1943年5月12日、ビルマ中部平原マグエで連合軍が3回目のDeliberate attackを実施しました。素のAVは3064:1564ですが、修正AVは1013:1455でオッズ比1:2。もちろんまだ奪回はなりませんが、防御施設の規模を4から3に低下させることができ、また死傷者数も前回5月5日の攻撃時と比較してほぼ半減しています。このまま地道に攻撃を続ければいずれは奪回間違いなしです。
ただし問題が3つあります。ひとつは東から迫る日本軍部隊です。まだラシオのヘクスにいますが、この部隊がマグエ守備隊に合流するとなると、手に負えません。二つ目は5月16日から始まる雨季です。インドから陸路運ばれてくるサプライだけでどれだけ活動できるのか。サプライを輸送船でラムリー島に海路輸送できれば問題なしなのですが、ラングーンに強力な日本の戦闘機隊(200機以上と報告されています)が居座っている限り、これら戦闘機の護衛をともなった雷撃機の襲撃を考慮しなければならず、まあ無理でしょう。
そして3つめはアンダマン海に現れた日本のTFです。ラングーンの南13ヘクスのアンダマン海を重巡5軽巡1LSD2が北上中という報告が入りました。きのうマラッカ海峡のペナン島南で聴取されたheavy radio trafficがこのTFだったのでしょう。一日かけて9ヘクス北上したことになります。このTFがラングーンに新たな増援部隊を陸揚げし、そのフレッシュな部隊がマグエの救援に赴くようだとやはりマグエの先行きは暗いとしか思えません。
ところで、このTFを発見したのはペグーに配備されているカタリナ飛行艇です。この位置ならラングーンの戦闘機のLRCAPの傘からは外れていますから、ここで雷撃できればよかったのですが、雷撃には至りませんでした。というのも、日本軍はラングーンでの勝利に続いてすぐにでもペグーに前進するのだろうと考え、ペグーにいたAir HQをはるか北のKathaまで避難させてあったのです。中部平原では心許ないので、ジャングル地帯までです。きのうのマラッカ海峡でのheavy radio trafficの聴取を機に急遽呼び戻すことにしましたが、まだペグーから数ヘクス北で列車に揺られているのです。Air HQユニットがいないと魚雷を使えないので、今日は発見を報告してくれただけに終わりました。
蘭印のアンボンは艦砲射撃も陸戦もお休みです。かわりにボエラからのB-25D1 Mitchell 15機が守備隊を爆撃しdevice 3個をdisabledにしました。その他、ケンダリーには双発爆撃機 37機(Mitchell II 9, B-25C Mitchell 28)が向かって、Airbase hits 14、Airbase supply hits 2、Runway hits 20と地上の二式戦を5機撃破。またディリを双発爆撃機 15機(Beaufort V 6, Beaufort VIII 9)が訪問し、Airbase supply hits 1、Runway hits 8の戦果をあげています。