2012年6月9日土曜日

発見済みの敵TFを空母が思い通りに攻撃してくれない理由


Naval Attackを指示してある飛行隊が、発見済みの敵TFの攻撃に思い通りに飛んでくれないように思えることがあります。陸上基地に配備の飛行隊でもそうですが、この問題は特に空母の艦載飛行隊だと深刻です。不沈の陸上基地の飛行場とは違って、飛行甲板は沈められてしまう可能性がありますからね。同様の悩みを抱えた方が Why won't my CV TF attack a BB?というスレをたてていて、それに対してDLの高い敵TFに対して空母から攻撃隊が飛び立たない理由をうまく説明するレスがついていたので紹介します。
detection levelがどんな方法で増加したのかと、攻撃任務が実施されるかどうかとの間には、何の関係もない。情報源がなんであってもdetection levelはdetection levelなわけで、それ以上でもそれ以下でもない。つまり、重巡の水偵が発見者であっても、空母の艦載機は攻撃しようとする。
しかし(これが重要なところだが)、攻撃の実施と、detection level上昇の程度とタイミングとの間には関係がある。ある目標のdetection levelを上昇させる情報源となる哨戒機の発進した根拠地が、艦船攻撃を計画している空母と目標との距離よりも遠い場合には、空母が攻撃隊を優先度の低い他の目標(secondary targetのことも)にむけて発艦させたあとにようやくdetection levelが増加するようなことも起こりうるし、または攻撃自体を実施しないことにもつながりうる。それに、NavSスキルが20台と低い水平爆撃機が哨戒飛行を担当したりしていた場合には、まず発見した目標が何なのかを確認することから始める必要がある。
なので、空母TFの艦載機に艦船攻撃だけを指示しておいたり、空母のいる地点より400海里も後方の根拠地のカタリナ飛行艇だけに哨戒任務を任せてしまうようなことはまずい。
空母艦載機にも哨戒任務を割り当てておきたい理由を整理すると、

  1. 哨戒機の巡航速度と航続距離からして、哨戒機の発艦は攻撃隊への目標の提示よりも先に行われるものと思われる(Seagullのような巡航速度の遅い水上機以外だとそうならないこともありうるかも)。
  2. 哨戒機と攻撃任務の機体の発進元が同じ天候の下にいる。哨戒任務を指示した飛行機の所属する艦船・根拠地が雷雨になっていて飛び立てないなんて失敗がなくて済む。
  3. 一般的に空母艦載機パイロットのNavSスキルは平均以上のレベルにあるので、敵を発見する可能性が高い。
空母艦載機以外の手段をつかうのが良くないことだといっているわけではないことは言い添えておくけど。

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