昭和18年5月30日、ビルマへの爆撃はなく、マンダレーに戦闘機77機のsweepがありました。午前は戦闘機43機(F4U-1 Corsair 30, Hurricane IIc Trop 13)がsweepして、メイクテーラの二式戦(Ki-44-IIb Tojo) 18機が迎撃。午後にはSpitfire Vc Trop 34機のsweepに対して、二式戦 15機が迎撃しました。スコアは二式戦 14機の損失に対して、連合軍戦闘機は10機(F4U-1 Corsair 5, Spitfire Vc Trop5)の損失が報告されていました。数的に優勢な連合軍の新型戦闘機を相手にこのスコアなら善戦した方だと思います。迎撃した戦闘機の数が少ないので、リプレイのあとに戦闘機隊への指示を見直してみたところ、マグエの2個戦隊への指示がrange 0と1になっていました。前日のTaung Gyiへの空襲の後に、疲労した戦闘機隊を後方に下げ、新手をマグエに移動させたのですが、その際にrangeの変更すべきなのは忘れてしまっていたのでした。この指示がきちんとしていれば、迎撃した二式戦の数はもっと多かったはずで、スコアももう少しましになっていたでしょう。連合軍としては、今日のsweepで日本側の戦闘機戦力を知ることができたので、今日は休ませてあった爆撃機を明日以降、メイクテーラかマグエに向かわせるのではと思います。
前日、中国の柳州で多数の二式戦と九七重爆・百式重爆が撃墜されました。しかし今日も懲りずに柳州への空襲を実施しました。今日は前日とは違い、きちんとsweep役の二式戦(Ki-44-IIa Tojo) 19機が先行してくれました。柳州上空には8機の連合軍戦闘機(P-40E Warhawk 4, F6F-3 Hellcat 4)だけだったので、二式戦に被害なくP-40E Warhawk 4機とも撃墜することができました。その後に二式戦 13機の護衛で百式重爆(Ki-49-IIa Helen) 31機が爆撃し、Airbase hits 15, Airbase supply hits 10, Runway hits 28で、前日とは違って迎撃戦闘機に邪魔されることがなかったので、多数の命中弾を得ることができました。今日の偵察機の報告によると、連合軍戦闘機は柳州から2ヘクス離れた桂林にいるようです。前日29日には柳州へのLRCAPを指示してあったので多数が柳州上空で迎撃することができたのでしょう。連合軍としては今日も柳州への爆撃があるとは思わず、それよりも戦闘機隊のいる桂林への爆撃を予想して、LRCAPは0%、CAPのrangeを2に設定したので、今日のような空戦になったんだと想像します。
目立った戦闘はこのくらいですが、ほかに2つほど気になったことがあります。ひとつはリプレイ中に表示された、TF 313 snooped by Allied Recon at 114, 138 near Lungaという表示です(オペレーショナルリポートとコンバットイベントの書類にも、この夜の偵察があったことが記載されていました)。TF 313というのは特設掃海艇 1隻だけのTFで、ずっと前から魔除け(連合軍の潜水艦敷設機雷よけ)のお守りとしてルンガ港をパトロールする設定でここにいます。SSでお分かりのようにこの文章が表示されたのは夜のフェーズでした。夜のフェーズに偵察機を飛ばすことに意味はあるのでしょうか?レーダーを装備した機種でも、夜は写真を撮れないだろうし。夜の偵察任務として思い当たるのは、艦砲射撃の弾着観測です。昼のフェーズにもルンガに接近中の連合軍TFは発見されませんでした。でも、どこかの港を出港してルンガに向かいつつある艦砲射撃TFがあって、指示出し忘れのないよう出港時からその艦載機にルンガへの夜間偵察を指示してあって、しかもその偵察を指示された機種の航続距離がかなり長くて、日本側の哨戒圏に入る前に夜間偵察をしてしまったというようなことはないでしょうか?疑心暗鬼が過ぎるでしょうかね。
前日29日に伊2潜の雷撃したxAP George H. Williamsが沈んでいないかなと期待しながら沈没艦のリストをみたところ、それとはぜんぜん別のTK A.C. Rubel(VP 31, 10950トン)が衝突により沈没したと報告されていました。沈んだところは103, 171で、シドニー行きのコンボイが日本の潜水艦を警戒して直航せず、少し南側に迂回してみたと考えれば、おかしくないところです(そのわりにはこの171のラインに配置されているご覧の2隻の潜水艦はちっとも連合軍コンボイに接触しませんが)。これまでにも連合軍駆逐艦が衝突で沈没したという報告を見た記憶がありますが、1万トンを超える大きなタンカーまで衝突で沈没してしまうことがあるんですね。連合軍側諜報部が日本側を欺くために流したガセネタではないのだとしたら、これには驚きです。
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