2015年10月19日月曜日

ラングーンから叩き出される

1943年5月8日、ビルマからは悲報が続きました。まず、午前の空戦フェーズにペグーから9機のカタリナ飛行艇がアンダマン海の日本TFの雷撃に飛び立ちました。日本のTFはラングーンから2ヘクスの距離にいたため、ラングーンからの零戦(A6M5b Zero) 41機のLRCAPが護衛していて全機撃墜されてしまいました。そして午後にもやはり2機のカタリナが同じTFを目指して出撃しましたが、午前と同様に41機の零戦に阻まれ、2機とも撃墜されてしまいました。

ペグーのカタリナに雷撃を指示してあったのは、ラングーンに増援を輸送し終わった日本の貨物船団が南下するのを狙うためでした。夜間に出港してアンダマン海を南下すると、ラングーンから距離5ヘクス以上離れているだろうと予想し、そこならば零戦のLRCAPも手薄だろうと考えたのです。日本側がラングーンに向けて新たに送ったTFは哨戒機の報告によると掃海艇でした。輸送船団はイラワジ川河口に敷設された機雷の危険を考慮して、掃海終了後に出港するもののようです。

陸戦フェーズにはラングーンで日本軍のDeliberate attackがありました。今日はオッズ比が6:1で、野戦築城の規模4を2上回っていたためでしょう、ついにラングーンを叩き出されてしまいました。前回のエントリーではもっと頑張れるのではと、脳天気なことを書きましたが、やはり無理でした。でも思い返してみれば、4月27日に増援第一陣の5個師団がやって来た時、一戦で敗れることになるのだろうと覚悟したのですから、この結果もやむを得ません。

この間、ラングーンでの陸戦を表にしてきたので、今日の戦いも含めて両軍の死傷者の総数をみてみました。いちどdisabledになったdeviceが、会戦期間中に回復してもう一度disabledになったり、また破壊されたりすることもあるので精確な損害とは言えないかも知れませんが、日本軍の損害の大きさは敗れた連合軍部隊の損害に匹敵するものだったことが分かります。

さて、ビルマ南部の連合軍に残された戦力はごくわずか。ペグーのこのあと3-4日で再度失うことになるでしょうし、Promeも風前の灯火です。さらに悪いことには、中緬国境を越えてきた日本軍4ユニットがラシオ市内に到着し、またその東には8ユニットが続いています。ラシオをはじめ緬甸中部もほとんど後方部隊ばかりなので、とても守り切れません。どこまで下がることになるのやら。

蘭印では今日もアンボンを3隻の重巡(Sussex, Quincy, Astoria)が砲撃し、守備隊のdevice 1個破壊9個disabledとAirbase hits 2、Runway hits 4、Port hits 6、Port supply hits 1の損害を与えました。空からもB-17F Fortress 12機とB-25D1 Mitchell 21機が守備隊を爆撃しましたが、ジャングルに阻まれ戦果の報告はありませんでした。その後、アメリカ軍第32歩兵師団がDeliberate attackを実施し、今日は修正AV 245:88。オッズ比2:1で防御施設の規模を5から4に一つ低下させることができました。米軍師団の死傷者はdevice1個破壊12個disabledとわずかだったので、明日はshock attackで決めたいと思います。

今日はマカッサルへの空襲を実施しました。久しぶりに隼鷹戦闘機隊の零戦(A6M5b Zero) 19機がLRCAPしていましたが、戦闘機 109機(Martlet II 22, F4U-1 Corsair 18, P-38E Lightning 12, P-38F Lightning 6, P-39D Airacobra 25, P-40K Warhawk 26)のsweepで、零戦に14機の損失が報告され、連合軍機の被害は最初に到着したMartlet IIの6機だけでした。その後、35機の四発爆撃機が(B-24D Liberator 8, B-24D1 Liberator 27)爆撃したのですが、戦果はAirbase hits 3、Runway hits 12、Port hits 2にとどまっています。四発爆撃機の出撃数が少なかったこともありますが、今日のマカッサルの天候が嵐だったことも影響したと思われます。それにしても、この命中弾数では飛行場の制圧に充分とはいえませんから、明日も空襲をつづけることとします。

その他、蘭印ではケンダリーの飛行場を双発爆撃機 45機(Mitchell II 9, B-25C Mitchell 36)が爆撃し、Airbase hits 8、Airbase supply hits 3、Runway hits 24と地上で二式戦を7機破壊。またディリにも双発爆撃機(Beaufort V 6, Beaufort VIII 9)が飛んで、Runway hits 2の被害を与えています。ディリを空襲したボーフォートは500ポンド爆弾を2個ずつしか搭載できないこともありますが、ここでも嵐が影響して戦果が少なかったのだと思います。

きのうまで輸送船がいたミンダナオ島のカガヤンから25機の百式重爆(Ki-49-IIa Helen)がセブ島の空襲にやってきました。セブにはCAPはいないので、Airbase hits 4、Airbase supply hits 3、Runway hits 19の被害が出ています。しばらくセブに空襲はなかったのですが、近場のカガヤン飛行場の整備と補給が完了したようなので、これからは連日の空襲を覚悟しなければなりません。

あと、偵察機がパラオ港に重巡2駆逐艦6などの存在を報告しています。パラオの戦闘機はここしばらく30数機という報告が続いているので、百機規模の四発爆撃機による空襲を実施してみたい気もします。でも自重して、あしたはマカッサルの空襲を優先させることにしました。

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