2015年9月29日火曜日

日本軍、中緬国境を越える

1943年5月2日、パラオ北方のフィリピン海でSS Gurnardが日本の大船団と遭遇しました。どのくらいの規模の船団だったかというと
  • PB Saiko Maru
  • PB Choko Maru #2
  • AK Mogamigawa Maru
  • AK Johore Maru
  • AK Noto Maru
  • AK Naruto Maru
  • AK Kosin Maru
  • AK Kazuura Maru
  • xAK Gosei Maru
  • xAK Bisan Maru
  • xAK Somedono Maru
  • xAK Tensyo Maru
  • xAK Thames Maru
  • xAK Sydney Maru #2
  • xAK Terushima Maru
  • xAK Syoka Maru
  • xAK Taito Maru
  • xAK Panama Maru
  • xAK Kamogawa Maru
  • xAKL Ryuto Maru
  • xAKL Fukkai Maru
  • xAKL Kidokawa Maru
  • xAKL Kashiwa Maru
  • xAKL Kakyu Maru
  • PB Shoei Maru
  • PB Santos Maru
こんなふうに、哨戒艇4、貨物船22隻。残念ながら哨戒艇が先にSS Gurnardを発見したので攻撃はできず、またSS Gurnardはこのあと西に移動したので、この船団がパラオに向かっているのかそれとも日本に帰る途中だったのかは不明です。AK(貨物輸送艦)はいますが、xAP(客船)やAP(兵員輸送艦)は含まれていないようなので、地上部隊の増援を輸送しているわけではないのでしょうか。気になります。

蘭印では3日ぶりに戦闘機101機(Martlet II 28, F4U-1 Corsair 19, P-40K Warhawk 26, P-39D Airacobra 20, P-38E Lightning 2, P-38F Lightning 6)と四発爆撃機 73機(B-17E Fortress 6, B-24D Liberator 14, B-24D1 Liberator 53)を投入してマカッサルを空襲しました。マカッサル上空には隼鷹戦闘機隊と飛鷹戦闘機隊の零戦(A6M5b Zero) 38機がLRCAPしていましたが、sweeperが24機を撃墜し4機がOps lossになっています。連合軍戦闘機の損失は10機(Martlet II 6, F4U-1 Corsair 3, P-39D Airacobra 1)だったので、まあまあの勝利と言えるでしょう。CAPを排除してから四発爆撃機が到着し、Airbase hits 8、Airbase supply hits 1、Runway hits 36、Port hits 3、Port supply hits 1のダメージを与えるとともに地上の二式戦(Ki-44-IIc Tojo) 1機を撃破し、またCA三隈にも2発の250kg爆弾が命中しています。それにしても、三隈はしぶといですね。

その他、アンボンにも双発爆撃機 57機(Mitchell II 9, B-25C Mitchell 36, B-25D1 Mitchell 12)が向かい、飛行場にAirbase hits 6、Airbase supply hits 4、Runway hits 21のダメージを与えました。また今晩ケンダリーを砲撃する予定のTFがNamleaのヘクスまで前進しています。

ビルマでは一日休養をとった日本軍がDeliberate attackを再開しました。日本軍の素のAV 3587:連合軍 648でしたが、修正AVは1805:1035。オッズ比1:1なので今日も踏みとどまることができました。死傷者はご覧のとおり、日本側にかなり多くでています。連合軍は死傷できるdeviceの数がもう残り少ないので、この程度でおさまっているのではありますが。

ラングーンの連合軍部隊の粘りの秘訣は何なのでしょう?ひとつはいつのまにか野戦築城の規模が4になっていることでしょうか。塹壕におさまっているおかげか、攻撃を受けても、混乱値や疲労値がほとんど上昇していない点が、修正AVの算出に大きな影響を与えていそうです。

ラングーンは頑張っていますが、マグエの連合軍部隊はまだ混乱と疲労から脱していないので今日もお休み。そして、今日はみたくないものを見つけてしまいました。雲南から日本軍が1ユニット越境してきているのです。来て欲しくはなかったのですが、やはりやって来ました。その後ろにはあと15ユニットいて、動静は不明です。ここ数日つづけて偵察機を派遣していますが、山岳ヘクスなので動静までは分かりません。でも、1ユニットだけで越境しても意味がないでしょうから、きっと残りの大軍も西に向かって行軍中なのでしょう。連合軍の部隊はほとんどマグエに集結しているので、ラシオもマンダレーも鎧袖一触のはずです。マグエは開豁地で攻撃を受ける野戦部隊にほとんど防御効果がない地形です。マグエ攻略は諦め、早く近くのジャングルに駆け込むべき時期かもしれません。

2015年9月27日日曜日

戦艦伊勢、お供を引き連れジャワ海へ

1943年5月1日、オホーツク海でSS Silversides(1550トン、VP 10)が日本のASW TFを発見し、攻撃しました。ASW TFの小艦艇に魚雷が命中することは滅多にないのですが、今日は珍しく1本が命中ししかも爆発してくれたので、SC CHa-15(99トン、VP 1)を撃沈することができました。このまま、めでたしめでたしで終わってくれればよかったのですが、夜が明けてからSS Silversidesは対潜哨戒機(一式陸攻)の爆撃を3回受け、250kg爆弾2発が命中してしまいました。乗組員の必至のダメコンにもかかわらず浸水は増大し、総員退避が指示されました。ゴムボートにでも乗り移ったのでしょうが、陸はかなり遠いようです。

蘭印ではボエラとBabarから双発爆撃機 57機(Mitchell II 9, B-25C Mitchell 36, B-25D1 Mitchell 12)がアンボンに向かい、飛行場にAirbase hits 1、Airbase supply hits 1、Runway hits 5のダメージを与えました。アンボンは毎日しっかり偵察していてDLは9/10もあるし、57機による爆撃の戦果としては不満ですが、曇天のせいなんでしょうかね。蘭印ではほかにディリをBeaufort V 6機とBeaufort VIII 9機が飛行場を爆撃し、Airbase hits 1、Runway hits 3のダメージを与えました。

気になるケンダリー海戦後の日本の軍艦の様子ですが、ケンダリー港には1隻も見当たりません。ジャワ海を北西に航行する戦艦1軽巡2を含む7隻のTFが目撃されているので、ケンダリーを脱出しここまで達したようです。きのうの戦闘を経験した艦だけでは7隻にはなりませんが、対潜哨戒用にスラバヤから駆逐艦などを派遣し、ケンダリーからの戦艦伊勢のTFと合流させ、シンガポールを目指しているのかなと思います。ケンダリーからここまでは距離9ヘクスあり、巡航速度で航行しているのだとすると、どの艦も損傷による速度の低下を被っていないことになります。またフルスピードでの航行だったとすると、50%程度の最大速度の低下を来していることになりますが、それでも9ヘクス移動できるのですから18ノットくらいは出せるわけで、どの艦も大破とまではいえない状態なのでしょう。逃げるとしたらこっち方面だと思っていたので、ケンダリーの南西のヘクスには機雷を撒き、またこのコース上を3隻の潜水艦にパトロールさせてあったのですが、素通りされてしまいました。健全な状態の軍艦に素通りされたのなら仕方がないとも思うのですが、損傷艦の通過を許すとは不甲斐ない。今日の沈没艦リストには新たに軽巡由良の名前も載せられていたので、これで我慢することとしましょう。

その他、大きな戦闘はなく、ビルマのラングーンの日本軍もお休みをとりました。しかし損失機のリストには零戦(A6M5b) 7機が加わっていました。穴だらけのケンダリー飛行場でCAPをしたためか、それともスラバヤからマカッサル上空にLRCAPしたためか、どちらでしょう。マカッサルには明日、四発爆撃機による空襲を計画しています。ケンダリーの方はもう一度、重巡による艦砲射撃を予定していて、あしたは前日の待機地点であるNamleaのヘクスに前進することになっています。

アメリカ海軍の偵察機PB4Y-1P Liberator装備の飛行隊のうち1隊の準備が整ったので、ウエーク島に前進させ、今日はサイパンを偵察してみました。サイパン島には4ユニット、兵員7820名、砲72門がありますが、戦闘車両は配備されていません。港には哨戒艇1隻と貨物船2隻がいますが、飛行機の姿はありません。守備隊の内訳ですが、これまでのSIGINTを総合するとSaipan Naval Fortress、5th Base Force、33rd JNAF AF Unit、84th Naval Guard Unitのようで、まだ陸軍の歩兵師団は配置についていません。PB4Y-1P LiberatorはB-24リベレータの海軍バージョンで、Ext. Rangeだと31ヘクス先まで偵察に飛べる優秀な偵察機です。これからマリアナ諸島の島々と南鳥島を順番に覗いてみようと思っています。

2015年9月26日土曜日

1943年4月の成績

沈んだ艦船はご覧の通りです。連合軍の沈没艦船のなかで大物はマカッサル艦砲射撃を目論んで、4月5日にWaingapoeの北の待機ヘクスで天山の雷撃を受けて沈んだ、重巡ShropshireとDevonshireの2隻です。沈んだのはこの2隻だけですが、ほかにも5隻の重巡が大中破した悪夢の日でした。それに対して日本側は前回のエントリーでご紹介したように、ケンダリーで戦艦陸奧はじめ軽巡2隻駆逐艦3隻が沈んでいます。DD Susuzuki(涼月のタイポか)、Michishioは浦風と若葉のことでしょう。

飛行機の損失数はご覧の通りで、驚くべき数に達しています。連合軍は損失を増やさないようかなり自重していたつもりで、それが証拠に四発爆撃機の名前がこのリストにはなく、合計でも今月は10機(B-17F Fortress 5, B-24D1 Liberator 4, B-17E Fortress 1)を失ったのみでした。しかし、ビルマで2度CAPトラップに引っかかり、多数の爆撃機(と戦闘機)を失ったことなどが大きく影響していると思います。また日本側の二式戦と零戦の損失機数がかなり多くなっていますが、連合軍機を撃墜するためにはそれなりの数の戦闘機を犠牲にする必要がある時期にさしかかっているということなのでしょう。

飛行機の損失数が多かったことによりパイロットの死傷・行方不明者数もこれまでで最多を記録しています。電子のパイロットさんたちには申し訳ありませんが、連合軍、特に米軍にはExp 70台・スキル値70台のパイロットがごろごろしていて、パイロットのKIA・MIAはこの数でも許容できる範囲に収まっています。連合軍の場合に問題なのは飛行機の配給数がシナリオごとに決められていることで、このシナリオ1では史実の数なのですが、とてもそれでは足りません。日本側はHI(重工業)ポイントの消費さえ無視すれば、いくらでも好きなだけ生産できるのですから。もっとも日本側は熟練パイロット補充が難しく、もうあらかたいなくなっているのではないかと思います。そのあたりで釣り合いがとれているのでしょう。
先月まではビルマの情勢を楽観視していたのですが、思いもしなかった日本側の巡洋艦による増援で、形勢逆転です。ラングーンの連合軍舞台は頑張ってくれていますが、このまま頑張りきれるとも思えません。ビルマからふたたび追い出されることはないにしても、泥沼になることは間違いないでしょう。いっぽう、マカッサルとケンダリーに阻まれていた蘭印での連合軍ですが、陸奧を撃沈し、このあとケンダリーも制圧できれば、前進再開に繋げることができるのではないでしょうか。またウエーク島を奪還したあと、ずっとおとなしくしてきたアメリカの空母ですが、F4FからF6Fへの機種転換、5月18日に予定されている空母エセックスの登場をまって活動を再開したいと考えています。エセックスの出現場所はパナマのバルボアですから、作戦始動は6月になりますね。


2015年9月23日水曜日

「長門ト陸奧ハ日本ノ誇リ」だった

1943年4月30日、ケンダリーで激しい砲雷戦が繰り広げられました。連合軍はアンボンのヘクスにいた7つのTF(フレッチャー級駆逐艦のTF3つ、Wickes級駆逐艦のTF、ニューオーリンズ級重巡4隻のTF、重巡アラカルト3隻軽巡2隻のTF、英C級D級軽巡のTF)を計画通りケンダリーの艦砲射撃に送り出しました。前日の時点で日本の哨戒機にこれらのTFを目撃されていたので、これまでながらくケンダリーの番をしてきた日本の水上戦闘TFも逃げてしまうのではとも思っていましたが、どうしてどうしてそんなことはなく、ケンダリーのヘクスには戦艦陸奧・伊勢、軽巡由良・球磨・多摩・北上、駆逐艦浦風・嵐・若葉・有明という10隻が堂々たる布陣でパトロールしていました。これだけ強力な陣容ならどんな連合軍TFがやって来てもたたきのめせるという目論見だったのでしょう。

  1. 日本TF vs フレッチャー級駆逐艦7隻
  2. 日本TF vs Wickes級駆逐艦4隻
  3. 日本TF vs フレッチャー級駆逐艦8隻
  4. 日本TF vs ニューオーリンズ級重巡4隻
  5. 重巡3隻軽巡2隻艦砲射撃
  6. フレッチャー級駆逐艦5隻艦砲射撃
  7. 軽巡2隻艦砲射撃
海戦は上記の順番で戦われました。昨夜は17% moonlightと暗く、雲もあって最大視程は8000ヤード。最初に相手を発見したのはフレッチャー級駆逐艦7隻のTFのレーダーで距離は1万7000ヤードでした。日本のTFの見張り員は8000ヤードに接近するまで気づかず、フレッチャー級が先手をとることができました。以前、陽炎級とフレッチャー級というエントリーで紹介したように、フレッチャー級駆逐艦の威力については定評があり、早くそれを実体験してみたいと願っていましたが、ようやくそれが実現しました。みごと、戦艦陸奧に魚雷を2本たたき込み撃沈してくれたのです。長門はすでに1942年9月16日、クーパンの艦砲射撃にやってきたところをBBアイダホが撃沈してくれていますから、これで「日本ノ誇リ」を2隻とも沈めたことになります。またこの第①戦では軽巡大井と駆逐艦浦風を損傷させ火災が発生したのに対し、沈んだ連合軍艦はDD LaValletteだけで、その他はDD O’Bannonが中破(5インチ砲1門が破壊された)、DD Aulickが小破しただけでした。

第②戦はWickes級駆逐艦4隻で、ともに7000ヤードで相手を発見しましたが、戦艦伊勢の武田勇艦長が先手をとってcross the 'T'を指示しました。Wickes級は第一次大戦中の旧式4本煙突駆逐艦でしかも数も4隻と少なかったので、DD Craneが滅多打ちにされて沈没し、DD Kennisonも大破しています。DD KennisonはEscort TFに編成されてすぐに後退していますが、3ヘクスしか移動できていません。しかも、Sys(排水ポンプを含む装備・機器類)ダメージが47で、Flt(浸水)ダメージが44もあり、いちばん近いNamleaまで5ヘクスもありますから、生還できるかどうかなんともいえないところです。

第③戦はフレッチャー級駆逐艦8隻でしたが、こんどは日本の見張り員が5000ヤードで先に発見しました。その結果、雷撃は成功せず、軽巡由良に2、駆逐艦嵐に1発の砲弾を命中させましたが、各2発の砲弾の命中したDD ConyとDD Jenkinsが中破してしまいました。こちらは戦闘離脱後に4ヘクス移動できているので、なんとか明日にはボエラにたどり着けるでしょう。なお、この第③戦のコンバットアニメには軽巡大井、駆逐艦浦風・若葉が登場せず、それまでに発生した火災の影響で沈没したか、またはEscort TFに編成されたかしたのだと思われます。

第④戦はニューオーリンズ級重巡4隻のTFです。双方が7000ヤードで相手を発見し、戦艦伊勢の武田勇艦長は後退を命じました。しかし、これまでの戦闘で損傷していることもあってか遁走には成功せず、撃ち合いとなりました。表に示した日本側各艦に命中した砲弾の多くがこのTFによるもので、また戦艦伊勢、軽巡北上、駆逐艦嵐に各1本の魚雷を命中させ、北上と嵐はすぐに沈没しました。連合軍艦も被弾していますが、重巡4隻はいずれも小破、レーダーの損壊したDD Hullが中破といったところでしょうか。

水上戦闘はこの4戦で終了しました。すでに戦闘のできる状態の日本艦がいなくなったからだと思われます。連合軍は重巡4隻小破、駆逐艦2隻沈没・2隻大破・3隻中破・3隻小破とひきかえに、戦艦1隻撃沈・1隻大破(?)、軽巡2隻撃沈・2隻大中破(?)、駆逐艦3隻撃沈・1隻大破の戦果をあげることができました。思ったより被害が少なくて済んだのは、最初の①~③戦を駆逐艦が先行して戦ってくれて、重巡の到着した第④戦までにすでに日本艦は損傷し、しかも弾薬も残り少なくなっていたからだと思います。最初に重巡TFが到着して正面から殴り合っていたら、もっと大きな被害が出たことでしょう。

このあとに到着した3つのTFは目的のケンダリーへの砲撃を実施しました。守備隊のdevice 2個を破壊し34個をdisabledにするとともに、飛行場と港にもAirbase hits 51、Airbase supply hits 3、Runway hits 101、Port hits 8、Port supply hits 1を命中させ、また駐機中の二式戦 27機、零戦 8機を撃破しています。これだけのダメージを与えているのですから、ケンダリー飛行場が機能を停止してくれていればよかったのですが、夜が明けてから哨戒飛行に向かったカタリナ飛行艇1機がケンダリー上空でCAPに撃墜されていますから、まだまだ健在なようです。

今後どうするか。前日まで228機もいた戦闘機の数が、今日の偵察機の報告によると78機にまで減少しています。本来なら明日にでも四発爆撃機でケンダリー飛行場を叩いておきたいところです。でも、CAPの運用は可能なようだし、日本側が新手の戦闘機を多数ケンダリーに移動させ、明日は旧に倍する機数のCAPがいたりなんていう事態も考えられないわけではありません。また四発爆撃機の露払いとしてケンダリーをsweepすべきNamleaの戦闘機は昨日と今日、LRCAP 80%/Rest 20%という厳しい設定で艦砲射撃TFの上空直縁を行い、かなり疲労がたまっています。というわけで、日本側がどう動くか一日みてから、空襲を実施するかどうか考えたいと思います。もしかするとボエラで弾薬を補充したTFに再度の艦砲射撃を実施させてから空襲ということになるかもしれません。

さて、ケンダリーでの戦闘は連合軍側の勝利で終わりましたが、日本側はスラバヤからビマの連合軍TFを空襲しました。ビマにはWaingapoeからサプライを運んできたLST 6隻が入港していました。前回の輸送任務は無事に済んだのですが、さすがにスラバヤから天山の雷撃距離10ヘクスしか離れていないビマにLSTが入港するのを日本側も黙って見過ごすわけには行かなかったようです。一応、戦闘機2個戦隊にCAPを指示し、Martlet II 6機とP-39D Airacobra 8機が上空で警戒していたのですが、来襲した天山(B6N2 Jill) 81機は13機の零戦(A6M5b Zero)が護衛していて天山の雷撃を食い止めることはできませんでした。LST 6隻に合計で14本も魚雷が命中し護衛のPC Vigilant 1隻(その名前通り油断なく警戒していたのでしょうが、警戒以外になすすべがありませんでした)を除いてすべて沈没してしまいました。

このビマのヘクスには駆逐艦8隻の水上戦闘TFもいました。LST TFが水上艦の襲撃を受けないようパトロールすることと、もう一つ、ケンダリーでの水上戦闘が予想されていたので、もしかすると損傷艦がスラバヤを目指して後退し来るかも知れないので、それの迎撃が任務でした。午後になってまた79機の天山(B6N2 Jill)がやってきました。護衛の零戦(A6M5b Zero)の数は2機に減っていて、CAP 11機(Martlet II 5, P-39D Airacobra 6)が(雷撃後も含めて)7機を撃墜し、対空砲火で3機を撃墜しましたが、71機が雷撃に移りました。駆逐艦はすばしっこいので雷撃されても大丈夫かと思っていたのですが、DD Reidに魚雷が1本命中して沈没し、またやはり魚雷1本命中のDD ShawもSys 18, Flt 58(35), Eng 4(2)と大破しています。DD Reidはこのままビマにdisbandさせれば、即沈没の危険はありません。しかビマにいるとさらに空襲を受ける恐れがあります。ビマにはBB Revengeがdisabandして修理中ですが、戦艦なら大丈夫な250kg爆弾の直撃も、駆逐艦では致命傷。とりあえず、Waingapoeに後退させることにしました。

蘭印ではこのほか連合軍のBeaufort V 6機とBeaufort VIII 9機がディリの飛行場を爆撃し、Airbase hits 1、Runway hits 6のダメージを与えています。ボエラからアンボンの飛行場空襲も指示してあったのですが、今日は飛んでくれませんでした。今日は雷撃機がスラバヤから出撃してくれたのでよかったのですが、日本側が雷撃機をケンダリーやアンボンに移動させ、巡洋艦TFを狙わせないかどうかがやはり心配なのです。あしたはきちんとアンボンを叩いて欲しいものです。

南シナ海ではルソン島北からフィリピン海に抜けようとするタンカー船団をSS Grunionが発見し、TK建川丸に4本の魚雷を発射しました。2本命中したうちの1本が爆発し、積荷の重油が燃え始めたと表示されました。今日の沈没艦のリストには名前がありませんでしたが、助かりそうにないと思います。

ビルマ方面では、雲南の日本軍はその動静が不明のまま。またマグエの連合軍は前日の攻撃で混乱値と疲労値が高く、お休みです。しかしラングーンの日本軍は3日連続となるDeliberate attackをしかけてきました。日本軍の素のAVは3899:連合軍661と大差で、どうみてもダメそうです。しかし、連合軍には準備不足と経験不足のマイナス修正以外に、地形(ラングーンは防御側に有利な都市ヘクス)のプラス修正が大きかったのか、修正AVハ1567:1025。端数は切り捨てとされるオッズ比は1:1で、今日もなんとか持ち堪えることができました。まったくラングーンの部隊の頑張りには驚いています。

死傷者数は表の通りで、連合軍では歩兵分隊が130も破壊されているのが目立ちます。この数字はたしかにショックですが、deviceが破壊されるまでには2 hitsが必要(健常→disabled→destroyed)で、これら130は前日までにdisabledの状態になっていたものがほとんどでしょうから、戦力の低下に直結するとは言えないかなと思います。それに比較して、日本側の歩兵分隊 611個がdisabledになったのは、戦闘前には健常だった歩兵分隊が新たに戦闘不能の状態になったわけですから、こっちの影響の方が大きそうです。このまま明日攻撃されても、まだもつ可能性がありそうです。日本側には、いったん休養をとらせ、爆撃するなり軍艦で支援砲撃させるなりの小技が必要そうかなと思われます。

2015年9月20日日曜日

マグエ地上戦開始で大きな被害

1943年4月29日、エニウェトク環礁でサプライを揚陸中だったxAK Masaya(3050トン、VP 6)が250kg爆弾により沈没しました。エニウェトク環礁では日本の急降下爆撃機の姿をみとめているので、哨戒飛行にきた天山が帰り際に落としていった爆弾が命中したものと思われます。4月27日にダーウィンで沈没したxAK Moontaに引き続いての哨戒機の爆弾による沈没ですが、哨戒機の爆弾が命中することは滅多になく、しかも250kg爆弾の命中によりその日のうちに沈没してしまう事象もそうそうあることではないので、xAK Masayaもやはりかなり運が悪かったのだと思われます。

ビルマでは空戦はなく、3ヶ所で陸戦が戦われました。雲南との国境に迫った日本軍は快勝し、このヘクスにいた中国軍1ユニットは殲滅されました。戦闘後の日本軍に移動中を示すアイコンは表示されていませんが、このままラシオ方面になだれ込むのかどうか、その動静に注目してゆきたいと思います。

ラングーンでは前日に続いて日本軍の攻撃がありました。素のAVは3925:885で、しかもここは日本側支配の根拠地ですから連合軍には人知がなく、圧倒的に不利です。しかし修正AV 
2207:1501、オッズ比はわずかに2倍には達せず1:1となったので、持ち堪えることができました。連合軍部隊の頑張りには非常に驚いていますが、ご覧の通り多数の死傷者が出ているのに対し、日本側の死傷者の数はそれほどでもなかったので、次回の攻撃で駆逐されてしまうことでしょう。

前日までラングーンにいた日本の巡洋艦TFはアンダマン海に去って行きました。このTFのラングーン入港に気づいたあと、急遽イラワジ川河口に潜水艦が機雷を敷設したのですが、かすりもしなかったようです。この機雷原での触雷をかなり期待していただけにがっかりです。今日もラングーン戦の決着が付かなかったので、巡洋艦に地上戦を支援する砲撃をさせるためにもう一度ラングーンに戻って、触雷してくれたりはしないでしょうか。

マグエでは素のAV 4316の連合軍による攻撃を実施しました。日本側守備隊の素のAVは1817と大きく、修正AV 1889:2213、オッズ比1:2で戦闘は終了しました。ここには規模6の防御施設があり、今日の戦闘で規模5に低下させることはできましたが、その代償として連合軍はご覧の通りの多数の死傷者を出しています。しばらく休養させないと攻撃を再開することはできませんし、ラングーン戦の決着が付けば日本軍が北上してくるし、それに雲南からの増援も危惧されます。マグエを奪回することは無理そうですね。

蘭印ではアンボンを戦闘機 60機(Martlet IV 10, Beaufighter Ic 14, Kittyhawk III 7, P-39D Airacobra 11, P-40K Warhawk 12)、双発爆撃機 57機(Mitchell II 9, B-25C Mitchell 36, B-25D1 Mitchell 12)で襲い、飛行場にAirbase hits 8、Airbase supply hits 3、Runway hits 10。またディリにも双発爆撃機 15機(Beaufort V 6, Beaufort VIII 9)と4機のB-17D Fortressが向かい、飛行場にAirbase hits 4、Runway hits 5のダメージを与えています。

そして、今日は重巡7、軽巡4、駆逐艦36からなる複数の連合軍水上戦闘TFがアンボンのヘクスに前進しました。このTFはアンボンを砲撃したり上陸したりするためにこのヘクスにやって来たわけではなく、ケンダリーの飛行場を艦砲射撃で叩くことが目的です。ケンダリーまでは8ヘクスありますが、次のターンで砲撃が実現してほしいものです。ケンダリーには重巡3軽巡4がいるそうです。偵察機・哨戒機の報告は数も艦種も毎日違っていて、戦艦がいると報告されることもあるくらいですが真相は不明です。でも遭遇すれば激しい戦闘になることは間違いないでしょう。

2015年9月15日火曜日

ラングーンで踏みとどまる

1943年4月28日、連合軍はマグエに空襲を実施しました。ラングーンは戦闘機の数が多すぎて手に負えず、また爆撃による支援があってもラングーンの連合軍部隊が陸戦に敗退することは必至と思われたので、戦闘機の数の少なめなマグエを狙い、少しでも早くマグエを攻略できればと考えたのです。昨日の偵察機の報告ではマグエに戦闘機の姿をみとめないということでしたが、迎撃されることも考え、Shweboから112機の戦闘機(H81-A3 10, Beaufort I 12, Blenheim IV 5, Hurricane IIc Trop 13, Hurricane XIIb 7, Mohawk IV 13, P-39D Airacobra 20, P-40E Warhawk 12, P-40K Warhawk 20)の護衛で、77機の爆撃機(Wellington GR.VIII 15, Beaufort VIII 4, Bolingbroke IV 12, A-24 Banshee 16, B-25C Mitchell 15, B-25D1 Mitchell 15)が2波に分かれてマグエに向かいました。

マグエ上空では75機の二式戦(Ki-44-IIc Tojo)がCAPしていました。しかしそれ以上の数の戦闘機が護衛しているし、コンバットアニメではそれなりに護衛戦闘機が奮闘しているようにみえたのですが、戦闘終了後に確認してみると戦爆あわせて67機が撃墜され、15機がOps lossになる大敗を喫してしまいました。マグエの飛行場にAirbase hits 13、Airbase supply hits 1、Runway hits 38のダメージを与えることができましたが、この戦果ではとても被害に見合いません。トホホです。

その後、Promeからのsweeper 61機(Hurricane IIb Trop 16, Hurricane IIc Trop 25, P-40K Warhawk 20)が到着し、二式戦にも合計で18機の損失が報告されていますが、遅かりし由良之助。Promeからは距離4ヘクスで、3ヘクスのShweboより遠いのは承知していますが、多数の戦闘機爆撃機が空中で集合してこんな大編隊を組むまでにはかなりの時間がかかるでしょうし、また爆撃機の巡航速度は戦闘機よりかなり遅いだろうと思うのですが。sweeperも爆撃機もShweboから出撃っせるべきだったということでしょうかね。数が多すぎる(今日の出撃機数合計250機)のも問題かと思ったのと、移動させるとパイロットと期待の疲労値が上昇することを気にしたりしたのですが...

陸戦フェーズになってラングーンでは日本側のDeliberate attackがありました。12万名もの日本軍に対峙する連合軍は3万5千名弱しかいません。素のAVも4478:1196と大差ですから、一戦で敗退かと思っていましたが、修正AVは2329:1429、オッズ比1:1。ラングーンの都市という地形が味方してくれたおかげか、なんとか今日のところは踏みとどまることができました。死傷者数も日本側の方がだいぶ多くなっていました。とはいっても2329÷1429は1.63で、オッズ比は小数点以下切り捨てというルールなので1:1になりましたが、明日もこれが続いて持ちこたえることができるとは思えません。なお、日本のTF(今日の哨戒機の報告では重巡6軽巡3駆逐艦1)はまだとどまっています。陸戦に快勝したあと、増援の歩兵師団をこのTFでラングーンから運び出すつもりなのかもしれません。

蘭印ではマカッサルをsweeper 144機(F4U-1 Corsair 18, F4F-4 Wildcat 13, P-40K Warhawk 17, P-39D Airacobra 50, P-38G Lightning 46)と四発爆撃機 80機(B-17E Fortress 6, B-24D Liberator 19, B-24D1 Liberator 55)が襲いました。今日はCAPの姿がなく、Airbase hits 28、Airbase supply hits 1、Runway hits 76、Port hits 5のダメージを与えています。今日はCA三隈への命中弾の報告はありませんでした。もしかするとお隠れになったのでしょうか。もっとも港を爆撃したのは22機だけなので確実なところはわかりませんが。

その他、アンボンを39機の戦闘機(Kittyhawk III 11, Martlet IV 22, P-40K Warhawk 6)の支援で双発爆撃機 58機(Mitchell II 9, B-25C Mitchell 36, B-25D1 Mitchell 13)が爆撃し、Airbase hits 4、Runway hits 5。またディリにも双発爆撃機 15機(Beaufort V 6, Beaufort VIII 9)とダーウィンからのB-17D Fortress 4機が向かい、Airbase hits 2、Runway hits 9のダメージを与えています。

Namleaでは小艦隊どうしの海戦がありました。このところNamleaにはLSTでサプライを輸送し始め、これまで日本側の妨害はありませんでした。今日もYMS(掃海艦)に護衛された2隻のLSTがNamleaでサプライを揚陸中です。ケンダリーの庭先を、最高速度11ノットしかないLSTが自由に航行するのはけしからんと感じた日本側は軽巡球磨・多摩、駆逐艦初春・子日(Nenohi)からなるTFをNamleaに送り込んで来ました。連合軍側もYMS 1隻だけの護衛では不安なので、DD Woodworth・Bailey・Caldwell・FrazierのBristol級駆逐艦4隻のTFも護衛に付けてありました。昨夜は曇天で、最大視程は2万8000ヤードでした。でも昼間なので日本の見張りが先に発見してもおかしくない状況でしたが、双方の距離が2万3000ヤードに接近した時に先に相手を発見したのは連合軍駆逐艦のレーダーでした。DD FrazierのO'Neill A.はcrosse the 'T'を指示し、先手をとることができました。

連合軍側では軽巡の14cm砲弾がDD Woodworthに4発命中しheavy fires。それに対し、日本側は球磨と子日に2、多摩と初春に1発が命中し、子日にはheavy firesが発生しました。海戦はこれで終わり、LSTに被害はありません。海戦後、子の日以外の日本のTFはどこかに去ってしまい、所在は不明です。ケンダリーに日本のTFのアイコンが付いていますが、哨戒機によると重巡3軽巡2の5隻なので違うと思われます。きのうはこのケンダリーに9隻の水上戦闘艦がいたので、日本側は4隻をNamleaに分派し、5隻が残っているということのようです。

Namleaのヘクスに1隻残されたDD子日(1715トン、VP 7)は、北のテルナテから飛来した10機のPBY-5 Catalinaが雷撃で始末してくれました。DD WoodworthはSys 28, Flt 15(6), Eng 15(3)と中破ですが、25ノット出せる状態なので、ダーウィンに行かせることにしました。

2015年9月14日月曜日

ラングーン守備隊6万名も増強される

1943年4月27日、ボルネオ島北側で南シナ海からスールー海に抜けるコンボイをSS KXVが発見し、雷撃しました。オランダ製の魚雷はアメリカ製と違って信頼性が高く、TK Gyoshin Maru(6400トン、VP 18)に命中した魚雷は2本とも爆発し、積載していた重油が燃え始めたため、コンバットアニメ中に撃沈を確認することができました。その後、モッポの西側の黄海でAO Ashizuriに向け放ったSS Steelheadの魚雷は不発で、一日にタンカー2隻の戦果をあげるには至りませんでした。

蘭印の連合軍はボエラとNamleaからの戦闘機(P-39D Airacobra 18, Kittyhawk III 14, P-40K Warhawk 12)の支援で双発爆撃機 45機(Mitchell II 9, B-25C Mitchell 27, B-25D1 Mitchell 9)がアンボンの飛行場を爆撃し、Airbase hits 5、Airbase supply hits 2、Runway hits 17のダメージを与えました。またクーパンからの双発爆撃機 15機(Beaufort V 6, Beaufort VIII 9)もディリの飛行場にAirbase hits 1、Airbase supply hits 1、Runway hits 8の命中弾を得ています。

H8K1 Emily has spotted xAK Moonta at 76,124 
xAK Moonta sights Japanese Patrol at 76,124 near Darwin 
xAK Moonta is reported HIT 
xAK Moonta sinks....
リプレイ終了間際になって、ダーウィンでxAK Moonta(2750トン、 VP 5)が沈没したというメッセージが表示されました。Trackerをみると沈没原因として250kg爆弾があげられています。なにごとかと思い、コンバットイベントとオペレーショナルリポートをみてみると、上記の情報が得られました。哨戒飛行かまたは偵察任務(おそらく後者)でダーウィンを訪れた二式大艇が250kg爆弾を落としてゆき、それがxAK Moontaに命中してしまったようです。哨戒機が帰り際に爆弾を落として行くことはよくあることですがそれが実際に命中することは滅多になく、また艦船が爆弾1発の命中ですぐに沈没してしまうこともあまりないので、xAK Moontaは非常に運が悪かったんだと思います。

日本側は76機の紫電改(N1K1-J George)でクリスマス島をsweepしてゆきました。一昨日に続くsweepですが、SR 3の紫電改も戦闘がなければこの間隔で出撃できるようです。クリスマス島には昨日からコンボイが入港しているのですが、きのう哨戒機・偵察機に発見されてはいないので、CAPはあげていません。なので今日もsweepは空振りに終わりました。


ラングーンにやって来た日本の水上戦闘TFですが、今日もそのまま居座っています。居座っているということはなにかを揚陸しているからに違いなく、このTFの任務はやはり東京急行だったようです。さて、なにを運んできたのか。今日も連合軍はラングーンで砲撃を行っているのでその結果をみてみるとびっくり。前日に比較して、兵員6万2138名、砲95門、車輌88台も増えているのです。前日のコンバットリポートには名前がなく、きょう新たに載せられていたのは、
  • 24th Div /2
  • Imperial Guards Div /1
  • 48th Div /2
  • 14th Div /2
  • 23rd Div /1
の5ユニット。今日の偵察機はラングーンのTFを重巡9隻、軽巡1隻と報告していますが、それにしても巡洋艦10隻とはいえ6万名以上の兵員を輸送することができるんでしょうか。日本側をプレイしいたときにもAPD以外の軍艦で兵員を輸送したことがないので、こんな芸当が可能だったとは知りませんでした。この驚異の輸送船団のおかげで、ラングーンの日本軍の素のAVは前日の2154から4444に急増し、連合軍側は1203しかありませんから、あした日本側の攻撃があれば敗退必至です。少しでも爆撃でダメージを与えたいところですが、ラングーンの日本の戦闘機の数は昨日の空戦後の78機から186機に増強されています。しかもマグエからも二式戦を移動させたようですから、こんどは零戦ではなく手強い二式戦が主体のCAPと思われ、とてもインド、ビルマの連合軍戦闘機の手には負えません。1943年中にビルマを奪還できるかと思っていたのですが、とてもとても。このままではまた追い出されてしまうことになりそうです。

2015年9月13日日曜日

ラングーンに日本の水上戦闘TF入港

1943年4月26日、チモール海でコンボイが伊20潜と遭遇し、雷撃されたxAKL Dumra(1700トン、VP 3)が沈没しました。この船団はBabarにサプライを輸送し、ダーウィンに戻るところだったので積荷の被害はありませんでした。連合軍の潜水艦も連日のように攻撃していて、今日もトカラ列島近海で日本の船団を護衛していた駆潜艇を雷撃しましたが、はずれなのか不発なのか、戦果をあげることはできませんでした。

今日の蘭印は天候のせいか静かで、ダーウィンから4機のB-17D Fortressがディリの飛行場を襲い、Airbase hits 1、Runway hits 8のダメージを与えただけです。昨日から月明かりが50%未満になっているので、夜間空襲も半月ほどお休みになります。

一方ビルマではマグエを目指してメイクテーラから西進中の連合軍部隊に二式戦(Ki-44-IIc Tojo) 4機に護衛された26機の百式重爆(Ki-49-IIa Helen)の空襲がありました。高射砲ユニットが3機を撃墜しましたが、開豁地なのでdevice 12個がdisabledになっています。

そして、今日一番の激戦はラングーン上空で繰り広げられました。なんとかラングーンの飛行場を運用停止に追い込みたい連合軍は今日もPromeとペグーかた中英米の戦闘機 133機(P-43A-1 Lancer 16, P-66 Vanguard 14, Hurricane IIb Trop 15, Hurricane IIc Trop 32, P-40E Warhawk 12, P-40K Warhawk 44)でsweepしたのです。前回4月24日のラングーンsweep作戦とほぼ同じ数の戦闘機を投入したのでなんとか航空優勢を確保できるようになるのではと思っていたのですが、驚いたことに日本側のCAPの数は前回4月24日の58機をはるかに越える150機(零戦A6M2 Zero 105, 零戦A6M5b Zero 11, 二式戦Ki-44-IIc Tojo 34)だったのです。

またもsweepに行って返り討ちに遭うのかと心配してリプレイをみましたが、たしかにCAPの数は多かったのですが、強敵の二式戦ではなく零戦主体だった点が連合軍にとっては救いでした。連合軍機の損失 40機(P-43A-1 Lancer 6, P-66 Vanguard 10, Hurricane IIb Trop 1, Hurricane IIc Trop 8, P-40K Warhawk 15)に対し、日本側は47機(零戦A6M2 Zero 37, 二式戦Ki-44-IIc Tojo 10)と数的に劣勢であったことを考えればよくやってくれたと思います。

ところでなぜこんなにたくさんのCAPがいたのか。もちろん、ラングーン防衛の要である飛行場を守ることも目的だったと思うのですが、それに加え重巡2隻駆逐艦8隻からなるTFがラングーンに前進してきていたのです。驚きました。ラングーンに入港したこのTFを守ることが今日の多数のCAPの主な任務だったのでしょう。

連合軍側はペグーに16機のBlenheim IVを配備しrange 9でアンダマン海を哨戒飛行させ、またご覧の通り2隻の潜水艦もパトロールしていたのですが、ラングーンへの接近を事前に発見することができませんでした。貨物船・客船を含むコンボイなら距離9の哨戒飛行で充分だと思っていたのですが、足の速い水上戦闘艦に対しては不十分だったのです。この失敗に懲りて、距離14で哨戒飛行するカタリナ飛行艇をペグーに派遣することにしました。もっともrange 14の哨戒飛行でも、水上戦闘TFにフルスピードでやってこられるとやはり足りないのですが、まあ、それはやむを得ません。さて、それにしてもこのTFは何をしに来たのでしょうか?
  1. ラングーンの連合軍部隊を艦砲で砲撃する。今日も陸戦フェーズでラングーンの連合軍は日本側に砲撃を加えました。結果は連合軍側のdevice 3個破壊3個disabledと芳しくありませんが、包囲下にある日本側に反撃の砲撃でサプライを消費させているので満足です。で、コンバットリポートによると今日のラングーンの連合軍部隊の素のAVは1206で日本側は2154です。艦砲でダメージを与えてからの陸戦なら、連合軍をラングーンから駆逐する可能性もなくはないでしょう。
  2. 日本の駆逐艦、巡洋艦はサプライや兵員を輸送することができます。ラングーンへの東京急行に従事している。
  3. ちょうど今日のSIGINTには”6/48th Division is loaded on AK Sado Maru moving to Rangoon.”という報告がありました。日本側は増援を送り込んででもラングーンを守るつもりのようです。この第48師団を載せた貴重なコンボイをラングーンに送る前に、アンダマン海がどの程度危険か知るための露払い役をはたした。
この3つのどれが目的なのか分かりませんが、日本側は作戦を成功させるうえで必要なラングーン近海に連合軍の水上戦闘TFの情報を得るため、久しぶりに哨戒飛行を実施しています。近くに連合軍の水上戦闘艦はいないのですが、ラムリー島のコンボイが発見されてしまいました。まあ、ラムリー島にやってくる可能性は低いとは思いますが、万が一を考慮して、この2つのコンボイはサプライ揚陸を中止しフルスピードでチッタゴンに向かわせることにしました。

雲南方面では、日本軍1ユニットがビルマ国境に到着しました。その東側のヘクスには23ユニットの日本軍がいます。西進するアイコンと東進するアイコンがともに表示されているので、ビルマ国境にどのくらいの数がやって来るのか。ビルマへの侵入を意図しない程度の少数であってほしいものですが、それも明日には判明します。

2015年9月7日月曜日

紫電改初登場

1943年4月25日、ビルマ戦線ではアキャブから16機もの Liberator IIがマグエの夜間空襲に飛んでくれました。曇っていたせいか、飛行場に与えたダメージはAirbase hits 3、Runway hits 6と控えめでしたが、地上の百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 2機を撃破することができました。

昼になると日本側の空襲です。まずマグエから二式戦(Ki-44-IIc Tojo) 4機に護衛された百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 3機がTaung Gyiに飛来しましたが、ジャングルの木々の下にいる連合軍部隊にdeviceの被害はありません。もっとも日本側も損害を与えることよりメイクテーラへの前進を送らせることが主目的だったでしょうが。

ついでメイクテーラからマグエに行軍中の連合軍部隊の頭上にも百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 10機が出現しました。ここは開豁地なので空襲の被害を受けやすいのですが、同行する高射砲ユニットが奮闘して 3機の百式重爆を撃墜してくれました。おかげで地上部隊の被害はdevice 2個がdisabledになっただけです。

蘭印ではクーパンから6機の B-17E Fortressがケンダリーの夜間空襲に飛びました。こちらは晴れていたためか、Airbase hits 2、Airbase supply hits 2、Runway hits 9に加え地上の二式戦2機撃破とまずまずの戦果でした。

昼の空戦のメインはマカッサル。ビマとWaingapoeとクーパンから戦闘機 150機(Martlet II 32, F4U-1 Corsair 19, F4F-4 Wildcat 16, P-39D Airacobra 23, P-38G Lightning 50)がsweepし、クーパンからの四発爆撃機 53機(B-17E Fortress 5, B-24D Liberator 12, B-24D1 Liberator 36)が飛行場と港を叩く作戦です。LRCAPの零戦(A6M5b Zero) 49機に迎撃されましたが、150機のsweeperのうち111機が爆撃機より先行してくれました。スコアは零戦の損失31機に対し、連合軍は損失 22機(Martlet II 12, F4U-1 Corsair 5, F4F-4 Wildcat 5)でした。その後の爆撃でもAirbase hits 16、Airbase supply hits 3、Runway hits 68、Port hits 6、Port supply hits 2のダメージを与えることができ作戦は大成功。CA三隈にも2発の500ポンド爆弾が命中していますが、しぶとくまだ生き残っています。

そのほか、ディリにBeaufort V 6機とB-17D Fortress 4機が飛んでAirbase hits 1、Runway hits 5。またメナドをMartlet IV 22機がsweepし、双発爆撃機 48機(B-25C Mitchell 36, B-25D1 Mitchell 12)が飛行場を爆撃し、Airbase hits 9、Airbase supply hits 3、Runway hits 46。こちらも満足できる戦果を得ることができました。このところずーっとアメリカ陸軍機の在庫払底中で、今日は海兵隊とカナダの海軍機(MartletはF4Fのカナダ向け)が活躍してくれました。

日本軍は66機の紫電改(N1K1-J George)をジャワのはるか南、インド洋に浮かぶクリスマス島に送ってきました。しかしCAPは飛行していなかったのでこのsweepは空振りにおわり、しかも日本側にとっては残念なことに1機がOps lossになっていました。日本側が爆撃機を連合軍の根拠地に差し向けることが滅多になく、また常時CAPを上げておくとこういったsweepに狩られるだけなので、輸送船がやって来るときにだけCAPを指示するようにしているのでした。さて、今日のsweepがこのゲームでの紫電改のお披露目です。紫電改は本来なら1943年の9月から生産が開始される機種ですが、R&Dにより生産開始を半年ほど前倒ししたようです。66機を配備し、しかも整備性の悪い(SR 3)この機種をこれだけの数飛行できる状態にするには25日では短すぎると思うので、おそらく先月から生産を始めていたのだろうと思います。

2015年9月4日金曜日

メイクテーラ奪還

1943年4月24日、ダーウィンからボエラに向かう航路をパトロールしていたASW TFがダーウィンの北東で伊33潜を発見しました。すかさず豪駆逐艦 Nepalが爆雷で攻撃し、2発が直撃、またニアミスも7発あって、かなりのダメージを与えたようです。沈没には至りませんでしたが、帰港途中に沈没してくれるのではと感じるほど、このターンは幸先よく始まりました。

しかしそのあとすぐに、同じ航路上でAPD Kilty(1315トン、VP 5)が伊33潜の魚雷を受け、沈没してしまいました。旧式の4本煙突形とはいえ元は駆逐艦なので魚雷くらい避けて欲しいと思うのですが、なかなか思った通りにはなりません。僚艦のAPD Talboも探知に失敗し、伊33潜にはまんまと逃走されてしまいました。この2隻のAPDはボエラを起点とするFasttransport TF任務にしばらく従事し、艦体にダメージがたまってきたのでダーウィンに帰って修理の予定でした。おかげで幸いなことに積荷はありませんでした。

今日はボエラから4機のB-17F Fortressがケンダリーに飛んでくれました。CAPもいなかったのですが、嵐のせいか戦果はRunway hits 1のみ。がっかりです。

夜が明けてからLautemとボエラの戦闘機 64機(Kittyhawk III 2, P-39D Airacobra 15, P-40K Warhawk 24, Beaufighter Ic 13)の支援で双発爆撃機 45機(Mitchell II 9, B-25C Mitchell 27, B-25D1 Mitchell 9)がアンボンを襲いました。そろそろLRCAPトラップがありそうな気がして、戦闘機の数を昨日よりも増やしてみたのですが、迎撃されることはありませんでした。戦果はAirbase hits 4、Airbase supply hits 2、Runway hits 15とまあまあ。明日はアンボンへの空襲はお休みにしようと思います。

そして、クーパンからの双発爆撃機 15機(Beaufort V 6, Beaufort VIII 9)とダーウィンからのB-17D Fortress x 4機がディリの飛行場を爆撃しRunway hits 11の戦果を得ています。D型はいちばん古いタイプのB-17で、迎撃されるとE型F型やB-24よりも大きな被害を出すことが確実なので、哨戒飛行につかっていました。でも迎撃されないところならいいかと考え、空襲に参加させることにしました。なお、蘭印では一昨日から日本の上陸作戦の始まったSampitも気になっていたのですが、こちらでは何の動きもありませんでした。

雲南では西に退却中の中国軍部隊を九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 23機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 27機が襲い、device 6個がdisabledになりました。その後、日本軍が保山から西に渡河してshock attackを敢行。中国軍は3部隊とも全滅してしまいました。西進してきた日本軍は素のAVが7857もある大軍です。このあとの動きが気になるのですが、さらに西に追撃するアイコンが表示されているので、やはりビルマを目指しているのかも知れません。なお、東向きのアイコンも表示されているのはなぜなんでしょう。FOWによるものでしょうか。

ビルマでは久しぶりにマグエへの夜間空襲が実現しました。アキャブからLiberator II 12機が飛んで、Airbase hits 7、Runway hits 20に加え、地上で二式戦 4機と百式重爆 3機を撃破することができました。

夜が明けてからマグエの日本陸軍飛行部隊は二式戦(Ki-44-IIc Tojo) 4機と百式(Ki-49-IIa Helen) 3機でTaung Gyiの、また百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 5機でメイクテーラの連合軍地上部隊を爆撃しました。空襲に参加した機数が少ないのは、相手のdeviceの破壊が主な目的ではなく、足止めを狙ったものだからと思われますが、それに加えて夜間のマグエ空襲により飛行戦隊の士気値が低下して、出撃できる機数がぐっと減ってしまったのだろうと思われます。

陸戦フェーズにメイクテーラの連合軍はDeliberate attackを実施しました。日本軍守備隊のほとんどがマグエに去り、残っていたのは飛行場ユニット1と野戦高射砲大隊1だけだったので快勝でした。無事にメイクテーラを解放し、次はマグエです。今日のメイクテーラ攻撃に参加した連合軍地上部隊の素のAVは2618で、航続する部隊を加えると3300ほどになります。雲南から迫る日本の大軍(AV 7857)の到着するまえにマグエを奪還できるかどうか。

連合軍はビルマ南部でもPromeとペグーから戦闘機 135機(P-43A-1 Lancer 8, Kittyhawk I 9, Hurricane IIc Trop 48, P-40K Warhawk 68)がラングーンをsweepしました。ラングーン上空では二個戦隊 58機の二式戦(Ki-44-IIc Tojo)がCAPしていました。数的には圧倒的に有利なはずなのですが、スコアは連合軍が34機を失ったのに対し、二式戦の損失機数は29機と惜敗です。その原因としては、二式戦と連合軍戦闘機の(このゲーム内での)性能差も影響したとは思います。でもさらに大きかったのは連合軍機が12波にも分かれてラングーン上空に到着したこと。135機がまとまってsweepできればこんなことにはならなかったんでしょうが、連合軍の飛行隊の規模が小さいのと、sweepを指示すると一つの飛行隊が大小2つに分かれてしまう傾向があるので、やむを得ないところです。

2015年9月1日火曜日

Sampitに上陸続く

1943年4月23日、ビルマでは今日もリベレータが夜間空襲に飛んでくれませんでした。しかし日本側の空襲は活発で、Taung Gyiの連合軍部隊を百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 23機が襲いました。しかしここの連合軍部隊には高射砲ユニットが含まれているので、1機を撃墜することができ、deviceの被害はなしで済みました。

雲南では保山の西側のヘクスを西に後退中の中国軍部隊を九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 23機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 27機が爆撃し、device 12個がdisabledになる被害が出ています。ところで、保山の日本軍部隊から西に移動するアイコンが消えているのですが、本当に西への追撃を中止したのでしょうか?それとも、もともと偵察能力の低い中国軍部隊が、爆撃の混乱で近隣の敵軍の状況も分からなくなってしまったというだけでしょうか?できれば進撃中止であって欲しいところですが、どうでしょう。

陸戦フェーズに連合軍はメイクテーラで砲撃を実施しました。日本軍の戦力を確認することが目的だったのですが、報告された素のAVは連合軍3160:日本軍667。一昨日は1330:1271だったのですが、マンダレーとTaung Gyiから部隊の移動してきた連合軍側のAVは大幅に増えているのに対し、第38師団などの去った日本側は半減しています。日本側にはまだ西に向かうアイコンが付いていますから、どうやらマグエに集結するつもりのようです。マグエの日本軍部隊には移動のアイコンが表示されていないので、マグエ死守の方針なのかどうかが気になります。

蘭印ではボルネオ島南岸Smapitでの日本軍の上陸作業が続きました。きのうのコンバットリポートにはPB Shinkyo MaruとxAK Kasuga Maru #2しか表示されていなかったのですが、強は貨物船が3隻に増えていました。兵員が上陸するとガーっという効果音がリプレイ中に流れるものだと思うのですが、今日の上陸行動中にその効果音は聴取されなかったので、あとから加わった2隻はサプライだけしか積載していないのかも知れません。夜明けまでには上陸作業が終了したようで、4隻はジャワ海を東に去って行きました。

連合軍はクーパンから4機のB-17E Fortressでケンダリーの飛行場を夜間爆撃しました。今日はCAPがいなかったおかげか、Airbase supply hits 1、Runway hits 11と命中弾が多く、地上で2機の二式戦を撃破しています。

昼になってボエラとNamleaからの戦闘機 34機(Beaufighter Ic 16 P-39D Airacobra 14, P-40K Warhawk 4)の支援で双発爆撃機 55機(Mitchell II 9, B-25C Mitchell 34, B-25D1 Mitchell 12)がアンボンの飛行場を爆撃し、Airbase hits 8、Airbase supply hits 2、Runway hits 13のダメージを与えることができました。近日中に予定しているケンダリー攻撃の準備としてアンボンの飛行場の爆撃を続けていて、あしたも爆撃に向かう予定です。ただ、漫然と続けているとケンダリーからのLRCAPトラップにひっかかりそうで心配ではあります。また今日は駆逐艦のTFの護衛でLSIのTFがNamleaに増援の工兵や飛行場の整備部隊を降ろしました。日本の戦艦・巡洋艦が常駐しているケンダリーの眼と鼻の先ではありますが、いまのところ日本側は見逃してくれています。

最後に、これは今日の空輸フェーズに、アンボンへの日本の輸送機が連合軍のCAPに迎撃された時の画面で、”Transports flying to Ambon intercepted”という表示と非常に長い航跡ラインがみとめられます。スラバヤからアンボンまで23ヘクスもあるので、この距離を飛べるのは大艇だけですね。Trackerによると今日は九七大艇輸送機型(H6K2-L Mavis) 1機がOps lossになっているので、この迎撃の戦果なのでしょう。ところで、リプレイ中、空戦フェーズにもこういった赤い航跡ラインが表示されますが、これの長さは何に依存しているのでしょう。天候や、来襲した機種や、迎撃機の力量や、それに自軍の根拠地が攻撃されたのならレーダーの有無や地上で監視にあたっている地上部隊の力量なんかが関係しているのかなと想像します。でも、ここアンボンは日本側の支配下にあって連合軍のレーダーはありません。アンボンにも、また離陸したスラバヤにも連日のように偵察機を飛ばしています。この両地点のdetection levelが高いことが、こんなに長い航跡ラインの表示につながったのかと想像しますが、読者の皆さんはどう思われますか。