昭和18年4月11日、昨日は激しい火災にみまわれていた2隻の貨物船ですが、どちらも鎮火しました。トラックで兵員を揚陸させてauto disbandを指示してあったAK Okiyu Maruの方はそれほど心配していませんでしたが、クーパンにdisbandさせたxAK Matsukawa Maruの方はFire値が55もあるし、クーパンの港は規模3しかないし、鎮火するかどうか気がかりでした。でもさすがに港に辿り着けば、港の関係者総出で消火してくれるんですね。
さて、激しい空戦の続くビルマ中部上空ですが、前日に引き続いて今日もメイクテーラに戦闘機 49機(F4U-1 Corsair 14, F6F-3 Hellcat 35)のsweepがありました。迎撃したのはメイクテーラ配備の二式戦2個戦隊 51機(Ki-44-IIa Tojo 40, Ki-44-IIb Tojo 11)だけで、Taung Gyi配備の二式戦は参加してくれませんでした。今日のsweepは3波で、それぞれ来襲の9分前、16分前、19分前にレーダーが探知しました。19分前なら隣りのヘクスから駆けつけることもできそうですが、sweepの迎撃には応援が参加しない仕様なんでしょうか。これまであまりsweepされたことがなかったので、今後、注意したいと思います。
成績の方は、F4U-1 Corsair 5機、F6F-3 Hellcat 12機の損失が報告されているのに対し、二式戦の方は合計6機が失われただけでした。過去4日間に比較すると空戦の規模が小さくなっているのは、お互いに息切れ気味だからなんでしょう。でも明日以降も、ゆっくり休養をとった四発爆撃機が大挙して来襲する可能性も残っているので、まだまだ安心はできません。あと、F6F-3 Hellcatは今月から利用可能になった機種です。たしかこの機種は潤沢に生産されるんだったと記憶していますが、今日はまだ4月11日ですから、空母ではなく陸上基地の飛行隊を先に機種転換させたんでしょうか。海兵隊のコルセアも少なくとも2飛行隊をこっちでつかっているし、太平洋正面よりもCBI戦域の方を重視しているのは確かです。
3月31日に艦砲射撃を受けたクーパンの飛行場と港のダメージがようやくゼロになりました。修理完了まで12日もかかったわけで、この間に再度の艦砲射撃や上陸侵攻のなかったことは幸いでした。飛行場のサービス施設は兵舎や飛行機の整備のための施設を意味しているのだと思いますが、ここにダメージがあると配置されているAir Groupのmorale値に悪影響があります。艦砲射撃を受けた時、クーパンには8つの飛行隊がいました。艦砲射撃に茫然自失となったかどうかは分かりませんが、どの飛行隊もmorale値が大幅に低下してしまいました。しかしその後のmorale値の推移を見てみると、飛行隊ごとにかなり違った動きをしています。飛行隊のmorale値は指揮官のinspiration値に影響されるといわれていますが、この8つの飛行隊の指揮官のinspiration値と指揮下の部隊のmorale値の動きをみると、たしかに相関のありそうなことがみてとれます。指揮官のinspiration値が86と最高の752空のmorale値は艦砲射撃で低下しても、その後は一貫して上昇しました。しかしその他の部隊はrestの状態にしてあるにもかかわらずmorale値が低下してしまうことがあり、しかもその頻度は指揮官のinspirationが低いほど多くなっています。この8つの中で指揮官のinspiration値が43と最低の253空は3月31日から一週間連続してmorale値が下がってしまったほどです。士気を鼓舞できる立派な指揮官がいないと、ゆったり眠れないとか食事がまずいとか、兵隊さんはいろいろ文句を言い出すのでしょう。
それと、注目なのは一番左の902空です。この902空はもともとバリクパパンでASW任務についていて、艦砲射撃を受けていません。しかし、クーパン周辺の連合軍潜水艦の跳梁が著しいので、4月5日、クーパンに移動させASW任務を指示しました。50% ASW, 50% restの指示だったのですが、移動後の4日間で99あったmorale値が58まで低下してしまいました。バリクパパンにいるときはこんなことはなかったので、きっとクーパンの飛行場施設のダメージが大きかったことが原因なのだろうと思います。でも腑に落ちないのは、この902空が零式水偵装備、つまり水上機の飛行隊である点です。水上機の飛行隊はdot base(飛行場も港も規模0)でも活動できるのに、飛行場の規模が1以上あると、かえってその飛行場施設のダメージによりmorale値が低下してしまうのって、なんともおかしな仕様だと感じます。