前回のエントリーでも触れたように、ビルマの日本軍部隊を支えるサプライは、陸路タイとの国境を越えて運ばれて来るものもあるでしょうが、主にはシンガポールからラングーンへの海上輸送が支えています。その海上輸送を妨害するために、ラングーンの近辺には常に連合軍の潜水艦がみられます。連合軍潜水艦に対処するため、モールメン配備の零式水偵にはASW任務を指示し、またDD夏潮、浜風、嵐からなるASW TFをパトロールさせていました。
昭和18年5月5日、このASW TFが空襲を受けました。やってきたのは、24機のB-25D1 Mitchellと8機のB-25C Mitchellの2波で、リプレイで表示されていた航跡のラインをたどると、距離14ヘクスのチッタゴンから飛来したもののようです。モールメンには二式戦(Ki-44-IIb Tojo)と二式複戦(Ki-45 KAIa Nick)、それぞれ定数12機の2戦隊がいましたが、モールメンのヘクスへの空襲はだいぶ昔に一度あっただけなので、この2戦隊もexp向上目的でCAP 10%, training 20%の設定にしてあっただけでした。しかも、モールメンにはレーダーがなく、敵機来襲4分前に監視哨がようやく発見できただけだったので、迎撃したのは二式戦、二式複戦とも各1機だけでした。
DD Natsushio, Shell hits 5
DD Hamakaze, Shell hits 7
DD Arashi, Shell hits 8
B-25D1 Mitchellはattack bomberなので、低空から機銃掃射で対空砲火を制圧し500ポンド爆弾を投下しました。ご覧の通り、銃弾はたくさん命中しましたが、幸いなことに爆弾は全部はずれました。つぎにlevel bomberのB-25C Mitchell 8機が来襲。B-25C Mitchellも100フィートまで降下して反跳爆撃を敢行し、DD浜風に500ポンド爆弾1発が命中してしまいました。
リプレイが終了してから被害状況をみてみると、500ポンド爆弾の命中したDD浜風はSys 12, Flt 2(0), Eng 1(0)と思ったよりずと軽傷でした。至近弾だったんでしょうかね。また機銃弾だけが命中したDD夏潮はSys 7のみ、DD嵐はSys 10のみでした。機銃掃射だけだと上部構造だけに被害がおよぶということで、Sysダメージに限定されるようです。駆逐艦にこの程度のダメージを与えたかわりに、 B-25D1 MitchellはA2Aで1機と対空砲火で3機、またB-25C Mitchellも対空砲火で1機撃墜されています。商船が攻撃目標ならもっと少ない被害で攻撃できるのでしょうが、戦闘艦あいての低空からの艦船攻撃はけっこう高い代償をともなうもののようです。
今日の大きな事件はこのくらい。日本側の関心事である、ベンガル湾のR級戦艦のほうは行方知れずになってしまいました。
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