2015年2月14日土曜日

日本の空母がフィリピン海を南下


1943年1月10日、パールハーバーからウエーク島にAviation supportの部隊を運ぶFasttransport TFが伊23潜(2200トン、VP 2)を発見しました。このTFは5隻のAPDで構成されていましたが、そのなかの1隻、APD Colhounが爆雷で攻撃して至近弾2と直撃2。はやばやと沈没艦船リストに名前が載せられていましたが、圧壊音は聴取されず、コンバットリポートにもheavy damageとあるだけです。でも大破は間違いないでしょうし、ここからマーシャル諸島まではかなり距離がありますから、帰港する途中で沈没することになるだろうと思います。

この辺はウエーク島にサプライを送るコンボイの通過する海域ですが、raiderに襲撃されるおそれもあると考えて、貨物船1~2隻の小規模なTFにしています。そのせいでわりあいと交通量が多くなっているのですが、日本側はそのコンボイを探知するために零式小型水偵搭載潜水艦でパトロールさせているのでしょうか?それとも、アメリカの空母がこの海域に出現しないかどうかみはっているんでしょうか?いずれにせよこのところこの海域では、貴重なはずの水偵搭載潜水艦の沈没が続いているので、日本側にとって憂慮すべき事態なのではと思います。

中国では重慶に一式戦(Ki-43-Ic Oscar) 27機の護衛で双発爆撃機 256機(Ki-21-Ic Sally 43, Ki-21-IIa Sally 205, Ki-49-IIa Helen 8)が飛来し、飛行場にAirbase hits 1、Airbase supply hits 1、Runway hits 4と、守備隊にdevice 2個破壊・93個disabeldの被害がありました。昨日と同じく今日も百式重爆は8機と少なめだったことが気になります。また重慶にいた日本軍はやはり休養のために移動しているようで、重慶西ヘクスの部隊数が4から19に増加しています。

今日いろいろとあったのは蘭印です。まず夜のフェーズで戦艦山城・陸奥、重巡古鷹・三隈、軽巡多摩・球磨がバリ島デンパサールを艦砲射撃して行きました。被害の方は、Airbase hits 13、Airbase supply hits 7、Runway hits 30、Port hits 19と守備隊のdevice 12個破壊・43個disabledというものです。前回1月8日の艦砲射撃は戦艦3隻・重巡2隻・軽巡2隻によるもので、今日よりも戦艦扶桑1隻分多かったのですが飛行場の被害も守備隊の被害もそれほどではありませんでした。それに対して、今日の被害は甚大で、特に3264トンあったサプライがすべて吹っ飛ばされてしまったことがショックです。その後の空輸フェーズにWaingapoeからカタリナが55トンのサプライを空輸してくれましたが、この感じだと逆上陸があればひとたまりもありません。昨年11月4日にデンパサールを奪還した頃はこういった艦砲射撃をかなり心配したのですが、その後、ずっと音無しだったので楽観的になっていました。prepのない状態で逆上陸すると、上陸した部隊の混乱値が大きくなり充分に戦えません。この2ヶ月間で充分にprep値が上昇したので、艦砲射撃で叩いて逆上陸という計画なのかなと思うのですが、もしそうだとしても撃退する術がありません。やはりWaingapoeとデンパサールの間にもう一つ連合軍側の飛行場を用意しておくべきでした。

連合軍はマカッサルの空襲を実施しました。チモール島クーパンからまずP-38F Lightning 18機がsweepしましたが、今日はCAPなし。その後、クーパンからの四発爆撃機 30機(B-17E Fortress 7, B-24D Liberator 23)とWaingapoeからのB-25C Mitchell 21機が飛行場を爆撃し、Airbase hits 9、Airbase supply hits 2、Runway hits 18と二式戦5機を地上で破壊することが出来ました。

蘭印で気になるのは前日フィリピン海でみかけた日本の空母ですが、あれから8ヘクスほど南下していました。しかも前日は1つのTFしか確認できなかったのに、今日は①空母2戦艦3重巡2タンカー1を含む10隻(戦闘機101、爆撃機174、その他20)、②戦艦2重巡1水母3を含む8隻、③ 艦種不明3隻の3つが南西に向け航行中と報告されています。前2者は空母TFとそれをエスコートする水上戦闘TF(水母3隻は不自然ですし、搭載機も表示されていないので、本当は巡洋艦なのだろうと思います)でしょうが、あともうひとつの艦種不明3隻はASW TFかそれとも上陸船団か。昨日、連合軍の哨戒機に目撃されたことを承知の上で南下して来ているわけですから、確固たる決意をもって目標に向かって前進しているのだと思いますが、その目標の見当がつきません。一体何が目的だと思いますか?

実は、きのう、サプライを搭載したFasttransport TFが一つボエラの北東と東のヘクスに達していました。バチャン島へAPDでサプライを補給しようかと思っていたのと、日本側の哨戒圈がどの辺まで広がっているのかを知るためと、2つが目的でした。ボエラの北東のヘクスに達していたTFは哨戒機に発見されましたが、ボエラの東側のヘクスにいたTFはみつからず、哨戒機の飛行する範囲を知る目的は達することが出来ました。しかしもう一つの目的、バチャン島へのサプライの輸送は断念しました。空母がフィリピン海に出現したその時に、北上させるのはさすがに無謀ですよね。仕方がないので、サプライが不足しているわけでもないボエラにサプライを陸揚げし、そのままダーウィンに向かわせました。日本の空母が南下してきたことを考えると、これで正解でした。

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