xAK Enju Maruはジャワ攻略作戦でサプライ輸送任務を行いました。昭和17年1月18日、ジャワ島南岸のLoemadjangでサプライを揚陸中に、3機のB-17D Fortressによる爆撃を受け、500ポンド爆弾一発が命中して火災がおきました。まもなく消火に成功しましたが、Sys 44, Flt 31(13), Eng 15(2)とかなりのダメージを受けてしまいました。後方に安全に避退させるにはダメージが大きすぎるので、残っていた474トンのサプライを降ろして、1月22日 Loemadjangにdisbandしました。
Loemadjangには規模4の立派な飛行場がありますが、港の規模は0です。艦船修理ガイドというエントリーで紹介した通り、港の規模が0だと、港が提供するIRP(船本体の修理ポイント、マニュアルではPort Repair Assistと呼んでいる)も、修理工の数(マニュアルではPort Assist Operationsと呼んでいる)も0です。つまり港の規模が0だと港側からの修理への助力は期待できません。でも、xAK Enju Maruの乗組員(空襲の洗礼を浴びたおかげでexp 51/17もある)自身による修理が行われるのではと思って観察していましたが、いくら待ってもダメージは減少しません。乗組員だけでは無理なようです。
むかしNaval HQのNaval Supportというエントリーで紹介したように「Naval HQに付属するNaval Supportは、HQのcommand radiusの範囲内の港の貨物の積み降ろしや艦船の修理を支援することができる。Naval HQにはcommand radiusが1と5と9のものがあって、数値の大きいものほど影響する範囲が大きい」とされています。スラバヤを占領できたので、スラバヤにNaval Supportを240もつSoutheast Area Fleet南東方面艦隊HQを移動させてみました。南東方面艦隊HQのCommand Radiusは5なので、スラバヤから距離2ヘクスのLoemadjangは南東方面艦隊HQのcommand radiusの範囲内にあたり、Loemadjangのインフォメーション画面にはNaval Support 119と表示されるようになりました。これまで確認してみたことはなかったのですが、支援の程度はNaval HQのもつNaval Supportの半分という仕様のようです。
これでxAK Enju Maruの修理が始まるのかと期待したのですが、いくら待ってもやはりダメージは減少してくれません。Naval HQの所在地が修理対象の艦船のいるLoemadjangとは別だから修理には効果がない?のかとも妄想して、LoemadjangにSouthern Fleet Naval HQ(これもCommand radius 5, Naval Support 240)を移動させてみまし。しかし、これでもやはり修理は始まりませんでした。xAK Enju Maru自体を艦船修理廠のあるスラバヤまで移動させることができれば問題はないのですが、Sys 44ではスラバヤまでの7ヘクスで沈没する可能性がかなり高いでしょうし。
規模0の港での修理はまったく不可能なのかなとも思ったのですが、マレー半島への上陸作戦でダメージを受けた客船のMersingでの修理が一段落したAR Akari(RA modで追加された AR Akasiの同型艦)を、Loemadjangに派遣することにしてみました。すると移動させてから2ターン目の昭和17年5月15日には早くもFltダメージが31から13まで低下してくれました。ARがいれば修理ができるようです。
今回の経験から、規模0の港にdisbandした艦船を修理するにはAR(修理対象の艦種によってはAD, AGなどでも可かも)を派遣することが必要、またARによる修理にNaval Supportが助力している可能性はありますが少なくともNaval HQ単独では修理できない、ということを学べました。
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