2014年12月31日水曜日

ビルマ南部ペグーに到着

1942年12月22日、リプレイ開始早々の夜のフェーズ、潜水艦の沈没音が流れました。きのうの戦闘で傷ついた伊26か伊157のどちらかが沈没したのだろうと感じました。リプレイ終了後に確認してみると、きのうの沈没艦リストにもあった伊157(1635トン、 VP 6)のようです。というのも、伊26の方は沈没艦リストから名前が削除されてしまっているのです。オペレーションリポートに”Previous report of sinking of SS I-26 incorrect.  Intelligence reports ship is still in service”というような記述がないので、詳細は不明ですが。

パラオの周辺をパトロールしているSS Seadragonがペリリュー島の西のヘクスで日本のTFと遭遇しました。駆逐艦に発見されましたが、巧みに姿をくらまし、爆雷で攻撃されることはありませんでした。このSS SeadragonはCA衣笠・筑摩、CS千歳、DD若葉・初島を目撃したと報告してきています。このTFのその後の消息はありませんが、パラオから2ヘクスという位置で、しかも夜のフェーズでの出来事でしたから、パラオを出港して蘭印方面に向かった可能性も否定はできないと思われます。

中国では重慶に一式戦(Ki-43-Ic Oscar) 30機の護衛で双発爆撃機 347機(Ki-21-Ic Sally 46, Ki-21-IIa Sally 192, Ki-49-IIa Helen 109)が飛行場と中国軍守備隊への爆撃にやってきました。飛行場に Airbase hits 19、Airbase supply hits 3、Runway hits 88の被害があり、また守備隊のdevice 1個が破壊され111個がdisabledになりました。その後は今日も日本側からの砲撃があり、死傷者は日本側の砲1門破壊・1門disabled、中国側はdevice 4個破壊・5個disabledとなっています。中国軍の素のAVは前日の7494から7469と25も減少していました。重慶の西の日本軍21部隊は今日も重慶に向けて進軍中ですが、あしたくらいには到着するのかも知れません。


連合軍は蘭印のボエラにB-25C Mitchell 27機で飛行場への空襲を実施。Airbase hits 4、Airbase supply hits 4、Runway hits 23の命中弾が報告されています。これ以外には大きな戦闘はありませんが、セレベス島マカッサルとケンダリーの戦闘機の数がだいぶ減っていることに気づきました。特にマカッサルには200機以上の戦闘機が配置されていたことが続いていたことを思うと大きな変化です。もう、零戦でクーパンをsweepしたりするつもりはないんでしょうか?またそれ以上に、その分の戦闘機がどこに行ったのかも気になります。単に海軍の戦闘機隊の機種転換のため、後方に下げただけだけなのかもしれませんが、もしこのままの機数が続くのなら、sweepと四発爆撃機の組み合わせで空襲してみたい気もします。

最後に、戦闘ではありませんがビルマの状況に進展がありました。12月6日にPromeを奪還した後、道路に沿って南下していた連合軍部隊は12月15日にラングーンの北西のヘクスで後退中だった日本軍部隊を捉え、一蹴しました。この12月15日の戦闘の後、直接ラングーンには向かわず、南東のペグーに向けて移動していました。道らしい道がないジャングルの中の行軍なので時間はかかりましたが、ようやく今日ペグーに到着したわけです。到着してみて驚いたのは、ペグーに日本軍守備隊の姿が見えないことです。この一週間、ラムリー島からペグーに毎日偵察機を飛ばしていて、いつも守備隊の姿はないという報告を得ていました。地上部隊に関する偵察機の報告は必ずしも100%信頼できるものではありません。特に、ジャングルや森林ヘクスでは敵の地上部隊が存在しているのかどうかについても誤っていることが少なくないのです。ただこのペグーはジャングルではなく開けた耕地ヘクスなので、もしかしたら本当に日本軍はいないのかも、いないといいなあとお祈りしていました。その願いがかなって最高です。ラングーンからの鉄道線はビルマ中北部に向かうにも、タイ方面へのモールメンへの路線もこのペグーを経由しています。つまりペグーを奪還できれば、全ビルマがラングーンから孤立する、またラングーンが全世界から孤立する状況にもちこめるわけです。

目的地に到着した部隊にはペグー奪還のため攻撃を指示しました。しかしラングーンの日本軍にはペグーに向かう動きが見られます。昨日までは東に移動中というアイコンはついていなかったので、移動を始めたばかりだといいのですが、この移動を示すアイコンの有無も、100%信用できるわけではないんですよね。特に中国軍なんかは隣接する日本軍の動きをほとんど察知できません。でも、ここの連合軍部隊はアメリカル師団など米英軍も含まれていますからきちんと察知してくれていると信じたいところです。最悪の場合、わざとペグーに連合軍を前進させ、到着した連合軍が攻撃を指示するそのタイミングにラングーンの日本軍がペグーに移動し終え、連合軍の攻撃指示を無理攻めにさせるような罠の可能性もないとはいえないような気もするので(心配しすぎではあります)。まあ、このゲームの陸戦は大味で、移動を始めると途中で行軍を休止できない仕様(中止・ご破算はできますが)ですから、そういった罠を仕掛けるようなtacticsの妙は発揮できなかろうとは思うのですが。

偵察機によるとラングーンの日本軍の兵力は9万3千名・砲500門・車輌200輌といったところだそうです。これまでのSIGINTを総合するとラングーンにいる戦闘部隊は歩兵第9聯隊、タイ国軍第2・6師団だけで、その他は対空砲部隊、第5航空師団HQや飛行場大隊などの後方要員が主のようです。ただ、戦闘部隊にはこの他、12月15日の戦闘でラングーンに後退した歩兵第144聯隊や海軍の特別陸戦隊や防備隊などが加わり、さらにSIGINTで判明していない部隊もきっといることでしょう。楽観は出来ません。

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