2015年11月30日月曜日

降参しました

その後、最新の正規パッチをあてて再開することになりましたが、中国、ビルマ、蘭印と敗北続きで、プレイする意欲が尽き果ててしまいました。お相手の方はお仕事が非常に忙しい方なのですが、それでこれだけ戦えるのですから、私よりずっとずっと上手なプレイヤーです。数日前に南鳥島上陸船団がパールハーバーを出港したところですが、その結果をみてさらに落ち込むのも怖ろしいので、降伏させてもらいました。


今回のPBEMの経過中、依存症のようだったWitP AE熱をすっかり冷ましてもらうことができたので、しばらくこのゲームに戻ることはないと思います。新たに面白いものをみつけるまではこのブログもしばらくお休みです。

2015年11月27日金曜日

マカッサルの海空戦で大敗

実は問題が解決していなかったことが判明しました。きのうはWitP AEが立ち上がるようになったことだけを確認して満足していたのですが、今日送られてきたセーブファイルを開こうとすると”Saved Game Failed to Load!”と表示されて開くことができません。仕方がないので、きのうインストールしたCドライブのWitP AEに、保存してあったベータパッチをあてて001ファイルを開いてあててみました。最後にあてたベータパッチを保存しておいたつもりだったのですが、PWHEXファイルが違ってると警告されました。なんとかリプレイをみることはできましたが、その後に確認してみると手元にあったベータパッチをあてたものと、これまでのDドライブのWitP AEを比較するとバージョンが異なっていました。このまま続けると必ずSync bugが起きると思われます。現在、対策を協議中です。

そんな状態で見物した1943年5月31日のリプレイ。まずは連合軍の重巡3隻(Sussex、Quincy、Astoria)がホロ島を砲撃しました。戦果はAirbase hits 6、Airbase supply hits 2、Runway hits 4、Port hits 10、Port supply hits 2と満足できるほどの命中弾を与えてはいません。WitP AEのコンバットルーチンには収穫逓減の法則が仕込んであって、砲撃する軍艦の数を増やしてもそれに見合うほど戦果は増えないのかも知れません。また、守備隊に被害を与えることができなかったこともがっかりです。きっとホロ島の日本軍守備隊はすでにかなり堅固な防御陣地に籠もっているものと思われます。

ついで、Waingapoeからパトロールに出発した連合軍駆逐艦6隻がマカッサルに到着したところ、きのう偵察機が存在を報告していた日本のTF(軽巡長良と特型駆逐艦4隻)がまだマカッサルにいて、海戦となりました。昨夜はmoonlight 3%だったのですが、快晴だったため視程は3万ヤードもありました。お互いに2万9千ヤードで相手を視認し、1万7千ヤードで戦闘が始まりました。結果は、日本の3艦に砲弾が1発ずつ命中し、駆逐艦吹雪(2090トン、VP 8)の沈没、響の火災発生、東雲の小破。連合軍は砲弾各2発命中した駆逐艦Mustinが激しく燃え、やはり2発命中とDraytonと1発命中のCushingにも火災が発生しました。でも、まあまあの戦いぶりですよね。ここまでは良かったのですが...

夜が明けてからマカッサルを連合軍の戦闘機 65機(P-39D Airacobra 25, Martlet II 15, P-40K Warhawk 25)がsweepします。久しぶりに日本側のCAPと遭遇したのですが、それも零戦(A6M5b Zero) 26機、紫電改(N1K1-J George) 24機、二式戦二型甲(Ki-44-IIa Tojo) 32機、二式戦二型乙(Ki-44-IIc Tojo) 121機の総勢で203機という大軍でした。前日のコマンド入力後、日本側がマカッサルにTFを前進させたのはCAPトラップを意図してのことなのかなとふと思ったのですが、CAPトラップがいたとしてもスラバヤからのLRCAPだからなんとかなるだろうと自分を安心させたのでした。

しかし今日のCAPはスラバヤからのLRCAPではなく、マカッサルに配置されている戦闘機でした。なので、空戦で燃料や弾薬がなくなっても、新手がすぐに上昇してきてちっとも数が減りません。sweepの65機もその後に到着した36機のB-24D1 Liberatorも散々な目にあい、合計で63機も失うこととなりました。日本の損失はわずか36機と飛行場にAirbase hits 1、Runway hits 17の被弾のみで、それに対し連合軍側は高価な四発爆撃機を24機も失ったわけですから大敗です。リプレイ後に確認してみるとマカッサルにはまだ戦闘機186機、爆撃機82機がいるそうです。でも偵察機はairfield damage 100、port damage 48と報告しているのですが、それでもあんなに多数の戦闘機を運用できるとは。この数字はちっともあてになりませんね。

その後、海戦で損傷した連合軍駆逐艦をマカッサルから66機の九九艦爆(D3A1 Val)が襲います。スラバヤからの空襲はあるかと思っていましたが、まさかマカッサルから飛び立つことができるとは。この空襲により、前夜の海戦ですでに大火災を起こしていた駆逐艦Mustin(1570トン、VP 6)に250kg爆弾が3発命中し沈没。また駆逐艦Cushingにも2発が命中してSys 98, Flt 56(28), Eng 26(3), Fire95と浮かんでいるのが不思議なくらい。やはり2発命中のMahanはSys 37, Flt 32(14), Eng 14(1)とかなり微妙。そして1発命中のDraytonもSys 48, Flt 72(42), Eng 5, Fire 5と大破でこのフネは明日も空襲を受けることになるでしょうからダメでしょう。

連合軍はディリを双発爆撃機 12機(Beaufort V 6, Beaufort VIII 6)で空襲しましたが、激しい嵐のためか命中弾なし。またアンボンからケンダリーの飛行場を28機のB-25(B-25C Mitchell 14, B-25D1 Mitchell 14)が爆撃し、Airbase hits 1、Airbase hits 3、Runway hits 19。このケンダリーもこれまでは護衛戦闘機なしで空襲できましたが、マカッサルに日本の戦闘機が常駐するとなるとそうはいきません。このゲーム、戦闘機の数的には日本側の方がずっと潤沢に使える仕様になっているのですが、マカッサルが復活するとなるとどう対処していいのやら。まったく困りました。

ビルマではアキャブに今日も18機の九七重爆(Ki-21-IIa Sally)による空襲がありました。CAPの指示をしてあったはずなのですが、なぜか飛んでくれず、 Airbase hits 2、Airbase supply hits 1、Runway hits 16と地上でLiberator IIとCatalina I各1機が破壊されてしまいました。そして、ペグー南東の連合軍部隊にも25機の百式重爆(Ki-49-IIa Helen)による空襲がありましたが、こちらは大きな被害はありません。

一方、連合軍は16機のBlenheim IVでTaung Gyi南方の日本軍部隊を爆撃する計画を建てていました。いるかなと思ってはいたのですが、やはり二式戦(Ki-44-IIc Tojo)が42機もCAPしていました。ブレニムは出撃機の半数の8機が撃墜され、戦果なく引き上げることになりました。ただ、この空襲の主な目的はこのヘクスにどんな日本軍部隊がいることを確認することだったので、そういう意味では充分に目的は達せられました。ここにいるのは一木支隊です。Taung Gyiの連合軍が南下すればなんとか蹴散らして日本側のビルマ中部平原包囲網の一角を食い破ることができるのかも。

ずっと放置状態の東部ニューギニアですが、ラエを訪れた日本のコンボイをTerapoから午前と午後の2波、合計で6機のPBY-5A Catalinaが攻撃しました。午前の3機は戦果なく引き上げましたが、午後の攻撃ではxAK Daifuku Maruに魚雷を1本命中させることができました。沈没には至っていないようですが、火災の発生が目撃されています。このTerapoのカタリナはSearch 50%、Rest 50%で哨戒飛行をさせていたつもりなのですが、Primary missionがNaval searchではなく、Naval attackになっていました。searchとrestを合計すると100%になるので雷撃に送り出せる機体はないはずですが、要領のいいAI指揮官がなんとか3機ずつを都合して攻撃を成功させてくれたのです。PCは不調になるし、WItP AEはうまく動いてくれないし、ビルマは席巻されそうだし、マカッサルの日本軍が復活して海空で大敗するしで、楽しくて当然のはずのゲームでなんでこんなに苦労するのかと今日は本当に投げ出したくなりましたが、このカタリナの攻撃は悲報続きの今日のリプレイの中で唯一の明るいニュースであり、不出来な親を心配するかのような孝子の存在のありがたさを感じさせてくれる場面でした。

2015年11月25日水曜日

パールハーバー奇襲の被害よりもひどい危機(問題解決しました)

PCの調子が悪かったのできのうプレイしたあとにOSを新規インストールしました。Cドライブをいじっただけで、Dドライブに入っているWitP AEには影響がないだろうと考えていたのですが、起動しようとすると”unable to find PW file”といったようなメッセージが出て、動いてくれません。いくつか工夫してみましたが、私の智恵では復活させることができませんでした。

仕方がないので、CDから新たにWitP AEをインストールしてまっさらの状態で起動してみたところ、こんどはFatal Error 200というメッセージが表示され、うまくいきません。Forumを検索したり、ググってみましたが対処法を探してみましたが、かんばしい結果は得られませんでした。

このままだとプレイの続行が不可能になってしまいます。読者の方の中になにか解決策をご存じの方がいらっしゃいましたら、ご教示下さるようお願い致します。


その後、問題を解決することができましたWitP AEをインストールしようとするとインストーラは”C:\Matrix Games\War in the Pacific Admiral's Edition”を指示してきます。Cドライブは4年前のSSDで256GBしかなく、なるべく余計なものを入れたくなかったので、Dドライブに変更してインストールしました。これがいけなかったようです。


あらためて、インストーラの指示するとおりCドライブにインストールすると、きちんと動いてくれました。また今プレイしているベータパッチをあてたWiTP AEはDドライブに入っているのですが、こちらも動くようになりました。きっと必要なファイルを”C:\Matrix Games\War in the Pacific Admiral's Edition”に読みに行っているのだと思われます。

お騒がせしました。

ビルマで日本軍の激しい空襲

1943年5月30日、連合軍のコンボイがシドニーの東方沖で伊8潜の襲撃を受け、魚雷の2本命中したxAK Stanley Matthews(6520トン、VP 13)が沈没しました。ここ数日続く日本の潜水艦による沈没艦船の中でも最大の被害ですが、不幸中の幸いは西海岸に向けての船団だったので積んでいた荷物がなかったことです。それにしても連合軍潜水艦のふがいなさに比較して日本の潜水艦の大活躍。ここシドニーの東方には昼も夜も対潜哨戒機が飛んでいるんですけどね。

連合軍はきのうに引き続き、ホロ島を四隻の重巡(Vincennes、San Francisco、Minneapolis、New Orleans)で砲撃しました。戦果はAirbase hits 4、Airbase supply hits 2、Runway hits 18、Port hits 8、Port supply hits 1と守備隊のdeviceを1個disabledにしたというものでした。でも昨日の軽巡Santa Feが1隻で36発を命中させたのに対し、今日は33発。重巡の砲ですから昨日よりは与えたダメージも大きいのでしょうが、満足できる戦果とはいえません。またいずれ攻略を狙うとすると、守備隊のdeviceをもっとたくさんdisabledにしてもらわないと困るのです。

夜が明けてから、テルナテを飛び立った55機の四発爆撃機 55機(B-17D Fortress 12, B-17E Fortress 12, B-17F Fortress 12, LB-30 Liberator 7, B-24D Liberator 12)がサンボアンガの飛行場を爆撃し、Airbase hits 8、Airbase supply hits 9、Runway hits 42のダメージを与えました。サンボアンガの飛行場はこれでまたしばらく使用不能だと思います。

日本側はカガヤンからセブ島に25機の百式重爆(Ki-49-IIa Helen)を送り、飛行場にAirbase hits 3、Airbase supply hits 1、Runway hits 9の被害を残して行きました。また何を考えたのか、今日の空襲には零戦(A6M2 Zero) 48機が同行していました。セブ島の飛行場はダメージが大きくまたサプライもないので、CAPトラップなんてことは無理なんですが、ホロ島への艦砲射撃などをみて、万が一の事態を予想したのかも知れません。

ビルマでは日本側の積極的な行動が目立ちました。まず、ラングーンからアキャブに九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 20機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 26機が訪れ、飛行場にAirbase hits 7、Airbase supply hits 2、Runway hits 22と、駐機中だったB-17F FortressとLiberator II各1機を破壊されてしまいました。マグエ夜間空襲用にアキャブにいたのですが、日本側の爆撃機の空襲がずーっとなかったことから、夜の暗い今週になってもアキャブに置いたままでした。日本側は一昨日5月28日のShweboへのsweepで連合軍がCAPを上げていないことを発見して、アキャブへの空襲を計画したのでしょう。天晴れでな采配です。飛べる機体は後方に移動させましたが、まだ今日の空襲で損傷したB-17F FortressとLiberator数機ずつがアキャブに残っています。明日も爆撃されると貴重な四発爆撃機をさらに地上で撃破されることになるので、明日はCAPを上げるつもりです。ただ、それを狙って明日は爆撃機ではなくsweeperを送るなんてほど日本側の指揮官が優秀でないことを望むばかりです。

そして、メイクテーラの連合軍地上部隊の頭上にも42機の紫電改(N1K1-J George)にがっちり護衛された91機の百式重爆(Ki-49-IIa Helen)が飛来しました。被害はdevice 3個破壊、31個disabledでしたが、北西への移動のスピードを鈍らされてしまいました。

さらにペグーの南東のヘクスに頑張っていた連合軍部隊にも21機の百式重爆(Ki-49-IIa Helen)による空襲がありました。ここは泰国領とビルマをつなぐ道路の通過するヘクスなので、いつまでも連合軍の支配下にあっては困るということなのでしょう。ここの連合軍部隊は40mm機関砲装備の対空砲部隊1ユニットだけなので、ラングーンから東に移動を始めている部隊が到着すれば、簡単に一掃されてしまいます。さて、今日のビルマでの空襲には合計で138機の「重爆」が参加しましたが、日本側より連合軍の対空砲の砲が優秀なこともあって、11機を撃墜し、3機がOps lossになっています。ほぼ1割の損失ですが、日本側からすれば充分に手応えありと感じたのではないでしょうか。

蘭印ではいつも通り、連合軍が双発爆撃機 15機(Beaufort V 6, Beaufort VIII 9)でディリの飛行場を爆撃し、Runway hits 1。またケンダリーにも双発爆撃機 29機(B-25C Mitchell 15, B-25D1 Mitchell 14)が向かい、Airbase hits 14、Airbase supply hits 3、Runway hits 28のダメージを与えました。

気になるのは、マカッサルに軽巡2隻を含む5隻からなるTFが前進したことです。この軽巡2隻は5月23日にビマで戦った軽巡川内、那珂かもしれませんが、目的は何でしょう?見当もつきませんが、こういう時のために距離4ヘクス南のビマには雷撃機と急降下爆撃機が配備されています。でも、今日は飛んでくれませんでした。予定されていたマカッサル飛行場への空襲も実行されなかったので、マカッサル上空はよほどの悪天候だったようです。

2015年11月24日火曜日

ホロ島を砲撃

1943年5月29日、きのうメナドで待機していた軽巡Santa Feがセレベス海を北上し、ホロ島を砲撃しました。戦果はAirbase hits 7、Airbase supply hits 1、Runway hits 14、Port hits 10、Port supply hits 4で1隻だけの艦砲射撃にしてはなかなかのもの。もっとも軽巡の6インチ砲ですから、それほど大きなダメージを与えてはいないでしょう。

では、なぜ軽巡1隻で行かせたのか。以前からメナドを奪還したらこのホロ島への砲撃が可能だろうと思っていました。でもメナドからホロ島までは距離9ヘクスあり、WitP AEの艦砲射撃のルールで許された最大の距離にあたります。カガヤンには多数の雷撃機がいるので、夜明けまでにメナドまでたどり着けなければ、航空雷撃で沈没の憂き目を見ることになります。艦砲射撃ルーチンの挙動には不可解な点があることも指摘されていますし、無事に行って帰ってこれるかどうかを試す実験でもあったわけです。最高速度32ノットの巡洋艦ならホロ島の砲撃が可能と判明したので、これからなんどかホロ島砲撃を繰り返してみたいと思います。どんな部隊がホロ島の守備についているのかまだ不明ですが、お隣のサンボアンガのように海軍防備隊1個だけなら、砲撃を繰り返せば重装備は運べないFasttransport TFによる歩兵だけの上陸作戦でも攻略ができるようになるやもしれません。

ところで、偵察機によるとカガヤンの日本軍地上部隊が西への移動を始めたとの報告がありました。空挺作戦で奪還したばかりのDajangasを攻撃に来るのでしょうか?

その他、蘭印の連合軍はクーパンから双発爆撃機 15機(Beaufort V 6, Beaufort VIII 9)でディリの飛行場を爆撃し、Runway hits 5。またアンボンからB-25 20機(B-25C Mitchell 10, B-25D1 Mitchell 10)でケンダリーを空襲し、Airbase hits 10、Runway hits 23のダメージを与えました。

一方、日本側はビルマでTougoo北の連合軍部隊をShock attackで一掃しました。この大軍(素のAV 4898)の北上を止める手段がありません。メイクテーラの連合軍地上部隊の脱出は間に合うのでしょうか。

2015年11月23日月曜日

伊11潜の雷撃で蘭駆逐艦コルテノール沈没

1943年5月28日、オーストラリア東岸を南下中だった艦隊が伊11潜の攻撃を受け、魚雷の命中したオランダの駆逐艦Kortenaer(1316トン、VP 5)が沈没しました。ここ数日、シドニーやブリスベーンに日本機が目撃されていたので警戒してはいたのですが、まさか駆逐艦が食われるとは。即座に同行していたフランスの駆逐艦Le Triomphantが反撃して爆雷を1個直撃させましたが、効果のほどはどうだったのでしょう。沈没艦リストには駆逐艦Kortenaerとならんで伊11潜の名前も載せられていましたが、真偽のほどは不明です。

この2隻の駆逐艦はオランダの軽巡Trompを護衛していました。軽巡Trompは1943年4月10日、ボエラで天山の雷撃を受け魚雷が1本命中して後退。ダーウィンで応急修理を実施しましたが、ドック入りしないと対処できないFlt 26, Eng 28というダメージが残り、この修理のため5月5日に出港してシドニーに向かう途中でした。数を減らしつつあるオランダの軍艦ですが、その中でも大きな艦である軽巡を僚艦のKortenaerが我が身を犠牲にして守ったわけで、天晴れな牧羊犬ぶりでした。

ビルマではマグエから出発した135機もの二式戦(Ki-44-IIc Tojo)がShweboを襲いました。Shweboには100機ほどの戦闘機が配置されていたので、それを狩るつもりだったのだと思われます。でもCAPを上げるとsweeperにやられるし、日本側はちっとも爆撃機を送ってこないしなので、このところCAPは上げないことにしているのです。CAPが必要なのは雷撃を受ける可能性のある根拠地に船団が入港した時くらいでしょうか。ビルマではラムリー島がそれにあたるのですが、日本側が哨戒機も偵察機も飛ばしていないので、そちらのCAPも省略しています。というわけで、日本側の積極的な行動も空振りに終わりました。一方、地上ではToungooを攻略した日本軍地上部隊の先鋒6ユニットがその北側のヘクスに到着しました。

その他、日本側は中国での空襲をいつも通り行い、またセブ島にも百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 25機が来襲してAirbase hits 2、Runway hits 9の被害がありました。連合軍はディリに双発爆撃機 15機(Beaufort V 6, Beaufort VIII 9)を送って、Airbase hits 2、Runway hits 2のダメージを与えました。

2015年11月22日日曜日

I have returned

1943年5月27日、いつも通り日本側はカガヤンからセブ島に25機の百式重爆(Ki-49-IIa Helen)を送り、飛行場にAirbase hits 2、Runway hits 7の被害をもたらしました。連合軍はテルナテからミンダナオ島の南端Dadjangas(いまはジェネラル・サントスと呼ばれているのだそうです)に空挺作戦を実施しました。降下したのはオーストラリア軍の2/6騎兵コマンド大隊のうちの6個分隊で、兵力としてはわずかですが守備隊がいなかったので、無事に占領できました。”I have returned”と言ったかどうかは不明ですが、指揮系統上はSouthwest Pacific Command HQ麾下の部隊ですから、フィリピンの一角を確保できたことにマッカッサーも喜んだことでしょう。

空挺作戦を実施した理由は二つあります。一つはこのオーストラリア軍の空挺部隊があと4日で召還されてしまうことです。いなくなってしまうのならその前に一働きしてもらおうというわけです。あと一つは、メナドの滑走路の修理が終了し、戦闘機を進出させたことです。メナドとDadjangasは距離6ヘクスですから、APDで構成されるFasttransport TFなら夜のうちにメナドを出港し、Dadjangasでサプライを降ろし、夜明け前に帰ってくることができます。戦闘機を進出させたので、メナドには輸送船も入港させ始めました。日本側が零戦を100機単位で護衛に付けて天山を送り込んでくるようだとかなり被害が出ることもあるでしょうが、それはそれでやむを得ないと思っています。なんとか早くメナドの飛行場を規模5(現在は規模3)以上に拡張し、四発爆撃機を進出させたいものです。

蘭印では、ディリに双発爆撃機 15機(Beaufort V 6, Beaufort VIII 9)が飛んでRunway hits 2の戦果。またケンダリーにアンボンから26機のB-25(B-25C Mitchell 10, B-25D1 Mitchell 16)が向かい、Airbase hits 4、Airbase supply hits 1、Runway hits 10のダメージを与えています。

2015年11月21日土曜日

ビルマ南部の日本軍、順調に北上中

1943年5月26日、ウエーク島からエニウェトク環礁にサプライを輸送する船団が呂68潜の襲撃を受け、魚雷の2本命中したxAK Mangola(2750トン、VP 5)がサプライもろとも沈没してしまいました。夜が明けて、ミッドウエイからウエーク島に向かう船団が伊178潜の雷撃を受けましたが、幸いAS Sperryに向けて放たれた魚雷ははずれでした。日本の潜水艦の艦長すべてが魔弾の射手というわけではないようです。でも、物理的な被害はなかったのですが、この船団にAS(潜水母艦)が含まれていることはばっちり目撃されてしまいました。ウエーク島は日本本土に近すぎると考えて、これまで潜水母艦を配置していませんでした。そろそろいい頃合いかなと考えて前進させたのですが、こうしっかり察知されては、機動部隊によるウエーク島空襲なんてこともないとは限りません。いったん、ミッドウエイに後退させることにしました。

他方、この時期になっても連合軍潜水艦の戦果はぱっとしません。今日も攻撃の機会を得ることはできませんでしたが、伊豆諸島の青ヶ島近海をパトロール中だった潜水艦から日本のTF2つを目撃したという報告が入りました。ひとつはSC(駆潜艇)1隻を含む4隻からなり、もう一つはAP(兵員輸送艦)1隻を含む4隻からなるTFで、ともに南東に向け航行中だそうです。おそらく、先行するASW TFを兵員を輸送するTFがフォローしているのでしょうが、大切な何かを運んでいること間違いありません。このあたり、伊豆諸島の浅海ヘクスがあるので航路がジグザグになり、サイパンかトラック方面に向かう船団の可能性もありますが、このまままっすぐ南東に向かうのだとすると、南鳥島に守備隊を増強するための船団かも知れません。


ビルマではToungooの連合軍部隊を37機の百式重爆(Ki-49-IIa Helen)が襲い、device 2個がdisabledになる被害が出ました。またメイクテーラの連合軍部隊にも17機の百式重爆(Ki-49-IIa Helen)が来襲し、やはりdevice 2個がdisabledになる被害が出ています。もっともこの空襲に参加した54機の百式重爆のうち11機は対空砲火で撃墜され、また4機がOps lossになっていますから、日本側にとっても高価につく空襲ではありました。

その15機の損失も、その後の陸戦フェーズでToungooをあっさり奪回したことと、メイクテーラから南下しつつあった連合軍地上部隊の進撃速度を鈍らせたことで、元をとれたと日本側は判断していることでしょう。日本側はToungooからその北東側のジャングルヘクスに向けすでに追撃態勢に入っています。このヘクスに先着できればと考えて、メイクテーラの部隊を南下させていましたが、とても無理なので、北西側に後退させることにしました。せっかく奪還しつつあったビルマ中部平原ですが、そっくりお返しすることにします。

蘭印ではマカッサルを戦闘機 65機(Martlet II 15, P-39D Airacobra 25, P-40K Warhawk 25)がsweepし、B-24D1 Liberator 25機が飛行場を爆撃して、Airbase hits 2、Airbase supply hits 1、Runway hits 33のダメージを与えました。またクーパンから15機の双発爆撃機(Beaufort V 6, Beaufort VIII 9)がディリを叩いて、Airbase hits 1、Airbase supply hits 1、Runway hits 1。さらにアンボンから27機の双発爆撃機(B-25C Mitchell 9, B-25D1 Mitchell 18)がケンダリーの飛行場にAirbase hits 8、Runway hits 15の戦果を得ました。

2015年11月19日木曜日

セレベス島シダテを奪還

1943年5月25日、今日の夜間空襲は2ヶ所。マグエに向かった9機のLiberator IIは二式戦(Ki-44-IIa Tojo) 13機の迎撃を受けます。やはりCAPがいると大した戦果はあげられず、命中弾はRunway hits 1で、おまけに地上の二式戦を1機撃破できただけでした。また、スラバヤでも21機の二式戦(Ki-44-IIc Tojo)がCAPしていて、9機のB-24D1 Liberatorによる戦果はAirbase hits 2、Runway hits 1と二式戦1機撃墜・1機地上撃破のみ。今晩すでにmoonlight 50%と暗くなり始めていたことも影響したかも知れません。あしたから半月ほど夜間空襲はお休みです。

日本側はタイ領内から35機の百式重爆(Ki-49-IIa Helen)でToungooの連合軍守備隊を爆撃しました。ここはジャングルヘクスなのでdeviceの被害はなく、また高射砲ユニットが駐屯しているので士気・疲労度に対する影響もほとんどありませんでした。ただ問題なのは、日本軍の先鋒8ユニットがこのToungooに前進してきたことです。守備隊は5ユニットですが、高射砲と建設部隊とHQユニットと南側の戦闘で敗れた敗残兵で、素のAVの合計が1しかありません。攻撃されれば明日にも陥落です。Toungooが陥落すること自体はいいのですが、メイクテーラにいる連合軍地上部隊をどうしたものか。日本側は包囲を狙っているようなので、南西に向けて脱出するつもりだったのですが、なんとなく間に合わない感じがします。困った。このあたり、指揮する能力の欠如・センスのなさを痛感します。

蘭印ではアンボンからケンダリーに23機のB-25C Mitchellが向かい、飛行場にAirbase hits 5、Runway hits 15のダメージを与えました。陸戦フェーズでは、メナド占領後に西側のSidateに退却した日本軍を追撃していた海兵隊の戦車大隊が追いつき、一掃しました。ジャングルでも1級道路があると戦車部隊は1日で1ヘクスを移動でき、便利です。

2015年11月17日火曜日

夜間空襲で12機を撃破

1943年5月24日、昨晩の夜間空襲はアキャブからLiberator IIがビルマのマグエを襲い、Airbase hits 4、Airbase supply hits 4、Runway hits 17。またインド洋上のクリスマス島から6機のB-24D Liberatorがスラバヤの飛行場を爆撃し、Airbase hits 7、Airbase supply hits 1、Runway hits 10のダメージを与えました。前日はCAPのいたマグエにもスラバヤにも今日は二式戦の姿がみえませんでした。CAPがいないと爆撃も慎重に行えるようで、前記の飛行場への命中弾とあわせて、地上の二式戦を9機、また天山と九九艦爆と九六陸攻を各1機撃破することができました。

ビルマではToungooに後退した連合軍部隊に百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 23機が来襲し、device 1個disabledの被害が出ました。でも、百式重爆も3機が対空砲火で撃墜されています。前日は多数の日本の「重爆」が来襲したメイクテーラですが今日は空襲はありませんでした。きっと高射砲による被害の多さを見て爆撃継続を断念したのだと思います。今日のToungooでも1割強を撃ち落としたわけですから、こちらも断念してくれるといいのですが。

蘭印では連合軍がクーパンからディリに6機のBeaufort Vを送って、飛行場にRunway hits 1。またアンボンからケンダリーに25機のB-25C Mitchellが向かい、Airbase hits 4、Runway hits 25のダメージを与えています。メナドの片がついたので、そろそろケンダリーも奪還しておく時期かも知れません。

目を北に転じると、カガヤンからセブ島に26機の百式重爆(Ki-49-IIa Helen)が来襲し、Airbase hits 2、Runway hits 9の被害が出ました。サプライの絶対的な不足を示す赤いエクスクラメーションマークもついたままですし、困ったことです。

連合軍はテルナテから9機のLB-30 Liberatorでミンダナオ島サンボアンガの守備隊を爆撃しました。戦果はdevice2個をdisabledにしたのみと僅少ですが、守備隊が65th Naval Guard Unitであることが判明しました。SIGINTで守備隊がいること自体は分かっていましたが、どんな部隊が駐屯しているのかまでは不明であり、爆撃で確認することが今日の空襲の目的でした。目標は達せられたわけですが、防備隊では、少数の空挺部隊では奪還不能ですね。

ミンダナオ島で規模1以上の飛行場があるのはカガヤン、ブトゥアン、ダバオとここサンボアンガ。カガヤンは多数の飛行機が配備され、ブトゥアンもちょうど今日規模5に拡張されました。艦砲射撃を受ける恐れの少ないミンダナオ島北側の飛行場を重視していることがみてとれますが、サンボアンガも規模1のままにしてはありますが、手放すつもりはないようです。

日本側の絶対国防圏内には根拠地が多数あって、すべてに守備隊を配置することはできません。限られた資源をどう割り振るかという観点からすると、規模1以上の飛行場のある根拠地を重視するというのは非常に賢いやり方だと思います。この付近ではホロ島にも規模1の飛行場があり、やはり守備隊が1ユニット駐屯しています。確認のため、あしたはこちらの守備隊を叩いてみるつもりです。まあ、簡単に奪取できるような状態ではないでしょうが。

2015年11月16日月曜日

メナド奪還

1943年5月23日、やはり日本の軽巡がビマにやってきました。昨日の偵察機の報告では4隻でしたが、実際には軽巡川内、那珂と駆逐艦萩風の3隻でした。迎え撃つのは6隻のアメリカ海軍駆逐艦で、双方ともに1万1千ヤードで相手を視認し、連合軍TFを指揮する駆逐艦DunlapのColhauer, A.U.艦長はcrosses the 'T'を指示しました。数が多いし大いに期待したのですが、結果はDD DunlapとCaseの2隻(ともに1450トン、VP 6)が軽巡の砲弾により沈没し、日本のTFは川内に砲弾4、那珂と萩風に各1命中しただけの敗戦に終わりました。昨夜はmoonlight 82%と明るく、レーダーの優位を発揮できなかったことと、Mahan級5隻や旧式のFannning 1隻ではだめということかもしれません。小スンダ列島方面にもフレッチャー級を配置すべきなのかも。

海戦に時間を消費し、日本のTFはビマを砲撃することなくスラバヤに帰還しました。日本側の意図をくじいたという点では作戦の目的は達せられたのですが、駆逐艦2隻の損失は大きすぎます。スラバヤにはもう一つ別のTFがいるので、もしかすると今晩にもまたやって来るかも知れません。ただ、来るとしたら目的地はビマではなくデンパサールになると思います。というのも、デンパサールの飛行場が今日ちょうど規模5に達しました。またこれまで砲撃による地上撃破を怖れてデンパサールには飛行機を配置していなかったのですが、今日だけ臨時でドーントレス1個飛行隊を派遣しました。海戦により損傷し落伍した日本艦にとどめを刺すことが目的だったのですが、それは実現せず、かえって日本側の艦砲射撃を誘うだけになってしまったような気がします。

連合軍側ではWaingapoeから9機のB-24D1 Liberator 9がスラバヤを訪問しました。10機の二式戦(Ki-44-IIc Tojo)がCAPしていましたが、そのうちの2機を撃墜し、地上でもRunway hits 2と天山(B6N2 Jill) 1機撃破の戦果をあげることができました。また夜が明けるとアンボンから21機のB-25C Mitchellがケンダリーに向かい、Airbase hits 7、Runway hits 23のダメージを与えています。

きのう上陸を果たしたメナドには、重巡 3隻(San Francisco、Astoria、New Orleans)と軽巡 2隻(Santa Fe、Danae)が砲撃を加え、守備隊のdevice 6個破壊34個disabledとAirbase hits 3、Airbase supply hits 3、Runway hits 21、Port hits 7、Port supply hits 3のダメージを与えました。その後の陸戦フェーズではDeliberate attackを実施しました。素のAVは144:45でしたが、守備隊に混乱・準備不足・経験不足・サプライ不足などの修正がつき、修正AVは105:7。戦闘工兵が防御施設を破壊して規模0にし、オッズ比15:1ですから快勝です。1個師団もつぎこんで楽勝かと思っていたアンボンに手こずった記憶が新しいので、それよりずっと少ない兵力しか上陸させていないメナドをこんなにあっさり奪還できるとは予想外でした。4ヘクス南東のテルナテは飛行場の規模6が上限ですが、メナドは規模9まで拡張可能なのでこれからに期待しています。でも、これまでの連合軍の艦砲射撃と爆撃で滑走路に72、飛行場サービス施設に83、港に46のダメージがあるので、まずはこれの修理を始めなければなりません。

ミンダナオ島に対してはテルナテから9機のB-17D Fortressがカガヤンの夜間空襲にむかい、飛行場にAirbase hits 1、Runway hits 5のダメージを与えるとともに、百式司偵(Ki-46-II Dinah)と天山(B6N2 Jill)各1機を地上で撃破しました。そして昼のフェーズではやはりテルナテから45機の四発爆撃機(B-17E Fortress 12, B-17F Fortress 12, LB-30 Liberator 9, B-24D Liberator 12)がダバオの飛行場を爆撃し、Airbase hits 31、Airbase supply hits 7、Runway hits 93と大きな戦果をあげています。CAPがいないだけでなく、ダバオには爆撃を妨害する存在である高射砲が配備されていなかったのでしょうね。日本側はあいかわらずセブ島に百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 25機での空襲を続け、Airbase hits 3、Airbase supply hits 1、Runway hits 12の被害が出ました。いまのところ、セブを助ける手立てはありません。

ビルマではアキャブから9機のLiberator IIがマグエの夜間空襲にむかいました。10機の二式戦(Ki-44-IIa Tojo)がCAPしていましたが、Airbase hits 2、Runway hits 3と二式戦(Ki-44-IIc Tojo) 3機を地上で撃破することができました。

昼のビルマの空は日本側が優勢で、メイクテーラの連合軍地上部隊に九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 27機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 118機が来襲しました。連合軍地上部隊のdevice 36個がdisabledになるとともに、飛行場にもAirbase supply hits 1、Runway hits 18の命中弾がありました。この飛行場に対する爆弾の命中は不思議です。前ターン終了時(コマンド入力時)、メイクテーラの支配権は日本側にあり、守備隊がいなかったため今日のリプレイの冒頭で連合軍側支配になりました。前ターンのコマンド入力時にはメイクテーラ飛行場への爆撃を指示することはできなかったはずと思うのですが、どうなっているのか。なお、今日の空襲では九七重爆 5機(対空砲で2機、Ops loss 3機)と百式重爆 14機(対空砲で13機、Ops loss 1機)が失われています。来襲した145機のうち15機がメイクテーラ上空で撃墜されたわけですから、対空砲火の厳しかったことがうかがえます。その対空砲火によって、地上部隊を狙ったはずが誤爆して飛行場に命中してしまったということなのでしょうか?これ、自軍支配の飛行場に誤爆するような仕組みまで備わっているようだと立派ですが、そこまで作り込まれているでしょうか?そういった光景を目にした経験がないので不明です。

さらにToungoo南の連合軍部隊にも百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 23機による空襲があり、device 3個がdisabledになりました。その後の陸戦フェーズでは日本側からDeliberate attackがあり、修正AV 2774:1の大差で敗北です。日本側の北上を防ぐ手立てはありませんが、こういった大軍にフィリピンやジャワ、スマトラの防備を固められるより、ビルマの奥地に向かってくれる方がありがたいと考えることにします。

2015年11月15日日曜日

テルナテ上陸船団に2波132機の天山来襲

1943年5月22日、テルナテを発した4機のB-17D Fortressがミンダナオ島カガヤンの飛行場を夜間爆撃しました。戦果はAirbase hits 5、Runway hits 5に加えて、駐機中の零戦(A6M2 Zero)と天山(B6N2 Jill)各2機を撃破というもの。カガヤンは規模8もある大きな飛行場で偵察機によると今日は戦闘機48機、爆撃機186機、その他1機がみとめられたそうですから、もう少したくさん地上撃破できるとよかったのですが。まあ、曇天だったから仕方がないかもしれません。

メナドへの上陸船団は前日いたバチャン島南のヘクスからフルスピードで北上し、夜が明ける前に2回の上陸行動を終えることができました。このまま日本側の空襲を受けることなく済んでくれればめでたしめでたしで物語は終わったはずですが、そうは問屋が卸しません。メナドにはこれまで頻回に艦砲射撃を実施してきていたので、日本側も上陸を予想していました。距離10ヘクス離れたカガヤンから71機の零戦(A6M2 Zero)に護衛された68機の天山(B6N2 Jill)が来襲したのです。迎え撃つ連合軍のLRCAPの戦闘機は33機(P-38G Lightning 14, F4F-4 Wildcat 4, F4U-1 Corsair 15)。テルナテに連合軍戦闘機としては航続距離の長いこれら3機種を合計で140機集めてLRCAPを指示してあったのですが、距離4ヘクスだとこの程度が限界です。

CAPの戦闘機も奮闘しましたが、零戦の方が数が多く、天山は68機すべてが雷撃を実施しました。結果、魚雷3本命中のLSI(L) Australia Star(8190トン、VP 21)と魚雷1命中のLCI-63(246トン、VP 1)が沈没。またやはり魚雷1本命中の蘭軽巡スマトラがSys 16, Flt 53(39), Eng 2と大破しました。LSI(L)は兵員1200名を載せて17ノットで航行できる英海軍御自慢の攻撃用兵員輸送艦で、アメリカ海軍のAPAにあたります。高速で航行できる攻撃用兵員輸送艦はこの時期の連合軍にとってまだまだ貴重な存在で、沈没は惜しまれます。LCIもやはり15ノットで航行でき、今後は多数就役の予定ですが、まだ20隻しか在籍していないという点ではやはり貴重な舟艇です。ただ、68機もの雷撃を受けながら沈没したのがこの2隻だけで、しかもスールー海で泳ぎの訓練をする羽目になる不幸な兵隊さんが一名もでなかったという点では、ラッキーだったのだと思います。スマトラは6670トンの軽巡ですが、日本の5500トン型軽巡よりも古い第一次大戦中に就役した艦なので、なんとか助けることができそうなだけでもやはりラッキーだったと思います。

午後になると52機の零戦(A6M2 Zero)64機の護衛で64機の天山(B6N2 Jill)がふたたびメナド上空にやってきました。日本機も数を減らしていますが、LRCAPの戦闘機(P-38G Lightning 12, F4F-4 Wildcat 3, F4U-1 Corsair 12)も27機とやはり午前中より減っています。戦闘機同士の空戦を尻目に62機の天山は雷撃に移りましたが、今度目標になったのは上陸船団を護衛していたフレッチャー級駆逐艦8隻のTFでした。双発機で駆逐艦に魚雷を命中させるのは困難ですが、単発の天山なので何隻か沈むのではとハラハラしながらみましたが、魚雷は1本も命中しませんでした。午後の目標が駆逐艦になり、そのうえ被害がなかった点はラッキーでした。空戦のスコアは零戦 24機(撃墜 19、Ops loss 5)、天山 9機(対空砲火で撃墜 6、Ops loss 3)に対し、連合軍機もP-38G Lightning 3機(被撃墜 3), F4F-4 Wildcat 2(被撃墜 2), F4U-1 Corsair 9機(被撃墜 8、Ops loss 1)の合計14機が失われています。連合軍にとっては長距離を飛べる貴重な戦闘機14機の損失はなかなかに痛いところではありますが、船団の被害の程度を考えればまあまあ上出来といえる上陸作戦だったと思います。

上陸したのはCorps HQ、アメリカ陸軍戦闘工兵聯隊、海兵隊戦車大隊各1ユニットです。どの部隊もメナドに100ポイントprepされているので、疲労度混乱度ともまずまずで、あしたはこれで攻撃してみようと思います。

この地域で日本側は連日セブ島への空襲を繰り返しています。今日も百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 27機がやってきて、Airbase hits 1、Airbase supply hits 1、Runway hits 9の被害がありました。セブ島は攻勢の拠点としたいところですが、それが実現するのはかなり先のことでしょう。またミンダナオ島の南、蘭印のいちばん北側に当たるタラウド諸島にはカタリナ飛行艇を配備し哨戒飛行を開始しています。ここはまだ飛行場の規模が1に達していないからか、日本側の偵察機はやって来ていません。でも飛行場の規模を大きくすることができても、ここにサプライを運ぶ輸送船団を派遣することは極めて困難なので、やはり攻勢の拠点とはなりがたいかと思っています。

蘭印ではその他、ディリに6機のBeaufort Vが飛んで、飛行場にAirbase hits 1、Runway hits 1のダメージを与えました。またマカッサルにもsweeper 95機(P-40K Warhawk 26, P-39D Airacobra 25, Martlet II 16, F4F-4 Wildcat 28)とB-24D1 Liberator 28機による空襲を実施し、Airbase hits 11、Runway hits 43の命中弾を得ています。マカッサルにLRCAPを派遣することを日本側は断念したようにもみえますが、CAPトラップを仕掛けられる可能性は否定できないので、きちんとsweeperも飛ばしておきたいと思います。

この海域で今日気になったことはスラバヤの南東のヘクスに南西に向けて航行する4隻からなるTFが目撃され、うち1隻は軽巡だという報告が入ったことです。パメカサンやデンパサールの艦砲射撃が目的ならその日にスラバヤを出港すればいいはずなので、これはビマを狙っての出撃が想像されます。Waingapoeにいる駆逐艦6隻のTFをビマのパトロールに派遣してみましたが、これはこれでスラバヤからの天山の雷撃を受ける可能性もあり、次ターンがどういった展開になるのか幸運を祈るばかりです。

ビルマでは3日続けてとなりますが、Shweboから戦闘機 86機(Mohawk IV 16, Hurricane IIc Trop 31, Hurricane XIIb 15, P-40K Warhawk 24)がマンダレーをsweepしました。しかし、日本側のCAPの姿はなく、空振りに終わりました。この戦域ではこれまでに度々CAPトラップにひっかかって連合軍爆撃機の数が不足していて、連合軍の空襲が爆撃機をともなうことはないだろうという日本側の判断は的確でした。かといってマグエには日本の戦闘機が116機もいるので、マグエをsweepする勇気はまだありません。

マグエ攻略を狙っていた連合軍地上部隊は東のメイクテーラに移動しました。ビルマの地上兵力は日本側の方がずっと優勢で、マグエをじっくり攻めている余裕はないという判断です。マンダレーの日本軍がどう動くのか、やはり移動のアイコンが表示されていないので、停止したのかそれとも連合軍の諜報能力が不足しているだけなのか、不気味です。また、ラングーンから一気に北上するかと思っていた南部の日本軍ですが、今日も陸戦を仕掛けては来ませんでした。後続する部隊があるようですから、全軍揃ってから攻撃という方針なのでしょう。

2015年11月12日木曜日

天山の雷撃でビマの輸送船団全滅

1943年5月21日、アキャブから11機の Liberator IIがマグエの夜間空襲にむかいましたが、今日はCAPはいませんでした。きのうのマンダレー上空の戦いでマグエの戦闘機の数が減り、補充を受けていないということなのかもしれません。CAPがいないと爆撃はしやすく、Airbase hits 4、Runway hits 19に加えて、駐機中の二式戦(Ki-44-IIc Tojo)を9機も撃破することができました。

夜が明けてから、今日もShweboかたマンダレーに103機のsweeper(P-43A-1 Lancer 12, Hurricane IIb Trop 16, Hurricane IIc Trop 27, P-40K Warhawk 48)を送りました。インド・ビルマ戦域の戦闘機をかき集めたので、昨日よりも25機多くなっています。LRCAPしている二式戦(Ki-44-IIc Tojo)は26機で、これなら8波に分かれての空戦個々も互角に戦えます。スコアは二式戦の損失 23機に対して連合軍機は15機(P-43A-1 Lancer 3, Hurricane IIb Trop 5, Hurricane IIc Trop 4, P-40K Warhawk 3)で、勝利ではありますが圧倒はできませんでした。大戦中盤最高の戦闘機である二式戦は少数機でも手強い相手です。

日本側はToungoo南西の連合軍地上部隊に対して百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 23機で爆撃を加えます。ただ、ここはジャングルヘクスなのと、きのうより爆撃機の数がずいぶんと少なくなっているので、被害はdevice 5個がdisabledになっただけでした。その後の陸戦フェーズでは日本側の攻撃を予想していましたが、後続の部隊の到着を待ってから攻撃するつもりなのか、今日は見逃してくれました。

蘭印ではビマにサプライを運んできた船団を、零戦(A6M5b Zero) 107機に護衛された76機の天山(B6N2 Jill)が襲い、LST(1625トン、VP 3) 3隻とAM Romney(605トン、VP 2)が沈められてしまいました。ご覧の通り、空襲後のビマにはTFのアイコンが残っています。これはお守りのPTボートで、このTFが数ターン前からずっとビマにいて空襲を受けることがなかったので、LSTを派遣しても大丈夫だろうとふんだのですが、スラバヤのAI指揮官の判断は的確でした。またビマには戦闘機がいるのですが、マカッサルのsweepにしか使っておらず、今日もCAPはいませんでした。まあ20機程度のCAPがいても、107機もの零戦が相手ではその戦闘機の分だけ損失が増えただけでしょうから、いてもいなくても同じだったろうと思います。でもCAPがいないことに気づいた日本側は飛行場爆撃を狙ってくるかもしれません。

連合軍はメナドを3隻の重巡(Sussex, Vincennes, Minneapolis)が砲撃しました。Airbase hits 4、
Airbase supply hits 2、Runway hits 13、Port hits 7、Port supply hits 5に加え、守備隊のdevice 3個を破壊し、29個をdisabledにしました。その後、ボエラから14機のB-25D1 Mitchellが飛び、Airbase hits 2、Airbase supply hits 1、Runway hits 11のダメージを与えています。メナドもだいぶ柔らかくなってきたと判断し、上陸船団を派遣することにしました。明日にはメナドに着眼する予定ですが、テルナテからのLRCAPで大丈夫でしょうか。今日のビマへの空襲をみると、日本側が守りを固めていると、船団全滅もあり得そうです。

その他、蘭印ではアンボンから17機のB-25C Mitchellがケンダリーに向かい、Airbase hits 3、Runway hits 11のダメージを与えました。アンボンからだとボエラからよりもだいぶ近くなっていい感じです。またディリにもクーパンからの定期便、双発爆撃機 15機(Beaufort V 6, Beaufort VIII 9)が訪問し、Airbase hits 1、Runway hits 5の戦果をあげました。

2015年11月10日火曜日

マンダレー上空で激戦

1943年5月20日、アキャブから9機のLiberator IIがマグエの夜間空襲にむかいましたが、二式戦(Ki-44-IIa Tojo) 4機に迎撃され、二式戦 1機撃墜とAirbase hits 1、Runway hits 4のダメージを与えるにとどまりました。今回のゲームでは各戦域の夜間空襲に参加する飛行隊の数を1に制限しているので少数のCAPでも充分に機能します。

夜が明けてから、連合軍はShweboに集合した戦闘機 88機(Hurricane XIIb 16, Mohawk IV 16, Hurricane IIb Trop 12, P-40K Warhawk 19, P-39D Airacobra 25)でマンダレーをsweepしました。マンダレーには昨日日本軍地上部隊が侵入し、すでに連合軍の守備隊が北に去ったあとだったので、今日のリプレイの冒頭でヘクスの支配が日本側のものになっていました。マンダレーは開豁地なので、爆撃を受ければ地上部隊の被害は無視できません。きっとマグエからLRCAPをしているだろうとふんでのsweepでしたが、やはり二式戦 64機(Ki-44-IIa Tojo 8, Ki-44-IIc Tojo 56)がCAPしていました。合計するとsweeperの数の方が多いのですが、連合軍戦闘機は9波に分かれて侵攻したので、個々の戦闘ではかなり数的に劣勢でした。スコアは二式戦の損失が30機に対し、連合軍機 34機(Hurricane XIIb 7, Mohawk IV 8, Hurricane IIb Trop 4, P-40K Warhawk 3, P-39D Airacobra 12)と惜敗に終わりました。あしたも同じようにsweepしてみるつもりです。

そして昨日と同様、ペグー北郊の連合軍部隊を九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 27機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 108機が襲います。日本の爆撃機の数は機能より増えていて、退却する連合軍部隊はdevice 9個破壊94個disabledという大きな被害を受けました。その後、日本軍地上部隊によるShock attackがあり、オッズ比982:1で大敗です。こんな風に戦力に大きな差があるときにはShock attackが効果的で、お相手の方は戦い方が上手です。日本側は一部の部隊を追撃モードにしてあり、連合軍の退却先の北側のヘクスにすでに日本軍が追いついています。あしたもまた大敗かと思うとなかなかつらいものがあります。

蘭印ではWaingapoeからスラバヤに6機のB-24D1 Liberatorが夜間空襲にむかいました。スラバヤ上空でも5機の二式戦(Ki-44-IIc Tojo)がCAPしていて、飛行場に被害を与えることはできませんでした。しかもB-24D1が1機撃墜されてしまいました。二式戦1機を返り討ちにしていますが、貴重な四発爆撃機を失いがっかりです。

夜が明けると、テルナテから四発爆撃機 46機(B-17D Fortress 12, B-17E Fortress 12, B-17F Fortress 13, LB-30 Liberator 9)が発進し、タラカンの飛行場爆撃に向かいました。タラカンの空襲はこれが初めてくらいかもしれませんが、規模3ある飛行場を叩いておきたかったのです。CAPの姿はなく、Airbase hits 22、Airbase supply hits 10、Runway hits 75と期待以上の戦果をあげてくれました。タラカンの港には昨日から日本のタンカー船団が接岸していますが、艦船攻撃ではなかったとは言え、船長さんたちは不安に感じたのではないでしょうか。こんなに命中弾が多いと分かっていたら、原油積み込みの妨害のため、1個飛行隊には港の爆撃を命じておけば良かったかも知れません。

2日ぶりのマカッサル空襲にはB-24D1 Liberator 24機と戦闘機 79機(Martlet II 14, F4U-1 Corsair 18, P-39D Airacobra 22, P-40K Warhawk 25)が参加しました。四発爆撃機なので24機でも充分だとは思うのですが、戦果はAirbase hits 10、Runway hits 22と今ひとつ。また今日は午前中にB-24D1が到着し、午後になってからsweeperが到着するというちぐはぐさ。CAPがいなかったからいいようなものの、リプレイを見ながらハラハラしてしまいました。

その他、蘭印ではメナドの飛行場をB-25D1 Mitchell 14機が爆撃し、Airbase hits 3、Airbase supply hits 1、Runway hits 10。ケンダリーにはMitchell II 4機でAirbase hits 1、Runway hits 4。またディリにも双発爆撃機 15機(Beaufort V 6, Beaufort VIII 9)でAirbase hits 3、Runway hits 1のダメージを与えました。

2015年11月9日月曜日

スラバヤ夜間空襲をCAPが妨害

1943年5月19日、ラングーン南方の海域をパトロールしていたSS Searavenが日本のコンボイを発見しました。発射した2本の魚雷のうちxAKL Miyako Maru(1900トン、VP 3)に命中した1本は爆発し、撃沈することができました。しかしその後護衛についていたDD望月の爆雷攻撃を受ける羽目になります。SS Searavenは着底してやり過ごそうとしましたが、アンダマン海は浅い海なので日本の爆雷も威力を発揮し、ニアミスも含めた合計9発の爆雷により大きなダメージを受け、火災も発生したと表示されました。どの程度の被害か心配でリプレイ終了後すぐに確認したところ、火災はおさまっていましたが、Sys 44, Flt 62(22), Eng 5とたしかに大きく損傷しています。SS Searavenはすでに西に2ヘクス移動していますが、こうSysダメージが大きいといちばん近い港であるラムリー島までのあと8ヘクスを無事に移動できるかどうか微妙なところです。

日本側はペグー近郊を北へ退却する連合軍部隊を九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 25機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 79機で爆撃しました。機数が前日の4倍に増えているのは、高射砲ユニットとCAPがいないことを昨日の空襲で確認できたからでしょう。開豁地を行く連合軍部隊はdevice 5個破壊65個disabledという大きな被害を受けてしまいました。また後続の日本軍主力が追いつき合計で19ユニットになりました。あしたは大敗することになるでしょう。殲滅されるかも。

連合軍はインド洋上のクリスマス島から6機のB-24D Liberatorがスラバヤの夜間空襲にむかいました。スラバヤ上空には9機の二式戦(Ki-44-IIc Tojo)がCAPしていました。B-24DはCAP9機のうちの2機を撃墜しましたが、目的である飛行場に爆弾を命中させることはできませんでした。曇り空だった影響もあるでしょうが、CAPがいると爆撃の精度がひどく低下します。

ついでメナドを英蘭の軽巡3隻(Ceres、Danae、Sumatra)が砲撃し、Airbase hits 4、Runway hits 1、Port hits 1と守備隊のdevice 2個を破壊し、5個をdisabledに。夜が明けてからはボエラから14機のB-25D1 Mitchellが飛行場を爆撃し、Airbase hits 1、Airbase supply hits 1、Runway hits 4のダメージを与えました。

その他、ケンダリーに向かった双発爆撃機 21機(Mitchell II 4, B-25C Mitchell 17)はAirbase hits 3、Runway hits 15、またディリに向かった双発爆撃機 15機(Beaufort V 6, Beaufort VIII 9)もRunway hits 8の戦果をあげています。

2015年11月8日日曜日

ジャワ海ビリトン島に日本軍上陸

1943年5月18日、連合軍はアキャブからマグエに16機のLiberator IIで夜間空襲を実施しました。雲がなかったおかげかAirbase hits 2、Airbase supply hits 2、Runway hits 27とそれなりのダメージを与えることができ、また地上の二式戦 4機を撃破しています。

日本側は夜が明けてからペグー戦の敗残兵をラングーンの百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 25機で爆撃しました。ここはジャングルではなく開豁地なので、device 2個が破壊され、18個がdisabledになりました。また、早くも追撃する日本軍の先鋒1ユニットが追いつきました。日本側の空襲は北側のジャングルヘクスへの連合軍部隊の移動を遅らせる効果もあるので、あしたは本隊にも追いつかれてしまうことでしょう。

蘭印では、WaingapoeからのB-24D1 Liberator 6機がスラバヤの飛行場を夜間爆撃しました。こちらも快晴だったためか、Airbase hits 7、Runway hits 36と多数の命中弾があり、また前夜よりもずっと多い41機(零戦 12機、二式戦 7機、天山 7機、九九艦爆 2機、九七大艇輸送機型 2機、百式司偵 1機)を地上で破壊することができました。

その後、メナドを重巡2隻(Vincennes、San Francisco)と軽巡Santa Feが砲撃し、Airbase hits 2
Airbase supply hits 10、Runway hits 18、Port hits 17、Port supply hits 3と守備隊のdevice 2個破壊34個disabledの戦果をあげました。メナドには夜が明けてからもボエラから18機のB-25D1 Mitchellが向かい、守備隊のdevice 2個をdisabledにしています。この空襲は、守備隊の戦力を削ぐことというよりも、コンバットリポートに表示される守備隊のユニット名を知ることが主な目的でしたが、表示されたのは佐世保海軍特別陸戦隊の中隊だけで、やはり歩兵部隊は中隊2個だけのようです。

その他、蘭印での連合軍の活動はケンダリーを双発爆撃機 21機(Mitchell II 4, B-25C Mitchell 17)が襲い、Airbase hits 18、Airbase supply hits 1、Runway hits 14。またクーパンから双発爆撃機 12機(Beaufort V 6, Beaufort VIII 6)がディリに向かい、Runway hits 3。またアンボンのアメリカ軍第32歩兵師団が最後のDeliberate attackを行いました。日本軍4部隊のうち、飛行場ユニット1個を全滅させましたが、まだ3つ残っています。しかし、アンボンの港の修理は完了し、上陸用舟艇も到着しているので、後方での休養をとらせるため明日には乗船を開始します。残存日本軍部隊はそのうちサプライ不足で全滅することでしょう。

日本側はジャワ海、カリマタ海峡のビリトン島に上陸作戦を実施しました。たしかにここは確保しておきたい島ではありますね。連合軍の守備隊はいなかったので、どんな部隊が上陸したのかは不明で、コンバットリポートにはただ上陸行動にともなってdevice 11個がdisabledになる被害があったことのみ報告されていました。また、守備隊がいないと、日本軍地上部隊のアイコン自体もマップに表示されないんですね。

フィリピンですが、毎日のようにセブ島には日本軍の空襲があります。今日もカガヤンから27機の百式重爆(Ki-49-IIa Helen x 27)が飛来して、Airbase supply hits 1、Runway hits 18の被害がありました。日本側はセブには上陸せず、空爆だけで制圧し続ける方針のようです。
連合軍は蘭印のテルナテから12機のB-17F Fortressがホロ島に向かい、飛行場にAirbase hits 8、Airbase supply hits 5、Runway hits 58のダメージを与えました。今後メナドへの上陸作戦を実施することを考えると、ボルネオ島東部、フィリピン南部にある雷撃機の発信可能な飛行場を叩いておく必要があり、その手始めとして飛行場規模3のホロ島を爆撃してみました。

南シナ海のボルネオ島西北の海域でHeavy Volume of Radio transmissionsが1つとRadio transmissionsが1つ聴取されました。どんなTFがどちら向きに航行しているのでしょう?ここはタンカー船団の航路ではあるので、しっかり護衛を付けた大きなタンカー船団なのでしょうか。

今日はシアトルでARD(浮きドック)が就航しました。5万5千トンまで、空母や戦艦も収容できる優れものですが、連合軍はこのタイプのARDを5隻入手することになっています。まずこの第1隻目は蘭印ではなく、大きな港のない中部太平洋での上陸作戦のバックアップに活躍してもらおうかと思っていますが、最高速度が5ノットですから無事にパールハーバーにたどり着くまでにもだいぶ時間がかかりそうです。

2015年11月5日木曜日

ペグーで手痛い敗北

1943年5月17日、ペグーのカタリナ飛行艇(PBY-5A Catalina) 2機がアンダマン海を南下する日本のTFを雷撃しました。目標となった船はAK Kyushu Maruでしたが残念ながら命中しませんでした。たった2機の襲撃ではやむを得なかったかもしれません。とまあ、ここまでは普通のがっかりだったのですが、その後の陸戦フェーズにとんでもない敗北を喫しました。

きのうのエントリーに「ラングーンの日本軍地上部隊に移動のアイコンが付いていないので、何が目的でやって来たのかはまだ不明です」と書きましたが、なんて馬鹿なことを考えていたのか。アップしたスクリーンショットにはペグー市内に侵入してきた日本軍ユニットがしっかり表示されているではありませんか。人間って(というか、私だけかも)みたくないものは無意識でみなかったことにしてしまうようにできているのかもしれません。

というわけで、12個師団、2個泰国師団、2個歩兵聯隊、2個戦車聯隊、1個独立歩兵旅団、1個歩兵大隊、一木支隊の素のAV合計 3712の猛攻を受け、ペグーはあっさり陥落してしまいました。ペグーを失うこと自体は想定内なのでちっとも惜しくはありませんが、在ペグーの航空機 88機(Hurricane IIc Trop 39, P-66 Vanguard 16, PBY-5A Catalina 14, P-40E Warhawk 10, P-43A-1 Lancer 11)と飛行隊 6個を(英軍 2、中国軍 3、米軍 1)を失い呆然としています。きのうはスラバヤで多数の日本機を地上撃破して喜んだのですが、今日はその2倍以上をうっかりにより無駄にしたわけです。なんともはや。ところで、この貴い犠牲によりラングーンに入港したコンボイの運んできた増援部隊が判明しました。第14師団、第35師団、第57師団、第2近衛師団、第16歩兵聯隊、第20歩兵聯隊、第24歩兵聯隊、第19戦車聯隊、第22戦車聯隊、第303独立歩兵大隊、一木支隊という大軍。日本側はビルマを再制服するつもりのようです。

その後、マグエの連合軍がDeliberate attackを実施しました。戦況はご覧の通りで、12日の攻撃よりも悪い結果でした。前回は1週間以上休養して臨んだのに対し今回は中5日での登板ですからひとつはそれが原因かと思いますし、またWitP AEの神様の振ったサイコロの出目が良くなかったこともあるでしょう。今でも、時間をかければ攻略できるという判断に変化はありませんが、ラングーンから北上する日本軍とラシオから西進する日本軍の存在を考えると、その時間をかけている余裕がなくなったのも事実です。ここはマグエを諦めてジャングルヘクスに後退することにしました。

蘭印では今日はクリスマス島からのB-24D Liberator 6機がスラバヤの飛行場を夜間空襲しました。嵐のせいかRunway hits 2と命中弾はわずかで、また地上で撃破できたのも九六陸攻と九九艦爆各1機だけでした。

夜が明けてから戦闘機 69機(Martlet II 16, F4F-4 Wildcat 28, P-39D Airacobra 25)とB-24D1 Liberator 36機がマカッサルを空襲しました。Airbase hits 11、Runway hits 27とそこそこの戦果です。また、ディリにもクーパンから双発爆撃機 15機(Beaufort V 6, Beaufort VIII 9)が飛んでAirbase hits 1、Runway hits 2。

メナドにはB-25D1 Mitchell 16機と四発爆撃機 12機(B-17D Fortress 6, B-17F Fortress 6)が向かい、Airbase hits 2、Airbase supply hits 2、Runway hits 10に加え、守備隊のdevice 1個を破壊し、3個をdisabledにしました。SIGINTで判明している守備隊の構成が正しいのか確認するため、今日は守備隊にも爆撃を加えてみました。歩兵部隊としては海軍陸戦隊の中隊2個が駐屯しているだけのようです。上陸すれば無理なく攻略できそうだとは思うのですが。

今日はパナマのバルボアに空母エセックスが登場しました。これからパールハーバーに向かい、新たな上陸作戦の支援に参加する予定です。

2015年11月4日水曜日

スラバヤ夜間空襲で大きな戦果

1943年5月16日、今日実現した夜間空襲はスラバヤでWaingapoeから6機のB-24D1 Liberatorが飛びました。曇天でしたがAirbase hits 8、Airbase supply hits 1、Runway hits 30と戦果は上々でこれだけでも充分に満足できます。しかもこれに加えて、駐機されていた零戦11機、二式大艇6機、二式戦6機、 九九艦爆4機、九七大艇4機、天山2機、九六陸攻2機、合計で35機も撃破してくれたのですから言うことはありません。スラバヤには規模9の大きな飛行場があるのに、それでいてこんなに地上撃破の機数が多くなった理由は、飛行機の数が多すぎて過密状態だったからだと思います。前日の偵察機の報告では戦闘機253機、爆撃機185機、その他53機と報告されています。飛行場に展開することのできる飛行部隊の数、飛行機の数、エンジンの数には、飛行場の規模に応じた制限があり、253+185+53=491で飛行機の数は定数をオーバーしていますし、また大艇のような四発機、陸攻のような双発機が含まれていたことを考えるとエンジン数に関しては大幅な超過となっていたのでしょう。ともあれ、これに懲りてスラバヤに展開している飛行機の数を減らしてくれるようだとありがたいのですが、それでも戦闘機の数だけはしっかりキープするでしょうね。

ついで、4隻の米重巡(Quincy、Minneapolis、Astoria、New Orleans)がメナドを砲撃しました。
この艦砲射撃もAirbase hits 5、Airbase supply hits 4、Runway hits 18、Port hits 11、Port fuel hits 1、Port supply hits 3に加え、守備隊のdevice 4個破壊、26個disabledと大きなダメージを与えることに成功しました。そして夜が明けるとボエラから12機のB-17F Fortressが飛んで、飛行場にAirbase hits 10、Airbase supply hits 4、Runway hits 23のダメージを与えました。こうしてメナドの基地機能を麻痺させておき、次はなんとか奪回をはかりたいところなのですが、距離4ヘクス離れたテルナテからのLRCAPの支援だけで兵員輸送船が安全に戦闘部隊を揚陸させることができるのかどうかが気がかりで、決行するかどうか迷っています。

その他、ケンダリーに双発爆撃機 32機(Mitchell II 6, B-25C Mitchell 26)が向かい、飛行場にAirbase hits 5、Airbase supply hits 2、Runway hits 18のダメージ。またディリの飛行場にも双発爆撃機 15機(Beaufort V 6, Beaufort VIII 9)がRunway hits 3の命中弾を与えています。

日本側の攻撃はいつもの通り中国での空襲が主ですが、ビルマではラシオからマンダレーに向かう街道を西進していた4ユニットが1ヘクス前進しました。マンダレーは風前の灯火です。なお、ビルマはすでに雨期に入っていますが、カルカッタからラムリー島にサプライを輸送するコンボイを日本側が放置しておいてくれている(ベンガル湾には哨戒機も飛ばしていない)ので、いまのところビルマの連合軍部隊にサプライ不足の心配はありません。

ラングーンにいた日本のTFの一部がアンダマン海を南下して行きました。ラングーンの日本軍地上部隊に移動のアイコンが付いていないので、何が目的でやって来たのかはまだ不明です。

2015年11月3日火曜日

英軽巡2隻、メナドを砲撃

1943年5月15日、今晩はボエラから9機のB-17E FortressがパラオのBabeldaob港を夜間空襲しました。港にdisbandしている艦船が目的ですが、戦果はPort hits 1のみでがっかりです。

ついで、バチャン島で待機していた英海軍の軽巡2隻(Ceres, Danae)がメナドを砲撃し、根拠地の施設にAirbase hits 2、Airbase supply hits 3、Runway hits 11、Port hits 2、Port fuel hits 1、Port supply hits 2を命中させ、また守備隊のdevice 3個をdisabledにしています。軽巡2隻としてはなかなかの戦果ではないでしょうか。この作戦の遂行に当たってとくに問題が起こらなかったのですが、あしたは重巡(やはりバチャン島で待機中)が砲撃を実施する予定です。

夜が明けて、クーパンから双発爆撃機 35機(Mitchell II 9, B-25C Mitchell 26)がケンダリーに向かいました。Airbase hits 5、Airbase supply hits 1、Runway hits 30に加え、地上の二式戦2機と零戦1機を撃破しました。そして、クーパンからはディリにも双発爆撃機 15機(Beaufort V 6, Beaufort VIII 9)が飛んで、こちらはAirbase hits 1、Runway hits 1の戦果でした。

日本側はビルマで大規模な空襲を計画していました。ラングーンから41機の一式戦(Ki-43-IIa Oscar)に護衛された九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 25機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 61機がマグエに飛来し、マグエ配備の二式戦 49機(Ki-44-IIa Tojo 13, Ki-44-IIc Tojo 36)のCAPとも協力して、連合軍地上部隊を爆撃しました。連合軍の被害はdevice 3個破壊、11個disabledと86機もの「重爆」による空襲だったことを考えるとわずかなものでした。被害が少なかった理由は、高度1万フィートからの投弾だったことに加え、来襲した九七重爆のうちの1機と百式重爆 8機が撃墜され、また2機と1機がOps lossになったほど対空砲火が激しかったからだと思われます。日本側としては爆撃で連合軍地上部隊の戦力を削ぎ、その後に陸戦で排除と考えていたのでしょうが、86機のうち12機も失われるようでは空襲の継続は難しいのではないでしょうか。

本日のラストは南シナ海。シンガポール東方をパトロールしていたSS Petoが日本のタンカー船団を発見し、給油艦石廊(6860トン、VP 18)に対して4本の魚雷を発射しました。発射した魚雷のうち3本が命中し、しかも3本とも爆発するというラッキーな攻撃で見事に撃沈することができました。でも本音を言えば、積荷の重油が燃え始めたので3本は必要なかったな、この幸運のうちの1本分くらいはどこか他での雷撃にとっといてほしかったとWitP AEの神様にお願いしたいというもの。それくらいふだんは不発が多いんです。

ところで、マニュアルの6.2.10.7 地中海航路には
オフマップの地域間の航路の中には地中海を経由するとみなされるものがある。アバダンを除くオフマップの地域と、アデンを結ぶ航路がそれに当たる。 
この航路は1943年5月以前には使用することができない。1943年5月14日を過ぎると北アフリカの枢軸国海軍部隊の降伏により、コンボイが地中海航路を利用することができるようになる。地中海航路が利用可能となったあかつきには、他のオフマップ地域間を結ぶ海と同様に機能する。
という記載があります。ご覧の通り、15日のリプレイを終えてすでに5月16日ですが、まだ地中海航路は利用できません(ケープタウンからアバダンにオフマップで移動させようとして、ダメといわれました)。なぜなのでしょう。今回のプレイでは増援ユニットの出現する日に±15日のランダムさを加味する設定にしてありますが、地中海航路の開通にも影響するのでしょうか?