昭和18年4月19日、昨日インド洋のモルディブ諸島の西で連合軍の輸送船団を補足した伊164潜は船団を見失ってしまったようです。代わりに、前日は東の方にいた伊27潜が1ヘクス西に移動して接触することに成功しました。昨日とは違って連合軍は近くにいた駆逐艦を護衛に差し向けたようです。 夜間の最初の接触は護衛のDD Monaghanに発見されてしまい、制圧攻撃を受けました。爆雷4命中でSys 11, Flt10(0), Eng 0のダメージとなりましたが、伊27潜は諦めずに追跡しました。昼になってチャンスをつかみ、昨日の攻撃で既に大きな被害をうけていたAK Draco(VP 12, 6520トン)にもう一本魚雷を命中させ撃沈しました。攻撃後は深く潜航し、護衛についていたDD Monaghanから姿をくらますことができました。AK Dracoの搭載していた地上部隊にVehicles lost 1 (1 destroyed, 0 disabled)と被害が報告されていますが、たとえ船団の僚船に一部が救助されたのだとしても、前日のものとあわせて車輌2台だけというのはあまりに少なすぎますから、この種のコンバットリポートの数値自体はあまり信用できないと思っておいた方がいいようです。この数字は伊27潜が潜望鏡から確認できた浮遊物が車輌一台だけということかもしれません。またゲームデザイナーの意図としては、地上部隊が搭載されていたという情報をプレイヤーに知らせる意味で付記することにしたものなのでしょう。
オーストラリア西岸のPort Hedlandの北西のヘクスで呂33潜がxAKL Beatrice(VP 3, 1700トン)を撃沈しました。連合軍は、ダーウィンとチモール島クーパンに対峙するこのPort Hedlandの飛行場を拡張中です。また水上艦の前進基地としても使用するつもりのようで、数日前からADがいると報告されています。史実では7ヘクス西方のExmouthが米軍潜水艦の前進基地としてつかわれていましたから、ASもいるのかもしれません。
Port Hedlandの周辺には砂漠が広がっていて、陸路でのサプライの補給が困難です。前進基地として機能するためには海路でのサプライの搬入が必要ですが、それを妨害するために呂60潜をパトロールさせていました。また機雷を敷設したこともありますが、ちっとも機雷に接触してくれません。連合軍艦船は見張り員だけでなく優秀なレーダーを装備しているので、日本の艦船より機雷の被害を受けにくいんでしょうか?
さて、このPort Hedlandの嫌がらせ用にCA高雄・摩耶と駆逐艦5隻の艦砲射撃TFを派遣してありました。重巡と駆逐艦だけのTFで最高速度32ノット、12時間で9ヘクス移動できます。前日4月18日の時点でPort hedlandから9ヘクスの地点に達していたので、夜のうちに艦砲射撃が行われるかと思って楽しみにしていたのですが、なぜか艦砲射撃はありません。夜が明けた時点でPort Hedlandから5ヘクスの地点にとどまっていて、連合軍の空襲を受けることになってしまいました。
午前中の空襲は2波。4機のPB4Y-1 Liberatorが高度100メートルからの機銃掃射と反跳爆撃でDD 舞風に機銃弾1命中。その後の修理フェーズで修理完了してしまったのか、ダメージは残っていませんでした。ついで6機のMitchell IIが高度6000フィートからCA高雄に爆撃しましたが、命中弾はありませんでした。午後になって14機のPB4Y-1 Liberatorが飛来し、やはり高度100メートルからの機銃掃射と反跳爆撃を行い、DD萩風に500ポンド爆弾1命中。DD萩風はSys 28, Flt 4(1), Eng 3(1)のダメージを受けています。駆逐艦に500ポンド爆弾が命中したにしては比較的少ない被害で済んだとは思います。最高速度も30ノットを発揮できると表示されてはいますが、このまま艦砲射撃に同行させると足手まといになりそうですから、分離してスラバヤに帰投させることにしました。
今回の艦砲射撃は奇襲として実施する予定でしたが、なぜかそうはなりませんでした。このままだと強襲になってしまいますが、ここまで来て引き返すのも何ですから、今晩突入させることにします。重巡2隻じゃほとんど効果がないといわれれば確かにそうなのですが、まあクーパン艦砲射撃のお返しということで。ただ、こういう嫌がらせ的な行動が思わぬ危険を招くこともあります。哨戒機によるとPort Hedlandの至近には連合軍の水上艦はいません。でも、哨戒圏はExmouthあたりまでは達していないのです。実はPort HedlandのADは撒き餌で、Exmouthあたりに強力な水上戦闘TFが潜んでいて、日本のTFがやってきたら返り討ちにしようと待ちかまえているなんていうことになりませんように。
2日続けて連合軍のdeliberate attackのあったビルマ東部のラシオですが、今日は空襲があっただけでした。地上部隊の方は休養をとっているのでしょう。連合軍のサプライ不足が判明したので、さらにサプライを消耗させるため、今日は日本側からbombardment attackをしかけてみました。とはいっても日本の部隊もみなお疲れなので、歩兵師団の砲兵は使わず、1st Hvy.Artillery Regiment、17th Medium Field Artillery Regiment、3rd Ind. Mountain Gun Regimentの3ユニット 67門だけの攻撃です。連合軍には砲が1661門もあるそうで、この攻撃では連合軍側の反撃で日本側にVehicles lost 2 (2 destroyed, 0 disabled)の被害があっただけでした。日本側にこの程度の被害があるだけなら、サプライを使わせるために砲撃を続けた方がいいのでしょうか?このあたりの陸戦の機微がまったく分かっていないダメ指揮官です。
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