プレイを始めて最初の一年目はとても忙しい思いをします。勇んで入植地に乗りこんでテントをはり、たき火を囲んでくつろいでいる村人たちですが、このテントは暖かい季節用。雪が降れば中で薪を焚いても寒さをしのげないようで、テントのtool tipには冬の前に住宅を用意しないと村人は去っていってしまうと書かれています。スタートは3月で、12月には雪景色になってしまうので、9ヶ月間で9家族分の住宅9軒を建てる必要があります。しかも住宅の建設につかう木材、釘、茅葺き用の茅(Thatch)は充分な数が用意されているわけではないので、製材所(Forestry)、茅加工所(Thatchery) 、鍛冶屋(Smithy)も建設することが必要になります。まずは画面の指示に従って製材所の建設から始めますが、2番目には大工工房(Carpentery ママ)をオススメします。
このゲームの労働者にはWorkerとLaborerの2種類があります(あと管理職Managerというのもある)が、Workerの方はその職場の常勤労働者で、Laborerの方は臨時雇いという感じでしょうか。農場のLaborerは臨時に雇われて播種や収穫などの農作業もしますが、その他ほとんどの施設のLaborerは建設資材・資材・製品の運び屋さんです。
この図は風車(Windmill)の建設の様子です。風車の内部には製粉の機械が収められているようで、完成すると製粉所として機能します。製粉を始めると、風車の労働者(Worker)はまず風車基部の後ろ側にある木の棒をもちながら風車の向きを変えます。この風車には自動的に風上に向く機構はとりつけられていないように見えますから、まず人力で向きを転換させているのでしょう。まったくこのゲームの作者は芸が細かい。小麦1は製粉されると小麦粉1になります。
建設現場では建設資材の不足がしばしばです。建設資材をすべて揃えてから建設にとりかかってくれればいいのですが、このゲームのAIはそうなっておらず、現場に少しでも建設資材があると我もわれもと建築職人(Worker)の方になりたがります。現場にある建設資材の数量が1人のWorkerの一日仕事には充分であっても、多人数でかかるとあっという間になくなってしまいます、しかも建設資材がなくなると今日の仕事は終わったといってみんな帰宅してしまうので、能率の悪いこと夥しいのです。自宅を出る際、現場に建設資材がないことに気づけば、仕方がないかといった感じに運び屋(Laborer)の役割を選択してくれます。現場に建設資材のないその間に、なるべく多くの出勤者に運び屋(Laborer)役を選択してもらうためにも、資材を運ぶために使う荷車(Cart、昭和のリアカーよりも江戸時代の大八車の方が近い感じ)が一輌でも多くあった方がベターです。スタート時点で荷車は3輌配備されていますが、これを4輌にひとつ増やすだけで能率がかなり向上するように感じました。
荷車は大工工房(Carpentery ママ)で製作されますが、制作に着手するにはまず荷車駐車場から発注する必要があります。初期配置の仮設荷車駐車場(Camp cart parking)には3輌までしか駐車できず、初期配備の3輌ですでに満杯なので、製作を発注することができません。あらたに正規の荷車駐車場(Cart parking)を設置してこちらから発注します。この荷車駐車場の設置には建設資材が不要でワンクリックで完成します。
なお、知っておくべきこととして建設現場の運び屋(Laborer)稼業に従事できるのは男性だけという制限があります。これは女性が荷車をひけない設定にされているからのようです。運び屋(Laborer)さんには荷車で運ぶ設定(by cart)と手で持って運ぶ設定(by hands)とがあります。おおむね他の施設では資材の運搬手段(Resource supply)というボタンでそれを選択できるのですが、建設現場のウィンドウにはそのボタンがなく、手で運ぶという設定がデフォルトで無効にされているので、荷車の使えない女性陣は建設現場へ運び屋(Laborer)稼業に従事できないのだと思われます。
建設現場でつかう建設資材のなかでは粘土(Cray)の不足がもっとも目立ち、ついで木材(Wood)となります。使用する数量的には木材(Wood)の方が多いことがほとんどですが、木材は荷車に5まで積めるのに対して、粘土は2までしかつめないことが影響しているのだと思います。ともあれ、荷車駐車場と製材所と粘土採取の窪地(Cray pit)は隣り合わせにするくらい近くに設置しておきましょう。
大工工房ができたら、茅加工所(Thatchery) 、鍛冶屋(Smithy)を建設し、茅や釘を用意しながらおもむろに住宅建設というのがいいのではないでしょうか。それと、来年の春になる前、最初の冬の前後に家畜の購入をお考えでしたら、刈った牧草の干し場(Hay dryer)と干し草置き場(Hay barrack)を初夏には建てておきましょう。この2施設の設置も建設資材が不要でワンクリックで完成します。よほど多数の牛を輸入するのでなければ、当面は一つずつで充分です。
大工工房ができたら、茅加工所(Thatchery) 、鍛冶屋(Smithy)を建設し、茅や釘を用意しながらおもむろに住宅建設というのがいいのではないでしょうか。それと、来年の春になる前、最初の冬の前後に家畜の購入をお考えでしたら、刈った牧草の干し場(Hay dryer)と干し草置き場(Hay barrack)を初夏には建てておきましょう。この2施設の設置も建設資材が不要でワンクリックで完成します。よほど多数の牛を輸入するのでなければ、当面は一つずつで充分です。
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