2013年10月9日水曜日

飛龍を沈めてはみたけれど


このゲームでの3回目の珊瑚海海戦が行われた1942年2月26日の夜はmoonlight 89%と明るいはずでしたが、雨のせいで有効視程6000ヤードと見通しのきかなくなっていました。この夜の第1回の水上戦闘は、ポートモレスビーのヘクスで、軽巡5(CL Leander, Danae, Dragon, Durban, Caledon)、駆逐艦1の連合軍TFと日本の機動部隊でした。この接触では5000ヤードで日本側の見張りが先に連合軍TFをみつけ、当然のことながら日本側は水上戦闘を避けたので、両軍ともにほとんど被害はありませんでした。次もポートモレスビーのヘクスで、同じ連合軍の軽巡5、駆逐艦1のTFが日本の元上陸船団に接触。21000ヤードで連合軍側のレーダーが日本側を探知しましたが、日本側の見張りも砲戦の始まる前に6000ヤードで連合軍TFをみつけることができました。日本側のTFには客船・貨物船が26隻も含まれているので、やはり戦闘を避けて、お互いに大きな被害はありませんでした。

3度目は、ポートモレスビーの西隣のヘクスで連合軍の重巡1(CA Exeter)、軽巡4(CL Ceres, Mauritius, Marblehead, Boise)、駆逐艦8のTFと、遁走中の日本の機動部隊の接触。連合軍はレーダーで距離10000ヤードから日本のTFを探知し、先ほどの連合軍TFとの接触から逃れてほっと一安心の日本のTFを、距離7000ヤードで奇襲しました。まず、CV飛龍、DD村雨・天霧に魚雷が命中します。long lance(61cm Type 93 Torp)の威力 1080には劣りますが、英軍の 21in Mk IX Torpedoも810の威力があり、駆逐艦2隻は沈没しました。また、奇襲された日本側は簡単には逃れられず、激しい砲戦が行われてCA Exeter、CV飛龍、 CL  Mauritius、CA筑摩、DD秋雲・睦月が大きなダメージを受けました。大ダメージのCV飛龍はEscort TFとして機動部隊本隊から分離されました。

夜が明けてからポートモレスビーの南西のヘクスでCV飛龍のEscort TFが連合軍の軽巡5のTFにつかまります。CV飛龍にはさらに1本の魚雷と砲弾57発が命中して沈没しました。両軍つうじて初の空母の沈没が空母戦でも潜水艦の雷撃でもなく水上砲戦で、しかも軽巡と駆逐艦に沈められちゃったというのも非常に珍しいのではと思います。ついで、その南東のヘクスで機動部隊本隊と軽巡TFの接触があり、CV赤城に3発の命中弾を得ましたが、CL Durbanがひどく叩かれました。最後の水上砲戦はポートモレスビーのヘクスにとどまっていた日本の元上陸船団と連合軍の重巡1、軽巡4のTF。DD睦月が自らを犠牲にするなど、日本側は上手に立ち回って客船・貨物船ではxAK関西丸に命中弾が1あったのみです。BB比叡、CA妙高・羽黒・加古にも命中弾が少しありましたが、ほとんど効いていない模様。連合軍側では日本側の集中砲火をあびたCA Exeterが大破・炎上中となりました。

水上砲戦はおおむねこんな感じで、このまま戦闘が終了すればめでたしめでたしだったのですが、このあと機動部隊からのきつい空襲が続きます。まず、砲戦を終えフルスピードでクックタウンの東4ヘクスまで避退していた軽巡TFが九七艦攻 13機の空襲を2回受け、CL Durban沈没、CL Danae(Sys 52, Flt 15, Eng 10, Fire 5)とCL Dragon(Sys 54, Flt 69, Eng 15)と大破。ついでポートモレスビーから南に3ヘクスの海域で九七艦攻 18機、九九艦爆 27機の空襲を受け、CL BoiseとCL Marbleheadが沈没。次にポートモレスビーのヘクスに九七艦攻 54機、九九艦爆 27機が来襲して、CA ExeterとCL Mauritiusが沈没し、DD Encounter(Sys 51, Flt 29, Eng 6, Fire 2)と大破。ポートモレスビーの南の海域に九九艦爆 18機が来襲してCL LeanderとCL Caledonが沈没。連合軍側からもタウンスビルのB-17E Fortress 21機が3波に分かれて日本の元上陸船団を爆撃しましたが、機動部隊の零戦(基地機はいなかった)に迎撃され、命中弾はありませんでした。

空襲の被害もあわせると、日本側の空母1沈没、重巡1沈没、駆逐艦3沈没に対して(大・中破は不明)、連合軍側は重巡1沈没、軽巡6沈没・2大破、駆逐艦2大破。機動部隊に接近して戦ったにしてはよくやったというべきなのでしょうが、客船・貨物船多数撃沈を夢見ていただけに満足とはいえません。大破の軽巡・駆逐艦は助からないでしょうしね。

また今日の飛行機の損失をみてみると、こんな具合に艦載機ばかりでした。飛龍の艦上機だけでなく、巡洋艦の搭載の水上機も多数犠牲になりました。

真珠湾攻撃によるダメージのうち、major damageの修理をシアトルで行うため、アメリカ西海岸を目指して航行中のBBネバダですが、日本の潜水艦にうるさくつきまとわれています。ちょうど西海岸に近づいていたCVレキシントンとサラトガの艦載機にASW任務を指示してみました。BBネバダは1本でも魚雷が命中爆発すれば沈没間違いなしだと思うので、気を抜けません。

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