昭和16年12月13日にPort Blairを空挺作戦で占領したことは、香港占領というエントリーで書きました。空挺部隊は貴重な存在で、マレーや蘭印の他の地点の攻略にも使いたいので、翌14日からYokosuka 3rd SNLFを輸送機でバンコクに帰還させ始め、代わりに設営と水上機を哨戒飛行させるための9th JAAF AF Coyを送り込みました。ところが占領翌日の14日と15日に連合軍がPort Blairに上陸してきたのです。
"fight the last war"という言い回しがあります。将軍たちは常に前回の戦争に備える・前回の戦争を戦うのだとか。これは現実世界だけではなくて、WitP AEの世界にも当てはまる気がします。私の場合は前回のPBEMがthe last warです。前回のお相手はかなり慎重で拙速な拡張は避ける人で、私自身と似ているなと感じていました。なので、彼のとった行動はおおむね私の理解可能な範囲におさまっていました。ところが、このPort Blairへの上陸は私の想定範囲外の動きでした。私が連合軍をもつとすれば、開戦時にPort BlairにいるBase Forceを、やはり開戦時にPort BlairにいるxAPに載せてインドに待避させます。占領の翌日に上陸して来たので、事前に増援を準備していたのだと思うのですが、増援を送るなんて!!っていう気がしました。
空挺作戦の時には輸送機部隊の全機でYokosuka 3rd SNLFを空輸しました。でも14日にバンコクへ帰還させる時には30% restの設定(ふつうは戦闘機も爆撃機も輸送機も哨戒機も30~40% restでつかっています)だったので、Port Blairにまだ残存している部隊がいました。おかげで、上陸の翌日に占領される事態にはならずに済みました。15日にYokosuka 3rd SNLFをバンコクからPort Blairに送り還し、16日にはたまたまバンコクにいた21st Infantry Rgtを空輸しました。夜陰をついての小兵力ずつの上陸で、その後の15・16日は頼りが途絶えたのでもうこのままおしまいなのかと思っていました。
ところが、驚いたことにというべきか性懲りもなくというべきか、17日にまた連合軍の輸送船団がPort Blairに現れ、揚陸を始めたのでした。この行動を見て、今度のお相手の人は本当に積極的な人なのだと再確認させられました。でも、出現した連合軍船団をお迎えしたのは、潜水艦。I-122がxAK Nirpuraを雷撃して一発命中、on fire、heavy damageとなりました。
開戦時、シンガポールのヘクスに機雷を敷設し終えた(historical first turnなら敷設前)潜水艦が3隻います。前回のPBEMでは特に何も考えずそのまま母港に帰還するがままにさせていましたが、せっかくこのヘクスまで進出しているのに帰すのはもったいないと感じて、マラッカ海峡北端に派遣しました。もしかしたらシンガポールを脱出する艦船を食えるかと思っていましたが、その点は空振りでした。しかし、14日の連合軍のPort Blair上陸に反応して、Port Blairに移動させたのが奏功した形です。連合軍側も、まさかここで潜水艦の攻撃を受けるとは思っていなかったでしょう。
コンバットリポートを見るとPort Blairに上陸した連合軍部隊は、44th Indian Bde、 45th Indian Bde、 46th Indian Bde、48th Gurkha Bdeの4ユニットです。これらは、開戦時にカラチ、ボンベイ、ゴアのヘクスにいる、シンガポールとラングーン行きの輸送船団に乗船している部隊です。開戦日からPort Blair増援を計画していたのでしょう。
今後どうなるのか。日本側は合計AV 53でfortificationも18日には1になる予定ですから、両軍の兵力が現状のままなら安泰です。でも、連合軍が本腰を入れてさらに上陸させてくると厳しいところ。バンコクから第21聯隊の兵員をさらに輸送することはできるのですが、空輸のみで補給を維持するのは現状の兵力でもぎりぎり。また、英軍空母が近くにやって来て、Port Blair上空にLRCAPされると、大切な長距離の輸送機が大量に撃墜されるなんて事態も心配です。こういうお互いに苦しいという状況がPBEMの面白さですね。
このページを書き終わってから気付いたのですが、連合軍側の揚陸が少数ずつなのは、日本と違ってこの時期にamphibious unloading bonusがないからですね。xAKやxAPで上陸作戦をしようとするとこうなるという見本かな。でも、それなら今後も隙を見て繰り返し上陸してくるかもしれません、やはり。