このゲームの空戦モデルにsweep>CAP>escortという関係があるのは周知のことですが、日本側を持ってプレイしていると、今後は高性能の新型戦闘機(すでにF4U-1コルセアは登場済み)によるsweepを受ける機会がますます増えてくるものと思われます。sweepへの対策としてよく勧められているのはlayered CAPです。しかし、どうlayered CAPを実践するのか、具体的な方法をまとめて解説したスレは読んだ記憶はなく、よく分かっていないながらに自分流のlayered CAPを指示してきました。たまたま先日の1944年以降の海戦の戦い方というエントリーで紹介したスレの中には、 layered CAP(多階層のCAP)に触れたレスがいくつかつけられていました。他にもlayered CAPでフォーラムをサーチすると、いくつかスレがヒットします。深く掘り下げた解説はありませんでしたが、勉強にはなったので紹介してみたいと思います。
最初はSalutations and solicitations.... 1EyedJacks (J) vs Nemo (A)というAARの中の記述から。このAARは2009年から2010年にプレイされたPBEMのものですが、layered CAPの本質がわかりやすく説明されていると思います。後半の1943年以降のアメリカ空母部隊との対決について触れたあたりは、一回の決戦ではなく、空母の戦闘機戦力を漸減させた後で決戦すべしという考え方が参考になります。ただし、具体的な方法については、アメリカ側も護衛空母が上陸船団と同じヘクスでCAPをあげ、その後方に正規空母という布陣で臨んでくると思うので。素直には受け取れないかな。
最初はSalutations and solicitations.... 1EyedJacks (J) vs Nemo (A)というAARの中の記述から。このAARは2009年から2010年にプレイされたPBEMのものですが、layered CAPの本質がわかりやすく説明されていると思います。後半の1943年以降のアメリカ空母部隊との対決について触れたあたりは、一回の決戦ではなく、空母の戦闘機戦力を漸減させた後で決戦すべしという考え方が参考になります。ただし、具体的な方法については、アメリカ側も護衛空母が上陸船団と同じヘクスでCAPをあげ、その後方に正規空母という布陣で臨んでくると思うので。素直には受け取れないかな。
このゲームで私は1942年4月末までに400機以上の零戦を撃墜している。それもP-40BとP-40Eとハリケーン、それに時々F4F-4を使っての戦果だ。しかも中国空軍もうまくやっていて、あと一歩でエースになれる撃墜4機のI-15乗りが一人いるし、ほかにも撃墜3機のI-15・I-16のパイロットが数人いる。オランダ空軍にはB-339乗りのエースが一人いる。彼のスコアのほとんどは零戦と一式戦相手に稼いだものだ。
空戦は基本的にコンバットアニメーションを観察しなければいけない。観ていると、相手の飛行機に向かってdive(降下)した飛行機はdive後も敵機のいた高度(もう少し高めのこともなくはないが、話を簡単にするために同じと考える)で戦闘を続ける。つまり、高度1万フィートにいる敵機に向かってdiveすると、もともと3万フィートで来襲したのにこんどは高度1万フィートで戦うことになるわけだ。そうすると、2万フィートにいる他の敵機に対してはかなりの不利になる。CAP任務をしている飛行隊のうちのひとつがdiveによる攻撃を引き受けて、その他の飛行隊はdiveした相手に対してdiveできるように設定することも可能だ。囮となる飛行隊のパイロットは、diveされての攻撃を受けても生き残れるように、defenceスキルにもとづいて決定する。それらパイロットをB-339やバッファローに搭乗させると、そのB-339やバッファローは零戦のdive攻撃で傷ついてしまうが、ハリケーンやP-40Eが零戦にdiveして撃墜してくれる。
じゃ、これを攻撃にも応用できないだろうか?sweep役と護衛役の戦闘機の高度をいろいろに設定することで可能だ。護衛戦闘機の高度を変更すると、攻撃目標が空母だったりすると、爆撃機を護衛してくれない危険もある。しかし地上の目標なら攻撃目標のヘクスを指定して、sweep役には高い高度、護衛役には爆撃機と同行できるずっと低い高度を設定することができる。このゲームのボルネオ南部の戦いでバリクパパンから出撃した空襲部隊でこの戦術を何度か試してみたが、結果は良かった。爆撃機の近くで護衛している戦闘機は攻撃されたが、高いところにいたsweeperが降下して敵のCAPを撃墜してくれた。このゲームで3月に行った空襲(さらに戦術を磨いて実施した)をみてほしい。それが証拠だ。1対1の満足できるスコアをあげることができた。
1943年になってアメリカの大艦隊を相手にこれをどうやって応用するか?じかに太刀を交えるのはまずいやり方だ。数ヶ月も前からアメリカの空母戦力を削ぐことに努力し、真っ正面から対決しても大丈夫な状態にまで削っておくことで、ようやく19943年のアメリカ艦隊に勝つことができる。同じような状況で、上陸侵攻のあったヘクスにCAPとsweepを派遣し、水上艦隊を送り込んで上陸中断を余儀なくさせる。数日続けると、アメリカの護衛戦闘機とLRCAPしている戦闘機に多数の損失がもたらされる。上陸された根拠地は陥落してしまうかも知れないが、上手にやれば日本側の再編成の方が素早く行える。そしてその次の上陸戦の時には、前回よりも経験値の劣るパイロットと対戦することになるので、空戦スコアをさらに改善することができる。
なぜ水上艦隊を送り込むのか?揚陸にかかる時間を長くし、アメリカの空母をより長い期間上陸地点の近傍に滞在させ、LRCAP任務の回数を増やすことで消耗させることができるからだ。疲労と、LRCAPと護衛任務による戦闘機の数の減少が重なってゆけば、その時こそ直接アメリカ空母に決戦を挑むべき時だ。アメリカの上陸船団上空に陸上基地から4-5日間飛行機を送ってLRCAPの戦闘機の減少と疲労とを誘った後で、距離1ヘクス長い日本側の優位を活かすためにアメリカ空母ではなく上陸地点の方を航続圏内におさめ得るヘクスに日本空母を配置(連合軍側プレイヤーが通例通り上陸地点から1-2ヘクス離れたところに空母を配置すると、両軍空母間の距離は2-3ヘクスとなる)して、最大規模の攻撃を上陸船団に対して敢行する。こうすれば戦果が得られる。そして翌日にはアメリカ空母につかまらないよう。さっさと逃げ出す。上陸地点を攻撃することでリスクを減らすことができるし、多数のCAPとぶつからずに済ますこと(対決することになる戦闘機はLRCAP機と空母自身のCAP機のにじみ出している分のみ)ができる。この上陸地点への攻撃には戦闘機のsweep(護衛戦闘機よりもずっと有利に戦える)と、陸上基地からのCAPも加えて、戦闘機戦力をより強化しておくべきだ。これまでに読んだAARでは、自分に有利となるよう、こんな感じに数日に渡って消耗作戦を続けている例はなかった。
敵の望む戦い方では勝利を得られないようなら、自分が勝てるようお膳立てすべきだという単純な話だ。自軍の根拠地上空なら、護衛戦闘機とsweepする戦闘機を同時につかうことができ、撃墜された機のパイロットを救助することができ、敵空母上空に比較してより少ない数のCAPと空戦するだけで済む。こういう風な戦いを続けていけば、いつかはアメリカの空母と互角に戦える日があるだろう。互角に戦えると感じたなら、そこで戦うか後日を期すか、あとはあなたの望み通りだ。
追記:自軍の飛行場がアメリカの空襲で使用不能となってしまっていたらどうすべきか。これには二通りの回答がある。
1. この種の戦いを戦略として望むのなら、飛行場を素早く修理できるよう、工兵と整備員を多数、上陸の予定される根拠地に配置しておくべきだ。対空砲もどっさりと。でも、それには上陸侵攻される根拠地を予知する能力が必要?たしかにそうだが、予知能力が必要だからといって、この方法がまずいやり方だというわけではない。連合軍側プレイヤーというものは進撃路の選択に際して一直線なところがあるから。
2. 上陸の妨害のために夜間、水上戦闘TFを送り込むことによって、連合軍側プレイヤーが機体を艦船攻撃用に温存してくれることを期待できる。艦船攻撃用に温存される機体が多いほど、飛行場攻撃を行う機体が減ることになる。日本海軍水上部隊にとってはきつい?しかし、上手にやれば、機動部隊が効果的にアメリカ空母を攻撃することで4-6ヶ月にわたる効果を期待できるから、充分、犠牲に値する。
WItP AEは、たった一日の決戦で戦果が得られるというよりも、数ヶ月間に及ぶやり取りから戦果を得るゲームなのだと思う。たった一日でアメリカ空母群を壊滅させてしまえる可能性も確かにあるが、ギャンブルに賭けるよりも、リスクはあっても着実なやり方をしたいと思う。
次は、air combatというスレで、スレ主さんはどの任務にはどの高度が最適かを尋ねるためにたてたものです。いろいろな任務のうちのひとつとしてlayered CAPも触れられています。
敵の根拠地上空のCAPを攻撃するには最高高度が望ましいが、高空を飛行するとfatigue値が上昇しやすい。CAPとLRCAPには15000がいいと思う。複数の戦闘機飛行隊が配置されている大きな根拠地の防衛には、一つを2万フィート、一つを5千か1万フィート、さらに余裕があれば1万5千フィートに設定する'layered-CAP'戦法を試してみてもいい。上位を占めることは重要だが、2万5千フィートでパトロールしていると、超低高度の爆撃機にすり抜けられてしまうこともある。訓練には1万フィートかそれ以下で必ずrangeを0に。海上哨戒任務には6千フィートが常識だ。対潜哨戒任務はふつうは1000フィートだが、100フィートを指示する人もいる。できればfatigue値をなるべく低く、morale値をなるべく高めにしておきたいので、高度はできれば低め(対潜哨戒以外)に、rangeは目的に応じて設定する。Strafe, LowN, LowG, & Level/Glide/Dive Bombingといった任務には既定の高度があるので、ご注意を。急降下爆撃機を8000フィートで訓練するとNavBスキルが向上するが、実戦では1万-1万5千フィートの方が効果的だ。偵察機なら低いほど得られる情報は多いが、敵の対空砲の被害を避けるには高高度の方がいい。
日本側をプレイしているが、 1万3千・1万6千・1万9千が一番いいと思う。
連合軍側でP-40を高度2万フィートのCAPにあてていると、6000フィートで侵入する空襲部隊の迎撃に失敗することがある。1万5000フィートの零戦は迎撃できるが第一波との会敵には失敗することが多い(3万2000フィートでCAPさせるとまったく戦闘できない)。速度差がさらに大きくなる大戦後半になると、毎時20マイル以上の優速で上昇率も優れている機種が高位を占めることの優位さがよりはっきりしてくるだろうと思う。
PBEMを長いこと連合軍側でプレイしてきて、初めて日本側をプレイした。連合軍側だった時には二式戦との対戦に苦労したが、日本側でプレイしてみると、二式戦はsweepするにしてもされるにしても空の王者とは言えなかった。いまは1943年3月なのでコルセアの初期型とスピットファイアVとP38のE・F・Gに加えて多数のP-40を相手にしなければならない。対戦相手はパイロットを訓練で到達できる最高のところまで鍛えているようだ。連合軍は戦闘機のどの機種も最高高度でsweepさせていて、二式戦の3万6740フィートに対してP-38なら3万9000フィートでやってくる。日本側のパイロットもほとんどがexp値 55~60、airスキル値 70と決して悪くはないのだが、スコアは2~3対1と良くはない。P-38もコルセアもスピットファイアも二式戦を撃墜してゆく。sweep対策として二式戦も最高の高度に設定してあるが、ハリケーンにも撃墜されてしまう始末だ。そこでみなさんに尋ねたいのだが、相手の根拠地にsweepする際にはどのくらいの高度にすべきか、二式戦の最高高度36740かまたは2万フィートくらいの方がいいのか。相手のsweepへの対策としてはどんな高度にすべきなのか?2万フィートも試してみたが、36740よりも少しは良かったようだ。二式戦の空戦スコアにはがっかりさせられているが、きっとプレイヤーのスキル不足が原因だと思うので、アドバイスをお願いしたい。テーマからは少しそれるが、 三式戦はarmorがあること以外は二式戦より劣るように思えるので、全然生産していない。これでいいだろうか?それと1943年夏になると紫電改と雷電が生産可能になるが、雷電を生産する意味ってあるんだろうか?
sweepするなら、まず第一はより高い位置を占めること、第二に速度差があると相手のmvr値を減らす効果があること、第3に優れたパイロット。つまり、相手がとても高い位置を占めているのなら、低高度で侵入して実際に迎撃に参加できる敵機の数を減らすようにする。また敵機の戦闘機が優速なら、高度の優位を占めるようにするか、または戦いを避ける。また相手のパイロットの方が優れているようなら、高度と速度の優位がなければ見込みは暗い。防御にあたってはlayered CAPを採用すべきだ。sweepに来た敵機は複数の高度に分かれたCAPの階段を降りて来るので、生き残ったCAP機が撃墜できるようになる。それに、速度、上昇率、mvrの異なる複数の機種を違った高度に配置(最高速度と上昇率の最も優れた機種を一番上に、上昇率の劣る機種は中高度に、mvr値の優れた機種を一番下に)してみてもいいかも...
私が日本側でプレイした時には三式戦を生産してみて、拠点防衛用の戦闘機としては優れていると感じた。layered CAPを採用するなら、性能の異なる戦闘機を組み合わせることが必須だ。速度の優れた機種と高空性能の優れた機種と低高度用に運動性に優れた機種を組み合わせる。
次は、How to kill P-47D2??で、どういった機種、どんなスキルのパイロットをどんな割合でどんな高度に配置するか、具体的に述べられています。サンドボックスで検証された戦術ではなく、経験に基づくものですから、妄信は禁物でしょうが、自分流のlayered CAPを組む際に参考になります。また「 大戦後半の日本のパイロットにとってもっとも重要なスキルはdefence値だ」というレスは真理でしょうね、きっと。
1943年も9月になって、連合軍が複数のP-47D2の部隊を最高高度で送り込んで来るようになった。これに対処する戦闘機のうまい組み合わせがあるだろうか?私は戦闘機を高度2万フィートより低く位置させるようにしているので、P-47D2の降下しての攻撃で何機か撃墜されてしまう。たとえP-47D2の高度よりは低くなってしまっても、各機種の最高高度でCAPさせた方がいいんだろうか?
一番劣る(パイロットも機種も)部隊を一番低い高度に設定し、優秀なパイロット・機種をそれより4000-6000フィート高く配置する。defenceスキル値に優れたパイロットをmvr値の優れた機種に搭乗させて一番低い高度に配置し、優れたパイロット・機種を4000-6000フィート高く配置する。高高度でP-47を叩こうとするなんて無理な話。
上記のレスが模範解答なのだと思う。高高度sweepへの対策はlayered CAPだ。完全な対策ではないが、多少は互角に近づく。連合軍側の例でいうと、F4F Wildcatsを2万フィートに、P-40Eを1万5000フィートに、P-39Dを1万フィートに配置する。
うまく機能してくれるのは、数的に優勢な時だけだと思う。あなたの運用できる機種はまだ二式戦と零戦なんだと思うが、サンダーボルトを相手にするには少なくとも2対1の数的優位をもって臨まなければならない。つまり35機のサンダーボルトがsweepしてくるなら、70機の二式戦が飛行していることが必要だ... CAPを指示した飛行機のうち実際に空中にいるのはその3分の1に過ぎないので、総計210機の部隊にCAPを指示しておくことが必要になるし、低高度にもCAPを配置するためにはもっと多数の二式戦が必要になる。一飛行隊の定数が45だとしても、すくなくとも5つ、でもきっと6つは必要になるだろう。難しいことだが、実行できれば戦果はそれにみあったものだった。 結局はまたやってくるのだが、一日でサンダーボルトの半数以上を撃墜できたことがある。
上のレスに賛成だ。30機あまりのサンダーボルトのエリート部隊に対処するには「総計210機の部隊にCAPを指示しておくことが必要になる」ということだが、これはレーダーの有効範囲による。また、効果的な対策にはサンダーボルトの出撃根拠地を脅かすことも必要だ。sweepを受ける方ばかりにまわると、相手はすべての戦闘機飛行隊を攻撃に投入でき(これは望むところではない)、主導権を完全に失ってしまうから、すでに負けたも同然だ。あと付け加えることとして、layered CAPとはいっても、いつも1万と1万5000と2万フィートと決まりきったやり方をするのは良くない。似てはいても、少しづつ改良を加えた方がいい。CAPにあたる戦闘機の大部分をmvr値が最も良好となる高度帯に2000-3000フィートずつずらして配置し、一番上の高度には紫電改か三式戦を配置して、sweeperが低高度のCAPに引き寄せられたところを攻撃する。具体的には高度1万2000フィートにCAP全体の40%、1万4000フィートに20%、1万9000フィートに30%、3万2千フィートに10%といった具合だ。確率からいって、敵のsweeperは高度を下げるだろうし、最良のパイロットの搭乗した紫電改・三式戦が降下してsweeperを攻撃のする機会を得ることができる。大戦後半の日本のパイロットにとってもっとも重要なスキルはdefence値だ。P-47を難敵だと思っているようだと、スピットファイアVIIIはもっと厄介だ。
いままで二式戦二型甲(Ki-44-IIa)で戦ってきて、ようやく二型乙(Ki-44-IIc)と四式戦の生産が始まった。海軍では紫電改が生産開始されるとともに空母艦載機としては零戦52型(A6M5)を52型乙(A6M5b)に機種変更し始めた。サンダーボルトは最高高度と速度が優れているので、対抗するのは困難だ。何度かsweepされて、最初あった数的優勢を失った後でもサンダーボルトを撃墜できるものかどうか、これから数日で判明する。4回目と5回目のsweepを受けた時には20機以上を失って、1機も撃墜できなかった。
P-47相手だと、四式戦と紫電改をつかっても同じようなものだ。一番ましだったのは、すべての機を高度6000フィートでCAPさせた時だった。
最後はMy kingdom for a decent fighter。これはかなり長いスレで、layered CAPについて触れている部分はわずかです。スレの後半は、1944年以降の絶望的な日本の状況について触れられていますが、今後の戦いには参考になると思うので、紹介してみます。
日本側でプレイしていて1944年8月になった。日本に連合軍戦闘機とそれなりに戦える機種はないようだ。今は五式戦の最初期型(KI-84a)、零戦52型丙(A6M5c)、二式戦二型丙(Ki-44-IIc)、雷電33型(J2M5)、紫電改をつかうことができて、CAPにいろいろ工夫もしているが、何をしてもやられてしまう。連合軍の数的・質的優勢をみとめて素直にこの結果を受け入れるべきなのか、それとも私のやり方に間違った点があるのならアドバイスをもらえないだろうか。私が現在生産している機種の組み合わせが風変わりな点はみとめるし、次にPBEMをする際には修正したいと思うが、このゲームではもはやその点の修正は間に合わない。
数はどのくらいあるの?五式戦(b>r/a)はいい機種だが、数的に1対3より劣勢だと良さを発揮できないと思う。月産数百機のレベルに達していなければ、数が足りないんだと思う。
うちも1944年2月になっていて、使える機種はスレ主さんのとだいたい一緒で紫電改、雷電11・21型(J2M2, J2M3)、四式戦一型甲(Ki-84-Ia)、二式戦二型丙(Ki-44-IIc)、三式戦一型丁(Ki-61-Id)。一式戦と零戦もCAPにつかっているが、この2機種には大きな期待はしていない。でもこれらのすべての機種はコルセアとP-47とスピットファイアVIIIに踊り食いされてしまう。sweepして来るのがP-38であることを望むまでになってしまった!こうなってしまった原因の一端は私たちのHR(高度制限:その機種のmvr値の2番目に高い高度帯まで)にあって、連合軍機は高度3万5000フィートでsweepできるのに、日本機は3万1000フィートに制限されている。このルールに縛られているので、ふつうじゃないやり方、例えばCAPをすべて1万フィートに配置したりしてみたが、粉砕されてしまった。1万4000、1万2000、1万とすべてを低めに配置してみても、3万1000、2万5000、2万、1万5000、1万2000というオーソドックスなlayered CAPでもいい結果は得られなかった。4-6部隊の連合軍機が最適な高度でsweepしに来ると1対3以上のスコアを得る方法はないように思えるが、200-300機のCAPのいる大きな飛行場に連合軍がやって来るのは、こういったやり方でなんだ。exp 70-80のパイロットはKIAよりWIAになりやすいってことはあるけれど、パイロットの質はスコアにほとんど影響してないようだ。
質と量を両立させることができないという、史実の日本が直面していたジレンマにようこそ。大戦後期の日本機の中には、熟練のパイロットが搭乗すると連合軍機と互角に近く戦えるものもあったが、1944年には熟練パイロットはほとんどいなくなっていた。たとえ日本側が訓練の行き届いたパイロットを史実よりも多く配備できたとしても、アメリカ側はもっと多数のパイロットを用意できる。AFB(訳注:連合軍側プレイの愛好者)にとってのスローガンは、良くなる一方。JFBにとってのスローガンは、楽しめるうちに楽しんでおけ、あとは下るだけだから。
唯一の答えは、やつらに近づくな。連合軍の新型機の航続距離内で制空権を確保することはできない。連合軍の新型機でも常に増槽をつけて飛行しなければいけないようだと、損失が記録されるようになる。それに1対3のスコアは日本にとって決して悪くはないと思う。生産が損失を上回ればいいんだから。
速度がすべてだ。毎時400マイルを上回る日本機は1945年後半にならないと登場しない。P-47やP-51やスピットファイアの搭乗はそれよりずっと前のこと。唯一の有効な対抗策は、多数のCAPを集中して少数のsweep機を圧倒することだ。
sweeperとの戦闘を避けよう。そうすると港や飛行場が爆撃されてしまうかも知れないが、爆撃を甘んじて受けよう。対空砲と工兵が多少は役に立ってくれる。連合軍が制圧しておける数よりも多くの飛行場を準備しておこう。
少なくとも、私のゲームにはそれは当てはまらないな。四式戦を月産200機、紫電改148機、雷電160機、零戦52型丙200機、二式戦二型丙240機(どうで二式戦はハエのように落とされるので、二式戦は損失を引き受けさせる役割で使っている)。持ちこたえることのできている地域は二つあって、グアムとサイパン、それにバンコク周辺。グアム・サイパンの方の問題は、迂回されてしまうかも知れない点と、飛行場の規模に制限がある点だ。グアム・サイパンを迂回することができるのと同じように、連合軍はビルマを無視して蘭印北部に上陸することだってできる。軍事的にはとても意味のある選択だ。スマトラを南に向けて行軍することはビルマの通過に時間をかけるよりもずっと簡単なことだ。振り返ってみると、ビルマに集中しないで、スマトラにもっと強力な地上部隊を配置しておくべきだった。オランダ領でイギリス兵の血を流すのか?というような史実で面倒だった政治的な問題を、このゲームの連合軍は無視することができる。スマトラ周辺の大きな飛行場はジョージタウンとシンガポールだけなので、飛行機をそこに移動させなければならない。バンコクには400機ほどの戦闘機を配置してあって、うまくやっていた。それに加えてもう400機をジョージタウンとシンガポールに配置できるかというと難しい。そろそろ制空権を争う時期は過ぎたようだ。争点となる地域に多数の戦闘機を集中することができないようなら、すべて本土に撤収させ、カミカゼの訓練を始めさせる。そうすれば、撃墜によりVPを失なわずに済む。だれか本土に閉じこもる方法を試した人はいるだろうか?
チャーチルと陸軍の首脳がビルマ(ヤマアラシのトゲを呑み込むような)を迂回して、アンダマン諸島やスマトラに上陸したがるなんておかしな話だ。アメリカ人だって中国を支援するためにビルマ作戦を望んでいた。決定的だったのは、利用可能な上陸用舟艇がもっと重要性の高い作戦に充当されてしまったことで、イギリス人は何もしないでおく代わりに地上を進むしかなかったんだ。
たしかに、チャーチルはビルマを植民地として政治的に再獲得する意欲満々だった。ビルマ人もアメリカン人も中国人もそんなことは考えてもいなかった。The Last Lion(訳注:チャーチルの伝記)の第3巻を読み終えたばかりだが、みなさんにおすすめしたい。私はチャーチルが正しかったと思う。うちのゲームではSabang(スマトラ北端の根拠地)を1943年後半に占領したが、これがこの長い戦争の帰趨を決した。Sabangを占領すると、インド洋に日本の艦船は入り込めなくなり、ビルマはサプライ不足に陥る。チャーチルの構想はいつも中途半端だというわけではないようだ...
SabangにはB-29や他の四発爆撃機を配備することができるから、ボルネオ以外の蘭印を封鎖できたも同然だ。ジャワ島東部はチモール島東部を占領して飛行場を拡張して、同じように封鎖することができる。こうなるとフィリピン攻略は不要になるので、マッカーサーはご不満だろう。ところで、パイロットの質に関していうと、最良のパイロットたちはカミカゼ用に温存するようにしている。いずれにせよ彼らは死ぬ運命なんだ。いつ死ぬかなんて、電子のパイロットたちが気にすることがあると思うlol?あと、雷電は二式戦ほど悪いわけではなく、日本機の中ではましな部類に入るだろう。私が雷電をたくさん生産しているのは、そういう理由からだ。高高度性能と武装が悪くないのと、パイロットが生き残りやすいように感じる。まあ、私がそう感じているだけかも知れないが。この時点での機種にランクを付けるとすれば、紫電改、雷電、四式戦、零戦、二式戦の順になる。問題は陸軍機が四式戦と二式戦しかないっていう点で、紫電改と雷電の飛行隊に休養を与えることがほとんどできなくなってしまう。
私の想像に過ぎないが、可能ならイギリスはスマトラ(と、できればもっと)を大英帝国に加えたがっていたんじゃないだろう。ビルマで戦うかどうかに関わらずに、戦後にはビルマを再獲得するつもりだった。その他の地域も、解放したことを理由として帝国領に加えようとしていたんじゃないだろうか。
この地域の防衛のため1941年にオランダ人が血を流しているから、オランダはイギリスの主張をみとめることはなかっただろう。もし北部スマトラ攻略作戦が行われていたとしたら、オランダはスマトラが自国領として復帰することを事前にイギリスに約束させていただろう。もしイギリスが同意しなければ、オランダは攻略作戦自体がご破算になるよう動いただろう。またもしイギリスがオランダにスマトラ譲渡を承認させていたとしたら、連合を構成する他の国(フランスも含めて)は警戒して、戦争からはずれる意志を示そうとしたかも知れない。以前所持していた領土を回復できないようなら、なぜ戦い続けなければならないのか?もしそんなことになれば、植民地を回復させるという条件でオランダ(や他の国)に日本が交渉をもちかけ、そういった地域を連合軍からの攻撃を受けない聖域にしようと試みたかも知れない。また、中立国の旗を掲げた商船をもちいてこれらの地域から日本への資源の輸送さえ可能になって、日本の封鎖を完璧なものにしようとすれば、アメリカ・イギリスはそれら中立国商船まで攻撃せざるを得なかったかも。
数を揃えることは効果がある。カミカゼ用にそろそろ陸軍のパイロットのLowNスキルを鍛え始めておくべきだ。予備のプールにいるパイロットの状況はどう?
個人的には零戦52型丙ではなく、52型甲か52型乙のままにしておきたい。52型丙はarmorが装備されるようになるが、この3つの中でいちばん速度が遅いから。雷電は役に立ってる?うちでは月産36機だけにしている。
たしかにパイロットの質は日本側にとって悩みの種だ。連合軍のパイロットの補充は順調で、史実の個人名のつけられたパイロットが優れたスキルをもって続々と登場する。1945年になると連合軍の戦闘機部隊は優秀なパイロットばかりになる。1942年の頃、しぶしぶ実戦部隊に移動させなければならなかったパイロットの質を懐かしく憶い出してしまうくらいだ。この点でもこのゲームはよくできている。ただ、日本側も終戦まで優れたパイロットの養成することができるけどね。1945年1月になると、アメリカ海軍の飛行学校でたての補充パイロットは、すべてのスキルの平均値が50以上になっていて、1944年と比較しても15ポイントは向上している。海兵隊と陸軍のパイロットのスキルの平均値は45くらい。これら卒業したてのパイロットを部隊に入れて一ヶ月訓練すれば、充分実戦に通用するようになる.. 1945年2月の陸軍中型および大型爆撃機部隊の大幅な拡張にともなって陸軍の爆撃機パイロットのみは不足しているように感じた。まあ、急に600名のパイロットが必要になるわけだから。
「 四式戦を月産200機、紫電改148機、雷電160機、零戦52型丙200機、二式戦二型丙240機」という数字があなたの生産数ならば、史実の生産数とは少し差がある。日本の生産機数については、こんな数字をみつけた。1944年に大きく伸びていて、実に年産28180機にも達した。うち13811機が戦闘機で、月産1150機にあたる。
わたしの生産機数は、史実の1944年の数値にかなり近く、200機少ないだけだ。HIを温存するため複数のラインの生産を停止しているので、それらの生産を開始すればほとんど同じ数になる。聞いたところによると、1944年が日本の飛行機生産のピークだった。
陸軍機と海軍機の生産配分が最適ではないと思う。陸軍の戦闘機が月産450機で海軍機が500機。もっと陸軍機の生産を増やした方がいいんじゃないだろうか... それに私なら零戦はもうほとんど製造しない。零戦は空母艦載機としてだけつかうべきもので、陸上基地の海軍戦闘機部隊は紫電改か雷電を装備すべきだ。また、第3世代の戦闘機が生産可能となるまでは、連合軍がずっと優位であり続ける。守るべき場所を慎重に選んでほしいし、もし守ると決めたら2対1以上の数的優勢を確保するよう努めるべきだ。第3世代戦闘機をもってしてもP-51Hは難敵だ。上のレスにあるように速度がすべてだ。
P-47Nが利用できるようになったところだが、ほんとうにすごい。
うーん ... でも、P-47Nと対戦することになっても、P-51ほどひどいことにはならない。運動性も速度も少し劣って、25%だけ重武装。日本機にとっては難敵だが、第3世代戦闘機で2対1の数的優勢があれば、おそらく勝てるだろう。二式戦で戦うとしたらどうか、はっきりはいえないが、数的優勢がもっとないとだめなのはたしかだ。日本側の数が多い時でも、P-47やP-51の方に攻撃のチャンスがずっと多いから、日本機が攻撃する順番が回ってくる前に、弾丸切れで離脱・帰投してしまうことの方が多い。
ヘルキャットはどう?
ヘルキャットも上等な飛行機だとは思うが、P-47やF4UやスピットファイアVIIIはもちろん、P-38と比較してさえだいぶ劣る。ヘルキャットは零戦よりもかなり良く、二式戦や紫電改とほぼ同等、四式戦に少し劣る機種だ。
ヘルキャットがsweepの最後をしめくくるのがこのところの日課だ。5-6部隊のサンダーボルトが航過したあと、時速50-60マイルは遅いヘルキャットがやって来ると、紫電改と四式戦と雷電を組み合わせたCAPでなんとか1対1のスコアを残せる。最近の日本にとってはこれでも大勝利だ。
ヘルキャット?二式戦のちょうどいい相手だ。私はヘルキャットが好きだというわけではないが、防衛には使える機種だ。P-40Kでも防衛目的には充分につかえる。しかし攻撃に使うには時速370マイルと遅過ぎる。
ヘルキャットは、陸上機同士の空戦(そのためにはP-38とF4Uがある)ではなく、空母戦に大きな影響をもたらす。ヘルキャットの登場前には零戦がF4Fに優位を保っていたが、F6Fと対戦するとなるとまた別の話だ。もっとも優速の零戦である52型(A6M5)は時速351マイルで、F4F-4は318マイルと零戦より33マイル遅く、F6F-3は373で22マイル速い。
F6Fはパワーウェイトレシオ(訳注:アメリカ流の出力/重量)が大きい。零戦の上昇力を活かしてワイルドキャットに追跡させ、ワイルドキャットが失速した時を狙って撃墜できたが、ヘルキャット相手に同じ運動をしても失速しないばかり、距離を詰められて発砲してきたいう零戦のエースの証言を読んだことがある。もうひとつアメリカ側の有利な点はパイロットだ。アメリカのパイロットは日本のパイロットよりもチームワークを重視していた。
友人の父によると、零戦がヘルキャットのプロペラ回転方向に旋回しても、ヘルキャットはR2800の馬力を活かしてついてゆくことができた。零戦にはできなかった鋭いターンがヘルキャットなら可能だった。
アップグレードパスの先の方にある機種のR&Dが可能な仕様を活かして、主力戦闘機としてはKi-84r、それを補助する機種として紫電改(N1K2-J、可能ならN1K5-Jもだが、繰り返してsweepされても持ち堪えるにはservice ratingのひどく高い機種でない方がいい)の研究に変更すべきだ。雷電は紫電改ほど良い機種ではない。二式戦は戦略爆撃機の迎撃にならばつかえるが、零戦は撃墜されるのを承知の上の使い捨て護衛戦闘機(航続距離の関係でA6M5bが望ましい)としての役割しか果たせない。戦闘機はどれもいずれ旧式機になってしまうので、数だけは本当にたくさん必要になる。Ki-94とKi-83と震電は良い機種だが、生産開始を前倒しすることは難しい。間もなく連合軍に配備される多数のムスタングの迎撃に間に合わせるにはにはかなりの投資と幸運とが必要になる。パイロットの管理の重要性にも気付かされる。生きていさえすればだれでもいいから搭乗員席に押し込んで出撃させなければならないような状態(1942年がそうだったし、1944-45年にもそういうことがあった)でなければ、戦闘機パイロットはairスキル 70以上、defenceスキル60以上にまで鍛え、2対1以上のスコアを期待できるのでなければ敵地上空での空戦は避けるようにしていた(艦船攻撃はその例外だが、熟練パイロットの消耗を避けるため、艦船攻撃の護衛には学校を卒業したてのパイロットをあてた特別な飛行隊を用意してあった)。4つの高度帯にわたって同じ高いmvr値をもっているというヘルキャットの特徴を活かせるような特殊なHRを設定してあるのでなければ、ヘルキャットは空母戦以外に使うべき機種ではないと思う。ヘルキャットはせいぜい二式戦並の機種で、紫電改にも四式戦にもひどくやられることになる。
ヘルキャットは損失を覚悟で使うのなら、良い戦闘機だと思う。連合軍機のなかで損失に見合う補充のある唯一の機種だ。新人パイロットを乗せて飛行させてもいい。日本機の多くがヘルキャットと互角かより優れているから損失はかなりのものになってしまうが。1944年後半になると日本側プレイヤーにとって暗い話ばかりだが、それでも連合軍機の生産数を上回ることはできる。私はいま連合軍側をもって1944年前半だが、在庫機数との戦いにずっと頭を悩ましている。
飛行機の数の不足が問題となることはなく、連合軍に対して2対1以上のスコアを得られる飛行機のないことが問題なんだ。パプアニューギニアの大部分を失うと連合軍と数的に互角に近い状態で対戦できる場を選ぶことが難しくなる。私の在庫で不足がちなのは四式戦だけで、その他は300機以上ある。本土や在庫に100機以上あっても、配置したい飛行場にそれにみあった支援部隊がなければしょうがない。オーバースタックの問題がなくても、四式戦なんかを飛行できる状態に維持するのは難しいことだから。
スレ主さん、なぜ相手のペースで戦うんだい?連合軍の戦闘機はあなたの戦闘機を攻撃するためにsweepしに来る。こういった戦いがあなたにとって有利な点は、味方飛行場の上空での戦いなので、死傷により失われるパイロットの数を少なく済むという点しかない。sweepとは戦わない、敵戦闘機は地上で破壊する、護衛任務の戦闘機を攻撃する、この3点を守ること。LRCAPをつかって、滞空中の機数の推移をコントロールすることができる。LRCAPを指示する%数を低くしておくと、ターンの始まった時点での滞空機数は少ない(そしてその大部分が撃墜される)が、時間が進むにつれて滞空中の機数が増えてゆく。こうすることで、後からやって来る爆撃機と空戦できる迎撃機数を増やすことができるわけだ。
いい考えだが、相手がしっかりものを考えている人だと、実現するのは難しそうだ。1) sweeperと戦わずに爆撃機にたどりつけるものだろうか?うちのゲームで1944年には爆撃機の来る前に4-6部隊がsweepしてゆく。2) 連合軍のCAPを攻撃した最後の空戦では、140機強という近隣の根拠地の在地機数にくらべると比較的少数しか滞空していなかった。その24機を相手に日本側は183機を失い、200機以上の爆撃機が140隻以上の停泊している規模5の港を攻撃したのにちっぽけな艦船を5つ(LSTとLSIとAKEが1隻)しずめただけだった。もし連合軍のCAPが多数のヘルキャットとコルセアとスピットファイアVIIIだったら、さらに困難だっただろう。四発爆撃機の配置されている飛行場ならなおさらだ。3) 戦闘機が護衛につくことってあるの?だいたいいつも、250機以上の四発爆撃機と100機以上の双発爆撃機が連携してやって来る。これだけの数の爆撃機なら、護衛戦闘機をつける必要はない。P-47とコルセアのsweepの後にCAPが残っていたとしても、CAPの戦闘機はほとんど何もできない。たしかに護衛がつけられていれば、40-50機のP-40を撃墜することができるかも知れないが。あなたに他にも名案があるなら、喜んで採用したい。大戦後期の数年を日本側でプレイするのは愉快なことではないが、そうあって然るべきだとは思う。相手も時々はミスをするし、sweepが爆撃機よりも後に来たりすることもあるのは確かだけれど、そういったチャンスを期待して毎回CAPを上げ続けていると、キルレシオ1対5、一週間に300機の損失を覚悟しなければならなくなる。
「 sweeperと戦わずに爆撃機にたどりつけるものだろうか?」という点だが、相手は何を爆撃しに来ているの?1944年でも日本側が優位な点は航続距離の長さだから、飛行隊を後方の飛行場に配置すれば、連合軍側も空戦前に長く飛行しなければならなくなる。日本側はLRCAPで指示する%数を低くしておけばいい。またあなたの経験したわずか5隻の戦果だった爆撃についていうと、1944年の日本は飛行機の生産数で連合軍側を上回ることもできる。でも長い目で見ると1対2より悪いスコアが続くと、だんだん不利になってゆく。別の攻撃手段を選ぶべきだ。夜間空襲か水上戦闘TFか義烈空挺隊を(3番目はちょっと無理かもだけど)。また、戦闘機が護衛につくことがあるのかという点については、戦う場所を選ぶべきなんだと思う。空っぽの飛行場を数日攻撃させて、不意に多数のCAPを上げる。長い距離を飛行して疲労してからの戦闘を余儀なくさせる。
いろいろなアイデアをありがとう。でもどれも実現は困難だよね。たとえCAPをすり抜けることができたとしても連合軍のレーダーと対空砲の存在を考えると、日本陸軍の爆撃機で爆撃を試みるなんてのは無駄なこと。まあ、連合軍側が戦力を分散させてしまって、爆撃が可能になる機会もまったくないわけではないかも知れないけど。連合軍が爆撃しているのは、飛行場だったり、地上部隊だったり、やりたい放題。日本側が戦闘の場を選ぶようにしても、連合軍の守りが疎かになっているなんてことは期待できない。1945年に登場する戦闘機の登場を待ちながら、戦線を後退させつつ時間を稼ぐしかないんだろう。それまでは戦場で1度か2度の幸運がめぐってくるのを期待するだけだ。
1944年になると日本にとってサンダーボルト・コルセア・ムスタング・スピットファイアが難敵だ。四式戦は第2.5世代戦闘機で最高時速400マイルに達しないから、この4機種のどれが相手でも苦戦する。第2世代戦闘機はどれも時速370マイル以下と遅すぎる。第3世代戦闘機が登場するまでは、四式戦と紫電改の組み合わせが最善の策だとは思うが、それでも損失はかなりのものになる。また第3世代の戦闘機のService ratingはどれも3かそれ以上だから、配置する場所を慎重に選ぶ必要がある。つまり、防衛ラインがコンパクトになり、第3世代戦闘機が利用可能になるまで、飛行機の損失数が過大にならないよう、戦線を後退させながら時間を稼ぐことが必要になる。でも、PzBさんなんかは第2世代戦闘機で連合軍戦闘機の大軍を支えることができていたから、空戦モデルの中にはわたしの知らない秘密もなにか隠れているんだろうが。
「 sweepとは戦わない、敵戦闘機は地上で破壊する、護衛任務の戦闘機を攻撃する」というのは連合軍側にとっても役立つアドバイスで、呪文のような効果を発揮してくれる。うちのゲームでも連合軍がスマトラ北端のSabangに上陸したが、日本側はSabangとジョージタウンの規模9の飛行場に飛行機を配置してあって、すべてを投入してみたが、戦果はなしだった。200機の護衛と200機の爆撃機を送ったが、多数が撃墜されただけだ。CAPをかいくぐって攻撃に移れた爆撃機も少しはあったから、空母の姿を拝むことはできた。でも、爆弾は一発も命中しなかった。史実でも日本の最高首脳は自分たちの飛行機がどんなに劣っているかを理解して、それでも連合軍に打撃を与えるとしたら、パイロットの生還を期さない攻撃しかないと考えたんだろうと思う。カミカゼの誕生だ。少なくとも我々プレイヤーは、生身の人間に片道の攻撃をしてくれるかどうか尋ねなくて済むだけでも幸せだ。でも、機数の点でいえば、もっとたくさんを投入した方がよかったと思う。私のゲームではSabangを一日で奪取されて見込みだったから、1ターンにかけるしかなかった。しかもうちの場合、中部太平洋で何か起きたとき用にフィリピンとマリアナに戦力を集中させてあったし。またどのくらいの機数を投入できるかは、地上のair support要員の数の問題でもある。Service Rating 3の機種をつかっていながらなるべく多くの機を離陸できる状態に維持するには飛行場のオーバースタックを避けることも必要だったんだ。
ひとつの飛行場からたくさんの護衛戦闘機を飛ばすより、その一部に艦船攻撃を指示した方がいいように思う。艦船攻撃を指示された戦闘機はsweeperの役目を果たしてくれるから。もちろん、急降下爆撃機以外の攻撃隊にはすべて高度1000フィートを指示しておくこと。CAPが分散させることも期待して、急降下爆撃機には1万5000フィートを指示する。大きな上陸侵攻船団に打撃を与えるには、200機の爆撃機では足りないが、多少の戦艦は期待できるだろう。現在のベータパッチでもこのやり方が通用するかどうかは知らないが。
coordinationに磨きをかけた最新のベータパッチをあててプレイしているが、違いがあるとも感じない。
一日にすべてをかけるつもりなら、オーバースタックを厭う必要はないんじゃない。少なくとも、部隊数がオーバースタックになっていなければ。Service Ratingは、一回目の攻撃にどのくらい離陸できるかにはあまり影響がない。オーバースタックが問題になるのは双発・四発爆撃機で、部隊数に応じて離陸可能な数が減ってしまう。ただ、この問題があってもオーバースタックさせる意味のある場合もあるけど。もちろん、充分な機数を揃えることができなければ、大きな戦果を期待できないも確かではある... 私は緊急時にパレンバンやジャワに移動させることのできる訓練用飛行隊を日本本土に配置してある。でも爆撃機の場合、複数のスキルを鍛えないといけないから、緊急時に、じつはまだスキルの訓練途上だったということもあり得るが。
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