マレー作戦ですが、上陸した部隊がマレー半島を南下する一方で、第4師団をMersingに上陸させました。昭和16年12月15日にMersingを確保した第4師団は、南西のJohore Bahruのヘクスではなく西のヘクスに向けて移動させました。最終目的地はシンガポールですから、Johore Bahruに向かわせるのがふつうだと思います。それにも関わらずMerisingから西のヘクスに向かわせたのは、マレー半島の連合軍部隊が戦略移動でシンガポールに後退するのを妨害したかったからです。MersingからJohore Bahruへは黄土色のsecondary roadですが、Mersingから西のヘクスへは灰色(アスファルト舗装の色なんでしょうね)のmain roadが伸びています。なので、Mersingから西へ向かった方がより早く目的のヘクスに到着することができ、より多くの連合軍ユニットの戦略移動による後退を阻止できると考えたのです。
12月18日に目的のヘクスに到着した第4師団ですが、残念ながら同じターンに連合軍の4ユニットもこのヘクスに到着していました。きっと第4師団の存在で戦略移動が中断されたんだろうと想像します。このゲームでは、wキーを押すとヘクスの所有権がJまたはAという文字で、ヘクスサイドの所有権が赤または緑の色で表示される仕様です(青は海陸境界を示す)。この段階でwキーを押してみると、両軍が同一ヘクスに同一ターンに侵入したということで、ヘクスの所有者は表示されませんでした。
ここで戦闘すると、まずは敗北するであろう連合軍ユニットがJohore Bahruのヘクスに退却することが予想され、シンガポールへの後退を助けることになります。連合軍の後退を妨害する目的を第一に考えれば戦闘しない方が良かったとは思いますが、ゲームの仕組みを学ぶためにdeliberate attackを仕掛けてみました。もちろん日本側の勝利でしたが、やはり戦闘に勝利した側がヘクスの所有権を確保することになりました。
1個旅団と2個大隊に後退を許しましたが、死傷者1340名とかなりのダメージを与えることができました。また、マレー半島にはまだ一万人規模の連合軍部隊が残っているので、作戦としては成功しているかなと思います。
AFTER ACTION REPORTS FOR Dec 19, 41
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Ground combat at 50,82 (near Johore Bahru)
Japanese Deliberate attack
Attacking force 12754 troops, 114 guns, 0 vehicles, Assault Value = 432
Defending force 4617 troops, 14 guns, 1 vehicles, Assault Value = 137
Japanese adjusted assault: 179
Allied adjusted defense: 29
Japanese assault odds: 6 to 1
Combat modifiers
Defender: terrain(+), op mode(-), experience(-), supply(-)
Attacker: fatigue(-)
Japanese ground losses:
10 casualties reported
Squads: 0 destroyed, 1 disabled
Non Combat: 0 destroyed, 0 disabled
Engineers: 0 destroyed, 0 disabled
Allied ground losses:
1340 casualties reported
Squads: 28 destroyed, 25 disabled
Non Combat: 74 destroyed, 6 disabled
Engineers: 3 destroyed, 1 disabled
Guns lost 2 (1 destroyed, 1 disabled)
Units retreated 4
Defeated Allied Units Retreating!
Assaulting units:
4th Division
Defending units:
1st Mysore Battalion
15th Indian Brigade
2nd Argylls Battalion
223 Group RAF
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