1941年12月27日、ラングーン付近で対潜パトロールをしていたTFが九六陸攻 13機に雷撃され、PG Lawrence, PG Clive(ともにVP 4, 1320トン)の2隻が沈没してしまいました。ビルマ北部にサプライを蓄えておこうと考え、カルカッタからサプライを積載した多数の小型貨物船をAmphib TFに仕立ててラングーンに向かわせています。それぞれに護衛の艦艇をつけたいのですが、この時期には対潜艦艇の数が圧倒的に不足していていて、やむを得ず独航させています。これら貨物船の航行状況はずいぶん前から日本の哨戒機(おそらくバンコクに配備された陸攻)に発見されています。潜水艦を送り込まれるのが嫌で、ラングーンのハドソンに対潜哨戒を指示し、ASW TFをパトロールさせていました。哨戒しているのが陸攻ですから、雷撃に来ることも充分に予想されていましたが、ラングーンのCAPがなんとか対処してくれるだろうと楽観していました。今日も確かにH81-A3(P-40のフライングタイガース向け) 15機が迎撃に向かってはくれました。しかし、PGが陸攻を発見したのは雷撃のわずか1分前で間に合いませんでした。ラングーンにはレーダーがありますが(これを書いたあとで確認してみたらありませんでした)、PGにはレーダーが装備されていないことが今日の悲劇につながったようです。
マレー半島東岸、シンガポールの東方沖でCA ExeterとCL4隻のTFが伊154潜と遭遇しました。先にみつけたので雷撃されることはなかったのですが、技量不足のためか爆雷攻撃を行うこともできませんでした。これはこれで仕方のないことですが、問題なのは、この位置に連合軍のTFがいることが日本側にばれてしまった点です。なぜここにやってきていたのかというと、コタバルを艦砲射撃しようかと思っていたのです。今日はなかったのですが、数日前からシンガポールの飛行場に空襲が続いていて、日本機はコタバルからやってきているようだったので。でもここで発見されてしまったということは、日本側もそれなりに警戒するでしょうし、ラングーン近海で陸攻の実力を見せつけられたばかりでもあるし、コタバル艦砲射撃は断念しました。日本側をびっくりさせるために出かけていって、巡洋艦を沈められるんじゃ割に合いませんからね。
南東方面ではニューアイルランド島のNamatanaiが占領されました。Namatanaiはラバウルの東隣のヘクスですが無防備でした。それにしてもラバウルの占領ではなくて、なぜこんなところにやってきたんでしょう?これまでラバウルに偵察機が飛来したことはないので、ラバウルも無防備だということに日本側が気付いていないからなのかもしれません。でもこのNamatanai占領で、隣りのラバウルが無人なことに気付くことになるでしょう。米豪軍はなんとかポートモレスビーを防衛できないか検討中です。
今日もルソン島のクラークフィールドで日本側から陸戦を仕掛けられました。前日までのDeleberate Attack・慎重な攻撃とは違って、今日はShock Attack・強襲だったので、きっと日本側としては今日で決めてやると意気込んでいたものと思われます。その意気込みに応えて日本の工兵は陣地のfortificationを1から0に低下させましたが、修正オッズ比は1:2と前日の1:1より日本側不利になっていて、防衛に成功しました。deviceの損害も日本側は破壊 69, disabled 591に対して米比軍は破壊 27, disabled 364と日本側の方がだいぶ多くなっていました。戦闘後に米比軍の工兵が陣地の修理を行い、fortificationは1の36%まで回復していました。今日の強襲の影響で日本軍部隊にはかなり疲労と混乱が生じたでしょうから、次回の攻撃は数日お休みした後になるでしょう。日本側はforitification増強の妨害のために飛行場を空襲しようとはしていませんから、その頃にはfortificationを3まで復帰させることもできるかもしれません。少なくとも年内にクラークフィールドが陥落する心配はなくなったようです。
中国では洛陽の南西のヘクスで野戦があり、日本の戦車聯隊3個に中国軍3部隊が一蹴されました。日本側は着々と華北平原の掃討を進めています。また西安南東の森林ヘクスでも前日に引き続いて日本側からdeliberate attackを仕掛けられました。ここはもうダメなんじゃないかとかなり心配していたのですが、 修正オッズ比は1:2と前日の1:1より日本側不利になっていて、防衛に成功しました。しかしdeviceの損害は日本側が破壊 5, disabled 174に対して中国軍は破壊 23, disabled 423と中国軍の方がだいぶ多くなっています。中国軍は弱兵ぞろいですし、日本側の援軍もやって来るでしょうから、このヘクスまだまだ安心はできません。中国側は延安を出発した中共部隊が明日西安に到着します。このゲームでの国共関係はすこぶる良好なので、この中共部隊(この頃から人民解放軍と呼ばれていたのでしょうか?)を応援に差し向けることになりそうです。
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