2013年10月23日水曜日

Air HQの空輸時の魚雷の移動


1942年3月13日、ポートモレスビーから北西に3ヘクスのTerapoに日本軍が空挺作戦がありました。降下したのは1st Raiding Rgt、Yokosuka 3rd SNLF、2nd Raiding Rgt、いずれも1942年2月8日のウエーク島上陸占領に参加した部隊です。日本側3部隊は合計で445名で、素のAVが32。守備隊は後方要員を含めて671名しかいなかったので合計AVは12しかありません。しかし地形とfortificationによるプラス修正も手伝って、修正AVは21:19となり、オッズ比1:1なのでからくも防衛に成功しました。しかし、foritificaitonは破壊され、規模2から1に低下してしまいましたから、明日は陥落となるのでしょう。

この空挺作戦をみて、不思議に感じる点が2つ。一つは、そもそも空挺作戦の必要があったのかという点です。Terapoの東隣のヘクスには、ポートモレスビーから撤退してきた米豪軍がみえますが、そのすぐ東隣には日本の第21師団が追撃しています。今日のマップには移動のマーカーになっていませんが、昨日は移動のアイコンだったので、追撃中なのは間違いありません。この第21師団の進撃を待てない理由が日本側に何かあるのでしょうか、気になります。空挺部隊はHorn Islandの攻略にこそふさわしいように感じます。

あとひとつは、3部隊も投入した点。コンバットリポートに表示されている部隊名には、1st Raiding Rgt /1、Yokosuka 3rd SNLF /1、2nd Raiding Rgt /1と支隊を示す”/1”がついているので、どれも部隊の半分未満しか空輸されなかったことになります。3部隊が空輸されたので、少なくとも輸送機が3飛行隊投入されたのはたしかです。その輸送機3部隊で、一つの空挺部隊だけを輸送した方が、たとえ一部隊全体を1ターンで空輸できなかったとしても、美しいように感じます。中途半端な支隊が3つもできるより、まだ1つだけの方がいいでしょう。そう思いませんか?
Ground combat at Terapo (96,127)
Japanese Shock attack
Attacking force 445 troops, 6 guns, 0 vehicles, Assault Value = 32
Defending force 671 troops, 4 guns, 5 vehicles, Assault Value = 12
Japanese adjusted assault: 21 
Allied adjusted defense: 19 
Japanese assault odds: 1 to 1 (fort level 2) 
Japanese Assault reduces fortifications to 1
Combat modifiers
Defender: terrain(+), forts(+), preparation(-), experience(-)
Attacker: shock(+)
Japanese ground losses:
      28 casualties reported
         Squads: 0 destroyed, 4 disabled
         Non Combat: 2 destroyed, 0 disabled
         Engineers: 0 destroyed, 0 disabled
Allied ground losses:
      45 casualties reported
         Squads: 3 destroyed, 1 disabled
         Non Combat: 0 destroyed, 3 disabled
         Engineers: 0 destroyed, 0 disabled
Assaulting units:
    1st Raiding Rgt /1
    Yokosuka 3rd SNLF /1
    2nd Raiding Rgt /1
Defending units:
    Torres Strait Bn /2
    13th RAAF Base Force

航空雷撃を実施するのに必要なAir HQがジャワ島には2つあり、スラバヤとバタビアに駐屯させていました。しかし日本側が上陸地点であるKalidjatiの飛行場を規模6にまで拡張し、戦闘機を50機以上配備したことで、2つのAir HQのうちスラバヤの方はまだ使えるにしても、バタビアのML-KNIL, Air HQはほとんど意味のないものになってしまいました。バタビアからジャワ島南岸のTjilatjapに移動させてみましたが、ここでもやはり雷撃機の有効活用は難しそうです。そこで、チモール島のクーパンに数日前から飛行艇で空輸を始めました。3月12日の時点で90個のSuppot deviceのうち88個はすでにクーパンに輸送され、TjilatjapにはSupport device2個と魚雷29本が残るのみになっていました。Support device2個だけならあと1日で空輸が終わるはずですが、魚雷がどうなるのかが心配でした。というのもマニュアル7.2.4.2 AIR TRANSPORT TROOPS BETWEEN BASESに「squadでもなくengineerでもないdeviceで、load costが9以上のものは、空輸することができない」と記載されているのです。魚雷を1本入手するにはサプライ10トンを消費するので、航空魚雷1本のload costは10トンとされ、空輸不能なのかなと思いますよね。
しかし一日経ってみると、Tjilatjapのユニットは消失し、ML-KNIL, Air HQはクーパンに勢揃いしていました。この部隊のTOEをみてみると、Support device 90個と魚雷は0本ですから、魚雷はdevice扱いされず、Support device 90個の空輸が済んだ時点でTOEのすべてが空輸されたと判断されてTjilatjapのユニットが消失し、その結果本隊となるクーパンのユニットが魚雷を所有することになったのでしょう。

でもでも、ここでもう一つ疑問が。TOEのところに表示されているTorpedo Ordnanceという文字は黄色です。ここをクリックするとこのユニットの魚雷の所有数を設定することができます。所有数を0のままにしておくと、手動で魚雷を補充しなければなりませんが、0以外に設定すると雷撃で魚雷が消費されるたびに、自動的に設定された数まで魚雷が補充される仕様なのです。このTorpedo Ordnanceの数字を0以外に設定すると、TOEに含まれる魚雷の本数も0でないことになるので、その魚雷はdevice扱いされてしまい、上記のML-KNIL, Air HQとは違って、魚雷が自動的に移動されたりはしないのでは?と思ったのです。私はこのTorpedo Ordnanceの数を0以外にする習慣がないので真相を知りません。ご存知の方がいらっしゃったら教えてください。

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