2013年7月29日月曜日

機体のfatigue値とメンテナンス



Does plane fatigue reduce in training?というスレがありました。訓練だけを任務としている飛行隊が使用している機体のfatigue値がどうなるかという疑問で始められたスレです。何人かレスをつけていますが、勉強になったのはこのフォーラムで、歩くWitP AEルールブックのようにみなされているAlfredさんのレスです。各機種にはSR(整備しやすさ値)ごとに違ったメインテナンス値が割当られていて、整備にまわされる頻度が異なるということを初めて知りました。
1. 飛行機には100ポイントの基礎メインテナンス値が設定されている。
2. ある機種のメインテナンス値は以下の式から産出される
  (raw maintenance index)/(Service Rating)
  基礎メインテナンス値/整備しやすさ値
例えばB-17DのSR(整備しやすさ値)は4なのでメインテナンス値は25になる。SRが2の単発戦闘機のメインテナンス値は50になる。
3. ある機体がその機種のメインテナンス値を上回ると、機体が運用からはずされ、整備員による整備にまわされる可能性がある。
4. 飛行隊に予備の機体があれば、損傷している機体は自動的に整備にまわされ、予備機が使われる。
5. 整備にまわされた機体には、機体のfatigue値を下げる整備も実施される。
6. 訓練だけを任務としている飛行隊も機体を使用する。機体のfatigueに関しては、訓練任務でも敵地への出撃任務と同様のルールが適用される。
7. 休養中の飛行隊(まったく任務についていない)と訓練中の飛行隊とを混同しないこと。また充分な数の整備員(aviation support)を用意することと、飛行場のオーバースタックを避けることも重要だ。

バタビアのB-17DのPLANES画面を開くとこんな感じ。たしかにメンテナンス値が表示されていました。また別の機種、ラングーンのH81-A3のPLANES画面をみると、fatigue値がメンテナンス値を超える機種が運用中なのをみつけました。「 ある機体がその機種のメインテナンス値を上回ると、機体が運用からはずされ、整備員による整備にまわされる可能性がある」ということなので、必ずしも即座に整備にまわされるわけではないのですね。Alfredさんの指摘した諸点はマニュアルに書かれているわけではなく、このPLANES画面を眺めて得た知見なのかなと思います。見る人が見ると、この画面からでもいろいろとゲームの仕組みを推測できるわけで、まったく感心しました。


0 件のコメント: