2015年11月27日金曜日

マカッサルの海空戦で大敗

実は問題が解決していなかったことが判明しました。きのうはWitP AEが立ち上がるようになったことだけを確認して満足していたのですが、今日送られてきたセーブファイルを開こうとすると”Saved Game Failed to Load!”と表示されて開くことができません。仕方がないので、きのうインストールしたCドライブのWitP AEに、保存してあったベータパッチをあてて001ファイルを開いてあててみました。最後にあてたベータパッチを保存しておいたつもりだったのですが、PWHEXファイルが違ってると警告されました。なんとかリプレイをみることはできましたが、その後に確認してみると手元にあったベータパッチをあてたものと、これまでのDドライブのWitP AEを比較するとバージョンが異なっていました。このまま続けると必ずSync bugが起きると思われます。現在、対策を協議中です。

そんな状態で見物した1943年5月31日のリプレイ。まずは連合軍の重巡3隻(Sussex、Quincy、Astoria)がホロ島を砲撃しました。戦果はAirbase hits 6、Airbase supply hits 2、Runway hits 4、Port hits 10、Port supply hits 2と満足できるほどの命中弾を与えてはいません。WitP AEのコンバットルーチンには収穫逓減の法則が仕込んであって、砲撃する軍艦の数を増やしてもそれに見合うほど戦果は増えないのかも知れません。また、守備隊に被害を与えることができなかったこともがっかりです。きっとホロ島の日本軍守備隊はすでにかなり堅固な防御陣地に籠もっているものと思われます。

ついで、Waingapoeからパトロールに出発した連合軍駆逐艦6隻がマカッサルに到着したところ、きのう偵察機が存在を報告していた日本のTF(軽巡長良と特型駆逐艦4隻)がまだマカッサルにいて、海戦となりました。昨夜はmoonlight 3%だったのですが、快晴だったため視程は3万ヤードもありました。お互いに2万9千ヤードで相手を視認し、1万7千ヤードで戦闘が始まりました。結果は、日本の3艦に砲弾が1発ずつ命中し、駆逐艦吹雪(2090トン、VP 8)の沈没、響の火災発生、東雲の小破。連合軍は砲弾各2発命中した駆逐艦Mustinが激しく燃え、やはり2発命中とDraytonと1発命中のCushingにも火災が発生しました。でも、まあまあの戦いぶりですよね。ここまでは良かったのですが...

夜が明けてからマカッサルを連合軍の戦闘機 65機(P-39D Airacobra 25, Martlet II 15, P-40K Warhawk 25)がsweepします。久しぶりに日本側のCAPと遭遇したのですが、それも零戦(A6M5b Zero) 26機、紫電改(N1K1-J George) 24機、二式戦二型甲(Ki-44-IIa Tojo) 32機、二式戦二型乙(Ki-44-IIc Tojo) 121機の総勢で203機という大軍でした。前日のコマンド入力後、日本側がマカッサルにTFを前進させたのはCAPトラップを意図してのことなのかなとふと思ったのですが、CAPトラップがいたとしてもスラバヤからのLRCAPだからなんとかなるだろうと自分を安心させたのでした。

しかし今日のCAPはスラバヤからのLRCAPではなく、マカッサルに配置されている戦闘機でした。なので、空戦で燃料や弾薬がなくなっても、新手がすぐに上昇してきてちっとも数が減りません。sweepの65機もその後に到着した36機のB-24D1 Liberatorも散々な目にあい、合計で63機も失うこととなりました。日本の損失はわずか36機と飛行場にAirbase hits 1、Runway hits 17の被弾のみで、それに対し連合軍側は高価な四発爆撃機を24機も失ったわけですから大敗です。リプレイ後に確認してみるとマカッサルにはまだ戦闘機186機、爆撃機82機がいるそうです。でも偵察機はairfield damage 100、port damage 48と報告しているのですが、それでもあんなに多数の戦闘機を運用できるとは。この数字はちっともあてになりませんね。

その後、海戦で損傷した連合軍駆逐艦をマカッサルから66機の九九艦爆(D3A1 Val)が襲います。スラバヤからの空襲はあるかと思っていましたが、まさかマカッサルから飛び立つことができるとは。この空襲により、前夜の海戦ですでに大火災を起こしていた駆逐艦Mustin(1570トン、VP 6)に250kg爆弾が3発命中し沈没。また駆逐艦Cushingにも2発が命中してSys 98, Flt 56(28), Eng 26(3), Fire95と浮かんでいるのが不思議なくらい。やはり2発命中のMahanはSys 37, Flt 32(14), Eng 14(1)とかなり微妙。そして1発命中のDraytonもSys 48, Flt 72(42), Eng 5, Fire 5と大破でこのフネは明日も空襲を受けることになるでしょうからダメでしょう。

連合軍はディリを双発爆撃機 12機(Beaufort V 6, Beaufort VIII 6)で空襲しましたが、激しい嵐のためか命中弾なし。またアンボンからケンダリーの飛行場を28機のB-25(B-25C Mitchell 14, B-25D1 Mitchell 14)が爆撃し、Airbase hits 1、Airbase hits 3、Runway hits 19。このケンダリーもこれまでは護衛戦闘機なしで空襲できましたが、マカッサルに日本の戦闘機が常駐するとなるとそうはいきません。このゲーム、戦闘機の数的には日本側の方がずっと潤沢に使える仕様になっているのですが、マカッサルが復活するとなるとどう対処していいのやら。まったく困りました。

ビルマではアキャブに今日も18機の九七重爆(Ki-21-IIa Sally)による空襲がありました。CAPの指示をしてあったはずなのですが、なぜか飛んでくれず、 Airbase hits 2、Airbase supply hits 1、Runway hits 16と地上でLiberator IIとCatalina I各1機が破壊されてしまいました。そして、ペグー南東の連合軍部隊にも25機の百式重爆(Ki-49-IIa Helen)による空襲がありましたが、こちらは大きな被害はありません。

一方、連合軍は16機のBlenheim IVでTaung Gyi南方の日本軍部隊を爆撃する計画を建てていました。いるかなと思ってはいたのですが、やはり二式戦(Ki-44-IIc Tojo)が42機もCAPしていました。ブレニムは出撃機の半数の8機が撃墜され、戦果なく引き上げることになりました。ただ、この空襲の主な目的はこのヘクスにどんな日本軍部隊がいることを確認することだったので、そういう意味では充分に目的は達せられました。ここにいるのは一木支隊です。Taung Gyiの連合軍が南下すればなんとか蹴散らして日本側のビルマ中部平原包囲網の一角を食い破ることができるのかも。

ずっと放置状態の東部ニューギニアですが、ラエを訪れた日本のコンボイをTerapoから午前と午後の2波、合計で6機のPBY-5A Catalinaが攻撃しました。午前の3機は戦果なく引き上げましたが、午後の攻撃ではxAK Daifuku Maruに魚雷を1本命中させることができました。沈没には至っていないようですが、火災の発生が目撃されています。このTerapoのカタリナはSearch 50%、Rest 50%で哨戒飛行をさせていたつもりなのですが、Primary missionがNaval searchではなく、Naval attackになっていました。searchとrestを合計すると100%になるので雷撃に送り出せる機体はないはずですが、要領のいいAI指揮官がなんとか3機ずつを都合して攻撃を成功させてくれたのです。PCは不調になるし、WItP AEはうまく動いてくれないし、ビルマは席巻されそうだし、マカッサルの日本軍が復活して海空で大敗するしで、楽しくて当然のはずのゲームでなんでこんなに苦労するのかと今日は本当に投げ出したくなりましたが、このカタリナの攻撃は悲報続きの今日のリプレイの中で唯一の明るいニュースであり、不出来な親を心配するかのような孝子の存在のありがたさを感じさせてくれる場面でした。

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