2012年2月25日土曜日

破壊されたLCUの召還・復活の実際 その2

昨年末から始めたSims3ですが、飽きずに続けています。だいたい、男キャラ一人の世帯(男キャラで始めるのは私が女性ではないからです)で始めて、そのキャラが死亡するかひいおじいちゃんになる頃までプレイします。 Sims3にはたくさんのプレイ日記ブログがあって、そこで得た知識で新たなことを始めたくなり、そうするとまた男キャラ一名の新たな世帯をつくってやり直すっていう感じで遊んでいます。面白く遊んではいてもSims3のプレイ日記を書こうという気にはなりません。プレイ日記ブログというのはWitP AEだとAARにあたるのかも知れませんが、かなり違う面もあるように感じるので読むだけで充分かな。でも読んで面白いブログは本当にたくさんあって、もしかするとWitP AEの日本でのプレイヤーの数より、Sims3のプレイ日記を書いている人の方が多いのかも。プレイヤーの中でプレイ日記を書く人の割合がどのくらいなのかは知りませんが、日本でのプレイヤーの数を比較するとSims3の方が数百倍というより数千倍くらいいそうな気がします。
日本人WitP AEプレイヤーの少なさも反映してか、このブログを訪問してくれる人の数も微々たるものです。それでも3年越しで駄文を書き連ねているのは、書く目的の一番目が自分のためだからです。PBEMをしているとああすれば良かったと反省することがしきりです。リプレイで戦闘の結果をみてから反省するのももちろんなのですが、こうやってブログを書いていると、結果が出る前の段階(相手の方からの返信を待っている間)でああすれば良かったなと感じる点が多いし、たとえそれが悪い結果を生まなくともそうすべきではなかった点にも気付くことができます。それと、単にオーダーし忘れたことを思い出すことも少なくありません。例えば、昨日のエントリーで第3師団の再編成のことを書きましたが、実はあれはオーダーし忘れていて、ブログを書きながらそれに気付いたことなのでした。
そこで、相手の方から返信があってリプレイをみた後、忘れないうちにまずこの再編成を実施しました。そこで気付いたことがあります。昨日の時点で第3師団の再編成をチェックしてみると、28PP必要と表示されました。しかし、今日のリプレイを見終わって実際に再編成を試みたところ、8PPで済むと表示されました。不審に思って、もういちどリプレイ後のまったくオーダーしていないファイルでまた再編成を試みると、今度は19PPで済むと表示されました。再編成に必要なPPは一定ではないようです。
仕組みとしては、Destroyed LCUsのリストの画面をひらくと、はじめは再編成に必要なPPは表示されていません。再編成しようとするLCUの名前を右クリックすると、どんなTOEで登場するかの画面になります。そこからDestroyed LCUsのリストの画面に戻ると、そのLCUを再編成するのに必要なPPの数値が表示されるようになっています。今回チェックしてみた3回では、必要なPP値が多いほど、TOEに含まれるdeviceの数が豊富で、しかも早めに登場するようです。ただ、そう断言するにはもっと試行してみないといけないとは思いますが。
このゲームはランダムの関与するところの大きなゲームですが、こういった乱数の使い方、つまり自分の望むPP値と日数の組み合わせが出るまでやり直せるような仕組みは他になかったんじゃないかと思います。うちでは、このゲームを始めてしばらくの間、頻回に落ちてました(最近は全然おちなくなりました。PCもOSも変えてない、サブモニターに表示させたTrackerやCombat Reporterやブラウザと行き来しながらのプレイスタイルにも変化ないのに。パッチのおかげでしょうか?)。1ターンのオーダーを終えるまでに数回落ちるのが当たり前だったので、しょっちゅうセーブする癖がついてしまいました。それでも、セーブ後にしたオーダーをまた繰り返すことも多かったわけです。オーダーした時に即座に乱数の影響がみえるものとしては

  1. LCUのcombat modeとstrategic modeとの変換にかかる日数
  2. reserveにいるパイロットをactiveな飛行隊に移動させるのにかかる日数
  3. 飛行隊をtarnsferさせた時にdisabled(まれにはdestroyed)になる機数
などがありますが、これらはこのLCUの再編成とは違って、落ちた後にやり直しても同じ結果になるような印象を持っていましたがどうでしょう。きっと、後からオーダーする連合軍側プレイヤーがPBEMセーブをする時に、次のターンの乱数を発生させるためのseedが蒔かれていて、次のターンで何をしても同じ結果になる仕様なんだろうと思っていました。なので、今回のLCUの再編成が、まったく違う方式をとったことは驚きです。まあ必要なPPの多少の違いと、TOEの多少の違いとは大勢に影響しないだろうという判断なのかも知れませんが。以上、以前に書いた破壊されたLCUの召還・復活の実際というエントリーの内容に付け足します。

昭和17年4月15日、バタビア攻略に成功しました。工兵が43分隊もいたせいか、バタビアの産業施設は大きなダメージを被ってしまったのが残念です。ジャワ島で残るはバンドンとTjilatjapの2カ所だけになりました。

2012年2月24日金曜日

中国で大失敗


昭和17年4月14日、衡陽(Shaoyang)で第3師団が全滅しました。中国では鉄道線の確保を目標に進めてきました。しかし長沙の中国軍の大軍を攻めあぐね、南方の桂林や南寧を先に落としてから長沙の方に戻ることにしました。しかし、南方の攻略時に長沙から戦略移動で援軍が来ると困るので、どこかで鉄道線を分断することを企図しました。しかし、湘江の渡河地点の選択が問題です。森林ヘクスに向けて渡河すると、渡河によりshock attackを、防御効果の高い森林ヘクスに立て籠もっている中国軍に対して強要されることになってしまい、大損害が予想されます。そこで平地のヘクスである78, 53に向けて第3師団を渡河させることにしました。平地のヘクスでは漢口に駐屯している九七重爆による爆撃の効果が極めて大なので、待ち受けにくいだろうと考えたからです。
漢口から武漢を経由して道なき森林を進軍して湘江南岸から78, 53のヘクスへの渡河は、非常に時間がかかりましたが成功しました。これで目的は達成なので、西か東の森林ヘクスに移動して居座れば大成功だったと思います。しかし、2ヘクス離れた衡陽の守りがあまりに薄く、ここを占領すれば長沙へのサプライの輸送を妨害する効果もあるだろうと考えて、衡陽に向けて移動したのが失敗の始まりでした。中国軍は湘江渡河成功まではこちらの動きに気づいていなかったようですが、さすがに都市ヘクスの隣で日本軍が何か企んでいることはわかってしまいます。こちらが到達した時には中国側もそれなりの兵力を衡陽に集めていて、しかも第3師団の通った西側のヘクスからも援軍を送り込んできました。
敵の占拠しているヘクスに侵入した場合、自分の侵入してきた方から敵の部隊が後を追ってくると、そちらへのhexsideの支配権を失って後退することができなくなります。ラングーンではそのようにして英軍を「包囲」したわけですが、ここ衡陽では第3師団が「包囲」されてしまいました。包囲されると(空輸以外の)外部からのサプライの供給も絶たれてしまいます。でも、シンガポールやクラークフィールドやラングーンでの連合軍の頑張りをみて、第3師団も中国軍あいてならかなりやれるのではないかと思っていたのがまずかった。中国軍は合計のAV 1718になる5万名以上の部隊を集めていて、4月7日の第一回攻撃で修正AV 1対4で敗北し大損害を喫しました。その後、11日に1対6、12日に1対8、13日に1対25、そして今日14日には1対21で敗北し降伏はしなかったのですが
Japanese Unit(s) surrounded at Shaoyang 
3rd Division DISPERSES!!
ということで、四散・全滅してしまいました。パッチにより、降伏・全滅した地上部隊をPPを支払うことで21-36日後に再編成することができるようになりました。第3師団も28PPを支払うと11th Army[R] HQ所属で26日後に東京で再編成されるそうです。練度や士気がかなり低い状態で、しかも充足率1%くらいで登場するでしょうしから、使い物になるまでには本土で半年くらいは錬成しないといけないかもしれません。東京に登場するのに所属するHQが支那派遣軍隷下のままというのは変ですが、すぐに外地に派遣できない点は11th Army[R] HQ所属でも、General Defence Army HQ[R]所属でも一緒ですから、ゲーム的には問題ないというDevの人の判断でしょう。まあ、充足率が低いまま登場ということはrestrictedをはずすのにかかるPPがとても少なくて済むということでもありますから、登場したらすぐにHQを南方軍かなにかに所属替えをして100%充足するまで待つことにしようと思います。
BB Warspiteですが、やはり陸攻は攻撃してくれず、派遣した駆逐艦3隻もB-26の低空からの爆撃で2隻が損傷して帰投させることにして、補足できていません。昨日のリプレイ中に沈没音が聞かれ、今日の偵察ではAPD一隻のTFが報告されているので、これがEscort TFの残りの一隻でBB Warspiteは沈んだのかもしれません。でも、逃げられたのかもしれません。同じヘクスにいるAMC 3隻とCL 3隻のTFが謎です。このAMCという報告は間違いですべて正規の軍艦で構成されたTFがBB Warspiteを狙う日本側の水上艦隊を追っ払いに来たのか?それとも本当にAMCが含まれていてニューヘブリデスのどこかの島に上陸を狙っているのか?後者なら機動部隊を出撃させることになるかもしれませんが、こんな南の方では戦いたくないというのが本音です。明日の様子をみてどうするか決めようと思います。

2012年2月22日水曜日

ラングーン戦、決着つかず


だいぶ前からラングーン市街で英軍部隊を包囲しています。連日の砲撃と時々の爆撃で痛めつけ、そろそろかなと思い、昭和17年4月12日にDeliberate attackをしかけました。日本側は兵員65092名、砲792門、車輛298台に対して、英軍は兵員35209人、砲310門、車輛571台と、兵員と砲は2倍の優勢です。ラングーンは都市で防御側が有利な修正を受けることができます。また英軍は毎日チッタゴンからB-17や輸送機でせっせとラングーンにサプライを空中投下していますが、包囲下の英軍はサプライ不足を来していて、修正odds比は3対1と日本側の優勢となりました。これですんなり殲滅できればいいのですが、結果は日本側の死傷者2589名、英軍側1132名と日本側が2倍の被害を受けてしまいました。ラングーンの英軍部隊を殲滅できるのはまだだいぶ先のようです。
陸戦の勝利と敗北を決定するのはAVですが、陸戦での被害を決める大きな要因は、戦闘に参加している部隊を構成するdevice(歩兵分隊・各種砲・戦車など)のAnti-Soft値とAnti-Armor値だと言われています。英軍の車輛にはかなりの数の戦車が含まれていて、日本側のdeviceにはこれを打ち破るだけのAnti-Armor値がないのかもしれません。また今の時期は日英の歩兵分隊のAnti-Soft値は同じくらいなので、防御側がかなりへたばらない限り、攻撃側の方の被害が大きくなるのはやむを得ないところなのでしょう。destroyedになった歩兵分隊の数が英軍より少なかったのがわずかな希望です。

Promeにいる英18師団の包囲も狙っているのですが、今日から撤退を始めていました。捕捉できるかどうかは不明ですし、捕捉できても殲滅にはかなり手間取りそう。それと、ベンガル湾には明日アキャブを艦砲射撃する予定の2つのTFが進撃中です。ちょっと考えるところあって、二つに分けてみました。結果が楽しみ。

ルーガンビルの西南のヘクスには今日も連合軍TFの存在が報告されています。しかし、今日もルンガの陸攻・大艇ともに攻撃してくれませんでした。そうなるかもと思って、ツラギから駆逐艦をこのヘクスのパトロールに派遣したのですが、こちらも攻撃してくれません。運が悪いだけなのか、それともEscort TFは攻撃に対してimmuneなのか。この海域はヌーメアのB-26の攻撃圏内なので、駆逐艦といえども長居はさせたくないんですけどね。

2012年2月21日火曜日

Cooktownで貨物船を7隻撃沈


3日ほど前からオーストラリア東北部のCooktownに連合軍の艦船が停泊していると報告がありました。ポートモレスビーの艦砲射撃を狙っているのではと心配になって、ラバウルからポートモレスビー近海にCA羽黒と駆逐艦4隻をパトロールに派遣しました。しかし昨日の偵察機の報告でCooktownにいるのは貨物船らしいとのこと。昭和17年4月11日夜、Cooktownに殴り込みをかけることにしました。偵察報告通り、在泊していたのはxAKLばかりで7隻。すべて沈めて帰還の途につきました。今回の攻撃で命中した魚雷は一本です。魚雷は連合軍側に存在を気づかれる前に発射していています。その後、動き始めたとはいえ行足のついていない商船に魚雷が一本しか命中しないようでは、戦闘艦との夜戦で魚雷を命中させることなんてとても無理そうと感じてチェックしてみたところ、発射された魚雷はDD子日(Nenohi)からの一本だけでした。魚雷は効果だから商船相手につかうのをためらったんでしょうかね。結果的に一発一中だったわけです。


Cooktownは二級道路しか通じていない辺鄙な場所ではありますが、ダーウィンとは違って、オーストラリア東岸の補給ネットワークにつながっています。また地上部隊も時間をかければ移動できる場所です。貧乏な日本側をプレイしている身としては、艦船の無駄遣いをしなくてもいいのにと感じてしまいます。でも、この7隻のxAKLのうち6隻はフィリピン船籍で、緒戦期にフィリピンを脱出した船でした。フィリピン攻略中に幸運にも脱出できた船だから、沈められても惜しくはないと連合軍側は考えているのかも知れません。
ところで、いろいろ試行してみましたが、現在では海路によるルーガンビルへの補給は無理と考えています。その結論を出すことになったのは、4月初めに送ったAPD3隻からなるFast Transport TFでした。揚陸中の4月5日にAPD NamikazeとAPD Tachikazeが1000フィートの低空からのB-26 Marauderによる爆撃を受けて500ポンド爆弾各1発命中。4月6日にはAPD Nokazeも同様の攻撃でやはり500ポンド爆弾が1発命中しました。3隻とも沈没しなかったのは不幸中の幸いですが、APDはすでに9隻が沈んでいて、これ以上の損失は避けたいものです。APDによる蟻輸送鼠輸送は中止とし、5日かかってラバウルまで帰還しました。そのうちで被害の大きかったAPD Namikazeですが、Sys 21, Flt 25(16), Eng 6と、majorなダメージが16もあります。しかし、ラバウルにはARとARDがいるので、1652トンのAPDのこの程度のダメージなら、 本土へ回航しなくても完全に修理できます。緒戦期にARDをトラックからラバウルに移動させておいたのが功を奏しました。

先日雷撃したBB Warspiteですが、4月11日も4月10日と同じヘクスにいると報告されました。しかも、11日も陸攻・大艇ともに攻撃に飛んでくれなかった点も10日と同じでした。2日続けて同じ悪天候だったんでしょうかね。で、燃料切れなどの最悪の条件下でもTFは一日に最低1ヘクスを移動できるのがWitP AEの仕様です。では10日と11日のWarspiteの位置が同じだったのはなぜでしょうか?ダメージの大きな艦船を移動させる際には移動中にダメージの増加するのを避けるため、速度をmission speedではなくcruise speedに設定するのがよく知られた生活の知恵です。ところが、mission speedが1しかないEscort TFの速度をcruise speedに設定すると0になってしまって移動できなくなる現象があることを、以前のPBEMで一度経験したことがあります。BB Warspiteもかなり状態は悪いのでしょうから、これが起きているのかなと推測しています。


あと、今日は規模300の油田のあるビルマ中部のMagweを無血占領できました。連合軍の武士の情けか。


2012年2月19日日曜日

艦砲射撃の仕様変更でBB Warspiteを撃沈(したらしい)

昭和17年4月9日は、ツラギからラバウルに向かう軽巡木曽がSS Tautogに雷撃される場面から始まりました。命中しましたが、幸いに不発。同行していたのはAPD Tachikazeだったので、兵員を載せた南行きのFast Transport TFかもしれないと連合軍は感じたかも知れません。
その後、連合軍によるエスピリッツサント諸島ルーガンビルへの艦砲射撃が始まりました。今日はBB Warspiteと重巡2隻、軽巡4隻のイギリス艦隊でした。先日、艦砲射撃の挙動に仕様変更かというエントリーで艦砲射撃TFが翌朝まで居座ってしまう問題に触れました。あの後、4月6日にバリ島のデンパサールにCA CornwallとCA Dorsetshireと軽巡3隻からなるイギリス艦隊の艦砲射撃がありました。この艦砲射撃は夜のうちに終了し、日が昇った時点ではどこかに遁走していました。しかし今日の艦砲射撃TFは、朝になってもルーガンビルのヘクスにとどまり続け、夜が明けてからもう一度、艦砲射撃を実施したのです。
何度目に当たるのか、恒例となった艦砲射撃ですから、一応の対策としてルーガンビルから距離12ヘクスのガダルカナル島ルンガに一式陸攻定数36機の鹿屋空とAir HQを配備してありました。先日は指示のミスで雷撃に飛んでくれませんでしたが、今日は午前と午後の2波で合計43機の一式陸攻が雷撃に向かいました。午前の攻撃のアニメーションでは、25機のうち16機がBB Warspiteを攻撃して3本の魚雷が命中しました。午後の攻撃は18機すべてが巡洋艦を攻撃しました。午前の9機とあわせると合計27機が巡洋艦を攻撃したのですが、魚雷の命中は一本もありませんでした。
戦艦と違って、巡洋艦や駆逐艦に魚雷を命中させるのは困難ですね。陸攻よりは運動性の良好な艦攻ならもう少しましな戦果を得られるものなのでしょうか?空母戦でも、まずは艦爆で行き足を止めて艦攻でとどめを刺すことが必要といわれていますから、敏捷に回避行動を行える艦艇に魚雷を命中させるのはやはり難しいんでしょう。それと、Reluctant Admiral modでは素のGCより開戦時のパイロットのスキルが低く設定されています。攻撃前に鹿屋空に配属されていた41名のパイロットをみなおしてみると、NavTが70以上なのは16名で、NavT 50台が15名もいました。開戦後4ヶ月が経過して、訓練によりNavT 70以上の新人パイロットも増えつつありますが、彼らは陸攻部隊よりも母艦配属の艦攻部隊に優先して配置しているので、まだこんな有り様です。
今一番気になるのは、BB Warspiteが本当に沈んだのかどうかです。Inteligence画面のSunkShipsのリストにも、Trackerにも沈んだと報告されています。でも、リプレイの航空攻撃では沈没のアニメーションは表示されず、その後もリプレイ中に沈没音はきかれませんでした。そして、今日のマップを見ると、ルーガンビルのヘクスには連合軍のTFが二ついることがわかります。9隻からなるTFの方は艦砲射撃TFのはずで、重巡2隻・軽巡4隻が、戦艦3隻・軽巡3隻と報告されているのはご愛敬です。そしてもう一つの一隻だけのTFがBB WarspiteのEscort TFということはないのかなと疑いたくなってしまうのです。
航空攻撃で撃沈した時には沈没音はきかれない仕様だったような気もするし、またマニュアルの6.2.3.1 AUTOMATIC SHIP SEPARATION FROM TF DUE TO DAMAGE AND LOSS OF SPEEDには
戦艦または空母をTFから分派する際には、主力艦を護衛するための艦艇が一隻同行させられ。その一隻にはなんらかの対潜能力を持った艦艇(ふつうは駆逐艦)があてられる。
と書かれているので、損傷したBB Warspiteが駆逐艦とともにEscort TFに編成され、その後BB Warspiteが沈んで駆逐艦一隻だけのTFになったのでしょう。また、午後の一式陸攻の雷撃がすべて巡洋艦を指向したのは、そこに戦艦がいなかったからだと考えるのが順当でしょうし。
ということで、戦艦一隻の戦果。一式陸攻8機損失、パイロットも8名がKIAになるなど日本側の損害も小さくはなく、また東京ローズの放送もありませんでしたが、中の人の士気は向上しました。また、挙動変更のせいで、敵の航空攻撃の恐れのあるところに艦砲射撃を行うことの危険性が明らかになったという点でも、意味のある戦闘でした。そして、史実ではソロモン諸島をめぐっての死闘でしたが、このゲームではルーガンビルをめぐって死闘になりつつあります。できればこれに懲りて、もうルーガンビルに艦砲射撃に来ないで欲しいところ。施設の被害とサプライの破壊による減少が続き、しかも輸送船でサプライを送ることが危険でかなり困っているのです。


と、ここまでブログを書き終えた後、相手の方からのPBEMセーブファイルを開いてみると、BB Warspiteは残念ながらやはり沈んでいなかったことが判明しました。でも、ルーガンビルから一日で1ヘクスしか移動していないので、かなりの重傷なのは間違いないでしょう。それにしても、今日はルンガの陸攻隊はとどめを刺すための攻撃に向かってくれませんでした。天候のせいかな。


2012年2月16日木曜日

昭和17年3月の成績(Reluctant Admiral mod)


昭和17年3月の成績をまとめてみました。まず、Intelligence画面はこんな感じです。Major Victoryですが、この時期ならこのくらいでしょう。中央下にパイロットの死傷者数を載せましたが、4ヶ月弱でKIAが425名はかなり多い方だろうと思います。
各月のパイロット死傷者数をみてみると今月が飛び抜けて多いというわけではなく、開戦以来ずっと激戦が続いていることを反映しているのだと思います。連合軍側プレイヤーの緒戦の戦略にフォーラムでSir Robinと呼ばれているものがあります。Sir Robinはモンティパイソンにでてきた人物だそうですが、WitP AEフォーラムでは兵力温存のための戦略的撤退に徹する行動をそう呼んでいます。私のお相手の場合は、Sir Robinは選択せず、ビルマでもジャワでも徹底抗戦をしているので、パイロットの損失数が多くなっているのだろうと思います。連合軍側にも同程度の被害が出ていることを期待しています。
3月の機種別の損失数はご覧のとおり、日本機248機に対して連合軍側411機で、まだだいぶ差があります。昭和17年3月ですからこのくらいでないと困ります。
航空優勢のメルクマールとして戦闘機のA2Aによる損失数をみてみました。日本機53機に対して連合軍機74機で、先月が64対81ですからほぼ同様のキルレシオでした。バッファローのような簡単に食える戦闘機はもういなくなってしまったので、しばらくこの程度かまたは五分五分に近づいていくのでしょう。日本機では一式戦隼、連合軍機では英軍のハリケーンの損失数が上位に来ていることからも分かるように、現在の航空戦の主戦場はビルマです。
3月に沈んだ艦船のリストはご覧の通りです。CV Indomitable一隻のVPだけで今月の日本側の損失艦船のVP合計を上回っていますが、実態はまったく楽観を許しません。というのも、これを作成してみて、連合軍側の沈没艦船が少ないことに改めて気付いたからです。BB Ramilliesやこのリストにある潜水艦のほとんどは沈んではいないと思われます。まだ日本側が侵攻上陸作戦を実施している時期なので、その分の被害が加わっていることもありますが、それを除くと五分五分からいでしょうか。潜水艦による艦船の撃沈数ではすでに劣勢になって来ています。先が思いやられますね。

2012年2月14日火曜日

ダーウィン陥落


きのう挙動不審をお伝えしていた艦砲射撃TFですが、再度のダーウィン砲撃は実施せず、砲弾を残したまま帰途につきました。そして、昭和17年4月4日、陸戦でようやくダーウィンを陥落させることができました。ダーウィンを奪取したのは初めてなので、他の要地の奪取と同様に東京ローズの放送が流れるだということを初めて知りました。攻撃に参加させた第38師団は73/96に、きのう上陸したばかりで戦闘には初参加の11th Garrison Unitも59/79と大きく戦力を減らしました。勝利の後なので、disruptionは14と15、fatigueは15と10でそれほどではありませんがしばらく戦力回復のために休養が必要です。
フォーラムでは、ダーウィンは日本が自前で作る捕虜収容所になる、つまりダーウィンに上陸した部隊は他に転進できないままここで過ごすことになってしまうという認識が示されています。一個師団を遊ばせるのはもったいないし、この一個師団を維持するために輸送船を手配するのも大変ですし、対潜護衛の兵力を常時ここにさかなければならなくなるのも困ったものです。 
昨日ダーウィン東方にみかけた連合軍TFは潜水艦だったようです。4月4日には連合軍潜水艦を相手にダーウィン周辺では2回の対潜戦闘があり、幸い被害はありませんでした。他方、六艦隊は地味ながらそれなりに仕事をしてくれています。昨日はオーストラリア西岸でRO-63がxAK Admiral Wileyを撃沈し、今日はセイロン島の南岸でI-158がTK Athelmonarchを撃沈しました。まあ、日本側が連日こういう船舶喪失を被る日も遠くないでしょうし、ダーウィンは遠いし。
11th Garrison Unitは590日後にwithdrawの予定ですからこのままダーウィンに駐屯させますが、第38師団の方は可能なら転進させたいもの。でも、ダーウィンで敗退した連合軍部隊の中には第2オーストラリア師団が含まれていましたし、ダーウィンの南方4ヘクスのKatherineには1万6500名の連合軍が駐屯しています。奪取したからには昭和18年半ばまでは保持したいので、どうすべきか悩むところです。

2012年2月13日月曜日

艦砲射撃TFの挙動に仕様変更か


昭和17年4月3日、上陸後3週間以上経過してもちっともらちがあかないダーウィンに11th Garrison Unitを上陸させました。ダーウィン港の残存沿岸砲は今でも反撃してくるので、上陸船団には重巡摩耶を組み込んでおきました。重巡が砲撃したからだと思われますが、上陸前の射撃の応酬第一波では、日本側の死傷者102名に対して、連合軍側の死傷者284名と報告されています。その後、昼になってから戦艦山城と軽巡鬼怒がダーウィンに艦砲射撃を実施しました。連合軍側の被害は死傷者290名、Airbase hits 10、Airbase supply hits 2、Runway hits 34、Port hits 8、Port fuel hits 5と報告されています。以前の陸戦でサプライ不足が報告されていましたが、 Airbase supply hits 2ということはサプライが0になっているわけではないようです。
2月6日の米戦艦3隻による艦砲射撃とダーウィン攻撃の失敗というエントリーで、アメリカの艦砲射撃TFの挙動が変だと感じたことに触れました。艦砲射撃が夜ではなく昼間に実施された点、艦砲射撃後に居座ることになった点、もう一度艦砲射撃してから去っていった点、この三つを変だと感じたのです。艦砲射撃は夜陰に紛れて接近し、夜のうちに攻撃して、日の上がる前に去って行く仕様です。しかし、Remain on Stationの設定にしておけば、前日の所在地点と目的地との距離によっては昼間に攻撃することもできます。なので、私は連合軍側が艦砲射撃TFにRemain on Stationを指示したのだろうと想像したのですが、お相手の話ではそうではなかったとのこと。一回目の艦砲射撃終了後に弾薬を残している艦があって、お相手の方の指示ではなく、自発的にもう一度射撃してから去ったのだそうです。
今回の山城と鬼怒の艦砲射撃でも同じ現象がみられました。図にお示ししたように、艦砲射撃後もこのTFはダーウィンに居座ったままです。また、山城と鬼怒ともに不自然に砲弾を残しています。前日の位置はダーウィンから距離8ヘクスで、夜間に全力で接近して攻撃を済ませてから待避できるはずの位置だったので、位置取りが悪かったわけではありません。どうしてこうなったのか、ほんとうに不思議。
お相手の方はベータパッチで艦砲射撃の挙動が変更されたんじゃないかという説です。前々回と前回にご紹介したエンジン在庫数によるR&Dポイントボーナスのように、パッチによる仕様変更が明示されないこともあるので、彼の説も否定はできない気がします。パッチのプログラマーが目的をもって加えた変更が、思いがけないところで別のことに意図しない変化を来してしまうことだってあるでしょうからね。また、ベータパッチ下でも、艦砲射撃TFが通常の挙動を示したことも何度もあるので、この挙動不審はかなり最近のベータパッチが原因でしょう。まあ、ルーガンビルにしても、ダーウィンにしても、艦砲射撃TFが翌朝帰還することになっても、航空攻撃をあまり心配しなくていいところなので、問題は起きませんでした。しかし、制空権のない厳しいところだと、これによる戦艦や巡洋艦の被害がいずれは出るのかも知れません。
先日、公式の新パッチが発表されました。バージョンは1.01.08r9で、ベータの最終バージョン1108r9ととてもよく似た名称です。同じものなのかどうかフォーラムで尋ねた人がいますが、いまのところ回答はありません。でも、ベータパッチはどれもとても堅牢でしたから、これまでベータをあてていなかった方も、これを機にバージョンアップすることをお勧めしたいと思います。哨戒飛行のsearch arcのバグの解消や、パイロット管理でマウスボタンをクリックする回数が減るUIの改善などなど。ほかにも改善点はたくさんあるのですが、余り長くベータを使っていたので、どの点が改善点か思い出せなくなってしまいました。もうひとつだけ紹介しますと、工場のインフォメーション画面の新型機種のR&Dのラインで、新型機種にマウスカーソルをあわせるとどれだけR&Dが伸展しているのかが表示されます。これだけでもあてる価値はあると思います。一覧表としてみるにはTracker 1.9ですが、バージョンアップの期日ははっきりしませんしね。




ところで、ダーウィンの東方に3隻からなる連合軍TFが報告されています。インド方面やパースからオーストラリア西岸を経由してここに水上艦TFが到達するのは無理だろうと思います。というか、チモール島クーパンの九六陸攻の飛行隊36機にはこの海域の哨戒飛行に専念させているので、もし見逃してしまったなら、なす術無し。なので、きっとトレス海峡経由で東からやってきたのだと思います。こちらの方はそれほど密な哨戒をしていないので。でも3隻のTFというのは何なんでしょう。駆逐艦3隻くらいで、ダーウィンへの揚陸TFに嫌がらせをするつもりでしょうか?それとも潜水艦を一隻ずつTFに仕立てるのが面倒で、ダーウィンの近くまで3隻まとめて移動させてただけでしょうか?気になる。


2012年2月9日木曜日

エンジン在庫ボーナスの検証的な試み

昨日のエントリーで、エンジンの在庫が多くなると新機種のR&Dにボーナスがあるらしいということを紹介しました。ちょうど昭和17年3月30日、A6M5の生産開始が一ヶ月早まったので、その効果をチェックしてみました。なお、Reluctant Admiral modを使用しているので、新機種の生産開始予定時期などに素のグランドキャンペーンとは異なる点があるかもしれません。
A6M5はA6M2-N Rufe(二式水戦)のアップグレード対象機種です。二式水戦の生産開始月は昭和17年4月と早いので、規模30のR&D工場を5つ用意しました。そして、修理が完了され次第、R&D対象機種をA6M5に変更しました。その結果、A6M5の稼働中R&D工場(すべて修理済み)の規模合計は、86ターンに30、89ターンに60、103ターンに90、106ターンには150となりました。ここから産出されるR&Dポイントは
(30x3+60x14+90x3+150x10)/30=81
で、81点になります。エンジン在庫数によるボーナスのスレの存在に気付いたのは昨日のことです。しかし、現用機であるA6M2の損失数が予定よりずっと少なく、生産を停止していたため、A6M5の使用するエンジンであるHa-35の在庫はかなり積み上がっていて、6ターン前から500を超えていました。エンジン在庫によるR&Dボーナスの1点を加味すると合計のR&Dポイントは
1x6+(30x3+60x14+90x3+150x10)/30=87
で、87になります。生産開始が一ヶ月早まるのはR&Dポイントが100になってからで、どちらの計算結果もそれには足りません。でも、規模30の工場もたまには1ポイントではなく2ポイントのR&Dポイントを産出する仕様ですから、エンジン在庫によるR&Dボーナスを加味した87点の方がそれらしい感じがしますね。
同じく昭和17年3月30日、ハワイ島Hiloの南距離12ヘクスの地点で、I-170がAP Hendersonを雷撃しました。情けないことに魚雷は2本ともはずれ。魚雷はこの2本が最後だったので、艦長は水上砲戦を選択して10センチ砲弾を7発命中させ、火災発生・死傷者28名と報告されました。AP Hendersonは昭和18年6月にAPAに改装できる貴重な客船なので、ぜひ沈めたかったのですが、残念ながら沈没音はきかれず。反対にAP Hendersonの5インチ砲弾を4発も浴びて、Sys 12, Flt 29(1), Eng 7とそれなりのダメージを受けてしまいました。何ともしまらない一戦で、魚雷を外したことについては艦長を罵倒したくもなります。でも、I-170は開戦以来この辺りを狩り場にして、魚雷をすべて使い尽くすまで戦ってくれたのでねぎらってやるべきなんでしょう。ASのいるクエゼリンに戻れば、完全に修理ができるダメージではありますし。それにしても、連合軍側が兵員を輸送しているAPまでも独航させていることにあらためて驚かされました。このゲームをプレイしている皆さんは、客船や貨物船に護衛をつけずに航海させていますか?私が護衛なしで航海させたのは、開戦後数ターンの本土周辺海域くらいで、あとはごく数例を除いて護衛を付けています。貧乏性なので、もったいなくて独航させる勇気がありません。
その後、ルーガンビルにまたまた連合軍の艦砲射撃がありました。こんどBB Warspiteを基幹とした英蘭艦隊でした。サプライを陸揚げしていたPB Tokati Maruが撃沈され、二式大艇一機破壊、死傷者120名などの被害が出ました。連日の艦砲射撃で、滑走路 97、飛行場施設 47、港 65のダメージとなっています。これだけ滑走路や港が叩かれていても、哨戒飛行ができる水上機は日本側にとってはなくてはならないものですね。



2012年2月8日水曜日

エンジン500個の在庫で新型機種のR&Dにボーナス

不利な状況にある日本側をプレイする上で、新機種のR&Dについてはとても興味があります。効率的なR&Dの方法については、これまでにも何度か紹介したことがありますが、フォーラムを眺めていたらR&D Investment Returnsというスレに新たな情報が提示されているのに気付きました。
それによると、R&D対象の新機種の使用エンジンを500個在庫すると、その機種のR&Dポイントが1増えるボーナスがあるということです。スレを読んでいると、このボーナスはベータパッチで導入されたのだそうです。ベータパッチスレ自体は逐一追いかけて読んでいるわけではありませんが、少なくともベータパッチの変更点のリストにはそれらしいことが書かれていないように思うんですよね。でも、公開時期未定のWitP Trackerの次期バージョン1.9の新機能で表示されたデータが提示されていて、それをみるとたしかにボーナスは存在しているようです。
在庫用に余分に500個のエンジンを製造するためには9000のHI(つまりresource 90000トンとfuel 9000トン)を消費します。それに加えて、500個の在庫を実現するにはエンジン工場の規模を現在必要なエンジン数の生産規模よりも大きくしなければならず、それにもHIとサプライが消費されてしまいます。かなりの出費ではありますが出せない額ではないし、いずれその機種が生産可能になったらエンジン自体は飛行機の製造につかえるので、このボーナスは追求する価値がありだと感じます。もしかすると、新機種のR&Dより新型エンジンのR&Dがずっと速くすすむのは、こういうボーナスの導入がもともと考えられていたということなのかも知れません。

2012年2月7日火曜日

アキャブへの空挺降下作戦の失敗

昨日に引き続き、昭和17年3月28日も散々でした。まずは、昨日の午後に艦砲射撃を受けたルーガンビルが、夜になってから同じ艦隊に再度の艦砲射撃を受けました。戦艦3隻、重巡5隻という大きな艦隊だったので、一回の戦闘だけでは弾丸を消費しきれなくてこうなったのか?それとも、万が一の敵水上艦隊との遭遇に備えて艦砲射撃後も3分の1ほど弾薬が余る使用なので、その剰った弾薬を利用してもう一度の艦砲射撃を指示したのか?どちらかは今のところ不明です。せっかくトラックから移動させた二式大艇も含めて、12機が損傷し1機が破壊されてしまいました。また死傷者254名、Airbase hits 5、Airbase supply hits 2、Runway hits 20、Port hits 9、Port supply hits 1と、昨日ほどではありませんが、それなりの被害が出てしまっています。
しばらく補給なしでダーウィン攻略戦に従事してきた第38師団のサプライ状況がそろそろ怪しくなってきています。本当は、昨日のshock attackでダーウィンは陥落している予定だったので、陥落後のサプライ輸送船団第一陣になるはずだったxAK Hokko MaruとPB Hakata Maru #2からなるamphibious TFを、ダーウィンの沿岸砲が健全かどうか試す意味で突入させることになってしまいました。500トンほどのサプライの揚陸に成功しましたが、xAK Hokko Maruに沿岸砲の砲弾が4発命中して炎上中です。
そして、ずっと無人だったはずのアキャブにラングーンからYokosuka 1st SNLFによる空挺降下作戦を実施しました。アキャブには連日偵察機を送って、連合軍のLCUがいないと報告され続けていました。そんなわけでこの作戦を実施したわけですが、実際には254th Armoured Brigadeと50th Tank Brigadeがいました。陸戦はもちろん惨敗です。detection level 9/10ではLCUの存在が確定できないものなんでしょうか?それとも、たまたま昨日アキャブに移動して来たところに出くわしたんでしょうか?いずれにしても、アキャブを無人と考える方がおかしかったのかも知れません。でも、ここを英軍におさえられると、ビルマの航空戦に響くのでなんとかしなければ。それにしても、大東亜共栄圏のどこをみても苦戦ばかりの昭和17年3月末です。

2012年2月6日月曜日

米戦艦3隻による艦砲射撃とダーウィン攻撃の失敗


昭和17年3月27日、ラバウル近海でASWに従事していたDD UmikazeがSS Seawolfに爆雷を2発命中させました。沈没音は聞こえませんでしたが、発令所に浸水・Control Room flooding...という表示はこのゲームでは初めてのことで、幸先良いリプレイの開始だなと思っていました。
しかし、昼になってエスピリッツサントのルーガンビルにサプライを揚陸中だったPB Nagata Maruと米軍の戦艦3隻、重巡5隻という意外な水上戦闘画面が出現しました。PB Nagata Maruは単艦のFast Transport TFとしてツラギからサプライを輸送する途中で、昨日も連合軍の哨戒機に発見されていました。なのでなにかあるかなと思ってはいましたが、まさかこんな大艦隊と出くわすことになるとは思っていませんでした。PB Nagata MaruはBB Mississippiから2発をあびて沈没してしまったわけですが、沈められる前に一矢報いていました。たかだか2700トン程度の特設哨戒艇が戦艦に砲撃を成功させるのも珍しい出来事だと思います。ルーガンビルは日本側の根拠地ですから、uncommonなvalorを発揮したバーチャル乗組員の多くが救助されたと脳内補完したいと思います。
この米軍の大艦隊はルーガンビルへの艦砲射撃にやって来たものでした。前回3月4日の艦砲射撃は重巡2隻と軽巡2隻の構成だったので軽い被害で済みましたが、今回は戦艦3隻と重巡5隻です。コンバットリポートによると死傷者596名、二式大艇20機破損、Airbase hits 11、Airbase supply hits 7、Runway hits 30、Port hits 10、Port supply hits 4という大被害が出ていました。これにはFoWが影響しているので精確な数値とは言えません。例えば、このルーガンビルに駐屯していた飛行隊は横浜空の16機だけなので、20機も破損することはあり得ません。また砲撃後に修理フェーズがあるので破損した実際の数は不明ですが、今日の段階で飛行可能な機体は14機中の6機だけでした。それにしても一機も破壊されず、ぜんぶ損傷で済んだのは不思議です。ともあれ、2名のWIAが出てmoraleが84まで低下してしまい、このまま横浜空に大切なルーガンビルの哨戒任務をさせるわけにはいきません。飛行可能な6機はすべてツラギに移動させ休養させることにしました。かわりにトラックにいた飛行隊の二式大艇16機をルーガンビルに移動させ哨戒任務に就かせることにしました。
昼間のルーガンビル艦砲射撃は2度目です。ここはルンガから距離12ヘクスで、ゼロ戦の護衛で陸攻が雷撃できる範囲内にあります。ルンガには80機ほどのゼロ戦と36機の一式陸攻が駐屯しています。一式陸攻のうちの20%は哨戒任務についていますが、その他の機が雷撃しなかったのが不思議でした。今日になって確認してみると一式陸攻のprimary missionがnaval attackではなくnaval serachになっていました。自らの重大なミスでこうなったわけで、困ったものです。米軍艦隊のうちの一隻、DD Cassinは12月7日の真珠湾攻撃でBomb hits 1,  heavy firesとなった駆逐艦で、米軍側の執念でこちらのミスが見透かされていたのかも。
そして、予定していた本日のメインイベントはダーウィンの地上攻撃でした。素のAVは日本側352対連合軍側392で、修正後のAVは171対150。ダーウィンのfort levelは0ですが、assault oddsは1対1となので敗退です。これまで、3月10、11、12、15、18、21、24とdeliberate attackを重ね、そろそろ勝てるだろうと信じてshock attackに切り替えたのですが甘すぎました。攻撃した第38師団の今日の状態はTOE 71/95ですが、健全な歩兵分隊が186(194)と半分以下にまで減少してしまっているので、全滅と呼ぶべきでしょうね。ダーウィンには第2オーストラリア師団はじめ3万名弱の連合軍兵員がいるので、一個師団ではやはり無理だった様子です。

第38師団のダーウィンへのprepは100で、能力もexperience 82、morale 97と優秀な師団です。師団長の佐野忠義中将はland 71、inspiration 77、leadership 58とこれも優秀な指揮官です。これまでダーウィンを攻略できていないのは、部隊の責任ではなく、ひとえに陸軍中央(わたし)の無茶な作戦に責任がありますね。その証拠に、全滅に近い被害とはいえ、歩兵分隊などがほとんどdestroyedにならず、disabledで済んでいるのですから。


しかし、満州から転進させてあった師団はセレベス島あたりまで来たところで、だいじょうぶかなと思いビルマ方面への輸送に切り替えていて、もうアンダマン海に達しています。ダーウィンの連合軍はチモール島クーパンからの空爆に連日曝されてサプライ不足になっていて、連合軍側もこれ以上の地上部隊の派遣をためらってくれていることだけが救いです。まずはチモール島のクーパンの守備隊を送り、バタビアが攻略できたらジャワ島から部隊を送ることになりそうです。


2012年2月1日水曜日

アキャブに連合軍TF 昭和17年3月22日


昭和17年3月22日、ビルマ南西岸のアキャブに連合軍TFが発見されました。ビルマにはラングーンとモールメンに九七重爆を配置してありますが、どちらも地上目標の爆撃を設定してありました。なので、このTFは見逃すことになるのかなと思っていたら、ラングーンに配置してある東港空の九七大艇が爆撃してくれました。東港空にはprimary missionとしてNaval Attackを指示してありましたが、ビルマにはAir HQを配置していなかったので雷撃ではなく爆撃の設定でした。東港空のパイロットのNavBスキルは21~39とかなり低く、戦果は全く期待していませんでした。それなのに、2隻も撃沈してくれたのには驚きます。まあ、高度が6000フィートと低く、目標がおそらく揚陸中の貨物船だった(回避運動のできる航海中ではない)からではあるのでしょうが、このゲームの緒戦で連合軍がカタリナを艦船攻撃に使用してかなりの成功を収めましたし、複数の爆弾を搭載する飛行艇はNavBが低くても命中させやすいというフォーラムでの噂はその通りのようです。
午前午後と2波にわたって攻撃してくれたことも意外でした。東港空には海上哨戒50%と休養50%を指示してあったので、定数18機のうち9機は哨戒飛行をして連合軍TFを発見してくれたのだと思います。ラングーンからアキャブまでは距離8ヘクスと比較的遠いので、同じ機体が午前午後と出撃するのは時間的に無理でしょうから、休養していた9機のうちの4機が午前、別の4機が午後に出撃してくれたのだと思います。この連合軍TFを構成する艦船はxAKLばかりだったようで、xAKL 2隻撃沈と戦果としては小さなものでしたが、こんなところに何しに来ていたのかが気になります。戦闘後の状況をみると、アキャブにはまだ数隻の連合軍艦船がいますが、LCUを示す正方形は表示されていないので、ビルマの英軍地上部隊のサプライ不足を少しでも緩和するため、サプライを運んで来たのかなと考えています。チッタゴンにも後続する(?)連合軍TFがいますし、この方面の哨戒は厳にしないといけませんね。マップ上にsearach arcが表示されていますが、黒い色の線のsearch arcは午前と午後の両方に哨戒することになっている(青は午前、緑は午後)ので、天候が悪かったりしてもどちらかは飛んでくれると期待しています。
今日はMeiktilaの陸戦で惨敗を喫しました。英軍部隊はラングーンに集中している(袋のネズミともいう)ので、後方の守りは手薄だろうと予想して、鉄道線の東側の道路を経由して14th Tank Regimentをビルマ中部へ進出させていました。3月20日にMeiktilaに到着し、楽勝のつもりでdeliberate attackを実施したところ、2nd Royal Tank RegimentとUpper Burma BAF Battalionに修正AV比1対2で敗北。このMeiktilaの地形はcultivatedで、防御効果がないところです。そのため、21日22日と連日の英空軍の爆撃でさらにdisruption, fatigueとdisabledが増加してしまいました。そして今日の英軍の攻撃には修正AV比1対3で敗北し、Taung Gyiに撤退を余儀なくされたのです。14th Tank Regimentは九五式軽戦車を装備しているのですが、2nd Royal Tank RegimentのStuart I軽戦車にはまったくかなわないようです。このエントリーを書いた後、Wikipediaをみていたら


1942年2月にビルマ(当時)のラングーンをめぐる戦いではイギリス第7機甲旅団所属の第2戦車連隊所属のM3軽戦車(総数約150輌)が活躍した。非力な日本軍の九四式37mm速射砲や戦車砲ではM3軽戦車の正面装甲は貫通できず、逆にM3の37 mm 砲はすべての日本戦車の装甲を遠距離から貫通できた。その為、ラングーンの北東80 km に位置するペグー付近では十数輌のM3が戦車第2連隊軽戦車中隊所属の九五式軽戦車4輌を1,500 m 以上の距離から全滅させるという戦闘を行っている。ただし戦車部隊の活躍をもってしても彼我の圧倒的兵力差までは埋めきれず、1942年3月にはイギリス軍はラングーンから脱出し、同市は日本軍の手に落ちている。
と書かれていました。史実同様の結果になってしまったわけですね。さて、しばらく前からラングーンにいる部隊には砲撃を指示しています。今日も死傷者15名、2分隊と車輛2輛に被害があったと報告され、砲撃自体による戦果はわずかなものですが、ラングーンの英軍部隊のサプライを消費させる効果を期待しています。今日のマップでラングーンの英軍にマウスカーソルをあててみると、兵員数760、砲16門、装甲戦闘車輛83台と表示されました。コンバットリポートには二個師団、一個連隊、5個旅団がいると報告されているので、その差の大きさには驚かされます。 マウスカーソルをあてた時の情報にFoWが大きく関与する仕様は分かりますが、 ラングーンのdetection levelが1/7ととても低いとはいっても、自軍の根拠地ですからDLの数値に関わらず、たとえ陸戦を仕掛けなくてももっと精確な敵情が分かってもいいのではと感じてしまいます。