2014年7月31日木曜日

重慶に多数の日本軍砲兵部隊が接近


1942年10月5日、中国では重慶空襲が再開されました。九七重爆(Ki-21-Ic Sally) 23機が飛行場を爆撃し、Airbase hits 3、Airbase supply hits 3、Runway hits 18の被害がありました。その後、重慶の南西2ヘクスの森林ヘクスで日本側が砲撃戦をしかけてきました。ここに前進して来た日本軍32ユニットの内訳は歩兵師団 1、歩兵旅団 1、独立混成旅団 3、歩兵聯隊 1、戦車師団 2、捜索連隊 1、HQユニット 1以外は砲兵ユニット 22という構成で素のAVが2268。対する中国軍は12ユニットで素のAVの合計が2590と、局地的には中国軍のAVが上回るというここ最近にしては珍しい展開です。そのまま中国軍が優勢でめでたしめでたしとなってくれればいいのですが、世の中そんなに甘くはありません。まず、砲兵 22ユニットの砲撃により中国軍のdevice 3個が破壊され40個がdisabled(負傷・故障)になる大きな被害が出ました。しかし中国軍はほとんど砲を装備していないので日本側の死傷者はゼロ。またサプライの保有量がゼロの地上部隊は敵に接触・攻撃されると逃げ出す仕様のようで、この砲撃戦後に中国軍4ユニットが勝手に後退してしまいました。踏みとどまってくれた8ユニットのAV合計は1237。明日も砲撃があるでしょうが、その砲撃戦のリポートをみれば中国軍の兵力が大幅に低下したことが日本側にも伝わりますから、明後日にはDeliberate attackをしかけられて敗退ということになるんじゃないでしょうか。

蘭印ではダーウィンからB-25C Mitchell 15機がチモール島ディリを爆撃し、飛行場にAirbase hits 1、Runway hits 5の命中弾がありました。目立った戦闘はこれだけです。気になる日本の空母の動向ですが、今日はセレベス島マカッサルのヘクスに移動していました。哨戒機の報告によると空母 4、戦艦 3、重巡 3をみかけたとのことでした。それにしても、この空母TFは何が目的なのでしょう。昨日からの動きを見るとダーウィン空襲はなさそうです。チモール島クーパンやRotiへの空襲が目的でしょうか?クーパンとRotiには頻繁に日本側の偵察機がやって来ていますから、日本側のマップにもイカリのアイコンが表示されていると思います。クーパンの方はCL AdelaidでRotiの方はAPDなのですが、これを沈めに来たのか?空母を派遣するにはあまりにしょぼい任務ですよね。

バンダ海の北側にある日本の根拠地、マカッサルとアンボンにはそれぞれ100機以上の戦闘機が配置されています。しかしケンダリーには戦闘機が39機しかみとめられません。ここしばらく30機台の報告が続いているので、この数字にはそれなりの信憑性があるものと思われます。そんな状況下でケンダリーにサプライかまたは守備隊を増援するコンボイを送りたい→ケンダリーのCAPの強化が必要→ケンダリーの戦闘機を増やすにはアンボンやマカッサルの戦闘機数を削らなければならない→それは避けたいのでかわりに空母がCAPの傘を提供しよう、というようなことでしょうかね?

2014年7月30日水曜日

東部ニューギニアの北に日本の空母


1942年10月4日、以前に重慶防衛線だったヘクスで日本側のDeliberate attackがありました。9月29日にこのヘクスでの戦闘に敗れ、日本の大軍は長江を渡河しすでに9ユニットが重慶市内に侵入して来ました。このヘクスに居残った日本軍部隊の存在は承知していましたが、中国軍の偵察能力ではその規模は不明でした。もし、ごく少数の部隊しか残していないようなら、後方への連絡線を遮断することができるかもと思い、一部隊をこのヘクスに向け移動させてありました。その部隊は昨日このヘクスに到着しましたが、早速日本側に攻撃されたというわけです。残置日本軍部隊は思ったよりずっと強力で、素のAVは2706:447。修正AV 1764:100、オッズ比17:1であっさり追い払われてしまいました。

今日は中国四川省への空襲はありませんでした。そのかわり先述したように重慶に9ユニットが侵入し、また貴陽から重慶へのルートでも30ユニットが接近中です。今日、空襲がなかったのは、爆撃機にお休みを取らせるためで、明日以降また激しい空爆が再開されるもとの思われます。

東部蘭印では、ディリに来ていた日本のTFの姿が消えました。無事にサプライの揚陸を終えて、アンボンにでも向かったのかと思います。この戦域では他にも大きな戦闘はなく、ダーウィンのB-25C Mitchell 12機がディリの飛行場を爆撃し、Airbase hits 1、Runway hits 3の命中弾を得た程度です。まあ落ち着いた一日だったわけですが、明日以降の波乱を予想させる黒雲がニューギニア島の彼方に出現しました。

哨戒機の報告によると、東部ニューギニア島北岸沖に空母1、戦艦2、重巡1からなる4隻のTFが南東に向け航行しているそうです。このTFには戦闘機67機、爆撃機103機、その他19機を搭載しているとのことなので、空母の数が1隻より多いことは確実です。この搭載機数合計が正しいとするとmini KBなのかなと思われますが、じつはもっと多くてKBがやって来ている可能性も否定はできません。でも、10月はアメリカの空母のアップグレードの月であることを日本側も承知しているはずなので、KBの方はもしかするとパールハーバーでアップグレード中のアメリカ空母を奇襲するつもりかもしれません。 いずれにせよ、空母がなにをしにやって来たのかとても気になります。

2014年7月29日火曜日

重慶に日本軍接近中


1942年10月3日、日本軍は中国奥地への空襲を続けています。重慶には九七重爆(Ki-21-Ic Sally) 23機が来襲し、飛行場にAirbase hits 2、Airbase supply hits 1、Runway hits 8の被害がありました。また内江に駐屯する中国軍地上部隊が九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 88機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 29機に襲われ、device 5個が破壊され、95個がdisabled(負傷・故障)になりました。また、長江を渡河し重慶の西側のヘクスに到達した日本軍地上部隊の数はすでに19ユニットにもなっています。もっとも早い部隊は一昨日に姿が見えていたので、明日かまたは明後日には重慶市内に達することでしょう。

バンダ海を南下していた日本のTFは今日チモール島のディリに到着しました。今日の哨戒機はPB(哨戒艇)一隻のTFと報告しています。1隻というより、一昨日と昨日の報告の通り2隻の方が正しいのかなと思いますが、ディリに入港したところをみるといずれにせよFasttrasnport TFなのでしょう。PBという情報が正しいようなら、14ノット出せてサプライを1000トン積載できるAnsyu xPB級なのだろうと思います。さて、得られている情報の分析は以上ですが、今日もこのTFへの攻撃は実現しませんでした。LautemのB-25もクーパンのソードフィッシュもRotiのカタリナ飛行艇も飛んでくれず、またディリに潜入させたS級潜水艦も攻撃してくれませんでした。日本軍は危険な航海に従事するPBに陰陽師でも乗り組ませ、結界でもはらせているのではと考えたくなるくらいです。

2014年7月28日月曜日

ボエラを爆撃


1942年10月2日、きのう奪還したばかりのブナに九七重爆と百式重爆による空襲がありました。日本側は飛行場と港にしつこく爆撃を加え、今朝の時点で飛行場サービス施設に33%、滑走路に58%、港に77%の損傷が残っていました。どちらを持ってプレイするかによりものごとが全く違ってみえることを、この空襲からあらためて感じました。

連合軍側としては、当面、ブナの飛行場で戦闘機・爆撃機を運用する予定はありません。ブナはラバウルから距離9ヘクスと近く、この間のクーパンへの日本側のsweep攻勢を考えると、支えきれるとは思えないからです。またブナを攻略した地上部隊に兵力の余裕はなく、一兵残らずサラモア攻略に向けて移動させることにしました。しかしそうするとブナは空っぽになってしまうわけで、ごくごく小部隊による空挺作戦やFasttransport TFでの上陸作戦によっても再び日本側の手に落ちる可能性があり、そうなったらどうしようかなと悩んでいたところでした。ちょうどそんなところに激しい空襲があり、ブナを短期間では修理が完了しないくらい破壊してもらえて、却って安心することができました。連合軍の受け取り方はそんな風ですが、日本側としてはラバウルやニューギニア東部へのTFの運航にさらに気を使わなければならなくなったわけで、一刻も早く飛行場を叩きたいと感じてのことだったのでしょう。

上記のスクリーンショットを加工していて気付いたのですが、ブナの連合軍地上部隊の移動のアイコンは、敗走した日本軍部隊のいる北西のヘクスに向けて移動中というものではなく、西側のヘクスに向けて移動中というアイコンです。きのう、これらの部隊に移動の指示を出す際に、目的地をサラモアにしたからこうなってしまったのでしょう。サラモアに行けと指示されると、ゲームエンジンは、日本軍部隊のいる北西のヘクスを避け、図の破線に沿った迂回路をとってしまう仕様です。日本軍部隊のいる北西のヘクスに行かせるには、直接そのヘクスを目的地として指示しなければならなかったわけで、命令を修正しておかなければ。

東部蘭印ではボエラにP-38Fによるsweepと四発爆撃機による飛行場爆撃を実施しました。3日ほど前から指示しておいた作戦ですが、天候のせいかなかなか飛んでくれず、今日ようやく実現しました。ボエラにはCAPがいなかったためか多数の命中弾があり、かなり徹底的に破壊できたものと思われます。ボエラの無力化を受けて、こんどはなんとかアンボンを叩きたいと思っています。今日の偵察情報によるとアンボンには戦闘機が120機ほどいるそうで、艦砲射撃と組み合わせてなんとかかな。

バンダ海のPB(哨戒艇)など2隻の日本TFですが、きのうよりも1ヘクスさらに南下していました。バンダ海の南側にはディリ以外に日本の根拠地はなく、やはりディリに向けてサプライを輸送するFasttransport TFなんでしょうか。こうやって南下して来ることを予想し、LautemのB-26とRotiのカタリナ飛行艇にNaval atttackを指示し、またわざわざクーパンにソードフィッシュ雷撃機を移動させこの部隊にもNaval atttackを指示しておきましたが、どの部隊も飛んでくれず攻撃は実現しませんでした。このヘクスはheavy rainだったそうなので、天候が原因なのか?バンダ海のほぼまん中ですからケンダリーやマカッサルの零戦のLRCAPを慮ってAI指揮官が出撃をためらったなんてことはないですよね。

2014年7月27日日曜日

奉祝 第300ターン

1942年10月1日、ビルマではマンダレーの東の森林ヘクスで日本側のDeliberate attackがありました。ビルマの中部平原で連合軍側の支配下にあるもっとも南の根拠地はShweboで日本側の支配しているマンダレーと対峙しています。この二つの根拠地の間にはイラワジ川が流れていて、Shweboからマンダレーに地上部隊を移動させるとShock attackを余儀なくされます。そこで、Shweboからこの森林ヘクスを経由してマンダレーに向かう迂回策をとることにしました。Shweboから出発した先遣部隊14th British Brigadeは無事渡河に成功し、その後主力部隊を後続させました。しかし日本側はこの動きが気に食わなかったようで、東の方から地上部隊が接近してきていたのです。日本側の2部隊は第4と第21の2個師団の大軍でした。素のAVは897:61と大差で、連合軍側には地形と指揮官のプラス、経験不足とサプライ不足のマイナス修正があり、修正AVは582:19。オッズ比30:1で完敗です。マンダレー・ラシオ間の鉄道線を遮断する計画も夢と消えました。10月15日の雨季明けを待った方がいいようです。

東部ニューギニアのブナでは今日も連合軍側からDeliberate attackを実施し、こちらはオッズ比6:1でブナ奪還に成功しました。やはり昨日の攻略失敗は、一個連隊を休ませたままにしてあったためだったようです。今後は日本軍を追撃し、サラモアへ向かう予定です。

蘭印東部ではLautemとダーウィンからB-25C Mitchell 36機がディリの飛行場を爆撃し、Airbase hits 4、Runway hits 8の命中弾を得ただけで、その他には目立った戦いはありませんでした。しかし、バンダ海に日本のTFが南下してきていることが報告されています。PB(哨戒艇)を含む2隻のTFだそうで、前回と同じように、ディリにサプライを輸送するFasttransport TFなのかもしれません。日本の水上戦闘艦はマカッサルに集合していて、重巡 13(!)、駆逐艦 3の存在が報告されています。もっともこの重巡 13隻のうちの少なくとも7隻はクーパン遠征から帰還したばかりの軽巡なんだろうと思いますけど。

2014年7月26日土曜日

軽巡の日


1942年9月30日、前日マカッサルの南にみとめられた日本のTFがクーパンにやってきました。軽巡長良、五十鈴、名取、由良、球磨、多摩、木曽と駆逐艦巻雲、陽炎の9隻です。クーパンには9月16日の会戦を生き延びたPTボート4隻がいました。9月16日のクーパン海戦の前には、日本の強力な水上戦闘TFがやって来たら生き残れるPTがあろうとは思っていませんでした。しかし4隻生き残ってくれたのをみると、そのままクーパンの用心棒として活躍してほしくなります。でもクーパンの港は規模3でrearm levelがたったの40しかなく、魚雷の補充ができなかったのです。連合軍側のプレイは初めてで、魚雷艇を港の防衛に使用するのも緒戦期を除くとこれが初めてなのでこういったところにまで頭が回っていなかったわけです。仕方がないので、はるばるシドニーからオーストラリア南岸まわりでAGP(魚雷艇母艦)を回航することにしました。そのAGPは2週間かけて昨日クーパンに到着し、ようやく魚雷を補充することができました。しかし時あたかも日本のTFの来襲が予想されるという昨日の状況に鑑み、AGPは補充を終えるとすぐに出港し、フルスピードで南のPort Headlandに向かったのでした。

さて、軽巡7隻対PTボートの対戦ですが、昨夜はmoonlight 71%の明るい夜でお互いに距離1万ヤードで相手を発見しました。暗夜に島陰から突然躍り出れば戦艦を食える可能性も秘めたPTボートではありますが、明るい夜に1万ヤードもの遠方でみつかり、しかも軽巡・駆逐艦相手では実力の発揮しようがありません。日本側は1万ヤードで砲撃を開始します。ところで、このゲームの水上艦同士の戦闘ではばかにT字戦法を多くみかけるような気がしますが、軽巡木曽艦長の大野 竹二大佐もT字戦法を号令(Ono, Takeji* crosses the 'T')しました。優勢を確信した日本側の動きに、たった4隻のPTボートは全滅間違いなしだろうと思いリプレイをみていましたが、驚いたことに沈没したのはPT-66 1隻(35トン、VP 1)だけ。残った3隻のうち1隻は魚雷を残していましたが、他の2隻の魚雷は無くなっているので、ただ逃げてばかりいたわけではないようです。

その後、クーパンへの艦砲射撃を予想しましたが、なにもせず軽巡TFは帰って行きました。昼になってから、クーパンの南をパトロールしていたSS KVIIIがこのTFを発見し、CL五十鈴に対して魚雷を4本発射しましたが、命中させることはできませんでした。大山鳴動してPTボート1隻で終わった海戦でした。

前日、Babarで陸攻の雷撃を受けた連合軍のCL ConcordとCL Ceresは、予定通りアンボンを艦砲射撃しました。一式陸攻 1機の損傷とAirbase hits 3、Runway hits 7、Port hits 2、Port supply hits 1が報告されていますが、軽巡の砲ですから大したことにはなっていないのでしょう。

一日休養をとった東部ニューギニア、ブナの連合軍はDeliberate attackを実施しました。今日はブナ奪還間違いなしだと思っていたのですが、修正AV 177:95、オッズ比1:1で今日も奪還できませんでした。不審に思い見直してみると、歩兵2ユニットのうち24th (Sep) Infantry Regimentがreserveになっていて、攻撃に参加していませんでした。昨日お休みを取らせるのに、主力のアメリカ陸軍第24歩兵師団はcombat modeのままにしてありましたが、規模の小さな24th (Sep) Infantry Regimentの方は少しでも疲れが早くとれるようにとreserve modeにしたのです。それをcombat modeに戻すのを忘れた采配ミスでした。

2014年7月24日木曜日

重慶防衛線の崩壊

1942年9月29日、今日は中国奥地への空襲が重慶に集中しました。一式戦(Ki-43-Ic Oscar) 12機と二式戦(Ki-44-IIa Tojo) 24機に護衛された九七重爆 134機(Ki-21-Ic Sally 24, Ki-21-IIa Sally 110)と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 29機。戦爆連合、合計で209機の大編隊が飛行場を爆撃し、Airbase hits 7、Airbase supply hits 1、Runway hits 61の命中弾に加えて、駐機中のP-66 Vanguardが地上で1機破壊されました。

その後、重慶防衛線で日本側のDeliberate attackがありました。これまでの戦いで消耗していた中国軍はオッズ比3:1で敗退。ついに重慶防衛線を突破されました。あとは重慶まで平地ヘクスをひとつ残すのみなので、1週間後くらいには重慶にやって来ることでしょう。またこのヘクスで戦闘した部隊とは別に、貴陽から重慶への1級道路を日本軍31部隊が北上中です。おそくとも10月中には重慶陥落かなと。

蘭印ではBabarに進出した軽巡3隻の連合軍TFに対して、零戦(A6M2 Zero) 31機に護衛された一式陸攻(G4M1 Betty) 16機が来襲しました。このTFを前進させるにあたっては、ダーウィンから戦闘機ユニットを2個、イギリス軍のHurricane IIc Trop 16機とオーストラリア軍のKittyhawk IA 16機をBabarに移動させCAPを指示しておきました。今日は到着の27分前にレーダーが敵機来襲を探知してくれましたが、迎撃してくれたのは各5機のみ。CAPは31機の零戦にはばまれ、零戦2機を撃墜するのみにとどまり、陸攻は16機とも雷撃を敢行。軽巡と駆逐艦だけのTFなのでなんとかかわしてくれるのではと期待していたのですが、CL Danaeに魚雷が1本命中してSys 17, Flt 42(23), Eng 0のダメージを受けました。CL Danaeは17ノットを発揮できるので、駆逐艦1隻を護衛につけとりあえずダーウィンに帰還させることにしました。

戦艦長門の撃沈に成功した頃は東部蘭印の奪還についてかなり楽観視していました。しかしその後、日本側がマカッサルやアンボンに多数の戦闘機を配備して守りを固めるにつれ、先行きが怪しくなって来て、マカッサル攻略など夢のまた夢。先日、小さな油田のあるボエラの飛行場が規模2に拡張されたので、この辺から順番に叩いていかなければと感じるようになりました。ボエラ奪還を視野にいれ、まずはアンボンを艦砲射撃と考えて軽巡を前進させましたが、陸攻の威力にはたじたじです。でもここまで前進させたのだからということで、あしたは今日の陸攻の攻撃をかわすことのできたCL CeresとCL Concordにアンボンを艦砲射撃させてみます。軽巡2隻じゃ大した戦果は得られないでしょうが、なんとかアンボンに高価な飛行機(双発機以上)を配置したくなくなるように感じてもらえれば幸いです。

日本側はクーパンにもマカッサルからの零戦 80機がsweepにやってきました。繰り返しsweepにより多数のCAPが撃墜されたことに懲りて、クーパンにはCAPをあげないことにしていたので、被害はありませんでした。しかしCAPのいないことを発見した日本側が明日以降、爆撃にやって来るのではと心配です。しばらくサプライ輸送のコンボイを送る予定はありませんが、以前の海空戦で損傷したCLがクーパンに、またAPDがRotiに係船されています。どちらもダメージが大きく、pierside modeにしてあるので、ただちに火を入れても出港できるのは3日後。しかも前者はまだ12ノット、後者は5ノットしか出せませんから、オーストラリアに向けての出港は見送る方向で、港で沈められてもやむを得ないかなと思っています。日本側はマカッサルに重巡 7隻・軽巡 3隻を集中し、また戦艦2隻・軽巡2隻がマカッサルから南東に1ヘクスだけ南下を始めています。これ、目的は何でしょう?クーパンかWaingapoeの艦砲射撃に来るのかな??

2014年7月23日水曜日

日本のASWは空も海もしっかり


1942年9月28日、宗谷海峡でパトロールしていたSS Grenadierが貨物船3隻を含む日本のコンボイと遭遇。夜間でしたが、護衛のSC Ch 29はしっかり職務を果たしていて、SS Grenadierは貨物船を攻撃する機会を得ることができませんでした。やむを得ず、護衛の駆潜艇に向け2本の魚雷を発射しましたが、命中しませんでした。日本側はこの海域を重視しているようで、対潜哨戒機も頻繁に飛んでいて、夜が明けてからSS GrenadierとSS Pollackが一式陸攻の攻撃を受けました。特にSS Grenadierの方は午前と午後で合計4回も攻撃されて250kg爆弾が命中。命中とはいっても至近弾くらいだったようで、Sys 18, Flt 0, Eng 0のダメージで済みました。とはいっても、Sysダメージが18ではダッチハーバーまで修理に戻らなければなりません。

ボルネオ島東岸のバリクパパンを出入りするタンカーを狙うため、マカッサル海峡をパトロールしていたSS S-46がAO 鶴見とAO 能登呂を発見しました。この2隻は9月24日にマカッサル海峡の北側出口で同じS-46が魚雷を1本命中させたAO石廊の同型艦ですから、おそらくバリクパパンで原油or重油を満載し、浅海ヘクスの多いジャワ海→南シナ海経由で本土に戻るつもりだったのだろうと思います。S-46は一回のパトロールでタンカーを2隻もしとめられれば表彰ものですが、こんどは護衛のE 友鶴がきっちり仕事をしていて、タンカーを狙うことができません。海防艦を狙って魚雷を2本発射しましたが、敏捷な海防艦相手ですから命中はしませんでした。昼になってから、同じヘクスでまたこのコンボイに遭遇しましたが、すばやく発見されて爆雷攻撃を受け、Sys 26, Flt 28(21) Eng 0のダメージを受けました。まあ沈没することはないでしょうが、オーストラリア西岸パースに戻って修理を受けなければなりません。

連合軍は東部ニューギニアのブナで3回目のDeliberate attackを実施しました。素のAVは505:167。日本側には地形のプラス、準備不足のマイナス修正があり、修正AVは231:123。連合軍の修正AV 231は日本側の123の2倍に15足りず、オッズ比は1:1となって残念ながらブナ奪還はなりませんでした。しかし死傷者数は連合軍のdevice 1個破壊44個disabled(負傷・故障)に対して日本側は55個破壊78個disabledと日本側がだいぶ多くなっています。一日お休みをとらせて明後日の攻撃では奪還間違いないでしょう。

2014年7月21日月曜日

重慶防衛線の戦闘3回目

1942年9月27日、中国では今日も重慶に九七重爆(Ki-21-Ic Sally) 24機が飛来し、飛行場にAirbase hits 3、Airbase supply hits 1、Runway hits 26の被害を与えるとともに、駐機されていたP-66 Vanguardが地上で破壊されました。またその西側のヘクスを行軍中だった工兵ユニットに二式戦(Ki-44-IIa Tojo) 22機に護衛された九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 110機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 30機の爆撃を受け、device 64個が破壊され、86個がdisabledになる大きな被害を受けました。この工兵ユニットは以前どこかの戦闘の敗戦で殲滅され、先日重慶に復活したものです。歩兵ユニットとは違って戦力にはなりませんし、重慶にいればただでさえ不足なサプライを消費するだけなので、移動させることにしたものです。どうせ移動先でもサプライ不足で防禦施設の構築はできませんから、爆撃ですり減らされても中国側としてはあまり痛手とは感じません。 日本側を愉快にさせる点だけは癪ですが。

その後、重慶防衛線で日本側からのDeliberate attackがありました。今日は素のAVが7340:1907。中国側には地形のプラス、経験不足とサプライ不足のマイナス修正があり、修正AVは4479:2365。死傷者は日本側のdevice 101個が破壊され1191個がdsiabledになったのに対し、中国軍はdevice 179個が破壊され730個がdsiabledとなっていました。オッズ比1:1なので辛くも防衛には成功しましたが、スコアは前回よりだいぶ悪化しているので、次の戦闘でここも突破されるでしょう。できれば一つでも多く日本側のdeviceを破壊、dsiabledにしてくれることを期待するのみです。

ビルマでは、きのうのBasseinでの陸戦に敗れた連合軍部隊を、ラングーンから一式戦(Ki-43-Ic Oscar) 36機に護衛された九九双軽(Ki-48-Ib Lily) 30機と九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 27機が襲い、device 6個破壊9個disabledの被害が出ました。平地ヘクスで60機近い爆撃機の空襲を受けたことを考えると、このくらいならよしとしなければならないかもしれません。

ニューギニアではブナの陸戦は今日はお休みで、潜水艦の活躍だけが目立ちました。まず夜のフェーズにTerapoの南東で伊159潜がAVD Casco(1830トン、VP 6)を雷撃し、魚雷1本命中で沈没しました。ニューギニア東部の制空権は実質的に日本側に握られています。Terapoに戦闘機を配置してもsweepで撃墜されるばかりなので、哨戒用のカタリナ飛行艇がいるだけです。戦闘機のCAPがなければ貨物船によるサプライの補給は困難で、このAVD(水上機母艦)か、あるいはAPD(駆逐艦改装輸送艦)をFasttransport TFに仕立てて、夜のうちにこっそりサプライを運び込んでいるのが実情です。APDは30トン、AVDなら250トンのサプライを積むことができるので、この鼠輸送というかサンフランシスコ急行のおかげで爆撃の被害もなくなんとか必要な量のサプライは確保してきています。またAVD Cascoは最高速度18ノットでmaneuver値も40(軽巡阿賀野なんかと同じ)あって、魚雷を命中させにくい方の艦種だと思うんですが、こんな風に潜水艦にやられてしまうとはがっかりです。

その後明るくなってから、Long Islandの東側でSS S-18が日本のコンボイを攻撃し、xAKL Katsura Maruに魚雷を1本命中させました。まだ沈没艦船リストに名前が載せられていませんでしたが、on fire,  heavy damageと表示され、沈没音も聴取されたので、撃沈は確実だと思います。

2014年7月19日土曜日

Basseinから叩き出される

1942年6月26日、きのう渡河にともなうShock attackにより大きな被害のでたビルマBasseinの連合軍に、今日はまず九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 27機と九九双軽(Ki-48-Ib Lily) 29機の爆撃がありました。爆撃よけのお守りの高射砲部隊は渡河時の混乱に巻き込まれないよう、一日遅れて渡河する手はずになっていて、まだ到着していませんでした。その結果、狙われた海兵隊第2戦車大隊の戦車4輌が破壊され29輌がdisabledになる大きな被害が出ました。その後、日本側のDeliberate attack。日本軍の素のAVは676なのに対して、連合軍は382。連合軍側には指揮官、混乱、準備不足、経験不足、サプライ不足のマイナス修正があり、修正AVは392:32。オッズ比比10:1の大差でBasseinから叩き出されました。日本軍の死傷者がわずかdevice 41個の破壊と64個のdisabledだけだったのに対し、連合軍は334個が破壊され191個がdisabledになる(アメリカル師団以外は)ほぼ全滅に近い損害を受けました。破壊されたdeviceが多かったのは、前日の戦いでほとんどがdisabledになっていた第46インド旅団ののdeviceが破壊されたり、またさきほどの爆撃の後ようやく到着した第95重高射砲連隊が敗北にともないふたたび渡河することになり、その際に重たい高射砲やトラックをほとんど遺棄したりしたためです。ともかく、しばらく再起不能な状態になったのは確かで、一昨日の渡河を安易な気持ちで決断したことを後悔しています。

東部ニューギニアでは、Long Islandの東のヘクスでSS S-30がxAK Shanghai Maruを雷撃しました。2本の魚雷のうち1本が命中してheavy damageと表示され、その後のリプレイ中に沈没音が聴取されたので沈没したものと思いましたが、今日の沈没艦船リストにxAK上海丸の名前はありませんでした。FoWで報告されていないだけなのか、本当に沈没しなかったのかは不明です。そのかわり、リストには今日付で伊121潜の名前が載せられていました。伊121は9月21日にクリスマス島の西でKV Fritillaryが爆雷2発を命中させ、かなりのダメージを与えています。沈没したのはジャワ海だそうですから、シンガポールにでも回航する途中で沈没したのかも知れません。

ブナでは3回目のDeliberate attackを実施しました。 素のAVは連合軍520:日本軍195。日本側には地形のプラス。準備不足のマイナス修正が入って、修正AVは400:239。オッズ比1:1で今日も押し切ることは出来ませんでしたが、前回よりさらに連合軍側に有利なスコアになっていますから、次の攻撃でブナを奪還できるのではと思います。

2014年7月16日水曜日

重慶防衛線での戦闘2回目


1942年9月25日、今日も中国では定期便となりつつある空襲がありました。内江へは二式戦(Ki-44-IIa Tojo) 22機の護衛で九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 77機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 29機が飛来し、Airbase hits 2、Airbase supply hits 2、Runway hits 5のダメージ。また重慶には漢口方面から旧式の方の九七重爆(Ki-21-Ic Sally) 23機が飛来し、Runway hits 8を残して行きました。

こういった空襲に加え、今日は重慶防衛線で日本側のDeliberate attackもありました。22日の戦闘後、2日間の休養をとり満を持しての戦闘再開なのでしょう。日本側の素のAV 8508に対して中国軍は2478。中国側には地形のプラス、経験不足とサプライ不足マイナス修正があり、修正AVは4984:3562。オッズ比1:1なので一応防衛に成功です。死傷者数は日本側のdevice 93個が破壊され1800個がdisabled(負傷・故障)になったのに対し、中国軍はdevice 437個が破壊され733個がdisabledになりました。中国軍の死傷者数の方が少ないのは、もともと会戦に参加した数が少ないからです。中国軍は着実に削られ、しかもサプライ不足の影響が深刻です。陸戦のあったヘクスの東隣のヘクスにも陸戦アイコンがついていますが、これは戦闘によりサプライが皆無になって潰走したユニットが逃げこんだからです。ということで、あと一戦でこの防衛線も突破されてしまう気がします。

ビルマでは米英軍が渡河しBasseinに突入しました。連合軍はアメリカル師団と第46インド旅団と海兵隊第2戦車大隊で素のAV合計が521だったのに対し、 日本側守備隊は第33師団と泰国軍師団2個と第47野戦高射砲大隊で総勢2万名あまりでAV 721。事前の偵察情報よりずっと大きな兵力でした。日本側には準備不足のマイナス修正が、連合軍にはショック(渡河なのでshock attackを余儀なくされます)のプラス、指揮官・混乱・サプライ不足のマイナス修正がついて、修正AVは85:878。オッズ比1:10の大敗です。死傷者数をみると、日本軍のdevice 4個が破壊され74個がdisabledになったのに対し、連合軍のdevice 22個が破壊され161個がdisabledになっていて、大差の敗北にふさわしい結果でした。

さて、この敗戦をうけて、この場をどう収拾すべきか。連合軍側の被害の多くはインド師団と戦車大隊が引き受けています。強行渡河ですから、車輛に多数の被害が出るのはやむを得ないところですし、またその被害自体も破壊は4両のみでほとんどが故障でした。また歩兵の方でもインド師団よりも頼りになるアメリカル師団が比較的元気なままでいてくれたことは幸いでした。しばらく休養をとらせ、なんとか日本側を削る手段を探りたいと思います。私が日本側を持っていれば、前のめりと評価すべきBasseinへの突進をとがめるために、インドから続くサプライ補給路である海岸道を遮断するように動きたいと思います。今日の偵察情報によると、日本の戦車聯隊・捜索連隊は海岸道遮断に向けて動くのではなく、マグエの方に戻るようです。

2014年7月15日火曜日

指揮官の選択・任命される仕組み


小ネタですが、How are random leaders assigned?というスレ でAIが各ユニットのリーダーを選択・任命する仕組みをDevチームのSymonさんが解説しているのを読んだので紹介します。


ランダムだが、完全にランダムだというわけではない。コードが参照しなければならない事項がいくつかあって、例えば艦船の場合は船級(class)を参照する。戦艦ならば、その国の、Type=5(艦船)にふさわしい、その船級にふさわしい階級(戦艦は主力艦とされているので大佐相当)のリーダーが選択される。船級ごとに価値の一覧表があって、VP、攻撃目標としての価値、魚雷何本を発射すべき目標か、などいろいろな場面で参照される。総じてその船級ごとの価値がうまく評価されていると思う。また、その船級の価値の降順に、大きな艦は大佐、そうでない艦は中佐、少佐、大尉から少尉といった具合に艦長の階級も低くなる。
艦長を選択するロジックはファジーで、少佐に価する艦であっても条件(これについては後ほど詳しく)にぴったりとあてはまらない中佐や大尉が任じられることもある。あるユニットにリーダーが必要になると、ゲームのコードは適切な要件を満たしたリーダーのリストを作成し、その一番目の人物をリーダーに任命する。そして、例えばリストの中に大佐が払底している場合、中佐が選択されるかもしれない。条件に合わないリーダーの任命に関して、上下にそれぞれどの程度の階級差まで許容されるのかについては、知的財産に関わるので公開するわけにはゆかない。
大戦後期になって、あるユニットのリーダーにふさわしい人物のリストに載せるべき人がすべて任命済みで、候補者をみつけることができないようになると、ゲームコードはそれらしい階級と国籍と能力をもった架空の人物を生成する。これに関するアルゴリズムもやはり知的財産に関わるので公開できない。
諸君の中には、TFを指揮する人物をFleet HQの指揮官に任命できないこと、逆にFleet HQの指揮官をTFの指揮官に転任させられないことを不思議に感じている人がいるものと思う。なぜそうなっているのかと言うと、それぞれの指揮系統がデータベースの”Type”フィールドの値によって別々に定義されているからだ。また、しばしば同じ名前の人物がTF(Typeが04)指揮官用とHQ(Typeが01)指揮官用に2人べつべつに用意されているのもそのためだ。
地上部隊のリーダーの任命に関しても同様。

2014年7月14日月曜日

アンボン飛行場制圧ならず


1942年9月24日、マカッサル海峡の北側の出口でSS S-46がAO Iroを雷撃し、魚雷が1本命中しました。アメリのか魚雷でもS級潜水艦の魚雷はそれほど不発率が高くなく、無事に爆発してくれました。このAO石廊は6月26日にやはり同じくマカッサル海峡でSS Snapperが、また7月5日に種子島近海でSS Plungerが雷撃しましたが、魚雷の爆発には至らなかった経過があります。今日は三度目の正直でようやくダメージを与えることができました。ただ、残念なことに”Fuel cargo burning”の表示は出現せず、バリクパパンに向かう南行きのコンボイだったようです。

蘭印では前日に引き続き、今日もアンボンへの空襲を実施しました。LautemからP-38(P-38E Lightning 25, P-38E Lightning 16) 41機がsweepし、ダーウィンから四発爆撃機 61機(B-17E Fortress 41, B-17F Fortress 11, B-24D Liberator 9)が飛行場爆撃を目指しました。日本側も前日の空襲をみて警戒し、今日はアンボン上空に零戦(A6M2 Zero) 44機と一式戦(Ki-43-Ic Oscar) 30機がCAPしていました。前日とは違って、sweep 2波→爆撃機 3波→ sweep 2波といちおうsweepが先行してくれたのですが、41機しかいないP-38は4波に分かれてしまい合計で70機以上のCAPに迎撃されたわけですから、望んだ通りの戦果は得られませんでした。

損失機は、日本側が零戦 17機(被撃墜 15, Ops loss 2)、一式戦 10機(被撃墜 6, Ops loss 3, 地上破壊 1)と一式陸攻の地上破壊 9機で合計36機だったのに対し、連合軍はP-38E Lightning 10機(被撃墜 10), P-38E Lightning 7機(被撃墜 3, Ops loss 4)、B-17E Fortress 3機(被撃墜 2, Ops loss 1)、B-17F Fortress 3(被撃墜 3)と合計で23機を失いました。機数だけをみれば連合軍側が少なめですが、連合軍は高価な四発爆撃機と双発のP-38なので、実質的には日本の勝ちですね。なお、零戦と一式戦の撃墜21機のうち6機は四発爆撃機の戦果で、2機撃墜の爆撃機パイロットも生まれました。さてこれだけの被害を出しながら、アンボンの飛行場に与えたダメージはAirbase hits 7、Airbase supply hits 3、Runway hits 26のみとがっかりな成績で、アンボン制圧という目的は達せられずに終わりました。明日もういちど空襲を繰り返せば、アンボン飛行場を穴だらけにすることができるかも知れませんが、P-38の被害が大きく明日は無理。しばらくはお休みして捲土重来を期するしかありません。

さらにダーウィンとLautemからB-25C Mitchell 31機でディリの飛行場を爆撃し、Airbase hits 2、Airbase supply hits 6、Runway hits 13の命中弾がありました。港ではなく飛行場の爆撃だったのですが、9月21日と同じく今日も貨物船xAKL Jinsan Maru(2050トン、VP 3)が沈没したとコンバットリポートに載せられ、また沈没艦船リストにも500ポンド爆弾で沈んだと載せられていました。飛行場を狙ったのにそれてしまった爆弾により船の沈没することって、実は珍しくないのかも知れません。

中国では重慶に九七重爆(Ki-21-Ic Sally) 24機が飛来し、飛行場にAirbase hits 1、Runway hits 15。また内江(Neikiang)にも二式戦(Ki-44-IIa Tojo) 22機の護衛した九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 62機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 23機がやってきて、Airbase hits 5、Airbase supply hits 2、Runway hits 17のダメージを受けました。重慶防衛線の森林ヘクスでの陸戦は今日もお休みでしたが、貴陽にいる日本軍の規模が52ユニットと判明しました。日本軍の重慶への進軍は西回りの道路経由だけではなく、貴陽から北上する道路経由でもやって来るようです。

ニューギニア東部のブナでは9月21日から3日ぶりに3度目のDeliberate attackを実施しました。今日は素のAV 535:209に対して、修正AVは359:283とオッズ比1:1ながら連合軍に有利なスコアになりました。死傷者数も連合軍のdevice 43個がdisabled(負傷・故障)に対して、日本側はdevice 26個が破壊され56個がdisabledになるなど日本側の方が多くなっているので、あと1~2戦で奪還できそうです。

ビルマではラングーンの北西Basseinの日本側守備隊が2ユニットから4ユニット1万6千名あまりに増えていました。日本側は2ユニットを増援に送り込んだようです。連合軍のBassein攻撃隊はあした渡河するところで中止すべきか迷ったのですが、1万6千名という推定が正しければ、せいぜい1個連隊を増強して、2個連隊になったくらいかなと思い、そのまま前進させることにしました。本当はもっと兵力をまとめて、絶対に大丈夫となってからにすべきなのでしょうが、このあたり待つことのできない、逐次投入してしまうのが私の欠点で、分かっちゃいるけどやめられないんです。

2014年7月12日土曜日

上手なlayered CAPの指示のしかた


成層圏sweep・高高度sweepに関する論議が華やかだったのはだいぶ以前のことで、最近では関連するスレがたてられる機会も減ったようです。しかしこのゲームに新たに参入する人は続いているせいか、当時を知らないとおぼしき人が Altitude House Rulesというスレをたてていました。スレ主さんは、成層圏sweep・高高度sweep対策としてどんなハウスルールがいいか尋ねるつもりでたて、ベテランさんたちの回答は単に適切なハウスルールを示すだけでなく、過去の議論を踏まえた成層圏sweep・高高度sweepに対するコンセンサスが示されているように感じました。またこのスレではハウスルールだけでなく、Layered CAP(2個以上の飛行隊に高度を違えて位置させるCAP)の考え方についてもレスがついていました。Layered CAPは成層圏sweep・高高度sweep対策として推奨されていますが、どう指示したらいいのか具体的に解説したものは読んだ記憶がなく、かなり勉強になったので紹介したいと思います。

上方に位置する戦闘機の優位をなくすためのハウスルールに最もよく使われる最小manoeuvre値はいくつだろう?私は14かと思うが、12かもしれない。15だとP-47が飛ぶことさえできなくなってしまう。またP-38のある型は13でも飛べなくなるようだが。 

私は高度制限をつかってない(どんな機種でもどんな任務でも)。しかし、「2番目に良好なmanoeuvre値の高度まで」に制限するルールがよくつかわれているそうな。つまり機種ごとに異なるというわけだ。
それは意味がないように思う。どの高度でも同じように大したことのない性能の戦闘機は、どの高度でもmanoeuvre値がみな同じという理由により、高度制限なく使うことができてしまう。Xという戦闘機は3万フィートでのmanoeuvre値が20でそれより低い高度のmanoeuvre値が29、27と分布しているので3万フィートでは使えないのに、Yという戦闘機は各高度のmanoeuvre値が15と10の2つの値しかないので3万フィートでもつかえることになる。3万フィートでXはYの2倍のmanoeuvre値があるのに運用することができないって... 高度の利点を生かすのが困難なほどmanoeuvre値の低い機種による高度差の優位の悪用は許されない。現実を反映しない「2番目に良好なmanoeuvre値の高度まで」なんていうハウスルールより、たとえばパイロットの操縦が困難になるようなmanoeuvre値で制限すべきだ。 

最小manoeuvre値で制限するルールは連合軍に不利だ。なぜかというと、連合軍にはmanoeuvreが低く、最高速度が高い機種が多いからだ。もしこのルールでプレイすれば、常に日本側が高度の有利さを享受してしまう。「2番目に良好なmanoeuvre値の高度まで」というルールなら、戦闘の高度を最高高度から単に下げるだけだ。 

日本側と連合軍側でmanoeuvre値に関する別のルールが使われているというの?スピットファイアとハリケーンのmanoeuvre値がかなり良好だが、ムスタングなんかはかなり悪いことは知っている。このゲームの空戦エンジンは、例えば速度に重点を置き過ぎていたりなど、うまく機能してないようだ。改善するにはかなり劇的な変更を加えないといけない。 

ハウスルールは、嗜好品のように感じる人もいるし、必需品と感じる人もいるし、まったく使おうとしない人もいる。ハウスルールの多くは、まだこのゲームが発売されてから日が浅かった頃、実際に経験されたり出現が予期されたアンバランスに対する反応として生まれた。公式パッチやベータパッチやmodのおかげで、必須なものではなくなって来ている。PBEM開始時にはPreferencesの設定とともに、ハウスルールについても相談しておくものだ。 

sweepに関しては必要なら「最高のmanoeuvre値の高度帯まで」というルールがいいと思う。または高高度sweep禁止、つまり高度の絶対値で制限するか。CAPには高度制限は必要ないと思う。 

「私は高度制限をつかってない(どんな機種でもどんな任務でも)」とのことだが、私も高度制限のハウスルールには反対だ。でもどうしても必要だというなら、機種ごとのmanoeuvre値の違いに関わらず、すべての任務を高度の絶対値で制限(CAPも含める、年ごとに制限高度を変更してもいい)したいと思う。 
manoeuvre値により制限する方法は、ハウスルールで制限しないのと同じような状況(かえってその種のハウスルールにより有利になる機種ができてしまうし、日本側はそのハウスルールに対応して主力の生産機種を変更することができる、などなど)になってしまいがちだ。それに、sweepだけをハウスルールで制限すると大戦後期の連合軍に悪い影響があって、日本の航空機生産に対する不満が大きくなりやすい(特にシナリオ2をプレイして日本の強さに驚いた場合なんかに)。 
連合軍機と日本機の間にその種のアンバランスがないとしたら、高度差の優位を利用できないほど飛行機のmanoeuvre値や速度が低下してしまうようなくらいの高度に、高さの絶対値で制限するべきだろう。しかしすべての機種、すべての任務を高度の絶対値で制限することには反対だ。それだと偵察機を招く。 
そんなことにはならない。1942年には2万フィートに制限し、一年ごとに5000フィートずつ高くしてゆくルールを採用している人が多いと思うがどうだろう。1945年には3万5000フィートではなく4万フィートを採用している人もいることだろう。ハウスルールを採用するとしたらこれがいいし、史実をよく反映しているとも思う。高度帯ごとのmanoeuvre値を採用するハウスルールは戦闘機の降下攻撃(bounce)ボーナスに焦点を置いているんだから。偵察機は2万フィートで充分だし、この高度でも対空砲火で撃墜されることがある。もっとも多くはないけど。 
「すべての機種、すべての任務を高度の絶対値で制限することには反対だ。それだと偵察機が失われることになってしまう」というが、いろいろなハウスルールはみな諸悪の根源である戦闘機の高度に対応するものだ。偵察機の高度を気にする人なんているの?お望みならお月さまほど高く飛ばしたっていいよ...  
(主にsweepの)高度に関するハウスルールは、ちっとも現実的とは思えないいわゆる成層圏sweep(CAPより上になるよう最高高度で飛ばす)対策として必須だと考える人もいる。ハウスルールなしでもほんの少しの常識があれば充分なことが多いが、PBEM(当然ながらAIはこんなこと気にしない)では白黒はっきりさせておきたい場合もある。ある一定以上の高度を飛行するとパイロットの疲労値が急上昇するような仕様(かなり現実っぽい)になっていればよかったのにと思うし、このゲームにもいくらかはそういったペナルティが仕込まれているのも確かではあるが、不十分なんだと思う。 
偵察機や爆撃機の高度を制限せず、戦闘機だけを制限してもあまり意味がないと思う。高高度を飛ぶ偵察機があるんだから、それを迎撃するには戦闘機を高高度に配置する必要がある。たとえその戦闘機の高度帯ごとのmanoeuvre値が25 23 20 17 13といったぐあいに高空性能が悪いのだとしても。高く飛ぶほど疲労値が高くなりやすくなるというのはいいアイデアだ。2機種の高度が2高度帯以上離れているなら、全く空戦が起きない可能性がもっと高くなったり、たとえ空戦が起きてもそれほど激しくはならないような仕様もいいと思う。 

よく考えてみてくれ。戦闘機以外の高度に制限を加えても意味がない。高度を制限するハウスルールに関して議論されているのは、
a) 戦闘機同士に高度差があると高い位置の戦闘機があまりに有利になるような仕様が存在している
b) こういった事情があるので、プレイヤーがお互いの戦闘機の高度をどんどん高くすると最終的には最高高度で戦うことにつながる
c) 非現実的な高度が常用され、最高高度の高い機種が実際以上に強力になってしまっている
と考えるプレイヤーがいることが理由だ。私自身はその一派ではなく、高いところに位置する優位が現実と比較して大きすぎるとは思わないが、こういった結論にいたるプレイヤーがいる理由は理解できる。高度制限を戦闘機にだけ適用することにより、上記の問題は解決できる。どんどんと高度を高くして行く競争は(制限された高度で)終わるし、ある機種の最高高度が他の機種よりもより高いという理由だけで絶対的な優位にたつこともなくなる。戦闘機にこういった制限を設けても偵察機(などの高高度を飛ぶ機体)を撃墜できる可能性は残るし、また爆撃機には制限を設けなくても、高度3万フィートで来襲する爆撃機を気にする人なんていないよね?大きな編隊ならより低い高度に設定したCAPに気づかれ撃墜されるだろうし、小さな編隊ならそんな高度から地上に被害を与えることなんてできないだろうし。 ← LoBaronさんのレス 
敵が3万フィートでsweepして来る時、CAPにはどの高度を指示したらいいの?1万5000フィート?その詳細を説明してくれないかな。 
その場合、CAPの高度を1000~5000フィートに設定するとsweepから逃れられる可能性がかなり高くなる。しかも、sweeperの後にやって来る護衛戦闘機のつかない低高度の一式陸攻を迎撃しやすい位置取りでもある。このスレにレスをつけているプレイヤーのほとんどが、攻撃されたら攻撃で対応しなければならないと思い込んでいる。そんな必要はないし、そうすべきでもない。あなたが相手の注文通りの条件で戦おうとし続けるなら、それはWitP AEの上手なプレイとはいえない。飛行隊2個に高度差5千以内の違った高度でのCAPを指示し、片方の部隊の機がsweeperの上空から降下しての攻撃(bounce)を受けたら、もう一方の部隊の機が降下攻撃をやり返せるようにしておく。低い方の高度を指示する部隊を二つのうちのどちらにするかはその部隊の装備している機種の性能により決めるべきだし、また性能の異なる2機種にCAPさせた方がよい理由でもある。それにしても、このスレで交わされた議論にはうんざりさせられる。俗にいうbounce(上空から降下しての攻撃)なんていうものは、ハウスルールなんかなくたって充分に対処できる。もちろん工夫は必要になるし、そういった工夫は常に安易な「解法」を求めているこのフォーラムでの声の大きな人たちからはひどく嫌われてしまってはいるけれども。きっとすぐにその種の人たちが登場して、あいつは何もわかっていないとかなんとか言い始めることだろう。でもそういった人たちに限って、たとえ3万6000フィートから降下攻撃をされても、生き残った機が降下攻撃をやり返すことができるってことを初心者に教えてあげたりはしないんだ。 ← Alfredさんのレス 
かなりの低高度のCAPなら高高度sweepから逃れ、しかも爆撃機を迎撃できるということはわかった。とても役立つ情報だ、ありがとう。2万7000フィートで来襲するsweeperと戦いたい時には、CAPを1万と2万7000フィートの間のそれぞれ違った高度に設定すればいいんだね。適切な高度はどう決めたらいいんだろう?高度ごとの manoeuverabilityの数値を参考にしたらいいのか、それともmanoeuverabilityの差に注目した方がいいのか?とても有用な情報が他にもなにかある?
各高度でのmanoeuvre値と、相手のmanoeuvre値との差の両方をみておくべきだ。たとえば、高度2万7000フィートで零戦21型(A6M2)にsweepされたとする。この高度だと零戦のmanoeuvre値は27だ。これにF2A-3 Buffalo、F4F-3 Wildcat、F4F-4 Wildcat で立ち向かうとすると、この3機種のmanoeuvre値はごらんの通りだ。この表から高度2万7000での成績が最も良いのはF4F-3だし、この3機種の中ではどの高度でもF4F-3が優れている。したがって、F4F-3は犠牲のヒツジとして降下攻撃を受けても生き残るチャンスが最も大きいし、高い方の高度に置いて零戦に対して降下攻撃を狙うにしても撃墜できるチャンスが最も大きい。でも本当はこれより話は込み入っていて、manoeuvre値はその機種の最高速度にも影響される。この例では幸いなことに、F4F-3が3機種の中でもっとも速いので、零戦とのmanoeuvre値の差の順序は変化しない。あと、機種の性能をみるだけではだめで、パイロットのAirスキル値とdefenceスキル値にも注目する必要がある。敵の降下攻撃から生き残る確率を高くするため、defeceスキル値の優れたパイロットを含む飛行隊に低い方の高度を指示すべきだ。さらに零戦と各機種との差を考慮しなければならない。零戦のmanoeuvre値はお示しした通りだから、米軍の3機種との差は表のようになる。F4F-4を1万6000から2万フィートの間に配置すれば、零戦の降下攻撃を受けた時のmanoeuvre値の差のマイナスを最小にすることができる(訳注:表を見ると2万1000から3万1000フィートでの差の数値の方が小さい。次の文から判断するに2万1000から3万1000フィートと書くつもりだったのでは)。F4F-3の飛行隊は(降下攻撃をやり返すため)それより高く、しかしF4F-4の飛行隊との高度差が5000以下になるように配置する。F4F-4を2万、F4F3を2万5000、defenceスキルの優れたパイロットをF4F-4飛行隊に配属する。しかしこう指示すると、後続する低高度の爆撃機の迎撃に失敗する可能性が残る。ほかにも考慮すべきことはあるが、頑丈な機体かどうか(durability)などはこの際あまり関係ないだろうし、上昇率もそうだろう。私のいうようなことをするには手間がかかり、お手軽に済ませようとするならハウスルールがある。馬鹿みたいに敵のsweepに単純に反射すべきじゃないというのは、こういった理由からだ。 ← Alfredさんのレス 
レスをありがとう、有益な情報がたくさんつまっているね。現在プレイ中のPBEMでは最高高度を2万7000フィートまでに制限するハウスルールを採用していて、sweepもCAPも2万7000フィートにはりついている。P-40対零戦のことが多いが、これまでのところ、2万7000フィートで良い戦果を得ることができている。私は子羊を犠牲に捧げるという考えには同意できない。降下しての攻撃をやり返すことで対処するというのに必要だと言うことは分かるが。でも、高度を違えたCAPを組み合わせることでもっと良い戦果が得られるのだろうか?もしそうなら、戦果は何に影響を受けるのか?自分で試して見つけ出さないとだめかな? 
CAPを2万7000に配置していい成績をおさめているのなら、何も変えない方がいい。Warhawkは零戦より速く飛ぶことができる(上に例示した海軍の戦闘機は零戦より速くはない)から、defenceスキルの優れたパイロットと組み合わせると、それだけで降下攻撃対策になる。しかも高度制限のハウスルールのおかげで連合軍の対策がかなりやりやすくなっている。高度を違えたCAPによりもっと良い成績を得られる可能性もあるが、有意義な議論のためにはもっと情報が必要だ。これ以上、推測しながら話を続けようとは思わない。上の方のLoBaronさんのレスをチェックすべきだと思う。空戦に関する質問は彼に相手してもらうことにしているから。 ← Alfredさんのレス 
Alfredさんの発言はほとんどの場合に正しいということを知っているので、上記のレスも傾聴したい。layerd CAPがとてもうまく機能する可能性があることが分かった。高度5000で空母からやってくる雷撃機を叩くにももってこいだ。高高度のsweeperから逃れるために高度5000でのCAPを指示したことはないが、いい考えだと思う。 
「CAPをsweepと同じ高度に配置するよりもっと低高度の方が良い結果を得られるようなシナリオを組み立てることができるか?」ということだが、よくありそうな例を紹介しよう。あなたの飛行場にはCAPに使える飛行隊が2つしかない。あなたはCAPに高度2万7000フィートを指示する。sweepがやってきてCAPと交戦し、あなたのCAPの残りの弾薬が乏しくなるし、損傷した機体や負傷したパイロットもいるだろう。混戦終了後、残ったCAPは高度2万7000に戻り、敵機がいないか監視を始める。後続する敵の部隊は高度1万2000フィートでやってくるが、CAPがそれに気付き、高度1万2000にまで降下するのに時間がかかる。ただ単に降下すればいいというものではないから、螺旋を描くように降下することが必要で、思った以上に時間がかかる。こんな状況ではCAPが迎撃し損ねることもあり得る。敵機は妨害されずにあなたの根拠地を襲い、もしかすると爆撃後にCAPはが攻撃の機会を得られるかもしれないが、だとしてももはや手遅れで、根拠地は被害を受けてしまっている。こうならないために、両方の飛行隊に高度1万5000フィートくらいの敵機の来襲しそうな高度のCAPを指示する。こんどはsweeperは降下攻撃を行い、その攻撃に生き残ったCAPは爆撃機を迎撃しやすい1万5000フィートに位置している。迎撃できるかという点では大きな違いだ。これは日本側をプレイする際により大きな意味を持ってくる。しばしば四発爆撃機の一回の空襲でCAPの飛び立つ飛行場が閉鎖に追い込まれるか、または次のターンにCAPがわずかしか飛べない状態にされてしまう。いったんそうなってしまえば、敵は単に同じことを繰り返して飛行場を制圧し続ければいいことになる。もちろん、複数の飛行隊に高度を違えてCAPさせるやり方にもいろいろとある。sweeper対策にsweepと同じ高度、爆撃機隊策に低い高度に、または空母から艦船を守るため6000と1万5000フィートを指示したり。1万5000フィートのCAPは低高度の攻撃隊をほとんどみつけることができなかったりするので。 
Alfredさん、manoeuvre値と速度に関して学ばせてもらった、ありがとう。私がひとつ不思議に思っていることは、これまでに何度もCAPを高度1000~5000フィートに設定してみたが、結局のところ9000に配置されてしまう。CAPが6000未満の高度にいるのをコンバットリポートにみたことがないが、それでも高度3万2000フィートで飛来したsweeperにみのがしてもらえたこともない。降下して攻撃するsweeperにより、優秀な機体と優秀なパイロットでも虐殺されてしまう。とれる対策は、CAPを上げずにおいて爆撃されるリスクを負うか、または戦うかだけだ。 
レスが遅くなって申しわけない。michaelmさんがこのスレ に回答(単に表示の問題で、高度6000未満はすべて9000と記載される仕様になっている。次のパッチで修正したい)を寄せている。コンバットリポートが誤解を生みやすいことに注意しておいてほしい。それにしても、michaelmさんがはっきりした回答を示してくれて良かった。
コンバットリポートをみると、敵機の高度の推測値がかなり不正確なことに気付くと思う。しかし、爆撃機の爆弾を投下する高度はつねに正しい値が示されている。たとえば、急降下爆撃機の高度が1万7000フィートと推測され、しかも爆弾を投下した高度が1000~4000フィートだとすると、実際は急降下爆撃機が急降下爆撃を行える高度である1万~1万5000フィートで飛来したわけだ。こういった際、迎撃するCAPは常に敵機の2000フィート上に位置しようとする仕様だから、コンバットリポートには1万9000フィートを目指してスクランブルしたと記載されるが、実際にはそんな高度にまで上昇したわけではない。
高度1000フィートの艦船攻撃を指示された戦闘機や戦闘爆撃機の飛行隊のsecondary missionに護衛任務を指定すると、CAP任務も指示でき、しかももっと高い高度を指示された一般のCAPよりもずっと効果的に低空で侵入する敵の雷撃機を始末できることに気付いた。
3万フィートの敵sweeperから逃れられないという件に関してだが、私は必ず見逃されると保証したわけではない。そうなった原因を考えてみよう。sweepが3万フィート、CAPが1000フィートだとすると、CAPは高度3万1000フィート(3万1000フィートまで上昇できる機種なら。Warhawkだとこの高度にまでは上昇できない)に上昇しようとする上昇率が毎分2500フィートだと13分かかる。敵機の探知から来襲までの時間はどれくらいだったろうか?CAPを指示された機体の3分の2はその時点では飛行していないから、もっと時間がかかり、間に合わないこともあり得る。お互いを視認できる大気の状態だったかと言う問題もある。さらに深く掘り下げたいなら訓練任務の飛行隊が戦闘に巻き込まれる要因について議論した12~18ヶ月前のスレを読むといい。LoBaronさんがレスをつけているし、私もいくつか発言しているから。 ← Alfredさんのレス

Alfredさんによるlayered CAPの解説は個人的にとても勉強になりました。このひと、RPGなら賢者みたいな感じの人で、Devチームの一員ではありませんがフォーラムの中では物識りとしてみんながその発言を信頼しています。ただ、優しさが足りないので反感をかうことも少なくないようです。このスレでもそういった感じのやり取りがありましたが、その部分は省きました。

さて、layered CAPの際の注意点ですが、私の理解していたものと大きくは違いません。でも、望ましいlayered CAPを指示しておけばそれだけでsweeper相手によい結果が得られるかというと必ずしもそうではなく、惨敗を喫することがあることは、ここしばらくの零戦によるマカッサル → クーパンのsweepの顛末をお読みいただければ分かりいただけると思います。上記の解説では空戦に参加する機数の影響については特に触れられていませんが、「戦いは数だよ、兄貴」というのは箴言なのだと思います。

高度や、所属HQや、出発する飛行場の規模や、目的地との距離などなどに配慮することにより、うまく行けば戦爆連合の大編隊としてまとまって空襲できる爆撃機と護衛戦闘機の飛行隊とは違って、sweepを指示した戦闘機は各飛行隊ごとに目的地に到着し、2つ以上の飛行隊がcoordinateすることができない仕様(偶然、2つがいっしょに到着することがないわけではない)です。CAPは複数の飛行隊が一緒に迎撃できますが、sweeperは飛行隊一個ずつ。

その点では日本側の方が有利です。1つの飛行隊を構成する戦闘機の数が、連合軍側は多くてもせいぜい25機。6機とか12機とか16機なんていう飛行隊も少なくないのに対して、日本側には36機なんていう大きな飛行隊もあります。そしてこれは海軍だけですが、空母に乗せて拡張することにより72機の戦闘機飛行隊をつくりだすこともでき、クーパンにやって来た零戦も空母で拡張された飛行隊所属だと思われます。16機のsweeperと72機のsweeperとでは、後者の方がCAPに対してより有利に戦えるのは明らかでしょう。ということで対策に苦慮する連合軍側プレイヤーでした。

2014年7月10日木曜日

アンボンでB-24D 12機を失う


1942年9月23日、東部蘭印のアンボンに空襲を実施しました。参加したのはダーウィンの      B-24Dとチモール島LautemのP-38で、近い方のLautemからP-38がsweepし、ついでB-24Dが飛行場を爆撃する予定でした。しかしアンボンに最初に到着したのはB-24D Liberator 22機でした。アンボンでは一式戦(Ki-43-Ic Oscar) 33機に迎撃され、B-24Dが16機と6機の2波に分かれて到着したこともあり、12機(被撃墜 9、Ops loss 3)を失う大損害となってしまいました。しかも目的のアンボン飛行場に与えた被害はRunway hits 4と九七大艇輸送機型(H6K2-L Mavis) 1機の地上破壊のみ。その後、P-38E Lightning 31機とP-38F Lightning 16機がsweepし、一式戦 9機を撃墜し7機をOps lossとしました(P-38EとP-38Fは各1機 Ops loss)が、アンボン飛行場の制圧は果たせず、作戦としては大失敗に終わりました。今日の空襲に参加したB-24Dは西海岸から移動して来てまだ日が浅く、機体の疲労度が充分に下がるだけの期間の休養をとらせていなかったことも今日の惨事の原因の一つで、安易な作戦だったと後悔しています。

日本側はマカッサルの零戦(A6M2 Zero) 44機がクーパンをsweepし、Hurricane IIc Trop 10機、Kittyhawk IA 11機、P-40E Warhawk 16機が迎撃しました。前日のsweepに比較すると零戦もCAPも機数がかなり減っていますが、空戦の結果はやはり日本側の大勝利。連合軍のハリケーン 7機(被撃墜 7)、キティホーク 7機(被撃墜 6、Ops loss 1)、P-40E6機(被撃墜 5、Ops loss 1)が失われたのに対し、零戦は6機(被撃墜 3、Ops loss 3)。1942年は9月24日が秋季皇霊祭ですが、明日の日本の新聞の一面には祭日にふさわしい皇軍の赫赫たる戦果の記事が掲載されることでしょう。

2日続けての大損害により、クーパンのCAPはしばらく中止することとしました。ちょうど今日クーパンの飛行場は規模6になったのですが、日本側の飛行場爆撃により地上で破壊されるのはもったいないので、マカッサル空襲用に待機させていた四発爆撃機はダーウィンに後退させました。折角なので、この主力の四発爆撃機を使って明日もう一度、アンボンを空襲してみようと思います。クーパンで揚陸作業中だったコンボイ2つも、高射砲部隊の貨物トラック8台が船倉に残っている1隻を残して出港させました。これまでにサプライは5万トン、3インチ高射砲が32門揚陸されているので、日本側の空襲でコンボイを派遣できなくてもしばらく食いつなぐことはできそうです。

連合軍はクーパンからマカッサルの南2ヘクスにあるSalajar島に海兵隊第3空挺大隊を降下させました。守備隊はいなかったので、無事に奪還することができました。ここはマカッサルに近すぎるので、飛行場を建設し機能させることは困難で、それが可能になるのはマカッサルを制圧し終えた後でしょう。つまりマカッサル制圧のためには役立たないわけですが、爆撃や艦砲射撃をするのならWaingapoeでなくSalajarの方にどうぞと日本側をお誘いするために奪還しました。

中国では重慶に九七重爆(Ki-21-Ic Sally) 24機の定期便があり、Airbase supply hits 1、Runway hits 15の被害を受けました。今日はこれに加えて、内江(Neikiang)が二式戦(Ki-44-IIa Tojo) 23機に護衛された九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 68機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 24機の空襲を受け、飛行場にAirbase hits 2、Airbase supply hits 3、Runway hits 20の命中弾がありました。重慶と成都の飛行場が爆撃を受け、インドのレドからのサプライ空輸ができなくなった後、C-47の1個飛行隊をビルマ北部のミートキーナに移動させ、細々(ミートキーナ自体のサプライ貯蔵量も乏しいので)とこの内江に空輸していました。その内江の飛行場も機能を停止し、ハンプ越えルートは完全に遮断されてしまいました。

ビルマではBasseinに向け行軍中の連合軍部隊が、ラングーンから一式戦(Ki-43-Ic Oscar) 36機に護衛された九九双軽(Ki-48-Ib Lily) 31機と九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 27機に爆撃されました。多数の爆撃機の空襲でもあり、また平地ヘクスをmove modeで移動していたのでかなりひどいことになるのかなと危惧しながらリプレイを見ましたが、device 2個がdisabled(負傷、故障)になっただけで済みました。日本機の高度が1万フィートと高かったこともありますが、連合軍の対空砲火の激しさに腰が引けてしまったのかも知れません。連合軍部隊は明後日にBasseinに到着する予定です。Basseinには日本軍2ユニットしかいないので攻略を考えたのですが、今日のマップを見るとラングーンの日本軍部隊がBasseinに移動を始めたことを示すアイコンがついています。このまま行軍を続けるか中止するか、明日には決断しなければなりません。

マグエの北西の平地ヘクスでは日本軍のDeliberate attackがありました。9月14日の陸戦敗北を受けて敗走している英軍2個旅団に日本軍戦車聯隊1・捜索連隊2の攻撃は厳しく、一蹴されて北西のジャングルに逃げ込むことになりました。でも、いずれにせよ戦力にはならず、ジャングルヘクスを目指して退却していた部隊なので、移動期間を数日短縮してもらえて良かったくらいです。また戦車ユニットはジャングルヘクスでの戦闘には不向きですから、日本側がさらに歩兵師団を振り向けたりしなければ、当面、海岸道のヘクスの支配権は安泰のようです。

2014年7月7日月曜日

マカッサル空襲実現せず


1942年9月22日中国では成都に空襲がありました。やってきたのは、二式戦(Ki-44-IIa Tojo) 23機に護衛された九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 78機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 29機の大編隊で、飛行場にAirbase hits 10、Airbase supply hits 2、Runway hits 28の被害を受けるとともに、SB-III(ソ連製水平爆撃機) 4機が地上で破壊されました。二式戦と百式重爆は数日姿を見せず、南方に移動したのかもと思っていましたが、そうではなかったようです。

そして重慶防衛線の森林ヘクスでは日本側のDeliberate attackがありました。攻める日本側は歩兵師団17、歩兵旅団1、独立混成旅団2、戦車聯隊5、守備隊2、迫撃砲大隊1、HQユニット2個で27万3千名余、素のAV(白兵戦値)が9976。中国側は9万2千名弱で3767。3倍近い大軍を相手にしての戦いですが、中国側には森林地形のプラス修正が大きく、サプライ不足と経験不足のマイナス修正はありましたが、修正AVは4693:6877。オッズ比は1:2と中国側有利なので、白兵戦には至りませんでした。両軍の被害を見ると、日本側はdevice 66個が破壊され3148個がdisabled(負傷・故障)になったのに対し、中国軍は325個が破壊され992個がdisabledになりました。ぱっと見ると日本側の死傷者数の多さに(不謹慎ながら)祝杯をあげたくなりますが、死傷者数の比はほぼ会戦参加者数の比に等しいので喜ぶわけには行きません。特に中国軍はまもなくサプライが底をつきそうな部隊ばかり(今日戦闘のあったヘクスの東隣にも戦闘アイコンがついているのは、戦闘の結果サプライがゼロになり敗走した部隊の移動先だからです)なので、次回以降はどんどん削られることになると思います。

ビルマではマグエからアキャブに二式戦(Ki-44-IIa Tojo) 113機のsweepがありました。今日のアキャブには連合軍の機影はなく、被害はありませんでした。なぜ日本側がここにsweepしたかというと、昨日はアキャブにハリケーンの3個飛行隊がいたからです。先日来、アキャブの南東側3ヘクスの退却する英軍部隊がラングーンからの爆撃機の空襲を受けていました。CAPトラップを仕掛けるつもりで、カルカッタからアキャブにハリケーンを移動させLRCAPを指示しましたが、残念なことに昨日は日本の空襲はありませんでした。そしてアキャブに飛来した偵察機によって戦闘機の存在がばれ、今日のsweepになったというわけです。AIとの対戦と違ってPBEMの面白いのはこういった化かし合いが楽しめるところだと思います。昨日までマグエの西のヘクスにいた日本軍部隊ですが、目標は海岸道の遮断ではなく、後退する英軍部隊の追撃でした。正直いうと、海岸道ではなくこっちに来てくれたのはありがたいことです。まあ、あしたは一蹴されてしまうでしょうが。

東部蘭印ではマカッサルからクーパンに零戦(A6M2 Zero) 62機と一式戦(Ki-43-Ic Oscar) 37機のsweepがありました。コンバットリポートによるとHurricane IIc Trop 16機、Kittyhawk IA 32機、P-40E Warhawk 36機が迎撃を試みましたが、実際に対戦できたのはもっと少なかった印象です。日本のsweepには毎回やられっぱなしですが、今日もハリケーン 8機(空戦で5、Ops loss 3)、 Kittyhawk 13機(空戦で9、Ops loss 4)、P-40E 19機(空戦で18、Ops loss 1)を失うこととなりました。零戦は11機、一式戦は5機ですから今日も惨敗でした。

昨日のエントリーで予告してあったマカッサル空襲ですが、リプレイをみていたところ目的地の悪天候のため中止と表示されました。今日のマカッサルの戦闘機の数は171機と報告されています。日本側はクーパンに偵察機を飛ばしていますから、急に爆撃機の数が増えたのを見て、マカッサルの守りを固めるでしょう。またマカッサルには戦艦1、軽巡2、駆逐艦5隻の存在が報告されていますから、これを連合軍の空襲から守るためにもしばらくCAPの多い状況が続くと思われます。

ということでマカッサル空襲は当面延期とします。昨日はアンボン放置の方針と書きましたが、あしたは手薄になったアンボンの方を空襲して様子を見たいと思います。連合軍はダーウィンからB-25C Mitchell 31機で ディリを空襲しましたが、Airbase hits 3、Airbase supply hits 1、Runway hits 3と乏しい戦果でした。ところで、マカッサルの日本の戦艦、巡洋艦はWaingapoeの艦砲射撃が目的でしょうかね。

昨日Deliberate attackを行ったニューギニアのブナですが、連合軍地上部隊への空襲がありました。北方から九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 19機が飛来しましたが、ポートモレスビーのP-40B WarhawkにLRCAPを指示してあり、7機が迎撃して5機撃墜(あとOps loss 2機)の戦果をあげ地上部隊に被害はありませんでした。これまでポートモレスビーに戦闘機を配置したことはなく、日本側もCAPを予期していなかったのでCAPトラップが成功しました。また陸戦の方は今日は砲撃だけで、昨日は600:254だった素のAVは518:197になっていました。地上部隊はもう1~2日、お休みさせます。

2014年7月6日日曜日

飛行場の爆撃で船が沈んだ!?

1942年9月21日、中国では今日も日本軍の空襲が続いています。重慶には九七重爆(Ki-21-Ic Sally) 25機が飛来し、飛行場にAirbase hits 1、Runway hits 4の被害がありました。すでに重慶の飛行場は穴だらけなのでこの爆撃自体は気になりませんが、注目なのは重慶防衛戦の森林ヘクスに日本軍31部隊が到着したことです。今日もレドから成都への輸送機は飛んでくれませんでした。やはり成都の飛行場にダメージがあると飛べないようで、中国軍のサプライの状況は最悪です。明日は日本軍の攻撃があると思いますが、とても持ち堪えられるとは思えません。

南でも台湾から温州に定期便がやって来ました。九七重爆(Ki-21-Ic Sally) 20機の飛行場爆撃でAirbase supply hits 1、Runway hits 10の被害です。重慶にやってきた九七重爆も温州にやってきた九七重爆も旧式機で、空襲した部隊の中に新型のKi-21-IIa Sallyや百式重爆の姿はありません。やはり南方へ移動したのでしょうか。

温州東方の東シナ海をパトロール中だったSS GudgeonがDD磯風に見とがめられ、爆雷攻撃を受けました。幸い被害はなく、無事にやり過ごすことが出来ました。コンバットリポートでこのASW戦闘をみると、日本側にはDD磯風の名前しか載せられていないのですが、オペレーショナルリポートには”Previous report of sinking of BB Hyuga incorrect.  Ship sighted and engaged at 91, 59”と報告されています。91, 59というのはこのASW戦闘のあったヘクスです。BB日向は8月20日のモルッカ諸島Babar島沖の海空戦で魚雷1と砲弾1が命中しました。その後どこかで応急修理を済ませ、majorなFltダメージ(魚雷による破孔)修理のため本土に回航される途中だったのだろうと思われます。

蘭印ではセレベス島南西側をパトロール中だったSS S-27がDD薄雲に発見され、爆雷攻撃を受けました。幸いこの戦闘でも被害はなく、無事にやり過ごすことが出来ました。コンバットリポートでこのASW戦闘をみると、日本側にはCA鈴谷、三隈、最上、那智、愛宕、CL川内、DD山雲、薄雲、霰の9隻の名前がありました。この中で注目なのはCA最上で”Previous report of sinking of CA Mogami incorrect.  Ship sighted and engaged at 65, 102”ということになります。

連合軍はダーウィンからB-25C Mitchell 30機が2波に分かれてディリの飛行場を爆撃し、Airbase hits 11、Airbase supply hits 1、Runway hits 19の命中弾を得ました。なんということのない戦闘ですが、この空襲でxAKL織殿丸(2050トン、VP3)が沈んだのだそうです。コンバットリポートの記載はこんな感じ、
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Morning Air attack on Dili , at 71,115  
Weather in hex: Clear sky 
Raid spotted at 19 NM, estimated altitude 10,000 feet.Estimated time to target is 5 minutes 
Allied aircraft 
      B-25C Mitchell x 15
No Allied losses 
Japanese Ships 
      xAKL Oridono Maru, and is sunk 
Airbase hits 4 
Runway hits 4 
Aircraft Attacking: 
       9 x B-25C Mitchell bombing from 6000 feet 
               Airfield Attack:  6 x 500 lb GP Bomb 
       6 x B-25C Mitchell bombing from 6000 feet 
               Airfield Attack:  6 x 500 lb GP Bomb 
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2波とも飛行場を爆撃し、爆弾が命中したという記載もないのに、なぜ貨物船が沈むんでしょう?飛行場を狙った爆弾がそれて港の方にいってしまい、たまたま係船していた貨物船に命中することもあり、そんな時にはこう記載されるということなのでしょうか?理由は何にせよ、飛行場の爆撃で船の沈没を見るのは初めての経験です。

東部蘭印の日本側の状況ですが、先述の通り巡洋艦を含むTFはマカッサルを後にし北上して行きました。心配していたWaingapoeへの艦砲射撃はありませんでした。またバンダ海に臨む日本側の主要拠点ですが、マカッサルに113機、ケンダリーに35機、アンボンに90機の戦闘機が配備されていると報告されています。先日までマカッサルに戦闘機が220機もいたのは、CA最上など9月16日のクーパン海空戦での損傷艦が停泊・修理していて、それを空襲から守るためだったのでしょう。それらの出港にあわせて、戦闘機を再配置したのかなと推測します。

ただ、連合軍側から見るとこれら3つの基地のいやらしさの順番はマカッサル>ケンダリー>アンボンで、なんといってもマカッサルが一番です。アンボンなんか放って置いてマカッサルに戦闘機が220機いる方がずっといやです。アンボンの意味はなにかというと、トレス海峡経由オーストラリア北側まわりでダーウィンに向かうコンボイを妨害する位置にあることだと思います。連合軍がポートモレスビーを奪還してこのルートの東側の入り口が安全になっても、アンボンがしっかりしていれば出口を封鎖することができる点がアンボンのうりなわけです。しかしそういう意味ではもうアンボンの旬な時期は終わっています。なぜならチモール島クーパンを奪還したので、連合軍はオーストラリア北側ルートをつかわず、オーストラリア南を経由してオーストラリア西岸沿いにアンボンやチモール島に安全にコンボイを送ることが出来るようになっているからです。旬の終わったアンボン(なお、日本側にしてみれば連合軍がニューギニア西岸を北上してパラオ→フィリピンと攻略されることを心配し、その対策としての意味がアンボンにはあるのでしょう)は今後基本的に放置の方向でゆきたいと思います。ちょうど、ソロモンキャンペーンをしないからラバウルを相手にしないというのと同じです。もちろん、大した被害が予想されない状況であれば、空襲や艦砲射撃を行うこともあるとは思います。またケンダリーには折を見て手を出さなければならないでしょう。

でも、今年中になんとかボルネオ島にたどり着きたい連合軍としては、マカッサルを叩くことがいま一番たいせつ。ということで、あしたも戦闘機の数が113機程度であることをお祈りしながら、ダーウィンで休養していた四発爆撃機をクーパンに移動させ、マカッサル飛行場爆撃を指示してみました。前回のエントリーでは「今日のところは見送ることにしました」と書きましたが、方針変更です。かなりの被害が予想されますが、たとえ30機くらい失ったとしてもマカッサル飛行場を使用不能に出来るのなら悪くはない取引かなと思います。

ニューギニアではブナでDeliberate attackを行いました。素のAVは連合軍が600:日本軍 254。日本側には地形のプラス、準備不足のマイナス修正があり、修正AVは195:195でした。前回は109:231だったのでだいぶ接近した数字になってきました。もっともこの修正AVは運の要素も強いので、はっきり良くなったとまでは言えないのですが。その証拠に死傷者数は、連合軍のdevice7個が破壊され148個がdisabled(負傷・故障)になったのに対し、日本側は16個が破壊され66個がdisabledになっただけでした。お互いの兵力比に見合った数の損害があったわけですから、楽な戦いとはいえません。今日の戦闘で主力の第24歩兵師団、第24独立歩兵連隊に疲れもたまったので、あしたは砲兵部隊による砲撃だけにする予定です。

2014年7月4日金曜日

一式陸攻の雷撃でAPD沈没2、大破1

1942年9月20日、マカッサルの一式陸攻(G4M1 Betty) 22機が、チモール島の西隣の島のRotiで30th Aviation Base Force(航空機整備部隊)を下船させていたFasttransport TFのAPD 4隻を攻撃しました。Rotiとクーパンには戦闘機が配備されていて、リプレイでもクーパンのHurricane IIc Trop 5機とKittyhawk IA 5機、RotiのP-40E Warhawk 12機が迎撃に向かったと表示され、また陸攻には護衛の戦闘機がついていなかったので大丈夫だろうと思って眺めていました。しかしCAPは13機を撃墜しただけ(日本側から見ると「だけ」ではなく「13機も」かも知れませんが)で、残りの9機は雷撃に移りました。APDは駆逐艦を改装した艦種ですから、洋上を航海している状態なら陸攻の魚雷もそう簡単には命中しないはずです。しかしこの4隻は停泊中だったので、APD PearyとAPD Alden(各1315トン、VP 5)に魚雷が1本ずつ命中して沈没。APD Pillsburyにも魚雷1本が命中してon fire,  heavy damageとなりましたが、リプレイ終了後に確認するとすでに鎮火していて、Sys 30, Flt 94(68), Eng 4といったひどい状態ですが浮いていました。奇跡的!すぐにもdisbandさせたいところですが、まだお客さんが88名乗っているので上陸させてからでないとdisbandできません。

護衛戦闘機のいない陸攻に雷撃を許してしまった主な原因は、Rotiにまだレーダーがないことだと思います。見張り員が陸攻を見つけたのは攻撃の9分前で、迎撃に向かった22機の戦闘機全部が間に合ったわけではありませんでした。それにしても、貨物船、客船がひしめきあって揚陸作業を行っているクーパンではなく、APDの方が狙われるとは。日本側のAI指揮官は、戦闘機の護衛がないことを考慮し、クーパンより配置戦闘機数の少ないRotiにいるTFをターゲットに選んだのでしょう。駆逐艦や巡洋艦にも兵員・物資搭載のスペースがあってFasttransport TFに組み込める日本側と違って、この時期の連合軍がFasttrasnport TFで輸送につかえる艦船はとても少なく、四本煙突形駆逐艦を改装したAPDは貴重な存在なのです。それが2隻も沈んだのですからショックです。でもよく考えてみると、たった1350トンしかないAPD Pillsburyが魚雷をくらってまだ浮いていたことの幸運に感謝すべきなのかも知れませんが。

きのう空挺作戦で奪還したWaingapoeには空襲も含め日本側の妨害はなにもありませんでした。このまま放置してくれるとありがたいのですが、今日マカッサルに目撃された戦艦2・重巡6のTFは艦砲射撃を狙っているのかも知れません。艦砲射撃が来るのだとしても、連合軍としては飛行艇・輸送機で兵員・サプライの増援を黙々と輸送するだけ。また、今日はディリの飛行場にLautemとダーウィンからB-17E Fortress 9機とB-25C Mitchell 33機が爆撃を行い、Airbase hits 22、Airbase supply hits 5、Runway hits 31の命中弾がありました。さらに今日はクーパンとLautemの飛行場の規模が同時に5になりました。マニュアル7.2.1.7 AIR UNIT TARGETS AND DESTINATIONSに
上記(訳注:省略)のペナルティを避けるには飛行場の規模が 4 + (Max load of aircraft / 6500)異常なければならない。端数は切り捨てられる。たとえば、A-20Aには規模4、B17-Eには規模5、B29には規模7の飛行場が必要だ。
とあるように、クーパンもLautemも四発爆撃機をペナルティ(normal range内の目標もextended rangeとして扱われ、爆弾数が減ったり、出撃による疲労の蓄積が多くなったりする)なしで運用出来るようになりました。このあたりでもっとも目障りなのはマカッサルなので、早速マカッサルの飛行場の爆撃に乗り出したいところですが、今日のところは見送ることにしました。理由その1、今日はマカッサルの戦闘機の数が112機と報告されましたが、昨日までは220機ほどという報告が続いていました。112機ならやれそうですがさすがに220機もいるようだとちょっと無理。理由その2、飛行場の規模による制限は配置できる機数にも影響します。規模1あたりエンジン数50個までが適正数で、それ以上の飛行機を配置すると多すぎることによるペナルティを受けます。規模5だと四発機62機ほど。それに加えてCAP用の戦闘機や哨戒用の飛行艇なども配置しなければなりませんから、規模5ではまだまだ小さいのです。

中国では引き続き重慶に空襲があり、九七重爆(Ki-21-Ic Sally) 25機による飛行場爆撃でAirbase hits 2、Runway hits 15の被害を受けました。今日は成都や地上部隊に対する空襲はありませんでした。もしかすると陸軍の爆撃機隊の主力を蘭印に移動させているのかも知れません。そんなわけで、たしかに空襲はありませんでしたが、それでもまだ成都の飛行場には大きなダメージが残っています。そこで、ひとつ気づいたことがあるのですが、昨日と今日とレドから成都への輸送機が飛んでくれませんでした。もしかして、ある一定以上のダメージのある飛行場へのサプライ空輸は出来ないんでしょうか?マニュアルにそんなルールの記載はなかったような気がしますが、常識からすると存在してもおかしくはないルールです。あした以降も飛んでくれないようならそういう仕様、ルールなのだと判断せざるを得ないでしょうね。でも、もし成都がダメだとしても、レドから飛べる中国の根拠地は保山だけ。保山と重慶を結ぶ道路は日本軍に不法占拠されていますから、援蒋物資は届きません。最終、9月18日の空輸量は201トンと大した量ではありませんが、それでも二階から目薬くらいの効果はあったはずなので、重慶陥落はますます早まりそうです。

ビルマでは、9月14日にラングーンとマグエを結ぶ鉄道線上のヘクスでの戦いに9月14日に敗北して後退中の英軍部隊に、ラングーンからの空襲が続いています。今日は九九双軽(Ki-48-Ib Lily) 31機と九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 27機の爆撃で、device 1個が破壊され30個がdisabled(負傷・故障)となりました。この部隊が叩かれるのはやむを得ないのですが、気になるのはその北東のヘクスに日本軍地上部隊が前進してきたことです。連合軍はアキャブから続く海岸道を進んで、ラングーンの手前のBasseinにむけ進軍中です。この攻勢を元から絶つため海岸道のヘクスの占拠を狙っているのかも知れません。いちおうPromeに隣接するヘクスにはそれなりの兵力を残してあるのですが、途中の森林ヘクスは手薄というか全くお留守だったので、対策を講じないと。

2014年7月1日火曜日

一式陸攻の雷撃で軽巡2隻に被害


1942年9月19日、主な戦闘は昨日と同様、中国と東部蘭印と東部ニューギニアでありました。中国では重慶に九七重爆(Ki-21-Ic Sally) 25機が来襲し、飛行場にRunway hits 10の命中弾を残して行きました。昨日まで行軍中だった中国軍部隊はすべて森林ヘクスに到着したので今日は地上部隊への爆撃はありません。しかし、この森林ヘクスに向けて日本軍23部隊が接近中です。明後日くらいには到着するのでしょうが、どうなるのかとても心配です。

さて、日本軍は地上部隊への空襲をしなかったかわりに成都の空襲を始めました。二式戦(Ki-44-IIa Tojo) 23機に護衛された九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 78機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 29機の爆撃で、Airbase hits 13、Airbase supply hits 4、Runway hits 47の命中弾がありました。今日一日の爆撃だけで飛行場サービス施設に33、滑走路に51のダメージが残り、すでにほぼ使用不能な状態です。また地上でSB-III(ソ連製水平爆撃機) 5機が破壊されています。中国空軍の戦闘機部隊はすべて、また爆撃機部隊も半数ほどをだいぶ前にインドに後退させました。しかし、毎月学校を卒業してくる新人パイロットや中国軍に供給される爆撃機の数は、すべての爆撃機部隊を充足させるには不足しています。なので、わざわざPPを支払ってすべての爆撃機部隊をインドに脱出させる必要はないと考え、成都に放置してありました。明日以降も残りの機体が破壊されるでしょうが、連合軍にとってはたいした実害のない(VP的には下がるが)、日本側へのささやかなプレゼントと考えることにします。

ニューギニア・ブナでの陸戦はお休みです。そのかわりに北方から二式戦(Ki-44-IIa Tojo) 15機に護衛された九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 24機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 50機が連合軍部隊の爆撃にやってきました。爆撃機の数としては少なくありませんが、ジャングルヘクスなので被害はdevice 13個がdsiabledになっただけです。しかし爆撃の主な目標となった主力のアメリカ軍第24歩兵師団は昨日と比較して混乱値の減少がわずかに1(28→27)だけで、疲労値の減少も5(36→31)にとどまりました。その他の部隊は1日で攻撃前のレベルまで下がっているので、そういう意味での効果は充分にあった爆撃でした。この歩兵師団にはもう1~2日お休みさせることにします。
Task Force 351 encounters enemy Task Force at 71 , 115 
Allied Ships Reported to be Approaching! 
Japanese TF suspends unloading operations and begins to get underway 
Task Force 421 encounters enemy Task Force at 71 , 115
今日、一番の注目は東部蘭印での戦いです。前日みかけたPB海運丸をしとめるため、巡洋艦TFにディリとLautemのヘクスのパトロールを指示しましたが、夜のフェーズのうちに2回、水上砲戦のアイコンが表示されました。しかし2回ともなぜかアイコンだけで、戦闘はおこらなかったのです。コンバットイベントのファイルをみると上記の報告があり、逃げられてしまったようです。unloading operationsとありますからFasttransport TFでサプライでも揚陸中だったのでしょうが、2回とも逃げられるとは腑甲斐ない限りです。

そのままディリのヘクスで夜明けを迎えた巡洋艦TFに、マカッサルから零戦(A6M2 Zero) 73機に護衛された一式陸攻(G4M1 Betty) 37機がやってきました。LautemのP-38 15機(P-38E Lightning 10, P-38F Lightning 5)が迎撃したのですが、零戦 4機を撃墜しただけで、P-38も5機(P-38E 1, P-38F 4)が撃墜されてしまいました。P-38にはExp 60以上かつAirスキル70以上のパイロットだけを配属しているのですが、あまりCAPが得意な機種ではないことと、数で圧倒されてしまったことから、こういう結果になってしまったんでしょうね。

零戦の活躍で手も触れさせてもらえなかった一式陸攻はそのまま雷撃に移り、1機だけ対空砲火で撃墜しましたが、CL St. LouisとCL Detroitが1本ずつ魚雷をもらうことになりました。3日前に14機のカタリナがCA摩耶に魚雷5本を命中させたことを考えると運が良かったと思います。運は良くても、CL St. LouisはSys 31, Flt 33(21), Eng 4、CL DetroitはSys 13, Flt 39(31), Eng 33(15)のダメージで2隻ともまあ中破ですね。このままならダーウィンまで辿り着けると思いますが、再度の航空攻撃が心配です。またこの感じだと、クーパンがsweepと航空攻撃の組み合わせで攻撃されれば、陸揚げ作業中のコンボイに多数の被害が出ることになりそうです。クーパンにはとにかくサプライと建設部隊・飛行場整備部隊を集めたいので、多少の商船の被害は覚悟の上で作業を続けさせます。

連合軍側はクーパンから海兵隊第1空挺大隊をカタリナ飛行艇で輸送し、Waingapoeを空挺作戦で奪還しました。日本側の守備隊はいませんでした。実は今日、哨戒機がマカッサルに空母1、戦艦1を含む9隻のTFの存在を報告しています。空母が本当にいるのかどうかは不明ですが、Waingapoeはマカッサルから距離わずか7ヘクスなので、爆撃や艦砲射撃など、日本側の反発がかなり強いことが予期されます。3日前のBB長門、CA摩耶の撃沈に気を良くして、軽卒かつはしゃぎ過ぎになっていて今日は軽巡2隻に被害を受けましたが、今後は同じような失敗をしないよう気を引きしめて行かねばと反省しています。