2013年5月29日水曜日

ダーウィン以外は静かな一日


6月7日のリプレイをみてお相手の方もbloody dayと感想を述べていましたが、私も同感です。前日の激しい戦いのせいで、昭和18年6月7日の空の戦いは低調でした。しかしオーストラリア西北のダーウィンには今日も四発爆撃機44機(B-17E Fortress 7, B-17F Fortress 12, B-24D Liberator 19, B-24D1 Liberator 6)が飛来しました。零戦52型(A6M5b Zero) 9機が迎撃しましたが、爆撃を妨害する効果はどれだけあったんでしょう。連合軍はダーウィンを近々攻略できると考えているようで、ダーウィン奪還後すぐにでも飛行場を利用できるよう飛行場は爆撃せず、地上部隊だけを爆撃しています(ダーウィン奪還が近いというこの連合軍の目論みは正しいと、私も思います)。今日の爆撃で兵員7分隊とその他のdevice 26がdisabledになってしまいました。
Ground combat at Darwin (76,124)
Allied Deliberate attack
Attacking force 47894 troops, 716 guns, 820 vehicles, Assault Value = 1362
Defending force 14106 troops, 166 guns, 139 vehicles, Assault Value = 336
Allied adjusted assault: 203 
Japanese adjusted defense: 733 
Allied assault odds: 1 to 3 (fort level 5) 
Combat modifiers
Defender: forts(+), experience(-)
Attacker: supply(-)
Japanese ground losses:
      1645 casualties reported
         Squads: 22 destroyed, 109 disabled
         Non Combat: 1 destroyed, 23 disabled
         Engineers: 1 destroyed, 21 disabled
      Guns lost 32 (4 destroyed, 28 disabled)
      Vehicles lost 4 (1 destroyed, 3 disabled)
Allied ground losses:
      856 casualties reported
         Squads: 9 destroyed, 175 disabled
         Non Combat: 1 destroyed, 22 disabled
         Engineers: 1 destroyed, 18 disabled
その後に連合軍からdeliberate attackがあり、コンバットリポートにはこんなふうに報告されていました。修正AV203対733、オッズ比1対3ですから、1対2だった前日よりオッズ比は日本側に有利になっています。しかし、前日は破壊・disabledになったdevice数が連合軍側の方が多かったのに、今日は日本側の方が多くなってしまっています。連合軍側にサプライ不足の修正がついているのにこれですから、ダーウィン陥落は時間の問題、よくもってあと数日のようです。

そう考えると、ダーウィンに7万トン以上も備蓄したサプライのことが悔やまれます。陥落時に量が減るとしても、このうち数万トンは連合軍の手に落ちることになるでしょう。ダーウィンは、シドニーやパースから陸路でサプライが充分に輸送されて来ることが期待できず、海路でサプライを輸送しなければならない場所です。チモール島クーパンからの空襲圏内をコンボイが航行するのは危険が伴いますが、数万トンのサプライが日本側から入手できれば、その危険を冒さずに済み、安心して四発爆撃機を運用する飛行場をダーウィンに前進させることができてしまうわけです。振り返ってみると、過去しばらくの間、ダーウィンにサプライを運び込むコンボイがそれほど邪魔されなかったことも、連合軍の深謀遠慮によるものだったのかもしれません。

話は変わりますが、ダーウィンにいる歩兵3部隊の今日の陸戦による被害状況をチェックしてみました。舞鶴第3特別陸戦隊は昨日と同様に大きな被害を受け、健全な歩兵分隊はあと1を残すのみ。ま、これは昨日もあの有様だったので、しかたのないところ。驚いたのは38師団の片割れ2つの被害の程度がまったこと違ったことです。38th/A Divisionの方はOOBの2%が破壊され、40%がdisabledになり、生き残っている歩兵分隊 108のうち健在なのは29だけです。それに対して、38th/B Divisionの方はまったく被害を受けていませんでした。この2部隊はもともと同じ38師団に由来します。ただ、分割されてからの経験の違いか、38th/A Divisionのexpは81で38th/B Divisionは83で後者の方が上ですが、それぞれの指揮官のLand値は71と69で、あわせるとほぼ同じ能力だと思います。これまで個々のユニットの陸戦の被害について細かく見たことはなかったのですが、このゲームの陸戦解決エンジンはこういう振る舞いをするってことなんでしょうね。

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