2013年1月6日日曜日

伊8潜がインド洋で大漁


昭和18年1月30日、ビルマ中部のKathaにHurricane IIc Trop 16機とSpitfire Vc Trop 16機に護衛された爆撃機111機(Blenheim IV 9, Blenheim VD 32, Hudson IIIa12, Vengeance I 28, Wellington Ic x 14, B-25C Mitchell x 16)が7波にわたって地上部隊に対する空襲を行いました。Kathaには歩兵第55聯隊と、ラングーンから先日派遣したばかりの第20師団が駐屯しています。しかしジャングルに守られて、死傷者16名、device 5個がdisabledになっただけのごくわずかな被害が出ただけでした。でも安心はできません。連合軍部隊は着々と東進してきていて、インパールを出発した部隊のうち2ユニットが今日チンドウィン川を渡りました。

前日1月29日、マップ南西端に近いヘクス29, 172で、伊8潜搭載の零式小型水偵が西に向かって航行する連合軍TFを発見しました。xAKが2隻いると報告されたので、コンボイだと思われます。このあたりを航行するコンボイは、東向き、つまりケープタウンからオーストラリアに航行しているものは積荷を満載していますが、西向きのものは空っぽのはずです。しかしたとえ空船でも撃沈できればうれしいもの。伊8潜は連合軍コンボイの2ヘクス北側にいましたが、コンボイよりも潜水艦の巡航速度の方が早い可能性が高く、もしかすると接敵できるかなと考えてコンボイの進む先に移動するよう指示してみました。

そして今日1月30日、伊8潜は夜のフェーズでxAK Willimoto(VP 9, tonnage 4620)とxAK Comliebank (VP 11, tonnage 5375)の2隻を、そして昼のフェーズでもxAK Benledi (VP 11, tonnage 5375)の合計3隻を撃沈してくれました。3隻も撃沈できたのは、このTFに対潜艦艇の護衛がついておらず浮上攻撃することができたからだと思います。予想以上の作戦大成功で、中の人の士気も上がりました。ところで、予想していなかったことがまだあります。それは今日の飛行機の損失数です。Trackerによると今日の連合軍の飛行機の損失数は30と報告されていて、そのうちGround Lossが28もあり、うちわけはB-25C Mitchellが16機、B-24D Liberatorが11機、F-5A Lightningが1機でした。今日の日本側の爆撃は中国の長沙に対するものだけで、この爆撃にともなう地上での飛行機の破壊はコンバットリポートには報告されていません。そうすると、この3機種28機は3隻の貨物船とともに沈んだと考えるしかなさそうです。艦長のKumagaya S.中佐(Naval 73, Aggr 56のランダム生成士官)と伊8潜の水兵さんたち、good job!伊8潜の乗組員のexpはこの攻撃で58/55→60/55に向上していました。

オーストラリアからケープタウンに向かうコンボイがこれらの航空機を輸送していたということは、当面の連合軍の戦略が、太平洋戦域は空母の数が揃うまで静観、CBI戦域を最優先するというものになっていることを意味しているんだと思われます。ビルマでの連合軍地上部隊の動きとも合致しますしね。連合軍が最重点をビルマにおくということは、ビルマ中部以北はダメそうです、やはり。

それにしても、四発爆撃機を輸送するコンボイはとても重要なはずですが、護衛をつけないのはなぜなんでしょうね。連合軍コンボイが航行していた29,172→28, 172はマップ最南端に近い航路です。オーストラリア西岸のパースからケープタウンに直行させようとすると、waypointの指示をしなければ、25ヘクス北側(xx, 147)を通過する航路が選ばれます。自動的に選ばれる航路よりかなり南側を航海させるので、護衛をつけなくても大丈夫と考えたんでしょうか。

陸攻を配置したり、潜水艦をパトロールさせたり、水上艦や空母による通商路襲撃の素振りをみせたりして、連合軍のコンボイを迂回させる、遠回りさせることは、それだけでも意味があるんだと思っています。もちろん、そういった措置により連合軍コンボイのうちの何隻かでも撃沈できればうれしいことですが、たとえ撃沈できなくても遠回りさせれば、余計にかかる日数分、連合軍の艦船を減らす効果があるでしょう。例えば、最短なら20日で到着する航路があるのに、日本側の脅威を避けるために迂回して25日かかるようなら、連合軍の商船を25%減らしたのと同じ効果がありますよね。連合軍でも1942年はタンカーや対潜護衛艦艇の数が潤沢ではないそうですから、きっと相手にとっては嫌かなと。また、迂回さえしておけば安心と思ってもらえれば、こういったラッキーなできごともあるわけですし。ただ1943年後半以降は連合軍の商船の数が膨大になりますから、どれだけ迂回させてもあまり意味が無いかも知れませんが。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

大漁おめでとうございます。
先日、youtubeで見たインド洋での
通商破壊戦を思い出しました。

宜しければ"大日本帝国海軍潜水艦勤務記録 インド洋"で検索してみてください。
出港準備から雷撃、爆雷攻撃、夜間の浮上砲撃、そして帰港と盛り沢山です。

somali さんのコメント...

コメントとご教示ありがとうございます。

教えていただいてキーワードで検索して、
史実の活躍も見てみようともいます。