2010年3月31日水曜日

ビルマの原油をシンガポールに輸送する

元捕鯨母船だった図南丸クラスが日本最大のタンカーで、cargoを積むスペースと液体を容れるタンクの両方を持っています。SRAから日本へ向かう図南丸クラスには、できればfuel(重油)ではなくてoil(原油)を積みたいところです。というのも、fuelを積むとcargoスペースにはsupplyが積み込まれ、oilを積むとresourceが積まれる性質があるからです。
都南丸は15000トン以上の積載量ですから、小さな港では満載するのに時間がかかります。なので、図南丸クラス用のoilをパレンバン、メダン、ミリ、ブルネイから小さなタンカーでシンガポールに集めるようにしてみました。



上の表はラングーン(左)とシンガポール(右)のsupply, fuel, resource, oilの動きをWitP AE Trackerで追ったものです。シンガポールのoilの量が減少するのは積み出して減ることもあるのですが、46→47ターンや67→68ターンでは船積みされたからではなく、ラングーンに輸送されてしまって減ってしまっています。ラングーンにタンカーを派遣するのは輸送距離が長くなるし、潜水艦や航空機によって攻撃される危険度も高くなりますから、避けたいものです。
ビルマのラングーンには200の製油所があり、34ダメージで占領しました。また、Magweには油田300と製油所100があり、ともに無傷で占領できました。ラングーンはこのMagweのoilを集めるだけではなく、シンガポールからもoilを吸収してしまうようです。そこで、一工夫。73ターンからラングーンの製油所の操業を停止してみました。する81→82ターンにはラングーンからシンガポールにoilが輸送されるようになりました。
WitP AE世界にはタイとビルマの間の泰緬鉄道が建設されず、またジャングルの中にはtrailも通じていません。どうやってシンガポール・ラングーン間を物資が行き来するのかは謎です。

2010年3月25日木曜日

Fallout3のGame of the Year EditionのDisc2がインストールできない


WitP AEのPBEMですが、初めのうちは複数の上陸船団を動かしていたり、航空部隊の前線の飛行場への移動が頻繁にあったり、コンボイの微調節をしたりなどなど、1ターンに3時間以上かかっていました。でも、このところ落ち着いてきて、1ターンに1時間半くらいでざっと終えることができるようになってきました。時間に余裕ができたので、他のゲームをしてみようかなと。
Fallout3は発売された頃、2008年11月1日に秋葉原のアソビットで購入しました。はまりこみ、一気にメインクエストを終わりまでやりました。このゲームはメインクエストを終わらせるとそこでゲーム自体終了になるのと、それに加えて自分の気持ちも一種の賢人状態になってしまった感じでした。とても面白いゲームですが、当時はまだGECKが一般公開されていなくて、modが全然なかったので、しばらく封印することにしました。
その後DLCが発表されましたが、日本からは通常の手続きだと入手できないことが判明。なのでやはりずっと封印状態。発売から一年半経過して、今ではmodはかなり多くなってきてます。調べてみると、DLCを5本入れたGOTY版(Game of the Year Edition)が昨年発売されていたそうなので、Amazonさんから購入しました。
シリアルとかが違うと面倒かなと思って、いったん以前のファイルはアンインストール。その後、Game of the Year Editionのインストールを始めました。DISC1のインストールは簡単に終了。しかし、DISC2のインストールが進まないのです。自動でインストーラーが始まらないので、マイコンピュータからexeを叩いてみると、DVDの回っている音はしてもインストール画面になりません。かなり困りました。
ググってみると、PS3やXBoxに関するページが多くて、PCのインストールトラブルについてのレポートはほとんどない状況。やっと、このページをみつけました。セーフモードというものの存在をはじめて知りましたが、とりあえずF8を押して起動。このセーフモードだと、20分ほどかかりましたが、なんとかインストールできました。
ふつうのやり方でインストールできなかった理由ですが、常駐ソフトがあるとだめ?うちではDAEMON toolを常駐してます。違うゲームをするごとにCDやDVDを入れ替えるのは面倒なので、仮想化したいのは人情ですよね。こんなことが頻発するようなら、物理メディア版は買わずに、ダウンロード版のゲームを買う方がいいのかも。特に、GamersGateさんなんかだと、オンライン認証などのわずらわしさがないし。

2010年3月24日水曜日

HIとLIでのリソースの使われ方

砲撃の効果を検証するスレからの派生で、このスレに生産の際のリソースの消費のされ方が報告されています。 要点は次の2つですが、マニュアルにも記載されていません。SRAからのコンボイの運行が途絶してリソースや燃料が不足するようになった際のHI、LIの挙動が事前に判明した印象です。
  • HIとLIを両方ともに生産するのに必要なリソースポイント(RP)がない場合、HIはLIに優先してRPを消費する
  • HI、LIが生産する際には、その拠点のHI、LIの規模にみあった十分量のRPがないと生産されない
このスレをたてた人が検証した場所は香港。開始時、香港にはRPが3000、リソースセンターが60、燃料が106700、LIが220、HIが160あります。
  • 60のリソースセンターは、毎ターン1200RPを算出します
  • 160のHIは320の燃料と3200のRPを消費して、320のサプライを生産します
  • 220のLIは3300のRPを消費して220のサプライを生産します。
判明した内容は以下のようなもの。

ターン1。香港は1200RPが算出され、もとあった3000に加えられて4200RPになります。そのうちの3200RPはこのターンのうちに消費されて、1000RPだけ次のターンにまわされます。HIが優先的に3200RPを消費して、残りの1000RPではLIの生産には不足なので、LIは何も生産しません。

ターン2。持ち越された1000RPに、このターンで算出された1200RPを加えた2200RPでは、HIの生産にもLIの生産にも不足なので、どちらも生産はせず、2200RPは次ターンに持ち越されます。

ターン3。 持ち越された2200RPに、このターンで算出された1200RPを加えた3400RPのうち3200RPがHIで燃料とともに消費され、200RPが残ります。

ターン4。 持ち越された200RPに、このターンで算出された1200RPを加えた1400RPでは、HIの生産にもLIの生産にも不足なので、どちらも生産はせず、1400RPは次ターンに持ち越されます。

ターン5。 持ち越された1400RPに、このターンで算出された1200RPを加えた2600RPでは、HIの生産にもLIの生産にも不足なので、どちらも生産はせず、2600RPは次ターンに持ち越されます。

ターン6。 持ち越された2600RPに、このターンで算出された1200RPを加えた3800RPのうち3200RPがHIで燃料とともに消費され、600RPが残ります。

ターン7。 持ち越された600RPに、このターンで算出された1200RPを加えた1800RPでは、HIの生産にもLIの生産にも不足なので、どちらも生産はせず、1800RPは次ターンに持ち越されます。

ターン8。 持ち越された1800RPに、このターンで算出された1200RPを加えた3000RPでは、HIの生産にもLIの生産にも不足なので、どちらも生産はせず、3000RPは次ターンに持ち越されます。3000RPは第1ターン開始時のRPと同じです。

ターン9。持ち越された3000RPに、このターンで算出された1200RPを加えた4200RPのうち3200RPがHIで燃料とともに消費され、600RPが残ります。

2010年3月23日火曜日

War in the Pacific: Admiral Edition プレイする人たち

ForumのThe War Roomには、WitP AEをプレイしている人たちが自己紹介をするSo tell us a little bit about yourself...Part2というスレッドがあります。それを読むとアメリカ人が最も多いのですが、英語のゲームだけにイギリスやオーストラリアの人もちらほら。その他、フランス、ドイツ、ポーランド、リトアニア、クロアチアの人も。残念ながら、このスレに投稿している日本人はいませんでした。
また、ゲームの性質からかプレイしている人の年齢層は30~50台が多く、ウォーゲームをボードゲームの時代に好きになったという人がかなり多い印象です。また、軍隊経験のある人が多いのも特徴だと思います。アメリカではこの種のゲームがそれなりに売れて開発されるのに、日本ではあまり流行らない理由は、英語のゲームだからというだけではなく、日本に軍隊経験(自衛隊経験)のある人が少ないからなのでしょうね。

2010年3月21日日曜日

ARを撃沈


これまで日本の潜水艦はTorpedo miss連発で、ちっとも連合軍側の艦船を沈めてくれていませんでした。そんな中、今日はひさしぶりにうれしい成果。AR CastorのVPは2しかないのですが、開戦時に3隻しかいない連合軍側のARのうちの一隻ですから、GJ! 伊121。

  • 開戦時の所在港
  • Soerabaja           AR Castor
  • Pearl Harbor         AR Medusa
  • Pearl Harbor         AR Vestal

2010年3月20日土曜日

序盤の中国大陸戦線のまとめ方




historical first turnのオプションを選択してシナリオ1を始めると、南方攻略の大まかな方針に関してはあまり難しく考える必要はありません。しかし、中国大陸に目をやると、多数の陸軍部隊が配置されているだけに、AI戦を始めた当初には何をしていいのか迷ってしまいました。進めてゆくうちに、部隊の移動に鉄道が非常に役立つことに気づきました。そこで、PBEMでは最初から大陸打通作戦を目標にすることとしました。
中国軍はモラルや経験値が低く弱いとは言っても兵数が多いので、拠点の攻略には兵力の集中が必要です。初期配置では図の赤い印をつけた都市に師団が駐屯しているので、これらを攻勢に参加させたいところです。ただ、各都市にはgarrison値が設定されていて、駐屯部隊の総AV値がそれを下回ると、VPが低下するなど悪影響が出てしまいます。なので、各所の小部隊をやりくり移動させて、その後に師団を動かすことができるようになります。

  • 私が最初にAI戦をした時は、しばらく安慶と唐山にいる師団に気づきませんでした
宜昌からは撤退して戦線を整理し、史実の一号作戦のコ号作戦と同様に北部から始めるのがいいと思います。以前はartillery death starと言われるほど砲兵部隊による砲撃が強力で、砲撃で削ってから歩兵で攻撃するのが簡単だったそうです。death starを使うのもいやなので、私は関東軍の爆撃機を移動させてつかいました。パッチ3で砲撃の威力が低下したこともあり、爆撃で削ってゆくのがいいようです。洛陽から南昌にかけて順次落としてゆくと、昭和17年の紀元節にはこんな感じで京漢鉄道を確保できました。今はト号作戦の準備中です。


2010年3月19日金曜日

2月14日までの航空機とパイロットの喪失数


パイロットについてみると、エースはいますが、ダブルエースとかは誕生していません。exp81以上になるとTRACOMに引き抜いちゃってるからでしょう。2ヶ月強で、戦死(KIA)が197、行方不明(MIA)が72、それに負傷者(WIA)が54というのは多いのか少ないのか。今後もこのレベルなら耐えられる損失レベルなのでしょうか。



航空機の損失数はこんな感じです。ZeroとVAlのGround lossが多いのは瑞鳳が沈没したため。日本側だけでなく連合側もOps lossの多さには驚きますね。航空部隊はかなり愛護的に運用したつもりなのですが。また、全体的な航空機の損失数については多いのか少ないのか難しいところですが、他のAARと比較すると平均的な損害のレベルでしょうか。ただ、日本側の損失数が連合側と比較してそんなに差がないのが気になるところ。


2月14日までに沈んだ艦船

一昨日の瑞鳳喪失を機会に、これまでの船舶喪失数をチェックしてみました。日本側は83隻でVP790、Intelによると連合軍側は145隻でVP1512となっています。うち、VPの高い方の艦船から順にお示ししています。
このPBEMでは日本側の序盤の攻勢が史実より早く進んでいるように、積極的というか無謀なTFの運用だったので多くの艦船を喪失してしまいました。今回の瑞鳳のように、防げたはずの損害もかなりありました、反省。あと、DDとDMSの損失が多いので今後に影響ありかも。
連合側の艦船は実際にはこんなには沈んでいないはず。例えば、全部で19隻も潜水艦を沈めていると報告されていますが、自分の側の潜水艦がASW TにF攻撃を受けた時の経験から、こんなに沈んでいるはずがないと感じるからです。ごぼごぼっと音がした確認戦果は3隻くらいで、空襲で停泊中に沈めた潜水艦をあわせても合計5隻くらいなのではと思います。なので、損失艦船数は日本と連合側と実際には同数くらいかも知れません。今後の補充数の差を考えると、ぞっとしますが。

2010年3月18日木曜日

はじめての空母の喪失


ダーウィン攻略を考える上でパースの状況を知っておきたかったのと、紀元節のお祝いも兼ねて、Mini KBにパースの空襲を行わせてみました。パースの近くにASW TFが複数いたので、パースの空襲は実行されず、2月12日には近くのASW TFの小艦艇を何隻か沈めただけ。これだけだと戦果に不満だったし、パース港には艦船が停泊しているマークがあったので、パースの近くを遊弋させて翌日も空襲を行わせよう、などと甘い考えでいたら、連合軍の手厳しい反撃が。
CA、CLの2隻で突撃されて、瑞鳳が集中的に攻撃されてしまい、あえなく沈没。こっちの方が隻数が多いので、DDが捨て身でCVEを守ったりしてほしかったかもですが、Air Combat TFがSurface Combat TFと鉢合わせすると、CVが集中攻撃されちゃうという教訓を学びました。

2日前に翔鳳が横須賀に到着して、Mini KBを4隻体制にできるなと思っていた矢先の出来事だけにショック。本当に高い授業料でした。
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Day Time Surface Combat, near Geraldton at 45,143, Range 22,000 Yards

Japanese Ships
      CVL Ryujo, Shell hits 1
      CVL Zuiho, Shell hits 13,  heavy fires,  heavy damage
      CVE Hosho
      CS Chiyoda
      CA Nachi
      CL Nagara, Shell hits 1
      CL Yura
      DD Hatsukaze
      DD Natsushio, Shell hits 1,  heavy fires
      DD Amatsukaze
      DD Hamakaze
      DD Asashio
      DD Asagumo
      DD Kawakaze
      DD Ariake

Allied Ships
      CA Cornwall, Shell hits 6
      CL Enterprise, Shell hits 1


Maximum visibility in Clear Conditions: 30,000 yards
CONTACT: Japanese lookouts spot Allied task force at 22,000 yards
CONTACT: Allied lookouts spot Japanese task force at 22,000 yards
CA Cornwall engages CVL Zuiho at 22,000 yards
CL Nagara engages CA Cornwall at 22,000 yards
CA Cornwall engages CVL Zuiho at 22,000 yards
CL Enterprise engages CVL Zuiho at 22,000 yards
CA Cornwall engages DD Natsushio at 22,000 yards
Range closes to 19,000 yards
CA Cornwall engages CVL Zuiho at 19,000 yards
CL Enterprise engages CVL Zuiho at 19,000 yards
Range closes to 15,000 yards
CA Cornwall engages CVL Zuiho at 15,000 yards
CA Cornwall engages CVL Ryujo at 15,000 yards
DD Kawakaze engages CA Cornwall at 15,000 yards
Range closes to 11,000 yards
CA Cornwall engages CVL Zuiho at 11,000 yards
CA Cornwall engages CVL Ryujo at 11,000 yards
CA Cornwall engages CL Yura at 11,000 yards
DD Asashio engages CA Cornwall at 11,000 yards
CA Cornwall engages DD Amatsukaze at 11,000 yards
Range closes to 8,000 yards
CA Cornwall engages CVL Zuiho at 8,000 yards
CA Cornwall engages CVL Ryujo at 8,000 yards
CA Cornwall engages CL Yura at 8,000 yards
CA Cornwall engages DD Asagumo at 8,000 yards
DD Natsushio engages CA Cornwall at 8,000 yards
Range increases to 10,000 yards
CA Cornwall engages CVL Zuiho at 10,000 yards
CA Cornwall engages CVL Ryujo at 10,000 yards
CA Cornwall engages DD Natsushio at 10,000 yards
Range increases to 13,000 yards
CL Enterprise engages CVL Zuiho at 13,000 yards
CA Cornwall engages CL Nagara at 13,000 yards
Range increases to 15,000 yards
CVL Zuiho ,  CVL Ryujo ,  CVE Hosho , 
   CS Chiyoda  screened from combat
CL Enterprise engages CA Nachi at 15,000 yards
CL Enterprise engages CVL Zuiho at 15,000 yards
CA Cornwall engages CL Nagara at 15,000 yards
DD Ariake engages CA Cornwall at 15,000 yards
DD Kawakaze engages CA Cornwall at 15,000 yards
Range increases to 18,000 yards
Range increases to 21,000 yards
CA Cornwall engages CVL Zuiho at 21,000 yards
CL Enterprise engages CVL Zuiho at 21,000 yards
CA Cornwall engages CL Yura at 21,000 yards
DD Kawakaze engages CA Cornwall at 21,000 yards
CA Cornwall engages DD Asagumo at 21,000 yards
Range increases to 24,000 yards
CA Cornwall engages CVL Zuiho at 24,000 yards
CL Enterprise engages CVL Zuiho at 24,000 yards
Range increases to 25,000 yards
CVL Zuiho  screened from combat
- escorted by CL Yura
CA Cornwall engages CVL Zuiho at 25,000 yards
CL Enterprise engages CVL Zuiho at 25,000 yards
Range increases to 26,000 yards
CVL Zuiho ,  CVL Ryujo ,  CVE Hosho  screened from combat
CA Nachi engages CA Cornwall at 26,000 yards
CA Nachi engages CL Enterprise at 26,000 yards
Task forces break off...


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2010年3月17日水曜日

昭和17年の紀元節


PBEMはちょうど昭和17年の紀元節を迎えたところですが、どんな状況かというと、南東方面はショートランド、ルンガ、ポートモレスビー、ホーン島の占領を済ませました。連合軍TFがトレス海峡を通過してダーウィンへ航行することを不可能にすることと、ポートモレスビーからタウンスビルやクックタウンを空襲しての嫌がらせは続けるつもりですが、これ以上の米豪遮断作戦は考えていません。



ビルマはマンダレーに向けて進撃中。フィリピンは手こずっています。ルソン島には独立重砲兵聯隊、砲兵大隊に加えて、第21、48と第16師団の一部で合計2個半ほどの歩兵師団を投入していますが、兵力が少なめなようです。ルソン島はクラークフィールド攻城戦の最中で、バターンも含めるとまだ一ヶ月以上かかるかもしれません。フィリピン中部の小島嶼もセブなどLCUの配置されている島は手つかず。ミンダナオ島にも一個聯隊ほどの兵力しか投入していないので、ダバオを確保しているだけです。フィリピンには油田がある訳ではないので、史実同様に5月までかかってもいいかとは思います。



蘭印の攻略は峠を越えた段階です。小スンダ列島は順次、占領中。ジャワ島には近衛、第1(関東軍から移動)、4、5、38の5個師団を投入したので攻略はスムーズに進み、東・中部はチラチャップとバタビアを残すのみ。ジャワ西部ではスラバヤはすでに陥落して、残敵掃討中。スマトラも、パレンバンやメダンなどの油田地帯はすでに確保し、西岸を残すのみです。



昨日のエントリーでダーウィン占領をめぐる話題を紹介しましたが、実はこれって今の私にとっても切実な問題なのです。そろそろジャワキャンペーンの終了が見えてきただけに、次なる攻勢としてダーウィン攻略に踏み切るべきか、それとももうこの辺で攻勢は終了にして絶対国防圏の構築に尽力すべきか、とっても迷っている最中です。

2010年3月16日火曜日

ダーウィン占領と小スンダ列島キャンペーン

史実の1942年後半といえば米軍のガダルカナル島上陸から始まるソロモンキャンペーンの時期でした。なので、前回のエントリーで紹介したAARで、同じ時期にチモール島・フローレス島上陸から始まる小スンダ列島キャンペーンを展開することが可能なことが明らかにされたことで、フォーラムのメンバーに衝撃が走りました。

ソロモンキャンペーンは日本軍にとって航空機・艦船を消耗する戦いでした。その点では小スンダ列島キャンペーンも同様です。しかし、ソロモンキャンペーンに敗北しても日本の生存には直接の影響が及ばないのに対して、小スンダ列島キャンペーンの成功はSRAから日本への石油輸送の途絶を意味します。

その結果、日本の重工業生産は1943年夏頃までにはストップしてしまいますから、戦争の終了も史実より一年以上早まると思われるからです。従って、PBEMでGC1を行っているすべての日本側プレーヤーは、1942年後半の小スンダ列島キャンペーンを可能にしないことを常に念頭において、1942年前半の作戦をたてることが必要になります。

小スンダ列島キャンペーンはチモール島上陸で始まります。チモール島上陸作戦の策源地の候補としてふつうに考えられるのはダーウィンです。なので、1942年後半の小スンダ列島キャンペーン対策として、1942年前半にダーウィンを攻略してしまう作戦が考えられます。フォーラムでもこのダーウィン占領の是非について、前述のAARの中ではもちろんですが、他にも DARWINIs Darwin ImportantDarwin, were the Axis and Allies really that stupid....といったスレや、他の人のAARの中でさえ熱く熱く議論されています。
  • ただし、議論の発端となったQ-Ballさんは、ダーウィンではなくオーストラリア西岸中南部のPort HeadlandやExmouth、そしてPerthの空港や港を拡張して策源地として利用しました。ダーウィンと違って、Port HeadlandやExmouth、そしてPerthは百式司偵の行動範囲外なので、日本側に基地の拡張や部隊の集結を察知されにくい利点があります。Q-Ballさんは名将ですね。
ダーウィン占領によって連合軍側の策源地建設を阻止できる利点を強く主張する人もいれば、ダーウィンを占領すると他の方面の戦力がその分だけ弱体化してしまうことを心配して、チモール島からの空爆でダーウィンの基地建設を妨害するにとどめようと言う意見もあって、決着はついていません。どういう策を採用するかは日本側プレーヤーの好みによるというところでしょうか。いずれにせよ、ダーウィンや豪州西岸を顧みずインド方面や南東方面に注力するという選択はなくなったものと思われます。
  • AIが1942年中にチモール島上陸をするようなスクリプトはないようなので、上記の内容は対AI戦にはあてはまりません。

2010年3月15日月曜日

War in the Pacific: Admiral Edition の AAR


SRA(南方資源地帯)攻略のテンポを比較したり、戦略のヒントにしたりなど、AARは読んで面白いだけでなく、かなり役立ちます。フォーラムには多くのAARが投稿されていてそれぞれに特色がありますが、それらの中でもぜひおすすめしたいのが、この2つ。
この2つのAARは、同一のPBEMを対象に、日本側、連合軍側のプレーヤーがそれぞれ書いているものです。小さな情報から敵の機動部隊の位置や上陸目標などを推測する考え方や、戦略がとても勉強になるAARです。それに加えて、 Against the Wind: Cuttlefish (Japan) vs. Q-Ball (Allies) の方の文章は抑えめでコクのある名文だと思います。
Cuttlefishさんはかなり慎重な人で、SRA攻略のテンポはゆっくりです。ただ、南東方面に関しては積極的で1942年5月からニューカレドニア攻略作戦を開始します。そして、5月末から8月17日までの長い攻城戦の末、ヌーメアを落としました。ニューカレドニアとニューヘブリデスが日本の手に渡ると、史実で実施された米豪遮断作戦以上の脅威になってしまいます。しかし、連合軍側のQ-Ballさんは、1942年前半という時期に日本の機動部隊との空母決戦を行うことは避け、あえて米軍空母を温存する策をとります。
この間、Q-BallさんはDarwinより南にあるオーストラリアの基地の空港と港を整備します。米軍空母を温存した意図は、オーストラリア西岸中南部を策源地として、チモール島とフローレス島の合計5カ所に同時に上陸作戦をしかけるためだったのでした。1942年9月末に出発した上陸船団は揚陸に成功し、10月上旬のうちには滑走路が整備され戦闘機がCAPを開始します。これらの基地を拠点に、Q-Ballさんは小スンダ列島を西に進み、下図のように1943年2月にはセレベス島南西端に位置するマカッサルの占領に成功したのが現在の状況です。史実よりも連合軍の反撃がかなり早くなってますね。


2010年3月14日日曜日

Turn2 気になる二つのTF




ひとつは、178 196にいるTF2。機動部隊に洋上給油した後に帰国しつつある高速給油艦が7隻含まれています。現実とは違って、連合軍側のプレーヤーはここにこの艦隊がいることを知っています。そして、164 105には空母エンタープライズの入ったTFがいます。パールハーバー攻撃後の機動部隊はウエーキかトラックに向けて西南西に航行することがふつうですので、積極的な連合軍側のプレーヤーだったら、BigEに最高速度でこのTF2を追いかけさててこないか心配。


もうひとつは、特設巡洋艦2隻のTF142。うかつなことに、私はPBEMで12月11日にこの2隻を沈められるまで、ここにこんな艦隊がいることを知りませんでした。AI戦では見覚えのないこの2隻がいつのまにか横浜に帰港してきていて、どこからこいつら出現したんだろうと不思議に思っていたのでした。

2010年3月13日土曜日

tips




WitP AEは規模が大きく複雑なので憶えることが多く、始めるのに躊躇しちゃうところがあります。開発の責任者自身が、WITP and AE are not your average games. No one knows all the rules - including the developers.なんて言ってるくらい。
私はいちおうマニュアルに目を通してからAI戦を始めましたが、しばらくしてもう一度マニュアルを読み直すと新たな発見がたくさんありました。また、アップデートで変更されたことは発売時に同梱のマニュアルには載せられていませんし、またそれ以外にもマニュアルには記載されていないけれども知っておいた方が多々あります。
WitP AEのwikiもありますが、まだまだ充実しているとは言えず、なんと言っても情報の宝庫はフォーラムです。でも、Matrixのゲームの中でも、WitP AEのフォーラムは最もスレやレスの数が多いほどで、全部に目を通すのは大変。その点、私と同じような印象を持っている人がたてたこのスレには、2010年1月25日から2月10日までの間にフォーラムで明らかにされたtipsをまとめてくれた人がいて、一読の価値ありです。

  • 日本の上陸戦時のボーナスは1942年3月まで(4月7日までではない??)
  • スイープはCAPより有利で、CAPは護衛戦闘機よりも有利。
    爆撃機と護衛の戦闘機が一緒に飛行してくれるチャンスを増やすためには両者の飛行高度を同じにしておくべき。ただ、実際には護衛戦闘機は爆撃機と指定された高度で出会って、300フィート上昇して飛行することになってはいるけれど。
  • TFや基地のDL(detection level)が高いほど、より正確な攻撃が行える
  • LCUを輸送機で撤退させるには、まず輸送機部隊にその基地に向けてsupply輸送ミッションを与える。すると、その基地からのpick up troopsミッションと撤退させたい部隊を指定できるようになる
  • 損傷した艦船を修理のため大きなrepair shipyardに後送する際には、まず今いる港で'pierside'か'readiness'か'repair ship'モードにして、すべてのシステムダメージと、すべてのマイナーな浸水ダメージ、すべてのマイナーなエンジンダメージを修理しておく。その後に大きなrepair yardに後送する。ただ、メジャーな浸水ダメージがあまりに大きければ前線の港のrepair shipyardを使うべきだが(前線に近い小さなrepair shipyardはなるべく空けとこうということでしょう)。
    あと、後送する際に非常に重要な点はミッションスピードではなく、クルーズスピードを選択すること。ミッションスピードだと浸水がよりひどくなることがある。初心者だった頃、コロンボからケープタウンまでメジャー浸水ダメージ75、システムダメージ21のイギリス戦艦を後送しちゃったが、無事だった経験がある。マイナーな浸水ダメージが0で、速度がクルーズスピードで、幸運もあったのだろう。
  • Naval supportはpier sideでの修理を補助するが、shipyardでの修理を補助することはない(repair shipyardはそれ自体で完結した組織)。
    仕事量に余裕のあるrepair shipyardで修理している船の修理の優先順位を上げる指示をしても、ほとんど効果はない。指示しなくても余裕のあるrepair shipyardは自動的にyard内の船の優先順位をあげていて、余っている資源はその船の修理にすでに振り向けられているから。
  • pompackさんおすすめのAtollに上陸進行する時の手順
    • 1. なるべく多く(最小限の隻数ではなく)の船、できればAPA/AKAをつかって上陸する
    • 2. 自分の部隊が飢え始める前に、相手を叩きつぶす
    • 3. なるべく多くのnaval support troopsを上陸させる
    • 4. 戦闘部隊を撤退させる
    • 5. Naval support troopsを撤退させる
    • 6. 最後にgarrison troopsを上陸させる

  • Q-BallさんおすすめのAtollに上陸進行する時の手順
    • 1.supplyだけを積んだ輸送船を最低一~二隻を用意しておく。そうでないと、揚陸された兵がsupplyなしで戦闘することになる
    • 2. 搭乗させる際にはあなたが必要と思う隻数の5倍の船を用意する。一日で全兵力を揚陸しないと、残った兵が上陸するたびにshock attackを繰り返すことになってしまうから。LCIのような上陸戦に便利な船を使うのなら別だが、xAPをつかうならばあなたが必要と思うよりもズーーットたくさんの船を用意しなさい。
    • 3. 艦砲射撃と爆撃を行う
    • 4. 100%近くpreppedされた部隊以外は上陸戦には使わない
    • 5. preppedされている戦車は非常に役に立つので、何部隊か入れておくべき
    • 6. 可能ならば輸送船としてはAPAかLCIを、またAGCに搭載したAmphib HQも使用する
  • repairyardはメジャーダメージを含めたすべての損傷を修理できる。
  • AR, AD, AGPとAGは、PT, PB, PC, SC, AM, ML, HDML, MGB, YP, YMS, AMcのすべてのメジャーダメージを修理できる。
  • ARDはすべての浸水ダメージを修理できる。
  • 499トンまでのPT , MGB, ML, PC, PB, SC, AM, YM, AMc, YPとHDMLの場合、サイズ4以上の港ですべてのメジャーダメージを修理できる。499以上の場合には、トン数/100の規模の港が必要。AR, AD, AG, and AGPもこれらの艦船のメジャーダメージを修理できる。
  • LB, LCVP, LCM, LCTのすべてのメジャーダメージはサイズ4以上の港、またはAR, AG, AGPが修理できる。
  • Midget Submarinesは、サイズ6以上の港、AR、ASが修理できる。
  • xAP, xAPc, xAK, xAKL, TK, AKL, YOとAPcの場合、トン数/100より規模の大きな港はメジャーダメージを修理できる。
  • ARは、5以下のメジャーな浸水ダメージとメジャーなエンジンダメージを修理できる。
  • 7以上の規模の港も、pier side repair modeの艦船の5以下のメジャーな浸水ダメージとメジャーなエンジンダメージを修理できる。
  • TBは速いしかなりのダメージを与える能力があるので、制空権下での反撃に使用できるように準備しておくべき。TBがあることで連合国側のプレイヤーはTFに余分に砲撃能力のある艦を加えなければならなくなるし、TBは沈んだとしてもVPはわずかにしかならないし。
  • PCは短距離から中距離の輸送船団の護衛に使える。PCが搭載している機関銃はAAを提供してくれるし、より高価な船の代わりに攻撃目標となってくれるかもしれない。停泊しているPCも搭載機関銃が港のAAをわずかながら高めてくれる。
  • Follow TFとReact 6の両方を組み合わせると、React 6が優先されてしまう。
  •  HQ自体をrestrictedからunrestrictedに変更すると、指揮下の部隊が一括してunrestrictedになるので、個々の部隊をunrestrictedに変更してゆくのに比較してPPの節約になる。
  • TF指揮官を任命する時のPPの節約法。例えば、20隻のDDがいる港でASW TFを作るとき、2隻のDDを含むASW TFを10作る。その中でふさわしい指揮官がいるTFを残し、残りTFは解散させる。
  • パイロットを他の部隊やgeneral reserveに転属させる際に15日までの遅れがランダムで発生する。ある部隊のあるパイロットを特定の部隊に移動させたい時には、general reserve経由ではなく、その部隊から目的の部隊に直接転勤させた方がいい。
    というのも、general reserveに移されたパイロットが8日以上の遅れを伴っている場合、その遅れが7日以内にまで減らないとgeneral reserveから移動させることができないから。特に、遅れが日数ではなく月で表示されてしまう場合には、じっさいにあと何日で移動可能になるのかが分からない。なので、パイロットがすぐに必要でないのならばgeneral resereveに移してもいいが、ある部隊になるべく早く転属させたい時には直接移動させるべき。
  • general reserveにいるパイロットを部隊に転属させるにはRequest Veteranをつかう
  • 転属に伴う遅れの日数は全くランダム。パイロットのexp、疲労度、パイロットの所属部隊がどこにいるかなどは影響していない。
  • AIのスクリプトは12種類用意されている。More historicalなaei00x-01.dat ~ aei00x-06.dat の6種類と、Less historicalなaei00x-07.dat ~ aei00x-12.datの6種類。historicalなAIを希望なら7~12を削除すればいい。
  • 潜水艦の輸送ミッションについて。SSTは連合軍の潜水艦で唯一兵員用Spaceを持っている。また、すべての潜水艦が所定の貨物用Spaceを持っているが、最大のもので60しかない。マニュアルの119ページによると、連合軍のTroop typeのdeviceを貨物用Spaceに積むと12倍のスペースを占めることになる(最大の潜水艦の貨物用spaceでもload costが5までのTroop typeのdevice しか入らない)。マニュアル112~113の表を見ると、一倍のLoad Costで積める唯一の装備は(Load Costが5未満)のlight equipment。すべてのsquad(分隊、分隊もtroop typeのdevice)はload costが5以上なので、潜水艦でsquadを運ぶことはできない(連合軍の兵士はSST以外の潜水艦では運べない)。運べるlight equipmentは対空機関銃や迫撃砲などのload costが4以下のもののみと、非常に限定されてしまう。また輸送中は、一日につき1~50のdisruptionが加わり、降ろす時にも1~3のダメージを受ける。連合軍の潜水艦での撤退はやる価値があるか疑問。
  • troopを運べる潜水艦は連合軍には1~2隻しかない。残りはsupplyを運べるのみ(上とは別の人に意見)。
  • ARに改装できる船。日本は九州丸型か伏見丸型貨物船をARに改装できる。連合軍はARに改装できる船を新たに入手することはできない。オランダのCM RigelはいつかARに改装できる時が来る。オーストラリアのAS Platypusは1944年4月にARに改装できる。つまり、ARは最善を尽くして守るべき。連合軍側でも、AGPに改装できるPGはある。
  • (主に連合軍側の)飛行機の移動。船で飛行機を輸送したい時には、transport TFかair transport TFかcargo TFを用意する。troopを輸送するのと同じようにLoadする、Load Troopsで航空機部隊を選択すればいい。transfer to a shipを選択できるのは輸送するTFの中に空母が含まれている時だけ。後になるとCVEを航空機部隊の輸送につかえるようになる。AKVで運べばば、使える状態のまま飛行機を船舶輸送できる。
  • 潜水艦は海上では給油できない。意図的にできなくされている。
  • serchミッションで4ヘックス以内を指定すると、360度全周を哨戒する。
  • 飛行機の補充が行われるには、20000以上のsupplyが必要

    2010年3月12日金曜日

    マレー作戦 近衞師団のMersing上陸作戦

    Historical First Turnで始めるとturn2にはシンゴラ、コタバルなどへの上陸が始まっていて、2~3日で戦闘部隊のほとんどは揚陸されます。制空権・制海権ともに握っていればこのままここで、船に残っているsupplyやMotorized Supportの揚陸を続けるのもありですが、私は戦闘部隊の揚陸が済んだらすぐに輸送船をバンコクに向かわせることにします。バンコク港はlv4ですから、Motorized Supportの揚陸がよりスムーズかなと思うし、その後は鉄道で戦略輸送すればいいと思うので。
    バンコク港に輸送船を向かわせる理由はもう一つあります。それは、Mersingへの上陸作戦を行いたいからです。開戦後の2~3日で何隻かマレー上陸作戦の輸送船を沈められているかも知れませんが、それでも一個師団を輸送するのに充分なだけのAP, LSD, AKは残っているでしょう。これらをつかってバンコク港にMersing上陸TFをつくります。載せるのは近衞師団です。turn2でカンボジアのBattambangにビルマ作戦用の第15軍と近衞師団がいます。第15軍は鉄道でタイ内のビルマに近いところまで戦略輸送しますが、近衞師団はバンコクまで戦略輸送し、バンコクで戦闘態勢にしてから、Mersing上陸TFに搭乗させます。スムーズに行けば12月20日にはMersingを手に入れることができるでしょう。
    なぜMersing上陸作戦をするかというと、早くシンガポールを落としたいからです。開戦時にシンゴラ、コタバルに上陸した部隊と近衞師団をマレー半島西岸に沿って南下させるのが正攻法だと思うのですが、これを採用しているAARを読むとシンガポールにたどりつくまでに1ヶ月ほどかかっています。シンガポール攻城戦を始めるまでに時間が長くかかればかかるほど、最初は0だったFortificationsが強化されてしまいます。特に3月10日のパッチ3で砲兵のBombadment Atackがかなり弱体化されましたから、さらに要塞を攻めるのは難しくなっています。もちろん、港や空港を空爆してダメージを与えてFortifications強化の邪魔をすることはできるのですが、直接シンガポールを爆撃するのは日本のLBに少なからぬ損害をもたらすのであまりしたくはない感じ。なので、Mersing上陸作戦なのです。
    今やっているPBEMでは近衞師団のMersing上陸作戦を成功させて、1月11日にシンガポールを陥落させることができました。シンガポールは南方資源地帯(SRA)確保の要です。ここが落ちれば、スマトラのパレンバンからジャワ侵攻もスムーズ。ただ、Historical First Turnでも必ずしもプリンスオブウエールズ、レパルスの両艦が沈むとは限らないので、Z部隊の2戦艦が健在だとすると無理をせず正攻法で行くべきかも知れません。

    あと、私の作戦と直接は関連しませんが、フォーラムのこのスレをみると、non-historical, no surpriseで始めると準備されている上陸船団を第一ターンにMersingに上陸させることができ、12月中にシンガポールが陥落することが問題になってます。

    香港攻略のtips

    香港は開戦後最初に遭遇する要塞です。ここを早く落とせればそれだけ早く第38歩兵師団や重砲兵をマレーやフィリピン戦に転用できるので重要です。以前、AI相手にGC1をした時には手こずったので、PBEMでは一工夫してみました。
    初期配置で香港攻略用のLCUは78 60に集結していますが、これだけだと不十分。広東にいる第23軍HQと第104歩兵師団も香港に移動させます。ただ、こうすると広東のGarrisonが不足してしまうので、78 60にいる部隊のうち、第66聯隊だけは香港ではなく広東に移動させます。これで香港には連合軍部隊のAVの4倍以上を集結させることができます。この結果、今のPBEMでは12月15日に香港を陥落させることができました。
    私がAI相手に香港を落としたのは12月下旬でした。また、フォーラムを読んでみても、12月下旬まで香港攻城戦をしているAARが少なくありません。3月10日のパッチ3後は砲兵の威力がかなり弱くされてしまったので、香港攻略時の歩兵のAVを増やすことはさらに重要になっているかも知れません。