2010年9月26日日曜日

日本経済の現状 サプライ需給の逼迫



oilとfuelの供給確保は大きな問題で、将来的にはHIについても悩むことになるだろうことは知っていました。しかし、その他の部門の需給については楽観視していました。例えば、これまでサプライの生産は順調に推移して、開戦後の最も少なくなった時に比較して約二百万トンも増加しました。
しかし、このサプライの在庫量が昭和17年8月以降はほとんど横ばいで、わずかに減少する日もみられるようになりました。なんでサプライが増えなくなったかというと、

  1. 東京のrepair shipyardの規模50への拡張。これはCS千代田・千歳をCVLに改装することに備えてのもの
  2. 呉のrepair shipyardの規模150へ拡張。将来のBB大和級のアップグレードや修理を考えて拡張を始めましたが、これは必要ないのかも知れません。
  3. Ha-34エンジンの生産ライン4本の拡張
  4. Ki-49-IIa Helenの生産ライン2本の拡張
  5. Ki-44-IIa Tojoの生産ライン4本の拡張
  6. Ki-45 KAIa Nickの生産ラインの拡張。5月に数機生産して放置していたのですが、B-17などの四発爆撃機がやって来るのを見て、やはり使ってみたくなりました。本当はこんな泥縄的対応でなく、もっと早く生産を確立させておくべきでした。
  7. A6M3の生産ラインの拡張。A6M2はハリケーンなど連合軍戦闘機に比較して上昇限度が足りないので、昭和17年12月にA6M3aが生産可能になるまで、海軍機ではこのA6M3がたよりです。
泥縄的対応が今回のサプライ需給逼迫の主因ですが、今後も新型機に対応して工場の生産ラインをいじることは必要になると思います。またLCUの増援がつぎつぎとやってきますから、その面からもサプライの消費は増えるばかりです。ただまあ、サプライ在庫が減少に転じたとしても敗戦までにゼロにならなければいいとした方がいいのかも。

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