以前のエントリーで大戦後半の日本の陸軍戦闘機のおすすめをテーマにしたスレを紹介しましたが、このテーマにはみなさん興味があるようでさらにスレが伸びています。私個人としてもPBEMの今後を考えると興味がありますし、空戦での最高速度の重要性と、それに関連して連合軍の新型戦闘機との最高速度の差が毎時40マイルにおさまる機種を選択することの重要性など、役立つ情報が載せられているのでまた紹介してみます。
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紫電改(N1K1-J George)が連合軍の重爆の脅威と戦う最善の武器のように見えるけど、どう?陸軍なら二式戦かな?
その通り、烈風登場前の海軍機では紫電改(ほとんどの型のservice ratingが2)。四式戦(爆撃機と戦うにはKi-84b Frankが最適)登場前の陸軍機では二式戦。対戦前半なら二式複戦(Ki-45 KAIa Nick)も役に立つと思う。重爆と戦うのに必要なものは火力とアーマーと数的優勢だ。
gun ratingが6しかない二式戦はがらくたのような気がする。あんな豆鉄砲でどうやって重爆を撃墜することができるんだろう?1943年段階ではまともな陸軍戦闘機はないようだ。
Ki-83は優れた設計の機体だ... 双発なのと少し速度がおそいけれど、数値的な性能は震電に似ている。
Ki-83は火龍(K-201)よりもずっといい。たしかにKi-83は双発機だが、搭載するエンジンはHa-43エンジンだ。ほかの重要な機種(烈風、紫電改N1K5-J George、震電)もこのエンジンを搭載するので、研究開発のし甲斐があるエンジンだ。service ratingの点でもKi-201よりKi-83の方が有利だ。Ki-83はKi-94-IIよりも優秀で、Ki-94-IIの方が優っているのは最高高度の点だけだ。Ki-83と震電の性能を比較する議論もできるが、一方は陸軍機でもう一方は海軍の戦闘機だから、そういった議論もこのゲーム的には意味がない。
意味がないことだとは思わないな。どうしてか、少し説明してみたい。1945年になると、陸軍海軍の区別にはこだわらなくなる。すべては本土防衛のために後退し、艦隊もたいして残されてはいないから、頼るのは水平爆撃機になる。以前も書いたことがあるが、私は用途ごとに適した戦闘機を探している。用途というのは、1, 対戦闘機戦闘を行える戦闘機、2, 四発爆撃機と空戦する戦闘機、3, 夜間戦闘機の3つだ。
対戦闘機戦闘の行える戦闘機ということは、私がムスタングやサンダーボルトと渡り合うために送り出す機種はなにか?ということだ。私は、CAPの攻撃を受け止める肉壁として戦闘機を使うやり方には信頼をおいていないから、これは考慮しない。速度差によるペナルティがそれほどひどくならないようにするには、最高速度時速487マイルのサンダーボルトと速度の差が40マイル以内におさまっている機種を探すことが必須で、選択肢は限られている。最高速度が時速448マイルという閾値を超えているのは、震電、火龍、秋水しかない。この中から私は震電を選ぶが、火龍を選択することもある。震電を選択したとすると、他の2つの用途には陸軍機をあてることになる。戦闘機はなるべくたくさん揃えたいからね。
四発爆撃機と空戦する戦闘機および夜間戦闘機は、少なくとも最高速度毎時364マイルのB-29より20マイルは速くないといけない。つまり最高速度が時速385マイル以上の機種を探すことになる。これに当てはまる機種もわずかで、Ki-83、Ki-84b Frank(四式戦)がこれにあたる。震電と火龍をこの選択肢に含めてみてもいいが、両者ともにservice ratingは5で、実際に選択するつもりなら、その点をよく考えておくことが必要だ。武装の違いはほとんどない。Ki-83の方が速く、時速46マイルもの違いはかなりのものだ。しかしKi-83は双発機なので、生産にかかるコストが2倍だ。この両者からの選択は難しく、コインを投げて決めたいと思う。どっちを選択したにしろ、そう大きな違いはないだろう。個人的には四式戦の方を買いたいが、Ki-83の方がいいという意見にも異論はない。
最終的には、海軍機の戦闘機部隊はすべて震電に、陸軍機の部隊はすべて四式戦にするつもりだ。高度差を織り交ぜたCAPを採用する。リソースを集中すれば、たくさんの戦闘機を生産することができる。またその時期まではいろいろな機種を手広く生産してきているから、集中させるには少し手間がかかる。1942年から1944年までにうまく飛行機を生産してきていれば、特攻に使う機体はたくさん在庫されていると思う。連合軍を本土の沿岸に近づけさせないことは可能だろうと思うが、朝鮮半島を確保しておくことは難しいだろう。
これらの機種はすべてservice rate 3の戦闘機だが、自軍の飛行場の上空で戦う。それに対して連合軍機は遠くから飛んでこなければならない。1943年半ばまでには本土の飛行場はすべて最大限にまで拡張してあるかな?service rating 3という欠点は、自軍のBase ForceユニットやAir HQユニットを前線に置き去りにし、本土を裸の状態でさらすようなことさえしなければ、なんとかなる。いずれにせよ、その頃にはservice rating 3なんてことよりもっと深刻な問題が山積だよね?
とても面白く読ませてもらった。ご高見をしっかり咀嚼して、研究開発計画をすこし修正することになるだろう。四発爆撃機と空戦する戦闘機の研究開発についてはすでに済ませてあったので、私にとって一番興味深かったのは、対戦闘機戦闘の行える戦闘機のくだりだった。速度差40マイルという数字はあなたの経験から導き出されたものか、それともDevの人の誰かから得た情報なんだろうか?でも、時速487マイルなんていう速度のP-51やP-47が登場するのはいつのこと?今仕事中だから、教えて。
40マイルというのは、数年前のACM(訳注:なんの略語?)に関する議論の際に知った数字だと思う。たしかDevの一員が言っていた。ゲームのテストの際にもみかけた。1943年に最高速度430マイルのコルセアが出現したときのことを思い起こしてほしい。誰もが日米どちらかの立場でコンバットリポートを目にしているはずだ。武装や運動性がその差をもたらすのではなく、スピードがすべてだ。最高速度336マイルの零戦と430マイルのコルセア。二式戦だって苦労することになる。
P-47N Thunderboltは1945年3月で、月産100機以上。P-51H Mustangは1945年9月で月産250機以上。
とっても面白かった。ありがとう。ところで、震電は四式戦(Ki-84bとKi-84r)より対戦闘機戦闘が得意だと思う?私の少ない経験では逆だな。PBEMで東京をsweepしたことがあるが、震電と対戦した時より四式戦と対戦したときの方がP-47D-25の損失数が多かった。震電の高高度での成績は四式戦よりずっと劣る(きっと30mm機関砲の命中精度が良くないこともあるんだろう)。しかし、対戦闘機戦闘では速度が重要だという指摘には同感だ... 私には連合軍の大戦後期の新型機に対抗できるような機種を日本側が用意できるとは思えない... 100機のKi-201が待ち構えていても撃墜するのに苦労はいらない... 速いにも関わらず、P-47の高高度sweepには無力だ。
Armageddonシナリオで検証してみたことがあるが、震電も火龍もとっても良かった。service rating 5の火龍を運用するのは難しいが、400機も揃えて立ち向かえば、sweepする連合軍戦闘機は散々な目に合うだろう。でも、火龍の研究開発の経路は独自で、しかもエンジンも特別だ。大きな投資が必要になる。もちろん、それを可能にするやり方もあるが、魔法の弾丸なんてないってことだ。震電がservice rating 3な点は悪くないと思う。本土に配備されているのであれば、出撃する部隊を交替させることで対処できる。時速466マイルより速いのはムスタングしかない。できれば、ムスタングの出撃する基地が遠くて、パイロットが疲労した状態でsweepするような状況になっていてほしい。震電と火龍の武装は機首に4門と日本機としては最高だ。20mmを2門と30mmを2門より、20mm機関砲4門の方が良かったと思うかもしれないけど、それにしたってかなりの威力だ。Ki-84b Frank(四式戦)も悪くはないが、最高速度392マイルしかないのではムスタングの速度の優位が際立ってしまう。Ki-84b Frankがうまくやれるのは、もっと速い機種といっしょに戦うときだ。Ki-84b Frank自体はまあまあの機種だが、震電や火龍のようなもっと速い機種と組み合わされると、ずっと良い成績を残せる。私はKi-84b Frank(四式戦)の部隊をKi-84r Frankに機種変更するつもりはない。速度と運動性は向上するが、機種の200mm機関砲がなくなる不利を相殺できない。パンチ力は2門の20mm機関砲に依存していて、機種に装備された20mm機関砲はかなりの威力だ。
1942年、43年、44~45年に日本が生産できるましな夜間戦闘機はなんだろ?
どうせ役に立たないんだから、夜間戦闘機なんていらないよ。夜間は旧式の戦闘機でも同じこと。撃墜することはできなくても、そこにいるだけで爆撃の効果を弱くすることができる。夜間戦闘機は見かけだけに過ぎない。
そういった見解も、最新の公式パッチの前までだったら、議論の際によりどころとすることができた。でも、目標(敵機や地上の目標)を探知する機載レーダーをもつことがより重要なものとなってからは、そんな風に断定することはできないと思う。
連合軍の夜間戦闘機の P-70 Havocが、来襲した爆撃隊を混乱させ、しかも撃墜さえしたのを目撃したことがある。コンバットリポートには機載レーダーについての報告があった。まあ、大戦後期の大規模な空襲とは違うし、日本機には見るべき防御装置が備えられていないから、1944年から45年の本土上空で日本の戦闘機に同じことができるとは思えないね。
私は、ボーファイターの最初に配備される部隊(パイロットのAirスキル値はだいたい70前後)をラングーン防衛に使ったことがある。夜間戦闘ではすぐに戦果を挙げ始め、対空砲を集中運用するのと同じくらいの効果(一回の空襲で2機づつくらい撃墜できた)があった。また、一式陸攻の脅威しかないような地点のコンボイ上空のLRCAPにも有効だった。
一式戦の最後の型(Ki-43-IV Oscar)は拠点防衛用の戦闘機としてはそう悪くない。速くはないが運動性に優れていて、機種に装備した20mm機関砲2門とservicr rating 1だし、航続距離が長いからCAPの攻撃を受け止める肉壁としては最適だ。
一式戦の最後の型(Ki-43-IV Oscar)は毎時364マイルで、紫電(N1K1-J George)よりも速い。2門の機関砲は命中率に優れているし、たしかに生産すべき機種に違いない。特攻用には旧い型の一式戦(IIbやIIaなら充分)を使いたいと思う。大戦後期には、数がものをいうので、四式戦よりも二式戦・一式戦の方をたくさん生産する。四式戦の方が優秀なのは確かだが、air supportの充分にある大きな飛行場でしか使えない。二式戦・一式戦なら小さな飛行場でも容易に運用できる。
純粋な戦闘機としての一式戦はKi-43-Icの生産を続け、Ki-43-IIaをとばしてKi-43-IIbの研究開発に勤しむっていうやり方はないんだろうか? Ki-43-IIaの方が航続距離が長く巡航速度も速いが、高度1万から1万5千フィートでの運動性は Ki-43-Icの46より低くて39しかない。まあ、高度1万6千から2万フィートだとKi-43-IIaが39をキープできるのにKi-43-Icは37に低下してしまう。このIcとIIaの差について、みなさんはどうお考えだろうか?
それは、一式戦にどんな任務をさせたいかによるんだと思う。爆撃機の護衛として飛行させるのなら、いずれにせよ死ぬ運命だから、どちらでもいっしょだろう。でも、sweepやCAP任務の際には速度が重要だということを銘記すべきだ。速度差40マイルという閾値が正しいとすると、運動性の数字が影響するのは、速度差が40マイル以内の時だけだ。わたしがあなただったら、Ki-43-IIaの方を選びたい。
Ki-43-Icは格闘戦用の戦闘機としてはなかなかだが、前線で対峙する連合軍のarmorを備えた戦闘機には劣る。武装も貧弱だし。二式戦Ki-44-IIa Tojoの方がましで、しかもservice ratingが1だ。しかし小口径の機関銃を2丁の重機関銃に置き換えたKi-44-IIcとはかなり違いがある。Ki-44-IIbの機関砲はひどく命中率が劣り、武装という点ではIIaから後退しているようにも見えるから、Ki-44-IIbを飛ばしてもっとましなIIcに向かう人が多いんだろうと思う。いまシナリオ2をプレイ中だが、最初からKi-43-Icが配備されている。研究開発により、二式戦Ki-44-IIaは昭和17年5月か遅くとも6月には利用できるようになる。それまでは、零戦の協力を得ながら、一式戦Ki-43-Icが前線を支えることになる。
「Ki-44-IIbの機関砲はひどく命中率が劣り、武装という点ではIIaから後退しているようにも見える」という点には反対だ。二式戦Ki-44-IIbの武装の方が本当は優れている。というのもIIbは機種に12.7mm機関銃を装備しているので、主武装の命中率はIIaよりずっといいはずだ。両機種の副武装はとるにたりないものだから、考慮の対象となるのは12.7mm機関銃だけだ。ところで、上の質問にあった一式戦についていうと、日本側プレイヤーはなるべく早く一式戦Ki-43-Icを引退させるべきだ。一式戦Ki-43-IIaは一式戦Ki-43-Icよりはだいぶましで、しかも一式戦Ki-43-IIbよりも7ヶ月早く利用可能になる。
二式戦Ki-44-IIaの主翼に装備された12.7mm機関砲の命中率は悪くない。機種に装備された2丁の小口径機関銃の命中率はすばらしく、Ki-44-IIbのちっとも命中しない大口径機関砲よりずっとましだ。2丁の小口径機関銃と少し命中率が下がるだけの12.7mm機関銃の組み合わせを選択するか、それともちっちも命中しない機関砲と2丁の12.7mm機関銃だけの組み合わせを選択するかだ。私は小口径の機関銃でも敵機にダメージを与えられることを何度も体験しているから、前者の組み合わせの方を選びたい。たしか、SuluSeaさんが二式戦Ki-44-IIaとKi-44-IIbの違いをB-24相手にサンドボックスシナリオをつくって検証していた。予想通り、IIbよりIIaの方が良かった。もちろんKi-44-IIcが一番良かった。一式戦についてだが、一式戦Ki-43-IIaはKi-43-Icより優れている。シナリオ2をプレイしていて、一式戦Ki-43-IIaは1942年夏に利用可能になったが、二式戦Ki-44-IIaが利用可能になってから3ヶ月後のことだった。私は一式戦Ki-43-IcからIIaへの機種変更を待たず、二式戦Ki-44-IIaに変更した。一式戦Ki-43-IIaをとばしてIIbを待つかって?それはもったいない。Ki-43-IIaはいい飛行機だし、順番に生産配備すればいい。また、Ki-43-IIaをたくさん作りすぎちゃったとしても、ゆくゆくは特攻に利用できる。
SuluSeaさんの検証ではっきりしたが、四発爆撃機に対する任務ではKi-44-IIbはKi-44-IIaに劣る。一式戦Ki-43-Icが使いものにならなくなるのはとても速い。Ki-43-IIa以降の一式戦は250kg爆弾を2発搭載することができるので、大戦後期の特攻に利用できる。一式戦Ki-43-Icは爆弾を搭載できないので、自らを犠牲にしての護衛任務、CAPの攻撃を受け止める肉壁として使うしかない。
ここまでをまとめると、二式戦は一式戦に優るっていうこと?1943年以降の研究開発の対象とすべきなのは二式戦?これまでのところは一式戦に集中してきていて、ようやく一式戦Ki-43-IIaの生産がフルに稼働するようになったところだ。早くarmorを装備した一式戦を生産できるようにしたいと思っている。
その両方を追求しなさいというのが、私のアドバイスになる。1943年以降はもっと良い機種(紫電改、四式戦など)がある。しかし、二式戦のKi-44IIaからIIcは、連合軍の第二世代戦闘機の流れに棹さす大戦中期の有力な戦闘機としてはたらいてくれる。一式戦は護衛任務に最適の航続距離をもっている。護衛戦闘機には否応なく撃墜されてしまうという、厳しい野生の掟がある。しかしそのおかげで、一式戦の航続距離内では、攻撃隊を目標に滑り込ますことのできる可能性が期待できるわけだ。二式戦は航続距離が短いので、護衛任務には向いていない。あと、特攻についての生産も考えておいた方がいい。一式戦Ki-43-IIaからIIbは250kg爆弾2発搭載可能という点で、特攻にも使える機種だ。うまくつかえば連合軍が勝利を記すべきはずの一日を台無しにしてしまうことも可能な機種だ。
1944年7月の段階で生産、研究開発すべき機種。空母艦載機としては零戦52型丙(A6M5c Zero)、彗星33型(D4Y3 Judy)、流星(B7A Grace)を生産し、烈風(A7M Sam)と彗星43型(D4Y4 Judy)を研究開発するべきだ。彗星43型(D4Y4 Judy)は800kg爆弾を搭載できるので、大戦後期の重要な機種だ。海軍の陸上機としては、紫電(N1K1 George)、銀河11型(P1Y1 Francis)。研究開発すべき機種は紫電改(N1K2 George)と銀河16型(P1Y2 Francis)で、紫電改も銀河16型(P1Y2 Francis)もservice ratingが2に改善している。生産すべき陸軍の戦闘機は四式戦一型甲(Ki-84a Frank)、二式戦二型乙(Ki-44-IIc Tojo)、一式戦3型(Ki-43-III Oscar)で、爆撃機は百式重爆(Ki49-IIb Helen)、四式重爆(Ki-67(T) Peggy)。研究開発すべき機種はKi-83と四式戦一型乙(Ki-84b Frank)。
流星は彗星より優れている?流星は魚雷を搭載できるからいいのかな?
流星はとても速いし、魚雷かまたは250kg爆弾2発を搭載できる。航続距離も長いし、空母からも陸上基地からも運用できる。この時期につかえる海軍の爆撃機としては最高だ。日本の空母にまだ可能性が残っている1944年のうちに、烈風の生産を開始できるようにしておいた方がいい。1945年になると、たとえ浮かんでいたとしても空母は役に立たないから。彗星43型(D4Y4 Judy)も、陸上基地から発進する800kg爆弾搭載可能な単発爆撃機という意味で、生産開始を前倒しした方がいい。まあ、航続距離は短いけどね。大戦後期の戦闘機のなかでは、四式戦一型乙(Ki-84b Frank)が最優先されるべき機種だと思う。日本の戦闘機としては、速度と運動性と武装の組み合わせが最高だ。一式戦はどうかって?まあ、護衛任務と特攻用にはつかえる。特攻機としてはもっとも安く調達できるし、最高なんじゃないかな。また一式戦四型(Ki-43-IV)は機種に2門のHo-5 Cannonを装備している... どの型の零戦よりましだし、武装に関しては四式戦一型甲(Ki-84-Ia)よりもいいのかも。
終盤では、生産する機種を絞るといい。いずれにせよ四発爆撃機はやってくる。少数の機種に集中し工場を各地に分散させておけば、機体があってもエンジンがないなんていう目に遭わずに済むだろう。1945年になってからも12機種とそれにつかう6種類のエンジンを生産していたりすると、連合軍の戦略爆撃がずっと容易になってしまう。戦闘機2~3機種だけにしぼっておけば、やりくりは簡単だ。
私は二式戦と四式戦に絞るようにはしている。でも、機体とエンジンの生産ラインの変更には多額の費用がかかるので、実際のところ、他機種もいろいろ少数ずつ作ることになってしまう。一式戦三型乙(Ki-43-IIIa)は護衛と特攻につかえる。五式戦(Ki-100)は対していい機種ではないが、二式戦二型丙(Ki-44-IIc)を補完してくれる。二式複戦(Ki-45KAIa)唯一の戦闘爆撃機でarmorを装備している。戦闘爆撃機の部隊には他に選択肢がない。戦闘機の中で無視していいものがあるとすれば、三式戦(Ki-61)から五式戦(Ki-100)の系列だ。大戦末期の機種としてはKi-94を研究開発しているが、多大な努力にも関わらず、1945年より前に生産を開始することはできそうにない。