昭和18年3月8日、3月2日に敗退した桂林の南西のヘクスに大規模な空襲がありました。まず、戦闘機13機(P-43A-1 Lancer 9, P-38F Lightning 4)がsweepし、その後にLRCAPのP-38に護衛された爆撃機156機(B-17E Fortress 18, B-24D Liberator 33, B-24D1 Liberator 36, B-25C Mitchell 55, B-25D1 Mitchell 14)が日本側の地上部隊を爆撃しました。deviceひとつが破壊され、27個がdisabledにされてしまいました。森林ヘクスなのでdevice自体への被害はこんなものでしょうが、disruptionが上昇してしまうのが、この後の陸戦を考えると痛いところです。この空襲では、B-25は高度3000フィートから四発爆撃機は7000フィートから爆弾を投下していました。高度の低かったB-25を対空砲が3機撃墜しただけでなく、7000フィートのB-24も1機撃墜していました。ここには歩兵師団3個と戦車師団1個、捜索聯隊1個・中隊2個がいたので、いくら対空砲の貧弱な日本側相手でも、低い高度からの爆撃だと少しは撃墜されてしまうわけですね。
その後に中国軍からdeliberate attackをしかけられました。このヘクスの中国軍部隊は後方部隊もあわせると63万名以上の大軍だと報告されています。素のAVは12422対1761。森林の地形ボーナスが加味されましたが、サプライ不足のマイナス修正も入って、修正AVは5819対2263。オッズ比2対1で敗北です。日本側は885 deviceを破壊され887deviceがdisabledにされ、また中国軍の被害は123deviceの破壊と2262deviceがdisabeldになったそうです。敗北した部隊は東側のヘクスに撤退しましたが、第60師団だけは撤退せず残ってしまいました。大軍相手だから殿軍がひつようなのか、それとも撤退に失敗したということなのでしょうか。おそらく明日も攻撃があって、ぼろぼろにされてしまうでしょう。
敗退したヘクスには、週に1回しかサプライが届かず、常にサプライ不足の状況でした。森林ヘクスでもサプライ不足だとだめですね。時間を掛けて兵力を養った中国の大軍を相手にすると、森林ボーナスくらいでは追いつきません。このまま華南は席巻されてしまいそうです。それと、今のところは航続距離の長いB-25や四発爆撃機、護衛のP-38を連合軍は重慶・成都に常駐させているわけではありません。しかしこういった機種の数が増えて中国に常駐するようになると、艦船攻撃のリスクが無視できず、香港に日本の艦船を寄港させることができなくなりそうな気がします。現在は、シンガポールから香港に海上輸送したリソース、原油、重油が、香港から上海へ陸上輸送され、また上海から福岡へ海上輸送しています。少しでも海上輸送の距離が短い方が、潜水艦の危険も重油の消費も少なくて済むだろうと思ってこうしているわけですが、早晩この方法がつかえなくなりそうです。
前日3月7日、ミートキーナとラシオの中間にあるビルマ東部のバーモに、連合軍の111th Chindit Bdeと50th Indian Para Bdeによる空挺作戦がありました。バーモの守備隊は海軍陸戦隊の独立中隊一個と建設ユニット一個だけだったので、素のAV 47対17、修正AV 50対25、オッズ比2対1と劣勢で、fort levelが2だったのでなんとか防衛に成功しました。しかしこの攻撃でfort levelは2から0まで減少してしまった(とはいってもバーモはdot baseなので一日で1まで回復)し、deviceの損害数も日本側の方が多かったので、そのまま推移すれば今日3月8日の再度の攻撃で陥落必至の状況でした。
バーモには、2月26日にKathaで敗退した部隊が向かっていますが、なにしろジャングルの道無き道を行軍していますから、早くてもあと5日くらいはかかりそうです。また鉄道が通じていないので戦略輸送で増援を移動させることもできないし、飛行場がないdot baseなのでふつうの部隊を輸送機で増援することもできません。仕方が無いので、空挺部隊を移動させることにしました。連合軍の反攻が始まってからは空挺部隊をつかうこともなく、東南アジアでは1st Raiding Regimentがラングーンで、Yokosuka 3rd SNLFがベトナム北部のハイフォンで、それぞれ髀肉の嘆をかこっていました。早速近場にいた輸送機をラングーンとハイフォンに集め、今日は合計で85機がバーモにこの二つの部隊を空挺降下させました。
連合軍側も前日に引き続き部隊を空挺降下させ、兵員数が742名から1675名に増えていました。しかし、日本側も1159名から1919名へと増えています。前日の日本側の1159名のうちの大部分が後方要員だったのに比較すると、増分の760名は全員が新手の空挺部隊員ですからかなりの戦力増強です。連合軍の空挺降下にともなって今日もshock attackがありましたが、素のAVで 86対71。地形ボーナスとshock attackが加味されて、修正AVは32対73。オッズ比1対2と有利に戦うことができ、兵員への被害もだいぶ連合軍側が上回っていました。
連合軍側も、まさか日本側が増援部隊を空挺降下させるとまでは予想していなかったと思います。今日の結果を見て、あしたどう出てくるのか。あと数日もちこたえれば、Kathaからの部隊が到着します。いくら敗残でぼろぼろの部隊とはいえ、空挺部隊とは規模が違いますから、小癪なチンディット部隊を一蹴できるはずです。相手の支配するヘクスに空挺降下した部隊は、ヘクスサイドを一つも確保していないので、陸戦に敗退して撤退の判定が下されると撤退先がなく、消滅する運命です。連合軍にもそれほど多数の空挺部隊があるわけではないでしょうから、一つでもつぶすことができればうれしいかぎり。でも、そうはさせないための策を何か、例えばバーモに連日の爆撃を加えるとか、してくるのかな。
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