コンバットリポートとアニメーションの見方・考え方について、How to treat combat animations and combat report as a source of informationというスレが参考になったので紹介します。
コンバットリポートとコンバットアニメーションから戦闘の情報を得るにはどうしたらいいかをつい最近別のスレにレスしたが、もう少し詳しくまとめてみた。
コンバットリポートもアニメーションもFoWの影響下にある。
相手のユニットに関しては100%信頼をおける情報というわけではない。
一機の撃墜、目標への魚雷の命中、飛行甲板ど真ん中への爆弾の命中を見た時にも、真に受けない方がいい。
コンバットリポートもアニメーションも、実際に起きたことそのものではない。興奮したパイロットや銃手や双眼鏡を覗いた船員が、何が起きたかを報告したものである。複雑な戦闘の渦中では、たとえ初年兵ではなくとも周囲のものすべてを誤って解釈してしまいがちだ。しかも誤った解釈というものは、自分たちの都合が良いようになされるのが通例だ。
あなたが見たものをどう利用すべきか、私の個人的な見解を示してみよう。
コンバットアニメーションが表現しているもの
コンバットアニメーションはライブの目撃証言の連続。「一機やった」という興奮した戦闘機パイロットの発言や、空母への一発の命中弾をほぼ同時に投弾した3機の急降下爆撃機の爆撃手3人ともが自分の手柄だと報告したり、潜水艦乗りが水面下の過早爆発を命中と思い込んだり、などなど...
多数の興奮した人たちが、こんなことがあっただとか、こんな風に目撃しただとか報せてくれる状態を想像してみて欲しい。戦闘がどんな風に展開して行きやすいかは明らかだし、その理由まで分かっている場合もあるで、本当に起きたこともたくさん含まれているだろう。しかし個々の事象に着目すると、正しいか誤っているかのどちらかだ。
コンバットリポートの表現しているもの
コンバットリポートは戦闘後に報告が指揮官によってまとめられたもの。あなたがコンバットアニメーションで経験したのと同じ状況に指揮官たちも直面し、申告に基づいてリポートを作成しなければならない。
報告をごまかして軍法会議にかけられたいような人はいないから、自軍に対する報告はきわめて正確なはずだ。もっとも、それでも軍法会議にかけられる人は絶えないのではあるが。自軍部隊の行動についての情報は信頼してもいい。
敵部隊の行動や戦果に関して報告された情報はすべて、コンバットアニメーションと同じくFOWの影響を受けている。それらは誤っている。完全に誤っているというわけではないかもしれないが、少なくとも不正確なのは確かだ。
そして、自軍に有利な方向に不正確になっている。敵軍の受けたダメージは常に
実際より多めに見積もられているし、単一の事象を別の角度から観察した人々の証言は別々の事象の証言だと誤って判断されてしまう。
最良の情報は、なるべく多くの情報源から得られた情報を総合することで得られる。
あなたの見た情報を質を改善したり、検証する方法がいくつかある。コンバットリポートとコンバットアニメーションの情報を総合することが第一歩だ。新たなターンをロードすると、これらに有用な情報、個々のパイロットの撃墜数(第三者の確認を必要とするのでより正確で、ゲーム内で入手できる最も正確な数字だと私は思う)、哨戒情報、SIGINTリポート、部隊の状態の数値(fatigue, morale, experienceの変化)、そして次のターンの相手の反応という形での情報を付け加えることができる。
それに対するレスがたくさんついていました。
確かめてみたことはないけれど、コンバットリポートに艦船の沈没をみかけたら、たしかに沈没していると考えてもいいと思う。もっとも、実は別の艦船が沈没していたということはあるが、何かが沈没したことには違いない。また、確信は持てないが、両軍のコンバットリポートは両軍とも同一のもののように思える。たしかに自軍の実際の損害はコンバットリポートにある数値より大きくなりがちだ。地上での破壊が少数機(とかゼロ)とコンバットリポートで報じられていても、毎日の損失機数の合計はもっと大きな数字になる。
たしかに、艦船の沈没に関してはリポートは正確だ。艦船の沈没は、いずれにせよ損傷が顕著な艦船についてのものだからだろう。(heavy damege)重度のダメージ (heavy damege)もまた正しいことがふつうだが、重度のダメージと報告されるものの範囲はかなり広い(大火災という言葉が付け加わっている場合を除く)。コンバットリポートが両軍で同一というのは初めて聞いた。比較してみたことはある?自軍の損失機数は正確で、敵機の撃墜数はコンバットリポートとアニメーションで常にずれがあり、しかも両者の数字が不正確なんていうことが可能だろうか。→ コンバットリポートを検証してみたが、私は間違っていたかもしれない。損失数に関していえば、自軍の損失機数が敵軍の損失機数と同様にFOWの対象だということはありうることだ。つまり両軍のコンバットリポートが同一ということも充分に可能だ。
新たなターンを迎えると、あなたのセーブフォルダには新たな “j” と “a”のテキストファイル(operationalやSigintなのど)がつくられる。そこに、日付のあるテキストファイルと、日付のない現ターンのテキストファイルとがあるはずだ。しかし、Combat Reportのファイルはただ一つしかない。ゲーム内で読み込まれる時に乱数要素が加味されるのでもないかぎり、コンバットリポートは両軍に同一のものが示されているはずだ。余談だが、AARを読んでいると、ある機種のある日の損失数は総損失数より多めに出る傾向があるようだ。ある一日の損失数に影響しているFOWと、総損失数に影響しているFOWはは別のもののようだ。
私は、コンバットアニメーションは正確だという印象を持っている。少なくとも空戦に関しては。重大な格闘戦が起きた時にはリプレイを見て撃墜された機数を数えるようにしている。数えた機数は、ゲームファイルの損失機数画面の数値ときわめて一致しているようで、コンバットリポートの数値よりずっと正確だ。
見たものをどう解釈し、相手の状態をどう評価するかについての感覚がつかめると思うので、このテーマはとても興味深い。コンバットアニメーションはゲームファイルの損失機数の数値とおおむね一致しているということだが、両軍を比較すると敵の損失機数は33~55%くらい過大に報告されているというような、コンバットリポートに対するここ数年の評判について、あなたはどうお考えか?というのも、もしこの評判が正しいなら、撃墜機数の過大表現はコンバットアニメーションの中ですでに始まっていることになると思うので。
コンバットアニメーションでの撃墜数はリポートファイルよりも多くなっていることに気付く。私の直感では、コンバットアニメーションの方がコンバットリポートよりも精確だ。これは、Nemo(訳注:フォーラムによく投稿している人の名前)がしばらく前に対 One-Eyed-Jacks戦のAARで披露した分析の中で、コンバットアニメーションは精確だと信じていると書いていたことからも、そう思う。命を賭けるほど信じているとは言えないが、コンバットアニメーションの精確さを疑う理由もないってことはよく分かって欲しい。
コンバットアニメーションを見るのをとばしちゃった時にはいつも、コンバットリポートを見る際に少し後悔してしまう。手に入る情報が減っちゃったわけだからね。コンバットアニメーションを見る時にもFOWが大きく影響していることは分かっているが、そこにはコンバットリポートでは分からない多くのできごとがあるわけだ。弾薬庫の貯蔵弾薬が爆発したとか、搭載燃料が爆発したとかいったようなできごと。こういったとても派手なできごとは、興奮した戦闘員が誇張して報告しているということはないと思う。コンバットアニメーションを見ないとわからない情報には他に、どんな大きさの砲弾や爆弾が命中したのかという点がある。0.5インチの弾丸が12発命中というのと、14インチ砲弾が12発命中したのとでは、まったく違ってしまう。これらの理由からだけでも、海戦と航空機の対艦攻撃は観るようにしている。
私の疑問はIntelligence Displayに表示される損失機数だ。実際の沈没艦船数と同じく、時間が経つとだんだん精確になってゆくのだろうか?うちのゲームのIntelligence Displayには、2年間で日本機を19000機撃墜したと表示されているが、これは正しい数字を積み重ねたものなのか、それともうちのパイロットの夢が毎月積み上がっていったものなのか?同じく、Aircraft Losses画面(訳注:原文では the air replacment screenとなっていますが、HotKey 1で表示されるAircraft Losses画面のことでしょう)に表示されるこの2年間で撃墜したゼロ戦の総数は、不正確なコンバットリポートの数字を足し合わせただけのものなのか、それともSunk Ships画面のように時間とともに精確な数字に近づいてゆくのか?端的にいえば、これまでにTojoを1000機撃墜したと思っていたけれど、本当は600~700機くらいなのだろうか?
相手に尋ねてみるのがいい。私のintel画面では18140機の損失で、そのうちTojoは1570機となっている。
ということは、時間とともに、Intel画面の数字とAircraft Losses画面の各機種の損失数を合計したものとは、精確になっていくということか。あなたの示した数値は私の側から見ている数値とかなり近いから。FOWの影響は少しずつ薄れて行くわけか...
見直してみると、自分の損害についてintel画面が正しいのかどうか疑問が生じた。私はこれまでに1709機のKi-44 IIaを生産した。Intelは1578機を失ったと表示している。在庫に245機あり、飛行隊に211機が配備されているから、Intelの数字は正しくない。損失機数と現在数とを合計すると2034機という仮定の数字が得られる。日本の飛行隊は1~2機配備された状態で登場するが、それが1709機と2034機との差に関係ある?
実際のデータは示すことができないけれども、ゲーム内の数ヶ月前、あなた(crsutton)と私とRobのゲームで日本の中型爆撃機の大損害につながった空戦があった。70機以上の爆撃機が撃破されたようで、あなたとRobはそのターンの後のメールでそう知らせてくれた。私はその時、 戦闘結果に関するあなたのメールにびっくりしたことと、こちらの実際の撃破数は少なかった(12~15機程度)ことを返信で伝えた。損害機数は、あなた方からみると、たしかにかなりひどいものだったのだろう。あなた方は私の返信を信じられないと言っていたから。その出来事に加えて、その他の戦闘(主に艦船)に関するいくつかのやりとりとから、お互いのコンバットリポートに違いがあることを確信するようになり、おそらくコンバットアニメーションにも違いが存在するのだろうと思うようになった。
あなたが言っているのは、緒戦のビルマの空戦でブレニムがひどくやられたことだろうか?もしそうなら、連合軍の被害はひどいものだった。2日間で2個飛行隊が全滅して、もう2個飛行隊も残存機数がわずかになってしまた。それらの飛行隊を再充足させなかった理由は、パイロットと機体の損失は1対1なので、たとえ中型爆撃機を補充できたとしても、その時点で訓練済みの爆撃機パイロットが悲惨なほど不足していたから。仕方がないので、これらの飛行隊は安全な後方へ下げ、それぞれ1-2機だけ配備する訓練飛行隊として新人パイロットに対地攻撃、偵察、哨戒、ASW、対艦攻撃の訓練を施した。後から振り返ってみると、高性能機が配備されるまではベテランパイロットを失う前に最初からそうしておけば良かった。苦い教訓を学んだわけだが、それがこのゲームのいいところだと思う。いつまでたっても学習すべきことは尽きない。
いや、私の言ったのは70機以上のSallyが撃墜されたように報告されたけれど、本当はそうではなかった件だ。
RobとMikeの話しているSallyの大損害が本当は大したことではなかったのだということを保証できる。 たしかにコンバットアニメーションではMikeが60~70機の爆撃機を失ったように見えた。でも本当の損失機数はそれに近い数字でもなかった。また、数度の海戦で軍艦に魚雷が命中した報告(コンバットアニメーションにも命中が表示された)があったが、目標となった艦船には被害はなく、おそらく命中はFOWによるものだったのだろう。戦闘ごとのFOWの影響にはかなりの違いがあり、賽の目に依存したものだろうか。 戦闘ごとのFOWの影響にはかなりの違いがあることが、このテーマに対して違った見方をする人がいることを説明し、個々の極端な数字がまとめられてならされることで報告された数字が時間とともに実際の損害数に近づいて来ることにもつながるのだろう。
コンバットアニメーションは嘘つきだ [:D] 私の経験した一番面白い嘘は、伊号潜水艦がNautilasに3本の魚雷を命中させたこと。でも実際にはNautilasは6000マイルも離れた乾ドックに入渠中だった。その日に攻撃を受けた潜水艦はなかったし、沈んだ艦も潜水艦を含めてなく、完全にでっちあげの話だ。このゲームには「酒のうえの話し」も含まれてる :D]
私もコンバットアニメーションがかなり精確だと思う。特に空戦に関してはそうだ。私の飛行隊の損失機数と比較すると、いつもぴったりかかなり近い数値を示すし、個々のパイロットの撃墜数ともかなり近い数字になっている。
両軍のコンバットリポートは同一で、しかも両軍の数値ともFOWがたっぷりまぶしてあるはずだ。沈没と報告された艦船は必ずしも沈んではいない。私が2対2でしているゲームでは、Prince of Walesの沈没が数回報告されている。もしコンバットリポートの文面が同一でないと、PBEMでsync問題が発生するはず。
リプレイの中で雷撃命中を目撃した艦船が、ターンをロードすると実は無傷だったことに気づくほどの喜びはない。まるで臨死状態からの生還のようだ。コンバットリポートはおおむね信頼できるが、そうではない時もある。でも、ある艦船に数発の命中が報告された時には、少なくとも多少の命中は期待してもいいだろう。コンバットリポート(訳注:コンバットリポートと書かれていますがコンバットアニメーションのことだと思います)で命中と潜水艦の船殻破壊が報告された時には常に正しいと思っていいだろう。FOWはこのゲームの特長のひとつだ。
もしコンバットアニメーションで魚雷がはずしたとしても、実際には命中していたというようなことがあれば面白かったろうと思う。現実世界では急速潜航により駆逐艦から逃れようとするなどして潜水艦が命中に気づかないこともあっただろう。爆発音は聞き逃しにくいだろうが、それでもある種の状況下では爆発音が聞こえないこともあるだろう。
リプレイを見ていたら、"xxx bombers unable to locate the target due to range or weather conditions"と表示されて、対艦攻撃のアニメーションはなかった。ところがコンバットリポートには、爆撃機が日本のCLに命中させたとあった。
「命中と潜水艦の船殻破壊が報告された時には常に正しい」という点では私も同じ意見だ。潜水艦に関するFOWは水上艦のものよりも、薄いようだ。間違いなく、FOWはこのゲームの素晴らしい点の一つだ。個々の戦闘結果を、最も都合良く解釈した場合と、最悪に解釈した場合、それぞれの対策を考えるという仕事はやりがいがあって好きだ。
魚雷が爆発するととても大きな音がして、水面下の潜水艦の中にいれば聞き逃すことはまずないだろう。問題は、他の魚雷の爆発による誘爆や、魚雷が馳走し終えた時の爆発など、たくさんの爆発があることだ。しかし基本的には、魚雷が命中すればそれに気づくだろうし、そう報告しただろう。潜水艦が聞き逃して報告しなかったというような事態はごくごくまれだと思うが、そういう例も全くなかったわけではない。さらに、魚雷を食らった艦船の艦長が機雷に接触したと報告したり、その逆の報告をした例もあり、FOWにさらに華を添えてくれている。
FOWがあるというだけではなく、FOWに現実と同じような味付けがあるのが、他のゲームとの一番大きな違いだ。事実と近いこともあれば、全く外している場合もある、この点は本物らしい。
私は40年もボードゲームをプレイしてきたが、本格的なFOWをこれらのゲームに導入することはほとんど不可能だった。コンピュータがこの点を変えてくれた。
コンバットアニメーションをどう扱ってる?無視すれば、悩みはなくなる![:D]
両軍のコンバットリポートは同一のもの(であるべき)で、本当の損失数の上にかけられた絨毯のようなものだ。コンバットリプレイは、ASAとASWと水上戦闘といった殴り合いに関しては真実に近いと思う。私が損失数に関して信頼している最終審判はIntel画面に表示されるターンごとの数値で、これが絶対の真理だ。Intel画面に表示される相手の損失数はFOWの影響下にある。
このゲームのFOWについて奇妙に感じるのは、コンバットアニメーションの中では潜水艦にさえ艦名が表示される点だ。艦種によっては特長ある側面像などによって特定されるものもあるだろうが、個艦名まで分かるのはどうしてなのだろう。FOWはコンバットアニメーションの艦名にも及んでいる?例えば、I-30を攻撃していると思っていても、本当はI-30ではない?
これまで触れられていないがIntel画面のVPはどうなんだろう。これまでVPの数値が下がったのを見たことがないような気がする。例えば、空母を沈めると300ポイント以上になるからVPは急上昇するはずだが、VPがすぐに動くことはないようだ。本国政府によって沈没が確認されるまでは動かない仕様?
FOWについて奇妙に思うことだが、戦闘から2日もたってから、敵の空母艦載機が多数ground lossになっていることで敵の空母が沈んだことに突然気づく。特に、そのあたりに味方のユニットが全然いないような時には、友好国の漁師が飛行機の破片でも海中にみつけたりしたとでも考えるべきなのだろうか。
艦載機のops lossは必ずしも空母の沈没を意味するわけではなく、飛行甲板が閉鎖されただけかもしれない。そんな時には不時着水したパイロットが無線でおしゃべりしているのを、近くにいた敵艦船が傍受したのかもしれない。
空対空戦闘に関してはコンバットアニメーションが精確で、破壊されたと表示された飛行機は破壊されていて、損傷を受けたと表示されたものはダメージを受けているのだと思う。なので、両軍の損失数の控えめな見積もりをそこから導くことが可能だ。しかし、飛行機が艦船など他の目標を攻撃する時には話が別だ。私はまだ初めてのPBEMをプレイしているだけだが、SBDが飛龍に500ポンド爆弾を落としたのを見たのに、その後のコンバットアニメーションで炎上していたのは加賀だった。うちの飛行場を爆撃しにきたB-17のうちの3-4機にダメージを与えたのを見ただけなのに、同じ数のB-17が損失(ops lossも含めれば)になっていたり、こちらの損害はコンバットアニメーションで見た数の倍、コンバットリポートの数の4~5倍にもなっている。
ベテランプレーヤーたちのコンバットアニメーションとコンバットリポートに対する評価は参考になります。コンバットアニメーションに関する「命中と潜水艦の船殻破壊が報告された時には常に正しい」という意見には私も同感です。コンバットリポートに記録されるASW戦闘でのhitsには、near missで単にtake some waterになっただけのものもたくさん含まれています。わずかな浸水を与えただけなのか、母港への帰還につながるくらいのダメージを与えることができたのかは、コンバットアニメーションをみないと分かりません。コンバットアニメーションで、ship side penetrationとかengine blowsと表示されてはじめて「やった」と思える感じです。
空対艦戦闘のコンバットアニメーションは、FOWで信頼性が低いという評価にも同感です。今回のPBEMでFOWの影響をもっとも実感させられているのは今のところ空対艦戦闘です。開戦日、Force Zに対して陸攻隊が2波の攻撃をかけました。第一波の一式陸攻13機の攻撃は失敗でしたが、第2波の九六陸攻9機と一式陸攻21機の攻撃は、コンバットリポートによるとBC Repulse, Torpedo hits 3, heavy damage、BB Prince of Wales, Torpedo hits 2と報告されました。レパルスは沈没艦のリストに名前が載り、プリンスオブウエールズも姿が見えなくなったので、コロンボあたりに修理に行ったのではと思っていました。
12月18日、占領後のSingkawangに整備部隊をFast Transportで送り込もうとしたところ、連合軍の水上艦隊に阻止されました。商船のTransport TFやAmphibious TFならきっと全滅させられていただろうと思われます。全滅しなかったのは幸いですが、死傷者540名の大損害です。そして、ここで気になったのは、この水上艦隊の中心にプリンスオブウエールズがいて、しかもダメージの存在を示す煙や炎が全くみとめられないこと。12月7日に魚雷が1本か2本か命中したのなら、たとえ修理をしたにしてもまだダメージが多少は残っていて、煙くらい見えそうなものです。このイメージからは無傷→魚雷命中の報告はパイロットの希望的な観測に過ぎなかったと考えざるを得ません。緒戦の南方資源地帯の上陸戦に際しては連合軍の水上艦隊が弱体なことが望ましいので、今回のPBEMで一番のがっかりです。それともこの艦がプリンスオブウエールズと報告されたこと自体がFOWで、実は別の戦艦や重巡だったのでしょうか??
このターンのあと相手の人から、Air HQを乗せたTFの攻撃に成功したとメッセージがありました。日本側のdeviceの損害は、Squads: 0 destroyed, 0、Engineers: 29 destroyed, 16 disabled、Vehicles lost 6 (6 destroyed, 0 disabled)ですが、このデータからAir HQが乗っていたように感じたのか、それとも別のデータが連合軍には提供されていたのか、そのへんは不詳です。
AFTER ACTION REPORTS FOR Dec 07, 41
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Morning Air attack on TF, near Mersing at 52,82
Weather in hex: Clear sky
Raid detected at 31 NM, estimated altitude 17,000 feet.
Estimated time to target is 10 minutes
Japanese aircraft
G4M1 Betty x 13
Allied aircraft
Buffalo I x 2
Japanese aircraft losses
G4M1 Betty: 1 destroyed, 5 damaged
No Allied losses
Allied Ships
BB Prince of Wales
BC Repulse
Aircraft Attacking:
11 x G4M1 Betty launching torpedoes at 200 feet
Naval Attack: 1 x 18in Type 91 Torpedo
CAP engaged:
No.243 Sqn RAF with Buffalo I (2 airborne, 0 on standby, 0 scrambling)
(2 plane(s) diverted to support CAP in hex.)
2 plane(s) intercepting now.
Group patrol altitude is 10000
Raid is overhead
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Afternoon Air attack on TF, near Mersing at 52,82
Weather in hex: Clear sky
Raid detected at 129 NM, estimated altitude 19,000 feet.
Estimated time to target is 45 minutes
Japanese aircraft
G3M2 Nell x 9
G4M1 Betty x 21
Allied aircraft
Buffalo I x 5
Japanese aircraft losses
G3M2 Nell: 1 destroyed, 3 damaged
G4M1 Betty: 5 damaged
G4M1 Betty: 1 destroyed by flak
No Allied losses
Allied Ships
BC Repulse, Torpedo hits 3, heavy damage
BB Prince of Wales, Torpedo hits 2
Aircraft Attacking:
20 x G4M1 Betty launching torpedoes at 200 feet
Naval Attack: 1 x 18in Type 91 Torpedo
8 x G3M2 Nell launching torpedoes at 200 feet
Naval Attack: 1 x 18in Type 91 Torpedo
CAP engaged:
No.243 Sqn RAF with Buffalo I (0 airborne, 0 on standby, 0 scrambling)
(2 plane(s) diverted to support CAP in hex.)
0 plane(s) not yet engaged, 2 being recalled, 0 out of immediate contact.
Group patrol altitude is 10000
Time for all group planes to reach interception is 21 minutes
No.488 Sqn RAF with Buffalo I (3 airborne, 0 on standby, 0 scrambling)
(3 plane(s) diverted to support CAP in hex.)
3 plane(s) intercepting now.
Group patrol altitude is 10000
Raid is overhead
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AFTER ACTION REPORTS FOR Dec 18, 41
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Night Time Surface Combat, near Singkawang at 56,88, Range 2,000 Yards
Japanese Ships
DD Harukaze, Shell hits 3, Torpedo hits 1, and is sunk
DD Matsukaze
DD Hatakaze, Shell hits 1
APD Aoi, Shell hits 1
APD Fuji
APD Hagi, Shell hits 1, and is sunk
Allied Ships
BB Prince of Wales, Shell hits 2
CA Houston
CL Java
CL De Ruyter
CL Danae
CL Marblehead, Shell hits 2
CL Boise
DD Barker
DD Paul Jones
DD Vampire
DD Vendetta
DD Banckert
DD Van Nes
DD Witte de With
DD Evertsen
DD Kortenaer
DD Van Ghent
DD Stronghold
DD Tenedos
DD Electra
Japanese ground losses:
540 casualties reported
Squads: 0 destroyed, 0 disabled
Non Combat: 27 destroyed, 6 disabled
Engineers: 29 destroyed, 16 disabled
Vehicles lost 6 (6 destroyed, 0 disabled)
Reduced sighting due to 0% moonlight
Maximum visibility in Overcast Conditions and 0% moonlight: 2,000 yards
Range closes to 19,000 yards...
Range closes to 17,000 yards...
Range closes to 15,000 yards...
Range closes to 13,000 yards...
Range closes to 11,000 yards...
Range closes to 10,000 yards...
Range closes to 9,000 yards...
Range closes to 8,000 yards...
Range closes to 7,000 yards...
Range closes to 6,000 yards...
Range closes to 5,000 yards...
Range closes to 4,000 yards...
Range closes to 3,000 yards...
Range closes to 2,000 yards...
CONTACT: Japanese lookouts spot Allied task force at 2,000 yards
CONTACT: Allied lookouts spot Japanese task force at 2,000 yards
DD Hatakaze engages BB Prince of Wales at 2,000 yards
DD Matsukaze engages BB Prince of Wales at 2,000 yards
CL Marblehead engages APD Hagi at 2,000 yards
DD Matsukaze engages DD Electra at 2,000 yards
Range increases to 3,000 yards
CA Houston engages DD Harukaze at 3,000 yards
CL Boise engages DD Harukaze at 3,000 yards
APD Hagi sunk by BB Prince of Wales at 3,000 yards
DD Harukaze sunk by CL Danae at 3,000 yards
BB Prince of Wales engages DD Hatakaze at 3,000 yards
BB Prince of Wales engages DD Matsukaze at 3,000 yards
CL Marblehead engages APD Aoi at 3,000 yards
Range increases to 6,000 yards
BB Prince of Wales engages DD Hatakaze at 6,000 yards
CL Boise engages DD Hatakaze at 6,000 yards
CL Marblehead engages DD Hatakaze at 6,000 yards
CL Danae engages DD Hatakaze at 6,000 yards
DD Hatakaze engages DD Vampire at 6,000 yards
Japanese Task Force Manages to Escape
Task forces break off...
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