昭和18年3月31日、前日の予想ははずれ、連合軍TFはクーパンにやってきました。連合軍TFの構成は、戦艦 2(North Carolina, Washington)、巡戦 1(Repulse)、重巡 10(Astoria, San Francisco, Quincy, Vincennes, Australia, Canberra, Dorsetshire, Devonshire, Cornwall, Exeter)、軽巡 3(Leander, Achilles, Perth)、防空巡 2、駆逐艦 4と豪華な構成でした。昭和17年12月3日のウエーク島海戦で魚雷の命中したBB Washington、爆弾の多数命中したBB North Carolinaも修理が終わったようです。艦砲射撃が目的なので足の速い巡戦とアメリカの新型戦艦をつかったものと思われますが、巡洋艦は半数以上が英海軍のものでした。
前日、クーパンには駆逐艦3隻のASW TFとE八重山がいました。そのまま避難させようかとも思ったのですが、moonlight 21%と暗いのでもし連合軍TFがやってきたとしても、なんらか混乱を生じさせることができるかもと思って、駆逐艦はそのまま待機させ、E八重山はクーパンに機雷を敷設してから北上させようと考えました。まず、この駆逐艦3隻が連合軍TFと対戦したのですが、DD天津風に被弾3、BB WashingtonとDD Reidに命中各1で終了。分が悪いと見た日本側駆逐艦が退却したようです。その後、E八重山(VP 5, tonnage 1358)がつかまり、こちらは機雷の追加敷設前にあっさり撃沈されてしまいました。
Japanese aircraft losses
G3M2 Nell: 169 damaged
G3M2 Nell: 11 destroyed on ground
Ki-49-IIa Helen: 77 damaged
Ki-49-IIa Helen: 8 destroyed on ground
A6M8 Zero: 94 damaged
A6M8 Zero: 4 destroyed on ground
Ki-43-IIa Oscar: 72 damaged
Ki-43-IIa Oscar: 7 destroyed on ground
B5N1 Kate: 17 damaged
B5N1 Kate: 1 destroyed on ground
J1N1-C Irving: 18 damaged
Ki-46-III Dinah: 22 damaged
Ki-46-III Dinah: 2 destroyed on ground
Japanese ground losses:
432 casualties reported
Squads: 1 destroyed, 1 disabled
Non Combat: 12 destroyed, 45 disabled
Engineers: 1 destroyed, 4 disabled
Guns lost 10 (6 destroyed, 4 disabled)
Airbase hits 23
Airbase supply hits 13
Runway hits 153
Port hits 2
Port fuel hits 1
戦艦・巡戦3隻と巡洋艦15隻の艦砲射撃は上記のように強烈でした。リプレイ中にこの破壊・損傷した機体の数が表示されたのをみて、呆然となってしまいました。しかし、リプレイ終了後にあらためてコンバットリポートを見て、全部合計すると502機にもなってしまい、いくらなんでもこの数字は大きすぎると気付きました。実際には、前日の時点で駐機していたのは178機で、エンジン数を加味した計算値でも223機ですから、規模7の飛行場のスタッキングリミット350機よりかなり少なめで、スタックし過ぎが原因で大きな被害が出たというわけではありません。
また破壊された機数の合計も33機と報告されていますが、Trackerによると56機。どちらが正しいのかと各部隊の機数を前日と比較して数えてみたところ、合計で30機、うちわけは九六陸攻(G3M2 Nell) 8機、百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 3機、零戦(A6M8 Zero) 6機、一式戦(Ki-43-IIa Oscar) 12機、九七艦攻(B5N1 Kate) 0機、二式陸偵(J1N1-C Irving) 0機、百式司偵(Ki-46-III Dinah) 0機で、破壊された機数の合計という点ではTrackerよりコンバットリポートの方が近い数値です。でもどちらも機種別の数字はかなり違います。これまでこんな風に確認したことはなかったのですが、Trackerの数字も鵜呑みにはできないことを学べました。
スタック過剰ではないとはいっても、艦砲射撃を受ける可能性のあったクーパンの飛行場に多数の飛行機を置いておいたことが被害を大きくしたのは確かです。百式司偵の一部や二式大艇、零水偵など、クーパンに置いておく必要のない機種は他の飛行場に避難させておいたのですが、クーパン以外の場所への上陸作戦が実施されたときに対応できるよう、残しておきました。なので、この程度の被害はやむを得ないと考えています。
また、飛行場サービス施設への弾着が23、滑走路へは153!もありましたから、けさサービス施設に93、滑走路に95のダメージが残っていました。それに対して港への弾着は2だけで、港のダメージは6のみでした。まあ、港内のAKE Terukawa Maruにも一発命中していましたが。こういうかんじに弾着が飛行場ばかりに集中した理由は分かりません。でも、滑走路への弾着153は明らかにオーバーキルです。飛行場にも港にも満遍なく命中していたら港の被害も90台になっていたかもしれず、そういう意味ではラッキーだったんだと思います。ま、いずれにせよ10日以上機能停止です。また、Airbase supply hits 13の影響ですが、昨日と今日のサプライ貯蔵を比較すると2435トン減少し、4万219トンになっていました。Port fuel hits 1の方は、昨日と今日の燃料貯蔵を比較すると364トン減少して、2万5550トンになっていました
クーパンに駐屯している地上部隊の被害ですが、一つ気付いたことがあります。それは第38師団や海軍の特別陸戦隊など歩兵のDisruption値がいずれも0のままなのに、お示しした第31特別根拠地隊やAir HQ、飛行場の整備部隊などのDisruption値が74と大幅に増加していることです。こんなに歴然とした差の存在に気付いたのは初めてのことです。クーパンのfortificationは7あるので、いち早く敵TFの来襲を察知した歩兵部隊は塹壕や洞窟陣地に駆け込んだが、後方要員が主体の部隊は兵舎の寝台で気付いて、弾着にあたふたしたと脳内補完すべきものなんでしょうか。
そんなこんなで艦砲射撃が終了しましたが、昼になってから駆逐艦3隻のTFはもう一度この艦砲射撃TFと出くわします。今度は無傷では済まず、DD天津風が沈没、DD陽炎に5インチ砲弾命中2でSys 12, Flt 7(7), Eng 7(0)で、DD早潮に8インチ砲弾命中1でSys 13, Flt 1, Eng 3のダメージを受けました。さらに、連合軍TFの出現を知ってスラバヤから東に向け航行中だったBB長門・陸奥にCVEから33機のSBD-3 Dauntlessが来襲して、長門と陸奥に1000ポンド爆弾が2発づつ命中しました。幸いあたりどころは悪くなかったようで、長門は12.7cm高角砲1門破壊でSys 4、陸奥はSys 6, Flt 0, Eng 2のダメージで済みました。
クーパンが基地機能を喪失したことで哨戒域に大きな穴があいてしまいました。このあと、上陸船団がやって来る可能性もまだ0ではないので、周囲の根拠地から哨戒機を飛ばすことにし、またBB長門・陸奥にはパトロールしてもらいます。それにしても、前々日、クーパンの西方沖に連合軍TFを発見した時に、クーパンの陸攻が飛んでくれなかったことが悔やまれます。どうせ失うのなら、艦砲射撃で地上で破壊されるより、敵TFの上空を選んでもらいたかった。
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