1943年1月7日、重慶では日本軍による第4回総攻撃がありました。まずは一式戦(Ki-43-Ic Oscar) 27機の護衛で双発爆撃機 343機(Ki-21-Ic Sally 40, Ki-21-IIa Sally 205, Ki-49-IIa Helen 98)による空襲があり、飛行場にAirbase hits 10、Airbase supply hits 2、Runway hits 35と、守備隊のdevice 3個破壊、154個disabled(負傷・故障)の被害が出ました。300機以上の爆撃機が来襲したのは久しぶりのことで、今日はだいぶ力がはいっているようです。
その後は、歩兵師団26、戦車師団3、歩兵聯隊1、戦車聯隊1、独立混成旅団3、歩兵旅団1、守備隊3、砲兵ユニット21という大軍によるDeliberate attackです。素のAVは日本軍11655:中国軍守備隊7062。大軍同士の撃ち合いで長々と砲撃射撃フェーズが続き、加えて守備隊には地形と指揮官のプラスとサプライ不足のマイナス、日本側には混乱のマイナス修正があり、修正AVは2318:11449。オッズ比1:4なので防衛に成功しましたが、防御施設を破壊され、規模が3から2に低下しました。死傷者は日本軍のdevice 260個破壊・4802個disabledに対して中国軍は158個破壊・1533個disabledでした。詳細は表の通りで、日本側の死傷者数は過去3回の総攻撃の時とそれほど違いませんが、中国軍守備隊の死傷者数は過去3回の1.5倍ほどに増加しています。防御施設の規模が低下したことともあわせて、次回の総攻撃の行方が憂慮されます。
ビルマでは今日もラムリー島に二式戦(Ki-44-IIc Tojo) 31機のsweepがありました。CAPのハリケーン 28機(Hurricane IIb Trop 23, Hurricane IIc Trop 5)が迎撃しましたが、ハリケーンは合計で21機(被撃墜 17, Ops loss 4)を失ったのに対して二式戦は2機が撃墜されただけと、記録的な大敗を喫してしまいました。まあ、小規模な空戦だったのでこの程度で済んだわけですが、二式戦にはまったくかないません。とはいっても、ラムリー島では貨物船がサプライを揚陸中ですから、CAPを上げておかないわけにもゆかず、困ったものです。
日本軍はさらにペグーにも百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 24機を送って来ました。戦果はRunway hits 4だけで、百式重爆は2機が撃墜されています(もう1機Ops lossになった機体もありますが、それも重慶空襲の百式重爆ではなく、このペグーにやってきた機体だと思われます)。いつまでも無益な空襲を続けるわけにも行かないんじゃないのかと思うのですが、どこまで我慢して続けるつもりでしょう。
連合軍はPromeからモールメンにA-29A Hudson 18機を送り、地上部隊を爆撃しました。モールメン守備隊は3ユニットで、そのうち2つは以前からいた根拠地隊で、先日もう1ユニットが増援されて来ました。日本側がラングーンから北上していることが判明していなかった頃、連合軍はモールメンを奪取するための部隊をペグーから分派していました。モールメンへの移動は渡河にあたり、Shock attackを強制されます。強力な部隊がモールメンに増援されて来ていると渡河攻撃は無謀ですから、その増援部隊が何なのか知るために、地上部隊への爆撃を指示してありました。しかし天候の影響かちっとも飛んでくれず、日本軍の北上によりモールメンへの進出など当面無理という今日になってようやく飛んでくれたのです。コンバットリポートによると増援は捜索聯隊でした。ある程度の兵力を揃えないと渡河は無理なことが判明しました。
蘭印ではBabarからボエラにB-25C Mitchell 36機が向かい、飛行場にAirbase supply hits 4、Runway hits 20のダメージを与えています。そして昨日と同様、ケンダリーへはチモール島クーパンからP-38 44機(P-38E Lightning 15, P-38F Lightning 18, P-38E Lightning 11)と四発爆撃機 39機(B-17E Fortress 13, B-24D Liberator 26)が向かいました。今日はP-38のsweep 3波が先行してくれたのですが、CAPのいない日に限ってsweeperが先行してくれるんですね。まあ、いいんですけど。邪魔のはいらなかったその後の飛行場爆撃は順調で、Airbase hits 18、Airbase supply hits 3、Runway hits 69に加えて、駐機中の零戦31機、二式戦9機、九七大艇2機を破壊することが出来ました。二式戦と大艇は昨日もケンダリー飛行場にいましたが、零戦はいなかったはず。お相手の方からのメールによると、零戦は移動の途中の機体で、中継の飛行場としてケンダリーを選んだのは失敗だったとのことでした。納得です。でも、それを知るとさらに知りたくなるのは、この零戦がどこからどこに向かっていたのだろうかという点です。きっとシンガポールかパレンバンあたりから、マーシャル諸島のルオットへ向かう途中だったのではないかと思うのです。昨日エニウェトクでF4FのCAPトラップに引っかかったので、エニウェトクを叩くには戦闘機の護衛が必要と考えて移動させたという推理なのですが、どうでしょう。
今日のスクリーンショットはこれまでとまったく異なる印象のものになっていることにお気づきかと思います。このマップは、chemkidさんが)WitP-AE Topo Map Project (Extended + Stockで公開しているmodを適用してみたものです。素のGC用と、DaBabebes modで使われるextended map用とがあるので、皆様もお試しになられてはいかがでしょうか。このmod、夜のフェーズでつかわれるマップは衛星写真みたいでとても素敵なのですが、昼のフェーズは植生に乏しい平地の部分が明るすぎて、LCUなどのアイコンが見え難くなっているように感じます。まだ慣れていないからそう感じるだけなのかも知れませんが、数日使ってみてもやはりそう感じてしまうようなら、元のマップに戻すつもりです。
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