機(被撃墜 6)を失いました。二式戦は4機が撃墜されただけなので、惨敗です。

成都の陥落で中国へのサプライ空輸作戦が中止となり、輸送機をチッタゴンに移動させてラムリー島へのサプライ空輸を実施していました。ラムリー島は飛行場の規模が2になっていて、将来的にはここからラングーンを攻撃したいと思っています。またインドからビルマの海岸道沿いには多数の連合軍地上部隊がいますが、10月15日の雨季明け後もサプライの状況が劇的に改善したとはいいがたく、空輸していた次第です。日本側は二式戦の数が増えたのでこの方面でのsweepを再開(以前は零戦によるsweep)したのでしょう。かなわないことが判明したので、輸送機はカルカッタに後退させました。

戦闘はこんなところですが、オーストラリア西岸で困った事態が発生しました。史実でアメリカ軍潜水艦の前進基地があったExmouthの近海で、BBノースカロライナのTFと伊20潜が2回遭遇、またPort Hedlandからパースに向かうコンボイも伊20潜と遭遇しました。BBノースカロライナを護衛していた駆逐艦は伊20潜にダメージを与えることが出来ず、コンボイの護衛のKV Hollyhockの爆雷一個が少量の浸水をもたらしただけでした。まだこの時期、イギリス艦の方がASWは得意なようです。

日本側をプレイしていたとき、潜水艦にこの2つのヘクスのパトロールを指示するようにしていました。ここはオーストラリア西岸を航行するコンボイの通り道であり、しかも、陸地間際まで深海ヘクスが迫っているので、浅海ヘクスで待ち伏せするより、対潜護衛艦艇の爆雷攻撃をかわしやすくなっています。そのことは承知だったので、パースからダーウィンやクーパンに兵員・サプライ・重油燃料を運ぶコンボイにはこのヘクスより沖側のヘクスを航行するよう指示していました。しかしほとんどコンボイの通過がなくて日本側が不審に感じるといけないので、積み荷を降ろしてパースに戻るコンボイにはこのヘクスを通過するよう指示してありました。空荷の商船なら沈められてもそれほど惜しくはありませんからね。

BBノースカロライナはチモール島クーパンが目的地で、その後セレベス島マカッサルへの艦砲射撃を実施する予定でした。できれば奇襲にしたかったので、潜水艦の多い陸岸沿いのヘクスを避けて航行するように指示あったのですが、見つかってしまいました。確認してみると、このTFはクーパンに向かう途中、Port Hedlandで給油する予定だったのですが、きのうPort Hedlandに日本の偵察機が飛来したので、給油地をBroomeに変更しました。その変更の際にway pointを指示し直すのを忘れていたようです。

BBノースカロライナの名前は2回もコンバットリポートに載せられてしまいましたから、日本側もしっかり確認しているはずです。ノースカロライナ級は最高速度28ノットの新型なので、ふつうは空母の護衛につかわれることが多い戦艦です。BB North Carolina、CLAA Atlantaの2艦から、アメリカの空母がこの辺に来ているのではと感じて、機動部隊を投入してくるでしょうか?それとも護衛の駆逐艦が最新型ではないベンソン級なので空母はいないと判断し、与しやすしとみて機動部隊を投入してこないでしょうか?どちらにせよ、やはり機動部隊は脅威です。

というのも、マカッサルはクーパンから遠く、艦砲射撃するには前日の昼をバンダ海で過ごさなければなりません。クーパンからLRCAPするつもりですが、マカッサルからの陸攻の攻撃を食い止めることが出来るかどうかかなり微妙なところ。それに機動部隊からの攻撃が加わるようだと、連合軍TFは全滅することも危惧されます。しかも、このところ機動部隊の動静は全く不明で、その点が気がかりなのです。あと3日ほどでクーパンに到着するので、その間の日本側の出方をみてみようと思います。もしこの艦砲射撃作戦がうまくゆくようなら、鈍足の戦艦にも出番を与えようと、BBヴァリアントやR級戦艦4隻も後続させています。

2014年8月30日土曜日

サラモアで敗戦

1942年10月26日、中国では四川省での戦闘はありませんでした。しかし重慶から長江を遙かに下った湖北省巴東(Patung)にやってきた戦車第一師団による砲撃がありました。ここには中国軍が7ユニットも集結しているので、どのくらいの規模か知るために砲撃を実施したのだと思いますが、日本側は戦車第一師団一つで素のAVが365。中国側は合計で92でした。7つのユニットの合計で92しかないのは、この巴東の部隊はいずれも敗残兵ばかりだからです。わざわざ戦車師団一個をさしむけるほどの戦力の守備隊ではないので、あしたは一掃されてしまうと思います。


東部ニューギニアでは、サラモアに進出していたアメリカ軍の戦車連隊に二式戦(Ki-44-IIa Tojo) 7機に護衛された九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 25機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 50機による空襲がありました。中国戦線での日本陸軍の主力爆撃機は九七重爆ですが、南東方面では百式重爆に更新が進んでいるようです。この爆撃、サラモアがジャングルヘクスなのでdeviceの損失にはつながりませんでしたが、おそらく疲労度や混乱度がかなり上昇したものと思われます。その後、日本側からDeliberate attackがありました。素のAVは日本側207:連合軍45。連合軍側には地形と指揮官のプラス、混乱・準備不足・サプライ不足のマイナス修正があり、修正AVは106:46。オッズ比2:1なのでサラモアを追い出されてしまいました。これは昨日の戦闘でサプライを消費し、それがまだ補充されていなかったことが大きく響いたのだと思われます。ニューギニアの他の部隊の給養状態はまずまずで、決してサプライが不足しているわけではありません。しかし、Terapoからジャングル山地を越えてのサプライの入手は数日に一回になっているはずで、その隙を突かれた感じです。また戦闘と後退にともなって、車輌15輌が破壊され5輌が故障してしまいました。サラモア攻略は歩兵部隊の前進を待つことになります。

2014年8月29日金曜日

サラモアで日本のショックアタック

1942年10月25日、きのうBabarに進出させてあったCA Devonshire、Dorsetshire、Salt Lake City、CL Birmingham、Hobartの5隻の巡洋艦がアンボンに艦砲射撃を実施しました。重巡ソルトレイクシティのOS2U-3 Kingfisherが弾着観測を行い、Airbase hits 5、Airbase supply hits 1、Runway hits 33、Port hits 11、Port supply hits 2の命中弾を得ることが出来、今日の偵察機の報告によると、アンボンの飛行場のダメージは96、港のダメージは33に達しているそうです。今回の艦砲射撃に対してはなにか妨害工作があるのではと危惧していたのですが、ダーウィンに向け無事チモール海にまで南下して来ています。Trackerによると、上記の命中弾に加えて駐機中の零戦(A6M2)を14機破壊することが出来たようです。実は零戦がアンボンにいることに少しびっくりしました。アンボンはこれまでも何度か艦砲射撃を受けていますから、CAPトラップに成功した後すぐに零戦を安全な他の根拠地に移動させるのではと思っていたのです。今日の偵察機によるとアンボンには戦闘機がまだ40機もいるそうです。

これまでもバンダ海の北側にある日本の根拠地の飛行機の数を図に示してきましたが、今日の数字はご覧の通り。アンボンには以前は爆撃機がいましたが、戦闘機のみ。艦砲射撃により飛行場が被害を受けやすく、また爆撃機を運用するにはサプライが不足しているのだろうと思います。またサプライが月間消費予定量の2倍未満になると増槽を使うことが出来なくなるルールがあります。零戦(A6M2)は増槽を付けると14ヘクス(増槽なしだと9ヘクス)も飛べる事がウリで、陸攻と増槽付きのA6M2の組み合わせの攻撃可能範囲14ヘクスは連合軍にとってかなりの脅威です。しかし、爆撃機や増槽を付けてのA6M2の運用が困難なのであれば、アンボンはサプライを運び込むTFにのみ注意しておけばいいのかも知れません。

ケンダリーにはおおむね戦闘機ばかりで、爆撃機が多数配備されることはないようです。おそらくケンダリーにはAir HQが配置されてないのでしょう。Air HQがないと、陸攻(や大艇、陸上基地発進の艦攻も)が魚雷を抱えて攻撃に出発することができないルールです。ケンダリーにAIr HQがないという判断が正しければ、ケンダリーも放置してよい根拠地ということになります。それに対して、マカッサルには爆撃機がいつも多数で、今日も125機が確認されました。バンダ海とチモール海の平和を守るために叩くべきなのはやはりマカッサルということになります。

中国では重慶に、二式戦(Ki-44-IIa Tojo) 63機に護衛された九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 64機の空襲があり、Airbase hits 21、Airbase supply hits 1、Runway hits 73の被害がありました。今日は休養をとった飛行隊が多かったのか、飛来した爆撃機の数は少なめでしたが、それでも多数の爆弾が命中しています。また戦闘機の方は一式戦から二式戦への機種転換が順調に進んでいるようです。またその後の陸戦フェーズで、成都の東側のヘクスで日本側のDeliberate attackがありました。このヘクスにいた中国軍は、先日の成都失陥で退却してきた敗残兵ばかりで、あっさり掃除されてしまいました。

最後にニューギニア東部のサラモアで日本側のShock attackがありました。前日サラモアの南東のヘクスの陸戦で連合軍が勝利し、追撃した193戦車大隊が早々とサラモアに到着しました。1ユニットだけが先着したので、ひょっとすると日本側が攻撃を仕掛けてくることもあるかなと感じてはいましたが、まさか本当にやってくるとは。日本側は144歩兵連隊や舞鶴第2特別陸戦隊や海軍の防備隊などなどで素のAVが273だったのに対し、連合軍は56。日本側にはショックアタックのプラス修正(AVが2倍になります)があり、連合軍には地形・指揮官のプラスと疲労・準備不足のマイナス修正があり、修正AVは149:79。149は79の2倍の158には9だけ足りず、修正オッズ比は1:1となり、なんとか踏みとどまれました。またショックアタックによるAV2倍のプラス修正を得るために無理した日本軍の死傷者はdevice 4個破壊105個disabled(負傷・故障)と、連合軍のdevice 1個破壊6個disabledに比較してずっと多くなっていました。この戦車大隊の装備しているのはM3スチュアートですが、日本軍にとってはM3でも難敵でその分死傷者が多くなったこともあるのでしょう。2週間後に後続する部隊の到着をまって連合軍側から攻撃する予定ですが、今日の日本の攻撃のおかげで戦いを有利に展開できそうです。

2014年8月28日木曜日

大破のBBアイダホ、豪州西岸に到着


1942年10月24日、中国では二式戦(Ki-44-IIa Tojo) 42機に護衛された九七重爆(Ki-21-Ic Sally) 25機が重慶に飛来し、Airbase hits 12、Airbase supply hits 2、Runway hits 31の被害がありました。またフィールドでは、貴陽の東北の荒れ地ヘクスにいる中国軍部隊に対して、二式戦(Ki-44-IIa Tojo) 41機に護衛された九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 152機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 23機による空襲があり、device 2個破壊・78個disabled(負傷・故障)の被害が出ました。成都攻略後の日本軍地上部隊も重慶に向けて進軍しているのでしょうが、偵察能力の低い中国軍には詳しい状況が判明していません。

東部ニューギニアでは、Horn IslandからTerapoにサプライを輸送して帰途についたAVD Chincoteague(1830トン、VP 6)が伊159潜の雷撃を受け沈没しました。ニューギニアの連合軍へのサプライの補給はTerapoへのFasttransport TFが担っています。ふつうの商船にサプライを輸送させると、Terapoでの揚陸中の航空攻撃を防ぎきる自信がないのです。連合軍側はコンボイの出港から帰港まで連日うすくCAPを上げる必要があるのに対し、日本側はある一日にしぼってsweepを送り、sweepがCAPを痛めつけたのを確認した後で戦爆連合を送り込めばいいわけですから。ということでかわりのAVDをブリスベーンから連れて来て、またFasttransport TFでサプライを送ろうと思います。

ブナの北のヘクスの日本軍に対して今日もDeliberate attackを実施し、排除に成功しました。5つのユニットにreserveの指示をしておいたところ、戦車大隊は敗走する日本軍部隊を追ってサラモアのヘクスに達し、残りの4つも16から20マイル前進していました。このゲームの1ヘクスは46マイルで、ジャングルだとmove modeで一日に2マイルしか進めないことを思うと、8日から10日分の節約ができたことになります。サラモアに到着したのは1ユニットだけなので、まだ攻撃は無理です。歩兵師団がサラモアに到着する2週間後を待とうと思います。

蘭印では、昨日のエントリーに書いた通りBabarに巡洋艦TFを前進させましたが、今日のところは戦闘には至りませんでした。そのかわり連合軍にとってはうれしい報せが届きました。BBアイダホがオーストラリア西岸の港Broomeにようやく到着したのです。アイダホは10月13日に機動部隊の艦載機の攻撃を受け、爆弾3・魚雷6命中でSys 51, Flt 92(50), Eng 26(6)の大きな被害を受けました。このゲームのダメージは、無傷の0から、沈没につながる100の間の数値をとります。Sysは武装や無線設備や排水ポンプや消火設備などなど諸々の設備のダメージを示しています。またFltは浸水被害でうち括弧内の数字はmajor damageで船体にできた破孔などの程度を示しています。100で沈没するパラメータの浸水ダメージが92で、しかもSys 51と排水ポンプも半分くらいしか機能していない状況ですから、ユトランド後の巡戦ザイドリッツみたいな感じでしょうか。日本の軍艦がこの状態になるとまあまずだめですが、ダメコンに優れたアメリカ海軍なので、ここまで来れたのだと思います。

いちばん近いBroomeではなく、できれば港の規模の大きなPort Hedlandに行かせたかったので、いったんはBroomeの沖を通り過ぎて南下しました。しかし、一昨日にSysダメージが55, Flt ダメージが89に、さらに昨日はSysダメージが57へと上昇し始めたので、やむなくBroomeに投投錨することになりました。しかしBroomeは港の規模が1しかありません。これでは修理に要する時間が非常に長くなってしまうと思われたので、Naval support 30分隊を派遣しました。また港の規模を拡張するためのシービーズ一部隊も揚陸中です。係船してpiersideでの修理を指示したアイダホですが、現在のダメージSys 57, Flt 89(50), Eng 25(6)の修理の完了は204日後と表示されています。港の規模の拡張が進み、またCVイラストリアスの修理にめどがついた時点でPort HedlandからAR(工作艦)を移動させることで少しは日数が縮まるとは思いますが、それでも半年以上かかることは確実でしょう。またここで修理できるのはminorなダメージだけですから、Flt 50(50), Eng 6(6)のmajorなダメージが残ってしまいます。majorなダメージはrepair shipyard(修理用ドック)での修理になりますが、アイダホの入渠できるいちばん近いドックはケープタウン。浸水ダメージ50の状態でケープタウンに航海させることを考えると、やはりSysダメージは0にしておかないと安心できません。

ケープタウンか、またはもっと優先度の高い艦種(空母か高速戦艦)の修理でケープタウンが混雑しているようなら、さらにイギリスまで移動して残ったダメージを修理することになりますが、Flt 50(50), Eng 6(6)のmajorなダメージの修理にはおそらく4ヶ月以上、また現在は隠れたSysダメージ(損傷した武器の修理にかかる日数は修理できる場所に行かないと表示されない仕様、)である5インチ砲、1.1インチ対空砲、ボフォース40ミ機関砲、エリコン20ミリ機関銃などの修理もあわせると半年くらいになるかもしれません。Broomeでの修理、ケープタウンへの航海、ケープタウンでの修理を合計すると短くとも一年はかかりそうです。

2014年8月27日水曜日

アンボンとディリでCAPトラップにはまる


いぜん紹介したことのある、中世風町づくり箱庭ゲームBanishedのMod Kitがまだベータではありますがようやく公開されました。このゲーム、私にとってはプレイを開始してから村の建設と食糧や資材の生産が軌道に乗るまでの期間がとても楽しいゲームです。しかし、一人でつくったゲームだけに、中盤以降のコンテンツが不足している感は否めません。とはいっても、予想外にヒットして世界中にプレイヤーがたくさんいるゲームですから、mod職人もたくさん生まれることでしょう。modでどの程度まで拡張ができるのかは知りませんが、とても期待しています。

さて、1942年10月23日、中国では重慶に九七重爆(Ki-21-Ic Sally) 22機が飛来し、飛行場にAirbase hits 9、Airbase supply hits 3、Runway hits 48の被害がありました。しかし今日もメインの空襲はフィールドの中国軍部隊に対するもので、貴陽の東3ヘクスのところにいる8th War AreaというHQユニットが目標となりました。飛来したのは二式戦(Ki-44-IIa Tojo) 40機に護衛された九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 133機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 23機でしたが、ここは荒れ地ヘクスで森林ヘクスより空爆の影響を被りやすい地形です。そのためdevice 56個が破壊され56個がdisabledになり、サプライ不足と相まってこの部隊は全滅してしまいました。    

東部ニューギニアではブナの北で連合軍側からDeliberate attackをしかけました。守っていたのは海軍の飛行場中隊(9th JNAF Coy )1ユニットだけだったのですが、修正AV 26:16と2倍には6ポイント不足し、オッズ比1:1で撃破することができませんでした。ここには第24歩兵師団や第193戦車大隊など8ユニットの連合軍部隊がいたのですが、第24独立歩兵連隊だけに攻撃を指示し、その他のユニットはすべてreserveとしてありました。ジャングルの行軍は1ヘクス進むのに3週間以上かかりますが、reserveにしておけば、陸戦勝利後に逃げる敵ユニットを追撃して、さらなる北への移動に有利だろうと考えたからです。あしたも攻撃を続行しますが、reserveを指示するユニットを一つ減らして、2ユニットで攻撃させてみようと思います。

蘭印ではいつもどおり、アンボンに12機、ディリに9機のB-25C Mitchellが飛行場の爆撃に向かいました。この2カ所の飛行場爆撃は、パイロットのスキル上げも兼ねていて、漫然と続けて来た感があります。B-25C Mitchellは日本の「重爆」と同じく双発爆撃機ですから、少数機の爆撃で相手の飛行場を制圧し続けることは困難です。特に戦闘機は滑走路の被害が大きくてもCAPに飛べる仕様ですから、時には艦砲射撃や四発爆撃機による爆撃を織り交ぜて、確実に制圧し続けるべきところでした。しかし、連合軍側としては戦艦・巡洋艦や四発爆撃機を別の場所で使う計画があり、このところそういった丁寧なやり方を怠ってしまっていました。その隙をついて日本側はCAPトラップをしかけてきたわけです。

アンボンでは零戦(A6M2 Zero) 16機と二式戦(Ki-44-IIa Tojo) 26機、ディリでは零戦(A6M2 Zero) 51機に待ち伏せされ、合計で21機のB-26Cが撃墜されてしまいました、嗚呼。こういう作戦って、うまくゆくと士気がぐっと上がるし、それに対して罠にはまった方の士気はだだ下がりになるものです。まあ四発ではなく双発爆撃機21機ですし、また日本の「重爆」とはひと味違って、零戦を3機、二式戦を1機撃墜し、また零戦6機と二式戦1機がOps lossになっていたことを材料に、あまりがっかりしないように、またかっとなって不用意な反撃策をとらないようにと思います。

とはいってもこのまま手をこまねいていて、アンボン、ディリが再び強化されてゆくのも困ります。そこで、ダーウィンで休養をとらせていた巡洋艦TFをBabarに前進させることにしました。Babarからならアンボンもディリも艦砲射撃に行ける距離ですから、明後日そのどちらかに行かせるつもりです。日本側はCAPトラップの結果、連合軍がBabarに巡洋艦TFを前進させることまで読んでいて、このTFを罠にかけるような計画を立てている可能性もあります(もしそこまで準備していれば、本当の名将)。そう考えると、アンボンは危険だからディリでお茶を濁すことにするのがいいかな。

2014年8月26日火曜日

ケンダリーに重巡5隻舞い戻る


1942年10月22日、日本軍は成都を占領して一段落という感じなのか、今日は重慶南東のフィールドの中国軍部隊に対する空襲でした。九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 193機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 29の爆撃により、device 42個破壊、16個disabledという大きな被害を受けました。その後このヘクスに日本軍部隊が進出し、おそれをなした中国軍部隊は東側のヘクスに逃げてしまいました。この周辺の中国軍部隊は、以前の戦いに敗れた敗残兵ばかりです。重慶にいてもただサプライを喰らうばかりなので、戦線後方に移動させて日本側に対応せざるを得なくさせようと思っていたのですが、予想以上に果断に処置されてしまいました。

ニューギニアでは10月1日にブナを奪還後、北に向かって行軍していた連合軍地上部隊がようやく日本軍部隊に追いつくことができました。偵察機によると1ユニット380名しかいないそうなので、明日は快勝を期待したいと思います。

蘭印ではBabarからアンボンにB-25C Mitchell 12機が向かい、Airbase hits 3、Runway hits 9。またダーウィンからディリにB-25C Mitchell 10機が飛んでAirbase hits 1、Airbase supply hits 1、Runway hits 4の命中弾がありました。そして、きのう掃海の済んだケンダリーにまた重巡5隻を含む日本のTFが舞い戻っていました。折角敷設した機雷がまったく役に立たなかったことも残念ですが、重巡TFが何を意図しているのかも心配です。特にRoti、クーパン、Babarにはサプライを揚陸中のTFがいるので、襲われたりしないといいのですが。

2014年8月25日月曜日

発売後5年が経過したWitP AE


フォーラムに発売5周年をことほぐスレがたてられていました。私がプレイを始めたのはその数ヶ月後ですが、このブログを本格的に取り組み始めてからでも4年以上がたちました。5年も前のゲームというと、プレイヤーの数が減ってしまった古いゲームのような印象を受けますが、決してそんなことにはなっていないようです。Matrixのゲームのフォーラムをざっと眺めてみると、スレの数、レスの数ともに発売後5年も経過したWitP AEを越えるものはないようで、WitP AEの世界はまだまだ元気いっぱいです。ただ、気になるのはやはり日本での普及の程度です。日本人プレイヤーはそんなにたくさんいるようには感じない、というより絶滅が危惧される状態かなと。

英語のゲームだからプレイヤーが少ないのか?たしかに取っ付きにくい点は否めません。でも、日本人のほとんどが少なくとも中学・高校で6年も英語の勉強をしていますから、実際にこのゲームをプレイするにあたって苦労するようなことはほとんどないだろうと思うのです。マニュアルやルールの解釈に難しさがあることはたしかですが、英語で書かれていることが原因なのではなく、この種のゲームのルールの解釈一般に関わる難しさの方が主な原因でしょう。ボードゲームなんかは日本語に翻訳されたものがあるようですが、日本語に訳されたルールでも解釈の揺れが生じることはあるはずです。一切誤解を生まないような厳密なマニュアルを書くことのできるテクニカルライターさんってきっと少ないでしょうから。

フォーラムには時々、OT(off topic)のスレがたてられます。ボードゲームだったり、プラモデルだったり。アメリカのボードゲームのプレイヤーやモデラー(というのかな)とこの種のゲームのプレイヤーとがかなり重なっているということなのだろうと思われます。日本にはボードゲームのプレイヤーやはどのくらいいるのでしょう?私自身はボードゲームの存在を知ったのがPCのウォーゲームをプレイし始めた後でした。学生の頃にボードゲームの存在を知っていれば同好会なんかに入ったりして別の展開があったのかも知れませんが、実際にはボードゲームをプレイしたことがまったくありません。そういったわけで、日本にボードゲームのプレイヤーがどのくらいいるのか全く分からないのですが、そういった層にはWitP AEのようなPCゲームはアピールしないんでしょうか?ボードゲームはプレイ中の相手とのやり取りや、またプレイ後に会食や飲酒しながらの会話などで盛り上がることが楽しいんであって、PCゲームなんてぜんぜんという人ばかりなのでしょうか。もしわずかながらでもPCゲームも好きといってくれる人がいるとして、そういった層でのWitP AEの知名度ってどんなものなのでしょうね。

また日本のモデラーの数はどのくらいなのでしょう。私は不器用でしかもその種のセンスがまったくなく、小学校の図工や中高の美術・工芸の時間が嫌いでした。ミリタリーなものには興味があったので、発売され始めた頃のウォーターライン・シリーズのたしか翔鶴や利根なんかを買った記憶がありますが、へたくそさを再確認しただけに終わってしまいました。その後はプラモデルには縁がなく、現在のモデラーの人口がどのくらいなのかも見当がつきません。でも書店にはモデラーを対象とした雑誌も売られているので、それなりの数がいるのだろうとは思います。そのほんの一部でもいいからWitP AEに興味を示してくれたりはしないものなのでしょうか。

さらに、フォーラムにレスを寄せている人の中にはSignatureやMy avatarに軍歴を記載していたり、またレスの中で自分の軍隊での経験談(さすがにリアルのWW IIでの経験談を語ったものは読んだことがありませんが)を語る人も少なくありません。FPS好きと殺人犯が別なように、職業としての軍人とウォーゲーマーも別物でしょう。でも、ミリタリーなものやことに興味があって軍隊を志願したという人の中にはウォーゲームも好きだという人がいるのだと思われます。日本には軍隊こそありませんが、自衛隊が存在しています。ミリタリーなものやことに興味があって自衛隊にいる人、または元自衛官だった人の中にWitP AEに興味を示すような人というのはいないんでしょうか。

ともあれ、WitP AEが発売後5年もたった古いゲームとして忘れられてしまわないよう、新たにプレイを始める日本人が増えたり、日本でのこのゲームのコミュニティができたりといった展開を期待したいものです。

2014年8月24日日曜日

成都失陥

1942年10月21日、蘭印ではアンボンのヘクスにいたDD Thracian、Thanet、Tenedos、Strongholdの4隻が帰還する前に艦砲射撃を実施しました。駆逐艦の砲での艦砲射撃なんて意味ないかとも思ったのですが、せっかくここまで来たのだからついでにと思ったのです。しかしコンバットリポートによると戦果は皆無。砲弾が命中したという記載や、守備隊のdeviceに損害を与えたといった記載はまったくありません。これは小口径砲だからなのか、それとも駆逐艦は弾着観測用の水上機を搭載していないからそのためなのか、どちらなのでしょう。やはり前者でしょうか。

そして、ケンダリーでは敷設したばかりの機雷が早速掃海されてしまいました。このゲームのおかしな点の一つに、敷設された機雷が敵に掃海されると、その旨コンバットリポートに報告されるという仕様があります。今日のコンバットリポートによると5回にわたり合計30個の機雷が処理されたそうです。その処理した掃海艇はAMc Banshu Maru #51、つまり第51播州丸で、きのうカタリナ飛行艇が爆弾を命中させたという報告は誤認だったんでしょうか。

その他、BabarからBoelaにB-25C Mitchell 12機が向かい、Airbase hits 1、Airbase supply hits 3、Runway hits 21。またダーウィンからディリの飛行場をB-25C Mitchell 7機が爆撃してRunway hits 6の命中弾がありました。マカッサル、クーパン、Rotiでは多数の飛行機がにらみ合ったまま、動きはありませんでした。


中国ではついに成都を失いました。素のAV 2516:353と大軍を相手にしていたので、修正AVも1862:399。オッズ比4:1となり、防禦施設の規模が2ありましたが、陥落です。地上部隊7つが殲滅され、残っていたSB-III 3機が破壊されました。成都の失陥により、インドから四川盆地にサプライを空輸することができなくなり、また中国に残る主な根拠地は重慶だけになってしまいました。重慶も11月半ばくらいまでには日本のものになりそうです。

2014年8月23日土曜日

成都上空に一式戦がLRCAP


1942年10月20日、中国戦線ではいつも通り重慶に九七重爆(Ki-21-Ic Sally) 21機が飛来し、飛行場にAirbase hits 6、Airbase supply hits 2、Runway hits 22の被害がありました。そして成都にも一式戦(Ki-43-Ic Oscar) 12機と二式戦(Ki-44-IIa Tojo) 40機に護衛された九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 193機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 29機がやってきて、飛行場にAirbase hits 12、Airbase supply hits 3、Runway hits 28を落として行きました。中国軍がここ3日ほど続けて成都からSB-IIIを飛ばしたことが気に障ったようです。そして実は今日もSB-III 4機を成都の日本軍部隊の爆撃に向かわせたのですが、一式戦(Ki-43-Ic Oscar) 5機に迎撃され、全機撃墜されてしまいました。おそらく内江に一式戦を移動させ、LRCAPを指示したのだと思います。また爆撃機を護衛した戦闘機のうち、一式戦の方はこのLRCAP機だったのでしょう。

成都を爆撃したのは双発爆撃機212機で、中国に展開している日本陸軍の爆撃機の大部分が参加したであろう大空襲でした。しかも迎撃するCAPはなく、中国軍にはまともな対空砲がない(中国軍にたった二つしかない対空砲ユニットは二つとも重慶にいます)という好条件が揃っています。それでも今日の成都飛行場(規模 3)に残っているダメージはサービス施設に29、滑走路に19だけで、一回の空襲では飛行場を閉鎖に追い込むことができないのが日本側の悲しいところです。これが成都だからあまり問題になりませんが、連合軍が真剣に運用し続けようとするような飛行場、例えばカルカッタとか、今ならチモール島のクーパンとかを日本側が制圧しようとしても、艦砲射撃や機動部隊の助けがないとかなりの難題でしょう。

蘭印ではアンボンにB-25C Mitchell 12機が向かい、Airbase hits 3、Runway hits 5の命中弾がありました。また、きのうアンボンに日本のTF(貨物船1と護衛2~3隻)をみかけたので、Babarにいた駆逐艦4隻のTFをアンボンに派遣し、さらに昨日モルッカ海にいた駆逐艦のTFをセラム島の東側経由でダーウィンに帰還させ、どちらかで捕捉できるのではと目論んでいました。しかし、あっさり逃げられてしまいました。

Babarからアンボンに派遣した駆逐艦TFは今日はアンボンのヘクスに留まっています(アンボンのヘクスのTFのアイコンの色は日本を示す赤ではなくイギリスを示すブラウン)。マカッサルには114機もの爆撃機がいるので、陸攻が含まれていることは確実です。アンボンはマカッサルから距離13ヘクスで、零戦でもA6M2なら増槽をつけて14ヘクスまで護衛に飛べますから、この駆逐艦TFを狙って雷撃があってもおかしくはないはずですが、攻撃はありませんでした。想像するに、マカッサルの陸攻に雷撃を指示すると、多数の戦闘機がCAPしているクーパンやRotiのコンボイを狙って飛んでしまい、護衛の零戦もろとも少なからぬ数の陸攻が撃墜されることが心配で、攻撃距離をかなり絞って指示しているのではないでしょうか。それはそれで有り難いことではありますが、そろそろクーパンにsweepして来る頃かな。
PBY-5A Catalina has spotted AMc Banshu Maru #51 at 68,107 
:::::::: AMc Banshu Maru #51 is reported HIT
マカッサルから東に向かう日本のTFを哨戒任務のカタリナ飛行艇がみつけ、ついでに投下した爆弾が第51播州丸に命中したそうです。このフネは掃海艇ですから、きのうオランダのO20がケンダリーに敷設した機雷を掃海に行くのだろうと思われます。

2014年8月22日金曜日

給油艦神国丸を撃沈

1942年10月19日、重慶に二式戦(Ki-44-IIa Tojo) 82機の護衛で双発爆撃機 197機(Ki-21-Ic Sally 22, Ki-21-IIa Sally 152, Ki-49-IIa Helen x 23)の空襲がありました。飛行場にAirbase hits 7、 Runway hits 36と重慶守備隊のdevice 1個破壊、21個disabled(負傷・故障)の被害がありました。こんなにまとまった数の二式戦を見るのは初めてです。少しずつ一式戦から機種転換していっているのでしょう。連合軍は成都の日本軍地上部隊にSB-III 3機で爆撃を行い、近衛師団のdevice 1個がdisabledになりました。

ミンダナオ島の東でSS Stingrayが日本のタンカーのコンボイと遭遇しAO Shinkoku Maruを雷撃しました。さいわいAO神国丸に命中した魚雷は爆発し、コンバットアニメーション終了後に沈没音が聴取されたので、撃沈は確実だと思われます。タンカーを沈めることが出来るのはうれしいものです。

蘭印ではきのう日本の巡洋艦TFが目撃されたケンダリーにオランダのO20潜が機雷を敷設しました。その際、DD雷に目撃されましたが、攻撃はされずに遁走することが出来ました。日本側にはCA古鷹、足柄、妙高、DD文月、響、暁がいたのですが、その後出港してしまったようで、今日のケンダリーには日本の艦船の姿はありません。残念ながら機雷に接触したという情報もありません。

その他、BabarからアンボンにB-25C Mitchell 12機が向かい、飛行場にAirbase supply hits 1とRunway hits 15。またダーウィンからディリにB-25C Mitchell 10機が飛んでRunway hits 4。心配していたクーパンとRotiでサプライ揚陸作業中のコンボイへの襲撃はありませんでした。

2014年8月21日木曜日

伊172の雷撃でCLデトロイト大破


1942年10月18日、中国では重慶に九七重爆(Ki-21-Ic Sally) 18機が飛来し、飛行場にAirbase hits 2、Runway hits 11の命中弾がありました。いつもならこのあと成都の中国軍守備隊に爆撃があるはずなのですが、今日は重慶南西の1級道路上の中国軍部隊の上空に、二式戦(Ki-44-IIa Tojo) 42機に護衛された九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 193機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 29機がやって来ました。ここは荒れ地ヘクスで、都市や森林といった地形と比較すると爆撃に対する保護効果が低めです。そのため、device 140個がdisabled(負傷・故障)になるという大きな被害を出してしまいました。中国軍部隊をここに進出させようと考えた時には、日本側の地上部隊が集まるまで数日間はこのヘクスで頑張れるだろうと思っていたのですが、空爆という便利な手段があるのをすっかり失念していました。この爆撃の後、日本側からDeliberate attackがあり、あっさり排除されてしまいました。

中国側は成都のSB-III 4機に成都の日本軍地上部隊の爆撃を指示しましたが、都市ヘクスだったためなのでしょう、戦果はありませんでした。また、きのう重慶から南西に1部隊が渡河して殲滅されたことを書きましたが、偵察のための渡河の指示を出してあったのは1部隊ではなく、2部隊だったのです。今回の対戦は毎日プレイできているわけではないので、数日前に指示したことを忘れてしまう傾向にあります。ということで、2部隊のうち一つは練度の低さの影響か一日遅く今日渡河しました。この部隊も偵察のためだけの敗残兵ユニットだったので、渡河と同時に殲滅されてしまいました。今日の日本側の素のAVは1916で、やはり移動を始めてはいないようです。

ダーウィンの西2ヘクスの海域でCLデトロイトが伊172潜の攻撃を受け、4本発射された魚雷のうち1本が命中しました。on fire,  heavy damageと表示されたので、すぐに沈没音が続くのではと心配でしたが、リプレイ終了後にもまだなんとか浮いていてくれました。CLデトロイトはディリのヘクスで9月19日に一式陸攻の雷撃を受け、Sys 13, Flt 39(31), Eng 33(15)のダメージを受けました。その後、ダーウィンで修理可能なダメージをすべて修理し、ドック入りしないと処置できないmajorなFltダメージ31(31)の修理のため、ケープタウンに向けて出港したばかりのところでした。今日の雷撃でSys 18, Flt 82(74), Eng 15(15)へとダメージは急上昇。なんとかダーウィンまでは戻れそうな気がしますが、majorなFltダメージが74ということは二つめの、それも最初のものよりも大きな破孔ができてしまったということなんでしょう。

連合軍はダーウィンからディリの飛行場をB-25C Mitchell 10機が爆撃し、Runway hits 9。また今日からBabarに進出させたB-25C Mitchell 6機がアンボンの飛行場を爆撃し、Airbase hits 1、Runway hits 2の命中弾がありました。日本側はケンダリーに重巡4を含む10隻のTFを前進させましたが、その意図は何か?クーパンでは5つ、Rotiでは2つのTFがサプライを揚陸中です。また殴り込みにこられるとかなり困った事態になることが予測されますが、近い方のケンダリーでも距離11ヘクスあるので大丈夫かなと考えて、揚陸作業を続けさせることにしました。

パラオのBabeldaobの南西の海域で駆逐艦4隻の水上戦闘TFが日本のTFに遭遇しました。リプレイをみていると、ご覧の通り”Task Force 399 encounters enemy Task Force at 86 , 99”という表示があり、その後一瞬だけこのヘクスに水上戦闘を示す砲塔のアイコンが表示され、それなのにコンバットアニメーションは始まらず、そのまま終わってしまいました。

一昨日、10月16日にケンダリーの東で哨戒機が戦艦1軽巡1の日本TFを目撃しました。おそらく10月9日にバンダ海でカタリナの魚雷を1本受けたBB扶桑が修理のため本土へと回航される途中なのだろうと考えました。なんとかこのBB扶桑をとらえて攻撃できないかと思案し、その前日アンボンを艦砲射撃してダーウィンへの帰途につきBabarの南にまで来ていたTFから駆逐艦4隻を抽出して水上戦闘TFに仕立て、おおむね点線のルートに沿ってパトロールに派遣したのです。昨日10月17日にはなんの消息も得られませんでしたが、今日ようやく日本のTFと遭遇することができたわけです。残念ながら戦闘には至らず、また遭遇した日本のTFがはたしてBB扶桑だったのかどうかは不明ですが、もともと夜の不期遭遇戦での雷撃を期待して送り出したTFだったので、昼間に強敵と出会ってしまい戦闘を避けた可能性があるものと考えています。それにしても、この駆逐艦TFは昨日も今日も日本の哨戒機をみかけることがなく、日本側はこの辺りに哨戒機を飛ばしていないようです。 今日のところはリプレイ中の表示をみて、連合軍TFが西太平洋に進出して来ていることに気付いたかも知れませんが、日本側が今後も哨戒圏の隙間をそのままにしておくようなら、なにかサプライズを仕掛けたくなります。

2014年8月19日火曜日

成都での陸戦始まる


1942年10月17日、中国では重慶に二式戦(Ki-44-IIa Tojo) 42機に護衛された双発爆撃機 193機(Ki-21-Ic Sally 18, Ki-21-IIa Sally 152, Ki-49-IIa Helen 23)の空襲がありました。今日もAirbase hits 10、Airbase supply hits 3、Runway hits 61と飛行場に多数の爆弾が命中しました。これに対し、連合軍は内江飛行場に向け、成都に残っている爆撃機総力をあげての空襲を実施しました。このまま温存しておいても、成都が陥落すれば全機損失となりますからね。中国に残っている爆撃機の総力=SB-III 4機が飛行場を爆撃し、Airbase hits 2、Runway hits 10の命中弾を得ることができました。日本の重慶爆撃が193機で74発の命中弾だったことを思うと、4機で12発の命中弾というのは抜群に良い成績かと思われます。開戦以来ずっと訓練に勤しんできた爆撃機パイロットの力量を発揮したと言うところでしょうか。ただし日本側の投下したのは250kg爆弾で、中国側は100kg爆弾です。

重慶の川向こうの日本側の砲兵部隊の動きが気になりますが、中国軍の偵察能力は低く、周囲の敵軍の動静がさっぱり分からないので、重慶から1ユニットを渡河させてみました。もちろん渡河と同時に殲滅されてしまったのですが、表示された日本側の素のAV 1908からすると、少なくともmove modeにはなっていないようです。渡河時のshock attackを用心して、渡河に向けての移動はしていないように感じました。

そして成都では日本軍のDeliberate attackが始まりました。素のAVは日本側1632:中国軍413。中国側には地形と防御施設によるプラス、準備不足と経験不足のマイナス修正があり、修正AVは213:1043。オッズ比1:4なので防衛成功ですが、規模4あった防御施設がひとつ削られて3になり、また日本側の死傷者がdevice 3個破壊・60個disabled(負傷・故障)だけだったのに対し、中国軍はdevice 16個破壊・172個disabledと、中国側の方が多くなっていますから、あと1~2戦で陥落は間違いないところです。

蘭印では定期のディリの空襲だけで、その他に目立った戦闘はありませんでした。気になるその後の機動部隊ですが、ジャワ海のかなり東の方にまで達しています。シンガポールで魚雷や機体、パイロットを補充するつもりなのでしょう。哨戒機によると、空母の数は6ではなくやはり5隻だそうです。他方、15日にクーパンで暴れ回った巡洋艦TFはスラバヤ近海に来ていました。きっとスラバヤで弾薬の補充をするつもりだろうと思うのですが、近道であるスラバヤの南東のヘクス経由だと連合軍潜水艦がパトロールしている海域を通過することになるので、遠回りしてスラバヤの北西からのアプローチを選んだのでしょう。ところで、今日の沈没艦船リストにはDD黒潮の名前がありました。沈没の理由は衝突で、場所はこの巡洋艦TFのいるヘクスです。この情報にはどのくらい信憑性があるんでしょう??

重傷を負った連合軍軍艦ですが、BBアイダホはPort Hedlandまであと10ヘクス。急な浸水量の増加を来したりせず、このまま辿り着いてほしいものです。またCVイラストリアスとCLセレスはPort Hedlandに到着しました。Port Hedlandの港の規模は3でAR(工作艦)が1隻、ダーウィンは港の規模5でARが2隻います。単純に考えるとダーウィンの方が条件が良さそうですが、ダーウィンには他にも多数損傷艦が係船・修理しているので、SysダメージだけのCLセレスはここにdisabndして修理したいと思います。ドック入りすれば修理に要する期間は短くなりますが、セレスの入れるドックで一番近いのはシドニーなので、往復の時間を考えると時間の短縮にならないのです。

問題なのはCVイラストリアスです。イラストリアスは79日後にwithdrawが迫っています。オンマップでwithdrawできる港で一番近いのはパースですが、オンマップでwithdrawするにはダメージ値の合計が99を超えないこと、どのダメージの数値も50を超えないことという条件があります。現在Sys 45, Flt 62(36), Eng 11のダメージのあるイラストリアスですが、このままPort Hedlandに係船して修理すると67日で修理が完了するそうです。もちろんドック入りせずの修理ですからmajorなFltダメージ 36(36)は残りますが、Sysダメージ(排水ポンプなどのダメージ)さえしっかり低下させておけば、パースまでの航海に問題はないでしょう。ということで、対処可能なダメージすべての修理が終わるまで待つかどうかは別にして、イラストリアスもこのまましばらくPort Hedlandに滞在してもらうことにします。気がかりなのは、日本の潜水艦の待ち伏せ(実際、昨日はPort Hedland西方でASW TFが伊20潜と交戦しました)ともろもろ補充・補給を終えた機動部隊がインド洋に乗り込みPort Hedlandの港の攻撃に全力を削ぐことくらい。まあ、日本側にPort Hedlandに係船していることをピンポイントに突き止める諜報能力があるとは思えないので後者は杞憂でしょうが。

2014年8月17日日曜日

アンボンを艦砲射撃

1942年10月16日、中国では今日も重慶に二式戦(Ki-44-IIa Tojo) 42機に護衛された双発爆撃機 224機(Ki-21-Ic Sally 22, Ki-21-IIa Sally 193, Ki-49-IIa Helen 29)の大編隊がやって来ました。日本側は成都の飛行場を爆撃せず使用可能なままにしてあるので、CAPトラップを心配して護衛戦闘機の数を増やしたものと思われます。この空襲により重慶の飛行場にはAirbase hits 62、Airbase supply hits 16、Runway hits 162の被害がありました。

予想していた成都での陸戦はありませんでした。重慶の西側のヘクスの日本軍地上部隊に北西へ進むアイコンが表示されています。この部隊の到着を待ってから攻撃するつもりなんでしょうか?成都の守備隊は弱体だからそんなに力を入れなくても大丈夫なのにと感じてしまいます。それとも、四川省の奥地では日本側の部隊にもサプライが充分には行き渡っていなくて、数で押さなければダメと感じているのでしょうか。

重慶から南西に3ヘクスの荒れ地で陸戦がありました。ここは重慶と昆明を結ぶ一級道路上で、サプライや部隊の移動を少しでも妨害できればと、横合いから中国軍1ユニットを前進させておいたのです。日本側からのDeliberate attackで、日本側は第22独立混成旅団1ユニットで素のAVが137。中国軍は2nd Chinese Corpsで素のAV 112。中国軍には地形と指揮官にプラス、経験不足のマイナス修正、日本側には指揮官にプラスとマイナス修正があり、修正AV 66:161で踏みとどまることが出来ました。しかし、火力は日本側の方が優勢なので、死傷者は日本側のdevice14個がdisabled(負傷・故障)になっただけなのに対し、中国軍は34個がdisabledになってしまいました。日本側に周辺から増援がやって来るまではここで頑張れそうな感じですが、もしかすると日本側は大編隊で爆撃を加え、あっさり料理するつもりになるかも。

蘭印では重巡Dorsetshire、Salt Lake City、軽巡Birmingham、Hobartがアンボンを艦砲射撃しAirbase hits 2、Airbase supply hits 2、Runway hits 14、Port hits 7、Port supply hits 5の命中弾がありました。駐機中の零戦、二式戦、百式司偵にも損害を与えたそうですが、破壊に至った機体はありません。前日アンボンのヘクスにいた日本のコンボイは北側に逃げてしまい、捕捉できませんでした。

チモール島ディリに対する定例の爆撃をB-25C Mitchell 30機で実施し、Airbase hits 5、Airbase supply hits 1、Runway hits 21の命中弾を得ました。今日はその他の戦闘はありません。きのうFire 30と火災の大きくクーパンにdisbandしたBBニューメキシコは、港の作業員の協力も得て消火に成功しました。

きのうクーパンを艦砲射撃した日本の巡洋艦TFですが、マカッサルに寄港するという予想がはずれて、西に移動しています。マカッサル港の規模は4でrearm levelが110しかありません。effect 275の20cm砲弾を補充するには規模が不足なので、スラバヤかどこかに行くことにしたのでしょう。ということは現在のマカッサルにはAKE(弾薬運搬船)がいないということになります。クーパンへのコンボイを水上戦闘TFで頻繁に邪魔しようと思うなら、マカッサルにAKEを停泊させた方がいいでしょうね。クーパンにはBBウォースパイとのTFが到着し、また日本の軍艦が遠ざかってくれたので、クーパンでは3つ、Rotiでは2つのコンボイが安心してサプライを揚陸しています。

今日の沈没艦船リストに突然BB扶桑が載せられていました。BB扶桑は10月9日にバンダ海でカタリナの魚雷を1本受けてはいますが、沈没など考えがたいところ。沈没艦船リストに載せられていた沈没海域はケンダリーの西隣のヘクスですが、今日はそこから北東に2ヘクスの海域を戦艦1と軽巡1のTFが東に向け航行中と哨戒機の報告がありました。BB扶桑が沈没報告のあったヘクスを通過したのは確かでしょうが、沈没などせず、本土での修理に向け航行中といったところなのでしょう。

2014年8月16日土曜日

巡洋艦11隻の殴り込みで貨物船など11隻が沈没

1942年10月15日、中国戦線では重慶に二式戦(Ki-44-IIa Tojo) 8機に護衛された双発爆撃機248機(Ki-21-Ic Sally 23, Ki-21-IIa Sally 195, Ki-49-IIa Helen 30)の大編隊が飛来しました。飛行場と守備隊への爆撃で、守備隊のdevice 44個がdisabledになり、またAirbase hits 3、Airbase supply hits 1、Runway hits 14の被害が出ました。今日は他にも温州に九七重爆25機が飛来しましたが、そちらもあわせると中国に展開している陸軍の双発爆撃機の総数は300機ほどかと思われます。

さて空爆が痛かったのも確かですが、もっと困ったことに成都に日本軍地上部隊が浸入してきました。あしたは攻撃が始まるものと思われます。一戦で陥落となる可能性もあり、レドから爆撃機でこの日本軍部隊を叩こうかなとも考えたのですが、そろそろ日本側が内江に戦闘機を前進させ、成都へのLRCAPを始めてもおかしくないと考えて止めることにしました。サプライの空輸のみ続けます。

蘭印では、クーパンにCA愛宕、那智、鈴谷、CL川内、長良、五十鈴、名取、由良、球磨、多摩、木曽と駆逐艦2隻のTFがやってきました。昨晩はmoonlight 32%で曇りでしたが視程は1万1000ヤードあり、パトロールしていたPTボートのTFは距離1万ヤードで日本の見張り員に見つかってしまいました。奇襲されたPTボートは距離7千ヤードまで詰め寄られましたが、無傷で遁走することが出来ました。でも、逃げたのでは商船を守るという任務は果たせてないんですけどね。

日本の巡洋艦TFはサプライを揚陸中だった連合軍の貨物船を砲撃し、護衛のAM Gladstone(625トン、VP 2)とxAKL Atlantic、xAKL Don Jose、xAKL Wawa(3隻とも1600トン、VP 3)とxAKL Corregidor、xAKL Dos Hermanos、xAKL Sarangami、xAKL Kindur、xAKL Koonda、xAKL Noora(6隻とも1050トン、VP 2)が沈没しました。このTFは前日の時点で、1600トンの貨物船の方は燃料を200トン、小さな1050トンの貨物船の方はサプライを300トン積んでいましたが、だいたいその半分を揚陸したところで攻撃されたようです。クーパンにはもうひとつ3200トンの貨物船 3隻のTFも停泊していましたが、こちらは隣のRotiのヘクスに避難して無事でした。

クーパンに水上戦闘TFの殴り込みがあることは心配していて、ダーウィンからBBウォースパイトと軽巡2隻のTFをパトロールのために一昨日出発させ、すでにクーパンから距離5ヘクスの海域に来ています。もう一日早く派遣すれば間に合っていたわけですが、もう一日早くというのは機動部隊の出現の日ですから、それはちょっと無理でした。さすがに機動部隊の動静が判明するまでは出港させられませんでしたからね。

日本の巡洋艦TFはマカッサル方向に帰って行きましたが、夜が明けてからクーパンの北西のヘクスでもう一度、PTボートと遭遇。今度は昼間なので2万3000ヤードでみつかり、砲撃を浴びます。DD巻雲の12.7cm主砲によりPT-82(35トン、VP 1)が沈没しましたが、その他9隻はなんとか逃げることが出来ました。今日の戦闘は2回とも魚雷を発射する機会をつかむことが出来ず、PTボートにとってはまったくいいところなしでした。リプレイ終了後、魚雷や弾薬の消費状況を確認するためにPTボート各艇のインフォメーション画面をみていたら、変わった名前の艇長を発見しました。RADM Sprague, CA ‘Ziggy’さん。調べてみるとスプレイグさんはあのサマール島沖海戦で大和とやりあったタフィー3の指揮官だった方で、Ziggyというのはニックネームなのだそうです。それにしても、少将でPTボートを任されているのはなぜなんでしょう。またこのスプレイグさんにしても、先日のCVL龍驤にしても、ここ数日の出来事はなんとなく戦艦対空母に縁があります。

そしてさらに北に進んだ巡洋艦TFをクーパンからSwordfish I 5機が攻撃しました。しかしCAPの零戦(A6M2 Zero) 22機に迎撃され、5機とも撃墜されてしまいました。CAPの零戦は大湊空戦闘機隊でマカッサルからのLRCAPのようです。マカッサルからは距離7ヘクスもありますから、LRCAP 100%を指示してあったんでしょうし、大湊空戦闘機隊は定数80機近くまで拡張してある飛行隊なのでしょう。

機動部隊は7ヘクスほど西に進みすでにジャワ海に達しています。連合軍の損傷艦の方は、きのう九九艦爆の250kg爆弾を受けてFire 9と燃え始めたBBニューメキシコの火災が今日はさらに30にまで燃え広がりました。それと同時にSys 73, Flt 31(2), Eng 44と他のダメージも急上昇しています。Sys 73ということは消火や応急作業につかえる機材の4分の3は使用不能ということですから、助けることは難しいかも知れません。きのう指示したとおりクーパンに到着してはいたのでdisbandさせました。港の人たちといっしょに消火に当たり、消し止めて欲しいものです。BBアイダホ、CVイラストリアスなどにはダメージの増加はありませんでした。

この3日間で、連合軍は軽空母 1、APD 2、AM(掃海艇) 1、xAKL(小型貨物船) 12、PTボート 1を失い、また戦艦 2と空母1が大破、軽巡 1が中破、その他駆逐艦多数も損傷と大きな損害を被っています。日本側は艦載機の損失こそ少なくはありませんが、艦船の沈没はひょっとするとのCVL龍驤だけで、大破したような軍艦はないようです。こうみてみると大敗ではありますが、いまのところ落ち込む感じにはなっていません。日本側をプレイしていてこんな結果が出たら暗澹たる気分になるところでしょうが、連合軍側をプレイしているといつかは増援で埋め合わせることができるように感じてとっても気が楽です。また被害は大きいのですが、連合軍のクーパンを増強する作戦自体が挫折させられたわけではないというのも大きいと思います。クーパンの飛行場の規模はちょうど今日7から8になりました。また一時は3万3千トンほどにまで減っていたクーパンのサプライも、3万8千トンにまで盛り返してきています。このあとまだまだコンボイがやって来ますし、大食らいの四発爆撃機をクーパンで運用できるまでにしてマカッサルを叩くことが目標です。

連合軍はBabarに巡洋艦TFを前進させました。日本側は今日アンボンに貨物船のTFを送ってきていて、おそらくサプライ補給用のTFだと思われます。連合軍の巡洋艦TFはアンボンの艦砲射撃が目的ですが、日本の貨物船が居残っているようなら、そちらも沈めて欲しいものです。

2014年8月13日水曜日

機動部隊は追撃に移らず


1942年10月14日、蘭印での激しい戦いから一日が経過しました。機動部隊の動静も気にはなりますが、まずは中国戦線から。日本側は重慶へ定期便の九七重爆(Ki-21-Ic Sally) 23機を送り込み、Airbase hits 9、Airbase supply hits 2、Runway hits 27。今日の中国戦線の空襲はこれだけでした。その後、重慶からみて長江の向こう側、貴陽からの1級道路の貫通する森林ヘクスで日本側のDeliberate attackがありました。ここにいた中国軍2ユニットは敗残兵でほとんど戦闘力がなく、修正オッズ比51:1で殲滅されました。第14軍HQ以下、歩兵師団 2、独立混成旅団 3、歩兵旅団 1、歩兵聯隊 1、捜索連隊 1、砲兵部隊 21、素のAV合計 1911の増援軍は、明日以降、長江を渡って重慶市内への突入をはかるものと思われます。

現在の重慶のヘクスのヘクスサイドの支配は図の通りです。重慶の6つのヘクスサイドのうち、西側のサイドは、先日陸路で日本軍部隊が侵入して来たので、日本側が支配しています。しかし、今日の戦闘のあったヘクスに接する南西のヘクスサイドは中国側が支配しています。長江を渡河してこのヘクスサイドを越える際、shock attackを強制されることはないんでしょうか?重慶のヘクスにいる日本軍の素のAVはきのうの砲撃で判明したように中国軍のAV合計の3分の1より多くなっています。日本側が重慶で砲撃を行った理由のひとつはこの3分の1以上を確認するためだったと思うのです。素のAVが合計で相手の3分の1以上の部隊がすでに存在すれば、南西側から渡河しても大丈夫か?この辺は私もルールがよく分かっていないのですが、南西側のヘクスサイドが中国軍支配下なので、最初の渡河ではshock attackを余儀なくされるような気がするのですがどうなんでしょう?後学のためにも、日本側にはぜひ渡河していただきたいと思います。

蘭印では連合軍が四発爆撃機 7機(B-17E Fortress 4, B-24D Liberator 3)でアンボンの飛行場を爆撃し、Airbase hits 6、Runway hits 6。またボエラにB-17F Fortress 12機を向かわせやはり飛行場にAirbase hits 2、Runway hits 11の命中弾を得ました。アンボンの方は昨日アンボンを爆撃した飛行隊すべてに今日も飛行場爆撃を指示してありました。しかし、きのう長距離を飛び、しかも迎撃により多数の機体を失ったことで、どの飛行隊も士気の低下と疲労度の上昇が顕著でした。そのため、今日の出撃時の士気値のチェックをパスする機体が7機しかなかったのだと思われます。

きのうのチモール島海空戦で損傷した連合軍艦船ですが、BBニューメキシコはクーパンの南西のヘクスにいます。このBBニューメキシコ、実はきのうもEscort TFに編成されて同じヘクスにいました。損傷が高度だったため、ダーウィンなどのオーストラリア西岸の港ではなく、クーパンに向かうように指示しておきました。Escort TFは到着後すぐにauto-disbandする仕様ですが、クーパンにはCAPの戦闘機を増強したので、比較的安全だろうと判断したのです。しかしリプレイをみていると、夜間のフェーズにいったんはクーパンに向かいかけてRotiのヘクスに達した(南側からクーパンのヘクスに行くにはRotiを経由することが必要、クーパンの港はチモール島の北岸にあるようです)のですが、その後、機動部隊の存在にびびって元いたヘクスに戻ってしまったのです。これが悲劇の始まり。夜が明けると機動部隊から零戦(A6M2 Zero) 31機に護衛された九九艦爆(D3A1 Val) 22機が来襲しました。このヘクスはクーパンとRotiの戦闘機の覆域に含まれてはいますが、レーダーの探知したのが8分前だったので、間に合ったCAPは6機(Martlet II 1, Hurricane IIc Trop 2, Kittyhawk IA 1, P-40E Warhawk 2)のみ。31機の零戦相手では多勢に無勢で、九九艦爆22機全機が投弾に成功しました。損傷により速度の低下したBBニューメキシコは充分な回避行動をとれず、250kg爆弾 15個が命中しました。ただ、このゲームの戦艦に対する250kg爆弾の威力は低く(史実と比較して低すぎるのかどうかは分かりませんが)、BBニューメキシコのダメージはSys 60, Flt 25, Eng 40, Fire 9と、昨日よりSys 14, Flt 11, Eng 16, Fire 7が増えただけでした。「だけ」とはいっても大きなダメージですから、鎮火しなければ沈没の可能性は充分にあります。近い港はやはりクーパンですから、今日もクーパンへ向かうよう指示しておきました。

機動部隊からはクーパンでサプライ揚陸作業中のコンボイにも空襲がありました。零戦(A6M2 Zero) 22機に護衛された九七艦攻(B5N2 Kate) 26機で、こんどはレーダーが36分前に警報を発してくれたので、46機の戦闘機(Martlet II 4, Hurricane IIc Trop 4, Kittyhawk IA 3, P-39D Airacobra 24, P-40E Warhawk 11)が迎撃しました。魚雷を投下できた九七艦攻は5機だけでしたが、xAKL Georgian(1600トン、VP 3)とxAKL Sipirok(1050トン、VP 2)に1本ずつ命中して沈没しました。多数の戦闘機に攻撃されながらの戦果ですから、練度の高さを感じます。でも、クーパンの港では他にもサプライ2900トン積みや3900トン積みの貨物船が揚陸作業中で、一番小さい1000トン積みや1700トン積みが狙わざるをえなかったのは慌てていたのでしょう。魚雷発射に至った5機を含め、飛来した九七艦攻26機のうち合計で22機が撃墜され、1機がOps lossになりました。

今日の2回の機動部隊からの空襲は艦攻と艦爆が反対の目標に向かっていたら、つまり先ほどのBBニューメキシコに艦攻が、こちらのコンボイ攻撃に艦爆が来ていたら沈没艦船数がもっと増えていただろうと思います。250kg爆弾は戦艦に対しては効果が小さいのですが、小さな貨物船なら1発の命中で沈没させるのに充分でしょう。またBBニューメキシコはあんな状態ですから1-2本の魚雷で沈没したことでしょう。

いちばんダメージの大きかったBBアイダホは消火に成功し南下中です。驚いたことにダメージはSys 51, Flt 92(50), Eng 26(6)のまま増加していません。アメリカ海軍のダメコンは本当にたいしたものです。でも、このままオーストラリア西岸の港に達することができるんでしょうか?またCVイラストリアスはSys 42, Flt 62(36, Eng 13と、昨日よりSysが1増え、Fltが1減りました。

機動部隊はというと小スンダ列島沿いの航路を北西(このゲームのマップの北西)に向けて5ヘクス移動しています。水上戦闘TFも同じヘクスです。機動部隊が追撃してこなかったので逃走中の連合軍の軍艦は命拾いしました。ところで、機動部隊や水上戦闘TFが一日に5ヘクスしか移動できないということはないはずです。この位置にいるということは、損傷し最高速度の低下した艦を万が一の連合軍の襲撃から護衛しているということなのでしょう。連合軍にはそんな余力はないんですけどね。でも、これは秘密です。

さて、一日に5ヘクスしか移動できないほどの損傷のある艦は何でしょう?第一の候補は、BBミシシッピの主砲弾を浴び、heavy fires, heavy damageとコンバットリポートに報告されていたCVL龍驤です。ただ、龍驤に関しては多少気になることがあります。昨日のエントリーに紹介した損失機数の表をご覧下さい。例えばSea Hurricane Ibをみると9機が地上破壊されたと表示されています。これは陸上基地でSea Hurricane Ibが破壊されたわけではなく、この機種を搭載していたCVLヘルメスが沈没して失われたことを意味しています。そしてこのSea Hurricane Ibの2つ上の欄をみると、53機の零戦(A6M2 Zero)が地上で破壊されたと表示されています。きのうはアンボンを四発爆撃機が爆撃し、駐機中の零戦を地上で破壊しました。それを反映しているのだとは思いますが、コンバットリポートによると爆撃で地上破壊が確認されたのは6機だけですから、いくらなんでも53機は多すぎる気がします。妄想をたくましくすると、CVL龍驤はCAPに専念するために戦闘機だけを搭載して機動部隊に加わっていて、そして実は沈没したのかなと。龍驤の艦載機の定数は48機ですし、哨戒機の目撃した今日のKBは空母5・戦艦3・重巡1・水上機母艦1と報告されていますから、辻褄は合うのです。本当に龍驤が沈んでいるとすると、水上戦闘で撃沈した空母は飛龍に続いて2隻目になります。フォーラムを読んでいると、潜水艦による空母の撃沈はそれほど稀なことではないようですが、水上戦闘で2隻も沈めたという報告は読んだ記憶がありません。

きのう、チモール島沖に機動部隊の出現をみた時、まずはお手柔らかにと願いました。この2日間の戦闘をみると、思っていたよりはお手柔らかにしてもらえたと思います。沈没したのは連合軍の艦船ばかりですが、飛行機の損失数をみると、機動部隊の艦載機が九九艦爆 17機と九七艦攻 50機、また陸上基地のものとも合わせて零戦が99機となっていますから、日本側にとってもラクな戦いではなかったろうと思うのです。そして、きのう考えたことのもう一つは、ウエーク島上陸作戦です。機動部隊はどこにいるか分からないから怖いんであって、バンダ海にいるとわかってしまえば太平洋のまん中辺りではしばらく怖れる必要がありません。準備(すでにprep 100)してあるハワイの海兵師団をすぐに乗船させれば、機動部隊がやって来る前に占領だけは可能かなとも思うのです。ただし、残念なことに1942年10月はアメリカ軍空母のアップグレードの月で、正規空母はすべて今日現在であと8日ドックに入ったままなのです(日本側はこのアップグレードを計算に入れて機動部隊をこちらに向かわせる決断をしたのだと思います)。このあと、機動部隊がシンガポール辺りまでゆっくり損傷艦をエスコートとしてくれたりすれば話は別かも知れませんが、やはり無理筋でしょうね。CVL龍驤は浮いていてもしばらく戦力外、heavy firesのCV加賀も一ヶ月くらいはドック入りを要するかも知れません。でも、きのう姿を見せた翔鶴・瑞鶴・赤城・蒼龍に隼鷹と飛鷹を加えて6隻で機動部隊を構成すれば、まだまだアメリカ空母には荷が重すぎる気がします。

2014年8月12日火曜日

チモール島沖に機動部隊出現


1942年10月13日、今日のリプレイはフルコースの豪華版。まずは前菜の中国戦線から紹介します。日本側は重慶に九七重爆(Ki-21-Ic Sally) 23機による飛行場爆撃を実施し、Airbase hits 6、
Airbase supply hits 4、Runway hits 29の命中弾がありました。そして成都には一式戦(Ki-43-Ic Oscar) 6機に護衛された九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 192機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 29機を送り込んできました。久しぶりに護衛の戦闘機(しかしたった6機)を同行させたのは、成都の飛行場爆撃を手控えているのですでに飛行場修理が完了し、CAPトラップを仕掛けられる可能性があると踏んでいるからでしょう。221機の爆撃機は成都守備隊の頭上に250kg爆弾の雨を降らせ、device 46個がdisabled(負傷・故障)になりました。成都の南西のヘクスでは内江から逃げて来ていた中国軍部隊が日本の戦車部隊などの捕捉され、修正オッズ比226:1で殲滅されてしまいました。成都もあと10日くらいで陥落かと思われます。

しばらく空襲のなかった東部ニューギニア戦線ですが、トレス海峡のHorn Islandに零戦(A6M2 Zero) 79機に護衛された九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 20機が飛来しました。CAPのP-40B Warhawk 50機がお出迎えし、零戦3機と九七重爆6機を撃墜したとコンバットリポートに報告されています。これに加えて対空砲でも九七重爆1機を撃墜していて、しかもP-40Bの被害はなく、250kg爆弾はPort fuel hits 1の命中をみただけなので、今日のここの空戦はほぼ完勝でした。日本側が港の爆撃を狙って来たのは、港にイカリのアイコンがついているのが気になったからでしょうか?かなり以前に空襲で損傷したxAKLは1隻、修理のために係船されているだけなのですが、日本側からすると気になるのでしょう。しかもこのターンの指示入力時、お相手の方はきっとふだんよりアドレナリンの血中濃度がかなり上昇していたでしょうから、こんな場末の戦域でもまずはsweepではなく、短兵急に港への爆撃を指示してしまったのかなと推察します。

東部蘭印では昨日のエントリーで予告した通りアンボンへの空襲を実施しました。ダーウィンからの四発爆撃機 72機(B-17E Fortress 41, B-24D Liberator 31)とBabarからのP-38 67機(P-38E Lightning 18, P-38F Lightning 49)が参加する大空襲でしたが、結果的には不本意なものになってしまいました。最大の問題はP-38のsweepよりも四発爆撃機が先行してしまったことです。sweepはコーディネートすることができない仕様のはずですが、今日は3つの飛行隊が2波で、しかも第一波 51機、第二波 16機と求めうる最良のかたちで到着してくれただけに、爆撃機よりも先行できなかったことが本当に悔やまれます。アンボン・Babar間は8ヘクス、ダーウィンからは15ヘクスで、しかも巡航速度の速いP-38の方が後になってしまうのは本当に不思議です。今日のsweepは高度2万を、爆撃は高度6千を指示してありました。フォーラムを読むと、2万フィートまで上昇するのに時間がかかるからsweeperの到着の方が遅くなってしまうという説が披露されていましたが、そういう理由なんでしょうかね?

アンボン上空では零戦(A6M2 Zero) 43機と二式戦(Ki-44-IIa Tojo) 42機に迎撃されました。四発爆撃機は49機・7機・7機・9機の4波に分かれてしまったこともあり、B-24Dは18機(被撃墜 13、Ops loss 5)、B-17Eは13機(被撃墜 6、Ops loss 7)という大損害を被ってしまいました。sweeperが先行してさえいれば、ほとんど被害は出なかったろうにと思うと本当に残念です。なお四発爆撃機は零戦 1機と二式戦2機を撃墜していました。また爆撃の成果はまずまずで、Airbase hits 9、Airbase supply hits 8、Runway hits 55と駐機中の零戦 5機、二式戦 5機、九七艦攻 1機、百式司偵 1機を地上で破壊することができました。


さて、ここまでで前菜、サラダ、スープなどはおしまいで、メインのチモール島をめぐる海空戦に移ります。一昨日のエントリーでオーストラリア西岸沖に空母のいることが日本側にばれたのではないかと書きましたが、おそらくそれが今日の海空戦の引き金になったのだと思います。1943年以降は連合軍の新造艦の就役でだんだんと不利になって来ますからこの時期の日本側は見敵必戦であるべきで、正しい判断だろうと思います。

昨日の時点で連合軍側は、チモール島クーパンでサプライを揚陸するコンボイに対する日本側の殴り込みを警戒し、BBニューメキシコとミシシッピを送りました。また、クーパンに行き来するコンボイがマカッサルからの陸攻の攻撃を受けないよう、オーストラリア西岸はるかおきにCVイラストリアスとCVLヘルメス(Hermesってハーミースではなくついヘルメスと読みたくなってしまいます)に戦闘機を搭載してCAPさせていました。

  1. クーパンのヘクスでパトロールするBBニューメキシコ、ミシシッピ、軽巡トロンプに対して明るくなってからBB山城、CA衣笠、CL那珂、神通が殴り込みます。真っ昼間なのでお互いに26000ヤードで相手を発見し、8000ヤードまで接近しながら砲戦を繰り返しました。BBニューメキシコは13発を浴びて火災が発生。BB山城には5発、BBミシシッピには3発命中しましたが大したことはなさそう。その他、DD Foxhound、DD時津風、初雪にも火災が発生しています。
  2. 先ほどの砲戦のあと、連合軍TFは母港のダーウィンに戻ろうとします。クーパンからダーウィンに行くにはRotiのヘクスを経由することになりますが、そのRotiのヘクスで日本の機動部隊(CV加賀、蒼龍、翔鶴、瑞鶴、赤城、CVL龍驤、BB榛名、霧島、CS千歳、CA筑摩、青葉)と出くわします。今回は連合軍の見張り員が距離2万6000ヤードで先に発見し、砲撃を開始します。BBミシシッピはCVL龍驤に主砲弾を命中させ、飛行甲板を貫通したと表示されました。徹甲弾だと素通りしてしまいそうな気もしますが、あたりどころが悪かったのか龍驤はheavy fires,  heavy damageとなっています。その他、CV加賀、BB霧島、CA青葉にも火災が発生したそうです。数の劣勢な連合軍TFでは多くの艦艇が被弾し、BBニューメキシコ、ミシシッピ、DD Encounter、Fortuneに火災が発生し、特にDD Foxhoundはheavy damageと報告されています。
  3. 夜陰にまぎれてRotiにサプライを運び込んだFasttransport TFが伊18潜を発見。爆雷で攻撃しましたが、戦果はありませんでした。
  4. 連合軍の空母TFに機動部隊を発した零戦(A6M2 Zero) 89機に護衛された九七艦攻(B5N2 Kate) 71機と九九艦爆(D3A1 Val) 31機が接近します。レーダーで43分前に探知し、Sea Hurricane Ib 20機とMartlet II 28機が迎撃しましたが、もともとが陸攻の雷撃対策としてのCAPですから、機動部隊の空母6隻からの攻撃隊を防ぎきることはできません。CVイラストリアスに爆弾1・魚雷2命中で大火災・heavy damage、CVLヘルメスに魚雷1、BBアイダホに爆弾3・魚雷6で火災とheavy damage、CLセレスに爆弾1で火災発生。Rotiから帰る上記とは別のFasttransport TFのAPD3隻がこのヘクスにいて、この攻撃に巻き込まれ、APD 2隻に魚雷が2本と3本命中し沈没しました。
  5. クーパンからKittyhawk IA 16機に護衛されたSwordfish I  9機が機動部隊に向かいます。しかし零戦 29機に迎撃され、CV赤城に魚雷を投下できた3機も命中させることはできませんでした。
  6. RotiからPBY-5 Catalina 11機が機動部隊に向かいます。この攻撃には護衛戦闘機が同行せず、零戦 23機に迎撃されて、魚雷の発射に至った機体はありませんでした
  7. ふたたびRotiからPBY-5 Catalina 3機が機動部隊に向かいます。この攻撃にも護衛戦闘機が同行せず、零戦 20機に迎撃されて、魚雷の発射に至った機体はありませんでした
  8. ダーウィンからディリにB-25C Mitchell 12機が向かい、飛行場にAirbase hits 3、Airbase supply hits 2、Runway hits 10の命中弾がありました。
  9. ディリへの爆撃機第2波のB-25C Mitchell 6機により、Airbase hits 2、Airbase supply hits 1、Runway hits 1
  10. 連合軍水上戦闘艦隊に護衛も伴わずに九九艦爆4機が飛来。Kittyhawk IA 2機に阻まれ、投弾に至った機体はありませんでした。
  11. 別の連合軍水上戦闘艦隊に護衛も伴わない九九艦爆14機が飛来。Kittyhawk IA 5機、P-39D Airacobra 5機、P-40E Warhawk 8機に阻まれ、やはり投弾に至った機体はありませんでした。
  12. マカッサルからクーパンに零戦(A6M2 Zero) 18機に護衛された九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 10機が飛来。やはりCAPのKittyhawk IA 13機、P-39D Airacobra 10機、P-40E Warhawk 9機の活躍で投弾に至った機体はありませんでした。港(と係船中のCLアデレード)の爆撃に来たんでしょうか?
  13. 機動部隊にクーパンからSwordfish I 3機とPBY-5 Catalina 3機が攻撃に向かいましたが、零戦(A6M2 Zero) 24機に完封されました。
  14. さらに機動部隊を目指したPBY-5 Catalina 5機も零戦(A6M2 Zero) 21機に阻止されました。
  15. 傷ついた連合軍の空母TFに機動部隊から零戦(A6M2 Zero) 67機に護衛された九七艦攻(B5N2 Kate) 22機と九九艦爆(D3A1 Val) 25機がやってきました。レーダーは37分前に探知しましたが、頼みのCAPはわずかにSea Hurricane Ib 6機のみ。CVイラストリアスに爆弾6発で heavy damage。CVLヘルメスには魚雷5本が命中し沈没。BBアイダホにも爆弾6発で heavy damage。
  16. 機動部隊からクーパンに零戦(A6M2 Zero) 6機の護衛で九九艦爆(D3A1 Val) 4機が飛来し、CAP 31機が対応しましたが、1機の艦爆に投弾を許しました。その1個がxAKL Karuahに命中し沈没しました。
  17. Fasttransport TFが伊18潜とふたたび遭遇し、爆雷攻撃で少しだけダメージを与えたようです。

今日のメインはざっとこんな感じです。機動部隊と水上戦闘艦隊の激しい攻撃で、連合軍側はCVLヘルメス(17345トン、VP 121)、APD HatfieldとAPD King(ともに1315トン、VP 5)、xAKL Karuah(1050トン、VP 2)の4隻が沈没しました。またBBアイダホはSys 51, Flt 92(50), Eng 26(6)と浸水被害がひどく、インフォメーション画面を開くとブザー(総員退艦を促すものか)が鳴りっぱなしの状態で、位置的にも港が遠くまず助からないでしょう。CVイラストリアスは爆弾7、魚雷2を受けたわりにはSys 41, Flt 63(36), Eng 13と期待をもたせてくれるダメージです。機動部隊が追撃して来るようだとダメですが、そうでなければ助かりそうな気がします。もっとも助かったとはしてもWithdrawが83日後に迫っていて、どうやってマップ外に移動させるかそちらに苦労しそうですが。あと、イラストリアスがこれで済んだのは、同じヘクスにいたAPD2隻が合計で5本、またBBアイダホとCVLヘルメスが6本の魚雷を受けてくれたからです。艦攻がイラストリアス一本に絞って攻撃していたら、今日のうちに沈んでいたことでしょう。

2014年8月11日月曜日

クーパン上空で激しい空戦


今朝の電車はいつもよりもずっと空いていました。世間では夏休みのところが多いんでしょうね、うらやましいかぎりです。さて、1942年10月12日、まず奄美大島の東でSS Drumが日本のASW TFを攻撃しました。SC Ch 33(438トン、VP 2)に命中した不発率80%の魚雷がきのうに引き続き爆発してくれて撃沈することができました。Ch 33はきのうのCHa-39に比較するとだいぶ大きなフネです。33号駆潜艇なのだと思いますが、史実での就役は昭和17年8月だそうで、このゲームでもまだ新品のフネだったのでしょうに、ご愁傷様。

中国では成都に一式戦(Ki-43-Ic Oscar) 12機の護衛で九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 166機と百式重爆      (Ki-49-IIa Helen) 29機が飛来しました。飛行場ではなく守備隊を爆撃し、device 2個破壊45個dsiabledの被害が出ました。日本側は成都占領後すぐに飛行場を利用するつもりで飛行場爆撃は控えているのでしょう。成都にいる中国軍歩兵部隊は1ユニットだけなので、まことに適切な判断です。

重慶には九七重爆(Ki-21-Ic Sally) 23機が飛来し、飛行場にAirbase hits 6、Airbase supply hits 3、Runway hits 31の命中弾がありました。また今日は陸戦フェーズで日本側からの砲撃がありましたが、死傷者は日本側のdevice 3個がdsiabledになったのみです。この砲撃で彼我の戦力が明らかとなりましたが、日本側は9個師団で素のAV 3594。中国軍はもろもろあわせて7454。AV(白兵戦値)的には2倍以上の戦力なので、サプライさえあれば粘れるだろうと思うのですが、スクリーンショットにもあるように、重慶にはサプライが必要量を満たしていないことを示す赤い”!”のアイコンが表示されています。

蘭印ではアンボンの艦砲射撃に向かった連合軍の巡洋艦TFがアンボンのヘクスで伊168潜と接触しました。日本の潜水艦が潜伏していることは数日前から判明していたので、先に発見して爆雷攻撃を加え、大過なくあしらうことができました。その後、重巡Devonshire、Dorsetshire、Salt Lake Cityと軽巡Birmingham、Hobartの5隻がアンボンの艦砲射撃を実施し、 Airbase hits 15、Airbase supply hits 7、Runway hits 33、Port hits 25、Port supply hits 9の命中弾とともに駐機中の零戦(A6M2 Zero) 8機と二式戦(Ki-44-IIa Tojo) 3機を破壊することができました。巡洋艦TFはダーウィンに向けて航海し、すでにBabarの南に達しています。偵察機の報告によるとアンボンの飛行場には48、港にも21のダメージが残っているそうで、また戦闘機の数が前日よりも減っているようです。これならそろそろ空襲を考えてもいいかなということで、BabarにP-38を前進させsweepを指示するとともにダーウィンの四発爆撃機にも飛行場爆撃を指示してみました。

日本側は今日もマカッサルからクーパンへ零戦(A6M2 Zero) 75機でsweepをしかけてきました。連合軍側は合計で戦闘機101機(Kittyhawk IA 32, P-39D Airacobra 35, P-40E Warhawk 34) が迎撃を試みました。101機というと多いようですが当初、滞空していたのは6機だけで、その後スクランブルした機が五月雨的に迎撃に向かいます。上昇中に上空から降下攻撃されるので、多数の連合軍機が落とされました。ただ零戦 75機も68機と7機の2波に分かれていたので、あとから来た7機の方はそれなりに落とせたようです。

その後、零戦(A6M2 Zero) 34機に護衛された九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 29機が飛来しました。しかしこの時点でもかなりの数のCAPが残っていたので、護衛の零戦も苦戦し、また投弾できた九七重爆は15機だけでした。今日のクーパン上空の戦いは被撃墜機数が33機(日本側が34機なのはCAPに哨戒中の九六陸攻が撃墜された分も含まれているので)と等しく、零戦の大群にsweepされたことを考えるとかなりの善戦で、大満足です。敵地上空での被撃墜はパイロットの死亡を意味しますから、日本側には不満の残る戦いだったろうと思います。

日本側の狙いは、港内で係船修理中であることが一昨日ばれてしまった軽巡Adelaidだったようで、飛行場ではなく港への爆撃でした。Port hits 2、Port supply hits 2の4発が命中しましたが、軽巡Adelaidへの直撃弾はありませんでした。しかし、ダメージを確認してみるとSys 59, Flt 27(27), Eng 11からSys 59, Flt 30(30), Eng 13へと、Fltダメージが3ポイント、Engダメージが2ポイント上昇していました。命中しなくても、至近弾のスプリンターによる被害がシミュレートされているのかも知れません。

日本側が港への爆撃を指示していたということは、やはりクーパンに接近するコンボイには気付いていなかったからでしょう。今日は無事にコンボイ2つがクーパンに入港しましたが、このまま無難にサプライ揚陸作業をさせてくれるのかどうか。マカッサルの戦闘機の数はここ数日に比較すると減少しています。日本側にもそれなりの被害が出ているはずなので、できれば数日そっとしておいてほしいものです。クーパンには今後もさらに複数のコンボイの入港が予定されています。