2010年7月21日水曜日

艦載機の攻撃可能距離

空母艦載機の攻撃半径がカタログスペックの航続距離に比較して短いのではないかと、Tech SupportのStrike range for CV ACというスレで議論されていました。
それによると素のWitPにも艦載機の攻撃半径に制限があって、それがWitP AEにも受け継がれているのだそうです。巡航速度で6時間の飛行で往復できる距離を目安に、具体的には日米とも8ヘクス以内に制限されているらしいのです。6時間というのは、発進から空母への帰還までが午前・午後のフェーズ内におさまるようにということなのだそうです。
D4Y1とD4Y2 Judy(彗星)の巡航速度は時速265マイル(nautical mile)なので片道3時間飛行すると795マイル。WitP AEのヘクスの中心と中心の間の距離は40 nautical mile(ほぼ46 statute mile)なので、3時間の飛行で20ヘクス近く飛べるのではという意見もありました。でもそれを活かして9ヘクス以上遠方の目標を攻撃できたというレスはまったくついていないので、やはり8ヘクス以内というのは正しいのでしょう。また、D4Y1 Judyは増槽をつけるとNormal Rangeが14ヘクスにもなります。しかしこれは陸上の基地から発進した時にのみ適応されるもので、空母からの場合には8ヘクス以内に制限されているようです。
史実の日本はマリアナ沖海戦でアウトレンジ攻撃を狙ったわけですが、航空機の性能だけでアウトレンジするのは不可能ということです。それでも、この8ヘクス制限を最大限利用して遠くの目標を攻撃するには、ExpとMoraleを高く保っておくことが必要ということのようです。また、彗星や天山が利用可能になり機数が揃う昭和18年初夏までは、空母の数があまり劣勢にならないようにしないとだめですね。それにしても、流星を空母から使う日は来るのだろうか。


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