昭和18年5月の成績ですが、沈没した艦船はご覧の通り。日本側は先月に引き続きすべてが潜水艦による被害で、沈没数は先月の13隻よりも増えて15隻で2日に一隻のペースです。先月は小笠原近海で沈められる貨物船が多かったのですが、今月は豊原・稚内航路が集中的に狙われました。まだ昭和18年半ばなので、連合軍も日本のシーレーンに常時はりつけておけるだけの数の潜水艦を保有してはいないのでしょう。また対潜哨戒機とASW TFもパトロールしていますから、連合軍側としては多くの場所に潜水艦を少数ずつ配置するよりも、まとめて配置する方針をとっているのだと思います。そのため、潜水艦がまとめて配置された場所で集中的に沈められちゃってるんでしょうね。日本側としても、シンガポール・香港・上海・福岡航路には大型貨物船・大型タンカーを配船していますが、より危険度の高い豊原・稚内航路、横浜・サイパン・トラック航路には、燃費には目をつむって小さな貨物船を就航させています。なので沈没した船もVP 10以下の小さなものばかりでした。
連合軍側の沈没船のトップには、5月3日にベンガル湾で九六陸攻が雷撃したR級戦艦4隻の名前が並んでいます。沈没してくれていればうれしいのですが、本当のところは良くて1隻、きっと0隻なのではと思います。日本側の潜水艦もそこそこ活躍して5隻を沈めましたが、小さな船ばかり。アメリカ西海岸からオーストラリアにむかうコンボイには大型船が含まれているますが、遭遇しても攻撃させてもらえないか、攻撃できても護衛艦艇しかねらえず魚雷がはずれなどという事態ばかりです。連合軍潜水艦の沈没は8隻報告されていますが、このうちSS KIX(リプレイとコンバットリポートではSS KVIIだった)とSS Tarpon(リプレイとコンバットリポートではSS Wahooだった)の2隻は沈没確実ですが、その他の6隻はまあ沈んでいないでしょう。それと先日のエントリーでも触れましたが、TK A.C.Rubelは衝突による沈没となっていました。
飛行機の損失数は連合軍側310機に対し日本側552機と大差で、先月の480機対542機に比較するとかなり差が開いてしまいました。日本側も夜間空襲の時期にビルマ中部の飛行場から戦闘機を撤退させるなどの工夫をしたのですが、連合軍側が無理な空襲を企画せず大きな損失を出さなかったことがこの結果につながったんだと思います。
パイロットの死傷はKIA 171名、WIA 74名、MIA 34名で 、だいたい例月通りでした。
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