2013年4月15日月曜日

メイクテーラ上空の戦い


昭和18年4月28日、ビルマで激しい空戦が戦われました。まずはビルマ東部のラシオに戦闘機14機(Martlet II 9, P-40E Warhawk 5)の護衛で爆撃機 79機(Vengeance I 60, Wellington Ic 11, Wellington GR.VIII 8)が来襲。ラシオにはCAPがいないので連合軍爆撃機は安心して爆撃ができ、Airbase hits 43, Airbase supply hits 10, Runway hits 82の命中弾がありました。ラシオをめぐっての陸戦が行われていた間も、連合軍はずっと飛行場爆撃を控え、地上部隊への爆撃だけを繰り返していました。きっとラシオを奪取したらすぐに飛行場を使いたいという意図だったのだと思います。しかしラシオの奪取が当面無理だと判断したのでしょう。まずは飛行場を爆撃してforitificationを強化させない作戦に切り替えたようです。今日の爆撃でラシオ飛行場のサービス施設には77、滑走路には89のダメージがありましたから、復旧には一ヶ月くらいはかかるんじゃないでしょうか。その間ずっとfirtificationの強化ができない(飛行場、港の修繕が済むまでは防御施設の強化ができない仕様)わけですから、困ったものです。

昨日のマンダレーへの247機という圧倒的な数のsweepをみせられて、こちらはかなり暗い気分になってしまいましたし、連合軍側はたしかな手応えを感じたのだろうと思います。優勢を確信した連合軍の選んだ今日のターゲットはメイクテーラ飛行場で、合計で291機が来襲。8波160機におよぶsweep(F4U-1 Corsair 15, F6F-3 Hellcat 71, P-40K Warhawk 74)と、戦闘機16機(Martlet IV 7, Hurricane IIc Trop 9)の護衛で爆撃機115機(Blenheim VD 16, B-24D Liberator 7, B-24D1 Liberator 24, B-25C Mitchell 42, B-25D1 Mitchell 26)が6波にわかれての飛行場爆撃でした。メイクテーラ上空では、メイクテーラとマグエとTaung Gyiを発進した二式戦(Ki-44-IIa Tojo 38, Ki-44-IIb Tojo x 77)と二式複戦(Ki-45 KAIa Nick 8)、合計で123機が迎撃しました。

連合軍にとっての誤算は、今日のsweepが午前と午後に分かれてしまったことです。sweepを指示された戦闘機160機のうち午前中にsweepできたのは2波33機(F4U-1 Corsair 15, F6F-3 Hellcat 18)だけ。この午前のsweepでは迎撃機の数がsweeperを上回っていたため、15機の F4U-1 Corsairのうちの9機、F6F-3 Hellcatは18機のうち半分以上が損失になったよう(午後にも53機来襲したので数を確認はできませんが)です。

sweeperとの空戦の後でもCAPは80機あまりが残り、その状態で爆撃機がやってきました。連合軍の護衛戦闘機の数は15機とわずかで、爆撃機を守るため身を挺して戦いましたが11機が損失になりました。爆撃機の方も32機がCAPに撃墜され、またFlak lossが16機も報告されていました。メイクテーラには歩兵師団はいません(マンダレーに移動しました)が、高射砲聯隊3つと野戦高射砲中隊2つがいるので、88mm T99 AA Gunが8門と8cm/40 T88 AA Gunが60門あります。日本の高射砲の威力で連合軍の4発爆撃機を撃墜するのはなかなかに困難ですが、爆撃の高度が7000フィートと低めだったことと、CAPがダメージを与えたところに高射砲がとどめを刺しようなことがあったからかもしれません。

こんな感じで、今日は空でも地上でも奮戦してくれましたが、来襲した爆撃機の数が多いので、メイクテーラの飛行場にはAirbase hits 21, Airbase supply hits 1, Runway hits 59の命中弾があり、飛行場のサービス施設に27、滑走路に52のダメージが残りました。飛行場サービス施設にこれだけの命中弾があるのに、地上で破壊されたのが1機だけだったのは、レーダーが敵機来襲を探知するとすべての在地機が緊急発進し、地上で爆撃を受けたのは燃料切れや弾切れで着陸した機体だけだったということなのでしょう。飛行場のダメージがこの程度であれば明日以降は戦闘機の運用も可能でしょうが、サービス施設にダメージがあると飛行隊のmoraleに悪影響があるので、メイクテーラにいた部隊はラングーンに下げ、ラングーンから代わりの戦闘機飛行隊をマグエとTaung Gyiに送りました。
LTC Mitsumoto E. of 24th Sentai is credited with kill number 5
LTC Mitsumoto E. of 24th Sentai attains ace status!!
MAJ Ayanori H. of 1st Sentai is credited with kill number 5
MAJ Ayanori H. of 1st Sentai attains ace status!!
2LT Miyazaki J. of 24th Sentai is credited with kill number 5
2LT Miyazaki J. of 24th Sentai attains ace status!!
連合軍側は、合計100機(日本側は地上での破壊1機を合わせて28機)の犠牲を払ってこの爆撃の成果ではきっと満足できないでしょう。 日本側としては飛行場のダメージに加えてエースが1名WIAになってしまいましたが、かわりに3名の新たなエースが誕生したので満足です。今日の連合軍の敗因は、上述したようにsweepが午前と午後に分かれてしまったことが第一だと思います。あと、アニメーションで高空からCAP機に向かってdiveして高度を下げてしまったsweeperにほかのCAP機がdiveして撃墜する場面が散見されたので、CAPにあたる複数の飛行隊に異なった高度を指示するlayered CAPの効果が少しはあったようです。

さて、これで一安心ですが、このままビルマの空の平和が続くとは思えません。連合軍はたった一日のsweepの成果に安心して爆撃機を送り込み、手痛い迎撃を喰らったわけですが、今後はこの教訓を活かしてくるだろうと思います。オーソドックスな航空撃滅戦はsweep、sweep、sweepですから、CAPをすり減らし尽くすまでsweepして、そのあとで爆撃という手段をとって来るんではないかと思います。また夜間空襲の時期に、昼はsweep、夜は飛行場爆撃でもいいのかもしれません。こういうようにじっくりやられてしまえば、日本側には打つ手がありません。

今日はトラックの北でASWをしていたDD雪風にSS Triggerの魚雷が1本命中してしまいました。史実の雪風は幸運な艦だったそうで、この被雷も本当なら命中→不発となってほしかったところです。このゲームの雪風はそこまで運はよくないようですが、それでもSys 25, Flt 40(22), Eng 0, Fire 1と、もう1本魚雷を命中させるような事態がおきなければ、トラックまで辿り着けそうです。

先日お伝えした東部蘭印Endehの連合軍潜水艦の敷設した機雷ですが、掃海作業が終了しました。掃海した機雷の数は7個だけでした。きっと自然に減ってしまった分もあったのだろうと思います。Endehのヘクスには日本側の防御機雷も敷設してありますが、こちらの数には変化がありませんでした。掃海作業は敵の機雷の数だけに影響がある仕様のようです。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

史実のソロモンを一年前倒ししたような、凄まじい航空消耗戦ですね。

いつも負ける訳でもなく、敵にも出血を強いているところが良いです。四発機の夜間Sweep?を矯正するパッチが出てくれたら嬉しいなぁ。

somali さんのコメント...

コメントありがとうございます。
時々はこんな風に勝たせてもらっているので、
中の人の士気もなんとか保てています。