2014年5月13日火曜日

セレベス島東方に日本の空母が出現


1942年8月28日夜のフェーズ、スンダ海峡のインド洋側でオランダのSS KXIがCL名取、DD巻雲・夕雲・時津風・陽炎と遭遇しました。日本側に先に発見されたので雷撃はできませんでしたが、すぐに潜航して爆雷攻撃を受けることもありませんでした。文字にするとたったこれだけのエピソードなのですが、リプレイを見ている時にはかなり不安な気分になりました。なぜかというと、場所が場所だからです。日本の水上戦闘TFがスンダ海峡の南に出てくるということは、艦砲射撃かまたはひょっとすると上陸作戦の支援くらいしか考えられません。上陸作戦ならそれはそれで仕方ないのですが、可能性の高い艦砲射撃の方だとすると昨晩のクリスマス島はかなりまずい状況だったのです。

数日前からクリスマス島にはコンボイが3つ、多数の小さな貨物船と護衛するコルベットの合計17隻が停泊して揚陸作業中でした。クリスマス島のサプライの備蓄は一時1万トン台前半まで減ってしまいました。陸攻や九七重爆に攻撃を受け、安全にコンボイを送ることができなくなっていたからです。そこで戦闘機90機ほどをクリスマス島に派遣したところ、CAPがしっかりしてからはコンボイへの空襲はなくなりました。おかげでサプライの備蓄も3万5千トンほどにまで増えて来ています。もっと増やしたいところではありますが、戦闘機と哨戒機が消費する分のサプライが加わったのと、まだ港の規模が1しかなくどんど尿陸作業が進むというものでもないのでまだこの程度なのです。

そしてサプライを輸送するコンボイに加えて、3日前に第14ニュージーランド旅団を載せたコンボイが到着しました。もともとクリスマス島は日本に攻略されることを前提に、蘭印軍だけが守備して来ました。しかし防御施設の規模が6、飛行場の規模が4にまで拡張が進み、なんとか維持したいという気分になってきました。守りきることだけを考えるなら、たとえば米軍1個師団を送り込みさえすれば確実でしょう。でも、米軍師団を輸送するにはかなり大規模なコンボイを送ることになります。またサプライ消費量の増加も無視できません。そこで、小さめのコンボイで輸送できる軽めの部隊としてニュージーランド旅団を選択したわけです。

艦砲射撃は海戦フェーズではなく、夜のフェーズの最後の方に行われます。ASW戦闘後、固唾をのんで見守りましたが、艦砲射撃はありませんでした。もしかすると昼になってから来るのかとも思いましたが、やはりやっては来ませんでした。もしかすると艦砲射撃は明日で、今日はどこかで待機しているのかもとも思い、リプレイ後にマップを見てみましたが、どこにも見当たりません。クリスマス島とココス諸島からの哨戒機が見落としているのか、それとも単に連合軍潜水艦がスンダ海峡をパトロールしているかどうか確かめるためだけに顔を出したに過ぎないんでしょうか?夕雲・巻雲といった最新鋭駆逐艦にそんな雑用を命じたりするものなのか、不可解です。ともあれ、ニュージーランド旅団の揚陸はかなり進んでいて、あとは3インチ迫撃砲1門、25ポンド砲7門、貨物用トラック7両と後方要員device 59個を残すのみです。あした砲撃で客船・貨物船が全滅させられても、許容範囲かなと思います。サプライだけを積載している船は避難させました。

いっぽう、東部蘭印ではセレベス島東方洋上を哨戒飛行していたカタリナ飛行艇がCAPに撃墜されたという報告がリプレイ画面に表示されました。近くに日本側の大きな飛行場はないので、こんなところにCAPがいるということは空母の艦載機なのかなと感じてリプレイ後にチェックしてみると、予想通り空母を含む7隻からなるTFがいました。哨戒機によると、戦闘機83、爆撃機136、補用機26を搭載(このゲームではDetection Levelが高いと敵根拠地やTFの所在機種とその内訳が表示される仕様です)しているそうです。空母3隻と合計で225機という数字が正しいとすると、軽空母ではなく、翔鶴級2隻ともう一隻の正規空母ということになるでしょうか。でも、機動部隊を分割して空母3隻だけを分派するような任務があるのかという点は疑問で、哨戒機の視認できなかった空母が他にもいるのかなと感じます。もしそうなら、この空母を含んだTFの目的は連合軍のLautemやBabarか、8月26日に占領したばかりのRotiへの空襲なのかも知れません。

中国では昆明と貴陽・重慶を結ぶ道路の三叉路に進出していた中国軍部隊が、日本軍戦車聯隊5個に一蹴されました。この三叉路を占拠すれば、貴陽から重慶なり昆明なりに移動する日本側地上部隊の動きを早めに察知することができるだろうと思って移動させたのですが、早速反応されてしまいました。

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