1943年3月26日、黄海をパトロールしていたSS Grouperが木浦の沖でASW TFと遭遇し、SC Ch 29(438トン, VP2)を撃沈しました。貨物船ではなく駆潜艇だった点は残念ですが、黄海で日本の艦船を撃沈したのはこれが初めてなのではないかと思います。
きのうアンボン近海で待機していた連合軍の艦砲射撃部隊は、ケンダリーの砲撃を実施しました。参加したのは第一波が重巡Devonshire、Shropshire、Salt Lake City、軽巡St. Louis、Hobart、Van Heemskerckで、第二波は軽巡Raleigh、Ceres、Danae。第三波が軽巡Concord、Tromp、Sumatraで、第四波と第五波は駆逐艦だけのTFでした。合計でAirbase hits 40、Airbase supply hits 17、Runway hits 119、Port hits 14、Port fuel hits 4の命中弾があり、守備隊のdevice 2個破壊56個disabledと、駐機中の零戦 9機と二式戦 4機を破壊することができました。まあまあの戦果だったと思います。もっとたくさんの飛行機を破壊したかったところですが、昨日の時点で連合軍の計画はばれていましたから、修理中の機体を除いた大部分の戦闘機は後方に移動させてあったのだと思います。
マカッサルにいた強力な日本の水上戦闘艦隊に動きはなく、ビマへの砲撃もケンダリーでの迎撃もなかったのは幸いでした。そのかわり、帰り道で軽巡RaleighのTFがSSX Ha-10と遭遇しました。先に連合軍が発見したのでこちらに被害はなく、逆に爆雷のニアミスで少なくとも2回、司令室で火災発生のメッセージが表示されました。戦闘中に沈没することはありませんでしたが、リプレイの終了間際に潜水艦の圧壊音が流れたので、撃沈間違いなしだと思います。それにしてもここは一番近い日本側支配下の港であるケンダリーからでも3ヘクス離れていてSSXがいるとは予想外でした。ただ、アンボンからケンダリーに艦砲射撃に来るとすればこのヘクスを通過することは間違いないので、母艦潜水艦に搭載されたSSXを派遣したのかもしれません。
夜が明けてから、連合軍はバチャン島からのP-40K Warhawk 18機がメナドをsweepし、ボエラからB-25C Mitchell 44機が飛行場を爆撃して、Airbase hits 8、Airbase supply hits 2、Runway hits 37の戦果を得ることができました。今日の攻撃で、またしばらくメナドの飛行場は使用不能でしょう。ただ、ケンダリーの方は巡洋艦だけの砲撃で制圧できたとは思えません。できれば空襲で追い打ちをかけたいところですが、きっとあしたは百機以上の戦闘機がマカッサルからLRCAPしていると思うので自重しておきます。これまでとは違って、戦闘機と四発爆撃機は大切につかうよう心を入れ替えました。
ビルマでは、Shweboからマグエ上空にLRCAPする戦闘機 41機(P-66 Vanguard 4, Hurricane IIb Trop 6, Hurricane IIc Trop 6, P-40K Warhawk 25)の援護下で、インドから双発爆撃機 113機(Hudson IIIa 16, Wellington Ic 16, Blenheim IV 16, Blenheim VD 28, B-25C Mitchell 15, B-26 Marauder 10, B-26B Marauder 10)と四発爆撃機 45機(Liberator II 28, B-17E Fortress 6, B-17F Fortress 11)が飛行場を爆撃しました。日本側のCAPはみあたらず、飛行場にAirbase hits 15、Airbase supply hits 5、Runway hits 54のダメージをあたえることができました。ビルマ中部には、ほかにもマンダレーなどに大きな飛行場があるのですが、このまま戦闘機を配置せず放棄の方針(CAPトラップはあるでしょうが)なのでしょうか。
ラングーン北東のヘクスの日本軍も全軍ラングーンに後退してしまいました。こんなふうに後退させるのなら、そもそもなんのために前進させたのか。ラングーン防衛のために後退したことはたしかですが、もしかすると日本側はラングーンに集結して海路で撤退することを考えているのかもしれません。すくなくとも、海路でサプライを送るつもりではあるでしょうね。とはいえ、これでラングーン包囲網がより一層確固たるものになったことはたしかです。ペグーからラングーンに向け西進している部隊と合流するため、このヘクスの部隊もラングーンにむけ南下させることにしました。
日本側はペグーの部隊の前進速度を遅くさせることを狙ってか、百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 22機を送ってきました。高度1万フィートからの爆撃でしたが、連合軍地上部隊の被害はdevice 3個がdsiabledになっただけで、逆に対空砲火で百式重爆 1機を撃墜しています。包囲下にあるラングーンのサプライを節約するためか、今日の百式重爆はタイ方面から飛来しました。ラングーンには79機の戦闘機がいるだけで爆撃機の姿はみえなくなっています。ラングーンから爆撃機が撤退するとベンガル湾の哨戒飛行も手薄になりますが、それを予想してすでにコンボイ第一陣をアキャブまで前進させてあります。あしたはラムリー島に向け出港の予定です。ビルマの連合軍のサプライの状況ですが、地上部隊の活動を支える分は何とか確保されていても、ビルマ国内から爆撃機を活動させることができるほど潤沢とはいえません。ラムリー島へコンボイが安全に航海できるようになると、ビルマでの作戦をより柔軟に展開してゆくことができることでしょう。
中国では楚雄(Tsuyung)に九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 20機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 20機の空襲がありました。このヘクスは山岳地形ですし英軍の高射砲部隊もいるので、地上部隊の被害はdevice 1個がdsiabledになっただけでした。また重慶南の中国軍部隊に対する空襲は今日も続き、九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 28機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 85機の爆撃で、device 57個がdisabledになりました。このヘクスも森林地形ですから守備側にボーナスがあるはずですが、対空砲をもたない中国軍部隊の被害は甚大です。