2013年10月31日木曜日

チモール島クーパン失陥


1942年3月20日、日本軍が前日上陸したチモール島のクーパン、セレベス島のマカッサル、パラワン島のPuerto Princesaの3カ所が占領されました。図はチモール島のクーパンですが、港にdisbandして修理中だったxAK Wing Sangが占領にともない港を追い出されてしまいました。この貨物船は、2月23日にクーパンでサプライ揚陸中に九六陸攻の雷撃を受け、Sys 22, Flt 65(47), Eng 17(6)と大きく損傷しました。その後、クーパン港で修理を続けていましたが、機動部隊の接近などで出港の機会を逸してしまいました。今日の時点でもSys 19, Flt 47(47), Eng 19(17)のダメージが残っていますから、こうなってしまったのもやむを得ないかと。クーパン失陥により連合軍の哨戒網に大穴があいたため、日本のTFがマップ上に表示されなくなってしまいましたが、リプレイによれば近くに機動部隊がいることは確実で、明日には沈められてしまうでしょう。

中国では衡陽(Hengyang)で日本のDeliberate attackがあり、奪取されました。前日の時点では退却の遅れている中国軍2部隊が衡陽のヘクスにとどまっていて、日本の大軍の攻撃により粉砕される危機にありましたが、間一髪、脱出に成功しました。大きな空振りに終わった日本の攻撃ですが、歩兵師団13個を含む29ユニットが参加し、素のAVは4402もあります。中国軍は3ヘクス東の森林ヘクスで持久するつもりですが、どれだけもつものやら、まったく自信がありません。また日本側はユニット数が多いので、鉄道・主要道路のあるヘクス以外に浸透して来る可能性もありそうです。

2013年10月30日水曜日

クーパンなど3カ所に上陸


1943年3月19日、爆撃を受けて損傷していたSS Trusty(1340トン、VP 10)は浸水の増加がとまらず、沈没しました。乗組員は退艦したとの報告がありましたが、マレー半島に上陸してゲリラ戦に参加するのでしょうか。
前日、チモール島の北岸にみとめられた日本のTFはやはり上陸船団で、クーパンに上陸が始まりました。前日の偵察機は2つのTFに戦艦と重巡が山盛りと報告していましたが、上陸支援砲撃に参加したメンバーはBB陸奥、CA足柄・鳥海・摩耶、CL木曽・多摩・球磨・那珂・川内・香椎でした。哨戒機のパイロットには戦艦、重巡、軽巡の識別が難しかったようです。クーパンに上陸したのは近衛師団と木村支隊で、昨日のSIGINT情報は正しかったわけです。また今日はセレベス島南東のマカッサルにも海軍防備隊3個が上陸しました。クーパンのオランダ軍にもマカッサルのオランダ軍も弱体で、上陸に対する砲撃もまったく効果がなかったようです。
さらに今日はもう一カ所、フィリピン・パラワン島のプエルト・プリンセサにも日本軍の上陸がありました。Puerto Princesaというのはスペインの王女様にちなんだ名前なんでしょうかね。CL鬼怒・由良・名取・五十鈴の支援で第113歩兵聯隊が上陸しましたが、守備隊はBase Forceだけなので反撃は出来ず、傍観しているのみでした。フィリピンといえば、バターン半島に立て篭った米比軍はまだ頑張っていますが、サプライの備蓄量が1943トンにまで減りました。一日に270トン程度の消費量なので、3月中にサプライが底をつくことになります。

中国での日本軍は湖南省に主力を差し向けています。この結果、中国の西域には大した兵力を配置してはいないだろうと考え、西から蘭州に向けて部隊を進撃させていましたが、数日前に山岳ヘクスで日本の部隊と出会いました。今日はその山岳ヘクスで日本側の第15戦車聯隊が中国軍の第303旅団にShock Attackを仕掛けてきました。素のAVは29:64、中国側には地形のプラス修正があり、22:28、オッズ比1:2で防衛に成功しました。日本側も小兵力ですが、ここを突破するのは無理のようです。
湖南省では邵陽(Shaoyang)で日本側のDeliberate attackがありました。日本側は戦車聯隊7個と、海軍の防備隊1個で素のAV 451なのに対し、中国側は騎兵軍団1個で195。中国側には混乱や経験不足のマイナス修正がつき、修正AVは176:5、オッズ比35:1で敗退しました。今日の戦闘は大敗でしたが、長沙から邵陽に進んだ日本軍の規模が判明したのは収穫でした。一方、衡陽(Hengyang)に進軍してきた日本軍は37ユニットと報告されていて、歩兵師団のほとんどはそちらに向かったようです。ということは、邵陽→枝江→重慶ルートではなく、衡陽→桂林と進んで鉄道線の確保を優先するのかもしれません。

2013年10月29日火曜日

チモール島クーパンに上陸船団が接近


1942年3月18日、チモール島の北岸に日本のTFが2つみとめられました。偵察機の報告によると、一つは戦艦 4、重巡 9を含む13隻からなるTF、もう一つは空母 1、重巡 3、戦艦 6を含む10隻のTFで、ともに西に向けて航行しているとのことです。この戦艦・重巡の数だと日本の総力を挙げた水上戦闘艦隊ということになり、目的はクーパンの艦砲射撃でしょうか?でもクーパンの手前1ヘクスでこのターンの行動を終えているということは、クーパンの上陸を目指した船団とその護衛にあたる水上戦闘TFという方が考えやすいと思います。オランダ哨戒機のパイロットのRecnスキルはまったく鍛えてないので、きっと見間違えたのでしょう。また昨日ダーウィンに空襲を行った機動部隊はチモール島の南側にいました。
2/Imperial Guards Division is loaded on a Yusen A class AK moving to Koepang.
15/Kimura Det  is loaded on xAK Kinkai Maru moving to Koepang.
SIGINTによると、近衛師団と木村支隊がクーパンに向かっているとのことです。昨日は木村支隊がダーウィンに移動しているというSIGINTレポートがあり、どちらが正しいのかは不明です。ただ、クーパンの守備隊は素のAVが合計で82しかなく、またfortificaitonの規模もわずかに2なので、近衛師団だけでもすぐに陥落することは間違いなしだと思います。クーパンの航空戦力も一昨日の機動部隊への攻撃でほぼ壊滅しているし、近くには連合軍の戦闘艦もいませんから、日本側の上陸と攻略の手際を拝見させていただくだけになりそうです。
SS Trusty reports having been sighted by the enemy at 48 , 80
SS Trusty sights Japanese Level Bomber at 50,86 near Tandjoengpinang
SS Trusty is reported HIT
SS Trusty is reported HIT
SS Trusty is reported HIT
日本側は海上通商路の対潜哨戒にかなり力を入れていて、シンガポール近傍でパトロールしていたイギリスのSS Trustyが3回も爆撃されました。3回も爆弾が命中して浮いている方が不思議なくらいですが、Sys 72, Flt 31(19), Eng 5(2)の大ダメージです。近い港というとバタビアかスマトラ北端のSabangですが、ともに空襲の危険がきわめて高く、セイロンまで後退しないとだめでしょう。SS Trustyの現在の状態は爆撃のために頭文字のTが破壊されrustyな姿をさらしているだけですが、Sysが72もあることを考えると航海中に一番後ろの文字のyもとれてしまって、海の底でrustに成り果ててしまう可能性が高いでしょう。

中国では日本の攻勢が続いています。日本軍地上部隊の追撃は急で、衡陽(Hengyang)と邵陽(Shaoyang)で追いつかれてしまいました。追いついたのは機械化部隊だけでしょうから、後続を待ってから攻撃を仕掛けるつもりかもしれません。また日本側は平地ヘクスの中国軍に無慈悲な爆撃を加えています。3カ所合計で125(一式陸攻 50, 九九双軽 50, 九七重爆 25)機が爆撃し、中国軍地上部隊のdevice 3つが破壊され、92個がadisabledになりました。ここもされるがままといった状況です。

2013年10月28日月曜日

World in Flamesは予想以上に高くなるらしい


Matrixからの販売開始が11月7日に迫っているWorld in Flamesですが、プロダクトのページにもまだ価格は公表されていません。しかし先日ドイツのEssenで開かれたInternationale Spieltage SPIEL'13で50本だけの限定先行販売があり、価格は150ユーロだったそうです。Matrixの人によるとこれはゲームフェア記念の割引価格だそうですから、いまのユーロ相場を考えると、定価は確実に2万円を超えそうです。ゲーム本体に加えて、こんなに立派なハードカバーのマニュアルが3冊と大きなマップが付属しているので、まあこんな価格になるのもやむを得ないのかなという気もします。

問題なのは、このゲームにはまだAIが付属していない点です。World in Flamesのフォーラムを見ると各国別のAIが鋭意開発中で、来年中にはAI付属バージョンが入手可能になる予定だとか。でも、このゲームは開発期間が非常に長くなってしまっているので、AIなしで販売に踏み切ることになったそうです。もともとが同名のボードゲーム由来でもあり、ボードゲームをプレイする人たちなら、AIがなくても対人戦を充分に楽しめるでしょうし、なにより巨大なマップと多数のユニットの管理から解放されることは大きな利点ですから、AIなしで発売されるのも理解できます。

私はボードゲーマーではなく、ボードのウォーゲーム、シミュレーションゲームが世の中にあるということ自体、PCでゲームをプレイし始めた後に知ったくらいですが、このゲームにはとても惹かれます。第二次大戦が地球規模だったことを実感できるゲームというと、HOIシリーズのようなふしぎ大戦指向のものか、Gary Grigsby’s World At Warのように一つ一つのユニットの規模がもっと大きく大味な(手軽に楽しめるともいえる)ゲームばかりで、War in the Pacific: Admiral's Editionのようなmicro management好きなゲーマー向けのものはなかったと思います。その意味では発売と同時に買いたい気は満々ですが、はたしてPBEMの相手をしてくれる日本人がみつかるのかどうかが気になります。もともと読書が趣味の一つでもあり、RTFMも嫌いな方ではありませんから、AIの公開されるまでマニュアルを読みマップを眺めながら、ニヤニヤして過ごすというのもありかもですね。

2013年10月27日日曜日

機動部隊がダーウィンを空襲


采配のミスにより湘潭(Siangtan)で日本の大軍と対峙する羽目になった25th Chinese Corpsは、1942年3月17日、日本軍のDeliberate attackを受けてほぼ壊滅の被害を受けました。日本軍は13個師団以上の兵力で素のAV 5645だったのに対し、中国側はわずかに266。地形によるプラス修正もforitificationもなく、修正AVは4151:1。672個のdeviceが破壊され、南の衡陽(Hengyang)に退却しました。残った健全なdeviceはsupport 2つだけで、disabledになったdeviceが75mm砲2門とsupoort 152個。でも全滅しなかったのが不思議なくらいですから、運が良かったのでしょう。

このように陸戦で大きな被害を受けたのですが、今日のメインはインド洋です。昨日はフローレス海にいた機動部隊が南下し、オーストラリア北西部の重要拠点であるダーウィンに空襲をしかけてきました。やってきたのは零戦(A6M2 Zero) 52、九七艦攻(B5N2 Kate) 77, 九九艦爆(D3A1 Val) 102機で、オーストラリア軍のKittyhawk IA 13機が迎撃しました。数的には圧倒的に劣勢ですが、Kittyhawk IA 6機( A2A 5、Ops  loss 1)が失われた代わりに、零戦 6機(撃墜 4、Ops loss 2)、九七艦攻 1機(対空砲で1)、九九艦爆 8機(撃墜 1、対空砲 3、Ops loss 4)の戦果を挙げました。

日本側は飛行場と港の両方を爆撃し、Airbase hits 5、Runway hits 4、Port hits 2、Port fuel hits 3の命中弾がありました。今日のターンの修理後にも港に11、飛行場のサービス施設に17のダメージが残っています。Fortification(現在の規模は3で、4まで49%)の増強工事が3日くらい遅れそうです。また艦船の被害では、投錨していたDD Piet Hein(1316トン、VP 5)が爆弾2命中と弾薬の誘爆で沈没し、またAMc Bogor(131トン、VP 1)も爆弾1命中で沈没しました。さらにDD Van Ghentにも爆弾1命中で、Sys 48, Flt 29(17), Eng 8(2)のダメージを受けています。これら3隻のうち、AMc Bogorは日本の潜水艦がダーウィンに機雷を敷設したらすぐ対処できるよう常駐させていた掃海艇なのでやむを得なかったかなと思いますが、駆逐艦2隻に関してはちょっと残念です。オランダの軽巡と駆逐艦がダーウィンにいたので、航海でたまった小さなダメージを修理するためでした。もうスラバヤは安全とは言えませんからね。ところが昨日の機動部隊の出現をみると、ダーウィンさえ安全ではないと考え、出港させ東に向けて航行中です。でもpier sideで修理中だった駆逐艦2隻は出港できる状態になるまで3日かかる(このゲームの仕様)ので、ダーウィンにとどまっていたところ、空襲を受けてしまったわけです。

DD Van Ghentはこのままならすぐに沈むことはありませんが、明日も空襲を受ければ沈没は免れないでしょう。また今後ダーウィンへの上陸が企図されていて、その支援のために機動部隊がダーウィン近郊にとどまるようだと脱出できる見込みがなくなります。実は今日のSIGINTレポートには”23/Kimura Det  is loaded on xAK Hague Maru moving to Darwin.”という物騒な報告が含まれていました。木村支隊は1941年12月13日にアンボンに上陸占領した部隊の一部ですが、その後の動静は不明です。本当にアンボンで乗船中なんでしょうか?またどのくらいの規模で、いつごろやって来るのか?

連合軍のダーウィン守備隊はオーストラリア第8師団など、合計AV 308。このオーストラリア第8師団はシンガポールから後退してきた旅団が基幹の部隊なのですが、シンガポールにいた2個旅団のうちの一方27th Australian Brigadeは、1941年12月12日にマラッカ海峡で一式陸攻により輸送船とともに海没してしまいました。あの事件がなければダーウィンの守りは鉄壁と胸を張れたところですが、現状ではとてもそんなふうには言えません。

2013年10月26日土曜日

フローレス海で機動部隊により46機を失う


1942年3月16日、フローレス海に日本のTFが出現し、5ヘクス離れたチモール島クーパンから、P-40B Warhawkと139WH-3の護衛で爆装のVildebeest III 10機と雷装のAlbacore I 8機が攻撃に向かいました。このTFは前日、セレベス島マカッサルの西でみかけたTFだと思います。零戦がCAPしているTFに航空攻撃をしかけても、撃墜されるばかりでほとんど戦果がないことをこれまでに充分学んだので、空母が含まれているようなら攻撃の指示を控えるところです。しかし前日の哨戒機の報告によると、このTFにはBB 3隻とCA 4隻が含まれているというだけで空母の目撃報告はありませんでした。そこでクーパンの雷撃機に距離5までの攻撃を指示しました。先日のエントリーで紹介したように、クーパンには航空雷撃に必要なAir HQをジャワ島から空輸したばかりですから、ちょうど良いタイミングと感じました。

ところが、米英蘭の戦爆連合の攻撃隊を待ち受けていたのは機動部隊だったのです。CV飛龍は沈没していますが、かわりにCVL 翔鳳がいました。機動部隊の上空には40機以上の零戦がCAPしていて、Vildebeest IIIとAlbacore Iのすべてとほとんどの戦闘機が撃墜され、合計で46機を失う悲劇となりました。情けないことに、零戦の損失機数はゼロです。日本側はこのあと上陸船団を接近させるのかもしれませんが、チモール島への上陸を迎え撃つはずの航空戦力は壊滅状態となりました。せめてもの反撃として、機動部隊の蘭印出張の隙をついてギルバートかマーシャルかウエーク島あたりに奇襲を実施できればいいのですが、戦力に不足ありで無理そうです。

ビルマでは戦車聯隊など6部隊の攻撃でTaung Gyiを失いました。ここの陥落は織り込み済みですが、日本側は次にどう動くのか。マンダレーを失うこともやむを得ないとは思いますが、ジャングルの中をラシオに向かうようなことがあるのかどうかが気になります。インドと中国をつなぐという意味で、ラシオとミートキーナはなんとか確保したいところです。

中国では、長沙を奪取した日本軍のうち37ユニットが西に向かい、湘潭(Siangtan)に達しました。中国軍は森林ヘクスを目指して退却していて、湘潭のヘクスは昨日いったん空っぽになりました。周囲に優勢な敵軍がいると空っぽのヘクスは自動的に敵のものになる仕様なので、前ターンに湘潭は日本のものとなったのです。それなのにどうして湘潭のヘクスに中国軍のアイコンがあるかというと、衡陽(Hengyang)にいた中国軍部隊のうちの一ユニットだけ、退却を指示すべきところを間違えて湘潭に向かわせてしまったようです。このユニットは長沙会戦の敗残兵ではありませんから、morale 99でAVも200以上あるまだまだしっかりした部隊です。森林ヘクスにたてこもれば日本側の進撃を遅らせる有力な戦力になったでしょうが、平地でしかもfortification 0の状態ですから、次のターンの日本の攻撃で惨敗は必至です。湘潭を平定したあと、日本軍はどう動くでしょう。鉄道線を確保するつもりなら桂林(Kweilin)ですが、このゲームの日本側の中国での目標は重慶攻略のようですから、邵陽(Shaoyang)から枝江(Chihkiang)ルートでしょうか。

2013年10月24日木曜日

連合軍のエース第一号の誕生と死


1942年3月14日、今日もニューギニア島南東岸のTerapoに日本軍の空挺部隊の降下作戦が続きました。日本軍は新手が参入したのに対し、豪軍の地上部隊の歩兵は前日の戦いですべて破壊されるかdisabledになっていたので敗北し、Terapoは失陥。守備隊は殲滅されてしまいました。Terapoにはポートモレスビーから後退している米豪軍地上部隊が接近しつつありますが、サプライの供給源であったTerapoを失ったことと、Terapoの日本軍の素のAVが48(今日の陸戦前の時点ですが)もあるので、大したことはできないでしょう。

今後はHorn Islandへの空挺作戦が予想されます。Horn Islandに増援を送りたいところですが、オーストラリア東岸からは、ラバウルに陸攻がいるかぎりまず無理です。また、オーストラリア北西部ダーウィンからという手もありますが、オーストラリア西岸の輸送船はサプライ・fuelを輸送中のもの以外はすべてパースに避難させてあるので、かなり時間がかかります。いまHorn IslandにいるTFはダーウィンからサプライを輸送してきたものですが、Terapo失陥で日本の注意がHorn Islandに向かうことを考えて、ダーウィンに向けて出港させることにしました。このTFがダーウィンでunrestricted HQ所属の地上部隊を載せて戻ってきてもいいのですが、やはりだいぶ日数がかかりそうです。Horn Islandは、ヨーク岬半島のdot base群に大きな飛行場を建設し、基地機の傘のもとポートモレスビーに向けて反攻するための作戦にはとても役立ちそうな根拠地ですが、確保はあきらめた方がいいでしょうね。

以前から予想されていた、ジャワ島Kalidjatiからインド洋のクリスマス島への空襲がありました。第1波は零戦(A6M2 Zero) 4機のsweepで、P-40E Warhawk 25機がCAPしていました。CAP側の数的優勢は明らかですが、スコアは零戦 1機撃墜に対し、P-40Eは2機も撃墜されてしまいました。零戦は本当に強敵です。

第2波は一式戦(Ki-43-Ia Oscar) 25機の護衛で九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 30機が飛行場爆撃にやってきました。sweepの来た後ですが、sweepした零戦の数が少なかったのでP-40E 21機が迎撃できました。ふつうは護衛戦闘機が身を挺して爆撃機をまもるものですが、今日の一式戦はだらしないというべきか、ほとんど犠牲的な行動がみられませんでした。そのため、30機の九七重爆のうち24機が撃墜されてしまいました。この戦いで3機を撃墜したTapner K.中尉は通算6機撃墜を達成し、このゲームの連合軍パイロットとして初めてのエースになりました。九七重爆は飛行場のサービス施設に1発、滑走路には2発の250kg爆弾が命中させましたが、ターン終了時にはすべて修復済みとなっていました。

その後の第3波は零戦(A6M2 Zero) 40機のsweepでした。sweepを指示した戦闘機が目的地に2波に分かれて到着してしまうのはよくあることですが、ふつうは多数機の第1波が先行して、少数機の第2波が続くものです。今日のように4機が先行して40機があとに続くなんていうのは珍しいことです。日本側にとってアンラッキーだったのはその2波の間に爆撃機が挟まってしまったことです。連合軍にとってはラッキーだったのですが、P-40Eのパイロットたちはまた別の感想を持ったかもしれません。40機の零戦を迎撃したCAPは18機のP-40Eで、強敵多数を相手にさんざんな目に遭わされ14機が撃墜されてしまいました。しかも誕生したばかりのエースであるTapner K.中尉も戦死してしまったのでした。

今日のクリスマス島上空の戦いをまとめると、損失機がP-40E 16機、九七重爆 24機、零戦 2機、一式戦2機で、P-40Eのパイロット4名がKIAに7名がWIAになり、飛行場に残るダメージは0。日本側には戦闘機の被害がほとんどないので、どこからか爆撃機を連れてきてすぐに空襲を再開することでしょう。P-40Eの方は13機の残存機のうち可動機は7機で、パイロットのMoraleも53と急減しています。緒戦期の連合軍戦闘機はservice rating2のものばかりですから、クリスマス島に配置するのはやはり無理筋かなと感じ始めています。

2013年10月23日水曜日

Air HQの空輸時の魚雷の移動


1942年3月13日、ポートモレスビーから北西に3ヘクスのTerapoに日本軍が空挺作戦がありました。降下したのは1st Raiding Rgt、Yokosuka 3rd SNLF、2nd Raiding Rgt、いずれも1942年2月8日のウエーク島上陸占領に参加した部隊です。日本側3部隊は合計で445名で、素のAVが32。守備隊は後方要員を含めて671名しかいなかったので合計AVは12しかありません。しかし地形とfortificationによるプラス修正も手伝って、修正AVは21:19となり、オッズ比1:1なのでからくも防衛に成功しました。しかし、foritificaitonは破壊され、規模2から1に低下してしまいましたから、明日は陥落となるのでしょう。

この空挺作戦をみて、不思議に感じる点が2つ。一つは、そもそも空挺作戦の必要があったのかという点です。Terapoの東隣のヘクスには、ポートモレスビーから撤退してきた米豪軍がみえますが、そのすぐ東隣には日本の第21師団が追撃しています。今日のマップには移動のマーカーになっていませんが、昨日は移動のアイコンだったので、追撃中なのは間違いありません。この第21師団の進撃を待てない理由が日本側に何かあるのでしょうか、気になります。空挺部隊はHorn Islandの攻略にこそふさわしいように感じます。

あとひとつは、3部隊も投入した点。コンバットリポートに表示されている部隊名には、1st Raiding Rgt /1、Yokosuka 3rd SNLF /1、2nd Raiding Rgt /1と支隊を示す”/1”がついているので、どれも部隊の半分未満しか空輸されなかったことになります。3部隊が空輸されたので、少なくとも輸送機が3飛行隊投入されたのはたしかです。その輸送機3部隊で、一つの空挺部隊だけを輸送した方が、たとえ一部隊全体を1ターンで空輸できなかったとしても、美しいように感じます。中途半端な支隊が3つもできるより、まだ1つだけの方がいいでしょう。そう思いませんか?
Ground combat at Terapo (96,127)
Japanese Shock attack
Attacking force 445 troops, 6 guns, 0 vehicles, Assault Value = 32
Defending force 671 troops, 4 guns, 5 vehicles, Assault Value = 12
Japanese adjusted assault: 21 
Allied adjusted defense: 19 
Japanese assault odds: 1 to 1 (fort level 2) 
Japanese Assault reduces fortifications to 1
Combat modifiers
Defender: terrain(+), forts(+), preparation(-), experience(-)
Attacker: shock(+)
Japanese ground losses:
      28 casualties reported
         Squads: 0 destroyed, 4 disabled
         Non Combat: 2 destroyed, 0 disabled
         Engineers: 0 destroyed, 0 disabled
Allied ground losses:
      45 casualties reported
         Squads: 3 destroyed, 1 disabled
         Non Combat: 0 destroyed, 3 disabled
         Engineers: 0 destroyed, 0 disabled
Assaulting units:
    1st Raiding Rgt /1
    Yokosuka 3rd SNLF /1
    2nd Raiding Rgt /1
Defending units:
    Torres Strait Bn /2
    13th RAAF Base Force

航空雷撃を実施するのに必要なAir HQがジャワ島には2つあり、スラバヤとバタビアに駐屯させていました。しかし日本側が上陸地点であるKalidjatiの飛行場を規模6にまで拡張し、戦闘機を50機以上配備したことで、2つのAir HQのうちスラバヤの方はまだ使えるにしても、バタビアのML-KNIL, Air HQはほとんど意味のないものになってしまいました。バタビアからジャワ島南岸のTjilatjapに移動させてみましたが、ここでもやはり雷撃機の有効活用は難しそうです。そこで、チモール島のクーパンに数日前から飛行艇で空輸を始めました。3月12日の時点で90個のSuppot deviceのうち88個はすでにクーパンに輸送され、TjilatjapにはSupport device2個と魚雷29本が残るのみになっていました。Support device2個だけならあと1日で空輸が終わるはずですが、魚雷がどうなるのかが心配でした。というのもマニュアル7.2.4.2 AIR TRANSPORT TROOPS BETWEEN BASESに「squadでもなくengineerでもないdeviceで、load costが9以上のものは、空輸することができない」と記載されているのです。魚雷を1本入手するにはサプライ10トンを消費するので、航空魚雷1本のload costは10トンとされ、空輸不能なのかなと思いますよね。
しかし一日経ってみると、Tjilatjapのユニットは消失し、ML-KNIL, Air HQはクーパンに勢揃いしていました。この部隊のTOEをみてみると、Support device 90個と魚雷は0本ですから、魚雷はdevice扱いされず、Support device 90個の空輸が済んだ時点でTOEのすべてが空輸されたと判断されてTjilatjapのユニットが消失し、その結果本隊となるクーパンのユニットが魚雷を所有することになったのでしょう。

でもでも、ここでもう一つ疑問が。TOEのところに表示されているTorpedo Ordnanceという文字は黄色です。ここをクリックするとこのユニットの魚雷の所有数を設定することができます。所有数を0のままにしておくと、手動で魚雷を補充しなければなりませんが、0以外に設定すると雷撃で魚雷が消費されるたびに、自動的に設定された数まで魚雷が補充される仕様なのです。このTorpedo Ordnanceの数字を0以外に設定すると、TOEに含まれる魚雷の本数も0でないことになるので、その魚雷はdevice扱いされてしまい、上記のML-KNIL, Air HQとは違って、魚雷が自動的に移動されたりはしないのでは?と思ったのです。私はこのTorpedo Ordnanceの数を0以外にする習慣がないので真相を知りません。ご存知の方がいらっしゃったら教えてください。

2013年10月22日火曜日

長沙を失う


1942年3月12日、前日上陸のあったメナドは陥落しました。また予想通り温州には零戦(A6M2 Zero) 18機の護衛で一式陸攻(G4M1 Betty) 40機が飛行場爆撃にやってきました。Airbase hits 2、Airbase supply hits 2、Runway hits 16がありましたが、駐機していた要修理状態の4機のB-17は幸い破壊を免れました。でも、数日続けて爆撃されるようだと、修理が済まないままいつかは破壊されてしまいそうです。

長沙では漢口と南陽から九九双軽 49機と九七重爆 20機の地上部隊爆撃がありました。その後、日本軍は休養をとることなく、今日もDeliberate attackをしかけてきました。中国軍将兵も3倍もの日本軍を相手に良く戦ってくれたと思いますが、今日はオッズ比2:1(foritification規模 0)で陥落しました。

まだ開戦後4ヶ月しか経過していませんが、西安と長沙が陥落したことで中国戦線は前半戦終了といった感じでしょうか。これまでの日本軍の戦い方をみると、今後も、温州はじめ重要でない根拠地は無視して、重慶むけて一直線といった感じで来るんじゃないかと思います。サプライの状況が悪化してきていますし、重慶までの後半戦が4ヶ月もつのかどうか不安です。ただ、ずるずると中国を失うことになったとしても、決して世界の終わりというわけではありません。連合軍側だと、いずれは挽回できるさという気持ちでプレイできるので、とっても気持ちが楽です。
Ground combat at Changsha (82,52)
Japanese Deliberate attack
Attacking force 203039 troops, 1973 guns, 1464 vehicles, Assault Value = 5475
Defending force 69783 troops, 458 guns, 0 vehicles, Assault Value = 1083
Japanese adjusted assault: 2472 
Allied adjusted defense: 1001 
Japanese assault odds: 2 to 1 (fort level 0) 
Japanese forces CAPTURE Changsha !!!
Combat modifiers
Defender: terrain(+), leaders(+), experience(-)
Attacker: 
Japanese ground losses:
      5396 casualties reported
         Squads: 92 destroyed, 278 disabled
         Non Combat: 5 destroyed, 77 disabled
         Engineers: 2 destroyed, 33 disabled
      Guns lost 28 (2 destroyed, 26 disabled)
      Vehicles lost 77 (4 destroyed, 73 disabled)
Allied ground losses:
      35346 casualties reported
         Squads: 1937 destroyed, 32 disabled
         Non Combat: 2543 destroyed, 36 disabled
         Engineers: 177 destroyed, 4 disabled
      Guns lost 216 (203 destroyed, 13 disabled)
      Units retreated 9
      Units destroyed 5

2013年10月21日月曜日

日本本土初空襲


前日10日ボルネオ島の東を南下するTFを哨戒機が発見しました。機動部隊の動静は不明ですが、mini KBはジャワ島北岸のKalidjatiで部隊を揚陸しているTFの支援にあたっていて、このTFにCAPの傘をさしかける空母はいないようです。そこでスラバヤの部隊に艦船攻撃を指示しておきました。1942年3月11日、例のTFは南下を続けジャワ海に達していて、スラバヤからVildebeest III 11機とA-24 Banshee 10機が攻撃に向かいました。Vildebeest IIIは雷撃が可能な機種ですが距離5ヘクスだと水平爆撃しかできず、命中弾はありませんでした。A-24 Bansheeは急降下爆撃機なので期待したのですが、残念ながらBB長門・陸奥にも、DD狭霧・白雪にも命中弾はありませんでした。

今日はセレベス島のメナドに上陸がありました。メナド守備隊はBase Forceと、例の通り、基幹の兵員を飛行艇で後送され、兵員輸送車3両だけが残った歩兵部隊1ユニットですから、明日には陥落間違いなしです。また前日に上陸されたBoelaは無血占領されました。
今日は日本本土の初空襲を6機のB-17D Fortressが実施しました。開戦時にクラークフィールドにいたB-17はジャワ島を経由して、最近はレドに配備され中国へのサプライ輸送に従事していました。四発爆撃機の配給数は少なく貴重な存在なので、Ops lossにならないよう50% restの設定で任務をこなしていました。以前、カムラン湾や上海港をB-17で爆撃したことに触れたことがありますが、その頃から日本本土への爆撃も計画していました。ただまあ少しgameyかなという思いがあるのと、どうせ爆撃をするのならば日本の占領地拡張が一段落して大物の戦闘艦が帰国する頃にしたいという思いもあり、実施は控えてきました。しかし数日前から中国のサプライの状況が悪化し始め、遠からず中国国内で四発爆撃機の運用が不可能になりそうな気配です。またgameyという点に関しても、日中戦争の初期に中国空軍機が九州にビラを撒いたエピソードを宮崎駿さんの本で読んだ記憶があるし、そもそも沿岸の温州を放っておいて西安や長沙を占領しようとする日本軍の戦略もこんな空襲を可能にした一因なわけですから、もはや問題なしかと。長沙失陥による国民の動揺をおさえるための戦果を求めた蒋介石の慫慂により、一ヶ月ほど早い”Doolittle raid”をアメリカが決断したという想定の作戦です。

Ops lossを避けるため、サプライ輸送任務を2日ほど完全に中止して機体のfatigue値を低下させました。その後レドから温州に飛行隊5個を移動させましたが、33機のうち3機が要修理状態になってしまいました。可動機30機全機(100%)に港湾爆撃を指示したのですが、戦力の配分は本命の広島・呉に4個飛行隊、第2目標の長崎・佐世保に1個飛行隊としておきました。今日は期待しながらリプレイをみていたのですが、”Hiroshima/Kure air mission cancelled due to bad weather over target”というああ無情な表示。長崎・佐世保(九州ももちろん本土ですよね)空襲を指示した1個飛行隊8機のうちの6機だけが飛んでくれました。でもこの6機はしっかり仕事をしてくれてご覧の7隻の艦船に爆弾が命中しています。沈没の報告はなく、また水上機母艦日進、特設水上機母艦国川丸を除くと小物ばかりですが、1機の未帰還機もなく(1機は要修理になりました)、たった6機の空襲としては上出来だと思います。これが広島・呉だったらもっと大物がいたのではとちょっと残念ではありますが。
xAK Nitii Maru, Bomb hits 1,  on fire
xAK London Maru, Bomb hits 1,  on fire
CS Nisshin, Bomb hits 1,  on fire
xAK Matumoto Maru, Bomb hits 1
CM Ukishima, Bomb hits 1,  heavy fires
APD Tade, Bomb hits 1,  heavy fires
AV Kunikawa Maru, Bomb hits 1
この後どうすべきか。悪天候で飛ばなかった4個飛行隊はパイロットの疲労も機体の疲労値もさらに低下してコンディションは良好です。しかし今日も広島・呉空襲を指示してこのまま温州においておくのはまずい気がします。日本の陸海軍は本土空襲の責任逃れに温州飛行場爆撃を指示するに違いありません。温州の飛行場は規模3しかありませんから、爆撃されるとすぐに離陸不能になってしまうでしょう。そうなると整備に手のかかる四発爆撃機は地上で破壊される運命ですから。

長沙の方ですが、今日は九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 25機と九九双軽(Ki-48-Ib Lily) 25機による地上部隊爆撃に加え、一式陸攻(G4M1 Betty) 50機による飛行場爆撃がありました。地上部隊の被害はdisabledになったdevice 23個と軽微な被害でしたが、飛行場爆撃の方はAirbase hits 19、Airbase supply hits 9、Runway hits 51もの命中弾があり、今日の修復工事後にもサービス施設に32、滑走路に18ものダメージが残りました。これまで長沙の飛行場爆撃を控えていた日本側ですが、長沙の攻略に予想以上に手間取り、fortificationの強化を妨害するために飛行場を爆撃することにしたのだと思います。foritificationは規模が低くなるほど、増強にかかる手間が減り、0→1なら一日で済んでしまいます。今日の飛行場爆撃は良い判断だったと思います。なお、長沙飛行場の規模は温州と同じく3ですから、修復工事にあたれる工兵の数のずっと少ない温州飛行場に50機の一式陸攻が爆撃にくれば、即日滑走路閉鎖となる可能性の高いことがお分かりいただけると思います。

その後、昨日に引き続いて日本側のDeliberate attackがありました。中国軍としては一日休養してほしかったところですが。さて結果はというと、修正AVが日本側3004:中国軍1937と日本側の数値の方が上回り、またforitificationもついに規模0になってしまいました。これでもオッズ比は1:1なので一応防衛成功です。しかし、死傷者数をたとえばsquad deviceでみてみると、日本側は45個破壊され607個disabledになったのに対し、中国軍は481個破壊され271個disabledと、中国側の方が上回っています。次の一戦での陥落は間違いなしでしょう。

Ground combat at Changsha (82,52)
Japanese Deliberate attack
Attacking force 208037 troops, 1975 guns, 1472 vehicles, Assault Value = 5942
Defending force 75482 troops, 491 guns, 0 vehicles, Assault Value = 1404
Japanese engineers reduce fortifications to 0
Japanese adjusted assault: 3004 
Allied adjusted defense: 1937 
Japanese assault odds: 1 to 1 (fort level 0) 
Japanese Assault reduces fortifications to 0
Combat modifiers
Defender: terrain(+), leaders(+), experience(-)
Attacker: 
Japanese ground losses:
      2861 casualties reported
         Squads: 45 destroyed, 607 disabled
         Non Combat: 3 destroyed, 68 disabled
         Engineers: 0 destroyed, 49 disabled
      Guns lost 31 (2 destroyed, 29 disabled)
      Vehicles lost 118 (9 destroyed, 109 disabled)
Allied ground losses:
      6747 casualties reported
         Squads: 481 destroyed, 271 disabled
         Non Combat: 4 destroyed, 108 disabled
         Engineers: 11 destroyed, 38 disabled
      Guns lost 71 (39 destroyed, 32 disabled)

2013年10月20日日曜日

ビルマのマグエ油田を占領される


1942年3月10日、ジャワ島のKalidjatiからクリスマス島に45機の零戦(A6M2 Zero)がsweepにやってきました。先週までは九七重爆が護衛をともなわずに爆撃に来ていたのですが、3日前にP-40E1個飛行隊をクリスマス島に移動させたのを察知して、零戦を送り込んで来たのです。リプレイを見ながら驚いたのですが、空戦は発生しませんでした。空襲が始まって以来、サプライを補給する輸送船をクリスマス島に接近させていませんでした。しかしサプライ備蓄量は2万2000トンほどで、現状では一日に400トン弱消費していますから、5月中に日本側が上陸してくれないと充分なおもてなしができません。それでは申し訳ないので、ぼつぼつサプライの輸送を再開しようと、すぐ西隣のヘクスまで輸送船が接近しています。P-40Eにはこの輸送船上空のLRCAP 50%, Rest 50%を指示してあったのです。1ヘクスしか離れていないところへのLRCAPですから、sweeperとの間で空戦が発生してもいいだろうとは思うのですが、仕様上こうなるのでしょうね。あしたはクリスマス島に接岸するのでP-40Eも通常のCAP指示に戻しましたが、これだと零戦にひどい目に会わされることになるのでしょう、きっと。

ビルマでは油田のあるマグエが日本軍に無血占領されました。マップ上には日本軍地上部隊のアイコンが表示されていませんが、2nd Tank Regiment、6th Tank Regimentなど戦車聯隊が主力です。すこしでも進撃を送らせようと、今日もチッタゴンとアキャブから双発爆撃機25機(Blenheim I 1, Blenheim IV 18, Hudson IIIa 6)が空襲にむかいましたが、ほとんど効果はありません。ビルマも中央平原の維持はあきらめています。中国との連絡のための東部のラシオと、森林地帯であるビルマ北部を何とか確保できないかと思っています。ラシオには日本側のサルウィン川渡河作戦に惨敗したビルマ第1師団が鋭気を養いつつあります。またビルマ北部への鉄道線を維持するため、北アフリカから移動してきたオーストラリア第1師団がジャングルの中を行軍中です。ジャングルヘクスだと、オーストラリアの色は保護色になって見にくいですね。

ボルネオでは北部のJesseltonにCL鬼怒・由良・名取・五十鈴の支援射撃で日本側の上陸が始まりました。やはり聯隊規模の部隊が上陸したようですが、JesseltonにはBase Forceだけ、それも飛行艇で構想できない車輌しか残っていないので、あしたには陥落の見込みです。

また、蘭印東部、セラム島のBoelaに日本軍が上陸しました。Boelaには守備隊がいないので、ここもあしたには無血占領されるでしょう。今日占領されたビルマのマグエと同じくBoelaにも油田があります。日産25トンの小さな油田ですが、日本側としてはわずかな量でも重油(Fuel)、原油(Oil)は残さず入手したいはずです。あと占領すべき油田で残っているのはBoelaの東、ニューギニア島のBaboだけです。

さて中国ですが、長沙には南陽と漢口から、九九双軽(Ki-48-Ib Lily) 48機と九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 20機による地上部隊への爆撃がありました。device1つが破壊され10個がdisabeldになりましたが、空襲の被害はごくわずかでした。しかし、地上では一日休養をとった日本軍のDeliberate attackがあり、さきの2回の陸戦に比較しても戦況は一段と悪化しています。両軍の状態は日本側が素のAV 6707なのに対し、中国軍は1951。日本側には何も修正がつきませんでしたが、中国軍には地形と指揮官のプラス修正、経験のマイナス修正がついていました。中国軍の歩兵部隊はここ数日の戦いでどれも経験値50を突破していて、日本側の二線級師団に劣らない力量になったと思うんですけどね。また日本の工兵にfortificationをさらに1破壊され、ついに規模1になったことともあわせ、修正AVは3020:2277と日本側が上回ることになってしまいました。これでもオッズ比は1:1で、規模1のfortificationを打ち破る3:1には達していませんから防衛には成功です。

とはいっても死傷者を見ると、squad deviceでは日本側の53個が破壊され911個がdisabledになったのに対し、中国側は209個が破壊され420個がdisabledです。squad以外のdeviceは合計で、日本側の52個が破壊され295個がdisabled、中国側は20個が破壊され244個がdisabledになりました。兵力比以上に中国側の損害が大きい状況ですから、次の陸戦で長沙を保持できるかどうかはかなり微妙なところです。

長沙での陸戦が始まって以来悩んでいるのですが、長沙の西隣のヘクスや北西のヘクスから川を越えて長沙のヘクスに中国軍地上部隊が移動するのは、shock attackを誘発しないんでしょうか?マニュアルと、2010年2月のパッチのノートを読むと、渡河してあるヘクスに侵入する時には、そのヘクスに存在する敵の素のAVと比較して侵入する側が三分の一未満のAVしか持っていない場合かまたは、そのヘクスサイドが敵に支配されている場合には、shock attackになる。つまり、三分の一以上のAVを持っていても敵支配下のヘクスサイドを通って渡河侵攻すると、必ずshock attackが発生するということのようです。でもこれにはshock atttack誘発の条件として目標のヘクスがどちらの支配下については触れられていませんから、自軍支配下のヘクスへの渡河でもschock attackになってしまいますよね。これが気になり長沙の南西ヘクス経由の遠回りを選択し、増援に時間がかかってしまったのも、苦戦一の因です。SSには長沙の西隣のヘクスに東向きに移動中のアイコンがありますが、この際、本当にshock attackになるかどうか確認してみようか迷いつつある部隊です。
Ground combat at Changsha (82,52)

Japanese Deliberate attack

Attacking force 215561 troops, 1977 guns, 1486 vehicles, Assault Value = 6707

Defending force 80903 troops, 494 guns, 0 vehicles, Assault Value = 1951

Japanese engineers reduce fortifications to 1

Japanese adjusted assault: 3020

Allied adjusted defense: 2277

Japanese assault odds: 1 to 1 (fort level 1)

Japanese Assault reduces fortifications to 1

Combat modifiers
Defender: terrain(+), leaders(+), experience(-)
Attacker:

Japanese ground losses:
      11344 casualties reported
         Squads: 53 destroyed, 911 disabled
         Non Combat: 9 destroyed, 114 disabled
         Engineers: 7 destroyed, 45 disabled
      Guns lost 65 (4 destroyed, 61 disabled)
      Vehicles lost 107 (32 destroyed, 75 disabled)

Allied ground losses:
      8484 casualties reported
         Squads: 209 destroyed, 420 disabled
         Non Combat: 14 destroyed, 109 disabled
         Engineers: 2 destroyed, 42 disabled
      Guns lost 97 (4 destroyed, 93 disabled)

2013年10月18日金曜日

長沙会戦2回目


1942年3月8日、前日に日本側の上陸があったセレベス島のケンダリーで日本側のShock attackがありました。1個聯隊の上陸かと思っていたのですが、第56と第148の2個聯隊が上陸していました。昨日のエントリーでも触れたように、ここの守備隊はKendari Base Forceと兵員輸送車3両だけなので、オッズ比61:1の大差で陥落しました。戦艦3隻も注ぎ込んだ上陸支援砲撃や2個聯隊も上陸させ、サプライや燃料をたくさん消費してくれてありがとう。

もう3月ですから南方資源地帯の各所で日本の前進が続いています。数日前、マラッカ海峡をパトロールしている潜水艦が輸送船の北上を報告していたので、そろそろだろうと思っていましたが、今日アンダマン海のPort Blairに上陸されました。潜水艦は報告するだけでなくしっかり攻撃して欲しいところですが素通りさせてしまいました。Port Blairはアンダマン海とベンガル湾を管制できる絶好の根拠地なので維持し続けたい気持ちは山々ですが、バンコクに陸攻が進出すると、海路でサプライを送ることがほぼ不可能です。なので、もともと駐屯していたBase Forceは後退させ(いまインド洋のクリスマス島にいます)、ビルマ本土からごくごく少数の陸兵を空輸し、守備隊させているだけです。日本側は聯隊規模を上陸させたので、明日の陥落は間違いなしです。聯隊規模の兵力は奪取するためだけなら多すぎますが、奪還を防ぐために駐屯させる兵力という点では当然な感じです。

前日3月7日、スマトラ島で守備隊の駐屯している連合軍の唯一の根拠地である北端のサバンに、日本軍が前進してきました。今日は砲撃があり、日本側は第146聯隊と判明。日本側の素のAVは160、蘭印軍は215で規模2のfiritificationがありますから、陸戦一回はもちこたえられそうです。

中国の長沙では一日の休養をはさんで、Deliberate attackが再開されました。素のAVは日本側7420:中国軍2285。守備側に地形、fort、指揮官のプラス修正と、経験不足のマイナス修正がついて、修正AV 4548:5429、オッズ比1:2で防衛に成功です。でも問題なのは、foritificationの規模を3から2に下げられてしまったことと、一昨日とは違って中国側のdeviceの被害の方が多い点です。Squqdsをみると、日本側の50個が破壊され486個がdisabledになったのに対し、中国軍は182個が破壊され526個がdisabledになりました。兵力の少ない方の損害が多いのですから、あと一回はもちこたえても、その後は無理そうです。明日には増援のCops 1ユニットが長沙に到着しますが、その他の増援ユニットの到着にはまだまだ時間がかかるので、間に合わない可能性が大です。長沙を失うと、平地での防戦は無理ですから、最低でも2-3ヘクス下がることになります。長沙から重慶まで9ヘクスしかありませんが、その9ヘクスの前進をどれだけ遅らせることができるのかだけがテーマの中国戦線になりそうです。


Ground combat at Changsha (82,52)

Japanese Deliberate attack

Attacking force 222021 troops, 1977 guns, 1497 vehicles, Assault Value = 7420

Defending force 79348 troops, 460 guns, 0 vehicles, Assault Value = 2285

Japanese engineers reduce fortifications to 2

Japanese adjusted assault: 4548

Allied adjusted defense: 5439

Japanese assault odds: 1 to 2 (fort level 2)

Combat modifiers
Defender: terrain(+), forts(+), leaders(+), experience(-)
Attacker:

Japanese ground losses:
      7944 casualties reported
         Squads: 50 destroyed, 486 disabled
         Non Combat: 3 destroyed, 129 disabled
         Engineers: 2 destroyed, 116 disabled
      Guns lost 62 (1 destroyed, 61 disabled)
      Vehicles lost 262 (20 destroyed, 242 disabled)

Allied ground losses:
      7122 casualties reported
         Squads: 182 destroyed, 526 disabled
         Non Combat: 7 destroyed, 83 disabled
         Engineers: 4 destroyed, 63 disabled
      Guns lost 74 (4 destroyed, 70 disabled)

Assaulting units:
    23rd Tank Regiment
    15th Division
    32nd Division
    13th Tank Regiment
    37th Division
    1st Ind.Mixed Brigade
    12th Tank Regiment
    51st Infantry Brigade
    3rd Tank Regiment
    5th Garrison Unit
    5th Ind. Engineer Regiment
    27th Division
    39th Division
    40th Division
    56th Infantry Brigade
    Nanking Naval Guard Unit
    10th Tank Regiment
    13th Division
    8th Armored Car Co
    36th Division
    7th Garrison Unit
    41st Division
    7th Ind.Mixed Brigade
    17th Division
    110th Division
    62nd Infantry Brigade
    35th Division
    6th Division
    60th Infantry Brigade
    138th Infantry Regiment
    13th Ind.Mixed Brigade
    2nd Ind.Mixed Brigade
    5th Tank Regiment
    116th Division
    11th Tank Regiment
    12th Army
    52nd Ind.Mtn.Gun Battalion
    15th Ind.Medium Field Artillery Regiment
    51st Ind.Mtn.Gun Battalion
    2nd Ind. Mountain Gun Regiment
    4th Mortar Battalion
    1st Mortar Battalion
    14th Medium Field Artillery Regiment
    17th JAAF Base Force

Defending units:
    20th Chinese Corps
    58th Chinese Corps
    74th Chinese Corps
    53rd Chinese Corps
    78th Chinese Corps
    4th Chinese Corps
    73rd Chinese Corps
    10th Chinese Corps
    9th Prov Chinese Corps
    99th Chinese Corps
    19th Group Army
    9th War Area
    17th Chinese Base Force

2013年10月17日木曜日

ケンダリーに上陸始まる


1942年3月7日、ダメコンチームの奮闘むなしく、CL Helena(10000トン, VP 40)は沈んでしまいました。前日、セレベス島の南でみかけた日本のTFはケンダリーへの上陸船団でした。日本側は上陸船団に戦艦を組み入れるのがお好みのようで、BB山城・扶桑・榛名、CA三隈・最上・足柄、CL木曽・多摩・球磨・那珂・川内・香椎という豪華メンバーによる支援射撃のあとに上陸が始まりました。上陸したのは1個聯隊ほどのようです。でもケンダリーにいる蘭印軍守備隊はBace Forceと歩兵部隊各1ユニットだけで、しかも歩兵部隊の大部分は飛行艇で後送されていて、残っているのはなんとかワーゲンという兵員輸送車3両のみです。明日は陸戦を仕掛けられるでしょうが、充分なおもてなしはできそうにありません。

前日、パラオの南方にheavy radio trafficが聴取され、上陸船団かと思いました。今日はパラオのBabeldaob島にheavy radio trafficが聴取されたので、蘭印東部への上陸船団ではなく、北上する船団だったようです。しかし、昨日の時点では上陸船団を疑っていたので、ブレニム(Blenheim I)1個飛行隊をメナドに派遣して艦船攻撃を指示しておきました。この飛行隊がケンダリーの上陸船団の攻撃に飛んでしまったのです。2波合計13機がケンダリー上空に達しましたが、翔鳳零戦隊8機がCAPしていて、8機が撃墜され船団への命中弾は得られませんでした。

いま一番気になっているのは中国の長沙ですが、今日は陸戦を仕掛けられませんでした。日本側も前日の攻撃でかなり疲労・混乱値が高くなっているのでしょう。かわりに九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 25機と九九双軽(Ki-48-Ib Lily) 61機が地上部隊の爆撃にやってきました。中国軍にはCAPを上げる余裕などなく、地上部隊のdevice 17個がdisabledになりましたが、被害はその程度。疲労値や混乱値に大きな影響を与えるには機数が少なすぎるようです。たしか九九双軽は100kg爆弾を2発しか積めなかったと思うので、九七重爆を100機ぐらい投入しないとね。

2013年10月16日水曜日

長沙会戦第一日目


1942年3月6日、昨日雷撃を受けたCL Helenaは、Sysダメージが大きいので排水用のポンプなんかも充分に機能していないのでしょう、7回も”Temporary flotation repairs failing aboard CL Helena”だったという報告がありました。この結果、Sys 52, Flt 98(46), Eng 9(0), Fire 1と浸水被害は16ポイントも上昇してしまいました。次ターンには沈没間違いなしですね。また昨日CL Helenaと分かれたウエーク島艦砲射撃TFの本隊はパールハーバーの手前のヘクスまで来ていたのですが、BB WarspiteとDD Farragutの2隻が伊8潜に雷撃されました。幸い2回ともはずれでしたが、日本の潜水艦は本当に積極的です。

mini KBは東進し、セレベス島の南に達していました。蘭印東部で何かを狙っているのは確かでしょう。空襲・艦砲射撃という説もありますが、やはり上陸支援なのかなと思います。というのも、パラオの南西にHeavy radio trafficが検出されたからです。こんなところにいるのは機動部隊なんかではなく、蘭印東部への上陸船団でしょう。メナドもケンダリーもまだオランダの支配下にありますが、アンボンを支配下においた日本にとっては、それほど急いで占領しなければいけないところでもありません。それよりはきっとチモール島のクーパンを目指しているんだろうと思います。mini KBだけでなくアンボンの陸攻も脅威なので、クーパンに対する上陸作戦があっても、水上艦隊による迎撃はしないつもりです。

中国では長沙で大規模な陸戦がありました。日本側は22万余もの大軍で素のAV 8257なのに対し、長沙守備隊は8万5000ほどで素のAVが2937。日本側にはとくに修正はつきませんでしたが、守備側には大都市の地形ボーナスと指揮官によるプラス修正がありました。9th War AreaというArmy HQの指揮官を中国軍の人としては優秀な方の人に変更してあったので、多少はいい影響があったのかもしれません。日本の工兵にforitificationを規模4から3に低下させられてしまいましたが、修正AV 4360:5401、オッズ比1:2で防衛に成功しました。主戦力であるsquad deviceの損害は日本側が16個が破壊され1171個がdisabledになり、中国軍は35個が破壊され769個がdisabledになりました。会戦に参加した兵力数に比較すると中国軍の歩兵の損害の割合が多く、このままの状態で戦闘を繰り返すとやはり陥落は免れないところ。周囲のヘクスから援軍を送り込むつもりですが、間に合ってくれるのか自信がありません。
Ground combat at Changsha (82,52)
Japanese Deliberate attack
Attacking force 222472 troops, 1884 guns, 1466 vehicles, Assault Value = 8257
Defending force 84490 troops, 461 guns, 0 vehicles, Assault Value = 2937
Japanese engineers reduce fortifications to 3
Japanese adjusted assault: 4360 
Allied adjusted defense: 5401 
Japanese assault odds: 1 to 2 (fort level 3) 
Combat modifiers
Defender: terrain(+), leaders(+), experience(-)
Attacker:  
Japanese ground losses:
      15893 casualties reported
         Squads: 16 destroyed, 1171 disabled
         Non Combat: 7 destroyed, 168 disabled
         Engineers: 51 destroyed, 68 disabled
      Guns lost 111 (2 destroyed, 109 disabled)
      Vehicles lost 118 (4 destroyed, 114 disabled)
Allied ground losses:
      5651 casualties reported
         Squads: 35 destroyed, 769 disabled
         Non Combat: 7 destroyed, 89 disabled
         Engineers: 2 destroyed, 25 disabled
      Guns lost 70 (1 destroyed, 69 disabled)
Assaulting units:
    5th Ind. Engineer Regiment
    15th Division
    60th Infantry Brigade
    36th Division
    7th Garrison Unit 
    17th Division
    10th Tank Regiment
    51st Infantry Brigade
    62nd Infantry Brigade
    7th Ind.Mixed Brigade
    40th Division
    2nd Ind.Mixed Brigade
    116th Division
    5th Garrison Unit 
    13th Division
    8th Armored Car Co 
    110th Division
    138th Infantry Regiment
    13th Ind.Mixed Brigade
    37th Division
    6th Division
    23rd Tank Regiment
    Nanking Naval Guard Unit
    5th Tank Regiment
    27th Division
    39th Division
    3rd Tank Regiment
    32nd Division
    12th Tank Regiment
    41st Division
    13th Tank Regiment
    56th Infantry Brigade
    1st Ind.Mixed Brigade
    11th Tank Regiment
    12th Army
    2nd Ind. Mountain Gun Regiment
    52nd Ind.Mtn.Gun Battalion
    4th Mortar Battalion
    15th Ind.Medium Field Artillery Regiment
    51st Ind.Mtn.Gun Battalion
    1st Mortar Battalion
    14th Medium Field Artillery Regiment
    17th JAAF Base Force
Defending units:
    10th Chinese Corps
    9th Prov Chinese Corps
    20th Chinese Corps
    53rd Chinese Corps
    73rd Chinese Corps
    4th Chinese Corps
    58th Chinese Corps
    78th Chinese Corps
    74th Chinese Corps
    99th Chinese Corps
    9th War Area 
    19th Group Army
    17th Chinese Base Force

2013年10月15日火曜日

インド洋のクリスマス島に空襲


1942年3月5日、先月の28日にウエーク島艦砲射撃を実施しパールハーバーに向けて航海中だったTFが伊24潜に攻撃され、CL Helenaに魚雷が2本命中しました。アニメーションをみていると”Listing, Counter flooding”なんていう物騒な文句が表示されたので、てっきりだめだと思いました。しかしリプレイが済んだ後も、Sys 47, Flt 82(46), Eng 9, Fire 3と大きなダメージながら浮いていました。魚雷が2本命中しても浮いている軽巡を設計・生産したアメリカ海軍と造船所には感心します。とはいえ一番近くのカウアイ島Lihueまで10ヘクスもあり、 機関のダメージで5ノットしか出せず5日かかります。Sys 47もあってはさらなる浸水の増加に対処できず、沈没する可能性が高いだろうと思います。ウエーク島なんてところで火遊びをした報いですね、これは。

インド洋のクリスマス島に初めての空襲がありました。ジャワ島のKalidjatiを発進した九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 24機が港を爆撃し、Port hits 1, Port supply hits 4の命中弾とともに、投錨していたACM YP-73(615トン, VP 2)にも250kg爆弾一発が命中して沈没してしまいました。ACM YP-73は開戦をダッチハーバーで迎えた港内用の哨戒艇で、改装してはるばるインド洋まで回航してきたのに、沈められてしまうなんてとても悲しい。クリスマス島には防御機雷を286個敷設してあって、ACM 2隻でお世話してきましたが、あしたも空襲があるともう1隻も撃沈されてしまうんでしょうね。クリスマス島にはオランダの高射砲ユニットを一つ移動させてあるのですが、高度1万フィートの九七重爆にまったくダメージを与えることができませんでした。クリスマス島でしばらく頑張るつもりだったのですが今日の空襲の結果を見ると、爆撃でサプライを破壊されてから上陸されれば簡単に陥落しそうです。

昨日バリクパパンで給油していた日本のTFが南下を始めました。ひとつはCVL 7, CVE 1のTF、もうひとつはBB 8, CL 2のTFと哨戒機は報告しています。さすがにこれは信じられませんが、ジャワ島への上陸を支援したmini KBと戦艦を含む水上戦闘TFなのはたしかでしょう。この2つのTFはこのあとどこに行くつもりなんでしょうか?南東へ向かいチモール島方面の上陸作戦を支援するのか、それともクリスマス島の空襲・艦砲射撃を行うのか?クリスマス島でサプライの揚陸をしていた貨物船は避難させることにしました。

中国・蘭州の北2ヘクスの山岳地帯で日本側のDeliberate attackがありました。日本側は第22師団が攻撃したのに対し守る中国側は1個旅団だけだったので、素のAV  351:82、山岳ヘクスの地形ボーナスがあっても修正AV 160:31、オッズ比5:1で惨敗でした。日本軍は長沙に向けて14個師団以上を投入しているのに、こんな辺鄙な場所にも一個師団以上が作戦しているわけで、兵力の豊富さには感心させられます。さて、リプレイ後にマップを見ると、日本側が南下し始めているように表示されていました。追撃するのではなく後退し始めているわけです。なぜでしょう。答えははるか南にありそうです。

そのはるか南、西安の北西部に昨日までは日本軍の存在の有無が不明でした。本当にいないのかどうか、渭水の西側にいる中国軍のうち一番小さなユニットを東に向けて進軍させ始めてみました。すると、目的地までの46マイルのうち45マイル進んだ今日になって、対岸に日本軍1ユニットの存在が判明しました。日本側もきちんと戦線をはっているようです。あと1ターン進むと実際に渡河してしまい、渡河すれば惨敗は間違いなしですから移動の指示を取り消しました。このゲームの陸戦に関する欠点の一つだとは思いますが、渡河の素振りを見せているのが1ユニットだけなのか、それとも多数の部隊がまとまって渡河しようとしているのかマップの表示をみただけでは分かりません。日本側が西域から兵力を後退させようとしたのは、渭水を渡河する動きを見せたからなのではと思います。渭水の対岸に日本軍の存在することは分かったものの、本当に1ユニットしか守備していないのかどうかは不明です。明日はこのヘクスに偵察機を飛ばしてその辺を確認してみたいと思います。もしかなり守備が薄いようなら、全力で渡河し西域の日本軍を孤立させてみたりしたいものです。

今日はツラギにも上陸がありました。予想よりずっと遅めの上陸ですが、ソロモン諸島は手中に収める意向のようです。

2013年10月14日月曜日

1942年2月の成績


ビルマでも中国でもジャワでも日本軍の進軍は続いていますが、1942年3月4日は大きな戦闘がありませんでした。そこで1942年2月の成績を振り返ってみることにします。まずは1942年2月の沈没艦船のリストから。

連合軍側はポートモレスビー近海で10隻もの巡洋艦を失っています。沈没したのは10隻ですが、大破して修理中の巡洋艦も数隻ありますから、ABDA艦隊の大部分をここですりつぶしてしまったことになり、こんなにポートモレスビーに入れ込むべきだったのか反省しています。ただ、この連合軍巡洋艦沈没のかわりにCV飛龍、CA筑摩と駆逐艦数隻が沈没していますから、日本側にとっても快勝とはいいがたい戦闘だったとは思います。日本側のリストの2番目にBB伊勢の名前があります。触雷したのはたしかですが、沈没はしていないと思います。また双方とも潜水艦による通商破壊は低調でした。

飛行機の損失数はこんな具合に、先月とは違ってまた連合軍側の方が多くなっています。リストの上位に並ぶ見慣れない機種名はオランダの機体で、ジャワ島上陸船団への攻撃で多数の機体を失ったことの反映です。しかも、ジャワ島上陸船団への攻撃は零戦にしっかり迎撃されて、ほとんど戦果がなかったので残念でした。日本側はCV飛龍が沈んだので上位3機種が艦載機です。それを除くとこの時期としては異例の少なさです。特に一式戦(Ki-43-IcとKi-43-Ia)が合計6機というのが、Air Warの低調さを反映していると思います。

今月もパイロットの死傷者数はそれほど多くありませんでした。

Intelligence画面をみると、日本の陸軍の損害の少なさ(わずか252ポイント)が目立ちます。海空戦もですが、わたしの陸戦の下手さがよく分かります。