2014年11月30日日曜日

ボエラに上陸してはみたけれど


1942年12月13日、APD8隻に分乗した海兵隊第2強襲大隊はボエラへの上陸を開始しました。日本側守備隊の砲25門による砲撃を受けましたが、護衛のイギリスC級軽巡 Caradocが制圧してくれています。強襲大隊のボエラへのprep値は97に達していたので、混乱値0で上陸することができました。disabledになったdeviceもライフル分隊1つとSupport3つだけで、上陸自体は成功したといえそうです。その後、Babarとダーウィンの爆撃機69機(B-17F Fortress 24, B-24D Liberator 11, B-25C Mitchell 34)がボエラ守備隊への爆撃を実施したのですが、戦果はdevice 2個をdisabledにすることができただけでした。昨日のエントリーでも書きましたが、ジャングルヘクスのせいか、または思った以上に防禦施設がしっかりしているためなのか、空襲の効果はほとんど期待できないようです。

WitP AEでは、上陸するとそのターンの陸戦フェーズに守備側が自動的にBombardment attackで反撃する仕様のようです。今日のそのBombardment attackによる死傷者は双方ともにありませんでしたが、お互いの戦力が判明しています。守備隊は1419名で素のAVが57。海兵大隊は685名でAVが39。海兵大隊だけでやってきたのは艦砲射撃や空襲に期待してのことだったのですが、守備隊は期待していた以上の戦力を保持しています。これだと、攻略はほとんど無理ですね。増援部隊を送るにしても、ボエラにprepしている部隊がないので、上陸時に破壊・disabledになるdeviceがすごく多そうだし、また混乱値が100近くなるような気がします。急いで攻略する必要があるわけではないし、また海兵大隊は食うに困らないだけのサプライを持っている(所持量234トン、さらに別のAPDが明日サプライのみ揚陸する予定)しするので、これから増援にあてる部隊のprepを始めて、1ヶ月後くらいに派遣するくらいの方がいいかもしれません。そうでないと泥沼になりそう。

アンボンに艦種不明の各1隻からなるTF3つの存在が報告されています、ボエラに上陸を実施したFast Transport TFは、きのう日本側に発見されていませんから、反撃のTFを送ったということではないと思われます。アンボンへは連合軍が繰り返し艦砲射撃TFを派遣しているので、防御機雷を敷設するTFなのかなという気がします。ちょうどアンボンの北東6ヘクスのところに駆逐艦4隻のTFがパトロールしている(不用心ですが、この海域にも日本側は哨戒機を派遣していないのです)ので、アンボンに向かわせてみることにしました。到着する前に去られる可能性が高いような気はしますが。

中国では重慶に戦爆連合192機(Ki-43-Ic Oscar 72, Ki-21-Ic Sally 21, Ki-49-IIa Helen 99)が飛来し、飛行場にAirbase hits 13、Airbase supply hits 5、Runway hits 101の被害がありました。今日も重慶での陸戦はお休みで、重慶の西にヘクスの日本軍の数が7ユニットに増えていました。12月10日の陸戦で疲労した部隊がここで休息をとっているのだと思われます。中国では他に、重慶と長沙を結ぶ1級道路上の中国軍第10軍団に対して九七重爆 118機(Ki-21-Ic Sally 25, Ki-21-IIa Sally 193)による空襲がありました。この部隊も敗残兵で、歩兵分隊は皆無。support deviceだけしかいなのでAVはゼロです。でも道路上にいるのが目障りだったのでしょう、激しい爆撃でdevice 48個が破壊され70個がdisabledになりました。

ウエーク島でサプライを揚陸しているコンボイの護衛のためパトロールしているアメリカ軍空母の上空で日本のFighter Bomber(戦闘爆撃機)やTorpedo Bomber(雷撃機)やFloat Fighter(水上戦闘機)が目撃されています。本当に雷撃機や水上戦闘機だったりすると一大事ですが、この海域に飛んでくることのできない戦闘爆撃機(近くに日本の飛行場がない)まで報告されていますから、雷撃機や水上戦闘機というのも機種を誤認しての報告だと思われます。実際、CAPがE14Y1 Glen(零式小型水偵)1機を撃墜していますから、すべてこの水偵を目撃・誤認しての報告だったのでしょう。

連合軍側プレーヤーには忌み嫌われる存在であるところの潜水艦搭載水偵の撃墜は喜ばしいことではありますが、問題なのはこの水偵のおかげで空母TFのdetection levelが4/4になってしまったことです。ウエーク島にも戦闘機がいますが、水偵の撃墜とこのdetection levelをあわせれば、アメリカ空母の所在が日本側にばれてしまったと思わなければなりません。できれば決戦は避けたいのですが、日本側は機動部隊を差し向けてくるでしょうか?ウエーク島のサプライ状況が一息ついたので、距離的に戦闘機の増派は無理でも、ミッドウェイ島からSBD-3ドーントレス艦爆を派遣し、ウエーク島を不沈空母として戦闘に参加させることは出来ます。でもそれで勝機があるのかどうか、悩むところです。

2014年11月28日金曜日

呂33潜の雷撃でCAペンサコラ沈没

1942年12月12日、今日も蘭印ではさまざまな戦闘が繰り広げられました。まず連合軍がボエラの艦砲射撃を指示してあったTFが、ボエラで待ち伏せていた呂33潜の攻撃を受け、魚雷の2本命中したCA Pensacola(9100トン、VP 35)が沈没してしまいました(飛行機の損失リストにOS2U-3 Kingfisher 4機地上破壊とあるのはCAペンサコラの搭載機です)。コンバットアニメの最中の沈没でしたから、急所に命中してしまったんだと思われます。がっかり。このTFにはBBワシントンもいたので、そちらが被害を受けずに済んだのがせめてもの救いです。予定していた艦砲射撃はそのBBワシントンとCLホバートが実施し、Airbase hits 1、Runway hits 2、Port hits 2と守備隊のdevice1個を破壊、1個をdisabled(負傷・故障)にしました。雷撃された時の戦闘では呂33潜を取り逃がしてしまいましたが、艦砲射撃後にみつけて攻撃しました。爆雷のhits 7のうち2つは直撃なのでかなり大きなダメージを与えることができたと思います。沈没艦船リストにすでに呂33潜の名前が載せられていましたが、沈没音が聴取されなかったので信頼感は今ひとつですが。

ボエラには夜が明けてからBabarとダーウィンからB-25C Mitchell 34機、B-17F Fortress 24機、B-24D Liberator 12機が向かいました。あした上陸作戦の実施を予定しているので守備隊を爆撃したのですが、device5個をdisabledにしただけで、期待していたほどの戦果は得られませんでした。天候がThunderstormsだったことも影響しているとは思いますが、ジャングル地形なので艦砲射撃や爆撃の影響を受けにくいことが大きいのでしょう。あした上陸させるのは海兵隊第2強襲大隊1ユニットだけで素のAVが40しかありません。ボエラには海軍の第83防備隊と建設部隊の合計2ユニットがいると思われますが、艦砲射撃と爆撃で痛めつければなんとかなるのではと考えていましたが、かなり甘かったようです。上陸後、かなり苦労しそうです。

アンボンにはクーパンからB-17E Fortress 27機とB-24D Liberator 18機が飛行場の爆撃に向かいました。これまでアンボン飛行場への艦砲射撃と爆撃を繰り返してきたおかげで、今日はCAPがいませんでした。Airbase hits 4、Airbase supply hits 5、Runway hits 27に加え、地上で二式戦(Ki-44-IIc Tojo) 12機を破壊できたことでCAペンサコラ沈没の衝撃がわずかに癒やされました。

その後、マカッサルからWaingapoeに日本側の空襲がありました。ついにWaingapoeにもsweepが来たんだなと暗い気持ちでコンバットアニメを見始めたのですが、表示されたのは九七艦攻(B5N2 Kate) 66機で、しかも護衛の戦闘機はいません。Waingapoeの飛行場はまだ立派なものではなく、またサプライの在庫も多くはないので、迎撃したのはP-39D Airacobra 16機だけでした。しかし、戦闘機の護衛のつかない日本の爆撃機は非常に脆弱で、35機を撃墜することができ、Ops lossも1機ありました。弱いものいじめですが、新たなエースも2人誕生し、CAペンサコラ沈没で落ち込んでいた中の人も、かなり回復することが出来ました。以前のエントリー でも紹介したように、実は11月23日にも同じように戦闘機の護衛のつかない九七艦攻72機がWaingapoeにやって来たことがあり、その時はCAPがまだいなかったので残念ながらそのままお帰りになりました。その時も今日もPTボートを雷撃が目的でしたが、PTボートなんかに魚雷を命中させるのは無理ってもので、今日も被害はありません。

このところWaingapoeにはしょっちゅう日本の偵察機が飛来していて、その後戦闘機が配備されたことを日本側も承知しているはずです。それなのになぜ戦闘機に護衛任務を指示していなかったのか不思議です。また、Waingapoeに戦闘機を配備したのはコンボイを派遣するためで、最近は連日、輸送船がもやっていました。今日はたまたまPTボートしかいませんでしたが、昨日までは荷下ろししていたTFがいたのです。そのTFはちょうど昨夜出港し、Waingapoeの南東2ヘクスにいるのですが、こういった輸送船がいるときに雷撃に来なかったことが非常に不思議です。今日だって、66機のうち35機は雷撃にうつることができたのですから、あいてがPTボートではなく貨物陸揚げ中の輸送船だったら魚雷命中間違いなしだったのに。これはAI指揮官の判断の問題だから仕方がないのかも知れませんが。

さて、日本の呂33潜がいい仕事をしてくれた一方で、連合軍の潜水艦も努力はしています。機動部隊の帰港(トラックに戻るのかどうか不明ですし、またトラックに戻るにしても裏をかいて南・西側から入港しそうな気もしますが)を目撃できればと、トラック島の北東側でパトロールしていたSS Halibutが日本のコンボイに遭遇し、xAK Kosin Maruに向けて放った魚雷のうち1本が命中・爆発してくれました。沈没音は聴取されず、またトラックの隣のヘクスなので中破か大破くらいで沈没には至らなかったものと思われます。このSS Halibutは夜のフェーズでこの同じコンボイ相手に攻撃し、その時は輸送船に命中した魚雷が不発でした。夜が明けてから同じヘクスで再度攻撃の機会をつかむことが出来、今度は命中してくれたのでした。

 マラッカ海峡のペナン島ジョージタウンの南側でパトロールしていたSS Sturgeonが日本のTFに発見されました。爆雷hits 3ですが直撃はなく、被害はSysダメージ7だけで済んでいます。ところでこの日本のTFがこの海域でよく遭遇するASW TFだったら興味を惹くこともなかったのですが、今日はひと味違い、BB榛名、CA鈴谷・愛宕、CL長良・那珂を駆逐艦6隻が護衛していたのです。日本軍は何を企んでいると思いますか?第一案はインド洋に出てから南東に進路をとり、ジャワ島南のクリスマス島やココス諸島の艦砲射撃。ただそれなら、こんな大回りをせず、スンダ海峡(ジャワ島の西側)かロンボク海峡(ジャワ島の東側)を通過すればいいような気もします。第二案はビルマのラムリー島(またはアキャブかCox’s Bazar)の艦砲射撃。このTFの今日の進行方向は北西と報告されていますから、こちらの方が可能性が高いかと思われます。でも、連合軍に見つかっちゃったから中止しちゃうかな?

中国の重慶には戦爆連合420機(Ki-43-Ic Oscar 72, Ki-21-Ic Sally 46, Ki-21-IIa Sally 192, Ki-49-IIa Helen 110)と、これまでで最大規模の空襲がありました。百式重爆110機というのもこれまでで最多で、少しずつ機種転換していっているのだと思われます。今日も目標は飛行場で、Airbase hits 54、Airbase supply hits 17、Runway hits 181の被害を受けました。ただ、これまでにも何度も書いていますが、こんなにたくさんの飛行機を飛行場の爆撃に使うのはもったいない。オーバーキルだし、サプライ(このゲームの飛行機の燃料と爆弾はサプライとして扱われます)の無駄遣いだと思うんですけどね。

2014年11月27日木曜日

連合軍のCVEの使い方


連合軍プレイの今回はこれから多数の護衛空母が就役する予定(たしか、週間空母というんでしたっけ)です。そんな護衛空母をどんな風に使ったらいいのかという質問で始まるスレが最近ありました。私のプレイにも参考にしたいので訳してみました。

私のPBEMは1944年7月1日になった。私がこれまでに失ったCVE(護衛空母)は10隻足らずで、しかも新たなCVEが怒濤のように就役しつつある。皆さんに尋ねたいのは、一つのTFに何隻のCVEを含めたらいいか、そのTFにはほかにどんな軍艦を同伴させているか、CVEのTFはどんな任務につかえるのか、といった点だ。私は手に入り次第、戦闘機をF6F-3に機種転換している。今月からF6F-5の生産(月産180機)が始まったし、F6F-3はたくさん在庫がある。 
上陸船団に2-3隻含めるようにしている。ASWを指示した爆撃機を搭載して、サンフランシスコとパールハーバー間の対潜任務にもつかうことがある。アラスカ水域にも3-4隻を常駐させている。CVEのTFにはCL(軽巡)一隻とDD(駆逐艦)やDE(護衛駆逐艦)を少なくとも4隻は入れておく。 
CVEは飛行隊を二つずつ搭載して登場する。二つの飛行隊のうちの一つは降ろして、戦闘機用CVEと爆撃機用CVEというふうに専門化させ(戦闘機用CVEの方を多めに)るようにしている。CVEはTBF 27機分の魚雷を積んでいないので艦船攻撃時に雷撃ができなくなるのが唯一の欠点だが、個人的にはもともとCVEってそんな風に使うべきものではないと思っている。陸上の目標を爆撃させるにはもってこいで、CV(正規空母)やCVL(軽空母)の方は日本海軍とやりあうのにとっておける。 
護衛任務の際に同伴させる軍艦については、あなたがどのくらいの数の巡洋艦を保有しているかにもよるが、
  1. 必ず旗艦にあてるアメリカの軍艦(戦艦か軽巡か防空巡)を含めておく。Airスキル値の高い指揮官が充分な数いるのはアメリカ海軍だけだから。
  2. 旧式戦艦も対空火器のプラットフォームとしては有用だ。
  3. アメリカの軽巡か防空巡
  4. カナダの防空巡
  5. イギリス連邦やアメリカの旧式巡洋艦。この種の巡洋艦のAA(対空火器値)は大したことがないが、水上砲戦にも向かないので、護衛空母に同伴させるか、上陸船団に組み込むかということになる。
  6. DDかDEはもちろん同伴させておく。1944年になっているならDDもDEもたくさんあるはずだ。
CVEはまさに"Combustible, Very Expendible"燃えやすく使い捨ての艦だ。装甲は無く速度は遅く操縦性も悪いので雷撃にはとても弱く、空母対空母の対決ではうまくやれないわけだ。生き残れるかどうかはCAPの出来にかかっているが、いずれにしても多数が戦没する運命にある。でも大戦中に100隻近くが就役するから、多少は沈んでも大丈夫......  私はReplenishment(正規空母の飛行隊に機体を補充する)能力も気に入っているが、必要な数よりもずっとたくさん手に入れることになる。数隻をこの用途にあて、残りは普通のCVEとして運用しよう。
あなたの意見に賛成だ。基本的には、機動部隊の対決以外だったらどう使ってもいいと思う。多数集中させると強大な戦力を手にしたように感じるかもしれないが、CVEってものはガラス製の大砲(訳注:攻撃力はあっても相手の攻撃には耐えられないという意か)なんだ。500kg爆弾1発の命中で戦闘力を失ってしまう。私は主に上陸侵攻時のCAPと地上攻撃にあてている。1943年半ばになると連合軍は潜水艦を攻撃する手段に不自由しなくなるから、CVEを対潜任務にあてることはあまりない。CV Escort任務のTFには旧式の戦艦を入れておくのもいいと思う。航空攻撃は旧式戦艦に集中する傾向があって、その分空母は助かるから。それとCVEは、Carrier TFではなく、ちゃんとCV Escort TFにしてあることを確認しておこう。CV Escort TFが敵に向かって行くのを目にしたことは無いが、うっかりCarrier TFのままにしておいて災難を招いてしまったことが一度ならずある。 
TBF装備の飛行隊は、定数を増やして地上目標を攻撃する陸上基地機として使ってもいい。B-25のような優秀な爆撃機ではないが、長所が2つある。1.小さな飛行場からもペナルティなしで運用できる点と2.連合軍機の中で豊富に供給される数少ない機種である点。とくに後者は非常に重要だ。素晴らしい爆撃機とはいえないが、失っても補充することが容易だ。Carrier TFとCV Escort TFの違いの指摘は重要だ。これを知らなければ、身を以て違いを学ばされることになるから....CVEは簡単に沈んでしまうこと、また万已むを得ない時とCVE以外に目標となるような味方艦船が多数ある時とを除けば空母対空母の対決に進んで使うべきではないこととは強調しておきたい。. 
CVをつかってcarrier capableの飛行隊をcarrier trainedにすることができるように、CVEでも飛行隊を訓練できる? 
できる。carrier capableの飛行隊をCVEに搭載し数ヶ月(訳注:たしか3ヶ月)経過するとcarrier trainedになる。 
大戦初期の海兵隊の飛行隊の多くはいったん消えて、後になって戻ってくる。そういった飛行隊をcarrier trainedにしておくと、戻って来た時もcarrier trainedのままかな?(訳注:この質問、答えを知りたい気もしますがレスがつきませんでした) 
TFの艦船数が16~19を越えると衝突の危険が増えるような気がするので、CVEのTFの艦船数はもっと少なくするようにしている。たとえば、初期はCVE 4隻と駆逐艦4隻にしておいて、その後はCVE 6隻とDE(護衛駆逐艦) 6隻にしてゆく。軽巡などAA値の艦にAirスキルの高い指揮官を任命して旗艦にさせ上陸船団を護衛させるのはいい考えだと思う。でもそれが可能になるまではCVEが旗艦でもいいと思うし、CV Escort TFを編制するたびにPPを支払って旗艦となったCVEの艦長にAirスキル値の高い指揮官を任命しようと思う。 
ReplenishmentでないCVEの多くは戦闘機18機の飛行隊と雷撃機9機の飛行隊を載せている。ふつうの護衛任務の際には40%ずつをCAPとASW任務にあて、残りは訓練にあてる。複数のスキルを鍛えてもいいが、これらの飛行隊にとってCAPやASW以外は余技に過ぎない。
対空防御目的で低速戦艦を同伴させられればいいが、できれば艦砲射撃TFの方でつかいたい。主砲の弾薬を使い果たした後でCV Escort TFに移すことも可能だし。

2014年11月26日水曜日

ウエーク島東方沖でACMを失う


1942年12月11日、敷設されたばかりの防御機雷のお世話をするためウエーク島に急いでいた ACM Sumac(615トン、VP 2)が伊8潜の雷撃で沈没してしまいました。でもサプライを積んだ貨物船が目撃・撃沈されずに済んで良かったと考えることにしました。でも、こんな海域でACMが航行しているのを知った日本側はどう反応するでしょう?今日もウエーク島の上空に日本の飛行機はやってきませんでしたが、考え直して明日は哨戒機か偵察機を派遣して来るのではと心配です。ウエーク島でサプライを揚陸していたコンボイのうち、一番小さな3200トン積み貨物船の作業が終了したので、第二海兵師団の乗船を始めました。小さな船なので5%分のdeviceしか乗れませんが、少しでもウエーク島の過密状態が解消できればと思っています。また、現在ウエーク島へのサプライ輸送作戦に従事しているのは貨物船ばかりですが、明日以降も日本の偵察機、哨戒機、空母がちょっかい出してこないようなら、第二海兵師団の兵員輸送用に客船を送ることにしたいと思います。

蘭印では各所でさまざまな戦闘が繰り広げられました。まずアンボンへCA HawkinsとVincennes、CL ConcordとBirmingham、CLAA Atlantaの巡洋艦5隻が艦砲射撃を実施。Airbase hits 2、Airbase supply hits 2、Runway hits 10、Port hits 1のダメージを与え、無事にダーウィンへの帰途につきました。

その後アンボンにはチモール島クーパンからP-38 79機(P-38E Lightning 35, P-38F Lightning 22, P-38G Lightning 22)によるsweepと四発爆撃機45機(B-17E Fortress 27, B-24D Liberator 18)による空襲を実施しました。主な目的はアンボン飛行場の制圧ですが、もしかすると今日はクーパン飛行場に日本側の空襲があるかもしれず、その際P-38や四発爆撃機を地上で破壊させるのはもったいないということで、空中避難をかねてのアンボン空襲でした。アンボンでは二式戦(Ki-44-IIc Tojo) 18機の迎撃を受けました。やはり戦闘機の運用を不能にするほど滑走路を破壊することは困難なようです。P-38は4波に分かれてアンボンに到着し、二式戦と戦ったのは第一波と第二波の31機だけでした。それが原因なのかもしれませんが、二式戦の損失機数7機(被撃墜 6、Ops 1)に対しP-38は8機(被撃墜 7、Ops loss 1)とスコアは不良。12ヘクスと長距離を飛んでのsweepとはいえ、数的にはほぼ互角だし、被撃墜機数が上回ってしまうとは情けない限りです。四発爆撃機の方は、Airbase hits 4、Airbase supply hits 2、Runway hits 20と二式戦を地上で5機破壊し(B-24D1機がOps lossになりましたが) 無事に帰還することはできました。

さて、クーパンへは予想通りsweepがありました。一昨日と昨日のsweepで21型零戦はお疲れのようで、今日は零戦52型(A6M5b Zero) 69機の来襲です。しかし今日もCAPは上げていなかったので手ぶらでお帰りになっています(1機がOps loss)。さすがに明日もこれを続けるのはまずいような気がするので、あしたはCAPを上げることにします。でも、好きなだけ生産すればいい日本側と違って、連合軍のは戦闘機配給数は固定されていて不足が著しく、CAPで狩られるのはつらいんです。ほんとに。

ながいことBabarからディリへB-25Cによる空襲を続けて来ていますが、マンネリ化した時こそCAPトラップの仕掛け時。アンボンの飛行場を叩いているので大丈夫だろうという判断の裏をかくように、今日は零戦(A6M2 Zero) 18機がCAPしていました。アンボンで零戦が地上で破壊されてはいないことからすると、ケンダリーからのLRCAPなのでしょう(ディリの飛行場には今日も日本機の姿はなし)。第一波のB-25C 23機は護衛もつかずに零戦に迎撃されたわけですが、コンバットアニメを見ているとすり抜けて爆撃に移っていました。零戦の高度が2万フィートでB-25Cが6000フィートと高度差が大きく、またB-25Cの接近がディリの監視哨に目撃されたのが4分前でしたから、難を逃れることができたのだと思います。おそらくLRACPの零戦は、昨日(または一昨日)クーパンをsweepした部隊で、sweep用の高度2万フィートから爆撃機迎撃用の高度に変更するのを忘れてしまったのではないでしょうか。しかい第二波のB-25C 7機は零戦の迎撃を受け、LautemからLRCAPしているP-40Eが護衛についてくれたのですが、零戦5機(被撃墜 2、Ops 3)のかわりに、B-25Cに2機(被撃墜 1、Ops 1)、P-40Eに3機(被撃墜 3)の被害が出てしまいました。爆撃自体はAirbase hits 4、Airbase supply hits 4、Runway hits 24とまずまずでした。

そして、BabarからはボエラにもB-17F Fortress 12機が向かい、飛行場にAirbase hits 2、Airbase supply hits 3、Runway hits 21の被害を与えています。このボエラをなんとかお手軽に攻略できないものかと、TF3個を接近させつつあります。この位置でもまだ日本側に発見されてはいません。

東部ニューギニアでは、昨日一日お休みして今日はサラモアでDeliberate attackを実施する予定でした。それを見透かしたかのように百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 47機が飛来し、連合軍地上部隊を爆撃して行きました。この爆撃の被害はdevice 6個がdisabledになっただけですが、きっと疲労値や混乱値もそれなりに上昇したものと思われます。陸戦の方は素のAVが連合軍 445:日本軍守備隊 104。日本側には地形のプラスと準備不足・疲労のマイナス修正があり、修正AVは202:115。202でなく230あればオッズ比が2:1になったはずですが、少し足りなかったため1:1で奪取できませんでした。このあたり、爆撃が微妙に響いたのかなと思われ、敵ながらあっぱれな名采配。今日の戦闘も死傷者数は日本側の方が多く、時間をかければ何とかなるのは確実なので、明日またお休みさせることにしました。

中国では重慶に一式戦(Ki-43-Ic Oscar) 42機の護衛で九七重爆(Ki-21-Ic Sally) 21機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 105機が飛来しました。飛行場と中国軍守備隊に帯する爆撃で、device 1個破壊・47個disabledとAirbase hits 5、Runway hits 27の被害が出ました。

そして中国ではもう一カ所、巴東(Patung)の西のヘクスの中国軍部隊上空に九七重爆 172機(Ki-21-Ic Sally 20, Ki-21-IIa Sally 152)が飛来しました。中国軍は、陸戦で敗れた部隊で戦線の後方に移動できるものを潜り込ませるようにしています。ここにも4th War AreaというHQユニットと中国軍第46軍団がいます。軍団とはいっても、AVは40しかなくまたサプライも手持ち0で戦闘は無理。日本側の部隊のいない道路や鉄道線のヘクスに移動させて交通線を遮断するくらいしか能のないユニットです。でも日本側からみるとうっとうしいようで、双発爆撃機を172機も差し向けて下さいました。今日の爆撃でdevice 43個がdisabledになり、AVも40から29に低下。効果は充分ですが、わざわざこれだけの爆撃機を使うのなら、重慶の守備隊を削った方がいいように感じてしまいます。

2014年11月25日火曜日

重慶第2回総攻撃


1942年12月10日、前日ルオット島の北に目撃された日本の空母TFは2つとも姿をくらませてしまいました。ウエーク島のカタリナ飛行艇の哨戒圏を距離14から15ヘクスに拡大してみましたが、その範囲にはいないようです。あきらめて帰ったのか、燃料を補給しにトラックに戻ったのか、またはウエーク島からの哨戒圏外に潜んでいるのか、気になりますが知る術がありません。いっぽう、ウエーク島ではCMが防御機雷を敷設し、またコンボイが2つ到着しサプライの揚陸を開始しました。みつかればいつでも北東に逃がすつもりだったのですが、意外なことに日本の偵察機も哨戒機もウエーク島上空にやって来ませんでした。となると、本当に機動部隊は去ったと判断してよいものなのでしょうか?確信は持てませんが、後続するコンボイやACMのウエーク島への航海は続けさせることにしました。アメリカの空母もウエーク島の近くでパトロールさせる予定です。

蘭印ではケンダリーの東のヘクスでオランダのSS KXIIIがxAK Malta Maruを雷撃し、魚雷1本が命中爆発しました。火災が発生したようですが、沈没音はきかれませんでした。ケンダリーがすぐ隣りなので、沈没には至らなかったのでしょう。その後、クーパンに予想通りsweeperがやってきました。マカッサルからの零戦(A6M2 Zero)3波178機で、昨日よりは少なくなっていますが、まともに立ち向かえばまた敗北は必至。でも今日は予告通りCAPは上げなかったので、空振りに終わりました。Rotiとクーパンの戦闘機にはあしたもう一日休みを取らせようと思いますが、あしたは爆撃機が来るでしょうか?連合軍はBabarからディリにB-25C Mitchell 30機で空襲を加え、Airbase hits 3、Airbase supply hits 2、Runway hits 18、Port hits 4、Port supply hits 2の戦果を得ています。

本日のメインは重慶で、戦爆連合 219機(Ki-43-Ic Oscar 42, Ki-21-Ic Sally 36, Ki-21-IIa Sally 113, Ki-49-IIa Helen 28)による爆撃の後、予想通り日本側からDeliberate attackがありました。素のAVは日本軍 11034:中国軍 8082(前回 13180:8599)で、日本軍には混乱のマイナス修正、中国軍には地形と防御施設と指揮官のプラス修正と準備不足と経験不足とサプライ不足のマイナス修正があり、修正AVは2188:9281。オッズ比1:4なので防衛成功ですが、工兵に防御施設を破壊され、規模が5から4に一つ低下しました。

死傷者数はご覧の通りで、中国軍は前回11月29日の戦闘と同じくらいでした。日本側は戦闘の主力となるsquad device(歩兵分隊、機関銃分隊など)の破壊が192、disabled(負傷・故障)が2361と大きな数字ではあるのですが、前回の戦闘と比較すると4割りがた減少しています。前回の戦闘時には防御施設の規模が6で、今回は5でしたから、これが大きく効いているのでしょう。次回の戦闘では規模4とさらに柔らかくなっていますから、日本軍の死傷者もぐっと減少することでしょう。そう考えると重慶の陥落はやはり時間の問題。前回と今回の戦闘の間隔は11日ありましたが、今日の戦闘による負傷者の治療、故障した武器の修理にどのくらいの日数を要するかが焦点となります。まったくのあてずっぽうですが、昭和18年のお正月の新聞を重慶陥落の捷報が飾ることになるような、ならないような、そんな気がします。


2014年11月24日月曜日

クーパンへのsweepに今日も惨敗

1942年12月10日、予想通りクーパンにsweeperがやってきました。マカッサルからの零戦(A6M2 Zero)5波240機に、昨日の苦戦にもかかわらず健在ぶりをアピールするためかケンダリーの一式戦(Ki-43-Ic Oscar) 24機が加わっていました。クーパンでは米英豪の戦闘機各種取り混ぜて110機(Fulmar II 5, Sea Hurricane Ib 16, Hurricane IIc Trop 15, Kittyhawk IA 26, P-39D Airacobra 24, P-40E Warhawk 24)が迎撃しましたが、32対69のスコアで惨敗しました。味方の根拠地上空での戦いだったので、パイロットの死傷者がKIA 13名、WIA 27名で済んだのが唯一の救いです。戦闘機隊はどれも疲労値が上昇し、また士気値が大幅に下がっているものも多いので、あしたはお休みさせます。日本側に爆撃機を送り込む勇気があればひどいことになりますが、どうなることでしょう。それと大きな被害を受けてからお休みさせるくらいなら、sweepを予期していたのだから今日こそCAPをお休みさせ、sweeperに空振りさせておけばよかったと気づき、反省しています。

蘭印では他に、チモール島ディリにB-25C Mitchell 30機が向かい、飛行場にAirbase hits 3、Airbase supply hits 6、Runway hits 23の損害を与えています。また同じくBabarからボエラにB-17F Fortress 11機が向かい、こちらも飛行場にAirbase hits 10、Airbase supply hits 1、Runway hits 20の命中弾がありました。日本側も戦闘機の数の関係ですべてをしっかり守るわけにはいかないはずなので、こちらとしては弱そうなところを叩く方針です。

中国では重慶に九七重爆(Ki-21-Ic Sally) 18機が飛来し、飛行場にAirbase hits 3、Runway hits 24の爆弾を落として行きました。その後は日本側からの砲撃戦があり、中国軍守備隊にdevice 1個破壊・7個disabledの被害が出ています。今日の素のAVは日本軍 10883:中国軍 8094で、重慶から離れて休息をとっていた部隊が戻ってきたようです。今日はなぜか重慶周囲のヘクスの情報が表示されていて、それによると重慶の東、西、南西のヘクスにはそれぞれ1~2ユニットしかいないそうです。中国軍の偵察能力の貧弱さを考えるとどこまで信頼できるのか疑問がないわけではありませんが、こしこの情報が正しいとすれば日本側はほとんどの部隊を重慶に戻し終わったことになります。となるとあしたは守備隊への激しい空爆とその後にDeliberate attackが来るのでしょう。

東部ニューギニアのサラモアでは3日続けてのDeliberate attackを実施しました。素のAVは425:105とかなり優勢だったのですが、修正AVは170:166、オッズ比1:1なので奪還はなりませんでした。それでも死傷者数をみると連合軍のdevice 3個破壊・32個disabledに対し、日本軍守備隊は55個破壊・23個disabledと、日本側が上回っているので後一押しだと思われます。でもまあ3日も連戦させて、混乱値はそうでもないのですが、かなり疲労値がたまってしまったので、あしたは一日お休みをとらせることにしました。

ビルマではPromeの占領後、サプライの在庫20トンの状態が3日ほど続きました。陸路でのサプライの輸送はかなり厳しいのか知らんと考え、カルカッタからラムリー島へサプライを積んだ貨物船を向かわせました。ラムリー島を確保し、港を拡張してあったのはこういう時のためだったのです。貨物船は今日アキャブのヘクスに達したところですが、日本側の哨戒機にみつけられ、Detection Levelが8/8になってしまいました。この状態でさらに進むとラングーンから陸攻がやって来る可能性が高く、どうしようかと悩んでしまいました。そんな時、Promeの状態を見てみたところ、サプライの在庫量が4769トンに増加していました。Promeのヘクスには赤い”!”が表示されていて、たしかに根拠地のサプライ所要量を満たすには至っていません。しかし、地上部隊へのサプライ補給が根拠地の在庫積み増しに優先される仕様なので、Prome周辺の地上部隊はすべてサプライが充足されています。インドからはるばる海岸道を通過してのことなので、たぶん週一回だけの輸送なのかと思われますが、それでも陸路を輸送されてくるのであれば貨物船を危険にさらす必要はないわけで、アキャブまでやって来たコンボイもカルカッタに戻らせることにしました。

さて、ここ数日見え隠れし、気になっていた中部太平洋の日本の空母ですが、今日はルオット島の北西のヘクスにいました。想像していたとおりTFは2つで、一つは空母 2・軽空母 2・重巡 2・水上機母艦 1で戦闘機58機・爆撃機124機・その他15機を搭載。もう一つは空母 2・重巡 3で戦闘機50機とその他2機を搭載。ともに西にむけ航行しているそうです。艦種構成や搭載機数は必ずしも正しいとはいえないでしょうが、前者がKBで後者はmini KB、mini KBの方はCAPを強化するため戦闘機だけを搭載しているといったところかと思われます。

発見された海域はウエーク島から距離15ヘクスあります。カタリナ飛行艇のnormal rangeは14ヘクスで、無理をさせないために距離14ヘクスで哨戒飛行を指示してあるので、哨戒圏外にあたります。それなのになぜ見つかったかというと、図では小さくて見にくいかも知れませんが、このヘクスにはアメリカのS-23潜がパトロールしていて、目撃したということのようです。ところでこの日本側のTF2つにも、またS-23にもdetection lavelの表示がありません。ということは、日本側は潜水艦に目撃されたことに気づいていないということになるのでしょうか?哨戒機に目撃されると、オペレーショナルリポートなどに記載され、またしっかりdetection levelが表示されますが、潜水艦が雷撃や対潜戦闘なしで発見した時にはdetection levelが上昇しない仕様でしたっけ?それにしても、KBは艦載機に対潜哨戒飛行をさせていないのかな、不用心な。まあ、マーシャル諸島に配備の大艇や陸攻に哨戒飛行は任せているのかも知れませんが。

一方、ウエーク島は占領後も第二海兵師団が残っているため、stacking limitの6000名を大幅に上回る12138名が駐屯しています。おかげで一日に400トン以上のサプライが消費され、残りは3700トンほど。サプライの補充と海兵師団の後送が焦眉の急なのです。ウエーク島は占領させ、地上部隊を人質に連合軍艦船を叩くような高級な作戦をとられるとは思っていませんでした。占領後のことまでは考えていなかった私が迂闊でした。

ともあれ、すでに輸送船の第一陣はウエーク島の北2ヘクスにまで接近しています。でもまだ日本側には発見されていないようなので(detection levelの表示がない)、明日はウエーク島に接岸し、日本側に発見させてその後の出方を見守りたいと思います。ウエーク島に接岸して即発見されれば、北に向け逃げさせる。機動部隊が北上しなければまたウエーク島に戻すといったことになるかなと思います。アメリカの空母6隻もウエーク島に接近中ですが、機動部隊との殴り合いはいまひとつ気が進みません。アメリカの艦隊型潜水艦のほとんどが各地の港でアップグレード中なのもその一因です。早いものは12月15日に竣工し、12月下旬になはパールハーバーからこの海域に達することが出来るようになると思うのですが。

2014年11月22日土曜日

マーシャル諸島北に日本の空母


1942年12月8日、オランダの軽巡3隻(Tromp、Sumatra、Java)がアンボンの艦砲射撃を実施しました。艦砲射撃には重巡以上をあてたいところですが、先日12月5日のアンボン艦砲射撃に参加した巡洋艦はダーウィンで整備中です。このゲームでは艦砲射撃当日にフルスピートで目的地まで往復するので、どうしても多少Sysダメージが生じるものなのです。マカッサルの守りが堅く、連合軍としてはこのアンボン、ボエラ方面に突破口をと考えていますから、あまり間隔をおかずにアンボンの艦砲射撃をと考えてオランダの軽巡を起用したのでした。オランダの軽巡は航続距離が短いと言われている日本の駆逐艦よりさらに航続距離が短く、この3隻も3500マイルしかありません。フルスピードで航行する必要のある艦砲射撃任務は無理かなと思いこれまで使うったことがなかったのですが、ダーウィンを出港し前日をBabarで待機しアンボンまで往復するくらいなら充分にこなせることが分かりました。さて、戦果の方はというと二式戦を地上で1機破壊することが出来ましたが、Airbase hits 2、Runway hits 5、Port hits 1とささやかなものでした。かなり弾薬を余していますし、オランダの指揮官に果敢な行動を期待するのは難しい、というかもともとが旧式の小さな巡洋艦ですしね。

さらにBabarからはチモール島ディリにB-25C Mitchell 30機がでかけ、Airbase hits 9、Airbase supply hits 4、Runway hits 28の戦果がありました。やはり偵察機を飛ばしてDetection Levelを上げておくと、爆弾の命中数が増えるようです。また、今日はやはりBabarからB-17F Fortress 10機がボエラに向い、飛行場にAirbase hits 7、Airbase supply hits 4、Runway hits 31の戦果をあげました。ボエラにはあしたも爆撃に行かせるつもりです。

日本側はケンダリーからクーパンに一式戦(Ki-43-Ic Oscar) 37機をsweepに送り込んできました。CAP 47機(Sea Hurricane Ib 5, Hurricane IIc Trop 5, Kittyhawk IA 32, P-39D Airacobra 5)が迎撃し、一式戦に13機(被撃墜 12、Ops loss 1)、CAPに10機(被撃墜 5、Ops loss 5)の損失が報告されています。CAPがsweepに勝ったといっていいのでしょうが、一式戦相手にこのスコアでは不満が残るところです。前回のエントリーで述べたクーパンにsweepがあるのではと予想はたしかに的中しました。しかし予想していたマカッサルからのsweepではなく、ケンダリーからという意外なsweep。きっとマカッサルの零戦にもsweepの指示がしてあって、それが荒天(今日のマカッサルはsevere storm)のために飛んでくれなかったんだろうと思います。

今日の空戦の結果、ケンダリーの一式戦の飛行隊の士気値はかなり低下し、また疲労がたまったものと思われます。そこにつけこみ、ケンダリー空襲をとも思ったのですが、日本側もそれを予期して、すかさずマカッサルから戦闘機を移動させることも考えられます。ということで、自重することにしました。もしかすると明日こそ、マカッサルからクーパンにsweepがあるかもしれませんし。

中国では珍しく今日は重慶への空襲がありませんでした。そのかわり昨日はお休みだった日本軍地上部隊が今日は砲撃を再開しました。日本側に被害は無く、中国軍守備隊のdevice 6個が破壊され14個がdisabledになっています。また重慶の西側のヘクスの日本軍部隊には東に移動中のアイコンが表示され始めました。充分に休養をとった部隊がまた重慶に戻りつつあるようです。

ビルマではラシオに前進した8th New Chinese Corpsが砲撃を実施しました。ラシオの日本軍守備隊の規模を探ることが目的です。素のAVは中国軍第8軍団 130に対し、日本側は旅団 1と工兵聯隊 1で301。ラシオの守備隊が2ユニットなのはすでに判明していましたが、きっと根拠地隊くらいしか残していなくてかなり弱体だろうと想像していたのですが、予想以上の兵力を配置してあって驚きました。130:301と連合軍がかなり劣勢なことが日本側にもばれてしまったので、明日は日本側から陸戦を仕掛けられるかも知れません。その他のビルマの情勢ですが、一昨日のProme戦で破れた日本軍部隊はラングーンの方向に移動を始めました。またラングーンの日本軍に東に向かう動きが見られています。ラングーンを放棄するとは思えませんから、もしかするとラングーンの東隣のペグーがこれまで空き家だったので空挺降下で奪取されることを防ぐために一部の部隊がカバーに動いたのかもしれません。

東部ニューギニアのサラモアでは昨日に引き続いてDeliberate attackを実施しました。素のAVは連合軍 439:日本軍守備隊 145(昨日は484:196)。前日の戦いで防御施設の規模を0にしてあったのですが、日本側には工兵がたくさんいるようで今日はまた1に増強されていました。もちろん今日の戦闘でまた0にしたのですが、修正AVは309:187。オッズ比1:1なので奪還はなりませんでした。死傷者数は連合軍のdevice 3個破壊・37個disabledに対し、日本側42個破壊・43個dsiabledと日本側の方が多めなので、あしたもう一度陸戦を仕掛けてみるつもりです。

戦闘ではありませんが、中部太平洋マーシャル諸島の北側にまた日本の空母が目撃されました。今回は空母 1、軽空母 2、重巡 1、タンカー 1で北東に向け航行中とのことでした。このTFは一昨日、エニウェトク環礁の北で目撃されたものと同一のTFでしょうか?数や艦種構成が一昨日とは異なりますが、その辺の報告はかなりファジーなので、必ずしも別のTFと断定はできないと思います。またタンカーという報告が気になりますが、空母とタンカーを取り違えることは珍しくないようなので、今回もそうなのかもしれません。でも本当にタンカー(ふつうのタンカーではなくきっと給油艦)なのだとすると、一昨日みかけた空母TFに重油を補給する支援TFという可能性も完全には否定できません。いろいろ悩むところです。

この海域はウエーク島、ミッドウェイ島、ジョンストン島のカタリナ飛行艇が哨戒飛行しています。分かりやすいよう、図にはSearch Arcを表示してありますが、実際にはSearch Arcを指定せず、 距離14ヘクスで360度全周哨戒させています。現在ハワイでは多数の潜水艦がアップグレード中なので奇襲されると困りますが、会戦劈頭の機動部隊やまた今回のプレイの1942年5月29日再度の真珠湾空襲のように、アリューシャン列島とミッドウェイ島との間を通過し北西側からアプローチするのならいざしらず、少なくともこのルートでハワイに密かに接近することは困難だろうと考えます。

ハワイが目的でないとしたら、ハワイ・オーストラリア間の航路の商船が目的でしょうか?オーストラリアへのコンボイは西海岸から出発するものがほとんどで、ハワイ発は少しだけ。ハワイ発のものもいったんは東に向かい、赤道を越えて南下してから西に方向を変えるので、つかまらずに済むかなとは思います。それともコンボイが目的でもなく、単に各島嶼のカタリナ飛行艇の哨戒飛行の範囲を知ることや、連合軍側を疑心暗鬼を誘ったりすることが目的でしょうか?

2014年11月20日木曜日

ASW TFの駆逐艦を潜水艦の雷撃で撃沈


1942年12月7日、Prome奪還から一夜明けたビルマでは日本の地上部隊に動きはみられず、平和な一日を過ごしました。また昨日エニウェトク環礁の北に目撃された機動部隊は姿をくらませてしまいました。日本側はあの海域で哨戒機に発見されるとは思っておらず、予定を変更して引き返してくれたのなら幸いです。まだまだ機動部隊と戦いたくはありません。

夜間にマラッカ海峡の北側の出口でASW TF対潜水艦の戦闘が3回続いて起きました。初めの2回はオランダのSS O21がDD白雪とDD白雲を雷撃し、2回ともはずれ。ついでアメリカのSS SearavenがDD磯波を雷撃してみごとに命中させ、しかも命中した魚雷は爆発してくれました。コンバットアニメーション終了直後に沈没音が聴取され、またオペレーショナルリポートにも”DD Isonami is reported to have been sunk near Langsa on Dec 07, 1942”とあるので、磯波の沈没は確実だと思われます。またコンバットリポートでは3回の戦闘すべてにDD磯波の名前が載せられていたので、同一のASW TFとの戦闘だったものと思われます。連合軍潜水艦がこの位置でパトロールしているのは、日本の空母や水上戦闘TFがインド洋に侵入するのを察知することが目的です。日本側にはインド洋にraiderを進出させるつもりなんてないのかも知れませんが、連合軍潜水艦の存在が気になりASW TFを派遣したのでしょう。ところで、今日の沈没艦リストには磯波ではなくDD照月の名前が載せられていました。秋月級は機動部隊の護衛に忙しく、こんなところで対潜任務に就いているとも思えませんが、これもFoWの風味付けのせいなのでしょう。

中国では重慶に一式戦(Ki-43-Ic Oscar) 70機と双発爆撃機 325機(Ki-21-Ic Sally 43, Ki-21-IIa Sally 205, Ki-49-IIa Helen 77)が飛来し、飛行場と守備隊を爆撃して行きました。飛行場にはAirbase hits 15、Airbase supply hits 3、Runway hits 68、守備隊にはdevice 1個破壊、92個disabledの被害が出ていますが、今日はその後の陸戦はありませんでした。砲撃を続けないのは攻めあぐねていると感じているからでしょうか? 連合軍側からすると重慶が陥落することは時間の問題だと感じるんですけどね。ともあれ、今後どんな風に攻めてくるのか、陸上ユニットの使い方・戦い方がへたな私としては勉強だと思って注視したいと思います。

蘭印ではBabarのB-25C Mitchell 30機がチモール島ディリの飛行場を爆撃しました。連日この空襲を行ってきましたが、満足の行く戦果がなななか得られません。これまではディリに偵察機を派遣したことがなく、Detection Levelの低い(というかDL 0/0)ことが原因だったかもしれないと考え、今日は偵察機と空襲の両方を実施してみました。本日の戦果はAirbase hits 2、Airbase supply hits 1、Runway hits 19で、多少は改善したのかなと感じます。
AIR TRANSPORT PHASET 
ransports flying to Dili intercepted
このディリ空襲にはLautemのP-40E Warhawkが護衛についています。でも、護衛任務を指示して護衛についたわけではなく、ディリへのLRCAPを指示してありました。LautemのP-40Eは1個飛行隊なので、ディリ上空に滞空しているのはだいたいいつも6機です。6機だと護衛としては少なめで、必ずしも護衛が主任務ではありません。日本側はディリに輸送機を派遣していて、LRCAPのP-40Eはその輸送機を攻撃してくれてもいるのです。いつ頃からこのLRCAPを始めたのか記憶にありませんが、その後はほぼ毎日この”Transports flying to Dili intercepted”という報告が続いています。ただ、実際に輸送機がA2A lossになったことはなく、ときどきOps lossになる程度。Ki-57-I Topsy(百式輸送機) 3機 Ops lossがこれまでで最高の一日あたりの戦果です。ところで日本側がディリに輸送機を派遣するのはサプライの輸送が目的でしょうか?どちらかというと、守備隊を転進させているのかなとも感じます。それと、今日はもうひとつ気になる偵察機の報告がありました。マカッサルの戦闘機の数が今日は338機に増えているそうです。100機台が続いていたのに突然の増加。明日またクーパンにsweepがくるのかもしれません。

東部ニューギニアのサラモアで連合軍側からDeliberate attackを実施しました。素のAVは連合軍 484:日本軍守備隊 196(前回12月3日は418:201)で、連合軍には戦車大隊1個が加わって少し増加し、日本側はわずかに減少しています。日本側には地形のプラス、(相手より)準備不足、疲労、(相手より)経験不足のマイナス修正があり、修正AVは182:166。戦闘工兵が防御施設を破壊し、規模を1から0に低下させてくれましたが、オッズ比1:1なので占領には至りませんでした。今日の戦闘による死傷者は連合軍のdevice 2個破壊・51個disabledに対し、日本側は13個破壊・85個disabledと日本側の方が多くなっていました。そろそろ頃合いかと判断し、明日もう一度Deliberate attackをしてみることとしました。

2014年11月19日水曜日

GCシナリオで武蔵と大和の建造を続けますか?


GCシナリオで開戦時に建造中の武蔵と大和の建造を続けるか、それとも建造中止によりうくHIポイントを他の目的(大鳳や雲龍級空母の建造を急がせたり)に振り向けるか、日本側プレイヤーにアンケートしているJFB Poll: Musashi, Yes or No....というスレがあったので紹介します。米英海軍と比較して主力艦の数が圧倒的に少ない日本海軍ですから、武蔵を建造しないという選択はないだろうと個人的には思っていましたから、少なからぬ人が建造しないと答えているのに驚かされました。
なお、史実では開戦前後に就役した大和の方も、このゲームではしばらく工事が続けられます。竣工後の大和が慣熟航海を終えて実戦に投入できるようになった時期は1942年春頃だったから、このゲームの大和の竣工もその頃に合わせてあると説明されているのを読んだことがあります。
大和の武蔵を完成させるには25万と38万HIポイントもかかるけど、あなたは武蔵を完成させる?選択の余地さえあれば、夕雲級駆逐艦を85隻も建造できるのにね。 
完成させない。盗人に追いHIポイントになるだけ。 
日本側が主力艦の建造を中止するにはかなりの量のPPの支払いを要するようにすべきだ。史実を繙けば、武蔵を建造しないなんていうコンセンサスを得るのは非常に困難だったはずだ。もちろん、私が日本側をプレイしたときに、あなたと同じようにはしないって保証はできないけど。 
実に的確だ。しかしこのゲームをそういった方向に向けるとしたら、連合軍側がシンガポールなどの要地を放棄する策をとるような、政治的に選択し難かった行動についてもPPを支払うようにすべきだと思われる。その他にも例えばパールハーバーを攻撃しないとか、フィリピンをバイパスするとかいった作戦もそれにあたると思う。議論の余地はあるが、多くの策・作戦がこれにあたることになるだろう。 
鋭い指摘だ。実際のところ、もっぱら連合軍をプレイする私からみると、武蔵と大和は日本にとって良い艦だと思う。登場する頃には数的にも戦力的にも劣勢であることが通例となる大戦後半の空母に投資するよりもましだろう。それでも、長期にわたるPBEMを終えて1944年後半以降のfuel不足を嘆いていた対戦相手の声をきくと、武蔵、大和の有用性については疑問をもたないわけではない。私がこれまでに読んだ多くのAARの日本側プレイヤーは1942年に戦艦を駆け回らせていた。しかし戦艦は燃料大喰らいだし、2隻の超戦艦はその点で最悪だ。奇策にみえるかもしれないが、次に長いシナリオを戦うとしたら日本の戦艦を沈めようとはせず放っておきたい気がする。両戦艦は連合軍の旧式戦艦が相手をするには手強いが、時期がくればフレッチャー級駆逐艦や潜水艦に相手をさせればいいだろう。対戦相手が両戦艦を動き回らせたくさんのfuelを消費してくれることの方が、長期的にみると有り難い。 
武蔵の建造を続行するとしても、私なら大和が竣工した後まで中断して、空母の建造を何隻分か急がせたい。Force Zを除くと1942年後半までに戦艦と戦う機会はないだろうから、予定通りに竣工させる必要はないと思う。 
アメリカの戦艦と戦うのなら、空母の航空戦力をもってしたい。 
完成させない。大和も完成させない。 
絶対に完成させる。大和が竣工するまでは建造を中断し、空母、駆逐艦、タンカーといった必要な艦船の建造を急がせる余地をつくるが、大和が竣工したら武蔵の建造を再開する。戦略的な話は別にすると、アメリカ海軍に脆弱な空母の飛行甲板を狙われるより、2隻の巨大戦艦に猛攻を集中してもらいたいもんだ。
100%同意だ。私なら大海原を走り回らせたりはしない。現存艦隊主義というのをきいたことがあるだろう。この2隻の巨艦を無視するAFB(連合軍側プレイのファン)は自ら災いを招くことになる。 
あなたの意見に賛成だし、武蔵は完成させたい。仕方がないけど、きっと私は大和級が好きなんだろうね。もちろん大和は完成させる。武蔵の建造を中断して空母を急がせるのは理にかなったやり方だと思う。 
HIポイントではなく、1ヘクス移動するのに31ポイントもfuelを消費することの方が問題だ。それにしても、大和と武蔵をつかうのは面白いんだけどね... 
武蔵は建造する。1944年の日米海軍の決戦の際、武蔵にはバスケットボールのコートのように500ポンド爆弾が集中することになるが、ことごとく跳ね返してくれる。 
建造しよう!竣工した艦船はなんでも役に立つ。しかし先に大和を完成させ、ついで武蔵に取りかかるようにしたい...  
建造する。18インチ砲は魅力的だ。 
アメリカ人パイロットにとっては見逃せない獲物だから、空母を無視して武蔵に向かってくれるはずだ。
ここでは少数派だが、私にとっては考える余地もないことで、建造しない。たしかにいい艦ではあるが、つぎ込む大量のHIポイントに見合うほどではない。 
建造する。 
大和と武蔵は連合軍の戦艦相手にどんな風に戦えるの?大和と武蔵を含んだ戦艦どうしの戦闘を体験したことのある人はいる?私はこれまでにそんな経験をしたことがない(まだこのゲームのプレイ経験は長くはない)けど、万が一の際にそんなにうまくやれるんだろうか。先日、私の日本戦艦4隻(低速の戦艦)が完敗する戦いを経験した。大和と武蔵のペアは数の多い連合軍戦艦に怖れられるような存在なのか、それとも高価なだけの演習の標的になってしまうだけなのか? 
大和級は1隻、または2隻とも完成させない方が本当はいいんだなんて考えていながら、太平洋戦争のゲームだし、この2隻のない日本海軍なんてどこか変だということで、建造しちゃう人ってのはどのくらいいるものだろうか? 
面白いスレだ。私なら少なくとも大和の方は完成させる。連合軍が制海権のはっきりしない海域を航行するのを制約することでドイツがティルピッツを活かしたように、上手な日本側プレイヤーなら大和を活躍させることだろう。例えば、空母の活動し難い冬季に連合軍がアリューシャン列島の飛行場を拡張しようとしたら、大和で貴重な建設部隊をふっとばすことができる。 
開戦後の数ヶ月間に大和と武蔵があったらいいなと思う。この両艦の砲は素晴らしいと思うが、大喰らい.... 大和と武蔵が効果的に働いた水上戦闘があればおしえてほしい。 
私は武蔵を建造しない。最初のプレイでは武蔵を建造したが、終盤戦で燃料がひどく不足することになった。そこで2回めのプレイでは建造しないことにした。武蔵、大和は主に艦砲射撃につかった。艦砲射撃に向かう途中にPTボートを砲撃した以外に、両艦が海戦に巻き込まれることはなかった。両艦は大戦中盤から終盤の中速度の空母に随伴して対空砲火の威力を発揮させるのにも適している。もっともあちこち走り回らせるのでなければだが。この頃になると、機動部隊の方は特別なチャンス用に温存しておくことにしていた。私はアイオワ級との対戦の検証をしてみたことがあるが、アメリカ側が長距離砲戦で勝利した。 
問題は、1)アイオワ級以前の戦艦と対戦する機会を持つことができるか?と2)ほどほどの燃料の消費で、大和級を効果的に使うことができるのか?という点だ。 
武蔵を建造するかどうかはそのゲームでの自分の戦略に依存するので、プレイするたびに考え直すことにしている。でも、だいたいは建造する。信濃を戦艦として建造できる自作のmodを使う時には、その信濃も建造したりする。日本には主力艦が不足しているし、戦艦は有用な艦砲射撃の道具だ。B-29に対抗する最善策は、離陸前に叩くことだと言った人もいるくらいだし。 
まだ一度しか武蔵を建造したことがないけれど、コロラドに沈められちゃったよ!!!!! でも今回のプレイでも建造している最中だ。たとえ燃料が不足していようと、日本は主力艦なら何でも手に入れる必要がある。 
コロラドはどうやって武蔵を沈めたの? 
コロラドがそんなにうまくやれるようにも思えない。でも巨砲で殴り合う時には、最初に命中させた方が勝ちを収めるものだ(訳注:私が今プレイ中のゲームで長門を沈めたのはコロラドよりもずっと旧式のアイダホでしたし、これは正しいと思います)。それに日本のダメコンは優秀とは言えない。コロラドが浸水被害を与え、武蔵が母港まで長く航海しなければならないようなら、沈没することもあるだろう。 
日本の艦船が沈むのは浸水より火災のせいのことの方が多いと思う。魚雷よりも、火災の元になる爆弾の方が怖い....  
同感だ。ダメコンは乗組員とサイの目にかかっている。60以上の火災ダメージから復帰した日本の艦船を目にしたこともあるが、そういうのは稀なことだ。minorな浸水被害(訳注:minorな浸水被害は水なので、majorな浸水被害=破孔などと違って航海中にも回復できる場合がある)が修理されるのを経験したこともあるが、その点ではアメリカ海軍にそれほど劣るわけではない。命取りになるのは火災とSysダメージだ。 
60以上の火災を生き残る日本の艦船なんて非常に珍しい。20%以下の火災ダメージだったのが、次のターンには急に80%以上になって沈んで行った船のなんと多いことか。 
クールな艦なので、ぜったい完成させる。実際のところ、投資したコストに見合うかどうかはまた別の問題だが(建造に必要なHIポイントだけでなく、戦闘でダメージを受けると修理のためにドックの中で過ごさなければならない期間がとても長いことなどもある)...  
建造する。 
大和相手に同じような経験をしたことがある。戦艦リベンジが嵐のインド洋で大和に出くわしてしまった。距離1000ヤードでリベンジが大和に斉射を叩き込み、大和が沈むまで殴り続けた。大和が沈むまでにリベンジの主砲弾は20~25回命中したようだ。幸運だったことは確かだが、艦齢30年ほどになる老戦艦によって日本の費やしたHIポイントすべてが無になってしまった。 
その出来事からは、なんらかのバグがあるようにも感じる。距離1000ヤードで戦艦が相手を殲滅するなんてことはほとんど不可能だ。弾薬庫は水面下だし、そんな状況で沈んでしまう戦艦があるとしたらレパルスに違いない。距離が5000ヤードまで開いても同じようだと思う。リベンジの15インチ砲は大和級を沈める能力があると思うが、1万ヤード未満ではむりだ。 
素のWitPの頃、イギリスの空母TFがCAPの傘なしの大和の隣りのヘクスに位置してしまったことがある。第一波のソードフィッシュが攻撃に成功し、第2波が到着した時には大和の姿は見えなくなっていた。きっと致命的な損傷を与えたんだと思う。 
史実の大和級は良い成績を残していない。武蔵の主砲はTBFに対して放たれたことがあるだけで、それもはずれだった。武蔵は、主力艦への攻撃の腕が鈍ってしまっていたアメリカ海軍機の大群に沈められた。レイテ沖海戦の栗田艦隊に対する攻撃の成績をみて、アメリカ海軍は爆撃機の乗員に対主力艦攻撃のおさらいを、特に雷撃の訓練を徹底させた。その結果、翌年4月の大和に対する攻撃はずっとましなものになった。アベンジャーは雷撃に熟達していて、大和に助かる見込みはなかった。
大和級のうち敵艦に向けて射撃する機会のあったのは大和だけで、それも護衛空母、駆逐艦、護衛駆逐艦に対するものだった。栗田艦隊はTaffy 3を殲滅できるだけの戦力を有していた。たしかに重大なダメージを与えはしたが、費やした砲弾等を考えると不満足なものだった。空母から発進したTBMと駆逐艦と護衛駆逐艦が協力して日本の艦隊を遠ざけ、逃げることに成功した。状況を考えると素晴らしい働きだった。駆逐艦ジョンストンは実弾を射ち尽くして演習用のペイント弾までつかった。
信濃は潜水艦の目標になっただけだ。結局のところ大和級は資源の浪費に終わった。日本がその資材をさらなる翔鶴級の建造に振り向けていたら、ずっとましなことになっただろうに。 
翔鶴級はすばらしい艦だから、それがあと3隻以上もあったらだいぶ違ったよね。 
武蔵はいつも建造することにし、第1日目から建造し続ける。大戦後半の空母の就役を遅らせることになるが、甘んじて受け入れるつもりだ。私は可能な限り保守的に艦船を運用し、戦略的に重要な結果が得られる時にのみつかうことにしている。水上砲戦は好きじゃないが、計画せざるを得ない時には、相手よりも大きな艦をつかうようにこころがけている。相手の主力が重巡ならこっちは戦艦をあてるというわけだ。水上砲戦の問題点は、たとえ勝利したとしてもドックで長いこと修理しなければならなくなることだ。もちろん、ドックは海の底よりはましだが。自軍の艦船を地球を半周した向こう側に派遣するようなこともしない。特別な目的がなければ港においておく。そうすれば燃料を節約できるし、しかも相手はいつも水平線の向こうから日本の艦隊の出現するのを心配しなければならない。大和と武蔵が艦砲射撃で地上部隊にどんな風な被害を与えるか知っている?私はそれが好きなんだ。 
私は建造しない。HIポイント的に多すぎるし、終盤には武蔵を使うための燃料が不足する。 
こういっちゃおしまいだが、いずれにせよ日本海軍の運命は暗い。私は可能な限り維持しておこうとするが、それでも相手に重大なダメージを与えられるチャンスをみつければ、ドキドキしながら乗り出す。私の目標は満載の輸送船を相手にした連合艦隊の水上砲戦なんだ。とても楽しみ! 
残念なことに、武蔵や大和などすでに建造キューに載せられている艦船のHIポイントを流用することはできないので、夕雲級をあと85隻建造するなんてことは不可能だ。また個人的には、ゲームと史実は別物だから、ゲームと史実を比較してみても仕方がないと思う。問題は、HIポイントを武蔵の建造につかうか、そのHIポイントを流用して他の艦船の建造を急がせるか、または全く別の用途にあてるかという選択で、あなたが最善と思う用途にHIポイントを使うべきだ。先のレスで述べたように、私は戦略的に重要だと思うと戦力をまとめて運用するようにしている。武蔵しか主力艦がいないというような状況でなければ、その作戦につぎ込める他の主力艦とともに送り出す。優勢な敵に単艦でという状況なら、得るものよりも失うものの方が大きくなるだろうから、撤退させるだろう。武蔵と大和を敵の大きな水上艦隊に向かわせても、大きな打撃を与えることができるだろう。しかし戦力の損失は日本側プレイヤーにとっての方が影響が大きい。他方、同じ戦力で2~3個師団を載せた敵の上陸船団を攻撃すれば、連合軍の攻勢を確実に遅らせることができる。そんな機会になら危険を冒してもいいと思っている。 
それを聴いてmodのアイデアが浮かんだ。そのmodでは日本の建造キューに実際には建造されなかったたくさんの艦船が列挙してあって、日本側プレイヤーがどれを建造するのか選択でき、そのかわりすべて建造しようとすると経済が破綻してしまう。こうすればプレイヤーの好みに応じた建艦が可能になる。大和を中止してもっとたくさんの駆逐艦を建造したり、タンカーを建造したりも可能だ。 
私がReluctant Admiral Modをつくろうと思ったのも同じ理由からだ。大和と武蔵を建造しながら、マル4計画で信濃と大和級4番艦と大鳳を建造するかわりに資材を翔鶴級3隻に投入することにしたというものだ。またPerfect War Modでは大和級のかわりにコストが40%少なくて済む16インチ砲戦艦が計画されたことにした。 
私も同じようなことを考えたことがあるし、そんなゲームがプレイできればいいなと思っている。駆逐艦や潜水艦だけでもいいから、建造できる艦船を増やす。もちろん建造すればその分HIポイントを消費しなければならない。こんな風にすればゲームに深みが加わる。日本側プレイヤーの自由度が増すことになるから、その代償として連合軍側の入手するPPポイントを増やしてみてもいいかもしれない。
既定の建艦ポイントをつかって史実で建造された船級から選択して建造キューを埋めるというやり方で、自分流のマル計画をたてられたら素晴らしいと思う。建造キューに列挙された艦船は指定された順番に建造が開始されなければならず、すでに建造の始まった艦船は急がせたり、中止してスクラップにしたりすることもできる。大和と武蔵はすでに建造が始まっているから、スクラップにして一定の割合で資材(鋼材、銅、装甲板、装備)を再利用可能とするか、また信濃のように空母として建造することもできる。この場合、建造用の機械の取り替えなどのため一時的に数ヶ月間造船所が使用不能となるか、または次の艦船の建造のために船台を空けることが必要になる。
現在のWitP AEにこういった仕組みを加えることが可能なのかどうかは分からない。少なくとも新たなUIの画面と、建造計画に組み入れ可能な時期という新たな特長を艦船のデータベースに加える変更とが必要になる。あなた流のマル計画の一部として駆逐艦の建造を増やすことはできるが、大和級にあてられるような大きな船台は大和級の建造を中止しても空母や重巡や戦艦などにあてることになるので、85隻の駆逐艦に変更することはできない。駆逐艦は小さな船台(小さな船台にも数の制限がある)で起工される。Johnさんが Reluctant Admiral Modを作る際に船台・建造・建艦計画にについて分析していたはずだと思うが、彼のmodでも、建造を開始したり中断したり急がせることはできるが、ある艦種の建造数をすでにキューに指定されたものより増やすことはできないという点で、素のWitP AEと本質的には同じ仕組みだったと思う。 
武蔵は大鳳と雲龍級6隻が完成してから建造する。 
日本側を持って2回完走したが、2回とも大和と武蔵を建造した。2隻とも1944年までよく働いてくれた。それに加えて、私には大量のHIポイントを貯める人の気が知れない。HIポイントは最も効果的な時期につかうべきで、製造される兵器が序盤中盤と同じくらいの効果を発揮することのできない終盤にとっておくべきものではないと思う。このことも、私が大和と武蔵を建造するもうひとつの理由だ。 
大和にすでに投じられているHIポイントを考えると、大和と武蔵とでは話が別だ。大和は建造するが、武蔵もそうするかどうかは何とも言えない。HIポイントの問題だけでなく、欲しい他の艦船を建造するに足るだけ造船所を拡張するコストもかかることになる。私としては手持ちの戦艦の数が増えるより、空母の建造を急がせたい。でも造船所を拡張したくないということなら、武蔵を見送ることになる。あと考慮すべき点は大鳳が建造に価するのかどうか?非常に高価だし(建造を急がせていた軽空母の1隻めが造船所を離れると同時に)雲龍級の建造を急がせ始めるとしたら、大鳳の就役は雲龍級と比較してそれほど早いというわけではない。 
2隻とも建造し、アメリカの戦艦を征伐しに行く前に慣熟航海させておこう。優秀な指揮官をあて、搭載水上機は日中と夜間どちらも任務で飛行する機会があることを認識しておこう。detection levelを高く保つ必要があるから、索敵の手段は豊富に揃えておこう。特に、大戦後半になるとアメリカ海軍はレーダーを装備するから...  
大鳳に関しては絶対に建造した方がいい。確かに高価だし、建造を急がせると武蔵以上にHIポイントを消費するが武蔵より優秀な艦だ。しかし、わたしは大鳳より早く就役する予定の空母の建造は、翔鳳をふくめ一切急がせないことにしている。空母の損失の状況に応じて龍鳳を急がせることになるかもしれないが、余分なHIポイントの消費に見合った価値があるとは思えない。とはいえ、建造を中止してはダメだ!
大鳳を建造しないのだとしたら、翔鶴級を凌駕する艦を否定することになる。正規空母を建造するよりも良いHIポイントの使いみちって何? 
優先度の問題だ。すべての艦船を建造するのに充分な造船所がなければ、建造するために造船所を拡張してそれに必要なHIポイントを消費するか、または建造する艦船を制限するかのどちらかになる。雲龍は大鳳よりも少し後になるがずっと安く手に入れることができる。両方を建造したり、また建造を急がせたりすると、それに応じて対策が必要になる。 
大鳳の建造を急がせれば1943年1月に竣工するし、また大和を建造しながらでも雲龍級の3番艦までは建造できる。選択が必要なことは分かるが、ミッドウェイでヨークタウン級空母とやり合えたのとほとんど同級の空母を建造しないと言う選択... それが検討に価するんだろうか。潜水艦の建造を削った方がいいのでは。 
私にとっては潜水艦を削るのはつらい選択だ。潜水艦は、他の手段でスパイすることのできないような場所にでも派遣することができる。 
零式小型水偵搭載潜水艦ならその通り。連合軍の対戦部隊がアップグレードするような時期になると、他の潜水艦は連合軍のVPを増やす材料にしかならない。私は零式小型水偵搭載潜水艦をよく偵察任務につかい、決して危険な目にはあわせない。中盤以降の連合軍の対潜部隊の前ではあまりにも脆弱だから。 
どこに派遣するかによるね。連合軍の対潜部隊のいない、戦線後方への任務がいい。例えば、オーストラリアやインドへの海上交通路を覗くにはとてもいい。また少し困難にはなるが、西海岸・ハワイ間でもいいかも。潜水艦だから魚雷を持ってはいるし。しとめる能力という点では、8本を斉射できるタイプの潜水艦が好きだ。航続距離は長くはないがたくさんの魚雷を搭載している。 
たしかに海大型はいいね。しかし200フィートも潜ることができないので、1943年半ば以降は生き残ることが難しい。連合軍は簡単に沈めることができる。零式小型水偵搭載潜水艦でも300フィートまでしか潜航できず、連合軍潜水艦とは比較にもならない。それに日本の対潜武装は連合軍の1943年のアップグレードに匹敵するような変更を受けない。まず、アメリカの魚雷が1943年1月に改善され始め、ついで連合軍の対潜部隊がソナーを装備し始めることにより威力を増す。それに日本のどの潜水艦の可潜深度よりも深くまで達することのできる武器も装備され始める。連合軍の潜水艦の中で最も数が多い船級の大部分は、日本の最善の爆雷の到達できる深度よりも深くまで潜ることができる。こういったことすべてがあいまって、1943年後半以降は日本の潜水艦の喪失数の急上昇をもたらす。少なくとも私の経験ではそうだった。しかし零式小型水偵搭載潜水艦はすばらしい偵察能力を持っていて、必要な港を覗くことができる。ある目標を攻略するにはどこで兵員を乗船させなければ行けないのかがおおむね分かっているよね。連合軍側はこういった情報を無料で入手できるが、零式小型水偵搭載潜水艦を注意深く運用すれば同様の情報を得ることができる。

2014年11月18日火曜日

ビルマのPromeを奪還


1942年12月6日、今日も重慶には戦爆連合352機(Ki-43-Ic Oscar 71, Ki-21-Ic Sally 42, Ki-21-IIa Sally 188, Ki-49-IIa Helen 51)が飛来しました。前日までとは違って一個飛行隊だけが飛行場を爆撃し、その他の爆撃機の目標は守備隊でした。その結果、Airbase hits 3、Airbase supply hits 1、Runway hits 27に加えて守備隊のdevice 2個破壊、156個disabledという多大な被害が出ています。その後の陸戦フェーズでの日本側の砲撃でも守備隊のdevice 3個破壊、8個disabled(日本側はdevice 3個dsiabledのみ)になり、今日の素のAVは日本軍6648:中国軍8086となっています。守備隊のAVは前日より48減少していますから、こうやって爆撃と砲撃で地道に削るのが正しい攻め方なんだろうなと感じます。

昨日、ソロモン諸島のRussell Islandsに貨物船が目撃されました。おそらくサプライを運んできたのだろうと思われます。史実とは違ってこのゲームのソロモン諸島は平和で、例えばガダルカナル島ルンガ(Russell Islandsの南東2ヘクス、ツラギの対岸)なんかはdot baseのままです。平和な地域ですから、きっとRussell Islandsには戦闘機なんかいないだろうと予想し、NdeniのPBY-5 CatalinaにNaval attackを指示してみました。今日はそのカタリナ飛行艇5機が高度6000フィートで爆撃に向かいましたが、2隻の貨物船(xAK Kunitu Maru、xAK Kogyoku Maru)に爆弾を命中させることは出来ませんでした。Ndeniの7ヘクス南、ルーガンビルにはAir HQユニットがいます。カタリナ飛行艇をルーガンビル(Russell Islandsまで距離14ヘクスなのでカタリナ飛行艇のNormal rangeぎりぎり)に移動させ、雷撃(雷装するにはAir HQが必要)を指示すれば撃沈できていたかも知れません。手間を惜しんではだめということのようです。

さて、本日のメインはビルマのProme。Promeの南西側のヘクスからイラワジ川を渡河しつつあった多数の連合軍部隊が今日ようやくPromeに到着しました。渡河して敵の存在するヘクスに侵入したわけですから連合軍はshock attackを強制されるルールです。また一昨日17th Indian Divisionが北西側からこのPromeのヘクスに前進し、やはりshock attackで大きな被害を受けたことは前々回のエントリーでお報せした通りですが、17th Indian DivisionはそのままPromeに留まっていました。日本側から攻撃があってPromeから叩き出されてもおかしくないと思っていたのですが、昨日は攻撃されず、今日になって日本側の攻撃がありました。一昨日の戦闘による日本側の死傷者は僅かでしたが、それでもshock attackを受けて混乱値や疲労値が多少は上昇したのでしょう。おそらく疲労値・混乱値を下げてからということで今日攻撃することにしたものと思われす。

ということで、Promeでは連合軍側は渡河後のshock attackを強制され、また日本側は弱った17th Indian Divisionを叩き出すためのDeliberate attackを指示し、両軍の攻撃が重なったわけですが、このゲームの陸戦は日本側のものから処理されるルールです。なので、最初は日本側のDeliberate attackから。日本軍守備隊は歩兵師団 1、歩兵聯隊 2、工兵聯隊 1、戦車聯隊 1で2万2千名、素のAVが835。対する連合軍は敗残の17th Indian Divisionに加えてアメリカの歩兵師団 2、中国軍軍団(軍団といっても他の国の師団相当の規模) 2、戦車大隊 1、Base Force(根拠地隊) 2、対空砲連隊 3で5万1千名、素のAVが1769。渡河した連合軍部隊が加わることを日本側は想定していなかったはずなので、2倍以上の相手を攻撃する羽目になってしまいました。結果は表の通りで、日本側に連合軍側の3倍程度の被害が出ました。

ついで、連合軍側のshock attack。この時点で素のAVは連合軍 1695:日本軍 488。連合軍は最初と比較して4%強減っただけですが、日本軍は40%以上減少しています。戦力差が大きな時にはshock attackが有効といわれていますが、この戦いもそうでした。日本側には防御施設のプラスと(相手より)準備不足のマイナス修正、連合軍にはshockのプラス、混乱のマイナス修正がついて、修正AVは1714:156。防御施設の規模は3もありましたが、オッズ比10:1なのでProme奪還に成功です。ご覧の通り、日本側の死傷者は1回目の戦闘よりずっと多くなっていました。特に注目なのは、日本側のEngineerやVehiclesのdisabledになったdeviceが0である点で、おそらくdisabledになれるEngineerやVehicles、つまり健在のdeviceが全くなかったことを意味しているのだろうと思います。

今日のProme会戦はとても幸運だったと思います。最初の戦闘開始前の素のAVが連合軍 1769:日本軍守備隊 835と、連合軍は日本側の2倍程度の兵力でした。この状態で渡河→shock attackをすると、良くても同じくらいの損害を被り、なんとかPromeのヘクスに居残り続けることが出来る程度で、奪還はまず無理だったろうと思うのです。ところが、たまたま渡河当日が日本軍のDeliberate attackと重なったことで、日本軍の攻撃が無理攻めとなる→日本軍に大きな損害→有利な状態でのshock attack→Prome奪還へとつながったわけです。

しかしこの日本軍先攻のルールにはかなり問題ありだとも感じます。渡河が関与しないふつうのヘクスであればいいのかも知れませんが、渡河が絡む場合には渡河によるshock attackを先に処理することにしないと変ですよね。今日の戦いでも、日本軍の攻撃時に連合軍はすでにPromeのヘクスに到着しているのに、そのあとで渡河にともなうshock attackが処理されるというのが非常に理不尽に感じました。

さて、そういったいきさつで奪還したPromeですが、今後の戦局にかなり大きな影響を及ぼしそうな気がします。なんといっても今日はまだ第366ターン。開戦後1年でビルマのこんなところにまで前進できるなんて夢のようです。今日のところは渡河にともない混乱値が40台にまで上昇していて、数日休息を取らせてからでないと動かせませんが、回復後はビルマ中部平原とラングーンを結ぶ鉄道線の遮断を狙ってもいいし、直接ラングーンを狙ってもいいし、やりように困りません。それに対して日本側はラングーンにそれほど多くの守備隊はいないようだし、イラワジ川を突破されるとかなり困った事態なのではと思うのです。ビルマ中部平原と中国を結ぶ道路上の保山(Paoshan)はまだ中国軍が維持しているし、また今日はちょうどラシオ市内に中国軍1個軍団が前進し、マンダレーとラシオを結ぶ鉄道線上にもオーストラリア師団が前進しました。うまくゆけばマグエなどビルマ中部平原の日本軍を袋のネズミ状態にできないかなと夢見てしまいます。

ところで、中部太平洋ではエニウェトク環礁の北に空母1、戦艦1、重巡2を含む5隻のTFが東に向け航行中なのをウエーク島のカタリナ飛行艇が発見しました。搭載機は戦闘機70、爆撃機95、その他11と報告されているので、空母の数は1隻ではなく3隻はいそうな感じです。こんなところを東に向かっているのは、いったい何が目的なんでしょう?見当がつきません。とりあえず、ウエーク島の北東距離6ヘクスにまで接近していたサプライのコンボイを避難させました。でも、ウエーク島にはどうしてもサプライのコンボイを贈る必要があるので、パールハーバーから空母TFを派遣することにしましたが、空母決戦になったりするんでしょうか?ウエーク島、ミッドウェイ島、ジョンストン等の哨戒圏内での対決だったら避けるべきではないのかも。

ジャワ海東部でパトロールさせていたオランダの潜水艦0-19の燃料がゼロになっていることに気付きました。computer controlを指示してあったので、燃料が閾値以下になると自動的に母港に戻ってくれるものだとばかり思っていただけに意外です。このTFがふつうと違うのはSub Patrol TFではなく、Sub Minelaying TFだという点です。だいぶ前、機動部隊がジャワ海に出張して来ていた頃、どこかいいタイミングで機雷を敷設できる海域があれば敷設してやろうと考え、その時期をまつために、マカッサルと小スンダ列島間をパトロールするよう指示したのでした。しかし、その後この海域での日本のTFの活動が不活発(とはいっても、ご覧の通りマカッサルには戦艦4、重巡7、軽巡8の存在が報告されています、もちろんこの艦種と数はかなり割り引く必要はあるでしょうけど)となり、指示したことも忘れてしまっていたのです。燃料が0だと一日に1ヘクスしか進めないしダメージも加わるルールです。 ここから一番近くて燃料の在庫のある連合軍根拠地は5ヘクス離れたWaingapoeですが、かなり損傷した状態での到着となることでしょう。Sub Minelaying TFをcomputer kcontrolでパトロールさせていると、燃料が不足になっても、たとえ0になっても、自動的に母港に戻ってはくれない。大切な教訓でした。

2014年11月17日月曜日

重慶の日本軍部隊、減少


1942年12月5日、蘭印ではCA VincennesとCL Concord、Birmingham、HobartおよびCLAA Atlantaの5隻がアンボンの艦砲射撃を実施しました。Airbase hits 4、Airbase supply hits 2、Runway hits 24、Port hits 9、Port supply hits 1と二式戦に 18機に損傷を与えたと報告されていますが、破壊に至った機体は無いようです。艦砲射撃による飛行場在地機の破壊は、オーバースタックしているような状態でないと困難なようです。

ディリには今日もBabarからB-25C Mitchell 30機が飛行場爆撃に向かいました。Airbase hits 4、Runway hits 6と戦果はかなり少なめでした。

中国では重慶に、一式戦(Ki-43-Ic Oscar) 71機と双発爆撃機282機(Ki-21-Ic Sally 43, Ki-21-IIa Sally 188, Ki-49-IIa Helen 51)が飛来しました。爆撃目標は今日も飛行場だけで、Airbase hits 37、Airbase supply hits 18、Runway hits 163という多数の命中弾が報告されています。飛行隊1個の爆撃で飛行場を使用不能にしておけるし、サプライの在庫は0だし、こんなにたくさんの爆撃機を使って飛行場を爆撃するのはオーバーキルもいいとこで、老婆心ながら出撃のために消費するサプライがもったいないのでは感じます。

その後に砲撃戦があり、死傷者数は日本側のdevice 1個破壊・1個disabled、守備隊のdevice 10個disabledでした。素のAVは日本軍 6572:中国軍守備隊 8134。日本軍は前日より1500ほど減っていますが、重慶の西隣のヘクスに17ユニットが目撃されているので、そちらに移動した模様です。重慶の西の快闊地で休養をとらせるのか、それとも内江にまで移動してから休ませるつもりなのかは今のところ不明です。

2014年11月15日土曜日

樺太航路にraider

1942年12月4日、樺太の南東で昼間DD Gridley、McCall、Mauryの3隻からなるraiderが日本のコンボイに遭遇しました。コンボイはEhime Cargo級貨物船(3425トン、VP 7)7隻と護衛の駆潜艇SC Ch 28(438トン、VP 2)の8隻で構成されていました。駆潜艇は潜水艦が浮上して砲撃するのを防ぐには充分ですが、駆逐艦に攻撃されてはなすすべがありません。3隻の駆逐艦は砲弾も魚雷もほぼ撃ち尽くすまで攻撃し、貨物船5隻と駆逐艦1隻を撃沈、貨物船2隻大破炎上という戦果をあげることができました。raiderの側にはDD Gridleyに貨物船の装備していた12cm/12 Short Gun(短十二糎砲)の砲弾が1発命中してSys 16, Flt 0, Eng 3の被害がありますが、ダッチハーバーまでの航行には支障ないものと思われます。

以前のエントリーでも触れたように、今回の襲撃作戦はウエーク島攻略作戦でウエーク島近海にいた給油艦に燃料を補給してもらった駆逐艦を活用したもので、先日の機動部隊の奇襲に触発されたものではありません。でもたった3隻でこれだけの戦果をあげることができたので、費用対効果的には機動部隊の奇襲よりも上だと思うので満足です。それと前日までは日本の哨戒機に目撃されることもなく、千島列島周辺の哨戒網に穴があることが分かった点も収穫です。もちろん日本側がこの方面の哨戒機を増強するかも知れませんし、またまさか12月の北太平洋やオホーツク海で上陸作戦をするわけにもいきませんが、春になったらこの方面での攻勢を考えてみるのも悪くはないかも知れません。

ついでバシー海峡でSS SharkがTK Manju Maruを雷撃し、魚雷が1本命中爆発、大破の戦果を得ました。そして、そのコンバットアニメーションが終了した後、艦船の沈没音が聴取されました。沈没艦船リストには名前がありませんが、このTK Manju Maruか、またはraiderが大破させたEhime Cargo級貨物船2隻のうちのどれかが沈んだものと思われます。

今日の重慶に飛来した戦爆 315機の大編隊(Ki-43-Ic Oscar 72, Ki-21-Ic Sally 42, Ki-21-IIa Sally 150, Ki-49-IIa Helen 51)は守備隊には目もくれず、飛行場だけを爆撃してゆきました。その結果、Airbase hits 63、Airbase supply hits 26、Runway hits 196と多数の命中弾が報告されています。しかし、こんなに飛行場を爆撃しても意味がないのではと感じてしまいます。日本側をもってプレイすると、中国側がまだサプライを余しているのではないか、飛行場を修復してCAPトラップを仕掛けたりするんではないかと心配になるのですが、連合軍側をもってプレイしてみて、そんな余裕が全くないことが分かりました。いつもの通り、飛行場爆撃は飛行隊一つだけで充分で、残りは守備隊を叩いた方がお得です。

その後、日本軍地上部隊による砲撃がありましたが、中国軍には反撃するに足るサプライがないので一方的に叩かれました。でも防禦施設の中に隠れているので、device 1個が破壊され2個がdisabled(負傷・故障)になっただけではあります。それと今日の素のAVは日本軍 8074:中国軍 8123。中国軍はサプライ不足でdisabledにされたdeviceを治療・修理することができないので、昨日の8131より8低下しています。日本側もきのうの9188から大幅に低下しているのですが、これはダメージのひどい部隊を再建のために重慶のヘクスから別の場所に移動させているからだと思われます。敵のいるヘクスでは部隊をrest(休養)の状態にすることが出来ないので、disabledにされたdeviceを治療・修理するには敵のいないヘクスに移動して休養させた方がベターです。また野外よりも自軍の根拠地のヘクスの方が回復が早いはずなので、おそらく近場の内江あたりに移動させているのではと思います。中国軍の偵察能力は貧弱で、日本軍ユニットの動きがほとんど表示されないので真相は不明ですが。

ビルマでは海岸道からPromeへ17th Indian Divisionが渡河しました。守備隊が2ユニットだけのままでいることを期待したのですが、5ユニット(歩兵師団 1、歩兵聯隊 2、戦車聯隊 1、工兵聯隊 1)に増えていました。素のAVの時点で連合軍 313:日本軍守備隊 840と劣勢。連合軍には渡河によるShock attackのプラス修正と指揮官と混乱のマイナス修正があり、守備隊には防禦施設のプラス、op modeと準備不足のマイナス修正がつき、修正AVは82:393。オッズ比1:4の大敗と当然のことながら渡河攻撃は大失敗です。連合軍はdevice 16個破壊、243個disabledの大きな被害を受けてしまいました(でも思ったより破壊されたdeviceは少ない)。それに対して日本側守備隊の被害はdevice2個破壊、8個disabledのみでした。日本側にもop modeのマイナス修正がついているので、move modeでこのターンに滑り込みで守備隊増強に間に合ったという感じのようです。

なお、この渡河攻撃はアキャブの戦闘機のsweepとカルカッタの爆撃機による空襲で支援する予定だったのですが、どちらも飛んでくれませんでした。なぜなんでしょう?まあ、飛んでくれていたとしても大した違いはなかったんですけど。それと2日後にはPromeの南西側のヘクスにいる連合軍部隊もPromeに渡河侵入する予定です。今日の17th Indian Divisionはあした叩き出されると思うのですが、南西からの部隊は少し数が多いので、Promeを奪取できないまでも居座り続けられる可能性があると思うので、行かせちゃおうかと思っています。

2014年11月13日木曜日

連合軍のsweepは成功せず


1942年12月3日のリプレイは初っぱなから大物の登場です。トラック島周辺をパトロールしていたSS GrampusがCV瑞鶴に魚雷を6本発射。命中はしたのですが今月いっぱいはまだ不発率80%なので、当然のことながら不発。逆に怒った護衛のDD Hatsushimaの爆雷攻撃でSys 26, Flt 19(6), Eng 0のダメージを受けてしまいました。魚雷が爆発してくれていれば、このくらいのダメージでも胸を張ってパールハーバーに帰還できたのにと思うと残念です。

コンバットリポートにはCV瑞鶴のほかに、CA衣笠、筑摩、CS千歳、DD若葉の名前がありました。DD若葉といっしょに空母の護衛をしていたのはきっと同級艦だと思うので、SS Grampusに爆雷攻撃をしたのはDD HatsushimaではなくDD Hatsushimo初霜ですよね。たしか初島は敷設艇なんかだったかと思うので。あと、瑞鶴以外の空母を確認することは出来ませんでしたが、CS千歳が目撃された点は重要です。CS千歳からCVL千歳への改装は先月解禁されていますが、お相手の方は千歳をCVLに改装せず、CSのまま使うつもりなのでしょうか。とすると、同級艦のCS千代田の方がどうなっているのかも気になるところです。これまでにCV飛龍とCVL龍驤が沈没し、連合軍側ではCVLヘルメスとCVEロングアイランドが沈んでいます。空母勢力の点では日本側の損害の方が大きいのですが、それでもCVLへの改装は不要なんでしょうか。大鳳や雲龍級の建造を急がせているのでそれで充分という判断なのかも知れませんが。

蘭印東部ではBB ValiantとCA HawkinsとCL Caradoc、Sumatra、Javaの英蘭合同艦隊がチモール島のディリを艦砲射撃しました。このTFはクーパンやRotiへのコンボイを日本側の水上戦闘艦隊の襲撃から守るため、ずっとクーパンのヘクスでパトロールしていました。しかし昨日のクーパンへの零戦のsweep作戦大成功に乗じて、陸攻などによる艦船攻撃もあり得るかなと感じ、大事をとってダーウィンに後退させることにしたのです。でも手ぶらで帰るのも何ですし、行きがけの駄賃ということでディリの砲撃を指示したのでした。戦艦を含んだ5隻による砲撃なので大きな戦果が得られるだろうと期待していましたが、守備隊のdevice 2個破壊、10個disabledとAirbase hits 1、Runway hits 2、Port hits 2というわずかな命中弾だけでした。CLスマトラのOS2U-3 Kingfisherがちゃんと弾着観測をしてくれているし、なぜこの程度しか破壊できないのか不思議でしたが、ダーウィンに帰還途中のTFを覗いてみると、かなり弾薬を余らせています。全力を発揮したわけではないので、こうなってしまったのでしょう。弾薬を撃ち尽くすかどうかは、TFの指揮官のスキルや積極性に影響されて、例えば心配性の指揮官は帰り道に敵のTFと遭遇することが気になって、たくさんの砲弾を余らせる傾向にあるとか、そういった仕組みになっているのかも。これまで艦砲射撃TFの指揮官の選考に気を遣ったことがなかったのですが、その都度PPを支払って、まともな人を任命した方がいいのかも知れません。

この艦砲射撃に加えて東部蘭印ではクーパンからアンボンへ、P-38 74機(P-38E Lightning 24, P-38F Lightning 50)のsweepと四発爆撃機 60機(B-17E Fortress 36, B-24D Liberator 24)による飛行場爆撃を実施しました。P-38の機数を充分に揃えたつもりだったのでかなり期待していた作戦だったのですが、二式戦 44機(Ki-44-IIa Tojo 19, Ki-44-IIc Tojo 25)に迎撃され、P-38Fを17機(被撃墜 13、Ops loss 4)も失ってしまいました。今日は他にニューギニアでも二式戦と対戦したので、アンボンでの二式戦の損失数を確定することはできませんが、多めに見積もってもP-38と同程度で作戦失敗といわざるを得ません。ただ、このP-38の犠牲のおかげで四発爆撃機には被害はなく、飛行場にAirbase hits 16、Airbase supply hits 6、Runway hits 43の被害を与えることが出来ました。でも、四発爆撃機 60機ですから飛行場全部を破壊し尽くすくらいでないと満足できず、その点でも作戦不成功。P-38Fは配給数の20日分以上を失ったので、sweepはしばらくお休み。やはりまた艦砲射撃で叩くことにします。

蘭印西部ではジャワ島からクリスマス島に九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 31機が飛来しました。連合軍がクリスマス島にCAPをあげていないことを見切って、sweepも護衛戦闘機も省略しての港湾爆撃です。クリスマス島には防御機雷を敷設してあり、そのお世話をするためのACMが2隻、港にdisabandされています。1万フィートからの爆撃で、対空砲に1機撃墜されるなどのアクシデントもありましたが、ACM Barricadeに爆弾が1つ命中しました。ACM Barricadeの被害はSys 45, Flt 83(51), Eng 5, Fire 6とSysダメージが大きく、消火に手間取りそうです。このままだと再度の空襲がなかったとしても、火災により沈没となることも危惧されます。
G3M3 Nell has spotted a Esso Type-T class TK at 33,101 
TK William Strachan is reported HIT 
TK William Strachan sinks....
リプレイ後にTrackerをみてみると、きのうケープタウンからココス諸島(ヘクス 33, 101)に到着したTK William Strachan(5300トン、VP 15)が250kg爆弾命中で沈没していました。リプレイをみていてもココス諸島に対する空襲はなかったし、コンバットリポートにも空襲の記載はなかったので、最初はSync Bugなのかと思ってしまいました。しかし他のリポート類をみてみると、哨戒任務で飛来した九六陸攻がおみやげに落としていった250kg爆弾が命中したようです。到着したばかりでたくさん積まれていたfuelに引火したことでTK William Strachanは沈没してしまったのでしょう。哨戒機の爆弾で即沈没という例はかなりまれに感じますが、みなさんの経験ではいかがでしょう?

ビルマ戦線では、マグエからアキャブに二式戦 82機(Ki-44-IIa Tojo 41, Ki-44-IIc Tojo x 41)のsweepがありました。連合軍は2日前にアキャブに戦闘機を進出させていて、日本側は偵察機の報告でそれを知りsweeperを差し向けたのだろうと思います。しかし連合軍はCAPをあげていなかったので、sweepは空振りに終わりました。アキャブに戦闘機を進出させたのはPromeをsweepするためです。Promeを戦闘機がsweepし、カルカッタから四発爆撃機がPromeの守備隊を爆撃して、地上部隊の渡河を支援する計画です。昨日の報告ではPromeの守備隊はまだ2部隊だそうですから、北西のヘクスから渡河する歩兵1個連隊でなんとかならないかと思っているのですが、どうでしょう。かなり甘い判断なのは承知ですが、あした渡河する予定です。

中国では重慶に一式戦(Ki-43-Ic Oscar) 72機の護衛で双発爆撃機181機(Ki-21-Ic Sally 21, Ki-21-IIa Sally 109, Ki-49-IIa Helen 51)の空襲がありました。飛行場にAirbase hits 15、Airbase supply hits 3、Runway hits 10、守備隊のdevice 50個がdsiabledになる被害を受けました。そしてその後の陸戦フェーズでついに陸戦再開で、今日は手始めに砲撃戦をしかけられました。ほとんどの部隊がサプライの切れている中国軍部隊は砲撃で日本側に被害を与えることが出来ず、一方的にdevice 4個破壊12個dsiabledの被害を受けました。そして、今日の戦闘で判明した素のAVは日本側 9188:中国軍守備隊 8131。11月29日のDeliberate attackの時は13180:8599でしたから、日本側は3割減で、中国軍は5%減少くらいです。その点では期待が持てそうにも思えますが、中国軍のサプライ手持ち量は日に日に減少しています。サプライの手持ちが0になった部隊の射撃・砲撃力は通常の4分の1になってしまうので、それも考慮するとちっとも改善していない判断すべきです。日本側は時間をかけて休養させれば負傷・故障したdeviceが治癒・修理完了となりますが、サプライがないと治療・修理が出来ないので、時間の経過は日本側の味方なのです。

今日は各方面で多数の戦闘がありましたが、ニューギニア戦線でも空陸の戦いがありました。連合軍はTerapoに進出させたP-40 72機(P-40B Warhawk 48, P-40K Warhawk 24)でロングアイランドをsweepし、その後オーストラリアのケアンズから四発爆撃機 24機(LB-30 Liberator 12
B-17D Fortress 12)に飛行場を爆撃させる作戦をたてました。昨日までロングアイランドには百式重爆数十機の存在が報告されていたので、それを叩くためです。LB-30 LiberatorとB-17D Fortressはともに四発爆撃機の中では最も旧式の機種で、防御も弱いことからこれまでもっぱら哨戒任務にあてていました。しかし新型の四発爆撃機は主に蘭印方面で運用していて、ニューギニアに割り当てることのできる部隊がなかったので、これらご老体に出撃してもらったわけです。

目的地に先に到着したのは、計画とは異なり2波の四発爆撃機でした。コンバットアニメーションではロングアイランド上空に62機もの二式戦(Ki-44-IIa Tojo)がCAPしていると表示されたので、防御の弱いLB-30 Liberator、B-17D Fortressともにひどい目に遭わされるのではと心配しながら観戦しました。第1波のLB-30 12機、第2波のB-17D 12機ともCAPと空戦に至らずに済み、合計で Airbase hits 28、Airbase supply hits 2、Runway hits 45を残して無事に帰還することができました。ただ2波とも対空砲火でダメージを受け、B-17Dが3機ほどOps lossになりました。

CAPとの空戦をせずに終わった経緯をコンバットリポートでみてみると、第1波はレーダーで14分前に探知され、滞空していた52機の二式戦が向かいましたが間に合わず。第2波はレーダーで10分前に探知され、滞空していた62機の二式戦が向かいましたがやはり間に合わなかったということのようです。第1波の時よりも第2波の時の二式戦の数が増えているのは、スクランブルした機が加わったからなのだと思われます。二式戦はラエに配備されていて、ロングアイランドにもCAPの傘をさしかけるためにrangeを3(またはそれ以上)に指定したのだろうと思います。ただラエとロングアイランドは距離3ヘクス(138マイル)もありますから、10分や14分前の探知では駆けつけても何会わなかったのでしょう。

今日のロングアイランド空襲もこれで終わってくれていれば作戦成功だったわけですが、この後がよくありませんでした。はるばるオーストラリアから飛んできた四発爆撃機に続いて、ずっと近いTerapoからの戦闘機 72機(第1波 P-40B Warhawk 24機、第2波 P-40B Warhawk 24機、第3波 P-40K Warhawk 24機)が到着したのです。これらP-40が到着した時には二式戦もロングアイランドに達していて、激しい空戦が繰り広げられました。sweeperはCAPより有利なはずなのですが、P-40は散々に負かされ、P-40Bが25機(被撃墜 21、Ops loss 4)、P-40Kが11機(被撃墜9、Ops loss 2)の大損害を受けました。新型のP-40Kも最も旧式のP-40Bと同じように悪いスコアです。また先述したように今日はアンボンでも二式戦と対戦したのでここでの二式戦の損失数を確定することはできませんが、両地点の合計で二式戦二型乙(Ki-44-IIc)が13機(被撃墜 5、地上破壊 5、Ops loss 3)、二式戦二型甲(Ki-44-IIa)が10機 (被撃墜 8、地上破壊 1、Ops loss 1)の23機。コンバットリポートによるとアンボンで7機撃墜、ロングアイランドで2機撃墜ですから、P-40のあげた戦果は本当にわずかだけだと思われます。

今日のリプレイの最後は、サラモアでの連合軍側からのDeliberate attackでした。素のAVは連合軍 418:日本軍守備隊 201。日本側には地形のプラス、(相手より)準備不足と疲労のマイナス修正がついて、修正AVは270:277。オッズ比を1:1にするにはわずかに7不足で、1:2とスコアは悪く、規模1だった防御施設の破壊もできませんでした。そういう意味では順調な戦いだったとは言えませんが、死傷者数をみてみると連合軍のdevice 25個破壊・41個disabledに対し、日本側守備隊はdevice 19個破壊・49個disabledと、ほぼ同数の戦力を削ることができました。兵力的には連合軍の方が2倍ほどなので、同数の死傷者を出す戦いを続ければいつかは奪取できるだろうと思います。南東隣のヘクスから増援の戦車大隊が1ユニット接近中で、3日後くらいには到着します。次回のDeliberate attackはそれを待ってからにしようと思います。できれば次回は空からも支援したいと思っていましたが、今日のP-40の大敗でそちらは実現しそうにありません。