うちのゲームも昭和18年1月になり、今後どんな機種に注力すべきなのか、一層関心を持つようになりました。このテーマをとりあげたスレはこれまでにもありました。しかし、2009年の発売後ようやく3年半が経過し、PBEMプレイヤーの多くが大戦後半にさしかかったこの時期には、単にスペックだけではなく体験談を交えた意見が出されるようになっています。先日、陸軍機についてIJA fighter research/production plans?というスレがたてられていたので紹介します。
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海軍機の場合は選択の余地がないようだけど、みんなが1942年から45年の陸軍戦闘機のうち、どんな機種を研究・生産しているのか興味がある。細かな点まで説明してくれなくてもいいから、グランドキャンペーンを始めたばかりの新人にアドバイスをもらえないだろうか。
陸軍航空部隊の主力としては、四式戦疾風と二式戦鍾馗に集中する。
1942年の陸軍機は、なるべく早く二式戦二型甲(Ki-44IIa Tojo)の生産と二型丙(IIc)の研究を開始できるようにする。二型乙(IIb)の生産はしなくてもいいかもしれない。海軍機はなるべく早く零戦22型甲にアップグレードする。
1943年と44年の陸軍機は、二式戦二型丙(Ki-44IIc Tojo)と四式戦(Ki-84 Frank)。海軍機は零戦52型(A6M5 Zero)と紫電(N1K George)。
1945年の陸軍機はKi-201。海軍機は烈風(A7M2 Sam)。
もちろん、PDU onでプレイしているか、offでプレイしているかによるよ。offにしているのなら、ほかの機種の生産もしないとね。
二式複戦(KI-45 Nick)を忘れちゃいけない。1942年半ばには生産が可能となり、armorと20mm機関砲を装備している。このふたつを装備する他の機種が利用できるようになるのは1943年になってからだ。その他はだいたい上の人のレスの通りだと思うが、Ki-201は最善手ではないと思う。たしかに速いけれども、航続距離が短いし、装備している30mm機関砲の命中率は低い。これは機首(CL)ではなく主翼(F)に装備されている影響だ。私を信じてもらえるとすれば、大戦後期の日本の戦闘機のベストはKi-83だ。私は対戦したことがあるが、散々にやられてしまった。烈風が良い戦闘機なのは明らかだが、生産開始が遅すぎるからこの機種のラインに投資するだけの価値があるのかどうかは疑わしい。多数のP-47がsweepしにくると、零戦と同じように烈風も蝿のようにばたばた落とされてしまう。肉壁(爆撃機を守るために落とされる存在)ならば一式戦(Ki-43 IV)でも同じ役割がつとまる。
Ki-83か。帰宅したらスペックを調べてみよう。
私も爆撃機対策として二式複戦(Ki-45 Nick)を開発したいと思う。乙型(KAIb)以降の機種も書類上は、単発戦闘機の援護があれば役立つかのように見える。また、うっとうしい連合軍の夜間爆撃に対する夜戦としても二式複戦をつかっている。前期型の20mm機関砲や37mm機関砲には気分的な意味しかないけどね。四式戦が優れた戦闘機であることは疑いなく、迎撃戦闘機としても優れているし、生産に必要なエンジンの数は1個だ。スペック的には二式複戦も丈夫だから、迎撃機として役立つだろう。
二式複戦で役に立つのは甲型だけだ。四式戦が生産可能(早くても1943年後期)になると、どの用途でも二式複戦は時代遅れの存在となってしまう。しかしその日までは、敵の爆撃機を迎撃できるのは二式戦二型甲(KI-44a)か三式戦(KI-61)しかない...どちらもarmorを装備していないし、機関砲ももっていない。だから二式複戦は一年以上に渡って有力な機種であり続けるわけだ。その後、二式複戦装備の戦隊はKI-109bに機種転換できる。これは日本が使用できる大戦後半最良の戦闘爆撃機で、爆撃機迎撃用としてもつかえる
二式複戦の後期型は低高度での地上・船舶攻撃に適している。まあ、そんな風に使うことがいいことかどうかは、あなた次第だ。私は二式複戦二型甲の方をつかい続ける。
連合軍の重爆の脅威に対抗するには紫電(N1K1-J George)が適しているようにみえるがどうだろう?陸軍機なら二式戦かな?
そう、烈風が生産できるようになる前の海軍機ならservice rating 2の紫電改(N1K2)だし、四式戦(爆撃機相手ならb型が最適)が利用できるようになるまでの陸軍機なら二式戦だね。早いうちは二式複戦も役にたつ。重爆との戦闘に必要なのは火力とarmorと機数だ。
陸軍戦闘機の別の選択を示したい。四式戦は最良のモデルでもservice ratingが3で、地上に多数の整備部隊を揃えるのに巨額の投資が必要になる。かわりに陸軍は三式戦(Ki-61-Ia)の研究を始めることができる。R&Dラインの修理が完了すれば、三式戦のアップグレードの経路に沿って進み、航空機開発に携わる面々が液冷のDB-601(Ha-60)をコピーするのは愚策で、三式戦の機体には三菱の空冷金星エンジン (Ha-33)が最適だと確信してくれるまで待つ。こうすれば、1942年の後半にはエンジン500台在庫のボーナスとあわせて、五式戦(Ki-100-II)の開発をフルスピードで進めることができるようになり、1943年半ばから終わり頃には生産を開始できる。高度によっては四式戦よりずっと優れているし(Ki-84r frank以外)、生産開始になる時期は早いし、五式戦は最良の迎撃機の一つだと思う。service ratingが1だから前線の飛行場の戦闘機の地位(四式戦では勤まらない)を二式戦から継ぐことができると思う
四式戦なしなんて、大戦後期の生き残りをかけた戦い忘れている。F4U、P-47といった連合軍の新型機は五式戦を片付けるのなんて朝飯前。多少なりとも抵抗できるのは四式戦だけだ。五式戦が役立たないと言っているんではなくて、四式戦はなくてはならないといったタイプの機種なんだ。PBEMで1944年45年を経験したことのある連合軍側プレイヤーに、四式戦100機と五式戦200機のどちらと対戦するのが嫌か、尋ねてみるといい。
夜間戦闘機、特に斜め銃を装備しているやつについてはどう思う?私は斜め銃装備機について今まで真剣に考えたことはなくて、ふつうの戦闘機を夜間空襲の迎撃に使ってきた。でも、研究・生産に資源を振り向ける価値があるものかな?
Ki-100は機首(CL)に20mm機関砲を装備している。CLの機関砲はとってもいい。でもKi-100は遅いし(時速わずか360マイル)、生産ラインを占めてしまうから、いい選択だとは思わない。Ki-84bが陸軍の単発戦闘機ではベストだと思う...Ki-83と同じく、R&Dラインが独自なのが残念な点だが。
Ki-84の運用には大きな飛行場が必要になるので、Ki-100が完全に不要になることはないと思う。ダウンフォールシナリオをプレイすると、四式戦のほとんどは4-5日の空戦で6日以上の修理が必要な状態になってしまう。他方、service ratingが1の機種はダメージを受けている飛行場からでも出撃を続けることができる。充分なaviation supportが必要な点で、四式戦は小さな飛行場に分散配備することも難しく、簡単に敵の攻撃目標になってしまう。それとも四式戦を出撃させ続けるような、私の知らない手法がなにかあるんだろうか?連合軍の最先端の戦闘機と比較すると、大戦末期の実験的な機種を除けば、高空でP-47に1対1で戦える機種はないと認識している。でも、KI-100でP-47に4対1の数的優勢を実現する可能性の方が、Ki-84で2対1の数的優勢を実現する可能性よりも高いと思う。
一式戦と二式複戦は優れた低高度爆撃機でもある。あと、大戦後期に重要なのは、連合軍戦闘機にはかなわないので可能な限り対戦を避けて、しかも爆撃機を攻撃できる状況をつくりだすことだ。九七戦や九六艦戦以外のどんな戦闘機でも数を揃えて優れたパイロットを搭乗させれば、爆撃機編隊に混乱をもたらすことができる。特にKi-83はかなりやれる機種だ。
連合軍側プレイヤーの意見を。前線の飛行場の拠点防御のためと護衛任務のために、service rating値の小さな戦闘機も生産し続けることが必要になると思う。前線の孤立した飛行場でservice rating値の高い戦闘機を運用したくはない。数回sweepを受けたら四式戦も紫電改も故障して地上で破壊されるだけになってしまう。連合軍の爆撃機が空を支配するようになると、日本機のservice ratingはとても重要になる。連合軍側プレイヤーはこのことを、バッファローやP-40でP-38で多数の日本機を相手に防御にまわなければいけない緒戦期に学ぶんだ。
このフォーラムのどこかのスレに書かれていたけど、
四式戦 --> 鉄道が通じている飛行場に
二式戦 --> 孤立した飛行場の拠点防御に
一式戦 --> 多数機を揃えて護衛に
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