2013年6月5日水曜日

ダーウィン失陥


昭和18年6月14日、心配していたソ連の参戦はなく満州国の駐兵数を充たすことができましたが、全戦線で前日と同じような苦戦が繰り広げられました。ビルマでは前日と同じく、マグエに爆撃機 111機(Liberator II 4, Wellington Ic 3, B-17E Fortress 16, B-24D Liberator 4, B-24D1 Liberator 65, B-25C Mitchell 12, B-25D1 Mitchell 7)の夜間空襲がありました。二式複戦(Ki-45 KAIa Nick) 5機が迎撃しましたが、多勢に無勢で、Airbase hits 12, Airbase supply hits 1, Runway hits 26の命中弾がありました。来襲した機数を考えると少ない数ですが、前日の爆撃とも合わせると、マグエ飛行場はサービス施設に43、滑走路に58のダメージです。

昨日、航空機雷が投下されたラングーン港ですが、AMc Tatebu Maruが3個の機雷を処理しました。四発爆撃機は何個の機雷を搭載できるんでしょう?昨日はLiberator GR.III 4機で機雷を投下してゆきましたから、まだ未処理の機雷が残っているはずです。それに加えて今日もやはりLiberator GR.III 4機がラングーンに飛来して、機雷を敷設してゆきました。零戦(A6M8 Zero) 3機と二式戦(Ki-44-IIb Tojo) 14機がCAPしていましたが、一指も触れることができませんでした。

中国でもやはり昨日と同様、重慶から武漢に25機のB-24(B-24D Liberator 3, B-24D1 Liberator 22)機が飛来しました。二式水戦(A6M2-N Rufe) 5機が迎撃していて、今日はRunway hits 7発で済みました。昨日は飛行場に41発の命中弾があったことを思うと、例え非力な二式水戦でもCAPとして飛んでいてくれるだけで効果があるようです。前日の爆撃とも合わせて、武漢飛行場はサービス施設に7、滑走路に22のダメージです。

昼になってから広東の二式戦 45機(Ki-44-IIa Tojo 19, Ki-44-IIb Tojo 26)が桂林をsweep。今日のCAPはF4U-1 Corsair 30機とF6F-3 Hellcat 12機。二式戦の損失は15機(Ki-44-IIa Tojo 7, Ki-44-IIb Tojo 8)なのに対して、連合軍側はF4U-1 Corsair 7機とF6F-3 Hellcat 3機。二式戦がsweepしてもコルセア相手だとだめですね。桂林をsweepで制圧できないと、四発爆撃機を配置されて南シナ海が封鎖されてしまうことがとっても心配です。

ここ数日、焦点のダーウィンですが、今日はニューギニア南岸のMeraukeからB-24 9機(B-24D Liberator 6, B-24D1 Liberator 3)が飛来し、機雷を投下していきました。これはうまい作戦です。ダーウィンにはなんどか日本側から艦砲射撃を行いましたが、その対策なんだと思います。しかし、昨日のエントリーにも記した通り、今日の艦砲射撃はお休みでした。昼のフェーズになってダーウィンの連合軍側はDeliberate attackがしかけ、修正オッズ比4対1でダーウィンは陥落してしまいました。今日の陸戦ではオッズ比の算定前に連合軍工兵によってfortificationが0に下げられてしまったので陥落しましたが、fortificationの0への低下が戦闘後だったら、もう一日もっただろうにと残念です。

ダーウィンにはサプライ7万トン弱、fuel 5000トン弱が貯蔵されていたので、半分くらいは破壊されたとしても、連合軍にとっては大きなプレゼントになったろうと思います。このサプライを使って四発爆撃機が活動し始めると困るので、機雷を投下されているのは承知ですが、CB 河内、CA 高雄・摩耶・最上には予定通りに艦砲射撃を指示しました。遠くから射撃した方が触雷しにくいのかなと思って、重巡の20センチ砲がぎりぎり届く距離を指示してみました。どうなることやら。

一連のダーウィンでの陸戦をみて感じたことがあります。548ターンから連合軍のDeliberate attackが始まり、途中で2回のお休みをはさんでの連戦でした。ダーウィンにいた3つの歩兵部隊の様子を表にしてみるとこんな感じです。TOE currは、現在その部隊に存在する健全なdeviceの数がOOBの何%かを示す数値です。TOE maxは、現在その部隊に存在するdevice(健全なdeviceとdisabledのdevice両方)の数がOOBの何%かを示す数値です。disabledになったdeviceは回復するまで戦力にはなりませんから、その部隊の現在の戦力の目安となるのはTOE maxの方です。deviceというのは地上部隊を構成する部品のことで、歩兵分隊、砲などのことです。

ご覧の通り、連合軍からDeliberate attackをしかけられるたびにコンスタントにdeviceが破壊されたり、disabledになっています。しかし、3部隊が同じように戦力を失っているかというとそうではありません。548・553ターンの陸戦で主に戦力を失ったの舞鶴第3特別陸戦隊。555ターンの戦闘で主に戦力を失ったのは38師団A。特に555ターンの戦闘は、破壊されたdeviceが143とそれまでで最多で、disabledになったものも93で、最大の被害となりました。ということは、日本側の戦力も、この戦闘の前後で激減したかというとそうではありません。554ターン終了時に日本側に残っていた主な戦力は38師団Bです。この38師団Bは555ターンの戦闘でTOEの2%しかdeviceを失っておらず、戦力を保持することに成功しています。破壊されたdeviceが143もあったのは、すでにdisabeldになっていた舞鶴特別陸戦隊や38師団Aのdeviceがあらためて破壊されたからです。disabledのdeviceも戦力にはなりませんから、それがあらためて破壊されたとしても当面の日本側の戦力の低下にはつながらないわけです。それが分かったからと言って、だからどうなの?と尋ねられると困りますが、コンバットリポートの数字だけから相手の戦力を推し量ることの難しさを感じたわけです。緒戦期にシンガポール攻城戦なんかがスムーズに進まないように感じるのも、こういった事情があったからなんでしょう、きっと。

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