2015年11月16日月曜日

メナド奪還

1943年5月23日、やはり日本の軽巡がビマにやってきました。昨日の偵察機の報告では4隻でしたが、実際には軽巡川内、那珂と駆逐艦萩風の3隻でした。迎え撃つのは6隻のアメリカ海軍駆逐艦で、双方ともに1万1千ヤードで相手を視認し、連合軍TFを指揮する駆逐艦DunlapのColhauer, A.U.艦長はcrosses the 'T'を指示しました。数が多いし大いに期待したのですが、結果はDD DunlapとCaseの2隻(ともに1450トン、VP 6)が軽巡の砲弾により沈没し、日本のTFは川内に砲弾4、那珂と萩風に各1命中しただけの敗戦に終わりました。昨夜はmoonlight 82%と明るく、レーダーの優位を発揮できなかったことと、Mahan級5隻や旧式のFannning 1隻ではだめということかもしれません。小スンダ列島方面にもフレッチャー級を配置すべきなのかも。

海戦に時間を消費し、日本のTFはビマを砲撃することなくスラバヤに帰還しました。日本側の意図をくじいたという点では作戦の目的は達せられたのですが、駆逐艦2隻の損失は大きすぎます。スラバヤにはもう一つ別のTFがいるので、もしかすると今晩にもまたやって来るかも知れません。ただ、来るとしたら目的地はビマではなくデンパサールになると思います。というのも、デンパサールの飛行場が今日ちょうど規模5に達しました。またこれまで砲撃による地上撃破を怖れてデンパサールには飛行機を配置していなかったのですが、今日だけ臨時でドーントレス1個飛行隊を派遣しました。海戦により損傷し落伍した日本艦にとどめを刺すことが目的だったのですが、それは実現せず、かえって日本側の艦砲射撃を誘うだけになってしまったような気がします。

連合軍側ではWaingapoeから9機のB-24D1 Liberator 9がスラバヤを訪問しました。10機の二式戦(Ki-44-IIc Tojo)がCAPしていましたが、そのうちの2機を撃墜し、地上でもRunway hits 2と天山(B6N2 Jill) 1機撃破の戦果をあげることができました。また夜が明けるとアンボンから21機のB-25C Mitchellがケンダリーに向かい、Airbase hits 7、Runway hits 23のダメージを与えています。

きのう上陸を果たしたメナドには、重巡 3隻(San Francisco、Astoria、New Orleans)と軽巡 2隻(Santa Fe、Danae)が砲撃を加え、守備隊のdevice 6個破壊34個disabledとAirbase hits 3、Airbase supply hits 3、Runway hits 21、Port hits 7、Port supply hits 3のダメージを与えました。その後の陸戦フェーズではDeliberate attackを実施しました。素のAVは144:45でしたが、守備隊に混乱・準備不足・経験不足・サプライ不足などの修正がつき、修正AVは105:7。戦闘工兵が防御施設を破壊して規模0にし、オッズ比15:1ですから快勝です。1個師団もつぎこんで楽勝かと思っていたアンボンに手こずった記憶が新しいので、それよりずっと少ない兵力しか上陸させていないメナドをこんなにあっさり奪還できるとは予想外でした。4ヘクス南東のテルナテは飛行場の規模6が上限ですが、メナドは規模9まで拡張可能なのでこれからに期待しています。でも、これまでの連合軍の艦砲射撃と爆撃で滑走路に72、飛行場サービス施設に83、港に46のダメージがあるので、まずはこれの修理を始めなければなりません。

ミンダナオ島に対してはテルナテから9機のB-17D Fortressがカガヤンの夜間空襲にむかい、飛行場にAirbase hits 1、Runway hits 5のダメージを与えるとともに、百式司偵(Ki-46-II Dinah)と天山(B6N2 Jill)各1機を地上で撃破しました。そして昼のフェーズではやはりテルナテから45機の四発爆撃機(B-17E Fortress 12, B-17F Fortress 12, LB-30 Liberator 9, B-24D Liberator 12)がダバオの飛行場を爆撃し、Airbase hits 31、Airbase supply hits 7、Runway hits 93と大きな戦果をあげています。CAPがいないだけでなく、ダバオには爆撃を妨害する存在である高射砲が配備されていなかったのでしょうね。日本側はあいかわらずセブ島に百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 25機での空襲を続け、Airbase hits 3、Airbase supply hits 1、Runway hits 12の被害が出ました。いまのところ、セブを助ける手立てはありません。

ビルマではアキャブから9機のLiberator IIがマグエの夜間空襲にむかいました。10機の二式戦(Ki-44-IIa Tojo)がCAPしていましたが、Airbase hits 2、Runway hits 3と二式戦(Ki-44-IIc Tojo) 3機を地上で撃破することができました。

昼のビルマの空は日本側が優勢で、メイクテーラの連合軍地上部隊に九七重爆(Ki-21-IIa Sally) 27機と百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 118機が来襲しました。連合軍地上部隊のdevice 36個がdisabledになるとともに、飛行場にもAirbase supply hits 1、Runway hits 18の命中弾がありました。この飛行場に対する爆弾の命中は不思議です。前ターン終了時(コマンド入力時)、メイクテーラの支配権は日本側にあり、守備隊がいなかったため今日のリプレイの冒頭で連合軍側支配になりました。前ターンのコマンド入力時にはメイクテーラ飛行場への爆撃を指示することはできなかったはずと思うのですが、どうなっているのか。なお、今日の空襲では九七重爆 5機(対空砲で2機、Ops loss 3機)と百式重爆 14機(対空砲で13機、Ops loss 1機)が失われています。来襲した145機のうち15機がメイクテーラ上空で撃墜されたわけですから、対空砲火の厳しかったことがうかがえます。その対空砲火によって、地上部隊を狙ったはずが誤爆して飛行場に命中してしまったということなのでしょうか?これ、自軍支配の飛行場に誤爆するような仕組みまで備わっているようだと立派ですが、そこまで作り込まれているでしょうか?そういった光景を目にした経験がないので不明です。

さらにToungoo南の連合軍部隊にも百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 23機による空襲があり、device 3個がdisabledになりました。その後の陸戦フェーズでは日本側からDeliberate attackがあり、修正AV 2774:1の大差で敗北です。日本側の北上を防ぐ手立てはありませんが、こういった大軍にフィリピンやジャワ、スマトラの防備を固められるより、ビルマの奥地に向かってくれる方がありがたいと考えることにします。

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