2014年6月13日金曜日

クーパン解放

1942年9月11日、マラッカ海峡でパトロール中だったSS SwordfishがPB Rokko Maru #2に発見され、爆雷攻撃を受けました。浅海ヘクスなのでType95 Mod-2 DCも有効で、一発の被弾でSys 15, Flt 37(30), Eng 8(6)のダメージが生じました。この程度であればコロンボまでの航海に支障はないものと思われます。

ところでリプレイを見ていた時に気になったのは、この戦闘自体ではなく、その4ヘクスほど北に表示されている日本のTFです。このヘクスにはやはりパトロール中の潜水艦がいるので表示されたのだと思いますが、夜が明けてからのマップにはこのTFの姿はありませんでした。でも、目撃した位置からするとビルマの方に向かうとは考えにくく、どんな任務のTFなのかが気になります。コロンボかカルカッタを空襲するための機動部隊か。あるいはスマトラ島北端をまわってインド洋東部に出て、クリスマス島かココス諸島の艦砲射撃または空襲を企むTFか。次の次のターンくらいから要警戒です。

チモール島クーパンの南3ヘクスの海域で、xAP Sin Kheng Seng(1020トン, VP 3)が伊171の雷撃により沈没しました。この船はクーパン上陸船団所属ではなく、ダーウィンからRotiに136th USA Base Forceの一部を輸送していました。136th USA Base ForceはRotiの飛行場を機能させるため、当初ダーウィンから空輸していました。空輸が進みRotiで戦闘機を運用することが可能になったので、残りは2隻の客船で運ぶことにしたのですが、そのうちの1隻が沈められてしまったのです。乗っていたdeviceはSupport 32個、Aviation Support 9個で、前者は24個、後者は4個が僚船に救助されました。

クーパンでの揚陸作業は今日も一日続けられました。空からも海からも日本軍による妨害はなかったのですが、貨物トラックもサプライもまだまだ船倉に残っています。陸戦フェーズには上陸した第32歩兵師団などによるDeliberate attackを実施しました。日本側は木村支隊と飛行場中隊4個と海軍の設営隊1個で、素のAVは410:85。日本側には地形と防禦施設によるプラス、準備不足・経験不足・サプライ不足によるマイナス修正があり、修正AVは394:21。防禦施設は規模3でしたが、オッズ比18:1で快勝できました。

解放後にクーパンの様子をチェックしてみると、港に28、飛行場サービス施設に18のダメージがありますが、滑走路は無傷の状態です。早速オーストラリア軍のKittyhawkを一個飛行隊派遣しました。今回の戦闘で、チモール島の日本軍がサプライ不足の状況にあることが判明したのは収穫です。チモール島にあった日本軍の二つの根拠地のうちクーパンの方がディリよりも大きく、サプライは主にクーパンの方に貯蔵されていたはずです。そのクーパンがサプライ不足だったということは、ディリもサプライ不足の状態にあるはずで、たとえディリの飛行場の修復が完了したとしても、爆撃機の運用はできないだろうと思われます。爆撃機を運用できないのなら、ディリは対戦終了まで放置しておいてもいいわけです。まあ本当にこのまま放っておくのもあれなので、いつかは解放に向かいと思いますが、急ぐ必要だけはありません(昨日クーパンへの上陸を見てクーパン陥落必死と考え、クーパンの在庫サプライをすべてディリに移動させるため、ディリのサプライ要求量を増やすようなワザを日本側がつかった可能性はあります。クーパンの奪還に2日以上かかればそのワザが奏功した可能性もないわけではありませんが、クーパンは1回の戦闘で奪還され、サプライ輸送フェーズはその戦闘フェーズの後に来ますから、今回はそのワザを封じることができたはずです)。

クーパン解放後の連合軍の計画ですが、クーパン飛行場の修理が完了し、ある程度のサプライを集積させた頃、小スンダ列島への空挺作戦を実施します。予定ではWaingapoeあたり。Waingapoeを奪還して、工兵や飛行場整備部隊を空輸とFasttransport TFで送り込み、戦闘機の運用が可能になった頃、小スンダ列島でもジャワ島に近い根拠地にまた空挺作戦を実施します。希望としてはバリ島のデンパサールを解放したいところですが、デンパサールには反撥も大きいでしょうから、日本側の動きをみながら考えます。大きな妨害がなければ、ここまでに1ヶ月半程度でしょうか。

運良くデンパサールか、その近辺に戦闘機の運用可能な飛行場を確保できたら、その後はジャワ島攻略か?もしジャワ島に上陸するとなると、クリスマス島とデンパサールから支援を受けられる、ジャワ島の東部南海岸になるでしょう。でも、ジャワ島には日本側が陸攻などを運用できる飛行場の数が多く、すべてを制圧することは不可能です。簡単に上陸させてくれるとは思えません。またもし歩兵師団2~3個の上陸に成功したとしても、ジャワ島の攻略はかなり困難です。ジャワ島は良く開発されていて鉄道も道路も利用が可能です。連合軍が東部に上陸しても、日本側は安全なジャワ島西部、バタビアなどに増援部隊を上陸させ、そこから鉄道で東部に移動させることが出来るのです。

ということで、ジャワ島の攻略は後回し。小スンダ列島の飛行場の確保の次はマカッサルを狙いたいと思います。マカッサルへの上陸作戦には日本側も水上艦艇総出、もしかすると機動部隊も投入して阻止しようとするでしょうから簡単にはいかないでしょうが。でもマカッサルさえ奪還することが出来れば、あとはセレベス島かボルネオ島の手薄な根拠地への空挺作戦を実施し、そこから南シナ海へ哨戒機を飛ばす。日本経済は蘭印の原油の本土への還送に頼っていますから、南シナ海のタンカーの航行を妨害できればこのゲームも山を越えたことになるのかなと。クーパン解放の美酒に酔い、そんな夢をみてしまいました。


今日も中国では重慶と温州に日本側の空襲がありました。いつごろになるのかは不明ですが、日本側が中国戦線重視で地上部隊を運用している現状では、重慶の陥落は避けられません。しかしその分、南方の防備が手薄になっていることもたしかです。例えば、(1)ダーウィンを確保しなかったこと、(2)ダーウィンを確保しなかったのにクーパンにまとまった地上部隊(一個師団くらいか)を配置しなかったことなどはその現れでしょう。連合軍側としてはその点をついていきたいところです。

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