1943年1月19日、マリアナ諸島の南東に移動したアメリカの空母はついにみつかってしまいました。今日も日本の哨戒機の姿を目にすることなかったので、正確にはみつけてしまったというべきかも知れません。みつけたのはAkashicCargo級の貨物船(3675トン、VP 7)6隻、Aden Cargo級の貨物船(3675トン、 VP 7)2隻とAnsyu xPB級の哨戒艇(2780トン、VP 10)2隻のコンボイでした。早速、137機のF4F-4 Wildcatの護衛でSBD-2 Dauntless 16機、SBD-3 Dauntless 83機、TBF-1 Avenger 14機がむかい、瞬く間に殲滅してしまいました。浮いている船が残らなかったので、北向きの空荷のコンボイだったのか、サプライなどを満載した南向きのコンボイだったのかは不明です。なお空母の艦載機が攻撃すると母艦の所在が判明する(Detection levelが上昇する)ルールがありますから、アメリカの空母TFの位置とその概要が日本側にも伝わったはずなのです。
トラックの在泊艦船数が100隻以上という連日の偵察機による報告は、トラックがソロモン諸島やマーシャル諸島への海上輸送のハブとして機能していることを意味します。つまりトラックと日本本土との間には頻繁に商船が航行していることが考えられるわけで、そういったコンボイと遭遇しないためには、今回のように北からではなく東からトラックに接近すべきでした。北側から接近した理由ですが、以前は2日続けて攻撃しようと思っていたからです。1日目の攻撃後、トラックの在泊艦船が西に向かって逃げるのを阻止するには東からではなく、北北西から接近するのがいいだろうと考えていたわけです。ただ、最近は奇襲できても2日目の攻撃は無理だと判断するようになっていたので、それなら東から接近させるべきとなりますよね。なんとなく接近ルートだけは惰性で行ってしまいました。反省しています。
マリアナやマーシャルに配置された戦闘機の数はわずかでしょうが、ラバウルには110機ほど、ニューギニアのロングアイランドには30機ほど、また後述の空戦後のラエにも30機ほどの戦闘機がいます。こんな位置にアメリカの空母がいるのを知った日本側はとにかくトラックに戦闘機をかき集めようとするでしょう。あしたの空襲は強襲になりますから、少なくとも今日の空襲の護衛についたF4F-4 Wildcatと同じくらいの数の戦闘機に迎撃されることが予想されます。F4FだけでなくSBDにもTBFにもかなりの犠牲が出るでしょう。もともとは奇襲で軍艦やAR(工作艦)などを撃沈できればいいかなと思って始めた作戦ですが、ばれてしまったからには軍艦が停泊している可能性は少ないし、商船を沈めるために大きな犠牲を払うのはばかばかしいと感じました。みつかってしまったからには仕方がない、帰還させます。日本の機動部隊の位置がはっきりしない現状では、無事にパールハーバーに帰還することが目標になります。
ニューギニアではTerapoからP-40 75機(P-40K Warhawk 50, P-40B Warhawk 25)が3波に別れてラエをsweepしました。ラエでは二式戦 69機(Ki-44-IIa Tojo 36, Ki-44-IIc Tojo 33)に迎撃され、P-40Kは20機(被撃墜 17、Ops loss 3)、P-40B 7機(被撃墜 5、Ops loss 2)と大きな損害を出しました。二式戦は合計で10機の損失だけですから大敗です。昨日の時点で今日トラックに接近した空母TFが発見される可能性を想定し、発見したアメリカ空母への対応でラエやロングアイランドの戦闘機がトラックに移動した隙をねらってラエの飛行場空襲でもしようかと目論んでいました。そのお膳立てとしてラエの戦闘機を減らしておこうと考えたのですが、二式戦強し。このスコアではニューギニアでも明日はおとなしくしておくしかありません。
中国では重慶に九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 167機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 125機が飛来し、飛行場にAirbase hits 1、Runway hits 24の被害がありました。守備隊の方には砲撃による被害と合計でも、device 3個破壊・93個disabledと昨日よりは少なめでした。 Severe stormsで空襲被害が少なく済んだからでしょう。
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