2012年10月31日水曜日

重慶上空の待ち伏せで52機の損失


潜望鏡から観察できる正規空母って大きいですよね。昭和17年12月1日のリプレイはこのぞっとする光景から始まりました。1942年の米海軍の艦隊型潜水艦の魚雷の不発率はまだ80%なので、CV翔鶴に命中した魚雷も不発でした。翔鶴は僚艦の瑞鶴や赤城・加賀などとともにウエーク島の空襲に出かけるところでしたが、SS Tritonに目撃されて意図がばれてしまったでしょう。でも、いまのところウエーク島には戦闘機がいないので、飛行場がしっかりしないうちに叩いておきたと思います。

11月3日のサラモア陥落に伴い、連合艦隊主力の在泊地をトラックからサイパンに後退させたことは以前のエントリーで書きました。後退させた理由は、サラモアからトラックを偵察されてしまうと空母など主力艦の所在地が連合軍に明らかになってしまうこと、また万が一の港湾爆撃を危惧してのことでした。その後、トラック上空で連合軍偵察機を目撃したという報告はありません。しかし連合軍はトラックからサイパンへの移動をご承知のようです。というのも、以前はトラック周辺にたくさんみかけた潜水艦の姿が見えなくなり、最近はサイパン周辺で多数がパトロール(機動部隊がウエーク島に接近しないか哨戒線をはっていたんでしょう)しているからです。連合軍の優秀なIntelをもってすれば、日本側の動きは手に取るように分かってしまうんでしょうね。

その後、ニューギニア島南岸のMeraukeにBB山城とCL川内が艦砲射撃を実施しました。ここが増強されると、ダーウィンやホーランディアが圧迫されることになるので、飛行場の拡張を少しでも遅らせる意図での艦砲射撃でした。山城の艦載水偵が弾着観測をして、死傷者126名とAirbase hits 7、Airbase supply hits 4、Runway hits 16、Port hits 11、Port supply hits 2の命中弾を得ています。今日の偵察では飛行場に70%、港に32%のダメージが残っているとの報告なので、それなりの損害を与えることができたようです。11月28日のTerapo艦砲射撃の後、お相手の方から次はMeraukeに艦砲射撃に来るんだろうと言われてしまいました。でも、すでに進撃中でしたし、中止するのもなんなので決行しましたが、Meraukeのヘクスで哨戒中だった潜水艦にも妨害されず、無事済んで良かったと思います。

中国では九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 100機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 50機が一式戦(Ki-43-Ic Oscar 27、Ki-43-IIa Oscar 36)61機の護衛で漢口から重慶の爆撃に向かいました。中国の空は日本陸軍が支配していて、長沙など漢口の周辺を空襲するには迎撃の心配もほぼありません。しかし今日は重慶という奥地にある中華民国の首都の爆撃ですから、漢口配備の一式戦全機に護衛を指示してありました。10月25日 、11月8日、19日にはCAPのいなかった重慶上空ですが、今日は久しぶりに41機(P-43A-1 Lancer 5、P-66 Vanguard 8、P-38F Lightning 12、P-38G Lightning 16)のCAPが待ち伏せしていました。連日の偵察でも重慶の飛行場のダメージは50%以上をキープしていて、重慶自体には戦闘機がいないことを確認してあるので、成都からのLRCAPだと思われます。

前回8月7日の重慶上空待ち伏せCAPには勝利した一式戦ですが、米軍のP-38まで投入された今回のCAPにはかないません。また空襲が4波に分かれて、爆撃機だけで突っ込んでしまった部隊もあったので、さらに被害が大きくなりました。結局、一式戦9機 (Ki-43-Ic Oscar 3、Ki-43-IIa Oscar 6)、九七重爆32機、百式重爆11機の損失で、戦果はAirbase hits 4とRunway hits 24だけでした。CAPの側の損失は合計で7機とごくわずかで完敗です。また、護衛がつかずにCAPに襲われた重爆2機種の機数はほぼ同じでしたが、損失になった機数に3倍の差がついています。これは、九七重爆のarmorが0なのに対し、百式重爆の方はarmor 1という防御力との違いがきいているんでしょう。今日はその他の戦線も含めると、一日で57機の損失でした。



2012年10月29日月曜日

I-36がAK2隻を道連れに沈没


昭和17年11月29日、ウエーク島東でSS I-36がuncommonなvalorをみせてくれました。I-36は前日、哨戒機に目撃された旨の報告があったので、detection levelを低下させるために、パトロールの位置を変更する指令を出してありました。しかし移動を始める前に連合軍のTFと遭遇してしまったわけです。DD Hullの爆雷攻撃で、船殻に亀裂が入り、船内で爆発がおき、エンジンにダメージが及んだと表示され、その後、浮上を余儀なくされました。浮上したI-36に向けて、DE Gilmer、AK Arided、AK Craterの3隻が攻撃。DE Gilmerのエリコン20mm機関砲はかなり命中しましたが、2隻のAKの砲撃はほとんどあたっていませんでした。I-36は果敢に魚雷と砲で反撃して、AK Arided、AK Craterに魚雷を命中させました。I-36は残念ながら沈没してしまいましたが、アニメーションのラストの沈没音は潜水艦のものではなく水上艦用の音だったので、AKのうちの少なくとも一方、きっと2隻とも撃沈できたとのだと思います。日本海軍の潜水艦保有数がふつうのグランドキャンペーンシナリオよりも少ないRA modで、しかも貴重な乙型潜I-36(VP 11, tonnage 2184)を失ったとはいえ、反撃してAK2隻(ともにVP 12, tonnage 6520)を撃沈した敢闘をたたえたいと思います。

浮上を強いられた潜水艦が反撃して敵艦船を撃沈し、ことによってはそのまま撤退に成功することもあるという話はフォーラムで目にしたことがありますが、自分の手持ちの潜水艦の反撃・2隻撃沈を目にしたのはこれが初めてだったような気がします。I-36の艦長のShiroya T.少佐は名前からみてランダムに生成されたキャラのようですが、Navalスキル 60、Aggression 66と、日本海軍の正規将校としてはごくふつうのひとです。それなのにどうして2隻も撃沈することができたのか?その理由の一端は、沈没した2隻のAKの方にありそうです。今回出会ったTFにはDD, DE, AK2隻のほかに、xAKが3隻含まれていました。3隻のxAKの方は浮上したI-36を攻撃してはきませんでした。遠巻きに眺めていて、無事だったのでしょう。他方、AK2隻はI-36を攻撃したから反撃を受け、撃沈されてしまったんだと思うのです。民間の船であるxAKとは違って、海軍に籍のあるAKはやはり積極的に戦闘に関与してゆく仕様なんでしょう。

昨日、豊後水道でSS Sturgeonの魚雷をくらったAK Manila Maruですが、またまたSS Sturgeonに雷撃されてしまいました。幸いなことに今日は不発でした。前日、このEscort TFへの合流を指示したAPD 4隻はすでに合流を果たしていて、もとからいたDDとあわせると5隻で護衛していたのに、潜水艦の襲撃を許してしまうとは情けない。でも、浸水被害が広がって、昨日の予想通りAK Manila Maru(VP 11, tonnage 5935)は沈没してしまいました。乗船していた陸兵はAPD2隻に救助されましたが、どのくらい救助されたかをみてみると、Infantryは45%、Eng, Supは62%で、砲は0%でした。重い砲を船倉からとり出して回収するなんてことが無理なことをよくシミュレートしていると思いました。

2012年10月28日日曜日

ニューギニア南岸のTerapoに艦砲射撃決行


昭和17年11月28日、きのうxAKを2隻撃沈したI-33ですが、今日はAG Atlanta Cityを雷撃しました。残念ながら魚雷は外れてしまいました。連合軍側は米軍魚雷の不発でがっかりすることが多いと思いますが、日本側は潜水艦が商船に向けて放った魚雷でもはずすことが多くてがっかりします。

その後の夜間空襲ですが、ニューギニア戦線の方はお休みで、ビルマではメイクテーラに7波39機(Liberator II 3、B-17E Fortress 13、B-24D Liberator 11、B-25C Mitchell 12)が高度7000フィートで来襲し、二式戦(Ki-44-IIa Tojo)24機が迎撃しました。二式戦が空戦で12機の損失し、駐機中の機体が地上で4機破壊されました。Airbase hits 7、Airbase supply hits 1、Runway hits 17の命中弾がありました。昨日のエントリーでCAPは不要なのかもと書きましたが、7波に分かれて来襲した爆撃機の爆撃の被害を見ると、あとから来たものほど命中弾が多くなっています。これはCAPの数があとになるほど減ってしまうことと関係していると思うんですよね。だからやっぱり可能な限りCAPは上げとこうと思ってしまうのです。

その後に本日のメインイベントのTerapoの艦砲射撃がありました。BB扶桑の艦載水偵が弾着観測し、Airbase hits 18、Airbase supply hits 1、Runway hits 25、Port hits 7、Port supply hits 1の命中弾を得ました。約60機に損傷を与え、Trackerによると7機(Hurricane XIIbとP-39D Airacobra 各2機、P-40E WarhawkとB-24D LiberatorとPBY-5 Catalina各1機)を破壊できたようです。連合軍側からの目立った妨害はなく、艦砲射撃部隊は無事帰途についています。今日の偵察報告では飛行場ダメージ30、港のダメージ29となっていました。もう明るい夜の時期は終わりになるので、Terapo発の夜間空襲は12月半ばすぎまで休業にできたものと判断しています。四発爆撃機をもっとたくさん破壊したかったけれど、まあまあの戦果でした。damagedとコンバットリポートで報告された数と、Trackerで破壊したと表示されている数を比較すると、四発機は破壊しにくいようです。単発機よりdurabilityが高いからなんでしょうね。

こんな風にトラブルなく済むんだったら、扶桑だけでなく、戦艦2隻で来れば良かったとも思います。実はスラバヤは扶桑と山城2隻で出港しました。でも、Horn Islandという連合軍の根拠地の脇をすり抜けて奥まで行く艦砲射撃行ですから、かなり危険だろう、もしかすると戦艦2隻喪失ということもあり得ると思って、山城はクーパンにおいてきてしまったのです。このゲームではすでに大胆過ぎて空母をたくさん失ってます。

その後、呉から南鳥島に増援部隊を送る船団が豊後水道の出口でSS Sturgeonに攻撃され、AK Manila Maruに魚雷が1本命中してしまいました。豊後水道の出口は危ない場所ですし、18ノットを出せる貴重なKyushu級AK3隻のコンボイだったので、DD白雲と薄雲の駆逐艦2隻を護衛に付けてありましたが、やられるときはやられちゃいます。Manila MaruはSys 45, Flt 88(61), Eng 14, Fire 46と浸水被害が大きいだけでなく、さかんに炎上中です。2ヘクス北上できれば大分ですがとても助かるとは思えません。

兵員輸送中の艦船が攻撃されて、即沈没とならなかったのは久しぶりです。乗っている25th JAAF AF Bnの被害はどれくらいなのかみてみると、TOEの74/99で、disabledになったdeviceは多いものの、雷撃でdestroyedになったdeviceは0でした。こういう仕様なんですね。これなら沈没しても救助のしがいがあります。Manila MaruのEscort TFにはDD薄雲がついていますが、駆逐艦1隻で救助できる陸兵の数はわずかでしょう。呉からAPD4隻を派遣してこのEscort TFに合流するよう指示しました。間に合ってくれるかどうか。

2012年10月27日土曜日

I-33が貨物船2隻を撃沈


昭和17年11月27日、今日の夜間空襲はニューギニアではホーランディアに、ビルマ戦線ではマグエと久しぶりに日本側からインパールに実施してみました。ホーランディアへは高度7000フィートで10波65機(B-17E Fortress 16、B-17F Fortress 4、B-24D Liberator 45)が来襲しました。前日も夜間空襲があり、CAPを担当していた部隊のfatigueとmoraleが任務に堪えないと判断してラバウルに後退させました。しかし私の勘違いで夜間のCAPを行う代わりの部隊を派遣しなかったので、迎撃機はいませんでした。日本機に12機の損失とAirbase hits 4、Airbase supply hits 3、Runway hits 13の被害が出ました。

ビルマ中部のマグエには高度7000フィートで5波51機(B-17E Fortress 11、B-24D Liberator 24、B-25C Mitchell 16)が来襲。二式戦(Ki-44-IIa Tojo) 20機と二式複戦(Ki-45 KAIa Nick) 11機が迎撃しましたが、日本機にCAPに3機、地上で3機破壊され、Airbase hits 7、Airbase supply hits 1、Runway hits 16の被害が出ました。連合軍爆撃機は対空砲によるものも含めて3機の損失。他方、インパールに対する百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 66機の高度12000フィートからの爆撃は、駐機中の機体を1機破壊して、Airbase hits 2、Airbase supply hits 1、Runway hits 3の命中を得ました。

この3つを比較してみると百式重爆の命中爆弾数の少なさが目立ちます。四発機と双発機とで爆弾の搭載量が違うことも影響しているとは思いますが、最大の理由は連合軍機の7000フィートに対して百式重爆12000フィートと投下高度が高かったからだと思います。投下高度を高く設定しているのはなぜかというと連合軍のFlakの威力が凄まじいからです。インパールは単発・双発爆撃機ばかりでまだ守りが弱い方の根拠地ですが、チッタゴンやレド、中国領のPaoshanなどは高度12000フィートでもある程度の犠牲を覚悟しないと爆撃できない感じになっています。

あと、ホーランディアとマグエの被害を比較すると、CAPがいてもいなくても大きな差はない印象です。駐機中の機体(昼間の作戦に使う機体)の破壊がもっと多くなる日もある(今日は少ない)ので、CAPがいなくてもいいとはいえませんが、駐機中の機体の少ない飛行場ではCAPの戦闘機が撃墜されない分、CAPを上げない方が有利だったりするかもしれません。

昨日のエントリーで予告したニューギニア南岸のTerapoの艦砲射撃ですが、今日は実施されませんでした。無事に結構できるのかどうか、はらはらしながらリプレイをみていたので、拍子抜けしてしまいました。リプレイ中止後にチェックしてみると、今回の艦砲射撃TFには最高速度25ノットのBB扶桑が含まれているので、1フェーズに8ヘクス(BB金剛級は8ヘクス動けます)ではなく7ヘクスしか移動できないのでした。昨日の位置から東に1ヘクス移動し、Terapoまで距離7ヘクスのところに達しているので、今晩決行してくれるはずです。




今回のこの動きをみての感想ですが、艦砲射撃TFは全速で目的地に接近し、艦砲射撃し、全速で待避する設定です。ですから、決行の前日の位置は全速力で到達できるぎりぎりのところなのは納得できます。でも、艦砲射撃の2日前の位置は、cruise speedで艦砲射撃1日前の位置に到達できるヘクス(6-8ヘクス離れたところ)でいいだろうと思うのです。わざわざ、艦砲射撃2日前に、1日前の位置の隣りにまで進んでしまうなんて、理不尽な仕様です。

昨日の水偵の目撃報告は連合軍の注意をひかなかったようで、Terapoに達する航路上には連合軍のDDやPTボートのTFはみあたりません。今日のうちに艦砲射撃が終了する予定で、CL神通搭載水偵の設定は変えずにいたので、今日も”E13A1 Jake sighting report: 7 Allied ships at 91,128 near Horn Island , Speed unknown ”という報告がきています。つまり今日も零式水偵の目撃報告が連合軍側にいっているかもしれず。心配は残ります。

シドニーから東方に15ヘクスの地点で、SS I-33がxAK Steel SeafarerとxAK Libertyの2隻を撃沈しました。日本の潜水艦の戦果は久しぶりで、しかも一隻の潜水艦が一日に2隻というのは数ヶ月ぶりの快挙です。また、オーストラリア西岸のパースの沖でSS I-153がxAK Michael Livanosを、中部太平洋でSS I-9がDE Sutlejを雷撃しました。2隻とも残念ながら魚雷をはずし(貨物船に魚雷を命中させ損なったI-153の艦長は降格させたいくらい)てはいますが、連合軍側がこれら潜水艦の攻撃に目を奪われ、水偵の目撃報告などに気が回らないようだといいのですが。

2012年10月26日金曜日

今日もホーランディア夜間空襲


MacBook Proはノートブックなので、使い終わるとたたんでスリープさせます。でもPCの方はデスクトップ機(実際にはデスクの横の床に置いてある)なので、使い終えるとシャットダウンしています。次に使うときにはスイッチを押して起動させますが、XPの旧PCの時よりも起動にかかる時間は短いので苦にはなりません。でも問題なのはこれ。起動してからちょっとすると、毎回このウィンドウが出ます。これ、はい(Y)を押すとJavaがアップデートされ、Trackerが動かなくなってしまいます。なので毎回いいえ(N)を押して消してますが、面倒です。XPの旧PCの時はこんなお節介なお知らせはなかったのに。

昭和17年11月26日、西太平洋から連合軍機動部隊の姿が消えました。ご覧の通り、広範に哨戒しているつもりですから、見逃しているということはないですよね。ウエーク島のヘクスにも連合軍TFがいなくなりましたから、アメリカル師団の乗船が終わり、機動部隊ともども帰途についてくれたのだと思いたいところです。それならば、西太平洋はしばらく平和な海に戻れるわけですから。

恒例の夜間空襲ですが、ビルマは悪天候だったようでなし。ニューギニア北岸のホーランディアに南岸のTerapoから四発爆撃機58機(B-17E Fortress 24、B-17F Fortress 13、B-24D Liberator 21)が12波にわかれて来襲しました。かなりのfragmentationです。前日同じくKi-43-IIa Oscarが19で迎撃しましたが、日本機損失17、Airbase hits 6、Airbase supply hits 1、Runway hits 15とまたまた大きな損害を受けました。連合軍側の損失はB-24D LiberatorのOps lossが2機だけでした。

夜間空襲の迎撃はまったくわりにあいません。しかたがないので、大元のTerapoを叩きに、BB扶桑、CL神通と駆逐艦4隻の艦砲射撃部隊が、Terapoまで距離8ヘクスの地点に来ています。スラバヤ出港後、ここまでは連合軍哨戒機に発見されずに到達できました。このままゆけば、次の夜のフェーズに艦砲射撃を実施して、無事帰還するはずですが、問題が発生。コンバットリポートをみると、
E13A1 Jake sighting report: 7 Allied ships at 91,128 near Horn Island , Speed unknown  
E13A1 Jake sighting report: 2 Allied ships at 91,128 near Horn Island , Speed unknown  
E13A1 Jake sighting report: 3 Allied ships at 91,128 near Horn Island , Speed unknown 
この3つの哨戒の報告がありました。BB扶桑の艦載機は艦砲射撃用にTerapoの夜間Reconを指示してあるので飛んでいませんが、CL神通の艦載機には前路の対潜哨戒用にrange 4でnaval serchをさせていたのでした。これは前日のうちに中止させるか、rangeを2に減らしておくべきでした。熱心な偵察機の搭乗員がHorn Islandの在泊艦をしらせてくれたのはいいのですが、連合軍側にも哨戒機・偵察機の目撃報告があがってしまったはずです。

  1. Allied Float Plane sighted over Darwin
  2. Hurricane PR.II sighted over Taung Gyi
哨戒機・偵察機の目撃報告にも、前者のように機種のみが表示される場合と後者のように機種が特定される場合の2種類があります。この零式水偵(E13A1 Jake)の目撃報告が前者のようにJapanese Float Planeとなってくれていれば、潜水艦搭載の零式小型水上偵察機(E14Y1 Glen)かなと思って見過ごしてくれるかもしれません。でも、E13A1 Jakeと機種名まで報告されているとすると、注意を惹かないはずがありません。零式水偵がこんなところを飛んでいるはずがありませんから。もちろんFoWのせいで機種を誤認しての報告の可能性もありますが、それでもAIではなく人間ならふだんより警戒レベルを上げますよね。

Horn IslandにはDD2隻とたくさんPTがいるそうで、これがどう動くのかが心配です。Horn Islandへの艦砲射撃を警戒して、このままHorn Islandのヘクスに張りついていてくれればラッキーですが、Terapoへの進路をパトロールされると戦艦対PTボートになりそうで、非常に厄介。いまのMoonlightは78%で、こんばんはもう少し暗くなります。でも、ここまできたら意を決して突入。史実で霧島の沈んだのが昭和17年11月15日、比叡が11月21日。同じ展開にならないといいのですが。

2012年10月25日木曜日

紀伊水道に機雷


昭和17年11月25日、紀伊水道を通過中の駆逐艦4隻が機雷原を発見し、7個の機雷を処理しました。その後、貨物船を護衛しているPB Hakkai Maruも機雷を発見して1個を処理。瀬戸内海の出口に機雷を敷設するとは大胆不敵な行動です。呉から南方へ出かける時には、豊後水道を通過するか、もっと貴重な船団であれば関門海峡から東シナ海・南シナ海の浅海ヘクスを選んで航海させることが多く、紀伊水道を通過するのは久しぶりです。もしかするとこの紀伊水道の機雷も、大島のヘクスに敷設された機雷で大きな被害のでた11月11日に敷設されたものかも知れません。豊後水道はそれなりにつかうので、AMcに掃海パトロールさせていますが、紀伊水道の監視は疎かになっていました。

実は駆逐艦漣・朝霧・綾波・春月の方のTFには、空母翔鶴・瑞鶴、重巡利根・最上が含まれていました。翔鶴・瑞鶴ともだいぶ前に修理が済んでいましたが、九九艦爆から彗星への機種転換を本土で済ませてからトラックへ向かわせれば、トラックのサプライをつかわずに機種転換できるかなと思って、修理を行った長崎・神戸においてありました。ところが連合軍のウエーク攻略の気配にあわてて神戸に集合し、最近竣工した秋月級駆逐艦と合流してから南方へ向かうため、横須賀に向かう途中だったのです。空母が触雷などということにならず本当にラッキーでした。

その後、定期便となりつつある夜間空襲がありました。ビルマではTaung Gyiに、8波 68機の爆撃機(Liberator II 4機、B-17E Fortress 20機、B-24D Liberator 29機、B-25C Mitchell 15機)が来襲しました。二式戦(Ki-44-IIa Tojo)16機が迎撃しましたが、空戦で10機の損失。飛行場にはAirbase hits 9、Airbase supply hits 9、Runway hits 44の命中弾があり、駐機中の機体19機も地上で破壊されてしまいました。

ニューギニアでは、ホーランディアに8波54機の爆撃機(B-17E Fortress 17機、B-17F Fortress 8機、B-24D Liberator 29機)が来襲しました。一式戦(Ki-43-IIa Oscar)22機が迎撃しましたが、空戦で8機の損失。飛行場にはAirbase hits 3、Runway hits 8の命中弾があり、駐機中の機体7機も地上で破壊されてしまいました。

そのほかいろいろと戦闘があり、リプレイ後にマップをみてみると、こんなところに連合軍機動部隊の姿がありました。いまごろウエーク島ではNaval SupportやAviation Supportを含んだ部隊やが上陸中で、入れ替わりに昨日強襲上陸を行った部隊が輸送船への乗船中でしょう。この連合軍機動部隊はウエークの輸送船団が日本の艦隊に襲撃されないよう、トラックやマリアナ諸島とウエーク島の間に立ちはだかっているのかなと思われます。でもトラックやマリアナ諸島への空襲を意図していないと断定はできません。上述したように、日本の空母のうち赤城と加賀はサイパンにいますが、残りの4隻はまだ横須賀です。もし連合軍機動部隊に空襲されたら基地航空隊だけで守ることになり、在泊艦艇の被害はゼロにはできません。そう考えて、トラックやサイパンにいた艦船は出航させ、西方に避難させました。

2012年10月24日水曜日

ウエーク島失陥


昭和17年11月24日、ラバウルにポートモレスビーからではなくTerapoから夜間空襲がありました。1119eをあててから初めてのリプレイで、空襲のfragmentationが解消していることを期待しましたが、このラバウルへの空襲は四発爆撃機69機(B-17E Fortress 23機、B-17F Fortress 11機、B-24D Liberator 35機)が10波に分かれて来襲しました。1波だけは2機種が同時にやってきたのですが、その他は1機種ずつだったのでfragmentationが改善したのかどうかは不明です。まあ、もともと夜間空襲は五月雨的にくるものだったので、fixされてもこんなものなのかもしれませんが。

戦闘の方は、二式水戦(A6M2-N Rufe)13機と二式複戦(Ki-45 KAIa Nick)11機が迎撃しましたが、成績はだめだめ。日本機は空戦で14機、地上で6機が破壊され、Airbase hits 4、Runway hits 26の被害があったのに、Trackerをみると米軍爆撃機の方の損失は報告されていません。20機くらいの損失は程度の機体の生産は可能ですが、これが毎日続くのは中の人の士気にも大きく響きますから、可能なら損失は元から絶ちたいもの。Terapoはポートモレスビーよりだいぶ西なので、蘭印側からの艦砲射撃も試みてみたくはあります。でも、トレス海峡のまん中にあるHorn Islandには魚雷艇が本当にたくさんいるので、主力艦の投入は考えちゃうところ。昨日今日のように月明100%ちかい日でで危ないような気がします。 

その後、ウエーク島にBB New Mexico・Idaho、CA Vincennes・Astoria・New Orleansによる上陸支援射撃がありました。ウエーク島にはCDが存在しているものと想定して、上陸船団に戦艦を2隻を入れたんだろうと思います。守備側の舞鶴第2特別陸戦隊はこの艦砲射撃でほとんどがdestroyedまたはdisabledにされてしまった感じです。ついで上陸が実施されましたが、連合軍側の死傷者は5名とわずかで、定跡通りprep 100%にしてあった模様。しかしその後「太平洋の島々に興味のある石頭の連合軍の兵隊さん、大本営発表によると愚かな連合軍がウエーク島に上陸を試みて数千の将兵が水漬く屍になっちゃいましたよ」といった内容のラジオ東京の放送が流れました。東京ローズの声は久しぶりですが、日本側の負け戦でも流れるとは知りませんでした。

ウエーク島に上陸したのはアメリカル師団の3分の1ていどと1個大隊で素のAV 172でした。上陸した部隊の主力には一個師団を3分割してできたユニットに表示される/Aがついていました。離島とはいえ、必要最小限の戦力の投入で済まされてしまったわけですが、思い起こせば半年前、昭和17年7月11日に2nd Marine Raider Bnの一部がおそらく潜水艦でウエーク島に上陸し、撃退した戦闘がありました。その時の戦闘でこちらの戦力を把握してあり、安心して節約したのかなとも思われます。対する防御側のAVは事前の砲撃の影響で16まで減っていました。離島への上陸戦はshock attackが強制されて、修正AV 83対1、オッズ比83対1でウエーク島守備隊は玉砕し、修理中の二式大艇1機も破壊されてしまいました。ウエーク陥落はまあしかたがないことです。でも、あらためてマップを見渡すと、ウエーク島という外套がなくなると本土が寒い感じで、位置的に南鳥島の重要性を再認識させられました。これで南鳥島も失うとなると、ルンガやラバウルやトラックを保持していても意味がなくなってしまいます。あと、千島ももしかすると連合軍の目標に入っていたりするのかな。

2012年10月23日火曜日

ウエーク島に接近する上陸(?)船団


昨日のリプレイ後、新しいベータパッチの最新バージョン1119eをあてました。規模9の飛行場と同じく、規模8の飛行場でもaviation support値が実際に存在するdevice数の2倍に換算されるようになってくれました。

昭和17年11月23日も夜間空襲があり、ビルマ戦線ではラシオの飛行場が、南太平洋戦域ではラバウルの飛行場が爆撃されました。あいかわらずCAPはたくさん落とされるし、地上でも機体が破壊されるし、散々です。同じことの繰り返しになるので今日は省略。

昨日はマーシャル諸島のRoi-Namurとクエゼリンに連合軍機動部隊の空襲があり、もしかすると2日続けての空襲かもと思っていましたが、今日はありませんでした。また、今のところはマーシャル諸島に接近する連合軍TFの姿はありません。そのかわり、ウエーク島の東に連合軍TFの存在が報告されました。連合軍TFは二つのヘクスに分かれていて、ひとつは空母3隻と戦艦2隻、重巡4隻が含まれたTF。あとの4つはウエーク島から距離2ヘクスの地点にいて西向きに航海しているそうです。この4つのTFの中にはAKやAPの存在は報告されていませんが、軽空母・護衛空母が3隻いて合計で戦闘機を60機積んでいるそうです。

上陸作戦を行う際、上陸船団の前日の位置は目標の手前1ヘクスが最適、というのがフォーラムでの定説です。なぜかというと、1ヘクス移動するだけで目的地に到着することができるので、残りの夜のフェーズをまるまる上陸行動にあてることができるからです。ウエーク東の連合軍TFは距離2ヘクスですが、西向きに航海していることともあわせて、上陸船団と考えるのが妥当でしょう。

ウエーク島には二式大艇が配備され哨戒飛行をしています。また、その二式大艇を整備するための部隊と、特別陸戦隊が一個が駐屯しています。ウエーク島はatollなのでペナルティなしで駐屯できる兵員数は6000名です。でもいま駐屯している部隊だけだと三千名ほど。ウエーク島にはCDが配備されるのですが、どこか別のところ(たしかマヌス島だったか)に移動させてしまいました。fortificationは3ありますが、本気で上陸されたら、即日陥落間違いなしです。地上で部隊ごと破壊されてしまうともったいないので二式大艇はエニウェトク環礁に後退させました。

3年前のウェーク島にCDがやってきたというエントリーで、むかしむかしのフォーラムでのウエーク島談義を紹介したことがあります。その内容は、
  • 敵がウェーク島を攻略したとして、何かいいことがあると思う?
  • ウェーク島は水上機の基地にしかすぎないし、多くの兵士を駐屯させることもできないし、攻勢の拠点とすることもできない。
  • 日本にとってのウェーク島は、マリアナ諸島侵攻に対する早期警戒システムの一環としての意味しかない。
  • 連合軍にとってのウェーク島は、日本にそれを許さないというだけのものなので、1944年になれば攻略する意義も出てくるかもしれない。
  • いずれにせよ、ウェーク島よりももっと悩ましい問題がいろいろ起きてくるでしょう。
というものでした。今でもこの見解には同意です。ほかの島々からはかなり離れているので、すぐに大きな影響はないでしょう。でも、連合軍側が哨戒機を配備すればraiderを送ることが不可能になります。また潜水艦の前進基地として使われることの方が嫌かな。

2012年10月22日月曜日

マーシャル諸島に米軍機動部隊来襲


昭和17年11月22日、前日ニューギニア南岸のMeraukeで貨物船を沈めたDD夏潮と初風ですが、攻撃後に撤退するよう指示するのを忘れていたので、Meraukeのヘクスにとどまっていました。夜のフェーズでアンボン方面に撤退させるのですが、そのまま帰らせるのもなんなので、Meraukeを艦砲射撃してみました。しかし駆逐艦2隻の艦砲射撃はなんの効果もありませんでした。駆逐艦の艦砲射撃に意味がないというのは、いちおうあらたな発見です。

今日も夜間空襲がありました。きっと爆撃機数に余裕が出てきたのでしょう、月明かりのあるうちは毎日やって来ることになるようです。昨晩はまだ月明100%でしたから、あと一週間は夜間空襲に悩むことになります。ニューギニア戦線では今日もホーランディアにポートモレスビーから5波34機が(B-17E Fortress 3機、B-17F Fortress 27機、B-24D Liberator x 4機)が来襲。ゼロ戦(A6M3b Zero) 9機が迎撃にあたりましたが、5波のうち後の方の集団ほど、迎撃にあたるゼロ戦の数が減ってゆき、爆撃の被害が大きくなります。Airbase hits 5、Runway hits 21と、ゼロ戦に空戦で8機、地上で10機と多数の被害がでました。

ビルマでは今日はメイクテーラにカルカッタから7波58機(B-17E Fortress 5機、B-24D Liberator 17機、B-25C Mitchell 19機)が来襲。二式戦(Ki-44-IIa Tojo) 13機が迎撃しましたが、Airbase hits 12、Airbase supply hits 3、Runway hits 24と二式戦が空戦で11機と、ほかの機種も含めて地上で14機破壊の被害でした。

日本側はラングーンからアキャブへ、二式戦のsweepと二式戦の護衛で百式重爆14機と九六陸攻19機が飛行場爆撃に出かけました。アキャブの飛行場は使用不能状態ですが、使用不能を続けさせることとサプライを破壊することが目的です。前日もアキャブ飛行場を爆撃しましたが、今日は連合軍がアキャブ上空にCAPを配置していました。待ち伏せのサプライズ迎撃ですが、アキャブ飛行場は前述の通り使用不能ですから、チッタゴンからLRCAPしていたのだと思います。この迎撃でsweepの二式戦が6機、護衛の二式戦が4機、九六陸攻も2機撃墜されてしまいました。CAPのP-40K Warhawkには14機、Hurricane IIc Trop 2機の損失が報告されていますから、連合軍側の望んだほどの戦果ではなかったものと思います。

昨日予想していたRoi-Namurへの艦砲射撃ですが、夜のフェーズにはありませんでした。変だなと思いながら、いろいろ細かなやり取りのアニメーションを見ていたところ、午後になって本日のメインイベント、米軍機動部隊によるマーシャル諸島空襲がありました。連合軍の作戦は日本側の想像をはるかに上回っていました。まずは53機のF4F-4 Wildcatの護衛で85機のSBD-3 Dauntlesと30機のTBF-1 AvengerがRoi-Namurの飛行場を爆撃。地上で九六陸攻が2機破壊され、Airbase hits 7、Airbase supply hits 5、Runway hits 33により、飛行場のサービス施設に42、滑走路に66ダメージが残りました。

ついで、82機のSBD-3 Dauntlessと45機のTBF-1 Avengerによるクエゼリン港爆撃。規模4の飛行場のあるRoi-Namurには護衛戦闘機がついて飛行場爆撃、港の規模の大きなクエゼリンには護衛戦闘機なしで港湾爆撃と、連合軍側も心得たもの。この爆撃により、AS Jingei(VP 20, tonnage 5160)、xAK Uji Maru(VP 4, tonnage 2375)、xAKL Kayo Maru(VP 3, tonnage 1650)、AMc Hagoromo Maru(VP 1, tonnage 215)、SSX Ha-5(VP 4, tonnage 46)、SSX Ha-6の6隻が沈没し、AKE Pshc MaruとACM Daido Maruにも500ポンド爆弾が1発ずつ命中して大破してしまいました。貨物船はクエゼリンに大きめのコンボイで輸送してきたサプライを、マーシャル諸島の他の島々に配給する小さなものだけしかいなかったのでまあいいとして、ASが撃沈されたのはかなり痛い。またSSXは以前お試しで使ってみた時に召喚したものの残りで、クエゼリンにあること自体忘れていました。SSXを召喚するといっぺんに4隻出現しちゃうんですが、つかわななかった残りはすぐに返却する習慣を付けないとだめですね。

いまのところ後続する上陸船団は発見されていませんが、今回の空襲が上陸作戦の前触れなのかどうかはあと1-2日すれば判明するでしょう。もしすぐには上陸作戦がなかったとしても、準備が整えばいつでも上陸作戦を決行できる自信を連合軍側は得たことでしょう。事前に戦闘機を派遣しておいたり、対抗して機動部隊を出撃させたりなど、抵抗策がないわけではありません。でも、マーシャル諸島には相互に支援しあう飛行場を確保しにくいし、また九九艦爆から彗星への機種転換中(赤城・加賀の艦爆隊のみ済み)の機動部隊もまだ動かしたくないし、ここのところはなすがままにするつもりです。Roi-Namurに戦闘機がいないことを発見して、何も心配することがないと気付いた米軍はもしかするともう一日空襲してくるのかも。

今日のリプレイを見終わってから気付いたのですが、Roi-Namurの九六陸攻も、クエゼリンの二式大艇・九七艦攻も、インフォメーションウインドウ(攻撃指示を与えるウインドウ)のUsing torpedoesが赤い文字で表示されています。つまり雷撃できないってことです。昨日は雷撃可能を示す黄色い文字でしたし、Roi-NamurのAir HQは魚雷を80本在庫しています。Roi-Namur飛行場のサービス施設に42、滑走路に66のダメージがありますが、これが効いているってことでしょうか?今まで連合軍の侵攻を受けるような時期までプレイしたことがなく、こういうのは初めての経験です。飛行場に被害のないクエゼリンの二式大艇まで雷撃不能になっているということは、ある一定以上のダメージが飛行場に残っている根拠地にいるAir HQは、雷撃を可能にするサービスができないっていう仕様なんでしょうね、きっと。マニュアルで読んだ覚えはないのですが。ともあれ、ダメージを受けているヘクスだけではなく、周囲のヘクスにも影響が及ぶという重要事項を学ぶことができただけは、今日のマーシャル空襲の収穫でした。



2012年10月21日日曜日

マーシャル諸島近海に連合軍CAが出現


昭和17年11月21日、MeraukeにDD初風と夏潮の2隻が殴り込み、AM Townsville(VP 2, tonnage 625)とxAKL Pulganbar(VP 2, tonnage 1050)の2隻を撃沈しました。2隻とも小さな船ですが、すこしは日本海軍の夜戦の伝統とやらを連合軍にも知ってもらえたかな。

その後、昨日に引き続き夜間空襲がありました。ニューギニア戦線では昨日と同じくニューギニア島中部北岸のホーランディアにポートモレスビーから、B-17E Fortress 10機、B-17F Fortress x 8機、B-24D Liberator 12機の合計30機が来襲しました。四発爆撃機30機が6波に分かれての来襲で、昨日も書いたようにやはり細切れな状態です。これに関してはやはり不具合があったそうで、10月19日のUpdated 1119bで 
restore original air strike co-ordination chance 
と修正されました。CAPのゼロ戦(A6M3b Zero) 14機が迎撃しましたが、Airbase supply hits 1
Runway hits 12に加えて、ゼロ戦が空戦で6機、地上で2機破壊されてしまいました。

ビルマ戦線でも昨日と同じくカルカッタからマグエに B-17E Fortress 10機、Liberator II 4機、B-24D Liberator 13機、B-25C Mitchell 6機の合計33機が6波に分かれて来襲。二式戦(Ki-44-IIa Tojo) 12機と二式複戦(Ki-45 KAIa Nick) 16機が迎撃しましたが、Airbase hits 2、Runway hits 16に加え、日本機が空戦で8、地上で8機損失となってしまいました。

今日の連合軍爆撃機の損失はB-17E Fortress 2機とB-25C Mitchell 1機。夜間空襲でも、なるべく多数の機体がまとまって空襲した方が都合がいいのかなと思っていましたが、いずれにせよ連合軍爆撃機の損失はほとんどないわけですから、連合軍側としてはどっちでもいいと思っているのでしょう。2日にわければ、2日目はCAPの戦闘機がへばってもっと少ないと思ったのかもしれません。

その後、オーストラリア東岸ケアンズの近海でSS I-19がxAK Mobile City(VP 9, tonnage 4650)を雷撃し、魚雷2本命中で撃沈しました。その他、中国戦線でのやりとりはいつも通りありましたが、リプレイはこんな感じで終了です。これだけならまあ平凡な一日なのですが、リプレイが終わってマップをみてびっくりすることがありました。

ひとつはセイロン南東で発見されたAK(貨物船)。総勢3隻だそうで、あとの2隻の艦種は不明です。でも南東に向けて航行中って、いったいどこに行くつもりでしょう。3隻でスマトラやクラ地峡に上陸作戦というわけにもいかないと思うので謎です。日本側の哨戒圏がどのあたりまでなのかを調べるつもりなんでしょうかね。

そしてもっと重大なのはこっち。マーシャル諸島の北方に連合軍のTFが発見され、6隻のうち4隻がCAだと報告されています。残りの2隻がDDだとすると、一日で16-18ヘクスは移動できるのでここまで入り込まれてしまうんですね。この位置はRoi-Namurまで距離8ヘクスですし、マーシャル諸島でいちばん大きな飛行場はRoi-Namurにあるので、Roi-Namurの艦砲射撃を狙っているのではないかと想像します。Roi-NamurにはAir HQと九六陸攻36機が配備されています。本当なら今日のうちに雷撃してほしいところですが、そうはなりませんでした。

雷撃のなかった理由は九六陸攻の航空隊のPrimary MissionがNaval AttackではなくNaval Searchになっていたからでした。なぜPrimary MissionがNaval Searchにしたのか。思い出してみると、ここの九六陸攻のパイロットは全員、NavTスキルが70以上ですが、NavSスキルは70に達していない人ばかりです。Naval Search 30%, Trainng 40%, Rest 30%に設定しておけば、哨戒飛行しながら無理なくスキルが上昇していいなと思って、こう設定したのでした。その頃は、まさかこんなところまで連合軍TFが入り込んでくるとは思っていなかったので。非常にあまい考えでした。反省。

今晩のうちにRoi-Namurは艦砲射撃されてしまうでしょう。九六陸攻はどこか別な飛行場に退避させるべきでしょうか?でもAir HQのcommand radius内で雷撃を可能な飛行場は、隣のクエゼリン島の飛行場だけですが、ここは規模2。規模2の飛行場からでも雷撃に出撃してくれることがあると読んだ記憶はあります。でも哨戒もしなければいけないし、雷撃とあわせて規模2の飛行場でやってくれるのか心配。そもそも、艦砲射撃を終えたあとに連合軍TFがどちらに向かって退避するのかも不明(艦砲射撃TFにwaypointを設定したときのバグは先日のベータパッチで修正されたので、必ずしもいまいる地点に戻るとは限りません)ですから、明日の航空攻撃を期待するならクエゼリンの北方だけでなく、南側も哨戒しなければなりませんよね。と、あれこれ悩んでそのままRoi-Namurに置いておくことにしました。隣のクエゼリンに二式大艇、九七艦攻を移動させました。一矢報いてくれるといいのですが。ともあれ、この連合軍TFは威力偵察みたいなものなのでしょう。ニューギニアが一息ついたので、つぎはマーシャル諸島の攻略かもと感じます。史実のマーシャル・ギルバートの戦いより一年以上早いけど、空母戦力では日本側が劣っているし。

2012年10月20日土曜日

ビルマ、ニューギニアに夜間空襲


昭和17年11月20日、11月16日のマンダレーとラバウルへの空襲以来4日ぶりに、四発爆撃機主体の夜間空襲がありました。四発爆撃機が主体の空襲でも、日本側がCAPさせている根拠地を目標とすると、多数機が揃って出撃しないとCAPによる被害が無視できないのだと思います。しっかり修理をして良いコンディションの機体を揃えて空襲するにはこのくらいの間隔が必要なのでしょう。

ビルマ戦線ではマグエに11波69機がやってきました。69機で11波というのは細切れ過ぎですが、非公式ベータパッチ07をあててから同じようにfragmentationが著しくなったという報告が、ベータパッチのスレやFragmentation in Public Beta 1119aというスレに寄せられています。B-17E Fortress 24機、B-24D Liberator 24機、B-25C Mitchell 21機を迎撃したのは二式戦(Ki-44-IIa Tojo) 16機と二式複戦(Ki-45 KAIa Nick) 13機です。この2機種ともマグエ配備の機体で、隣のメイクテーラなどでCAPを指示されている機体は迎撃に参加していませんでした。CAPの奮戦で、Airbase hits 5、Runway hits 7、地上で二式戦・二式複戦各1機破壊と地上の被害はそれほど大きくはありませんでした。しかし、二式戦は7機(A2Aで5機、Ops loss 2機)、二式複戦は(A2Aで5機、Ops loss 1機)とやはりCAPに多数の被害がでました。爆撃機の方はB-25C MitchellがA2Aで1機撃墜されただけです。

ニューギニア戦線ではホーランディアに3波24機の夜間空襲。17機のゼロ戦(A6M3b Zero)が迎撃し、空戦でゼロ戦に9機(A2A 5機、Ops loss 4機)の被害。Airbase hits 5、Runway hits 5と命中弾も多くはなかったのですが、地上でもゼロ戦(A6M3b Zero)は3機破壊されてしまいました。夜間空襲は本当に厳しい。連合軍の四発爆撃機の数がまだそんなに多くはないので、今のところは4日おきていどで済んでいます。しかしだんだんと補充されてゆく爆撃機をちっとも落とすことができていないので、数が増えれば連日の夜間空襲になってゆくんでしょう。昭和18年が思いやられます。

ニューギニア中部南岸のMeraukeに2日前から連合軍の貨物船の存在が報告されています。Meraukeには9月18日にCVEを主体とするコンボイがやってきて、ダーウィンからの一式陸攻の爆撃で損害を与えて以来、ずっと動きがありませんでした。ニューギニア東部の制圧が一段落して休養中なので、今度はこちらに飛行場の建設や整備にあたる部隊を揚陸し、ゆくゆくはホーランディアやダーウィンを制圧する拠点にするつもりかなと思います。Meraukeはダーウィンからの距離が13ヘクスと、ゼロ戦(A6M2)や一式戦(Ki-43-IIa)の護衛で一式陸攻が雷撃できる距離なのですが飛んでくれません。9月のダーウィンからの船団攻撃の時に一式陸攻は爆装でした。その後ダーウィンにAir HQを移動させましたが、連合軍はその存在を知っているのかどうか。もし知らないのだとしたら、こんな小さなコンボイ相手に雷撃して、Air HQの存在を暴露してしまうのはもったいない気もします。ダーウィンのバーチャル基地司令も同じように考えているのかもしれません。そう考えて、クーパンの近くでASWをしていた駆逐艦初風と夏潮をMeraukeにむかわせてみることにしました。機雷が敷設されていないといいのですが。

どうも機雷恐怖症になっています。数日前からスマトラ島東岸のメダンの南側のヘクスに連合軍潜水艦が張りついています。メダンで原油を積載したタンカーがまっすぐシンガポールに向かうときに通過するヘクスです。また機雷を敷設されたのではと心配になり、AMcを派遣して掃海させていました。そうしたら機雷ではなく、SS Trustyの雷撃でAMc Karimo Maruに魚雷が一本命中し沈没してしまいました。機雷の敷設されそうなヘクスをAMcにパトロールさせる作戦もやり過ぎで、やはり機雷の存在が発見されてから掃海すべきなんでしょうかね。でも触雷するのが1隻ならいいけど、一晩で5隻も触雷するほどこのゲームの機雷はいかれてるしね。なんとも手のうちようがない感じ。

ASWの貴重な手駒である択捉級海防艦第一号のE Etorofuが今日横須賀に配備されました。Reluctant Admiral modでは素のグランドキャンペーンより択捉級海防艦の登場が多少はやめられているのと、急速建造を指示していたので11月中に就役することができました。多数の二式爆雷を搭載し、素のグランドキャンペーンではASWに猛威を振るってSuper Eと呼ばれている海防艦ですが、DaBaes modやそれにならったこのRA modでは修正というかnerfされています。それでも、このところ連合軍の潜水艦には悩まされっぱなしですから、働いてくれることを期待しています。E Etorofuの艦長のLT Inamura ZさんはNaval 40, Aggress 55と期待の船にはふさわしくないひとなので、交代してもらいました。

2012年10月18日木曜日

シンガポールから釜山への陸路を利用した物資輸送

中国の奥地、新疆のウルムチのoilはたまってゆくばかりで運び出せないから、在庫が満タンになって生産がストップしてしまう。どうしたらいいの?という疑問で始められたMoving res/oil from N Chinaというスレがあります。私の現在のゲームではウルムチ占領なんて夢のまた夢ですから、あんまり縁がないかなと思って読み始めました。ところが途中から物資輸送の説明になって、そしてアルゴリズムを上手に使えばシンガポールから釜山まで陸路で物資を輸送できるというレスがついていました。以前からずっと真相を知りたかった事項なので興味深く読めました。主なレスを紹介すると、
日本側を持って私がプレイしているゲームではシンガポールから釜山までつなぐことができた。釜山は限界まで拡張し(訳注:港だけ拡張したのか飛行場もなのかは書かれていません)、京城も同じく。物資を朝鮮半島にひきこむ助けになるように、朝鮮半島のほかの大きな港も拡張中。日本への輸送のため定期的に商船に積み込むこれらの港に、OilもFuelもResourceも生産地から流れてくる。最新の公式パッチをあてるまではウルムチにOilが満タンになってしまい、生産がストップしてしまっていた。いまでは満タンになることはなく、どこかに流れていっているようだ。尊敬すべき私のお相手も、このスレを開いてこの私のレスをみつけるかもしれないが、朝鮮半島から本土へのルートは、ASWと機雷と哨戒機で埋め尽くしてある。防御がしっかりしているから、ここに侵入しようとして彼は複数の潜水艦を失ったはず。いまではどこにも大きなコンボイが航海するのをまったく発見できず、フラストレーションを溜めていることだろう。
ある根拠地を母港に指定するとその根拠地のfuel要求量が増えるので、母港に指定した艦船の数に応じてfuelがそこに輸送されるようになる。でも、一晩のうちに輸送されてくるなんてことは期待しない方がいいよ lol
シンガポール・釜山間の輸送は可能だし、多くの人が利用している。簡単なことではないし、一晩のうちに実現するものでもない。物資輸送のアルゴリズムを理解して利用することが必要だ。面倒だって?たしかに。役に立つかって?もちろん。
シンガポールが近くの根拠地にfuelを渡して、今度はそこが隣りの根拠地にfuelを渡してという風に、中国を横断する素敵な流通の連鎖をつくることができる。パッチ6の前は、このバトンの受け渡しが一日で起きてしまっていて、地図上をfuel・oil・resourceが自由に輸送されていた。パッチ6でこの状態に修正が加えられ、サプライフェーズの開始時にその根拠地に存在していた量しか送り出せなくなった。そのフェーズに到着したfuel・oil・resourceはその根拠地の在庫に加えられる。次のターンにはそれを送り出せるので、やはりシンガポールから中国へと物資を輸送することは可能だが、ずっと時間が長くかかるようになった。

最後のレスはDevチームのMichaelさんのものなので、シンガポールから中国への輸送が可能なのは確かなようです。また、中国に輸送できれば、港(+飛行場もか)の拡張をして釜山までも陸路を輸送指せることができるのでしょう。私の現在のゲームでは長沙・柳州・南寧間の鉄道を占領できていないので、シンガポール・釜山間の輸送は無理かも。でも、香港・釜山間は工夫すればいけるのかな?

2012年10月16日火曜日

マンダレー夜間空襲で二式戦が地上で15機破壊

昭和17年11月16日、アンダマン海のラングーン付近でPB Taian MaruがSS KVIIに浮上砲戦を挑まれ、魚雷2本と砲弾9発命中で沈没しました。反撃して砲弾を2発命中させましたが、そこまで。独航する商船に潜水艦が浮上砲戦を挑むのはこれまでにも何度か目にしていますが、PBを相手に浮上するとはオランダには勇敢な艦長がいるものだと、アニメーションをみながら感心していました。リプレイを見終わってPB Taian Maruをチェックしてみて、その理由が分かりました。実はPB Taian Maruは10月24日、ラングーン近海に敷設された機雷に接触して大破し、ラングーン港で修理していました。しかしラングーンでは修理のできないFlt 49(49)のダメージが残り、それを修理するためシンガポールへの回航を昨日指示したところでした。手負いのPBに対しても潜水艦が浮上砲戦を挑むということのようで、勉強になりました。Flt 49(49)のダメージですから喫水線がかなり深かったのでしょうが、夜間、潜望鏡でそれを発見したわけですから、SS KVIIの艦長は勇敢なだけでなく怜悧な人なんでしょう。

月明かり50%以上で夜間爆撃解禁というHRを採用しているので、今日からまた夜間爆撃の2週間が始まります。まずはカルカッタ方面からマンダレーにLiberator II 4機、B-25C Mitchell 18機、B-24D Liberator 27機、B-17E Fortress 22機、合計71機が11波に分かれて来襲。どうも新しいベータパッチをあててから、攻撃隊がひとまとまりではなく、ばらばらに分かれて来襲する傾向が強まった印象を持っています。これ、もし本当にそうだとしたら、防御の強力な連合軍爆撃機には余り影響がないでしょうが、脆弱な爆撃機・攻撃機しかない日本側にとっては重大問題です。また、空母戦では双方にとって大きな影響があるでしょうね。

さて、マンダレーの隣りのヘクスのメイクテーラと距離2ヘクスのマグエに配備してある二式戦と二式複戦に夜間のCAPを指示してあったのですが、マンダレー上空には日本機の機影なし。リプレイの終了後に夜間CAPのmaximum rangeをチェックしましたが、マンダレーも充分に範囲内の設定がされていました。どうしてCAPがいなかったのかは謎。ただ、先月も感じたことですが、夜間の空襲に対しては、目標となるヘクス配備の戦闘機しかCAPしてくれない傾向がたしかにあると思います。バグなのか?それとも、夜間にレーダーを装備していない戦闘機だからなのか?そのあたりは不明ですが。

CAPがいないと爆撃し放題。Airbase hits 18、Airbase supply hits 10、Runway hits 42に加えて、痛かったは地上で二式戦が15機も破壊されたことです。マンダレーの二式戦は昼間の爆撃に対するCAPを指示してあり、疲労も少ないし、moraleも99あったのがなんと16まで下がってしまいました。死傷者もKIA 2名、WIA 3名。やむを得ず、ラングーンに下げて休養をとらせることにしました。

11波も来襲され、しかもやられ放題だとアニメーションをみるのもつらいもの。Escキーでアニメーションを早送りし、アニメ後に表示される戦闘のリポートのウィンドウもEscキーで閉じて次の戦闘に移るようにしていました。Windows 7の新PCになって以来、そのEscキーの反応が鈍い感じがします。Escキーを押してからウィンドウが閉じるまでに一呼吸あるんです。XPの旧PCの時はすぐに閉じていたと思うんですが、みなさんのところではいかがでしょう?

ビルマ戦線だけではなく、ラバウルに対してもポートモレスビーから夜間の空襲がありました。こちらは二式水戦(A6M2-N Rufe)と二式複戦(Ki-45 KAIa Nick)がCAPに上がっていました。B-17F Fortress 10機とB-17E Fortress  10機が4波に分かれて来襲したのですが、CAPがいたおかげで命中弾は2発のみ。ひとつはPort hits 1でこれは問題なし。ところがもう一発はよりにもよって港にdisbandしてあったACM Kaito Maruに命中してしまいました。規模6と広いラバウル港に在泊する艦船はACM Kaito Maru一隻なのに、高度7000フィートからの夜間の水平爆撃で命中するもんなんでしょうかね。ラバウル港に連合軍の空襲の脅威があることは以前から承知しているで、コンボイが入港してもサプライの陸揚げが終わればさっさと帰途につかせています。それなのにACMが在泊していたのは、ラバウル港の防御機雷のお世話をさせるためです。500ポンド爆弾一発命中でSys 29, Flt 2(2), Eng 3(1)のダメージを受けてしまいましたが、これだと機雷のお世話は無理ですよね。とりあえずpierside modeで修理してみることにしました。代わりをつとめられるACMが近くにはいないので、しばらく機雷の減ってゆくのはやむを得ません。

バリクパパンからサイパンへfuelを輸送するコンボイがマカッサル水道でSS O16に攻撃され、xAK Yoshida Maru #3に魚雷が一本命中しました。一本でも積載していたfuelが燃え始め、沈没してしまいました。本当にセレベス島の南に迂回した方が安全で、タンカーのコンボイはそちらを航行しさせています。でもマカッサル水道を通過する商船がいないと、連合軍も不審に感じるだろうと思うので、xAKのコンボイはあえてここを通過させることにしています。でも、犠牲が出るのは残念。ここを通過させるのは帰りの空荷のコンボイだけの方がいいかも。


数日前にオーストラリア西岸のBroomeに連合軍の商船が入港しました。その後も滞在していて、なにかを荷下ろししているようです。ここはAir HQと陸攻の配備されているチモール島のクーパンから距離11ヘクスで、ゼロ戦(A6M3b)の護衛で雷撃できる場所です。一昨日も昨日も陸攻の攻撃を待っていたのですが、飛んでくれません。しかたがないので、近くにいたSS I-123を派遣したところ、xAKL Prominentを攻撃して撃沈してくれました。偵察機の報告だとTKがいるということだったのですが、xAKLでした。もしかするとTKとxAKLと複数いて、xAKLの方を攻撃してしまったのかも知れません。Broomeには3360名の連合軍将兵がいますが、ここは連合軍の主要な根拠地からは離れていて、陸路でサプライが送られてこないのだろうと思います。ですからニューギニア東部で日本側がしているように、xAKLでカミカゼ的にサプライを輸送したのかもしれません。でもTKやxAKLでfuelを輸送してきて、ここで潜水艦がfuelを補給するという方が日本側としては脅威です。どっちだったんでしょう。

2012年10月15日月曜日

新たなベータパッチV1.01. 17をあててみて


また新たなベータパッチの作成がつくられつつあり、9月下旬から航海されています。詳細はTech Supportのこのスレ。今回もバグフィクスや変更項目がが、WhatNewの中から目についたものを列挙してみるとこんな感じです。

V1.01. 17 – September 22, 2012 (Game version shown as 1.7.11.17)
1. Seventh Update – This release is a comprehensive release updating all previous versions to v1.01.17 beta
2. Code Changes
バグフィクス
17. 戦闘機対戦闘機の戦闘ラウンド数が多い時の爆撃機迎撃にみられたバグ
18. 人間のプレイヤーの場合、aviation supportの必要数が250で頭打ちにならない。これはWitP AEの発売時に取り除かれていたが、いつのまにかアップグレードで元に戻ってしまっていた。
29. way-pointを設定すると、任務の目的地が誤って母港と解釈され、任務の遂行前に母港に戻ってしまい、TFの任務(例えば艦砲射撃)が台無しになってしまうことがあった。
33. 陸軍部隊のexpはprepが100%に達していなくても得られる旨、マニュアルに記載されていた。prepが75%より多くかつその国のexpレベルの50%未満の時にはexpが上昇する可能性があるようになった。
40. 水上機を使って敵の根拠地に空輸できるようになった。 commando属性(訳注:今回のアップデートで新たに加えられた)の部隊だけがこれを行える。
46. 中国軍地上部隊の自動的な再建(1/3 of TOE)のルールは、人的資源が豊富なことをシミュレートしたものなので、兵員タイプの部隊に限定されることになった。破壊された部隊の通常の再建(訳注:プレイヤーの指示による再建だと思われる)はこれに影響されない。
56. 規模が3より小さな港にdockしているTFに対して潜水艦の攻撃が起こらなかったのを修正した。
新しい仕様
11. TFは可能な限り沿岸ヘクスを選んで航海することができるようになった。
変更点
1. 規模8以上(訳注:原文はAF of 8+)の飛行場では、航空作戦の支援をするAV supportの値が2倍されて適用されるようになった(バグフィクス18に関連)
3. 空戦の戦闘ラウンド数が増やされたので、空対空戦闘に参加する飛行機の数に影響がある。
8. type 19のアイコンをもつ部隊はパラシュート部隊と同じように振る舞う。本来区別があってしかるべきだが、そうするとプレイ進行中のゲームに異常を来すかもしれなかった。

バグフィクスの「17. 戦闘機対戦闘機の戦闘ラウンド数が多い時の爆撃機迎撃にみられたバグ」は、護衛とCAPの戦闘機の数がかなり多くなる(互いに200機以上)と、CAPの数が優っていて戦闘機どうしの空戦の終了後にCAP側が航空優勢をもっていても、CAPと爆撃機との空戦が起こらない=爆撃機は護衛戦闘機を肉壁にして目標を攻撃できていた問題を修正したものだと思われます。

新しい仕様の「11. TFは可能な限り沿岸ヘクスを選んで航海することができるようになった」というのが、潜水艦に悩まされている日本側としてはありがたい新たな仕様かなと感じたのですが、ベータパッチをあてて実際にコンボイのルート設定をしてみると、特に変化は感じられません。

いちばん影響が大きいと感じているのは、 変更点「1. 規模8以上(訳注:原文はAF of 8+)の飛行場では、航空作戦の支援をするAV supportの値が2倍されて適用されるようになった(バグフィクス18に関連)」です。大きな飛行場ではaviation supportの数がこれまでの2倍になるのです。大きな飛行場と言うのは、原文の説明ではAF of 8+と書かれてあって、これって素直に読むと規模8以上の飛行場って意味ですよね。でも、ベータパッチV1.01. 17をあてた状態で調べてみても、うちでは規模8の飛行場ではaviation support値は以前のままで、規模9の飛行場にしか適用されていないような感じです。どうしてそうなのか、理由が不明。でも規模9の飛行場だけでもaviation supportの数が半分で済むわけですから、とても大きな影響があります。中国の漢口・武漢、ビルマのマグエ・メイクテーラといった隣接する規模9の飛行場どうしのbase forceの配置をかなり節約することができるようになりました。この件に関してはこのベータパッチのスレでもいろいろな人からレスが付いていました。

250が上限ではなくなった。しかし大きな飛行場では1 AV(aviation support)で2機(ふつうの飛行場では1機)を整備できる。つまり
規模 7の飛行場に250 AVいると => エンジン250台に相当する飛行機を整備できる
規模l 8の飛行場に250 AVいると => エンジン500台に相当する飛行機を整備できる

このベータパッチをあてる前は、どの飛行場でもAV 250あれば充分だった。規模8や9といった大きな飛行場では優れた施設や機械や道具のおかげでAVがいっそう能率よくはたらけたことを反映している。私の最初の印象は2倍はやり過ぎなんじゃないのっていうもの。1.3-1.5倍くらいでもいいなじゃないって思った。250という上限値が撤廃されたことで、aviation supportの配置や航空作戦展開のテンポが大きく変化した。規模8や9の飛行場の能率が「2倍」になったことに対するプレイヤーの意見によっては、今後のベータパッチで倍率が低下させられることになるかもしれない。
2倍が適切な数値なのかどうかは私にも分からない。でも、日本側プレイヤーのこれまでのやり口を考えてもみてくれ。規模9の飛行場に1000機以上を集めてもわずか250のaviation supportで済んでしまっていた。それが、いまではaviation supportが500も必要になった。これは必要条件の本当に大きな変化だ。特に日本側にとってはそうで、Air HQにBase Forse3つでは足りず、複数のAir HQとたくさんのBase Forseを集めることが必要になったわけだ...でも日本側にはそんなにたくさんはない。ようやく日本側は史実と同じく、aviation support不足を経験することになったわけで、飛行場に展開できる飛行機の数がかなり制限されることになるだろう。このバグフィクスは注目すべき変化で、1943年には一千機ていどの二式戦を製造しておけば充分と考えていた日本側プレイヤーを震撼させるものだ。それでもやはり同じことをするしかないが、あるターンに飛行可能な二式戦の数はずっと減ってしまうはずだ。両者の力が接近することで、1943年はかつてないエキサイティングな年になるに違いないし、面白い年になるだろう。
まったくその通り。日本側が飛行場を規模8まで拡張するといいのがどこのなか、マップで確認しておこう。広い太平洋の、北は日本本土、西は台湾とフィリピン、南はニューギニアとフィジー、東はハワイでかこまれる部分の中で、規模8まで拡張でき、巨大な航空要塞となり得るのは二つの島(グアムと沖縄)だけだ。日本側が多数のBase Forceを一カ所に集中させたりしなければ、史実と同様にこれらの地域が連合軍空母の活躍する場所になるだろう。
日本側にとってはビルマの防衛もずっと難しくなるだろう。1943年になって多数のBase Forceが増援されて来るまでの連合軍にも同じことが言える。
飛行場に関するルールは、aviation supportが250以上の時は1aviation supportで2機整備できるというふうに変更すべきだと思う。大きな飛行場が優遇されるのも分からなくはないが、新たな優遇措置が必要なようには思えない。今まで通りだと、意味がない。上限値250を撤廃することの意味は、aviation supportの必要数を増やそうというものだ。しかし規模8や9にまで拡張できる地点はたくさんあるから、このパッチのような変更だと必要数が減少してしまう。500機以上の飛行機を運用しようとしない限り、大きな飛行場でのaviation supportの必要数は少なくて済む。ゲーム内の多くの事件は1944年以前に起きるが、その頃に1000機もの飛行機を運用することはない。少なくとも私はそうだ。それに1944年になってしまえば、aviation supportの有無なんてたいした問題ではなくなってしまう... このルール変更は、考え直してもらわないといけないと思う。
たしかに。でもWitPだからプレイヤーの反応を見てまた修正が入るんだろうと思う。このベータパッチの前後を比較すると大きな変更だからね。私の希望は、sorty数がaviation supportに関連づけられるようになることだ。いまは、aviation supportが50しかない飛行場に4000機を集中することができる。しかも、将来の任務の効率が悪化することを覚悟すれば、そのうちのかなりのパーセントが攻撃的な任務に飛行することができてしまう。sroty数がaviation supportに関連づけられるようになれば、大規模すぎる空戦の問題に終止符が打たれると思う。
大規模な空戦の問題は、飛行場で整備できる機数というよりも、このゲームのもっと根本的なところに由来している。このゲームの根底にあるパラダイムは、エーテルの中から目標上空に攻撃側の機体が出現するというもので、迎撃機の会敵可能数を算出するアルゴリズムともあいまって、目標にできるだけ多数機を集中する攻撃法が抜け目のないやり方になってしまっている。1ヘクス違うだけで迎撃できる機体の数が減ってしまう。出撃地から目標までの間に存在する基地も迎撃に寄与できるアルゴリズムに変更すれば、プレイヤーも手持ちの機体を分散させるようになるのだろうが。たとえば、イングランドからレーゲンスブルクへの空襲に対してドイツ空軍は迎撃機を一カ所に集中させず、空襲部隊が進路に沿って複数のグループに分かれて迎撃した。日本がモールメンを爆撃しようとする際に、連合軍がTavoyを確保していてもTavoyにいる機体は迎撃してくれない。だからモールメンを守ろうとすれば、モールメンに飛行部隊を集中しておかなければならない。可能なら複数の連携する飛行場を展開して迎撃したいのに。目的地に焦点を当てたアルゴリスムはほかにも奇妙な結果をもたらす。50機のP-40がCAPをしている沿岸ヘクスから機動部隊が攻撃隊を発進させる。8ヘクス離れた目標上空に攻撃隊が出現するまでP-40はまったく手出しをしない.... でもaviation supportに焦点をあてた解決策でもいいか。 
「規模8以上の飛行場では、航空作戦の支援をするAV supportの値が2倍されて適用されるようになった(バグフィクス18に関連)」という変更は、大きな飛行場には優れた整備施設が付属しているから、同じ人数のaviation supportでより多くの機体を整備できるだろうと想定に基づく。2倍にしてみたのは、まずは試しに2倍にしてみたというだけ。小さなaviation supportの部隊が大きな飛行場を担当して、大きなaviation supportを持つ部隊が前線の小さな飛行場を支えるっていうこともできるようになった。あと重要なのは、オリジナルのシナリオに含まれているaviation supportを持つ部隊の数が限られているっていうこと。250の上限値を撤廃するだけだと、すべての飛行場を活用するのにaviation supportをもつ部隊の数が不足して、現在進行中のゲームへの影響が大きすぎるだろうと思った。もともと組み込まれていたはずの上限値の撤廃が持続していたら(いつのまにか撤廃が無効になって最近までそれが気付かれなかった)、今回のパッチで導入されたようなaviation supportの2倍化は必要なかったかもしれない。もっとも私自身は、大きな飛行場のaviation supprtをいくらか優遇する措置があって当然だと思っているが。
現状でも飛行機の整備は簡単すぎるから、aviation supprt不足もプレイヤーにとってはいいことかも。

2012年10月13日土曜日

パレンバンの機雷で2隻沈没4隻大破


昭和17年11月13日、11日の伊豆大島に引き続き、今日はパレンバン沖に敷設された機雷で大きな被害が出ました。PB Takunan Maru #8とPB Bisan Maru #3(ともにVP 2、tonnage 215)が沈没。PB Kasyu Maruが大破し、xAK Koyo Maru、xAK Achou Maru、TK Ayazono Maruの3隻は大破炎上中です。xAK Koyo MaruはFltダメージ 82と大きいのですが、隣りのヘクスがパレンバンですから、なんとか辿り着けるだろうと思います。ただ、xAK Achou MaruはFire 33と火災が激しいので、鎮火できずに沈没してしまう可能性があります。うっとうしいこと限りない連合軍の機雷ですが、いまのところ敷設しにくる潜水艦を防ぐこともできないし、AMcを航路に沿ってパトロールさせるのではなく、敷設されそうなヘクスすべてに配置するくらいでしょうかね。なんとも処置なし。

10月12日にもこの同じヘクスで5隻が触雷する大きな被害を受けました。沈まなかった艦船はパレンバン港にdisbandして修理し、一番被害の大きかったTK Ogura Maru #3もパレンバンでの修理は終了しました。パレンバンでの修理の手助けにシンガポールからARを移動させてありありましたが、修理が終わったのでシンガポールに戻そうかと思っていた矢先に今回の事件です。ARにはまだしばらくパレンバンで働いてもらうことになりました。

ビルマ戦線では、マグエ(Magwe、梅本弘さんのビルマ航空戦にマグエと訳してあったのでそれにならいます)からチッタゴンに二式戦(Ki-44-IIa Tojo)3個戦隊、合計125機がsweepを実施しました。125機がまとまってsweepしてほしかったところですが、3波に分かれてのsweepでした。3個戦隊だから3つなんでしょう。チッタゴンのCAPはMartlet II 32機、Hurricane IIc Trop 35機、P-39D Airacobra 8機、P-40K Warhawk 26機の合計111機。リプレイを見ていると、アニメーションは3回とも二式戦がsweepするシーンで終わっていたので、かなりの戦果が期待しました。しかしTrackerで確認してみると、二式戦の損失18機(A2A 16機、Ops loss 2機)に対して、CAPの損失18機(A2A 12機、Ops loss 6機)とスコアは互角。高度25000でsweepしたのですが、これがいけなかったのか。参加した機数では優っていても、sweepは3波仁和枯れて逐次投入のかたちになってしまい、各空戦では数的に劣勢だったからなのか。いずれにせよ、CAPにP-38のいない空戦で、sweep機よりCAP機の撃墜数が少なかったのは非常に残念です。KIA 9名、WIA 1名、MIA 4名と合計14名の死傷者も、自軍の飛行場上空で戦った連合軍側より多いはずですから、実質的には敗北というところです。多数の触雷被害ともあわせて、今日はフラストレーションのたまる一日でした。

2012年10月12日金曜日

ワウ陥落



昭和17年11月16日、ニューギニア島中部北岸のアイタペに、ポートモレスビーからB-17E Fortress 21機とB-17F Fortress 24機が3波に分かれて港湾爆撃にやってきました。ニューギニア戦線での連合軍の空襲は、ここしばらくワウ、マダンなどの東部の根拠地に対するものばかりでしたが、久しぶりに遠出してきたことになります。ニューギニアへのサプライをマダンなど東部の港に輸送すると陸揚げ中に空襲されて船を沈められてしまいます。やむを得ず、このところアイタペあたりに陸揚げするようにしていたので、アイタペ港の施設を破壊するための空襲を企図したのだと思われます。

アイタペには飛行機を配置してありませんが、ホーランディアには定数36機のゼロ戦(A6M3b Zero、RA modオリジナルの機種)を装備する千歳空S-1と45機の252空S-1がいます。ともにCAP 30%、Maximum Range 3を指示してあり、アイタペとホーランディアの距離は3ヘクスなので、ホーランディアのゼロ戦がB-17を迎撃しました。アイタペにはレーダーがなく、目視で6分、3分、2分前の探知ですから、空中でパトロールしていた9機だけが迎撃しました。スコアを確認してみるとゼロ戦は8機(A2Aで6機、Ops loss2機)損失に対して、B-17F FortressはA2Aで1機損失で8対1と惨敗。これはゼロ戦がだめというよりも9対45という数的劣勢が影響しているはずで、迎撃する戦闘機の数の方が多ければ、それなりに撃墜できたでしょう。パイロットの死傷はKIA 1名とWIA 2名。Port hits 6、Port supply hits 1で、今日のアイタペ港にはダメージ13が残っていました。

もしこれからもアイタペ空襲が続くようなら、ホーランディアの部隊にアイタペ上空へのLRCAPを指示するのも一策ではあります。しかしLRCAPは疲れがたまりやすく、もし実施するとしても輸送船が入港している日だけというような感じじゃないと無理です。また、LRCAPにすると、本拠地のホーランディアへの空襲に対する備えが疎かになってしまいますから。連合軍側としては有利なスコアを残せるにしても、機体の損傷で出撃間隔が空いてしまうことを考えれば、CAPとの戦闘がない方がうれしいでしょう。CAPをさせないためにはsweepで削っておくことが非常に有効です。アイタペをsweepするには、Terapoが距離9ヘクスで、今日陥落したワウが距離8ヘクス。航続距離の長いP-38の数が潤沢にあるようなら、こういったところに配備してsweepさせるのが非常に有効。ソロモン・ニューギニアの空は連合軍が優勢でも、ビルマ戦線の方は苦しいと感じているようで、P-38はこれまでインドの飛行場に優先的に配備されているように見受けます。もしこれらをニューギニアに転用してくれるようなら大歓迎。船での輸送にはかなりの日数がかかるでしょうから。

陸戦フェーズでは4回目の攻撃でワウが陥落しました。アメリカの3個師団を相手に、サラモア戦で敗れて撤退してきた1個聯隊と4個陸戦隊が10日間頑張ってくれたのですから、敢闘を讃えたいと思います。撤退先は東隣のヘクスのラエか、または北東のヘクスのNadzbのどちらになるのかなと思っていましたが、ラエでした。そのままラエで頑張っていると、ワウの米軍はラエを無視してNadzbを通ってマダンの方へいってしまいそうな気がします。なので、ラエに撤退した部隊はNadzbに移動させることにしました。

2012年10月11日木曜日

伊豆大島で駆逐艦清波が触雷

メイクテーラに大きな空襲というエントリーlで触れたニューギニア島東部のワウですが、11月6日から合計3回の攻撃を受けましたがボロボロになりながらもなんとか防衛に成功しています。また同じ11月6日のメイクテーラ上空での激戦は連合軍にとっても損失が大きかったためでしょうか、ビルマ方面での連合軍の航空作戦はしばらくお休み中です。できれば、なべて世はこともなしと書きたいところですが、お相手の方も安心させてはくれません。

昭和17年11月11日、リプレイのしょっぱなに触雷音が響きました。触雷はアニメーションがなく効果音だけなので、どっちに被害が出たのかと思っていると、DD Kiyonamiが伊豆大島で触雷したと表示されました。伊豆大島というとちょっと遠い感じがしますが、横浜・横須賀・相模湾のヘクスのすぐ南に隣接していて、東京湾の入り口のヘクスです。こんなところに機雷を敷設されるというのは、日本海軍にとってはドーリットル空襲並のスキャンダルです。DD Kiyonamiはさいわい沈没はせず横須賀まで辿り着きました。しかしSys 22, Flt 56(43), Eng 38(35)とダメージが大きく、3週間ほどドック入りすることになりました。

ラングーンへの機雷敷設で2隻沈没1隻大破1隻炎上中というエントリーで、10月24日にラングーン港入口部に敷設された機雷で大きな被害が出たことを書いたことがあります。その後、10月30日にスマトラ島東岸のメダンのすぐ南のヘクスに機雷が敷設されているのを発見し、処理しました。こちらは幸いに被害がありませんでした。この二つの機雷敷設作戦を検討してみると、ラングーンはビルマの地上部隊へサプライを届けるコンボイが頻繁に入港し、またメダンは原油を積み込むタンカーが入港する港で、どちらも艦船の出入りの多いところを狙った犯行でした。ラングーンが10月24日でメダンが10月30日と時間差がありましたが、おそらく2隻は同じ時期にセイロン島のツリンコマリーあたりを出航していて、目的地への距離の差で機雷敷設時期がずれたのだろうと推測しました。

そう考えると、WitP AEではインド洋も太平洋も一人のプレイヤーが統一して指揮していますから、同じ頃にこの機雷敷設作戦を思い付いたお相手の方が、まだ他の潜水艦に別方面で同様の作戦を指示した可能性に思い当たります。他に機雷を敷設するのにふさわしい艦船の通行量の多い浅海ヘクスというと、第一はシンガポールからのコンボイが香港に出入りするあたり。そして、2番目にはポートモレスビーを攻略されて以来、トラックへ向かうコンボイが頻繁に行き交うこの東京湾の入り口が候補にあがります。トラック行き・帰りのコンボイは、潜水艦を避けるため、鳥島の浅海ヘクスと、青ヶ島から東京湾まで続く浅海ヘクスを選んで航海するよう指示してありますから、ここいらに機雷を敷設されると嫌だなと思いました。その対策として、まずは潜水艦を発見するために青ヶ島にASWスキル70のパイロットを揃えた零式水偵24機の飛行隊を配備し、発見した潜水艦を追い払うためにType 2 Depth Chargeを装備した初春・夕雲級の駆逐艦にASWパトロールを指示し、そして機雷を敷設されてもすぐに処理できるようAMcからなるLoacl Mine Sweeping TFに伊豆諸島の浅海ヘクスのパトロールを指示しておいたのでした。

伊豆大島はミッドウエイやアリューシャンの米軍潜水艦基地からはかなり遠いので、機雷の敷設時期がラングーンやメダンよりずっと遅くなったと考えると、相手の意図の推定としては正しかったし、対策としてもこれ以上の措置はなかなか難しいでしょう。人事は尽くしたと思うんですが、天命は機雷の敷設されたヘクスをAMcより先にASW TFの駆逐艦が通過させるというものでした。今日はアンボンへの輸送任務を終えて帰る途中のAMC Awata Maruがハルマヘラ島東岸でSS Sharkに雷撃されて魚雷が一本命中し、Sys 12, Flt 46(37)のダメージを受けた事件もあり、本当についてないなと感じた一日でした。



話は変わりますが、ニューヘブリデス諸島のLakatoroに空母の在泊が報告されています。実はこのLakatoroには昨日11月10日にも空母が存在しているという偵察報告があり、それを確認するために2日続けて偵察させたのです。偵察機はルンガに配置してある百式司偵で、パイロットはみんなReconスキル70以上、二日ともDetection Level 9/10ですから、ふつうなら信用すべきなんでしょうが、状況的になかなか信じ難いものがあります。ASW用のCVEが補給のために立ち寄ったとかでしょうかね。もし本当に空母がいるのだとしても手出しして確認できないのが残念なところです。



PCを変更して5日たちましたが、WitP AEは落ちることなく動いてくれています。お相手の方はしばしばクラッシュするそうで、私のところでもPBEM第一戦の頃はしょっちゅう突然落ちていましたが、いつからか落ちなくなりました。あとTrackerの表示までの秒数は130-140秒台を示しています。以前のPCだと300ターンを超えたこのごろは140秒台後半でしたから、Javaの実行は一割りくらい速くなっているようです。

2012年10月7日日曜日

Combat Reporterがマップをロードしてくれないとき

WMWare FusionをつかってrMBP上でWitP AEを動かしたことを以前のエントリーで触れました。試用してみるとたしかに動くことはきちんと動くのですが、ゲームはノートでちまちまより、やはり大きな画面でプレイした方が気分がいいと感じました。ウィンドウズPCはもう買わないかもなんて書きましたが、前言撤回です。こんなふうに方針変更してみると、今年は物欲が昂進しているのか、新しいPCが欲しくなってしまいました。これまでのPCは4年弱つかってきていますし、そろそろ買い換えてもいいかなと思って、新しいのをぽちりました。これまでのPCもですが、今回もサイコムさんを利用しました。つかってみての感想ですが、起動とスリープからのお目覚めがとても速い。OSがXPからWindows 7になったからではないですよね?きっとメインのストレージをHDDではなくSSDにしたからなんだと思います。

PBEMはお互いにできる限り1日1ターンを心がけるようにしているので、まずWitP AEのインストールと環境作りをしてみました。WitP AEのインストールとパッチあてにはとくに問題なし。つぎにReluctant Admiral modをダウンロードしてみようとして、Reluctant Admiralのサイトにいってみたのですが、今はバージョン4.6しかアップされていませんでした。古いのを提供してもらうにはサイトの管理者に連絡する必要がありそうです。英語でやりとりするのは苦手なので、バックアップをとってあった3.1.4のファイルを引っぱり出してきて、それをインストールしました。

retina MacBook ProでWitP AEをプレイするで紹介したようにWitP Trackerを動かすには現行のJava7ではだめで、旧バージョンJava6 32bitを使う必要があります。Java6 32bit(Windows 7 64bitでもこっち)をインストールして、Trackerも動いてくれました。

その次にCombat Reporterを動かそうとしたのですが、ここでトラブル発生。いつも通りにcombatreportというバッチファイルを叩いてみたところ、Error: no `server' JVM at `C:\Program Files\Java\jre1.6.0\bin\server\jvm.dll'.と表示されて止まってしまうのです。仕方がないなと思って、combatReportというExecutable Jar Fileの方を叩くと、こんな風に起動はしてくれるのですが、マップが表示されません。このツールは出来事があった場所を表示してくれるところが魅力なので、これだと使う意味が半分以下です。

私はWindowsやJavaやらのことはまったく知らないので、素直にError: no `server' JVM atでぐぐってみました。そこでみかけたのがDEVELOPER’S NOTEというブログのError: no `server' JVM at ‘...’というページです。そこには、
  1. JDKのJREの中のbinフォルダ(たとえば C:\Program Files\Java\jdk1.6.0\jre\bin\server)からserverという名前のフォルダをコピーする
  2. serverという名前のフォルダをJREのbinフォルダ(たとえば C:\Program Files\Java\jre1.6.0\bin) の中にペーストする
という対処法が書かれてありました。JDKというのはなんとなくJava developer’s kitなんだろうな、きっとそんなものは私の新しいPCには入っていないだろうなと思ってぐぐってみたところ、Java SE Downloadsにダウンロードするボタンがありました。機種によりダウンロードするファイルが違うので、これをクリックすると



こっちのページに飛ばされます。Windows x86をダウンロードしてインストールします。DKはやはりdevelopment kitということで、わたしにはこのさき縁がなさそうですから、デスクトップに展開して、必要なserverフォルダだけさっきのブログの指示通りにコピーして、あとはゴミ箱に捨ててしまいました。これでCombat Reporterもきちんとマップをロードしてくれるようになりました。めでたしめでたし。