2011年1月2日日曜日

飛行機の機関銃・砲とdurability・armor

昨日のエントリーでも触れたように日本の爆撃機(本当は戦闘機も)はひ弱です。BettyやNellはもちろんのこと、armor 1のHelenでさえも連合軍戦闘機に簡単に撃墜されてしまいます。じゃ、いったいarmorとかdurabilityにはどんな意味があるんでしょう。マニュアルを検索してみても、飛行機のarmorやdurabilityに関する記述がありません。しかし、Armour 0 , Armour 1というスレの中でdevの人がこの二つのパラメータの考え方を説明していました。
armorとdurabilityの双方とも空戦に関与する因子だ。durabilityはその機種がどれくらいの損傷まで許容できるかを反映していて、RPGをよく知る人ならヒットポイントを考えてもらえばいいだろう。armorは機体が被弾した時にどれだけのdurabilityが減少するかを決定する因子で、実際の装甲や防弾鋼板や自動防漏機能付き燃料タンクなど、さまざまな要素を反映している。
これらがどう使われるか仮りに示すとすると、durability 50の機種は50ダメージポイントまで耐えられる。ある戦闘機の攻撃は、命中させることができれば1~48のダメージを与えることができるとすると、armorの有無によって命中した時に25~48ポイントのダメージを受けるのか、1~24ポイントで済むのかが決まる。
また、Gun valueというスレには、攻撃側の銃と防御側のarmorとdurabilityの関係について以下のようなレスがついていました。
素のWitPの場合、射撃の結果は同一タイプの同一方向を指向した銃を全部まとめて評価していた。この点がAEで大きく変化したとは思えない。なので、2挺の7.7mm銃と2挺の12.7mm銃をもつTojoの場合、両者ともに前向きの銃だが、7.7mm銃2挺分をまとめて評価した値と、12.7mm銃2挺分をまとめて評価した値とから射撃結果が産出されるのだろう。Gun valueは大まかな目安にしかすぎない。
射撃の結果を決定する際、プログラムは銃のaccuracyと対象への距離とを比較し、銃のeffectを対象のdurabilityと比較し、penetration値と対象のarmor値を比較する。対象のarmor値よりも低いpenetration値の銃は効果にペナルティが課せられ、対象のarmor値よりも高いpenetration値の銃は効果にボーナスがつくことがある。だから、7.7mm機関銃はarmorを装備していない目標には非常に効果的だが、対戦後期の連合軍のarmorありの機種に対しては役に立たないも同然だ。
日本の機載機関銃・機関砲をdeviceでみてみると、だいたいこんな感じ。37mm以上の大口径砲はそもそも機関砲とは言えないかも知れないのと、accuracyが1~3で 対爆撃機戦闘でも命中させることがきわめて困難で、役に立たないことには定評があります。
そして、小口径銃・砲についてみると、armorと銃の威力の関係が上のレスのように「対象のarmor値よりも低いpenetration値の銃は効果にペナルティが課せられ」るのだとすると、7.7mmとがそうなるでしょう(7.92mmはJudy用らしいので対爆撃機戦闘にはほとんど関係しないと思われます)。
armor値が2以上の機種はIL-2などわずか11機種しかないので、ふつうの連合軍爆撃機相手なら、12.7mm以上の機関銃・砲は有効なはずです。それでも、B-17Eが日本の戦闘機に攻撃されても全然落ちないっていうことは、B-17E(armor 1, durability 68)のヒットポイントが、Ki-49-IIa Helen(armor 1, durability 40)の1.7倍もあるからってことなんでしょうね。「対象のarmor値よりも高いpenetration値の銃は効果にボーナスがつく」そうですが、ボーナスはどのくらいの倍率になるのか。effectが2乗されるとかですかね。それとも、ほとんどボーナス値は1に近くて、effect 3のTojoの12.7mm Ho-103 MGの場合68÷3≒23で、20発近く命中させないとだめだったりして。このあたりをdevの人が発言してくれるとすっきりするのですが。

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