2014年7月4日金曜日

一式陸攻の雷撃でAPD沈没2、大破1

1942年9月20日、マカッサルの一式陸攻(G4M1 Betty) 22機が、チモール島の西隣の島のRotiで30th Aviation Base Force(航空機整備部隊)を下船させていたFasttransport TFのAPD 4隻を攻撃しました。Rotiとクーパンには戦闘機が配備されていて、リプレイでもクーパンのHurricane IIc Trop 5機とKittyhawk IA 5機、RotiのP-40E Warhawk 12機が迎撃に向かったと表示され、また陸攻には護衛の戦闘機がついていなかったので大丈夫だろうと思って眺めていました。しかしCAPは13機を撃墜しただけ(日本側から見ると「だけ」ではなく「13機も」かも知れませんが)で、残りの9機は雷撃に移りました。APDは駆逐艦を改装した艦種ですから、洋上を航海している状態なら陸攻の魚雷もそう簡単には命中しないはずです。しかしこの4隻は停泊中だったので、APD PearyとAPD Alden(各1315トン、VP 5)に魚雷が1本ずつ命中して沈没。APD Pillsburyにも魚雷1本が命中してon fire,  heavy damageとなりましたが、リプレイ終了後に確認するとすでに鎮火していて、Sys 30, Flt 94(68), Eng 4といったひどい状態ですが浮いていました。奇跡的!すぐにもdisbandさせたいところですが、まだお客さんが88名乗っているので上陸させてからでないとdisbandできません。

護衛戦闘機のいない陸攻に雷撃を許してしまった主な原因は、Rotiにまだレーダーがないことだと思います。見張り員が陸攻を見つけたのは攻撃の9分前で、迎撃に向かった22機の戦闘機全部が間に合ったわけではありませんでした。それにしても、貨物船、客船がひしめきあって揚陸作業を行っているクーパンではなく、APDの方が狙われるとは。日本側のAI指揮官は、戦闘機の護衛がないことを考慮し、クーパンより配置戦闘機数の少ないRotiにいるTFをターゲットに選んだのでしょう。駆逐艦や巡洋艦にも兵員・物資搭載のスペースがあってFasttransport TFに組み込める日本側と違って、この時期の連合軍がFasttrasnport TFで輸送につかえる艦船はとても少なく、四本煙突形駆逐艦を改装したAPDは貴重な存在なのです。それが2隻も沈んだのですからショックです。でもよく考えてみると、たった1350トンしかないAPD Pillsburyが魚雷をくらってまだ浮いていたことの幸運に感謝すべきなのかも知れませんが。

きのう空挺作戦で奪還したWaingapoeには空襲も含め日本側の妨害はなにもありませんでした。このまま放置してくれるとありがたいのですが、今日マカッサルに目撃された戦艦2・重巡6のTFは艦砲射撃を狙っているのかも知れません。艦砲射撃が来るのだとしても、連合軍としては飛行艇・輸送機で兵員・サプライの増援を黙々と輸送するだけ。また、今日はディリの飛行場にLautemとダーウィンからB-17E Fortress 9機とB-25C Mitchell 33機が爆撃を行い、Airbase hits 22、Airbase supply hits 5、Runway hits 31の命中弾がありました。さらに今日はクーパンとLautemの飛行場の規模が同時に5になりました。マニュアル7.2.1.7 AIR UNIT TARGETS AND DESTINATIONSに
上記(訳注:省略)のペナルティを避けるには飛行場の規模が 4 + (Max load of aircraft / 6500)異常なければならない。端数は切り捨てられる。たとえば、A-20Aには規模4、B17-Eには規模5、B29には規模7の飛行場が必要だ。
とあるように、クーパンもLautemも四発爆撃機をペナルティ(normal range内の目標もextended rangeとして扱われ、爆弾数が減ったり、出撃による疲労の蓄積が多くなったりする)なしで運用出来るようになりました。このあたりでもっとも目障りなのはマカッサルなので、早速マカッサルの飛行場の爆撃に乗り出したいところですが、今日のところは見送ることにしました。理由その1、今日はマカッサルの戦闘機の数が112機と報告されましたが、昨日までは220機ほどという報告が続いていました。112機ならやれそうですがさすがに220機もいるようだとちょっと無理。理由その2、飛行場の規模による制限は配置できる機数にも影響します。規模1あたりエンジン数50個までが適正数で、それ以上の飛行機を配置すると多すぎることによるペナルティを受けます。規模5だと四発機62機ほど。それに加えてCAP用の戦闘機や哨戒用の飛行艇なども配置しなければなりませんから、規模5ではまだまだ小さいのです。

中国では引き続き重慶に空襲があり、九七重爆(Ki-21-Ic Sally) 25機による飛行場爆撃でAirbase hits 2、Runway hits 15の被害を受けました。今日は成都や地上部隊に対する空襲はありませんでした。もしかすると陸軍の爆撃機隊の主力を蘭印に移動させているのかも知れません。そんなわけで、たしかに空襲はありませんでしたが、それでもまだ成都の飛行場には大きなダメージが残っています。そこで、ひとつ気づいたことがあるのですが、昨日と今日とレドから成都への輸送機が飛んでくれませんでした。もしかして、ある一定以上のダメージのある飛行場へのサプライ空輸は出来ないんでしょうか?マニュアルにそんなルールの記載はなかったような気がしますが、常識からすると存在してもおかしくはないルールです。あした以降も飛んでくれないようならそういう仕様、ルールなのだと判断せざるを得ないでしょうね。でも、もし成都がダメだとしても、レドから飛べる中国の根拠地は保山だけ。保山と重慶を結ぶ道路は日本軍に不法占拠されていますから、援蒋物資は届きません。最終、9月18日の空輸量は201トンと大した量ではありませんが、それでも二階から目薬くらいの効果はあったはずなので、重慶陥落はますます早まりそうです。

ビルマでは、9月14日にラングーンとマグエを結ぶ鉄道線上のヘクスでの戦いに9月14日に敗北して後退中の英軍部隊に、ラングーンからの空襲が続いています。今日は九九双軽(Ki-48-Ib Lily) 31機と九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 27機の爆撃で、device 1個が破壊され30個がdisabled(負傷・故障)となりました。この部隊が叩かれるのはやむを得ないのですが、気になるのはその北東のヘクスに日本軍地上部隊が前進してきたことです。連合軍はアキャブから続く海岸道を進んで、ラングーンの手前のBasseinにむけ進軍中です。この攻勢を元から絶つため海岸道のヘクスの占拠を狙っているのかも知れません。いちおうPromeに隣接するヘクスにはそれなりの兵力を残してあるのですが、途中の森林ヘクスは手薄というか全くお留守だったので、対策を講じないと。

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